カーリースで審査が甘い会社ランキング5選！ブラックOKな会社や審査が落ちた人でも通りやすいのは？

日本自動車リース協会連合会のデータによれば、全国のリース会社が保有する乗用車の台数は令和6年度時点で2,310,974台であり、その需要は毎年増加傾向にあります。

しかし、カーリースを利用するにも自動車ローンと同様の審査が必要であり、審査なしで契約を結ぶのはできないため、信用情報機関のブラックリストに載っている方などには、やや手を伸ばしづらいサービスと言えます。

ですが実際には、カーリースには審査不要とはいかないまでも、自社審査により審査基準が甘い会社やブラックOKなケースなども多数存在しているんです。

そこで本記事では、実際に審査が甘いとされているカーリース会社をランキング形式でご紹介するとともに、審査に落ちる理由や対処法、任意整理中にカーリースを契約しやすくするコツなどを解説していきたいと思います。

↓↓下記の表では数ある業者の中でも、とくに審査が甘いと言われるカーリース会社3社をまとめていますので、まずはこちらの内容をチェックしてみましょう。

審査が甘いおすすめ カーリース・サブスクTop3
1位  オリックスカーリース	独自の審査基準 信用情報に左右されにくい
	詳細　　公式
2位 ニコノリ	複数の信販会社と提携している 審査結果は最短当日回答
	詳細　　公式
3位 定額カルモくん	独自の審査基準 月額料金が安いため審査に通りやすい
	詳細　　公式

→全国版審査が甘いカーリース会社ランキングはこちら

当サイトの評価基準と検証内容

当サイトでは以下の内容について実際にサービスを使用して徹底検証いたしました。

• 車種の数
• リース料金
• 契約内容の充実度
• 契約に含まれる内容

リースできる車種の数やグレードの豊富さ、保有台数を以下の方法で検証を行いました。

検証方法
リースできる車種の数やその車種で選択できるグレード、保有台数が多ければ多いほど、目当ての車が見つかりやすいので、

リースできる車種の数多い順に星MAX5としてスコア化しました。

カーリース料金の安さについて以下の方法で検証を行いました。

検証方法

リース料金が総合的に安い順に星MAX5としてスコア化しました。

検証車種

普通車部門	メーカー：トヨタ 車種名：ヤリス(2WD/1000cc) グレード：X
	メーカー：トヨタ 車種名：プリウス( 2WD/2000cc) グレード：G
軽自動車部門	メーカー：スズキ 車種名：ハスラー（2WD/660cc） グレード：HYBRID X
	メーカー：ホンダ 車種名：N BOX（2WD/660cc） グレード：ベースグレード

検証条件

• オプション：なし
• カラー：追加料金なし
• リース期間：1年/3年/5年/7年
• 頭金、ボーナス払い：なし
• 任意保険：なし
• プラン：車両本体代金、自賠責保険料、自動車税、重量税、車検代、エンジンオイル交換を含む
• 月間走行距離制限：1,000km
• 契約満了後の扱い：返却(MOTAのみもらえるプラン)

ヤリス(2WD/1,000cc/X)　契約期間別の料金比較表

スクロールできます

ヤリス(2WD/1,000cc/X)　契約期間別の料金比較表
	1年	3年	5年	7年
SOMPOで 乗ーる	46,200円	29,030円	27,370円	27,150円
ニコノリ	49,000円	取扱なし	30,900円 (500kmで計算)	取扱なし
定額カルモくん	88,575円	36,475円	35,390円	31,410円
KINTO	取扱なし	38,940円	36,190円	35,090円
リースナブル	取扱なし	34,100円	28,600円	取扱なし
オリックス カーリース	取扱なし	取扱なし	35,750円	24,970円
クルカ	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
coolmint	取扱なし	34,650円	26,090円	28,290円
ピタクル	取扱なし	取扱なし	34,430円	31,790円
eneos新車の サブスク	取扱なし	43,010円	33,440円	29,920円
MOTA カーリース	取扱なし	取扱なし	取扱なし	30,690円 (もらえるプラン)
ノルカ	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
NORIDOKI	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
カーコン カーリース	取扱なし	37,620円	31,460円	31,020円
オート フラット	取扱なし	43,120円 (フルメンテ 500kmで計算)	30,910円 (フルメンテ 500kmで計算)	32,810円 (フルメンテ 500kmで計算)
コスモMy カーリース	取扱なし	46,090円	34,980円	30,580円
ノレル	55,020円	41,500円	35,380円	30,820円

