人参ジュースの効果!飲んではいけない人がいる?野菜ソムリエが選ぶおすすめ3選!

人参ジュースの効果・効能を解説

人参ジュースは手軽に買えて、野菜が摂取できる健康ジュース

人参はβカロテン(ベータカロテン)という栄養素が豊富に含まれた優秀な野菜です。

同じ健康ジュース「豊潤サジー」をはじめ、健康ジュースが注目を集める一方で、その効果が気になるところ。

本記事では、野菜ソムリエが人参ジュースの効果と、目的・成分別で選ぶおすすめの野菜ジュースを紹介いたします。

目次

人参ジュースの栄養や効果・効能とは?

人参ジュースにはどんな効果がある?
人参ジュースの
6つの効果・メリット
  • アンチエイジング効果
  • 肌質改善
  • 視力の強化
  • むくみ改善
  • 便秘改善
  • 血糖値の急上昇を防ぐ

人参ジュースに多く含まれる「βカロテン」や「カリウム」などの栄養素によって、6つの効果が期待できます。

それぞれ見ていきましょう。

効果1.アンチエイジング効果

緑黄色野菜の代表である人参には、βカロテンという成分が豊富に含まれています。

人参ジュース100gに含まれるβカロテンは4500μg。

トマトジュース100gに含まれるβカロテンは310μgになるので、その量は約15倍と驚きです。

そんなβカロテンは体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンAは強い抗酸化作用をもたらすのが特徴。老化の原因になる体内の活性酸素の発生を抑えて、抵抗力を高めます。

つまり、健康な体を維持するために積極的に摂りたい栄養素ですね。

効果2.肌質改善

人参ジュースを摂取する目的として美肌効果を期待している方も多いのではないでしょうか。

ビタミンAには皮膚や粘膜を健康に保つ効果もあります。

紫外線のダメージを受けた肌を修復してくれるため、肌質改善を期待できるでしょう。

肌を守るのも作るのも、食の要素は外せません。

人参ジュースは健康だけでなく、美容にも効果がある嬉しいジュースです。

効果3.視力の強化

人参ジュースに含まれるビタミンAは、目にとっても重要な栄養素の一つです。

老眼の改善やドライアイのケアにも効果が期待できます。

小さいお子さんからご高齢の方まで、幅広く摂りたい栄養素です。

効果4.むくみ改善

人参ジュースに含まれるカリウム。これがむくみ改善に役立つ栄養素です。

人参ジュース100gに含まれるカリウムは約280mg。

トマトジュースは100gあたり約260mgですから、比較しても人参ジュースの方がカリウムが多く含まれます。

ナトリウム(塩分)を身体の外に排出したり、血圧を下げる効果があるカリウム。結果としてむくみ改善につながります。

ナトリウム(塩分)を多く摂りがちな現代人にはもってこいです。

効果5.便秘改善

人参ジュース100gには0.2gの食物繊維が含まれます。

食物繊維は消化・吸収されずに大腸まで届く成分。腸内環境を整えたり、便のかさを増やしたりする働きによって便秘改善が期待できるでしょう。

人参の皮には食物繊維が含まれているため、皮ごと加工している人参ジュースを選ぶのがポイントです。

6.血糖値の急上昇を防ぐ

人参ジュースに含まれる食物繊維は、急な血糖値の上昇を抑える働きがあります。

食後、血糖値が急に上昇すると、糖を処理するインスリンの働きが追いつかなくなります。

インスリンがうまく働かず、余ってしまった等は中性脂肪として蓄えられてしまうのです。積み重なると肥満の原因になり、生活習慣病のリスクも高まります。

血糖値の上昇を緩やかにするためにも、おやつや食前に人参ジュースを飲むのがおすすめです。

人参ジュースを飲んではいけない人はいる?

