
一般財団法人 自動車検査登録協会の調査によれば、乗用車の平均使用年数(寿命)は12年~13年未満であり、多くのケースで新車購入後15年に満たない期間で廃車処分されているとのことです。
そのため、今ある車の買取や下取りを前提に買い替えをしようとする場合、少しでも車の価値が残っているうちに買取や下取りをしてもらうには、車を手放すタイミングにも注意する必要があります。
とはいえ、あまりにも早いタイミングで買い替えをおこなうと、コスパ的に「むしろ買い換えない方が得」なんて状況に陥ってしまう可能性もあるため、その見極めは非常に難しいです。
そこで当記事では、年式や走行距離ベースの適切な車の買い替え時期の目安や、車を買い替えるともったいない時期の例などを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
なお、車を高く買取してもらうことで、よりお得に車の買い替えをすることができますので、以下の「車査定価格のシュミレーション機能」で、愛車の買取相場の確認も併せて行われることをおすすめします↓↓
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こちらでは一覧で大まかな買取額がわかる買取相場表をご紹介しております。
それぞれのメーカーの代表的な車種に分けご紹介しておりますので、ぜひ、参考にしてみてください。
↓メーカー名と車名をクリックすることで買取相場表が見れます↓
年式 | 価格相場 |
---|---|
初代(2012年〜2021年) | 53万円~150万円 |
2代目(2021年~現在) | 100万円~260万円 |
※更新日:2025年4月1日
車の買い替え時期の目安(年式・走行距離別など)

車を買取業者に売却、あるいはディーラーに下取りしてもらうことを前提に買い替えを検討する場合、買い替えの時期・タイミングは「車の年式」と「走行距離」を基に検討するのが基本になります。
これは車が古く・走行距離が長いほど状態が悪化している可能性が高いため、車の状態が良いうち(高く売れるうち)に買い替えをした方が、よりコスパ良く車の買い替えがおこなえるからです。
ここではそんな車の買い替えに適したタイミングについて、初めて車の売却・下取りを検討される方にも分かりやすく、詳細に解説をおこなっていきます。
なおフィット(新車価格192.3万円〜)を参考にして例をあげると平均買取価格は以下となっております。
フィットの年式別買取相場 | |
---|---|
年式 | 平均買取価格 |
新車価格 | 192.3万円〜 |
2024年式(1年落ち) | 126.9万円〜160.7万円 |
2023年式(2年落ち) | 70.3万円〜157.2万円 |
2022年式(3年落ち) | 68.1万円〜156.1万円 |
2021年式(4年落ち) | 81.8万円〜175.8万円 |
2020年式(5年落ち) | 69.6万円〜148.6万円 |
2019年式(6年落ち) | 59.0万円〜127.8万円 |
2018年式(7年落ち) | 53.5万円〜111.8万円 |
2017年式(8年落ち) | 36.9万円〜85.2万円 |
2016年式(9年落ち) | 34.7万円〜72.4万円 |
2015年式(10年落ち) | 25.6万円〜60.9万円 |
2014年式(11年落ち) | 19.7万円〜49.2万円 |
2013年式(12年落ち) | 11.3万円〜35.0万円 |
2012年式(13年落ち) | 5.7万円〜23.7万円 |
2011年式(14年落ち) | 5.3万円〜23.2万円 |
2010年式(15年落ち) | 1.3万円〜15.8万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
新車登録から3年目(1回目の車検の時期)

