光回線10ギガプラン徹底比較｜実測速度・料金・提供エリアで選ぶおすすめ10社【2025年最新】

現在のインターネット速度に不満があるなら、光回線10ギガプランへの乗り換えを検討しましょう。

オンラインゲーム・リモートワークなどの大容量データ送受信や、インターネット機器類が増えた場合、スムーズに通信するには光回線10ギガが最適です。

「本当に10ギガ回線が必要なのか」迷っている方は、5つの質問でおすすめのプランがわかるチャートを利用してみてください。

以下に当てはまる場合は、光回線10ギガプランへの変更のタイミングだと判断してよいでしょう。

この記事では、主要10社の10ギガプランを比較し、料金・速度・エリア対応状況をわかりやすく解説します。

「10ギガプランの料金が高いのでは」と心配な方は、1ギガプランよりも安い10ギガプランをぜひチェックしましょう。

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光回線1ギガとの比較から10ギガ回線がおすすめな人

光回線10ギガプランは、夜間など混雑する時間帯でも速度が落ちにくく、常に安定した回線環境を求める方にも最適です。

1ギガ回線の通信速度や安定性に満足できない場合は、10ギガ回線への変更で環境が改善できる場合が多くあります。

10ギガの光回線がおすすめな人の、3つの特徴について解説します。

オンラインゲームや高画質動画視聴を頻繁に利用する

アプリやゲームのアップデートなどで大容量のデータをダウンロードしなければならない場合でも、10ギガであれば素早く完了できます。

10ギガは実測の平均速度（下り）が1ギガより2~5倍ほど速いので、容量の大きなデータもすぐにダウンロードできます。

1ギガと10ギガで、100GBのファイルをダウンロードできるまでにかかった時間を比較してみました。

回線速度	ファイルサイズ100GB ダウンロード時間
10ギガ （フレッツ光クロス）	11.4分
1ギガ （フレッツ光ネクスト）	49.38分

仕事で大きなファイルを取り扱う方やアプリのアップデート、ゲームのダウンロードを頻繁にする人は、10ギガの光回線に変更すると快適になります。

複数人で同時にインターネット接続する

複数端末での同時接続や、夜間など混雑する時間帯での接続でも通信速度が落ちにくいため、ストレスのない快適なネット環境を手に入れたい人におすすめです。

インターネットの利用目的がWebサイトの閲覧やSNS程度であれば、1ギガプランでも十分快適に利用できます。

ただし、複数端末で同時にインターネット接続する場合は、1ギガに比べて10ギガ回線の方が安定します。

家族がパソコンやスマートフォンを同時に使うケースが多い家庭でも、読み込みが重たくなることが少なくなるでしょう。

時間帯によってインターネット通信が遅いと感じる

10ギガ	1ギガ
・帯域が広い ・容量に余裕があり通信が安定	・帯域が狭い ・混雑時に速度低下

夜間や休日など、アクセスが集中する時間帯に速度低下を感じる場合は、10ギガプランへの乗り換えを検討しましょう。

光回線1ギガは帯域が狭く、混雑の影響を受けやすいため、利用者が多い時間帯・地域では速度低下が起こる場合があります。

10ギガ回線は通信帯域が広いため通信容量に余裕があり、「動画が途切れる」「オンライン会議が不安定」といったストレスを軽減できます。

通信環境にストレスを感じる頻度が増えている方は、10ギガ回線への切り替えで通信環境が大きく改善できるでしょう。

帯域とは、通信における周波数の範囲のことです。帯域が広いほど一度に送信できるデータ情報量は多くなり、通信速度も速くなります。
※引用元：BBIQ

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光回線10ギガプランの比較【速度・料金・エリア別おすすめ】

