コレスポンデンス分析とは
コレスポンデンス分析のアウトプットでは、似ているもの同士は近くに、異質なもの同士は遠くにプロットされます。
数字だけでは一見わかりづらい商品間の類似性や相関関係も、マップ上にプロットすることで傾向が浮き彫りとなり視覚的に検討することができます。ニッチ発見やVoice of customersの分析等、様々な場面で利用されますが、時系列的に分析を行うことでトレンドの方向性の検討も行うことができます。
何ができるか/ご利用想定シーン
- デザイン評価
- 同じ商品に対してデザイナー側とユーザ側でデザインを表現する言葉(イメージワード)の解釈が異なる場合や、異なる視点からデザインを見ている場合には、コレスポンデンス分析や数量化III類を適用してデザインに対して感じる心的イメージを言語表現に収束させます。
- 対象となるプロダクトとイメージワードを一緒にマッピングして、相対的な位置関係を視覚的に検討することで、デザインがVoice of customersとどの程度一致しているか(もしくは離れているか)を確認します。一致しない場合は、デザインコンセプトの軌道修正の必要性が示唆されていることになります。
アウトプット例
- 自動車のタイプとイメージワードのマッピング例