サーバー代が無料のものや、無料お試しができるものなど、ウォーターサーバーは以前より手軽に始められるようになりました。
一方で「無料って本当に大丈夫?」「何か裏があるのでは?」と不安に感じる人も少なくありません。

契約後に後悔しないために、まずは仕組みを正しく理解しましょう。
無料でウォーターサーバーが使える「からくり」とは


「完全に全部が0円」ではなく、実際は次の2つのタイプに分かれます。
タイプ | 仕組み | 注意点 |
---|---|---|
① サーバー代を他費用で補う型 | レンタル料は無料表示だが、初回出荷手数料・配送料・メンテ費など別費用が発生する場合がある | 総額で割高にならないか、初回と毎月の合計で確認 |
② 水道水(浄水型)の定額型 | 宅配ボトルを使わず自宅の水道水を浄水。サーバー代やフィルター費を月額に内包することが多い | 水道代・電気代は別。解約金条件のチェックも必須 |
無料のからくり1:その他費用で補っている


「サーバー代0円」と書かれていても、初回や毎月の「別費用」で実質カバーしているケースが少なくありません。
費用項目 | 発生タイミング | よくある呼び名 | チェックポイント |
---|---|---|---|
初回手数料 | 初回のみ | 初回出荷手数料/設置費 | 無料キャンペーンの対象外になっていないか |
配送関連費 | 初回・追加時 | 配送料/地域別送料 | 離島・北海道・沖縄などの地域加算の有無 |
メンテナンス | 定期または年1回 | メンテ費/安心サポート料 | 月額内包か、別途請求かを確認 |
追加ボトル | 必要時 | 追加購入/ノルマ未達手数料 | 最低注文数や未達時の手数料の有無 |
支払い関連 | 契約時・変更時 | 支払手数料/再発行手数料 | 支払い方法で手数料が変わらないか |
解約関連 | 契約終了時 | 解約金/サーバー回収費 | 最低利用期間と回収費の有無 |
ポイント
「無料」はサーバー本体のレンタル料のみを指すことが多く、初回や付随費用が別で必要なケースがあります。必ず初回(契約月)と毎月の合計、さらに1年トータルで比較しましょう。
かんたん総額チェック(テンプレ)
次の3点をメモして合計するだけで、実質コストが見える化できます。
- 初回: 初回手数料+初回配送関連費
- 毎月: 月額(レンタル・サポート等)+ボトル代(宅配型のみ)+想定追加送料
- 1年合計: 初回+毎月×12+(必要に応じて)メンテ年額
初回は「出荷手数料+初回配送」、毎月は「水ボトル代(必要本数)+地域送料+安心サポート料」などが合計に入ります。月によって消費量が増える季節は、ボトル追加分も想定しておくと安心です。
「水代だけ」のシンプル料金を探すなら、コスモウォーター(天然水) のように水代以外の固定費を抑えたモデルも比較軸に入れてみましょう。
無料のからくり2:水道水(浄水型)は水代0円だが月額制


浄水型ウォーターサーバーは、宅配ボトルを使わず自宅の水道水を高性能フィルターで浄水するタイプ。多くの機種でサーバー代・フィルター交換・配送等を月額に内包しており、料金がシンプルです。
項目 | 扱い | 補足 |
---|---|---|
サーバー代 | 月額に含むことが多い | レンタル表記が無料でも月額に内包されるケース |
フィルター代・メンテ | 月額に含むことが多い | 交換サイクルは機種ごとに異なる |
配送関連 | なし | ボトル配送がないため追加送料がかからない |
水代(水道代) | 別途(従量) | 飲んだ分だけ水道料金が増えるが、宅配ボトル代は不要 |
電気代 | 別途 | 月あたり数百円〜が目安。省エネ機能の有無を確認 |
解約金・回収費 | 条件次第 | 最低利用期間と回収費の有無を事前にチェック |
ポイント
「月額=ほぼ全部込み」で分かりやすい一方、水道代と電気代は別。さらに解約条件は必ず確認しましょう。
浄水型が向いている人
- 毎月の費用を定額で管理したい(配送料や追加ボトルの変動をなくしたい)
>>【最安級】月額2,750円のエブリィフレシャスライト - 季節や来客で消費が増えても、ボトルの注文・保管・交換の手間を増やしたくない
>>【給水の手間なし】水道直結のウォータースタンド - キッチンをできるだけ省スペース&清潔に保ちたい(空ボトル保管が不要)
>>【卓上コンパクト】卓上型ウォーターサーバー比較へ - 赤ちゃんのミルクや常温水など、細かな温度帯や衛生機能を重視したい
>>【パパママ】赤ちゃん向けウォーターサーバー比較へ
注意点(事前チェックリスト)
家族人数や用途に足りるか
交換周期・方法・同梱有無
タンク給水型か水道直結型か(直結は工事費の有無も確認)
最低利用期間・解約金・サーバー回収費の有無
省エネモード・自動クリーン機能の稼働方式
無料のからくり2:水道水ウォーターサーバーは水代がかからない代わりに、月額費用がかかる
水道水ウォーターサーバーは、水道水を綺麗にして飲む浄水型ウォーターサーバー。天然水と違って宅配でボトルが届くわけではなく、自宅の水道水なので料金はかかりません。
そのためサーバーレンタル料も含めて月額費用として売り出しているウォーターサーバーがほとんどです。