光回線10ギガプランを選ぶ際は、「速度」「料金」「キャンペーン」「エリア」の4つの要素を総合的に比較することが重要です。

実測速度ではauひかりやNURO光などの独自回線が突出しており、混雑時間帯でも安定した通信が期待できます。

料金面では、GMOとくとくBB光やソフトバンク光が10ギガプランを月額0円から利用できる魅力的なキャンペーンを実施中です。

速度・コスパ・エリア対応を総合的に見て、自分の利用環境に最適な10ギガ回線を選びましょう。

実測速度ランキング｜超高速回線なら独自回線がおすすめ

光回線の10ギガプランを選ぶ際は、実際の利用環境下での実測速度を比較しましょう。

現在1ギガプランを利用中であれば、一般的に10ギガ回線への変更で実測速度は3～5倍となります。

光回線10ギガプランはどれも最大通信速度10Gbpsですが、実際の通信速度は回線の混雑状況や利用環境によって大きく変わります。

主要10社の実測速度を比較した結果、特にauひかりやNURO光のような独自回線は、通信経路が専用化されており混雑の影響を受けにくく高速であることがわかります。

オンラインゲームや動画編集など、速度を妥協したくないユーザーには独自回線系の10ギガプランが最適です。

月額料金ランキング｜月額0円で利用できる光回線がある

10ギガプランの月額料金は1ギガプランより高くなりがちで、月額相場は6,300円～6,500円です。

10ギガプランの月額料金がネックになっている場合は、月額料金割引で実際に負担する金額が少ない光回線を選びましょう。

現在光回線各社が10ギガキャンペーンを強化しており、GMOとくとくBB光やソフトバンク光では月額0円から10ギガを始められます。

▼GMOとくとくBB光の場合▼

利用 年数	10ギガプラン 年間総負担額	1ギガプラン 年間総負担額
2年間	43,932円 （実質：1,831円／月）	65,644円 （実質：2,735円／月）
3年間	106,500円 （実質：2,958円／月）	114,748円 （実質：3,187円／月）
5年間	249,060円 （実質：4,151円／月）	230,380円 （実質：3,840円／月）

10ギガプランの月額割引特典が利用できる場合は、1ギガプランを利用し続けるより、10ギガプランに変更したほうが実際の負担額が減る場合があります。

もし現在支払っている料金より安くなるなら、迷わず10ギガプランへ乗り換えをおすすめします。

5年間の利用シミュレーションでは、1ギガとの差額はほとんどありません。

また料金を比較する際は、月額料金だけでなくスマホセット割にも注目しましょう。

家族のスマホ利用料金が割引されるので、セット割の対象となるスマホキャリアに合わせて光回線を選ぶとさらにお得です。

スマートフォン	光回線
・au ・UQモバイル	・ビッグローブ光 ・auひかり ・eo光 ・コミュファ光
・ソフトバンク ・ワイモバイル	・NURO光 ・ソフトバンク光
ドコモ	ドコモ光
スマホセット割なし	・GMOとくとくBB光 ・GameWith光 ・フレッツ光クロス

ただpovoやahamoなど、格安sim・キャリアサブブランドを利用している場合はセット割が適用できません。

格安スマホを利用中の方は、5,000円台で10ギガが利用できるGMOとくとくBB光がおすすめです。

初期費用・キャンペーン比較｜高額キャッシュバックがあれば活用

10ギガ回線は高性能な分、開通時の初期費用が気になる方も多いでしょう。

実際に、10ギガ回線を利用するには新た10ギガ設備の工事が必要となる場合や、解約金が発生するケースもあります。

初期導入費用面で10ギガ回線の申し込みが後回しになっているなら、光回線の乗り換えキャンペーンを活用しましょう。

10ギガプランの場合、高額キャッシュバックが受け取れる事業者が多くあります。

受け取り条件や、受け取り時期を確認のうえ、メリットの大きい光回線を申し込みましょう。

10ギガ対応エリア一覧｜広範囲カバーしているのは光コラボ

光コラボ10ギガ提供エリア

光回線	提供エリア
GMOとくとくBB光	＜東日本＞ 東京・神奈川・千葉・埼玉・北海道・宮城・新潟・栃木・群馬・茨城・長野・福島・山梨・青森・岩手・秋田・山形 ＞東日本エリアの検索 ＜西日本＞ 大阪・和歌山・京都・奈良・滋賀・兵庫・愛知・静岡・岐阜・三重・広島・岡山・愛媛・徳島・香川・高知・福岡・佐賀・熊本・鹿児島・宮崎・大分・長崎 ＞西日本エリアの検索 ※フレッツ光クロスの提供エリアと同じ
ドコモ光
ソフトバンク光
ビッグローブ光
GameWith光
フレッツ光クロス