参照元:Googleform
車の買い替えをするのに適した時期として、「車検のタイミングに合わせて買い替える」というものがあり、実際、当社が独自に実施したアンケートでも全体の4分の1にあたる方々が車検のタイミングで買い替えをされています。
また、以下のように2年落ち~5年落ちまでの買取相場はそこまで大きく変わらないため、5年間しっかりと使用した上で買い替えを検討しても、比較的にお得に車の乗り換えをすることが可能です。
フィットの年式別買取相場 | |
---|---|
年式 | 平均買取価格 |
新車価格 | 192.3万円〜 |
2024年式(1年落ち) | 126.9万円〜160.7万円 |
2023年式(2年落ち) | 70.3万円〜157.2万円 |
2022年式(3年落ち) | 68.1万円〜156.1万円 |
2021年式(4年落ち) | 81.8万円〜175.8万円 |
2020年式(5年落ち) | 69.6万円〜148.6万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
とくに新車から3年目の車は新車とほとんど変わらない良い状態の車も多いため、新車価格と大きく変わらない金額(新車価格の7割程度が相場)で買取してもらえることも多いです。
また個人事業主や法人として所有している方は、減価償却の観点からこの年数の額が多くなりますので、新車に乗り換えるならこの3年目のタイミングが最適かと考えます。
とはいえ、上記の表にもあるように、3・4・5年目の買取相場はほぼ横ばいとなっていますので、自家用車として車をご利用中の方は、無理にこのタイミングで買い替えを検討する必要はないでしょう。
3年以内の短期間での乗り替えを検討するなら、カーリースのような初期費用が不要な乗り方の方が適しているので、この場合は下記を参考に購入以外の選択肢を検討されてみるのも良いでしょう↓↓
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新車登録から5年目(2回目の車検&メーカ保証が終了)
フィットの年式別買取相場 | |
---|---|
年式 | 平均買取価格 |
新車価格 | 192.3万円〜 |
2021年式(4年落ち) | 81.8万円〜175.8万円 |
2020年式(5年落ち) | 69.6万円〜148.6万円 |
2019年式(6年落ち) | 59.0万円〜127.8万円 |
2018年式(7年落ち) | 53.5万円〜111.8万円 |
2017年式(8年落ち) | 36.9万円〜85.2万円 |
2016年式(9年落ち) | 34.7万円〜72.4万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
フィットの新車価格は192.3万円〜ですが、上記の表にあるように5年落ち時点での買取相場は69.6万円〜148.6万円(中央値:109.1万円)、残価率は新車価格の約50%であり、この数値は一般的な車の買取相場とほぼ同じです。
しかし、これが7年落ちになると残価率は約30~40%、9年落ちになると約15~20%と右肩下がりになっていくため、5年落ちの車は車の高価買取に期待できる「1度目の車の買い替え時」と言えます。
なお、新車から5年目のタイミングは2回目の車検の時期と重なりますが、この2回目のタイミングから車検のサイクルが3年から2年に短縮されるため、その後は徐々に車の維持コストも高額になっていきます。
また、これと同じタイミングで延長保証を含むメーカー保証(基本3年+延長2年)が終了するので、この時期は故障や定期メンテ等による部品交換費用や修理費用がかかり始める時期でもあります。
新車から5年目で車の買い替えをすることは、このような維持コストの高騰を避ける意味合いも含まれていますので、コスパを重視する方はこのあたりの時期から車の買い替えを検討し始めるのがおすすめです。
また個人事業主や法人として所有している方は、減価償却が終わりかけているケースが多くなっておりますので、節税などで考えるならば乗り換えがおすすめです。
- 残価率が新車価格の5割を超える最後のタイミング
- 2回目の車検から2年おきに車検が必要になる
- メーカー保証+延長保証が終了する
新車登録から7年目(3回目の車検時)
フィットの年式別買取相場 | |
---|---|
年式 | 平均買取価格 |
新車価格 | 192.3万円〜 |
2019年式(6年落ち) | 59.0万円〜127.8万円 |
2018年式(7年落ち) | 53.5万円〜111.8万円 |
2017年式(8年落ち) | 36.9万円〜85.2万円 |
2016年式(9年落ち) | 34.7万円〜72.4万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
上記の表を参考にしていただけると分かるとおり、車(フィット)の買取相場は7年落ちと8年落ちで20~30万円近い差があるため、車をある程度、高い金額で売却するなら7年落ちがラストチャンスと言えます。
また、この時期になると3回目の車検を迎え、経年劣化による部品交換の費用も発生し始める時期ですので、車の維持にかかる負担も5年目以前より増加している可能性が高いです。
これを避けるためには、3回目の車検を受ける前に売却することが適当であるため、維持コストを一旦リセットする目的でも、この時期を目安に車の買い替えを検討されることをおすすめします。
- 高額査定が狙えるラストチャンス
- 以降は経年劣化による部品交換の必要が出てくる
新車登録から10年経過後

フィットの年式別買取相場 | |
---|---|
年式 | 平均買取価格 |
新車価格 | 192.3万円〜 |
2017年式(8年落ち) | 36.9万円〜85.2万円 |
2016年式(9年落ち) | 34.7万円〜72.4万円 |
2015年式(10年落ち) | 25.6万円〜60.9万円 |
2014年式(11年落ち) | 19.7万円〜49.2万円 |
2013年式(12年落ち) | 11.3万円〜35.0万円 |
2012年式(13年落ち) | 5.7万円〜23.7万円 |
2011年式(14年落ち) | 5.3万円〜23.2万円 |
2010年式(15年落ち) | 1.3万円〜15.8万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
上記の表を見ていただければわかるとおり、車の買取相場(とくに下限)は10年落ちを境にガクンと低下し、11年落ち時点では新車価格(192.3万〜)の10~25%程度にまで激減してしまっています。
とはいえ、実はこれでもまだ良い方で、全車種を含めた10年落ちの車の残価率は平均5~10%と、お持ちの車によってはさらに買取価格が低下してしまうことも考えられます。
さらに悪いことに、業者によっては10年落ち・走行距離10万km以上の車の買取・下取りに対応していないこともあるため、買取拒否の例を含めれば相場はさらに低下するでしょう。
そのため、車を買い替える際に費用を少しでも回収したいと考える場合は、遅くともこの10年落ちのタイミングをラストチャンスとして検討を進めていくことをおすすめします。
走行距離が10万kmを超えたタイミング

