【店舗側】出店におすすめのフードデリバリーは? Uber Eats、出前館、Wolt を登録料、手数料、写真撮影などテーマごとに比較

フードデリバリーどこにする?

飲食店がデリバリーを導入すると、新規の顧客開拓を期待できます。これまで知られていなかったお客様にリーチし、売上増につながるでしょう。それではどのフードデリバリーに出店するのがよいでしょうか? Uber Eats、出前館、Wolt の3大フードデリバリーサービスについて、登録料、手数料、写真撮影、タブレットレンタルなど、出店にあたり重要な情報を比較し、解説します。

今ならUber Eats は登録料0円

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Uber Eats レストランパートナーの魅力
① 登録料、月額使用料 0円
② 47都道府県で出店可能
③ 業界トップの注文数
④ タブレットレンタル料 0円
⑤ クレジット決済手数料 無料
⑥ 銀行振込手数料 無料

⑦ 手厚いサポートで出店は安心
⑧ 解約のペナルティーなし

目次

フードデリバリー3社の概要を比較

フードデリバリーへの出店を考えるにあたり、まずはUber Eats(ウーバーイーツ)出前館Wolt(ウォルト)各社の概要を比較してみましょう。

スクロールできます
Uber Eatsの配達員募集

Uber Eats

2016年サービスを開始。若者層にも人気があり、店舗登録数は国内最大級のフードデリバリー。結果として注文数も多い。

  • サービスエリア 全国47都道府県
  • 登録料 50,000円
  • 手数料 35%+税
  • タブレットレンタル あり
  • 写真撮影代行 あり
  • 売上振込 週1回
  • 解約金 なし
    ※キャンペーン期間中は無料
出前館の配達員募集

出前館

2000年にサービスを開始したのフードデリバリーの先駆者。利用者の年齢層は比較的高めで、注文金額も高い傾向にある。

  • サービスエリア 全国47都道府県
  • 登録料 なし
  • 手数料 35%+税
  • タブレットレンタル あり
  • 写真撮影代行 あり
  • 売上振込 月1回
  • 解約金 なし
Woltの配Wolt

Wolt

2020年にサービスを開始した後発のフードデリバリーサービス。多彩なキャンペーンや使いやすくかわいいアプリで固定ファンが多くいる。

  • サービスエリア 全国24都道府県
  • 登録料 なし
  • 手数料 35%+税
  • タブレットレンタル あり
  • 写真撮影代行 あり
  • 売上振込 月1回
  • 解約金 なし

登録料や手数料、撮影代行など、気になるテーマごとにUber Eats、出前館、Woltで比較してみましょう。

各社のサービス稼働エリアは?

出店においては、まずご自身の店舗が、そのフードデリバリーのサービスエリア内であることが前提です。Uber Eats と出前館は、全国47都道府県でサービスを展開しています。ただし、同じ県内でもサービスの対象エリアは異なるため、注意が必要です。

まずは注文者用アプリを開き、店舗の住所を登録してみることで、サービスの対象であるかを確認できます。

出店の条件について比較

Uber Eats、出前館、Wolt に出店するおもな条件は以下です。

Uber Eats 飲食店営業許可証を取得している
5品以上のメニューを提供
週4日以上、1日3時間以上の営業
出前館 飲食店営業許可証を取得している
5品以上のメニューを提供
Wolt 飲食店営業許可証があること
5品以上のメニューを提供

出店に必要な書類

各フードデリバリーで出店に必要な書類は、ほぼ共通しています。

  • 飲食店営業許可証
  • 酒類販売業免許(酒類を販売する場合)
  • メニュー一覧
  • 銀行情報の証明書類

登録料はいくら?

各フードデリバリーに最初に登録するにあたってかかる登録料。出前館とWoltはいつでも無料です。

Uber Eats は50,000円(税込)の登録料がかかりますが、ほとんどの時期に無料キャンペーンを行っています。このため、実質的にUber Eats、出前館、Woltの3社とも登録料はかからない、と考えてよいでしょう。

なお、月額利用料も3社とも共通して0円です。

手数料を比較

「手数料」とは1回の注文につき、店舗がフードデリバリー会社に支払う利用料金のことです。店舗が直接料金を振り込む必要はなく、売上から自動的に差し引かれます

フードデリバリー会社も運営を継続するために利益を確保する必要があるため、手数料は発生します。

各フードデリバリーの手数料

Uber Eats35%+税
出前館25%+税、10%+税
Wolt35%+税

出前館の手数料、内訳は?

出前館の手数料は

配達代行手数料=25%
サービス手数料=10%

に分かれています。

通常、出前館の配達代行を利用する場合は、合計35%の手数料がかかります。しかし、自社スタッフが配達を行う場合は、手数料は10%のみとなります。

また、出前館の場合、注文者がクレジット決済をした場合、別途クレジットカード会社への決済手数料(約3%)が発生します。

手数料には消費税がかかる

注意すべき点として、各社の手数料にはそれぞれ消費税が加算されます。フードデリバリーの手数料は「35%」と表記されていますが、実際の負担額は、 35×1.1=38.5% 程度になることを覚えておきましょう。

👆記事内で3社の費用を比較しています👆

初回登録キャンペーン

出店にあたり、初回登録キャンペーンを実施しているフードデリバリーはあるでしょうか?

答えは、Uber Eats(ウーバーイーツ)のみ、登録料5,000円無料のキャンペーンをおこなっています。2025年現在までしばらく継続中のキャンペーンですが、突然終了する可能性もあるので、出店を検討している場合は早めに登録するのが安心です。

なお、他のフードデリバリーはもともと登録料が0円です。

タブレットのレンタルはある?ない?