独自回線10ギガ提供エリア

光回線	提供エリア
NURO光	北海道・東北・関東・東海・関西・中国・九州（一部エリアを除く） >詳細はこちら
eo光	大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山・福井 ＞戸建て（eo光シンプルプラン）の提供エリア検索 ＞マンションの提供エリア検索
コミュファ光	愛知・三重・岐阜・長野・静岡 ＞戸建ての提供エリア検索 ＞マンションの提供エリア検索
auひかり	東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリア ＞提供エリア検索

光回線の10ギガプランは提供エリアが限られているため、お住まいの地域・建物が提供エリア内であるか確認が必要です。

とくにマンションでは、そもそも10ギガを利用するための設備が整ってない場合があるため、エリア内だったとしても事前問い合わせは必須と考えておきましょう。

フレッツ光クロスを基盤とする光コラボ（GMOとくとくBB光・ドコモ光など）は、NTT東日本・西日本の広範囲をカバーしており、全国主要都市で利用可能です。

一方NURO光やauひかりなどの独自回線は、速度性能に優れるもののエリアが限定されています。

光回線10ギガプランのおすすめ10選

ここからは10ギガプランを提供しているおすすめの光回線を、ランキングでご紹介していきます。

キャッシュバックなどお得なキャンペーンについても解説しているので、選ぶ際の参考にしてください。

1位 GMOとくとくBB光

GMOとくとくBB光 10ギガプランの基本情報
提供エリア	フレッツ光クロス提供エリア ＞東日本エリアの検索 ＞西日本エリアの検索
月額料金	5,940円 ※戸建て・マンション共通
初期費用	・工事費 　戸建て：26,400円 　マンション：25,300円 　→キャンペーンで実質0円 ・事務手数料3,300円
平均通信速度	下り：996.52Mbps 上り：931.39Mbps Ping値：11.6ms
契約期間	なし
解約金	なし
スマホセット割	なし
特典・キャンペーン	・全員対象70,000円キャッシュバック ・他社から乗り換えで 　→最大60,000円キャッシュバック ・オプション追加で 　→最大28,000円キャッシュバック

GMOとくとくBB光の10ギガプランは、6ヵ月目まで月額料金0円で利用できるため、1年目の支払い総額が1ギガプランと大差ありません。

契約期間や解約金もないので、10ギガの光回線を気軽に始めてみたい人に向いています。

なおスマホセット割はありませんが、基本料金は他社光回線より安めに設定されています。

他サービスでもセット割の対象にならない格安スマホを使っている人は、月額料金が安いGMOとくとくBB光がおすすめです。

2位 NURO光

NURO光 10ギガプランの基本情報
提供エリア	北海道 東北（宮城、山形、福島） 関東（東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬） 東海（愛知、静岡、岐阜、三重） 関西（大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良） 中国（広島、岡山） 九州（福岡、佐賀）（一部エリアを除く） ※2ギガは東北提供外 （東北エリアは10ギガのみ）※24都道府県 >提供エリアの検索
月額料金	戸建て：6,050円 マンション：4,400円
初期費用	・戸建て工事費：49,500円 ・マンション工事費：44,000円　 ・事務手数料3,300円
平均通信速度	下り：1478.59Mbps 上り：1270.98Mbps Ping値：12.5ms
契約期間	縛りなし
解約金	なし
スマホセット割	ソフトバンク：最大1,100円 ワイモバイル：最大1,650円
特典・キャンペーン	・戸建て 　→最大85,000円キャッシュバック ・マンション（集合住宅） 　→最大55,000円キャッシュバック ・オプション申し込みで 　→最大50,000円還元 ・乗り換え費用最大60,000円キャッシュバック