参照元:Googleform
フィットの走行距離別買取相場 | |
---|---|
走行距離 | 平均買取価格 |
新車価格 | 192.3万円〜 |
10,000km以下 | 122.3万円〜156.1万円 |
10,001~20,000km | 116.4万円〜148.3万円 |
20,001~30,000km | 110.5万円〜140.5万円 |
30,001~40,000km | 105.1万円~135.1万円 |
40,001~50,000km | 99.2万円〜127.3万円 |
50,001~60,000km | 94.6万円〜120.8万円 |
60,001~70,000km | 87.9万円〜114.1万円 |
70,001~80,000km | 83.4万円〜107.7万円 |
80,001~90,000km | 78.0万円〜102.3万円 |
90,001~100,000km | 68.1万円〜90.5万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
上記の表には10万km以降の買取相場が記載されていますが、これはデータを参照したユーカーパック公式サイトに10万km超えのフィットの買取実績が少ないためです(プリウスなどの人気車は15万~20万kmまで買取実績あり)。
これはつまり、フィットのような希少価値の無い車の場合、走行距離が10万kmを超えた時点で買取が難しくなってしまうということであり、買取をしてもらえても思うような金額を提示してもらえないことも多いです。
そのため、いわゆる「ベースグレード車」や「エントリーグレード車」などと呼ばれるような車は査定額にも期待ができず、走行距離10万km時点の車の残価率は10年落ちの車と同じ新車価格の5~10%程度が相場になります。
なおタイミングベルトを使用している車では、10万kmで交換しなければいけませんので、さらに修理費用が高額になることもあります。
通常10万kmを超える車は買取では二束三文にしかならないことも多いですが、廃車買取業者に依頼することで処分費用の削減や税金の還付を受けることもできますので、車の状態に合わせて柔軟に検討されることをおすすめします↓↓
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新しいモデルの車が発売される前または直後
同車種の新しいモデルが発売されると、相対的に古いモデルの価値が低下するため、所有している車のモデルが現行であるうちに手放す方が高く売れやすいです。
といっても、1世代違う程度では大幅な仕様変更が伴うことは少ないため、新モデルが発売された後でも、できるだけ早めに買取や下取りをしてもらうことで問題なく高価買取に期待できます。
また、限定仕様車などの特別な付加価値がある車の場合は、モデルの違いに左右されることが少ないため、新旧の差を気にすることなく買取査定を受けることができるでしょう。
この点は新たに車を購入する際にも役立つ知識ですので、愛車を資産の1つとして考えるなら、モデルや仕様の違いにも注目して検討されることをおすすめします。
ライフプランの変化があったタイミング
例えば結婚や出産などのライフプランの変化があった場合にも、「もう少し大きめの車に買い替えよう」といったニーズが発生します。
- 結婚・出産などで家族が増えた時
- 引っ越し・転勤で住環境などの変化があった時
- カーローンを完済した時
- 昇進や転職・独立などの就業形態の変化があった時
この場合は車の利用目的の変化による買い替えであるため、買取査定額や下取り額に関わらず、将来的な使いやすさや個々のお財布事情に合わせて車の買い替えを検討するのが良いでしょう。
具体例としては、結婚や出産で家族が増える場合は車内スペースが広いミニバンやSUVへの乗り替えを、引っ越しや転勤などで通勤や通学の距離が延びる時は、燃費の良い軽自動車やハイブリッド車に乗り替えるなどがその例です。
減価償却(法定耐用年数)が終了したタイミング
こちらは個人事業主や法人の方が対象となりますが、個人事業主や法人の方は節税対策として車を所有している方も多いかと思います。
そのため減価償却(法定耐用年数)が終了するタイミングで乗り換えを行う事で、より節税効果が生まれますので、できるだけ会社の利益を減らしたいという方は、このタイミングを狙うのもおすすめです。
もちろん、節税対策といっても、できるだけ高く買取してもらえた方がお得ですので、下記のおすすめ車買取業者TOP3などを参考にしつつ、最もお得に車の買い替えができる方法を検討してみましょう↓↓
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なお、下記の関連記事では「車を高く売る時期」について詳しく解説していますので、より充実した車の買い替えをおこないたい方は、ぜひ本記事と併せて参考にしてみてください↓↓
車を買い替えるともったいない時期

一般社団法人日本自動車工業会「2023年度乗用車市場動向調査」によると、車の購入にかかる総費用の全国平均は約264万円と非常に高額で、それ故に買い替えをするタイミングを誤ると大きな損をしてしまう可能性があります。
ここではそんな車の買い替えにおける損を最小限に留める方法の一環として、以下のような「車を買い替えるともったいない時期」についても詳しく解説をおこなっていきます。
車検の直後や税金を支払った直後
車買取業者へ車を売却すると、車検の残期間分の金額を査定額に上乗せしてもらえることも多いですが、実際の車検にかかった整備費用や手数料は反映されないため、相対的に見ればその差額分だけ損をすることになります。
そのため、車を買取や下取りに出す場合は車検を受ける前に査定に出す方がお得で、車検にかかる費用や手続きの手間を削減できる分、コスパやタイパも良くなります。
また、車を所有していると「自動車税・軽自動車税」が1年に1回ずつ、「自動車重量税」は車検の際に2~3年分ずつ一括で発生しますが、これらの税金は廃車(抹消登録)をしない限り還付されないことがあります。
多くの車買取業者ではこれに「自賠責保険料」を含めた還付金を査定額に上乗せしてくれますが、中には還付をしてくれない業者もあるため、事前の確認が必要になります。
もし還付を受けられない車買取業者を利用する場合、税金を払った分だけ損をするということになるので、売却や下取りを伴う車の買い替えは税金が発生する4月1日以前までに済ませるのがおすすめです。
自動車税の還付は月割でおこなわれる(1ヶ月分ずつが還付対象になる)ため、4月1日で発生する税金の還付を受けるには3月に入ってからではダメで、少なくとも2月中に手続きをしておく必要があります。
初めから3月に車を買い替えるつもりであればとくに損はありませんが、2月と3月のどちらかの月に買い替えを検討するのであれば、1ヶ月分の還付を受けられる分、2月に買い替えをした方が少しお得です。
また、自動車重量税については車検が1ヶ月以上残っていないと還付を受けられないので、車の売却を検討する際はこのタイミングに間に合うように申し込みや手続きを進めるようにしてください。
なお、今乗っている車を廃車にする場合、下記の3社が高額買取と適切な税金の還付に期待できるためおすすめです↓↓
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まだローンの支払いが残っているタイミング
こちらは売却時にローンの支払いを一括で支払う方は対象外になりますが、今ある車にローンが残っている状態で買い替えを検討する場合、新しいローン会社へ契約先を変更する手続き(ローンの借り換え)が必要になります。
この際に問題なく借り換えができれば良いのですが、場合によってはローン審査に落ちてしまったり、金利が以前より高くなってしまったりといったデメリットが発生する可能性があるので注意が必要です。
また、ローンの借り換えは無料でできるわけでなく、大手銀行ローンの場合で5,000円ほど、信用金庫や地方銀行のマイカーローンで1,000円~3,000円程度の手数料がかかります。
さらに、古い車のローン残債が残っている状態で車を買い替えると、その分だけ支払い残額や月々の負担が大きくなることにも直結するため、基本的にはしっかりとローンを完済してから買い替えを検討されるのがおすすめです。
ただし、以下のような状況に当てはまる場合は例外ですので、この場合はローン残債がある状態であっても車の買い替えを検討する価値があるでしょう↓↓
- 現在乗っている車の買取相場が高騰している時
- 事故や故障で車に乗り続けることが難しくなった時
- 結婚や出産などのライフプランの大きな変化がある時
なお、ローン残債があるような比較的新しい車は車買取業者に売却するのがお得ですので、以下のおすすめTOP3を参考に売却先を検討されてみてください↓↓
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新車を購入してすぐのタイミング
1年落ちの車の残価率と 購入費用の比較 | |
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比較項目 | 金額の目安 |
1年落ちの車の残価率 | 約70~96% (新車で200万円の車の場合、 差額は約8~60万円) |
購入にかかる諸費用 | 約10~20% (200万円の車の場合、 必要費用は20~40万円) |
※更新日:2025年4月1日
上記の表は1年落ちの車の残価率(車に残されている価値)と車の購入にかかる諸費用を比較したものですが、この結果を見ても新車を購入してすぐのタイミングで買い替えをするのはコスパが悪いことが分かります。
この数値を参考にした場合、1年毎に車を買い替えると新車価格の18~50%分ずつの出費が必要になるため(車両価格が同額の場合)、それならカーリースのような月々定額で車に乗れるサービスを利用した方がお得です。
カーリースなら1~3年程度の短期間での乗り替えも容易におこなえますし、7~9年程度の長期契約で契約満了後に車がもらえるサービスもありますので、常に新車に乗り続けたいという方は優先して検討されてみてください↓↓
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車の買い替え時期は何月が良いのかを解説

