パフォーマンステストとは
パフォーマンステストでは、「タスクの達成率」「タスクの達成時間」などの定量情報を用いて、人間中心設計などによるインタフェースの改善活動の成果を定量的に検証します。
定量的な検証結果は、社内・外に対して人間中心設計活動の成果をアピールするのに役立ちます。
何ができるか/ご利用想定シーン
- 客観性の高い定量的な評価結果を得られる
「タスクの達成率」「タスクの達成時間」といった観察による客観的な指標と、タスクを実施したユーザー(テスト対象者)による評価スケール等を用いることで、評価者に依存しない公平な評価結果を得ることができます。
テスト対象者は、誤差などを考慮しつつ、定量的に説得力のある人数を確保して実施します。 - 客観的な情報による異なるインタフェースの比較ができる
テストの結果は、「何人中何%がタスク達成」「タスク達成平均時間:何分(中央値を取ることも)」などの数字で得られますので、インタフェースの操作性を定量的に判定することが可能になります。
比較対象として、改善施策前のインタフェースや競合製品を同様にテストすることで、改善効果や競合製品との優劣を確認することができます。 - 社内・社外へのアピール材料として使える
人間中心設計・ユーザビリティ改善活動の成果はなかなか把握しにくい側面がありますが、数値化することで、社内・外に活動の成果を分かりやすくアピールすることができます。
また、改善効果の継続的に検証することで、改善活動の長期的な計画の指標としても機能します。
イードのパフォーマンステストの特長
- 適切な評価基準と柔軟なカスタマイズ
- パフォーマンステストを数多く実施してきた経験から、タスクの設定、対象人数の設定など、適切なテスト計画を立案します。
- 評価に用いる、ユーザーによる評価スケールなどについては、これまでに、修正を繰り返し重ねてきた精度の高い評価指標となっています。
- また、これまでテストを実施してきたテスト対象の製品分野も多岐に渡りますので、製品分野ごとのカスタマイズにも対応可能です。
- さまざまな業界経験にもとづくコンサルティングを提供
- 自動車、デジカメ等の精密機器、携帯電話やAV機器など、幅広くサポートしているイードでは、各業界の標準的なタスク達成率などの情報を保有しています。
- これらの情報をもとにしたコンサルティングも可能です。
利用例・向いているテーマ
ハードウェア、組み込み機器(カーナビゲーションシステム、携帯電話、デジタルカメラ等)、
パソコン用ソフトウェア、Webサイト等のインタフェース など