家でいつでも美味しい水が楽しめるウォーターサーバー。でも安い買い物ではないし、いざ契約となると迷ってしまいますよね。
契約後に後悔しない方法の1つが、やめた人の声を聞くことです。
今回は「ウォーターサーバーはもういらない!」という人のやめた理由を中心に
- ウォーターサーバーを続けている人の声
- 後悔しない選び方
- おすすめのウォーターサーバーも
を紹介しています。
わたしがウォーターサーバーをやめた理由!7選
よくある理由①コスパが悪い
思っていたよりコストがかかってしまい、それが負担になってやめる人は少なくありません。
メーカーやプラン、機種によって異なるものの、ウォーターサーバーには水代やサーバーレンタル料、電気代などさまざまな費用がかかります。
かかる費用一覧(月) | |
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水代 | 0円(水道水を使用)〜5,000円(48L) |
サーバーレンタル代 | 0円〜1,000円 |
電気代 | 300円〜1,000円 |
メンテナンス代 | 0円〜2,000円 |
金額によっては、普通にスーパーや通販サイトで水を買った方が安い、という人もいるでしょう。
ウォーターサーバーは便利な反面、そのぶんコストがかかることは理解しておく必要があります。
よくある理由②水を使い切れない
水ボトルを交換するタイプのウォーターサーバーに見られる理由です。
多くのウォーターサーバーには「1か月2本24L」といった注文ノルマがあります。
また、ノルマ未達の場合に追加料金がかかるケースも少なくありません。
普段から水を使う量が少ない方や、出張や旅行で家を空けることが多い方は注意しておきたいポイントです。
使い切れない心配なし!
浄水型(水道水)ウォーターサーバーは、ご自宅の水道水サーバー内で浄水するタイプです。
当然水ボトルはなく水を余らす心配はありません。
そのほとんどが月額費用しかかからない(大体3,000円程度)、圧倒的コスパの大人気ジャンルです。
よくある理由③ボトル交換がしんどい
ボトル交換タイプのウォーターサーバーは、自分でボトルを交換する必要があります。
一般的な24L入りボトルはとても重いうえ、サーバー本体の上部にボトルをセットするタイプの場合、女性やお年寄りなど、力の弱い方には大変な作業になります。
また、ボトルが空になるたびに交換が面倒に感じる方もいるでしょう。
ボトル交換に不安がある方は、セット場所が足元にある機種を選べば安心です。
よくある理由④デザインがダサい
実用性を優先させたばかりに、ボトルがむき出しになっていたり形が武骨であったりと、デザイン面に難があるウォーターサーバーも存在します。
設置してみたもののインテリアに馴染まないことが分かり、落胆のあまり解約した、というケースです。
よくある理由⑤置き場所がなくなった
部屋の模様替えや引越しで住居スペースに余裕が無くなった場合に見られるパターンです。
床置きタイプのウォーターサーバーはどうしても一定の置き場所が必要になります。
スペースが無い場合は、卓上タイプに機種を変えるのも方法の1つです。
よくある理由⑥メンテがめんどくさい
ウォーターサーバーを衛生的に使用するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
たとえ自動で減菌や滅菌をおこなう機種であっても、取り切れない汚れは人の手で対処する必要があります。
メンテナンスの手間がめんどくさくなり、ウォーターサーバーをやめてしまう人も一定の割合で存在します。
よくある理由⑦子どもやペットが気にかかる
ウォーターサーバーには
- 火傷のリスク
- 本体の転倒の危険性
が常にあります。
子供やペットが誤ってサーバーにぶつかったはずみでサーバーが転倒したり、子供がお湯ボタンを無意識に押して火傷を負う、なんてリスクもゼロではありません。
小さな子どもやペットがいる場合、安全面が気になってやめざるを得なくなるケースがあります。
よくある理由⑧無駄遣いしてしまう
美味しいお水が飲めるからと言って、無駄にたくさん飲んだり使ってしまうとその分コストがかかります。