NURO光は月額料金が安いので、10ギガの光回線を長期で使っていきたい人におすすめです。

またセット割でソフトバンクのスマホが安くなるため、ソフトバンクユーザーはお得に利用できます。

NURO光の10ギガプランは通信速度を重視する人からの評判がよく、FPSやTPSジャンルのオンラインゲームとの相性もよい光回線です。

10ギガの中では総合的にもっともおすすめなので、どれを選べばいいかわからない方はNURO光を検討しましょう。

3位 ドコモ光

ドコモ光の10ギガプランは、6ヵ月目までワンコイン（月額500円）で利用できます。

7ヵ月目以降の月額料金は6,380円になりますが、ドコモユーザーの方はセット割によりスマホの利用料が割引されます。

また工事費が実質無料になる点や、GMOとくとくBBプロバイダからの申し込みで、高額キャッシュバックが受け取れる点もメリットです。

ドコモのスマホをお持ちの方で、10ギガをお得に使い始めたいならドコモ光を選びましょう。

4位 ソフトバンク光

代理店のGMOとくとくBB経由でソフトバンク光10ギガを申し込むと、50,000円の高額キャッシュバックと６ヵ月間の月額料金0円特典を併用でき、初年度は実質負担額0円で導入できます。

月額基本料金：6,930円×6ヵ月＝41,580円
ルーターレンタル：550円×6ヵ月＝3,300円
キャッシュバック：▲50,000円
工事費：実質0円
初年度：負担なし（5,120円のプラス）
※税込み※2025年12月時点

スマホセット割では、ソフトバンクとワイモバイルのスマホ利用料が割引されるので、いずれかのスマホを使っている人ならお得です。

Wi-Fiルーター選びや購入が面倒な人にもおすすめです。

＞ソフトバンク光の10ギガプラン実測値はこちら

5位 ビッグローブ光

ビッグローブ光10ギガのキャンペーンでは、高額キャッシュバックが魅力です。

2年間のキャッシュバックにより1年目の実質料金が安く、10ギガエリア内なら1ギガタイプより年間1万円以上お得に利用可能です。

auひかりの提供エリア外だった場合の選択肢として、ビッグローブ光を選べばauユーザーでもセット割を受けられます。

auやUQモバイルユーザーだけどauひかりの提供エリア外に住んでいる人は、ビッグローブ光の10ギガを検討するとよいでしょう。

>ビッグローブ光ユーザー100名の口コミ評判

6位 eo光（関西エリア限定）

eo光10ギガの戸建てプラン（eo光シンプルプラン）は、Webからの申し込みで1年間の月額料金が500円になります。

eo光は提供エリアが限定的ですが、関西エリアにお住まいならおすすめの光回線です。

2年目以降でも月額5,500円とNURO光（戸建てプラン）よりも安いため、戸建てで長期利用したい人にも向いているでしょう。

7位 コミュファ光（東海エリア限定）

コミュファ光10ギガは、東海地方と長野県にお住まいの方のみ利用可能な独自回線です。

高額キャッシュバックや、1年間の月額料金割引などお得なキャンペーンも実施中です。

特に戸建てプランのキャッシュバック額や割引額が大きいため、戸建てで利用を検討している人におすすめします。

ただし、キャッシュバック特典と割引特典は一部併用できないのでご注意ください。

またau・UQモバイルユーザーなら、スマホセット割を受けられます。

8位 auひかり

auひかりはKDDIが提供している独自の光回線です。

auひかりの10ギガプランの提供エリアは関東の一部に限られていますが、実測速度が最速クラスで安定しています。

GMOとくとくBB経由で10ギガプランを申し込めば、最大で114,000円のキャッシュバックをもらえる点も大きな魅力です。

スマホセット割を受けられるau・UQモバイルユーザーや、関東にお住まいの方にはauひかりをおすすめします。

なおマンションタイプの10ギガプランは提供されていません。

9位 GameWith光

GameWith光 10ギガプランの基本情報
提供エリア	フレッツ光クロス提供エリア ＞東日本エリアの検索 ＞西日本エリアの検索
月額料金	7,370円 ※戸建て・マンション共通
初期費用	・工事費：22,000円 　→キャンペーンで0円 ・事務手数料：3,300円
平均通信速度	下り：1460.35Mbps 上り：1454.83Mbps Ping値：14.9ms
契約期間	2年
解約金	7,370円 ※戸建て・マンション共通
スマホセット割	なし
特典・キャンペーン	・1ヶ月無料お試し ・10ギガ対象ルーター割引 　→7,370円割引で購入可能

