
最近、野菜不足だな〜
「野菜ジュースって本当に体にいいの?」と気になっているあなたへ。本記事では、野菜ソムリエ監修のもと野菜ジュースの栄養効果をわかりやすく解析し、「毎日飲むべき?」の疑問に答えます。信頼性の高い研究データとリアルな体験談、Q&Aも盛り込んで詳しく紹介します。
期待大!


野菜ジュースの効果とは!意味がない・効果がない噂の真相


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- 血管の柔軟性を保ち動脈硬化を防ぐ
- 紫外線から皮膚を守り、丈夫に保つ
- 血糖値の抑制



野菜ジュースの健康効果は十分に期待できると言えます。
特に同じ野菜ジュースの「豊潤サジー」が大人気なのは、その健康効果の高さからでしょう。


野菜ジュースは加工すると栄養素が減る?


たしかに野菜を搾汁したり加熱したりすると減少する栄養素がある一方、加工しても減少しにくい栄養素もたくさんあります。
- リコピン
- βカロテン(読み:ベータカロテン)
のように加工品で摂取する方が吸収率が良い栄養素があります。
リコピン | 生の野菜より約3.8倍の吸収率 |
---|---|
βカロテン | 生の野菜より約1.5倍の吸収率 |



つまり、野菜ジュースを飲む目的によっては効果は大いに期待できる、ということ。リコピンやβカロテンは「老化が気になる」「免疫を高めたい」という人におすすめです。
【手軽に買える】リコピンやβカロテンが豊富な野菜ジュース3選
おすすめ1:青汁boco to deco(ボコとデコ)


値段 | 定期:3,300円/20本入り 一度のみ:3,700円/20本入り |
---|---|
使用野菜 | 明日葉 |
1位の理由
- βカロテンがトマトやケールよりも多く接種できる
- 緑茶のような味わいでスッキリ飲みやすい
- 粉末なので他の食べ物と組み合わせてアレンジできる
おすすめ2.ケーリッシュ青汁(カゴメ)


値段 | 定期:3,888円/30本 |
---|---|
使用野菜 | ケーリッシュ(ケール x ダイコン) |
2位の理由
- 野菜の会社カゴメが本気で作った青汁
- スルフォラファン※1を含むスーパーベジタブル「ケーリッシュ」使用
- 美容をサポートする発酵性食物繊維※2、乳酸菌ラブレ菌※3も配合
※1 スルフォラファンは食品中ではスルフォラファングルコシノレートとして存在し、体内で分解されることでスルフォラファンに変わります。※2 食物繊維のうち発酵性食物繊維は36%です。※3 ラブレ菌 Levilactobacilluis brevis KB290
おすすめ3.つぶより野菜(カゴメ)


値段 | お試し:1,980円/15本 |
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使用野菜 | 1日分の野菜(約350g) |
3位の理由
- 野菜1日分使用(1日分を濃縮)のカゴメの野菜ジュース
- 安心安全のカゴメブランド
- 毎日疲れを感じやすい人におすすめ
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毎日飲むと体に悪い?そもそも野菜ジュースで健康維持はできるのか?


野菜ジュースに関して、以下のような口コミが見受けられます。
- 毎日飲むと体に悪い
- 太る
- 意味ない
- 効果ない



結論からお伝えすると、野菜ジュースを毎日飲むことに問題はありませんが、それだけで健康を維持することは難しいです。
「効果がない」と言われているのは、野菜ジュースだけで日々の栄養を補えるほどではないためです。
健康は栄養・睡眠・運動のバランスが肝。
野菜ジュースばかりを飲んでいると、塩分や糖分・その他添加物の摂りすぎになる可能性があります。
野菜ジュースは朝に飲む方がいい!
野菜ジュースは栄養素の吸収率の観点から、朝飲むのがおすすめ。糖分や塩分の摂取により太る原因になる可能性があるため、寝る前に飲むのはあまりおすすめできません。
健康効果が期待できる野菜ジュース。あくまで毎日の野菜不足の補助として活用してみてください。
トマトベースと人参ベースはどちらがいい?


野菜ジュースは大きく2つ分けられます。
- トマトベース
- 野菜ベース
どちらが優れているというわけではなく、含まれる成分や味の好みで選ぶようにしましょう。
それぞれに含まれる成分の違い
トマトベース | リコピンが多い | ・高血圧が気になる ・便秘を和らげたい |
---|---|---|
野菜ベース | βカロテンが多い | ・目の疲れが気になる ・身体の抵抗力を高めたい |
トマトベースのものにはリコピンが豊富に含まれおり、野菜ベースのものにはβカロテンが多く含まれます。
どちらもカロテノイドと呼ばれる野菜の色素で、強い抗酸化作用があります。
大きな違い
ふたつの大きな違いは、βカロテンは「ビタミンA」に変換されるということ。
ビタミンAには目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあります。そのため「目の疲れが気になる」「身体の抵抗力を高めたい」という方は、人参ベースの野菜ジュースをおすすめします。
また、トマトベースの野菜ジュースにはリコピンの他「カリウム」も豊富に含まれます。カリウムは血圧を下げたり、老廃物の排泄を助けたりする働きがあります。そのため「高血圧が気になる」「便秘を和らげたい」という方は、トマトベースの野菜ジュースがおすすめです。
味の違い
トマトベース、野菜ベースでは味が大きく異なります。トマトベースはパセリやセロリなど味にパンチがあるものが多い傾向があります。どちらかというと苦手な人も多いですね。
対して、野菜ベースはまろやかな味です。酸味ではなく甘味があり、飲みやすいと感じる人が多いのは人参ベースでしょう。