あっという間に天然水がなくなって、追加で注文するのもなるべくなら控えたいところ。
一方で無駄遣いしても大丈夫な、お水が飲放題の水道水ウォーターサーバーが最近は注目を集めています。
ここがイイ!ウォーターサーバーやめない人のリアルな声7選
ここからはウォーターサーバーが気に入って使い続けている人の声を見ていきます。
リアルな声①冷水と温水がいつでも使えて便利
ウォーターサーバーの利点の1つが、いつでも好きな時に冷水と温水が使えることです。
のどが乾いたときは冷水、コーヒーやお茶を淹れたりカップラーメンを作るときはお湯と、使い分けられる便利さは一度味わうとやめられなくなるでしょう。
リアルな声②水を買う時間と労力が消えた
浄水器タイプはもちろん、ボトル交換タイプでも配送スタッフが自宅までボトルを持ってきてくれるため、ウォーターサーバーがあると水を買う手間がなくなります。
スーパーで重たい水を買い、家まで持ち帰ることが苦痛な方には、ウォーターサーバーはうってつけのアイテムです。
リアルな声③料理がおいしくなった
料理は、使う水によっておいしさに差が出ます。
ウォーターサーバーがあれば、いつでも美味しい水が欲しいぶんだけ使えるため、手放せなくなったという方は多いです。
リアルな声④赤ちゃんのミルク作りがめちゃラク
赤ちゃんのミルク作りは手間がかかるうえ、求められれば昼夜を問わず作らなければなりません。
ウォーターサーバーの中には、ミルク作りに最適な温度のお湯がすぐに使えるものも。
忙しいママやパパは、これ以上なく便利に感じることでしょう。
リアルな声⑤備蓄水の代わりになる
ボトル交換タイプは、定期的に新しいボトルが届けられます。ストックしておくことで、万が一災害が起きたときには備蓄水の役割を果たします。
防災意識の高い方にとっては頼もしい存在と言えるでしょう。
リアルな声⑥マイボトル生活でエコ&節約に貢献
いつでもサッとおいしい水が使えるウォーターサーバーがあれば、毎朝手軽にマイボトルに入れて学校や職場に持っていくことも容易です。
出先でペットボトルの水や清涼飲料水を買う機会が減ることで、エコや節約につながります。
リアルな声⑦リッチな気分に浸れる
ウォーターサーバーはそれなりに費用がかかるため、ある程度家計に余裕がなければ使い続けることは難しいでしょう。
逆に言えば、ウォーターサーバーがある家は家計に余裕があるということ。
ウォーターサーバーを設置することでリッチになった気分が味わえ、生活満足度が上がった人も少なくありません。
知らなきゃ後悔!損しないウォーターサーバーの選び方
ウォーターサーバーをやめざるを得なかった原因として、そもそも選び方が間違っていた可能性があります。
今から紹介する正しい選び方を知っておくことで後悔する確率はグッと下がるでしょう。
トータルの月額料金で選ぶ
ウォーターサーバーには以下のとおり毎月費用がかかるため、どのぐらいの金額が必要となるか予測しておくことは重要です。
- ウォーターサーバーにかかる費用
- 水の料金
- サーバーレンタル料
- メンテナンスサポート料
- 新規契約料・設置料などの初期費用
- 電気料金
月額料金の相場は、四人家族で4,000~6,000円ほど。あらかじめ予算を組んで置き、予算内に収まる機種やプランを選びましょう。
使い切れなかった場合を考えて選ぶ
ボトル交換タイプの場合、大半のウォーターサーバーには一定期間中に決められた量を注文しなければならないノルマがあります。
注文ノルマを満たせない場合、メーカーによっては追加料金がかかることも。
万が一、使い切れなかった場合を想定して、注文の先送り(スキップ)が無料で可能、あるいはノルマがないウォーターサーバーを選ぶのもよいでしょう。
ボトル交換が不要またはラクな機種を選ぶ
ウォーターサーバーをやめた理由としてよく挙げられるものが、ボトル交換の大変さです。
使い切るたびに重いボトルを交換することは、決してラクではありません。
不安な方には、ボトル交換がいらない浄水器タイプや、足元にボトルをセットするタイプがおすすめです。
インテリアに馴染むデザインを選ぶ
かつては武骨なデザインが主流だったウォーターサーバーですが、最近はスタイリッシュなモデルも数多くリリースされています。