配送代も水代もなく、非常にシンプルな月額固定の料金体系なのが浄水型ウォーターサーバーの特徴です。宅配型の天然水サーバーは、飲む水の量が増えればそれだけ料金もかかるので一定ではありません。
ウォーターサーバーの「サーバー無料」は罠?怪しく見える理由


「無料」と聞くと構えてしまう人が多いのは自然なこと。実際に誤解が生まれやすい場面が存在します。代表例と回避策を先に押さえましょう。
場面 | 起きがちな誤解 | 回避策 |
---|---|---|
商業施設などのイベント勧誘 | 「今なら完全無料」に聞こえるが、実際は月額に内包や初回費用あり | その場で契約せず、公式サイトで料金表と約款を確認してから申込 |
口頭説明・電話見積もり | 「サーバー代0円」だけが強調され、送料・メンテ・解約条件の説明が薄い | 初回・毎月・解約時で費用を分けて書面確認。総額で比較 |
理由1:イベント勧誘で「無料」が強調されやすい
ショッピングモール等の実演イベントは、実機に触れて使い勝手を確かめられる良い機会。一方で、多くが代理店運営のため、表現や説明の粒度が公式と異なる場合があります。
- 「無料」=サーバー本体のレンタル料に限定されることが多い
- 初回手数料・回収費・解約金は別枠のことがある
- 地域別送料・離島送料など“例外条件”が口頭だと抜けやすい
イベントで契約する前に必ず確認する3点
初回出荷手数料・設置費の有無/金額
月額(レンタル・サポート)+水ボトルやフィルター費+想定送料
最低利用期間・解約金・サーバー回収費
理由2:説明の行き違いでトラブル化しやすい
初めての人にとって、「どこまでが無料で、どこからが有料か」を正しく把握するのは難しいもの。口頭中心の案内だと、電気代・メンテ・解約金などが抜け落ち、後から「聞いてない」と感じる原因になります。
- 無料表示の範囲:サーバー代のみか、フィルター・メンテまでか
- 内包/別請求:月額に含まれる費用と、別請求の費用
- 変動費:水ボトル追加・地域送料・季節要因での消費増
「行き違い」を防ぐメモの取り方(テンプレ)
- 初回合計:( )円
内訳:初回手数料/初回配送 等 - 毎月合計:( )円
内訳:月額/水代 or フィルター/送料 等 - 解約時合計:( )円
内訳:解約金/回収費/最低利用期間



