飲食店がUber Eats (ウーバーイーツ)おこなう出店準備の中に、写真撮影があります。写真は自分で撮ることもできますが、Uber Eats に依頼することも可能です。この記事では、Uber Eats に写真撮影を依頼する際に発生する費用や撮影のながれ、店舗側の注意点などを解説します。
Uber Eats で店舗が必要な写真
店舗がUber Eats (ウーバーイーツ) に掲載する写真は
・ヒーロー写真
・メニュー写真
ヒーロー写真とは、Uber Eats のTOP画面に表示される写真です。お店の顔ともいえます。
Uber Eatsのメニュー写真は、各料理の写真です。写真がなくてもメニューは掲載できますが、写真が多いほど注文率が高まる傾向にあります。
Uber Eats で撮影できる写真の枚数
Uber Eats でカメラマンに撮影を依頼できる写真の枚数は
・ヒーロー写真 1枚
・メニュー写真 15枚
です。
15枚は最大の数なので、15枚より少なくてもかまいません。
Uber Eats の写真撮影にかかる費用
Uber Eats 写真撮影にかかる費用は、
13,000円(税込)/1時間・16枚
です。
16枚は、Uber Eatsのヒーロー写真1枚とメニュー写真15枚をあわせた枚数です。なお、撮影費用は、Uber Eats 出店後に売上から10回に分けて差し引かれます。
<写真:パティスリー ラ・プリュム(東京/荻窪)>
Uber Eats の写真撮影にかかる時間
Uber Eats の撮影時間は、1時間が原則です。
店舗側の準備不足(料理が終わっていないなど)が理由で時間内に撮影が終わらない場合、カメラマンのスケジュールの都合上、時間を延長できないことがあります。
Uber Eats の写真撮影をするカメラマン
Uber Eats 店舗の写真撮影をするのは、プロのカメラマンです。
これらのカメラマンはUber Eats に所属しているわけではなく、フリーで活動してるケースがほとんどです。
Uber Eats から業務委託のかたちで撮影の仕事を請け負っています。他のフードデリバリーとかけもちをしていることもあります。
Uber Eats 店舗写真 撮影のながれ
店舗側は、営業許可証の提出や銀行口座の登録といったUber Eats の各種準備とともに、写真撮影をすすめていきます。
プロカメラマンによるUber Eats の撮影のながれは以下のとおりです。
- 撮影日を予約する
- Uber Eats から撮影日の連絡がくる
- メニュー名リストを記入する
- 商品の準備をする
- 撮影スペースを用意する
- カメラマンが店にくる
- カメラマンにメニュー名リストを渡す
- 撮影
<写真:パティスリー ラ・プリュム(東京/荻窪)>
Uber Eats 店舗写真 撮影の注意点
Uber Eats 店舗の撮影について、いくつか注意点があります。
事前に調理を終わらせておく
当日は、カメラマンが到着する前に撮影する商品の調理を終わらせておきましょう。器に盛って、実際にお客様に提供する状態にしておきます。
器は、イートインの店舗で使っているお皿でもいいですし、デリバリー用の容器でもかまいません。Uber Eats で順調に注文をとるには写真の見え方が重要。見栄えのいい器や盛り付け方を意識しましょう。
メニュー名リストを万全に準備
当日、カメラマンは店舗が用意した「メニュー名リスト」に沿って撮影をしていきます。
このため、メニュー名リストをしっかり準備しておくことが大切です。Uber Eats から事前に共有されるシートに商品の名前をもれなく記入し、撮影する順番を示す通し番号をふっておきましょう。
カメラマンが到着してからリストの記入をしようとすると、撮影の時間がどんどん短くなります。時間がない中でバタバタとする撮影は、満足のいくものにならない可能性がでてきそうです。
小道具も用意する
よりこだわる人は、料理そのものに加えて、料理を魅力的に見せるための小道具も用意しておくといいでしょう。カトラリー、料理をのせる台や布・紙、装飾品などがあります。
こうした小道具は持ってくるカメラマンもいれば持ってこないカメラマンもいます。「こんなふうに撮りたい」など希望する撮影イメージがある場合は、それに合う小道具を自分で用意しておくとスムーズです。
撮影日のキャンセルは前日まで
Uber Eats の写真撮影日時の変更やキャンセルは、フォームで前日まで可能です。予約時間の24時間前を過ぎると変更やキャンセルはできなくなります。
撮影した写真は流用禁止
Uber Eats 用としてカメラマンに撮ってもらった写真は、他のフードデリバリーで使うことはできません。
Uber Eats 店舗写真 変更方法
Uber Eats の写真は、管理アプリ上で店舗が変更や追加をできます。
できるだけカメラマンに撮ってもらった写真と似た雰囲気で撮ったほうが、全体のバランスがちぐはぐにならないでしょう。そのため、カメラマンが撮影で使ったお皿を保管しておいたり、店内の撮影地点を覚えておいてください。
自分で撮るとなると、プロの写真のクオリティは望めないかもしれません。しかし、光の当て方や画角など基本的なポイントを押さえ、フード撮影用アプリなども活用すれば、ある程度のレベルの写真は撮れるはずです。
もう一度プロのカメラマンに撮ってほしい、という場合はUber Eats のサポートチームに相談しましょう。
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まとめ
Uber Eats (ウーバーイーツ) の写真の撮影をプロのカメラマンにたのむ場合の費用やながれ、注意点を解説しました。当日は時間が限られているため、思いのほかバタバタするかもしれません。Uber Eats のサポートチームから提示される事前準備を万全にして、店舗の魅力を最大限に伝えるよい写真が撮れるようにしましょう。