設置する部屋のインテリアに馴染むデザインのモデルを選ぶことで、生活満足度を下げることなくウォーターサーバー生活を送ることができるでしょう。
コンパクトまたはスリムな機種を選ぶ
引越しや部屋のレイアウト変更の際に、ウォーターサーバーの置き場所がなくなるケースは十分にあり得ます。
ウォーターサーバーの中には、省スペースタイプや卓上タイプも存在します。
置き場所が無くなる、もしくは減少する事態に備えたい方は、なるべくコンパクトまたはスリムな機種がおすすめです。
メンテ不要またはラクな機種を選ぶ
メンテナンスがめんどくさくてウォーターサーバーをやめる人も存在します。
ウォーターサーバーによっては、基本メンテナンスがいらなかったり、メーカーが無料でメンテナンスをおこなってくれたりするものもあります。
メンテナンスの手間や費用をできるだけ省きたい方は、メンテナンスの有無やコストの面も踏まえて選ぶようにしましょう。
子どもやペットの安全面から選ぶ
子どもやペットの安全面が不安な方は、チャイルドロック機能搭載モデルや、ぶつかったり誤動作させたりする恐れの少ない卓上タイプのウォーターサーバーがおすすめです。
ウォーターサーバーはやめた方がいいのはこんな人
そもそもウォーターサーバーがいらない人なら、契約しても後悔するだけでしょう。
ウォーターサーバーをおすすめしない人、やめた方がいい人の特徴を紹介します。
やめた方がいい人①:水の買い出しが苦にならない
ウォーターサーバーにかかる費用は、スーパーで安売りしている水を買う場合に比べると高い場合がほとんどです。
重くてかさばる水を買い、家まで持ち帰ることが苦痛でない人にはウォーターサーバーは費用の面からおすすめしません。
やめた方がいい人②:そんなに水を使わない
水を使う量が少ない一人暮らしの方や、あまり水分を欲さない体質の方はウォーターサーバーはやめた方がいいでしょう。
注文ノルマがあったり、ランニングコストがかかったりするウォーターサーバーは不向きです。
やめた方がいい人③:家に置き場所がない
ウォーターサーバーはある程度の置き場所を必要とします。
家に物が多くてスペースに余裕がない方や、ワンルームで部屋そのものが狭い方は設置じたいができません。
どうしてもウォーターサーバーが使いたい場合は卓上タイプという選択肢もあります。
失敗しない!ウォーターサーバー3選
ウォーターサーバーをやめた人が挙げた理由に、できるだけ当てはまらないモデルを3つ厳選して紹介します。
ボトルなし&卓上タイプも選べる!エブリィフレシャス
面倒なボトル交換不要、月額は税込3,300円または3,850円から選べるウォーターサーバーがエブリィフレシャスです。
コーヒー好きな方にはコーヒーメーカー一体型の「tall+cafe」、サーバーの置き場所が確保しにくい方には卓上タイプ「mini」がおすすめです。
業界最小サイズでボトル不要!ハミングウォーター
水道水をサーバーに注ぐだけでおいしい水が楽しめるハミングウォーター。
月額料金は税込3,300円の定額で、水道代と電気代以外の費用は一切かかりません。
サーバーは床置きタイプのみですが、業界最小サイズのコンパクトさで狭いスペースにも設置が可能です。
ラクラク足もとボトル交換!コスモウォーター
今回紹介するメーカーの中で唯一のボトル交換タイプがコスモウォーターです。
浄水器タイプとの最大の違いは、汲みたての天然水が楽しめること。
足元ボトル方式で、交換作業の負担も大幅に軽減されています。
グッドデザイン賞を獲得したおしゃれなデザインも魅力です。
まとめ
今回は、ウォーターサーバーを使ってみたものの結局解約してしまった人の声から、やめた理由を掘り下げて解説しました。
やめた理由の大半は、契約前の見込み違いや、契約後の生活スタイルの変化に対する備えができていなかったことが原因と言えます。
「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、契約前に抑えるべきポイントや、想定外の事態が起きたときの対策を知っておくことが大切です。
記事をぜひ参考にして、ご自身に最適なウォーターサーバーを選んでみて下さい。