車を高く売って・安く買いたいと考える場合、下記のような「決算月」「ボーナスの支給月」「税金の発生月」に合わせた買い替えの検討がおすすめです。
なお、当社が独自に実施したアンケートでは、下記のような時期(月)に車の買い替えをしている方が多いです↓↓

参照元:Googleform
車の買い替えは決算期の2月、3月、9月がお得

上記は日本自動車販売協会連合会の統計データを独自にグラフ化したものになります。
車買取業者はこの売れる時期に、より多くの車を買取り在庫をできるだけ多く抱えておきたいため、買取価格を普段よりも上げて買取してくれるのです。
また、2月・3月・9月は決算(半期決算)と同じタイミングでもありますので、決算セール(半期決算セール)を利用することで車の購入についてもお得に利用できます。
車の買い替えをするには正にベストに近いタイミングと言えますので、よりお得に車の買い替えをしたい方は業者の決算期に合わせて検討してみると良いでしょう。
ボーナス商戦の時期である6月と7月も車の買い替えにおすすめ
車の販売業者にとって、ボーナスの支給月である6月~7月は書き入れ時と言える時期ですので、通常の月よりも値引き額が拡大する傾向にあり、さらに中古車販売業者の場合は在庫確保のために車の買取の動きが活発になります。
とくに薄利多売でも利益の確保ができる大手の販売業者はボーナス商戦に力を入れているところが多いため、ボーナス商戦による大幅値引きを狙うなら、大手の販売業者を優先的に検討されてみると良いでしょう。
また、同じボーナス商戦と歳末セールが重なる12月の買い替えもおすすめですが、この後すぐに2月・3月の決算セールもありますし、査定額に期待できる月では無いので優先度は若干下がります(購入だけならおすすめ)。
とはいえ、どちらにせよ決算月と比べるとお得感は落ちるため、2月~3月に車を売却できない場合の第2希望として検討されるのがおすすめです。
古い車を廃車にする場合は3月中の買い替えがおすすめ
車にかかる税金のうち、自動車税と軽自動車税は毎年4月1日に1年分をまとめて支払いますが、今ある車を廃車にする場合、売却時点から年度末である3月までの残期間分の税金を月割で還付してもらえます。
また、通常の車買取(廃車買取ではない)では税金や自賠責保険料等の還付を受けることはできませんが、多くの業者ではその分を査定額に上乗せしてもらえるため、事前に同様の制度があるかを確認しておくと良いでしょう。
ただし、廃車にする場合の税金の還付には抹消登録完了後1~2ヶ月程度かかり、場合によっては送金支払通知書などの書類と免許証などの本人確認書類を、指定の金融機関に持参して受取る必要があったりと面倒です。
抹消手続きについては車買取業者にお任せできますが、中には税金を還付せず懐に入れるような厄介な業者もいますので、こういったトラブルを回避したい方は3月末日までの買い替えを検討するようにしましょう。
なお、新車の購入時期についてはいつ購入しても月割で同じ額の自動車税がかかる(軽自動車は購入年度の税金は免除)ので、どのタイミングで行われても損はありません。
また、購入する車が中古車の場合は、すでに前の持ち主が税金を支払っているので、軽自動車と同じく翌年まで自動車税の支払いは不要です(維持抹消登録済みや車検切れは除く)。
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 任意保険(引き継ぎせず解約する場合)
また、車をお得に買い替えるためには「高く売れる月」だけでなく「高く買取してくれる業者選び」も重要ですので、後悔なく車の買い替えをおこないたいという方は、ぜひ下記のおすすめ業者も参考にしてみてください↓↓
なお、以下の関連記事では「車が高く売れる時期」についてさらに詳しく解説していますので、本項目と併せて参考にしていただくことで、お得な車の買い替えに役立ちます↓↓
税金がお得になる車の買い替え時期
排気量別の自動車税一覧(1年毎) | ||
---|---|---|
排気量 | 2019年9月までに購入 | 2019年10月以降購入 |
軽自動車 | 10,800円 | 10,800円 |
1000cc以下 | 29,500円 | 25,000円 |
1000cc超 ~1500cc以下 | 34,500円 | 35,00円 |
1500cc超 ~2000cc以下 | 39,500円 | 36,000円 |
2000cc超 ~2500cc以下 | 45,000円 | 43,500円 |
2500cc超 ~3000cc以下 | 51,000円 | 50,000円 |
3000cc超 ~3500cc以下 | 58,000円 | 57,000円 |
3500cc超 ~4000cc以下 | 66,500円 | 65,500円 |
4000cc超 ~4500cc以下 | 76,500円 | 75,500円 |
4500cc超 ~6000cc以下 | 88,000円 | 87,000円 |
6000cc以上 | 111,000円 | 110,000円 |
車の買い替えする場合、上記のような「自動車税(軽自動車税)」「自動車重量税」「自賠責保険料」の還付を月割で受けることができます(車買取業者によってこちらを含んだ額を提示する場合もある)。
ここでは、そんな車の税金と絡めてお得に買い替えるコツをご紹介していきますので、ぜひこの機会にしっかりとチェックをしておいて下さい。
また、以下に車の買い替えで還付を受けられるものをまとめておきますので、併せて参考にしてください↓↓
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 任意保険(引き継ぎせず解約する場合)
年度の途中で車を購入しても翌月から3月までの税金がかかる
- 年度途中に軽自動車を購入した場合
- 年度途中に「中古の」車を購入した場合
自家用車のうち排気量が660cc超の普通車(新車)を購入すると、その年度の自動車税は月割で計算されるため、何月に車を購入しても利用月数における税額は変わりません。
ただ軽自動車の場合は4月1日にのみ1年分の自動車税が発生する(月割で請求されない)ので、4月2日以降の年度の途中に新車を購入すると、その年度中は軽自動車税が発生しません。
ちなみに、普通車であっても中古車を購入する(前の持ち主が還付を受けていない)場合は、購入時の税金は発生しませんが、業者から請求される場合もありますのでご注意ください。
こういった点から、車の購入については一部例外を除いて「いつ、おこなってもお得さに違いはない」ということになるため、購入者の好きなタイミングで手続きをしていただいて構いません。
ただし、車の買取や下取りを伴う場合は、車ができるだけ高く売れるタイミングで売るべきですので、下記のグラフを目安に買い替え時期の検討をおこなうのが良いでしょう↓↓