プリウス(2WD/2,000cc/G)　契約期間別の料金比較表

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プリウス(2WD/2,000cc/G)　契約期間別の料金比較表
	1年	3年	5年	7年
SOMPOで 乗ーる	69,410円	48,500円	44,750円	44,090円
ニコノリ	取扱なし	取扱なし	48,742円 (500kmで計算)	取扱なし
定額カルモくん	136,025円 (メンテナンスなし)	68,265円 (メンテナンスなし)	54,020円 (メンテナンスなし)	60,890円 (メンテナンスなし)
KINTO	取扱なし	63,360円	58,960円	56,980円
リースナブル	取扱なし	52,580円	44,880円	取扱なし
オリックス カーリース	取扱なし	取扱なし	67,760円	47,080円
クルカ	取扱なし	39,600円 (メンテナンスなし)	取扱なし	取扱なし
coolmint	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
ピタクル	取扱なし	取扱なし	57,090円	51,920円
eneos新車の サブスク	取扱なし	80,080円	60,170円	52,690円
MOTA カーリース	取扱なし	取扱なし	取扱なし	58,080円 (もらえるプラン)
ノルカ	取扱なし	52,800円 (メンテナンスなし)	取扱なし	取扱なし
NORIDOKI	取扱なし	45,100円 (メンテナンスなし)	取扱なし	取扱なし
カーコン カーリース	取扱なし	69,960円	55,440円	57,200円
オート フラット	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
コスマMy カーリース	取扱なし	73,480円	59,180円	52,690円
ノレル	72,860円	50,400円	47,190円	48,620円

ハスラー(2WD/HYBRID X)　契約期間別の料金

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ハスラー(2WD/HYBRID X)　契約期間別の料金
	1年	3年	5年	7年
SOMPOで 乗ーる	40,100円	25,510円	24,620円	24,620円
ニコノリ	41,800円	20,130円	20,350円	21,120円
定額カルモくん	92,795円	44,395円	34,110円	30,350円
KINTO	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
リースナブル	取扱なし	29,480円	25,080円	取扱なし
オリックス カーリース	取扱なし	取扱なし	30,360円	24,420円
クルカ	取扱なし	22,000円 (メンテナンスなし)	取扱なし	取扱なし
coolmint	取扱なし	30,580円	19,820円	23,890円
ピタクル	取扱なし	取扱なし	28,490円	28,270円
eneos新車の サブスク	取扱なし	35,860円	28,930円	26,510円
MOTA カーリース	取扱なし	取扱なし	取扱なし	30,690円 (もらえるプラン)
ノルカ	取扱なし	30,800円 (メンテナンスなし)	取扱なし	取扱なし
NORIDOKI	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
カーコン カーリース	取扱なし	40,150円	32,560円	30,580円
オート フラット	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
コスモMy カーリース	取扱なし	39,820円	31,350円	28,160円
ノレル	54,715円	38,701円	33,851円	33,995円

