評価グリッド法とは
評価グリッド法とは、臨床心理学の分野で治療を目的として開発された面接手法であり、その後マーケティングリサーチの分野に発展応用されました。
パーソナル・コントラクト理論(人間は認知構造と呼ばれる各人固有の理解・判断の仕組みを持っており、その仕組みによって判断をし、その結果を予測している)に基づく認知構造を把握するための手法です。
何ができるか/ご利用想定シーン
- デザイン評価
ユーザーがどこを見てデザインを評価しているのか?全体のデザインに対して、どんな部分やどんな造形が寄与しているかを、定性的に把握することができます。分析結果により、デザイン魅力度を向上させるための方策を定性的に導くことができます。
- サービス評価
サービスを利用する人々が、サービスが気持ち良いと感じるのは、どのような時、どのようなサービスであるかを把握することができます。分析により、快適なサービスを導くための指針となったり、サービスマニュアル、従業員への教育、サービス従事者間のノウハウ共有などに役立てることができます。
イードの評価グリッド法の特長
- アウトプットクオリティの高さ
評価グリッド法は、関東学院大学の讃井教授がイギリス留学時に学ばれたレパートリーグリッド法を、日本に持ち帰り、発展させたものです。
評価グリッド法は、そのインタビュー方法が特殊なため、インタビューを習得するのに時間や能力が必要といわれています。イードは、讃井教授から直接、その手法を学んだ社員が複数在籍いますので、クオリティの高いアウトプットをご提供できます。 - 定量調査との組み合わせ
イードは、評価グリッド法で得られたアウトプットと定量調査を組み合わせ、重要度などを定量的に把握できます。評価グリッド法と組み合わせる定量的な手法としては、共分散構造分析などを用いています。
アウトプット例
- プレミアム自動車ユーザーのサービス評価構造モデル(一部)