上記は日本自動車販売協会連合会の統計データを独自にグラフ化したものになります。
車買取業者はこの売れる時期に、より多くの車を買取り在庫をできるだけ多く抱えておきたいため、買取価格を普段よりも上げて買取してくれるのです。
→車の買い替え時期は何月が良いのかを詳しく見る
車を買取に出すなら3月までの買い替えで税金がお得になる
ここまでも何度か触れてきましたが、車にかかる税金や自賠責保険料が還付されるのは車を廃車(抹消登録)にした時は確実にもらえますが、再販をする場合には還付されないことがあります。
多くの車買取業者ではこの還付金分を査定額に上乗せしてくれるのですが、中にはこういった上乗せをしてくれない業者もあるため、車の売却時に前もって確認しておくことが大切です。
とはいえ、還付金額を重視するよりも見積り額が高い業者を探す方がお得なことも多いため、時には還付金分の上乗せをしてくれない業者を利用せざるを得ないこともあるでしょう。
こういった点から、利用する車買取業者によっては税金の還付(またはそれに準じた措置)を受けることができない可能性があるため、車の買い替えは年度末(3月末日)までに済ませるのがおすすめです。
普通車とは違い軽自動車には自動車税の還付制度が無く、さらに1年分を一括で支払うので、税金が発生する4月1日以降に車を買い替えると丸々払い損になってしまいます(自動車重量税と自賠責保険料は還付あり)。
そのため軽自動車を買い替える時は、今ある車を3月までに売却しておく方がお得になります。
車の買い替えで税金の還付を受けるために必要な書類
車買取業者や廃車業者を介さずにご自身で税金の還付手続きをされる場合、以下の書類をもって運輸支局にて車の抹消手続きをすることになります。
(クリックでサンプルが見れます)
- 名義人の印鑑登録証明書(発行日から3カ月以内のもの)
- 自動車検査証(車検証)
- 解体業者からの報告書(解体証明)にある移動報告番号の控え
- 解体業者からの報告書(解体証明)にある解体報告記録日の控え
- 手数料納付書
- 永久抹消登録申請書
- 自動車税・自動車取得税申告書
- ナンバープレート(前後2枚)
- 車の名義人の実印(印鑑証明書の印鑑)
なお、廃車の手続きを業者に代行してもらう場合には、上記に加えて委任状が必要になりますので、その場合は併せて用意しておくようにしてください。
また車の抹消登録が済めば税金は自動で計算・還付されるため、税金の還付に特別な手続きは要りません。
- 【永久抹消登録】←還付を受けるにはこちらの手続きが必要!
- 車の解体を伴う手続きのこと
- 税金の還付を受けることができる
- 一度抹消すると再登録はできない(二度と乗れない)
- 【一時抹消登録】
- 車の解体を伴わない抹消手続きのこと
- 税金の還付は受けられないが止めることができる
- 一度抹消しても再登録ができる(再登録するまで乗れない)
なお、下記の廃車買取業者を利用すれば、必要書類を用意するだけで、廃車の手続きから税金の還付までを一貫して代行してくれますので、手続きの手間を減らしたい方はぜひ検討してみましょう↓↓
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なお、下記の記事では車を廃車処分する流れを分かりやすく解説していますので、スムーズに手続きと還付金の受け取りを進めたい方は、本項目と併せて参考にされてみてください↓↓
車は長く乗った方が得?乗り潰すか買い替えかを選ぶ基準