フードデリバリーの注文を受けるには、タブレット端末が必要です。すでにタブレットを持っている場合はそれを使用できますが、持っていない場合はレンタルまたは購入する必要があります。

Uber Eats と出前館はタブレットのレンタルサービスがあります。Woltもタブレットの提供はありますが、購入になります。

タブレットのレンタル・購入料

Uber Eats(レンタル料)22,500円(税込)※
出前館(レンタル料)月額 2,200円(税込)
Wolt(購入料)Wifiモデル: 19,000円+税
セルラーモデル: 23,000円+税

※ Uber Eats は実質レンタル料0円

Uber Eats のタブレットレンタル料は22,500円(税込)ですが、こちらは登録料(50,000円)に含まれています。このため、登録料無料キャンペーンが続いている限りは、Uber Eats のタブレットレンタル料は実質無料ということになります。

Wolt は最初の3か月は無料

Wolt ではセルラーモデルを購入する場合、週250円+税 のSIMカード代が発生します。ただし、出店後、最初の3か月はお試し期間としてタブレット料金の支払いは不要です。タブレット料金の支払いがはじまるのは、4か月目からです。

写真撮影について比較

アプリに掲載される商品写真やお店トップの写真は、ご自身で撮影することもできますし、各フードデリバリーの撮影代行サービスを利用することもできます。

写真撮影にかかる費用

Uber Eats13,000円(税込)
出前館なし
Woltなし

Uber Eats はタブレットのレンタル料は実質無料ですが、写真撮影には費用がかかります。この費用は、出店後に毎月の売上から差し引かれます

撮影できる枚数は?

Uber Eats16枚
出前館35枚
Wolt30枚

各社の写真撮影代行サービスでは、商品の写真と、お店のトップ写真を撮影してくれます。カメラマンが到着するとどんどん撮影はすすむので、料理を完成形に仕上げておく、写真を撮る順番を決めておくなど、事前の準備が大切です。

売上入金のタイミングは?

売上金が飲食店に入金されるタイミングは、各フードデリバリーによって異なります。Uber Eats は売上があれば毎週支払われるのに対し、出前館とWolt は月1回の支払いとなります。

Uber Eats週1回
出前館月1回
Wolt月1回

Uber Eats の入金日

Uber Eats の売上金は前週(日曜まで)の売り上げが、月曜に銀行口座へ送金されます。(送金完了時に店舗にメールが届きます)

銀行の処理が完了し、実際に店舗側へ売上金が支払われるのは、通常、火曜または水曜です。

出前館の入金

出前館の売上金の支払いは、月に1回です。月末締めで集計され、翌月5日以内に金額が確定されます。(タブレットで確認可能)その5日後に、店舗の銀行口座に売上金が支払われます。

出前館では、銀行の振込手数料は店舗の負担になりますが、三井住友銀行なら振込手数料は0円です。

Wolt の入金

Wolt の売上金の支払いも、月1回です。月末締めで集計され、6営業日以内に銀行口座に売上金が支払われます。

広告費について比較

Uber Eats、出前館、Wolt とも、店舗自身で予算を設定して広告を出すことが可能す。広告を出すと、アプリの検索上位に店が表示されるため、注文者に見つけられやすくなります。

広告費が発生するタイミング

3社とも、広告を出している期間中、つねに費用がかかるわけではありません。あるタイミングで広告費が発生する仕組みです。そのタイミングは各社で異なります。

Uber Eatsクリック時
出前館注文時
Wolt注文時

Uber Eats の広告費

広告を出している店舗のトップページを注文者がクリックしたときに、広告費が発生します。フードデリバリーでは、数多くの店舗の中でまずクリックされることが第一歩なので、広告を活用する意味は大きいといえます。

出前館の広告費

以前、出前館の広告は、店舗が月額制で広告枠を購入するかたちでした。しかし2024年11月から、完全成果報酬型の広告に変更されました。

広告費は、注文が入ったタイミングで発生します。また、広告費の金額は、注文金額と広告料率の掛け合わせで算出されます。

Wolt の広告費

Wolt も完全成果報酬型の広告を採用しています。注文者が広告(店舗のトップページ)をクリックし、その後7日以内に注文をした場合に、広告費が発生します。

キャンペーン(店舗発信)について比較

各社とも、店舗は気軽にキャンペーンに参加できます。キャンペーンは、以下でご紹介するような定番のものに加えて、クリスマス、バレンタイン、連休などにあわせた期間限定のものもあります。

Uber Eatsのキャンペーン
  • 配達手数料0円
  • 対象商品が無料
  • 1つ頼むと1つ無料
  • 注文金額の割引
  • ハッピーアワー
出前館のキャンペーン
  • 配達手数料0円
  • 注文金額の割引
    (クーポンとして発行可能)
  • タイムセール
Woltのキャンペーン
  • 配達手数料0円
  • 1つ頼むと1つ無料
  • 注文金額の割引

どのフードデリバリーもキャンペーンはタブレットから簡単に参加できます。キャンペーンの参加には費用がかかりますが、注文者へ自分のお店をしっかりアピールできるので、新しい顧客の獲得につながります。

フードデリバリーをはじめよう!

Uber Eats に登録出前館 に登録Wolt に登録
Uber Eatsの ロゴ出前館のロゴWoltのロゴ

まとめ

店舗がフードデリバリーを始めるにあたり、Uber Eats、出前館、Wolt を比較しました。費用、キャンペーン、写真撮影やタブレットのことなど、それぞれ違いがありますが、共通しているのは、3社ともサポートが充実しているということ。店舗が新しい顧客を獲得し、売上を上げられるように伴走してくれるので、ぜひ、安心してフードデリバリーに挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

フードデリバリー領域を得意とするライター。注文者、配達員、店舗の各方面で実際にパートナー登録をし、フードデリバリー業界のフレッシュな情報を発信している。

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