【店舗側】出店におすすめのフードデリバリーは? Uber Eats、出前館、Wolt、menu を加盟店の登録料、手数料、写真撮影などテーマごとに比較

フードデリバリーどこにする?

新規顧客の開拓につながるフードデリバリーの導入。複数あるサービスのうち、どのフードデリバリーに出店するのがよいでしょうか?
この記事では、

各フードデリバリーの違いは?

加盟店側の初期費用はどのくらい?

手数料の金額は違うの?

自分のお店にあうフードデリバリーは?

そんな疑問があるお店オーナーのために、さまざまな視点からUber Eats、出前館、Wolt、menu の各フードデリバリーを比較していきます。

今ならUber Eats は登録料0円

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Uber Eats レストランパートナーの魅力
① 登録料、月額使用料 0円
② 47都道府県で出店可能
③ 業界トップの注文数
④ タブレットレンタル料 0円
⑤ クレジット決済手数料 無料
⑥ 銀行振込手数料 無料

⑦ 手厚いサポートで出店は安心
⑧ 解約のペナルティーなし

目次

フードデリバリー4社の概要を比較

フードデリバリーへの出店を考えるにあたり、まずはUber Eats(ウーバーイーツ)出前館Wolt(ウォルト)menu(メニュー)各社の概要を比較してみましょう。

スクロールできます

登録料や手数料、撮影代行など、気になるテーマごとにUber Eats、出前館、Wolt、menuで比較してみましょう。

各社のサービス稼働エリアは?

出店においては、まずご自身の店舗が、そのフードデリバリーのサービスエリア内であることが前提です。Uber Eats と出前館は、全国47都道府県でサービスを展開しています。ただし、同じ県内でもサービスの対象エリアは異なるため、注意が必要です。

まずは注文者用アプリを開き、店舗の住所を登録してみることで、サービスの対象であるかを確認できます。

出店の条件について比較

Uber Eats、出前館、Wolt に出店するおもな条件は以下です。

Uber Eats〇 飲食店営業許可証がある
5品以上のメニューを提供
週4日以上、1日3時間以上の営業
出前館 飲食店営業許可証がある
5品以上のメニューを提供
Wolt 飲食店営業許可証がある
5品以上のメニューを提供
menu 飲食店営業許可証がある
6品以上のメニューを提供

出店に必要な書類

各フードデリバリーで出店に必要な書類は、ほぼ共通しています。

  • 飲食店営業許可証
  • 酒類販売業免許(酒類を販売する場合)
  • メニュー一覧
  • 銀行情報の証明書類

登録料はいくら?

各フードデリバリーに店舗が最初に登録する(加盟店になる)にあたってかかる登録料。出前館とWoltはいつでも無料です。

Uber Eats の登録料


Uber Eats は50,000円(税込)の登録料がかかりますが、2025年7月現在において無料キャンペーンを継続しています。この無料キャンペーンはいつ終了するかは不明なので、Uber Eats への出店を検討している人は、早めに登録申請することが賢明です。

menu の登録料

menu も、現在キャンペーンにより5,000円の登録料が無料になっています。ただし、menu については申込から3か月以内の公開(出店)が条件との旨、公式サイトに記載あります。

手数料を比較

「手数料」とは1回の注文につき、店舗がフードデリバリー会社に支払う利用料金のことです。店舗が直接料金を振り込む必要はなく、売上から自動的に差し引かれます

フードデリバリー会社も運営を継続するために利益を確保する必要があるため、手数料は発生します。

各フードデリバリーの手数料

Uber Eats35%+税
出前館25%+税、10%+税
Wolt35%+税
menu35%+税

出前館の手数料、内訳は?