コスパの良い車の買い替えを検討するのであれば、できるだけ車が高く売れるうちに実行に移すのがおすすめですが、買い替えに適したタイミングを逃した場合は、そのまま壊れるまで乗り続けた方が良いこともあります。
ここではそんなベストな車の買い替え時を逃さないためにも、以下のような「車を乗り潰すまで使用するか買い替えるかを判断する基準」をご紹介していきます。
年式や走行距離に応じて判断する
フィットの年式別買取相場 | |
---|---|
年式 | 平均買取価格 |
2024年式(1年落ち) | 126.9万円〜160.7万円 |
2023年式(2年落ち) | 70.3万円〜157.2万円 |
2022年式(3年落ち) | 68.1万円〜156.1万円 |
2021年式(4年落ち) | 81.8万円〜175.8万円 |
2020年式(5年落ち) | 69.6万円〜148.6万円 |
2019年式(6年落ち) | 59.0万円〜127.8万円 |
2018年式(7年落ち) | 53.5万円〜111.8万円 |
2017年式(8年落ち) | 36.9万円〜85.2万円 |
2016年式(9年落ち) | 34.7万円〜72.4万円 |
2015年式(10年落ち) | 25.6万円〜60.9万円 |
2014年式(11年落ち) | 19.7万円〜49.2万円 |
2013年式(12年落ち) | 11.3万円〜35.0万円 |
2012年式(13年落ち) | 5.7万円〜23.7万円 |
2011年式(14年落ち) | 5.3万円〜23.2万円 |
2010年式(15年落ち) | 1.3万円〜15.8万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
上記の表にあるように車は年式が古いほど、走行距離が長いほど買取相場が安くなっていき、車が高く売れる時期は長くても10年落ち・走行距離10万kmまでというのが一般的な基準です。
実際に、新興国への輸出・再販を目的に買取をおこなっている車買取業者「ENG」などでは、海外人気の高い国産車を他社よりも高く買取する代わりに、買取できる条件を新車登録から10年・走行距離10万km以内に限定しています。
このように、「古い車は商品価値が低い」というのは、多くの車買取業者が共有している暗黙のルールで、たとえ買取対象車にこういった制限を設けていない業者でも、査定額は新しい車より安価になります。
よほど状態の良い車であれば別ですが、低年式車・過走行距離車は売却をしても二束三文にしかならないことも多いため、このような車の場合はそのまま壊れるまで乗り潰した方がお得な場合が多いです。
ただし、壊れるまで乗り潰した車でも全く市場価値がないというわけでは無く、部品取りやパーツの個別販売に需要があるため、乗り潰した後は専門の廃車買取業者に売却をすれば、ただ処分するよりもお得に手放すことが可能です。
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コスパ重視なら高く売れるうちに買取してもらうのがおすすめ

参照元:GoogleForm
上記のアンケート結果にもあるように、多くのカーユーザーは車の売却先に「買取価格の高さ」を望んでいますが、これは車の買い替えにおいても同じことが言えます。
この理由としては、車を売却して得たお金を新しい車の購入費用に充てる方が多いことが挙げられ、当然ながら以前乗っていた車が高く売れれば売れるほど、次に買う車の資金は潤沢になります。
そのため、古い車の売却や下取りを前提として買い替えをおこなう場合には、乗り潰すよりも「車の買い替え時期の目安(年式・走行距離別など)」で挙げた、適切なタイミングで買い替えを検討するのがおすすめです。
以下に車が高く売れる・お得に買い替えができるタイミング(使用年数)の目安についてまとめましたので、買取や下取りを前提に車の買い替えを検討される方は、ぜひ参考にしてください↓↓
また、以下に車を高く売る方法を分かりやすくまとめた関連記事のリンクを載せておきますので、買い替えの際にできるだけ車を高く買取してもらいたい方は、併せて参考にしてみましょう↓↓

税金・車検費用・ガソリン代などの維持費用で判断する

参照元:GoogleForm
当社が独自に集計したアンケートでは、約8%の方が「車の維持が難しくなったこと」を理由に車の売却を検討されており、実際にそれを実行に移されています。
そんな車の維持費用の中でとくに家計を圧迫するのが自動車重量税などを含む車検時にかかる費用で、そのうち自動車重量税は新車から12年目までと、13年目・18年目のタイミングでの税率が以下のように変わってきます。
車両重量 | 自動車重量税(2年分・12年目まで) | ||||
---|---|---|---|---|---|
燃費基準 90~120%達成 | 燃費基準 75%達成 | 燃費基準 60%達成 | 燃費基準 未達成 | ||
免税 | 本則税率 | ||||
0.5t以下 | 0円 | 5,000円 | 2,500円 | 3,700円 | 8,200円 |
~1t | 0円 | 10,000円 | 5,000円 | 7,500円 | 16,400円 |
~1.5t | 0円 | 15,000円 | 7,500円 | 11,200円 | 24,600円 |
~2t | 0円 | 20,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 32,800円 |
~2.5t | 0円 | 25,000円 | 12,500円 | 18,700円 | 41,000円 |
~3t | 0円 | 30,000円 | 15,000円 | 22,500円 | 49,200円 |
具体的に言えば、新車登録から13年目になると車両重量0.5トンごとに年間5,700円(2年で11,400円)に値上がりし、18年経過すると車両重量0.5トンごとに年間6,300円(2年で12,600円)の負担増になります。
さらに言えば、車が古くなるごとに車検に通すための部品交換や修理も頻発するようになりますし、燃費性能も徐々に低下していくため、車が壊れるよりも先に車の維持費用に頭を悩ませることになりかねません。
こういった車も自走可能なうちは車買取に出せる可能性がありますので、乗り潰す前に売却を検討されるのが良いでしょう。
ローンの支払いが難しくなったら早めに買い替えを検討しよう
前の章で「まだローンの支払いが残っているタイミング」での買い替えはおすすめでないと解説しましたが、これはあくまでもローンの返済能力がある方の場合で、家計の状況が大きく変化してしまった方は例外です。
もし車のローンの支払いを続けている時に病気や離職等で支払いを続けるのが難しくなった場合、今ある車を売却して車体価格や維持費用が安い車に買い替えるのも解決法の1つになります。
マイカーローンで新車を購入された方の場合、今ある車はまだ高く売れる場合も多いですし、買い替える車が中古車であれば、ローン残債と買取金を相殺しても十分に手が届く可能性が高いです。
また、ローンの借り換えをすることで金利を下げることも可能ですので、ローン地獄にお悩みの方に取ってはこれ以上ない助け舟になるでしょう。
現在の経済状況が改善されれば、また自分の好みに合う車に乗り替えれば済むことですから、こういった家庭の経済状況の変化についても、車の買い替えの検討材料の1つに加えてみてください。
なお、経済状況の変化により早急にローンの借り換えや車の現金化が必要な方は、下記の関連記事(入金が早い車買取業者4選)も併せて参考にしてみることをおすすめします↓↓
ライフプランの変化に合わせて買い替えを考えるのもおすすめ
例えば以下のような大きなライフプランの変化があった場合は、今ある車が高く売れる・売れない、まだまだ乗れる・乗れないに関わらず、新しい車への買い替えを検討する価値があります。
- 結婚・出産などで家族が増えた時
→【例】軽自動車からワゴン・ミニバン・SUVなどに買い替えるなど - 引っ越し・転勤で住環境などの変化があった時
→【例】通勤距離が長くなったので燃費重視の車に買い替えるなど - カーローンを完済した時
→【例】ローンを完済した車を売却して、よりグレードの高い車に買い替えるなど - 昇進や転職・独立などの就業形態の変化があった時
→【例】昇進のお祝いに買い替える、起業に合わせて自家用車を商用車に買い替えるなど
このような場合は古い車の売却益を含めた資金に見合った車を検討するのはもちろん、利用目的に合った車への買い替えを優先して検討されるのがおすすめです。
利用目的と実際に購入した車があっていないと、またすぐに買い替えを検討しなければいけない羽目にもなりかねませんので、どんな車がこれからの自分の生活に合っているかをしっかりと吟味するようにしましょう。
またその場合にも、古い車が高く売れるに越したことはありませんので、以下のおすすめ業者から、車の状態にあった売却先も併せて検討するようにしてください↓↓
車の買い替えをする時の注意点