GameWith光はプロゲーマーや配信者の方も利用している、オンラインゲーム向けの光回線です。

他サービスの10ギガプランより月額料金は高めですが、1ヵ月無料でお試しができます。

オンラインゲームが快適にプレイできるか興味のある人は、まずお試ししてみるとよいでしょう。

また10ギガに対応したルーターを割引価格で購入できるので、ルーター選びに悩む人にもおすすめです。

10位 フレッツ光クロス

フレッツ光クロスの基本情報
提供エリア	フレッツ光クロス提供エリア ＞東日本エリアの検索 ＞西日本エリアの検索
月額料金	東日本：6,050円＋プロバイダ利用料 西日本：6,930円＋プロバイダ利用料 ※戸建て・マンション共通
初期費用	・工事費：22,000円 ・契約料：880円
平均通信速度	下り：1477.14Mbps 上り：1626.86Mbps Ping値：15.88ms
契約期間	なし
解約金	東日本：なし 西日本：4,180円（光はじめ割クロス適用時）
スマホセット割	なし
特典・キャンペーン	なし

フレッツ光クロスは、光コラボ事業者へ光回線を卸売しているNTT東日本・西日本の提供する10ギガプランです。

光コラボ（光コラボレーション）事業者とは、NTT東日本・西日本から借り受けた光回線を、割引などの特典を付けた自社サービスとして提供している通信事業者のことです。
※引用元：総務省

大手の安心感はありますが、他の光回線と比較すると以下の理由があるためおすすめできません。

10ギガを使いたいなら、他の光回線を選ぶべきでしょう。

料金が高くても大手の光回線を使いたい人は検討してみてください。

光回線10ギガプランの注意点

10ギガの光回線にはデメリットや注意点もあります。

10ギガプランは通信速度が速い代わりに、1ギガプランよりも月額料金が高めです。

また、提供エリアも一部地域に限られているので、利用を考えている方は事前に確認しておきましょう。

そして10ギガの速度を最大限活かすには、ルーターやパソコンなども10ギガに対応していなければなりません。

加えてすでに光回線を利用していても、10ギガに変更する際には工事が必要な場合もあります。

10ギガ対応のルーターやデバイスでなければ通信速度を活かせない

機器	推奨環境
LANケーブル	CAT6A（カテゴリー6A）以上
ルーター	＜無線接続の場合＞ Wi-Fi6（IEEE802.11ax）対応 ＜有線接続の場合＞ 10GBASE-TのWAN/LANポート搭載
パソコン	＜無線接続の場合＞ Wi-Fi6（IEEE802.11ax）対応 ＜有線接続の場合＞ 10GBASE-TのLANポート搭載

10ギガの高速通信を活かすには、ルーターやデバイスも10ギガに対応している必要があります。

10ギガプランを契約しても、使用する光機器が対応していなければ10ギガの通信速度は出せません。

10ギガの速度を最大限に活かすなら有線接続がおすすめですが、パソコンが未対応の場合は10GBASE-T対応LANカードや、10GBASE-T対応の変換アダプターを購入して取り付ける方法もあります。