なぜか人参ジュースを調べていると「飲んではいけない人」というワードが目に入ります。

しかし、人参ジュースには体に悪影響を及ぼす心配も一切ありませんので、人参アレルギーでなければ飲んではいけない人はいません。

なぜこのような噂があるのかさえ、分からないくらいです。

人参ジュースはとても健康的な飲み物ですので、是非日々の習慣に取り入れてみてください。

野菜ソムリエが厳選!目的別に選ぶおすすめ人参ジュース3選!

おすすめを紹介

ここでは、目的・成分別で選ぶ、おすすめの人参ジュースを3つ紹介します。

自分に当てハマる目的からピッタリの人参ジュースを選んでみてください。

商品名目的・効果β-カロテン
ピカイチ野菜くんお肌の調子が良くない2380μg/100g
高βカロテンにんじんジュース目の疲れ5000μg/100g
元気いっぱい人参100%血糖値が気になる8200μg/100g
※クリックでジャンプします↓

人参の青臭さが苦手な方に:ピカイチ野菜くん

値段1,560円/本(900ml)
β-カロテン2380μg/100g
カロリー43kcal/100g
販売サイト公式サイトへ移動

栄養たっぷりの人参。

でも、「青臭さが気になって飲みにくい」という方も多いでしょう。

そんな人におすすめしたいのがこちらの人参ジュースです。

国産の人参だけではなく、りんご、レモンを使用。「何度も飲んでほしいから味は絶対に譲れない!」という想いから、何度も研究を重ねた黄金比だそうです。

人参の青臭さどころか、甘みがあってとても美味しくいただけます。

水はもちろん、砂糖も不使用のため毎日飲んでも安心です。

素材にあまり熱を加えずに搾るという製法を使用し、栄養の破壊をなるべく減らしています。

とにかく高品質。栄養たっぷりの人参ジュースです。

目の疲れ:高βカロテンにんじんジュース

値段249円/本(720ml)
β-カロテン5000μg/100g
カロリー32kcal/100g
販売サイト公式サイトへ移動

「最近増えたリモートワークで、パソコンばかりみている」「目の疲れが気になってきた」

そんな方に、こちらの人参ジュースをおすすめします。

商品名にもあるように、βカロテンがズバ抜けて多く含まれています。

コップ1杯(180ml)あたりに含まれるβカロテンは9000~25000μg。これは通常の人参ジュースの約2.3倍~6.5倍です。

βカロテンから変換されるビタミンAは、目にとってとても重要な成分。目の表面にある角膜に涙を保持する粘膜の層を作り、乾燥から守ります。

ドライアイの方、ディスプレイの見過ぎで目が乾燥気味の方などにぜひ勧めたい人参ジュースです。

血糖値が気になる:元気いっぱい人参100%

値段229円/本(195ml)
β-カロテン8200μg/100g
カロリー42kcal/100g
販売サイト公式サイトへ移動

血糖値が気になる方には、こちらの人参ジュースがおすすめ。

高血糖の主な原因は、生活習慣にあると言われています。

運動はもちろん、食事がかなり大事です。トマトベースのジュースに比べて、人参ベースのジュースは糖類が多く含まれています。

そのため、人参ジュースに含まれる糖類は気になりますよね。

こちらの人参ジュースは糖類12g。

他の人参ジュースは13g~14g程度ですから、やや低めです。

リンゴやレモンなどは含まれず人参のみのため、この数値が実現できます。

さらにジュース1本(195g)に含まれる人参はなんと2.2本。βカロテンは16000μgで、栄養も申し分ありません。

〈参考文献〉
・高めの血圧を下げる「GABA」とは?
https://www.dmjegao.com/contents/ingredients/71
・肌の水分を逃しにくくするグルコシルセラミドの力
http://www.pola-rm.co.jp/ceramide/index.html
・カゴメ株式会社 教えて!野菜ジュースのジュースのホント!
https://www.kagome.co.jp/syokuiku/knowledge/honto/
・消費者庁 果実飲料品質表示基準
http://seiryouken.jp/pdf_files/kijun_kajitu_h230930.pdf

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