車の買い替えで後悔しない結果にするためにも、下記の3つの注意点にしっかりと注目して、面倒なトラブルを避けながら検討や手続きを進めていく必要があります。
ローンの返済状況はしっかりと確認する
車買取をしてもらう際には、ローンを完済するのが基本で、ローン残債がある車を売却して新しい車を購入しようとする場合、ローン残債が査定額を上回ると、車買取業者では買取対応をすることができません。
それでも無理に新しい車を購入すると、二重ローンになって返済地獄を引き起こす羽目にもなりかねませんので、車を買い替える場合はローンを完済できる(している)状態にしてから確実に進めていくようにしてください。
また、ローン残債が無くても新しい車を買うための頭金等の資金は別途必要ですので、できれば買取金でローンをギリギリ相殺できる状態よりも、少し余裕が出るくらいの状況で買い替えをするのがおすすめです。
車に乗れない時期が発生しないよう注意する
車を買い替える際に今ある車を先に売却してしまうと、新しい車が納車されるまでの間に車が使用できず不便です。
この場合、車を購入する業者やディーラーに代車を用意してもらうのが最も手っ取り早い方法ですので、購入先を選ぶ際は、前もってこちらのスケジュールに合わせて代車を用意できるか確認をしておいて下さい。
なお、繁忙期などには代車が足りずに手配が難しい場合もありますが、この場合は売却する車の引き取り日と新し車の納車日が同じ日になるように調整してもらうのが良いでしょう。
ただし申込日からあまり間が空いてしまうと、相場の変動により買取額も変わってしまう場合があるため、その際は以下のような「査定額の保証」がある車買取業者を利用されるのがおすすめです↓↓
車を高く買取・下取りしてくれる業者を選ぶ
車を買い替える際に古い車を高い金額で買取・下取りをすることは、資金に余裕をもって幅広い条件で新しい車を探せることにつながります。
そのためにはできるだけ良心的な車買取業者を探すのが重要ですが、1社ずつ検討していてはらちが明かないので、買取査定を受ける際はできるだけ同時進行で複数社からの相見積もりを取るようにしましょう。
とはいえ、初めて車買取サービスを利用される方には見当もつかない話だと思われますので、まずは当サイトがおすすめする以下3社の車買取業者や一括査定サイトから検討を進められてみてください↓↓
車の買い替え時期に関するよくある質問
車を買い替える時期の平均は何年ですか?
一般社団法人日本自動車工業会「2023年度乗用車市場動向調査」によれば車の保有期間は平均7.2年で、そのうち新車の平均保有期間は7.7年、中古車に比べは6.6年とされています。
このことから、車の買い替えを検討されている方は、新車からおおよそ7年前後を目処に売却をしていると考えられ、これは「車の買い替え時期の目安」で解説したタイミングにもあてはまります。
逆に言えば、この時期を超えると買取や下取りを伴う車の買い替えが難しくなると予想できるため、この7年というタイミングは、お得に車の買い替えができるラストチャンスと言い換えることも可能です。
車の買い替えで後悔してしまう原因は?
当社が独自に実施したアンケート調査では、車の売却を伴う買い替えで、以下のような不満点を口にされている方々がいらっしゃいました。

参照元:GoogleForm
↓スクロールで複数の評判、口コミを見る事が可能です↓

納車までに7ヶ月ほど期間がかかったので
その点はどうにかならないかと感じた。



毎年車検の自動車なので、
自動車税の支払い時期と毎年重なって出費が嵩む点。
夏や冬のボーナス時期であれば
気持ちにゆとりがもてたな、と思います。



故障している箇所が多く、
車自体は安かったが修理にお金がかかってしまった。
中古車で目に見えない傷などがあり、
ショックをうけたことがある。



購入する車については
もう少しじっくり検討するべきだったなとは思います。



納期がずれ込んで真冬になってしまったので、
今後の車検での車の預け入れや、
車無しで行動することを考えると
あまり向いていない時期だったかなと思います。



車検の都合上しょうがないことではあったが、
買い替えたあとで納期が短くなったことだけはちょっと失敗した



欲しかった車に乗り換えられたこと自体は満足しているのですが、
走行距離を考えるともう少し利用していても
よかったかなという後悔がある。



買い替え前まで乗っていた車の
自動車税を支払った後にかいかえました。
ですのでそれまでに乗り換えていたら
自動車税分得をしたのにな~と失敗したと感じました。



人気のある車だったので、
前の車が故障して購入の契約をして1年3ヶ月かかってしまい、
その間、車がないのも困るので中古車を購入して乗っていた。
余計な出費となってしまった。



