【店舗側】Uber Eats (ウーバーイーツ)で損をしない価格のつけ方

Uber Eats で損をしない価格設定

Uber Eats (ウーバーイーツ)で店舗側が商品の価格を設定する際、どんな計算で求められるでしょうか?とくにイートインと同じ売り上げを立てたい場合は、マイナスにならないように計算する必要があるので、この記事を参考にしてください。

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この記事は、Uber Eats に出店中の店舗に取材した内容を掲載しています。Uber Eats の値段の設定方法について、Uber Eats 側が提示する取り決めはないので、店舗それぞれの判断となります。このため、記事の内容は、一例として参考にしてください。

目次

Uber Eats 店舗の価格設定

Uber Eats の価格はどうやってつける?

Uber Eats (ウーバーイーツ) において、
店舗は1注文ごとに

38.5%

の手数料を支払います。

(35%という数字をよく見かけますが、実際はここに消費税がかかるので38.5% になります)

そのうえで、店舗としてはなるべく売上を減らさないために、

手数料分を上乗せして価格をつける

という対策をとるのがUber Eats では通常です。

ただし、

イートインと同額の売上を立てたい

という場合は、単に手数料分を上乗せする計算ではマイナスになってしまうので、注意が必要です。

手数料分上乗せするだけだとマイナス

どういうことが見ていきましょう。

(例)イートイン価格 1000円の商品

イートインで1,000円 (税込) で販売している商品について、Uber Eats の価格を設定します。

イートインと同じ売上を立てたいので、差し引かれる手数料分、38.5%を上乗せして

1000円 × 1.385 = 1385円

のように計算するのが正しいように思えます。

ところが、

ここから実際に手数料を計算すると

1385円 × 0.385 = 522円
小数点以下は切り捨て)

で、売上は

1385円 - 522円 = 863円

です。

つまり、イートインの1000円の売上より少なくなってしまいました。これではマイナスです。

Uber Eats 価格の正しい計算方法は?

それでは、イートインと同額売り上げるために、Uber Eatsの価格はどう計算すればいいのでしょうか?

答えは

1000円 ÷ 0.615 = 1626円小数点以下は切り捨て)

です。

説明すると、

Uber Eats では、価格全体の38.5% 分を手数料でとられるので、残りの61.5% 分が売上になります ▼

売上(61.5%分)をイートインと同じ1000円にしたいので、

Uber Eats の価格 × 0.615 = 1000円

というふうに表せます。

これを逆算すると、先ほどの

1000円 ÷ 0.615 = 1626円
小数点以下は切り捨て)

となり、Uber Eats の価格が求められます。

たしかめ

実際、イートインと同じ1000円の売上になっているか計算してみましょう。

【手数料】
1626円 × 0.385 = 626円
小数点以下は切り捨て

【売上】
1626円 - 626円 = 1000円

ということで、

目的どおり、Uber Eats の売上はイートインと同じ1000円になっています。

Uber Eats の価格設定は店舗の裁量

ただし、以上の計算でUber Eats の価格を設定するのは、前述のとおり

イートインと同等の売上を立てたい

という場合です。

Uber Eats で店舗が商品をいくらで売るかは自由です。

このため、価格をもっと高く設定してもいいですし、安く設定してもかまいません。

価格を高くすると

販売利益を多くとれるが、注文者に敬遠される可能性がある。

価格を安くすると

注文者に購入してもらいやすくなるが、販売利益が少なくなる。

といったことはいえるでしょう。

また、

店舗がイートインと同じ売り上げを立てる(マイナスを出さない)ということは、Uber Eats の仕組みを利用するために支払う手数料分を、すべて注文者に負担させることを意味する。それは気がひける。

Uber Eats での提供は、通常のオペレーションとは違うため手間がかかったり、容器代・カトラリー代などの追加コストを要するので、高めの価格設定はやむをえない。

など、店舗によって考え方や状況はさまざまです。

Uber Eats の価格設定について、ただひとつの正解はないので、ご自身のお店の現状にあわせて判断しましょう。

Uber Eats の価格設定について迷うときは、エリア内にある競合店や、同じジャンルのお店がどのくらいの価格をつけているかを参考にするのもおすすめです。

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まとめ

Uber Eats (ウーバーイーツ) における店舗の価格設定について説明しました。イートインと同じ売り上げを立てたい、マイナスを出したくない場合は、手数料分を上乗せする計算ではマイナスになってしまいます。もっとも、Uber Eats の価格設定に対してのとらえ方は店により違うので、まずはそこから整理してみるといいでしょう。

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この記事を書いた人

フードデリバリー領域を得意とするライター。注文者、配達員、店舗の各方面で実際にパートナー登録をし、フードデリバリー業界のフレッシュな情報を発信している。

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