出前館の手数料は

配達代行手数料=25%
サービス手数料=10%

に分かれています。

通常、出前館の配達代行を利用する場合は、合計35%の手数料がかかります。しかし、自社スタッフが配達を行う場合は、手数料は10%のみとなります。

また、出前館の場合、注文者がクレジット決済をした場合、別途クレジットカード会社への決済手数料(約3%)が発生します。

手数料には消費税がかかる

注意すべき点として、各社の手数料にはそれぞれ消費税が加算されます。フードデリバリーの手数料は「35%」と表記されていますが、実際の負担額は、 35×1.1=38.5% 程度になることを覚えておきましょう。

👆記事内で3社の費用を比較しています👆

フードデリバリーの初回登録キャンペーン

出店にあたり、初回登録キャンペーンを実施しているフードデリバリーは、

  • Uber Eats(ウーバーイーツ)
  • menu(メニュー)

で、どちらも

登録料無料キャンペーン

です。

すでにお話ししたとおり、ともにキャンペーンの終了時期は不明で、menu については原則として申し込み後3か月以内の公開(出店)が条件となっています。

なお、出前館とWolt はもともと登録料が0円です。

フードデリバリーのキャンペーンは、それぞれの営業担当者によって異なる場合もあり得ます。とくに実際に店舗に出向いての営業の場合、キャンペーンの内容がまず本部か代理店かで違ったり、その中でも営業担当者によって違ったり、時期により変わることもあります。店舗がみずからWebで申し込む場合でも、そのあと営業担当者とつながることになります。営業担当者から、現在実施されているキャンペーンの詳細を聞いてみましょう。

タブレットのレンタルはある?ない?

フードデリバリーの注文を受けるには、タブレットが必要です。ご自身でタブレットを持っている場合はそれを使えますが、持っていない場合はレンタルまたは購入する必要があります。

Uber Eats と出前館はタブレットのレンタルサービスがあります。Woltもタブレットの提供はありますが、購入になります。

タブレットのレンタル料・購入料

Uber Eats(レンタル料)22,500円(税込)※登録料に含まれる
出前館(レンタル料)月額 2,200円(税込)
Wolt(購入料)Wifiモデル: 19,000円+税
セルラーモデル: 23,000円+税
menu(レンタル料)【本体代】19,000円(税込)
【利用初期費用】1,650円(税込)
【月額費用】1,000円または売上の3%どちらか少ない方

※ Uber Eats は実質レンタル料0円

Uber Eats のタブレットレンタル料は22,500円(税込)ですが、こちらは登録料(50,000円)に含まれています

このため、登録料無料キャンペーンが続いている限りは、Uber Eats のタブレットレンタル料は実質無料ということになります。

Wolt は最初の3か月は無料

Wolt ではセルラーモデルを購入する場合、週250円+税 のSIMカード代が発生します。

ただし、出店後、最初の3か月はお試し期間としてタブレット料金の支払いは不要です。タブレット料金の支払いがはじまるのは、4か月目からです。

写真撮影について比較

アプリに掲載される商品写真やお店トップの写真は、ご自身で撮影することもできますし、各フードデリバリーの撮影代行サービスを利用することもできます。

写真撮影にかかる費用

各フードデリバリーでかかる写真撮影の費用は以下のとおりです。

Uber Eats13,000円(税込)
出前館なし
Woltなし
menu23,000円(税込)

Uber Eats はタブレットのレンタル料は実質無料ですが、写真撮影には費用がかかります。この費用は、出店後に毎月の売上から差し引かれます

menuも撮影費がかかります。Uber Eats より高いですが、時間をゆっくりとってもらえます。

撮影できる枚数は?

Uber Eats16枚
出前館35枚
Wolt30枚
menu22枚

各社の写真撮影代行サービスでは、アプリトップ画面に表示される写真1枚または2枚と、各商品の写真を撮影します。

カメラマンが到着するとどんどん撮影は進行するので、料理を完成形に仕上げておく、写真を撮る順番を確認しておくなど、事前の準備が大切です。

売上入金のタイミングは?