ディーラーがセールなどをしているときに買えば
少し安くなったのかな?
という気持ちがある。
※更新日:2025年4月1日
上記のアンケートでは、車の買い替えについてはおおむね満足していると答えている方が多かったのですが、買い替えたタイミングに後悔があるという方が一定数おられました。
車の販売業者は車が売れるほど実績につながるため、買い替え時期についてはあまり積極的にアドバイスしてくれないところも多いので、この点は当記事を参考にご自身でしっかり吟味するようにしましょう。
15年落ち・15万kmオーバーの車も買取をしてもらえますか?
ここまで何度も述べてきたとおり、車の買取相場(とくに下限)は10年落ちを境にガクンと低下し、平均すると新車価格の5~10%程にまで激減してしまいます。
それが15年落ち・15万kmオーバーともなると、通常の車買取では見積もりを出してくれる業者の方が珍しいくらいの状況になってしまうため、少なくとも再販を前提とした買取は難しいと言えるでしょう。
ただし、そういった車でも部品やカスタムパーツには個別に価値があるため、廃車買取に出せば数万円から十数万円といった高値で買取してもらえることも多いです。
さすがに新しめの車と比べると買取額は下がってしまいますが、廃車費用を払って処分するよりはずっとましなので、15年落ち・15万kmオーバーの車は廃車買取業者への売却を検討されてみてください↓↓
廃車業者のおすすめTop3 | |
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カーネクスト(廃車買取)![]() ![]() | 自動車関連事業者と提携 ※出張査定は不可 | 13,000社以上の
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TAU(タウ)![]() ![]() | LINE見積もりで簡単相場確認 独自の海外販売 最短翌日に訪問 |
公式 詳細 |
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まとまった資金が無くても新車に乗り換えることはできますか?
まとまった資金がなくても頭金なしのマイカーローン(フルローン)を利用することで車の買い替えができますが、その場合は審査が厳しかったり、金利が高かったりといった弊害があります。
もしこういったデメリットや頭金・手数料などの初期費用なしで車に乗りたいなら、初期費用ゼロ・月々定額で車に乗れるカーリースを検討してみましょう。
カーリースは3年や5年といった短い期間であれば車を購入するよりも安く利用でき、車検やメンテ費等の追加費用も発生しないため、定期的に新車に乗り替えたい方にも便利に使えます。
以下に当サイトがおすすめするカーリース会社3選をまとめますので、「車を買い替えたいけど資金がない」という方は、ぜひこの機会にチェックをされてみてください↓↓
車の買い替え時期まとめ
・車の買い替え時期の目安(年式・走行距離別など)
→新車登録から3年目(1回目の車検の時期)
→新車登録から5年目(2回目の車検&メーカ保証が終了)
→新車登録から7年目(3回目の車検時)
→新車登録から10年経過後
→走行距離が10万kmを超えたタイミング
→新しいモデルの車が発売される前または直後
→ライフプランの変化があったタイミング
→減価償却が終了したタイミング
・車を買い替えるともったいない時期
→車検の直後や税金を支払った直後
→まだローンの支払いが残っているタイミング
→新車を購入してすぐのタイミング
・車の買い替え時期は何月が良いのかを解説
→車の買い替えは決算期の2月、3月、9月がお得
→ボーナス商戦の時期である6月と7月も車の買い替えにおすすめ
→古い車を廃車にする場合は3月中の買い替えがおすすめ
・税金がお得になる車の買い替え時期
→年度の途中で車を購入しても翌月から3月までの税金がかかる
→車を買取に出すなら3月までの買い替えで税金がお得になる
→車の買い替えで税金の還付を受けるために必要な書類
・車は長く乗った方が得?乗り潰すか買い替えかを選ぶ基準
→年式や走行距離に応じて判断する
→コスパ重視なら高く売れるうちに買取してもらうのがおすすめ
→税金・車検費用・ガソリン代などの維持費用で判断する
→ローンの支払いが難しくなったら早めに買い替えを検討しよう
→ライフプランの変化に合わせて買い替えを考えるのもおすすめ
・車の買い替えをする時の注意点
→ローンの返済状況はしっかりと確認する
→車に乗れない時期が発生しないよう注意する
→車を高く買取・下取りしてくれる業者を選ぶ
ここまで車の買い替えをする時期の目安や基準、買い替える時の注意点などを解説してきましたが、上記に本記事の内容を簡潔にまとめましたので、愛車の買い替えを検討される際の早見表としてご活用ください。
一般財団法人 自動車検査登録協会の調査によれば、乗用車の平均使用年数(寿命)は12年~13年未満、また一般社団法人日本自動車工業会では個人の車の保有期間は平均7.2年とされています。
このことから、車が潰れるまで乗り続ける方でも12~13年周期で、売却や下取り前提で買い替えをされる方でも7年前後の周期で古い車を手放し、新しい車を購入されているということが分かります。
つまりは、「車に乗り続ける限りは幾度となく車の乗り換えをすることになる」ということでもありますので、いざという時に失敗や後悔をしてしまわないためにも、本記事でしっかりと予習をしておくようにしてください。
そうすることできっと、ご自身のニーズに合った、お得で満足できる車の買い替えを実現できることにもつながっていくでしょう。