月額料金は1ギガプランよりも高い

10ギガプランの月額料金は、1ギガプランより1,000円ほど高くなります。

10ギガがおすすめな人にあてはまらなければ、高い料金を払ってまで10ギガにするメリットはありません。

利用を検討している方は、10ギガプランの比較ランキングでお得なキャンペーンについても紹介しているので、参考にしてください。

10ギガ提供エリアが限られている

10ギガプランの提供エリアは限られているので注意が必要です。

全国で提供されている光コラボ回線（ドコモ光やソフトバンク光）でも、10ギガプランの提供は一部エリアに限定されています。

申し込む前に、お住まいの地域が提供エリア内にあるか必ず確認しておきましょう。公式サイトで郵便番号やマンションか戸建てかを入力するだけで簡単に確認できます。

専用の工事が必要な場合がある

10ギガを初めて導入する場合、新規工事をしなければなりません。

また1ギガから10ギガにプラン変更する際も、10ギガ用の配線の新設や機器の交換が必要な場合があります。

基本的に10ギガを利用するには工事が必要と考えておきましょう。

なお新規契約の場合、工事費はキャンペーンで無料になるケースが多いです。

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光回線の10ギガ回線に関してよくある質問

最後に光回線10ギガに関するよくある質問をまとめました。

10ギガの実測速度は1ギガの約4倍で、最大通信速度10Gbpsが実際に出るわけではありません。

マンションでも10ギガは使えますが、戸建てのみ10ギガプランを提供している光回線もあるのでご注意ください。

10ギガの実測速度はどのくらい？

10ギガの実測速度（下り）は、平均で1000～2000Mbps前後です。

最大通信速度10Gbpsはあくまで理論値なので、実際の速度は通信環境によって異なります。

下記はフレッツ光ネクスト（1ギガ）とフレッツ光クロス（10ギガ）の平均通信速度です。

光回線	平均通信速度
フレッツ光ネクスト （1ギガ）	下り：369.78 上り：275.9 Ping値：24.26
フレッツ光クロス （10ギガ）	下り：1477.14 上り：1626.86 Ping値：15.88

10ギガだからといって、1ギガより10倍速くなるわけではないのでご注意ください。

10ギガプランの工事費用はどれくらいかかる？

光回線	工事費用	事務手数料
GMOとくとくBB光	戸建て：26,400円 マンション：25,300円	3,300円
NURO光	戸建て：49,500円 マンション：44,000円	3,300円
ドコモ光	22,000円	4,950円
ソフトバンク光	31,680円	4,950円
eo光	29,700円	3,300円
コミュファ光	29,700円	770円
ビッグローブ光	28,600円	新規：1,100円 事業者変更：3,300円 転用：2,200円
auひかり	戸建て：48,950円 マンション：33,000円	3,300円
GameWith光	22,000円	3,300円
フレッツ光クロス	22,000円	880円

10ギガプランの工事費用は、NTT系の光コラボではおおよそ25,000円前後、NURO光やauひかりなどの独自回線では40,000円程度が相場です。

ただし、現在は各社で工事費実質無料キャンペーンを実施しており、分割払いの割引やキャッシュバックによって自己負担が実質0円になるケースもあります。

契約前にキャンペーン内容を確認することで、初期コストを抑えて10ギガ回線を導入できます。

10ギガにしても速度が出ない場合の原因は？

10ギガプランを契約しても期待した速度が出ない場合は、主に機器や接続環境に問題があることが多いです。

まず確認したいのが、ルーターやLANケーブルの規格です。

接続機器類が10Gbps通信に対応していないと、10ギガ回線の性能を十分に発揮できません。

また利用するインターネット機器（パソコンなど）のLANポートが1Gbps対応にとどまっているケースも見られます。

10ギガ対応のルーター・ケーブル・デバイスをそろえることで、実測速度を改善できます。

10ギガの提供エリアが拡大される予定はある？

NTTフレッツ光回線10ギガプランの提供エリアは拡大中です。

2025年12月時点で、フレッツ光・光コラボは富山・石川・福井・鳥取・島根・山口を除く全国エリアで提供中です。

ただしエリア内においても、提供されていない地域もあるので、利用を検討している方は提供エリア内であるか事前に調べておきましょう。

提供エリアの拡大情報については、各光回線の公式サイトでご確認ください。

マンションでも10ギガは使える？

10ギガのマンションプランを提供している光回線もあるため、マンションでも10ギガは使えます。

しかし、物件によっては1ギガまでしか対応していない場合もあるので事前に確認しておきましょう。

また築年数の経ったマンションでは、配線方式がVDSL方式である可能性があります。

VDSL方式は最大通信速度が100Mbpsなので、10ギガの速度を活かせません。

VDSLとは集合住宅の配線方式のひとつです。既存の電話回線を使用してインターネットに接続します。
※引用元：コミュファ光

お住まいのマンションがVDSL方式である場合は、戸建てのプランを個別で契約すれば自室に回線を引くことが可能です。

ただし、マンションのオーナーから許可を得る必要があるのでご注意ください。

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まとめ

10ギガの光回線は通信速度が非常に速いため、以下のような人におすすめです。

• 現在より月額料金が安くなる可能性がある
• 大容量のデータでも素早くダウンロードできる
• 多くの端末を同時に接続しても通信が安定する
• 混雑する時間帯でも速度が落ちにくい

インターネットの使い方が動画視聴やサイトの閲覧程度であれば、1ギガプランでも充分といえます。

自分に必要かどうか判断してから、10ギガの光回線を利用しましょう。

10ギガプランのある光回線を比較する際には、提供エリアや月額料金に注目してみてください。

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