売上金が飲食店に入金されるタイミングは、各フードデリバリーによって異なります。Uber Eats は売上があれば毎週支払われるのに対し、それ以外のサービスはは月1回の支払いとなります。

Uber Eats週1回
出前館月1回
Wolt月1回
menu月1回

Uber Eats の入金日

Uber Eats の売上金は前週(日曜まで)の売り上げが、月曜に銀行口座へ送金されます。(送金完了時に店舗にメールが届きます)

銀行の処理が完了し、実際に店舗側へ売上金が支払われるのは、通常、火曜または水曜です。

出前館の入金

出前館の売上金の支払いは、月に1回です。月末締めで集計され、翌月5日以内に金額が確定されます。(タブレットで確認可能)その5日後に、店舗の銀行口座に売上金が支払われます。

出前館では、銀行の振込手数料は店舗の負担になりますが、三井住友銀行なら振込手数料は0円です。

Wolt の入金

Wolt の売上金の支払いも、月1回です。月末締めで集計され、6営業日以内に銀行口座に売上金が支払われます。

menu の入金日

menuの支払い日

menu の売上金の支払日も、月1回です。月末締めで集計され、翌月の25日に銀行口座に支払われます。

広告費について比較

Uber Eats、出前館、Wolt とも、店舗自身で予算を設定して広告を出すことが可能です。広告を出すと、アプリの検索上位に店が表示されるため、注文者に見つけられやすくなります。

※ menu については確認中です。

広告費が発生するタイミング

3社とも、広告を出している期間中、つねに費用がかかるわけではありません。あるタイミングで広告費が発生する仕組みです。そのタイミングは各社で異なります。

Uber Eatsクリック時
出前館注文時
Wolt注文時

Uber Eats の広告費

広告を出している店舗のトップページを注文者がクリックしたときに、広告費が発生します。フードデリバリーでは、数多くの店舗の中でまずクリックされることが第一歩なので、広告を活用する意味は大きいといえます。

出前館の広告費

以前、出前館の広告は、店舗が月額制で広告枠を購入するかたちでした。しかし2024年11月から、完全成果報酬型の広告に変更されました。

広告費は、注文が入ったタイミングで発生します。また、広告費の金額は、注文金額と広告料率の掛け合わせで算出されます。

Wolt の広告費

Wolt も完全成果報酬型の広告を採用しています。注文者が広告(店舗のトップページ)をクリックし、その後7日以内に注文をした場合に、広告費が発生します。

店舗が打ち出せるキャンペーンを比較

各社とも、店舗は気軽にキャンペーンに参加できます。キャンペーンは、以下でご紹介するような定番のものに加えて、クリスマス、バレンタイン、連休などにあわせた期間限定のものもあります。

※ menu については確認中です。

Uber Eatsのキャンペーン
  • 配達手数料0円
  • 対象商品が無料
  • 1つ頼むと1つ無料
  • 注文金額の割引
  • ハッピーアワー
出前館のキャンペーン
  • 配達手数料0円
  • 注文金額の割引
    (クーポンとして発行可能)
  • タイムセール
Woltのキャンペーン
  • 配達手数料0円
  • 1つ頼むと1つ無料
  • 注文金額の割引

どのフードデリバリーもキャンペーンはタブレットから簡単に参加できます。キャンペーンの参加には費用がかかりますが、注文者へ自分のお店をしっかりアピールできるので、新しい顧客の獲得につながります。

フードデリバリーをはじめよう!

Uber Eats に登録出前館 に登録Wolt に登録menu に登録
Uber Eatsの ロゴ出前館のロゴWoltのロゴメニューのロゴ

まとめ

フードデリバリーを始めようと考えている人にむけて、Uber Eats、出前館、Wolt、menu を店舗側の立場で比較しました。登録料、手数料、キャンペーン、写真撮影やタブレットのことなど、それぞれ違いがありますが、共通しているのは、4社とも加盟店へのサポートが充実しているということ。店舗が新しい顧客を獲得し、売上を上げられるように伴走してくれるので、ぜひ、安心してフードデリバリーに挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

フードデリバリー領域を得意とするライター。注文者、配達員、店舗の各方面で実際にパートナー登録をし、フードデリバリー業界のフレッシュな情報を発信している。

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