強引な勧誘に遭った・不安が残る場合は、いったん持ち帰って社名+「評判」「解約」「違約金」などで調べ、やめる理由・失敗事例も目を通しておくと安心です。
まとめ:怪しく見えたら「総額で確認」
「無料」の見え方はサーバー代のみを指すケースが多め。初回・毎月・解約時に分けて総額試算し、公式サイトの料金表・約款で裏取りすれば、誤解はほぼ回避できます。
ウォーターサーバーのレンタル料が無料でも維持費はかかる
レンタル無料や配送料0円といった表記があっても、見落としがちな維持費はかかります。契約前に「初回・毎月・解約時」に分けて総額で確認するのが鉄則です。
- 初期費用(初回出荷手数料・設置費など)
- 電気代(毎月数百円〜が目安)
- 水代(宅配ボトル or 水道代)
- 配送関連費(地域送料・追加ボトル送料など)
- 解約金・回収費(最低利用期間に未達の場合)
費用項目 | 浄水型(⽔道⽔) | 天然水(宅配) | チェックポイント |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料〜数千円 | 無料〜数千円 | 初回出荷手数料・設置費の有無と金額 |
月額サーバー関連 | 月額にサーバー代・フィルター等を内包することが多い | サーバー代は無料〜有料、安心サポート料など別枠のことも | 「何が月額に含まれるか」書面で確認 |
水代 | 水道代(従量)、宅配ボトル不要 | ボトル代(定額/従量) | 消費増の季節は増額を想定 |
配送関連費 | なし(ボトル配送がない) | 地域送料・追加注文時の送料あり | 離島・北海道・沖縄等の加算 |
電気代 | 数百円〜が目安 | 数百円〜が目安 | 省エネモード/自動クリーンの方式 |
解約金・回収費 | 最低利用期間により発生 | 最低利用期間により発生 | 回収費や返送条件の有無 |
ポイント
「無料」はレンタル料のみを指すことが多く、ほかの費用は別。初回・毎月・解約時に分けて1年トータルで比較しましょう。
初期費用
初回注文時にかかる出荷手数料・設置費など。キャンペーンで無料になる場合もありますが、対象機種や申込み経路が限定されることもあるため、適用条件まで確認を。
電気代
電気代は月あたり数百円〜が目安。省エネ機能(エコモード・スリープ/自動クリーン等)や設置環境(直射日光・周囲温度)で上下します。
- 省エネ機能の有無:自動で温度を抑えるか/深夜にクリーン運転が入るか
- 置き場所:直射日光・熱源の近くを避け、壁と本体に適切な隙間を確保
- 使い方:小分け抽出を減らし、必要量をまとめて注ぐ/長期不在時は電源OFFも検討
水代
浄水型は宅配ボトルを使わず、自宅の水道代のみ(飲んだ分だけの従量)。天然水(宅配)はボトル代が中心で、最低注文数(ノルマ)がある場合もあります。
- 季節や来客で消費が増える月は、追加ボトル代(宅配)や水道代増(浄水)を想定
- 常温水・温水の使用が多いと、電気代にも影響
配送関連費
宅配型は地域別送料や追加注文時の送料が発生する場合があります。離島・北海道・沖縄などは加算の対象になりやすいため要注意。
送料で見落としがちなポイント
- キャンペーン適用外地域の有無
- 配達曜日・時間帯指定の有料化
- 置き配・再配達時の扱い
解約金・回収費
多くのメーカーは最低利用期間(例:2〜3年)を設定しています。期間未満でやめる場合、解約金やサーバー回収費が発生することがあります。
短期利用の可能性がある人は、違約金なしのプラン・お試しの有無もチェックしましょう。
かんたん総額チェック(テンプレ)
次の3行をメモして、初回・毎月・解約時の総額を算出しましょう。比較が一気にラクになります。
項目 | あなたの見積り | 内訳メモ |
---|---|---|
初回合計 | ( )円 | 初回出荷/設置/初回配送 等 |
毎月合計 | ( )円 | 月額(レンタル・サポート)/水代 or フィルター/想定送料 |
解約時合計 | ( )円 | 解約金/回収費/最低利用期間 等 |
1年トータル | ( 初回 + 毎月×12 + 年間メンテ )円 | 年1回費用の計上漏れに注意 |
Smartプラス(コスモウォーター) | |
---|---|
月額料金 | 4,104円(税込) ※費用は水代のみ |
水の種類 | 天然水 |
ボトル交換 | 足元で交換(下置き) |
温度の種類 | お湯・冷水 |
契約期間・解約違約金 | 2年以内:9,900円(税込) |
最新情報 | 口コミ・評判・最新情報はこちら |
【まとめ】
「レンタル無料」でも維持費はゼロではありません。初回・毎月・解約時の3視点で総額をチェックし、あなたの使い方に合う料金体系を選びましょう。
初めて使う人におすすめ!無料でお試しができるウォーターサーバー
公式ページを見ても、何が無料で何が有料か分かりにくいことがあります。



ここでは、シンプルな料金設計で初心者に人気の有名ブランドを3つご紹介します。
水道水を浄水、月額だけで始めやすい「エブリィフレシャス」


エブリィフレシャス(浄水型) | |
---|---|
月額料金 | lite:2,750円/mini・tall:3,300円/tall+cafe:3,850円 (税込、カートリッジ・配送料・初期費用含む※水道代別) |
水の種類 | 浄水 (水道水を高性能カートリッジで浄水) |
ボトル交換 | 不要 (タンクに給水するだけ) |
電気代の目安 | 公式非公表 (ECO機能あり/使用条件により変動) |
温度の種類 | お湯・常温水・冷水 (tall/tall+cafeは高温・常温にも対応) |
契約期間・解約違約金 | レンタル/交換後3年未満での解約:40,000円(不課税) (契約条件により異なる場合あり) |
最新情報 | エブリィフレシャスの最新情報・口コミ |
天然水で「水代のみ」が分かりやすい「コスモウォーター」