味はとても重要な要素。好みが分かれるものですから、いろいろ試して好きな味を見つけてみてください。
野菜ジュースの糖質・カロリー・塩分は?知っておきたい落とし穴
市販の野菜ジュースは飲みやすさを優先して果汁をブレンドした甘口タイプも多く、糖質10 g超えが珍しくありません。「体にいいから」と1日2本、3本と重ねて飲むと、知らないうちにカロリーや塩分のとりすぎになるおそれがあります。
市販200 mlあたり 糖質・カロリー・塩分早見表
代表的な紙パック・缶を比較すると、同じ200 mlでも糖質・カロリー・塩分に大きなばらつきがあります。選ぶときは「1本でどれだけ摂るのか」を必ずチェックしましょう。
商品例 | 糖質(g) | エネルギー(kcal) | 食塩相当量(g) |
---|---|---|---|
カゴメ 野菜生活100 オリジナル | 16.0 | 70 | 0.2 |
カゴメ つぶより野菜 | 14.2 | 69 | 0.3 |
伊藤園 1日分の野菜 | 16.1 | 74 | 0.7 |
伊藤園 栄養強化型 1日分の野菜 | 13.6 | 63 | 0.4 |
- 糖質10 g前後であれば、間食の置き換えにも使いやすい
- 塩分0.5 g以上の商品は高血圧が気になる人は注意
- カロリーが低くても濃縮還元タイプは糖質が高めになりやすい
1日の適量は200 mlが目安 厚労省「350 g指標」との関係
公的指標である厚生労働省の「食事バランスガイド」では、紙パック200 mlの野菜ジュース=副菜1つ(SV)と定義されています。副菜1つは野菜およそ70 gに相当するため、ジュース1本で1日の目標量350gの約5分の1をカバーできる計算です。
一方で、カゴメや伊藤園の人気商品は「原料に野菜350 g分を使用」とPRしています。これは搾る前の生野菜重量を示した値であり、摂取換算ではありません。栄養素の一部や食物繊維は加工段階で減るため、飲用量を増やせば完全に350g分を補えるわけではない点に注意してください。
- 運動量が少ない人や減量中は100 mlから試しても十分
- 妊娠中や授乳期は食塩無添加・糖質控えめの商品を選ぶ
- 子どもに与える場合は水や牛乳で2〜3倍に薄めると飲みやすい
飲みすぎを防ぐために、持ち歩きには小容量パックやキャップ付きボトルが便利です。1回で飲み切れないときは冷蔵保存でも24時間以内に飲み切りましょう。
ただし知っておきたい“落とし穴”5点
注意点 | 内容 |
---|---|
❶ 食物繊維不足 | ジュースは繊維が削減され、インスリン抑制や満腹感などは限定的 |
❷ 糖質過多のリスク | フルーツ比率が高いと血糖値急上昇/虫歯/糖尿病リスクに注意 |
❸ 過剰摂取の副作用 | β-カロテン過剰でカロテン症、ジンジャー過多で胃もたれの可能性 |
❹ 添加物・食塩量 | 加工品だとナトリウム・保存料が多い場合も。成分表示を必ず確認 |
❺ 一部では毒性も | シュウ酸を含むジュースでは腎臓結石リスクあり |
Q&A|よくある疑問
毎日飲むべき?
バランス良く野菜とジュースを組み合わせればOK。加工品だけに頼らない工夫を。
スムージーとどう違う?
スムージーは繊維が豊富で腹持ち◎。一方ジュースは吸収が早く、栄養補助に適しています。
糖尿病・妊婦でも安心?
果汁なし・無塩タイプであれば適量ならOK。疾患がある場合は医師相談を推奨。
子どもの習慣にできる?
ジュース単品より野菜+タンパク質とセットにすると栄養バランス・噛む練習にも◎。
まとめ:野菜ジュースは“補助ツール”として優秀
- 野菜不足解消や抗酸化/血管サポートに効果あり(血圧・代謝改善データあり)
- ただし食物繊維や添加物・糖質には注意が必要
- 加工品に頼らず、全体食+ジュース+スムージーの併用がベター
- 2ヶ月試すことで変化がわかりやすく、モチベーションにも繋がる
野菜ジュースは、毎日の健康習慣に取り入れる“優秀なアシスト役”。正しく選んで、うまく使えば無理なく“元気と美しさ”を底上げできます。あなたの取り入れ方に合わせて、無理のないスタートを!