コスモウォーター(天然水) | |
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月額料金 | 4,104円〜 (税込、24L/月の例) ※費用は水代のみ。サーバーレンタル料・送料・初期費用は0円 |
水の種類 | 天然水 |
ボトル交換 | 足元交換(下置き・ボトルスライド方式) |
電気代の目安 | SmartプラスNext:約256円/月 (メーカー目安/ECO機能による) |
温度の種類 | お湯・冷水 (機種により常温・チャイルドロック等の機能あり) |
契約期間・解約違約金 | 機種により異なる(例:smartプラス:規定利用2年、満了前解約はサーバー引取手数料16,500円/同機種交換9,900円) |
最新情報 | コスモウォーターの最新情報・口コミ |
無料お試しが充実「クリクラ」


クリクラ(ROミネラル水) | |
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月額料金 | 水代 (例:12L×2本で2,920円)+あんしんサポートパック460円/月 サーバーレンタル料0円/Fitは初回金:通常2,200円・再加熱付4,400円 |
水の種類 | ROミネラルウォーター (逆浸透膜で精製+ミネラル添加) |
ボトル交換 | 上置き (Fitはボトルカバー付き・残量確認スリット) |
電気代の目安 | 公式の月額円表示はなし。消費電力量の目安: ・従来サーバー:62.0kWh/月 ・Fit:40.4kWh/月(再加熱付42.1kWh/月) (JDSA基準・使用条件により変動) |
温度の種類 | お湯・冷水 (Fitに再加熱機能付きモデルあり) |
契約期間・解約違約金 | プランにより異なる(例:通常プランは解約金なしの案内あり/一部プランは契約3年で期間内解約に違約金。 利用本数3か月で6本未満の場合はレンタル料1,100円/月が発生) |
最新情報 | クリクラFit(公式)|料金案内(公式) |
まとめ:無料表示の“からくり”を理解して、総額で選べば失敗しない
ウォーターサーバーの「無料」は、主に①サーバー代を他費用で補う型と②浄水型の月額定額型の2タイプ。どちらを選ぶ場合も、初回・毎月・解約時に分けて総額で比較すれば、思わぬ出費を避けられます。
- 初回:出荷手数料・設置費の有無(キャンペーン対象か)
- 毎月:月額に含まれるもの(サーバー・フィルター・サポート)/配送料や追加ボトルの有無
- 維持費:電気代(省エネ機能の有無)/浄水型は水道代
- 解約時:最低利用期間・解約金・回収費
- 申込み経路:トラブル回避のため、基本は公式サイトで条件を確認してから
よくある質問(FAQ)
- 「サーバー代無料」って本当に全部が0円?
-
多くはサーバー本体のレンタル料のみが無料で、初回出荷手数料や安心サポート、配送料、解約時の回収費などが別で発生する場合があります。
- 浄水型と天然水、トータルで安いのはどっち?
-
使用量や住んでいる地域で変わります。
浄水型はボトル配送がないため配送料や追加ボトル代が不要で、費用が読みやすいのが利点。
天然水は「水代のみ」で分かりやすい反面、追加ボトルや地域送料がかかる場合があります。
- 電気代はどのくらい?節約のコツは?
-
目安は月500〜1,000円程度ですが、省エネ機能のある機種では500円未満に収まる例も。
直射日光や熱源の近くを避ける/壁から適切に離す/必要量をまとめて注ぐ/長期不在時は電源OFFなどで電気代を抑えられます。
- 解約金は必ずかかる?
-
多くのメーカーは最低利用期間を定めています。期間内解約は解約金や回収費が発生する場合があるため、契約前に必ず確認を。
- 一人暮らしに向いているのは?
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管理をラクにしたいなら浄水型(ボトル保管・交換が不要)や、卓上型の小型モデルがおすすめです。スペース・月額・電気代・給水方式(タンク給水 or 直結)をチェックしましょう。
- 「イベントで“完全無料”と言われた」本当?
-
口頭説明では条件が抜け落ちることがあります。
その場で契約せず、公式サイトの料金表・約款で「初回・毎月・解約時」の費用と適用条件を確認してから申し込むのが安全です。
- 赤ちゃんのミルク用にはどれがいい?
-
温度帯が豊富で、常温水・温水の扱いやすい機種、自動クリーン・UV機能など衛生面の仕様を重視。
浄水型・天然水どちらでも条件を満たすモデルはあります。
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