N BOX(2WD/ベースグレード)　契約期間別の料金比較表

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N BOX(2WD/ベースグレード)　契約期間別の料金比較表
	1年	3年	5年	7年
SOMPOで 乗ーる	52,500円	31,890円	28,250円	26,930円
ニコノリ	44,770円	25,630円	23,650円	24,090円
定額カルモくん	102,255円	47,475円	31,910円	30,460円
KINTO	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
リースナブル	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
オリックス カーリース	取扱なし	取扱なし	31,240円	25,080円
クルカ	取扱なし	25,300円 (メンテナンスなし)	取扱なし	取扱なし
coolmint	取扱なし	23,100円	25,980円	26,860円
ピタクル	取扱なし	取扱なし	30,470円	29,480円
eneos新車の サブスク	取扱なし	39,490円	33,330円	29,480円
MOTA カーリース	取扱なし	取扱なし	取扱なし	31,570円 (もらえるプラン)
ノルカ	取扱なし	33,000円 (メンテナンスなし)	取扱なし	取扱なし
NORIDOKI	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
カーコン カーリース	取扱なし	39,820円	32,340円	30,580円
オート フラット	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし
コスモMy カーリース	取扱なし	37,070円	33,330円	29,260円
ノレル	取扱なし	取扱なし	取扱なし	取扱なし

カーリースを契約する際、契約内容の充実度を以下の方法で検証を行いました。

検証方法

走行距離とリース期間の選択数、中途解約の可否、契約満了後の扱い、装備品オプションの豊富さをポイント付けし選択数が高い順に星MAX5としてスコア化しました。

カーリースの契約に含まれる内容について以下の方法で検証を行いました。

検証方法

契約できるメンテナンスプランの豊富さ、任意保険の豊富さをポイント付けし、評価が高い順に星MAX5としてスコア化しました。

カーリースで審査の甘い会社ランキング・ベスト5

※更新日：2024年12月1日

比較的基準は甘いとされてはいるものの、カーリースには自動車ローンなどと同じく事前審査が必要であり、どのリース会社においても、CICなどの機関が提供する信用情報を基に審査がおこなわれるところもローンと同様です。

そこで本項目では、「リース料の安さ」を特に重視しつつ、独自審査や頭金の有無などの審査の通りやすさに対するプラス要素を含め、おすすめの会社をランキング形式でご紹介していきます。

1位：オリックスカーリース

オリックスカーリースでは独自の基準で審査をおこなう「自社審査」を実施しており、現在の収入や生活状況などをフラットに判断してくれます。

その際、一応は信用情報の照会を第三者機関へ要請されることになりますが、あくまでもその情報は審査をする上での要素の1つとして利用され、申し込みを受理するかしないかは同社独自の判断基準で決められます。

そのため、信用情報に傷がある方でも比較的審査に通りやすく、それでいて頭金や保証人なども不要なところが大きな魅力であり、頭金も不要であるためまとまったお金が用意できないという方にも利用しやすいです。

ただし、オリックスカーリースは契約期間が最短5年からと長めなので、短期間の利用にはあまり向いていない点はややデメリットと言えます。

とはいえ、契約期間が満了すればそれまで乗っていた車をそのままもらうことが可能なので、できるだけ確実に・安価で車をゲットしたいという方には非常におすすめなカーリースです。

→さらに詳しくオリックスカーリースの評判や口コミをみる

2位：ニコノリ

ニコノリは月々のリース料がボーナス払い込みで5,500円～と格安であり、支払額が安いと滞納や未払いのリスクも低くなるため、他社と比べて審査が甘いカーリース会社の1つです。

また、ニコノリには提携しているリース会社が3社あり、「A社の審査に落ちたらB社に、B社もダメならC社に」といったように、最大で3回も審査を受けるチャンスがあるところも大きなポイント。

ただし、ニコノリには一部の輸入車や高級車の取り扱いが無いので、選べる車種はそこまで多くないことには注意が必要です。

→外車のサブスクおすすめランキング7選はこちら

とはいえ、車種にこだわらず「とりあえず何でもいいから車が必要」という方にはピッタリなので、チャンス（審査をしてくれるリース会社）の多さを重視するなら、ニコノリを優先的に選ぶのが良いでしょう。

→ニコノリの評判や口コミはこちら

3位：定額カルモくん

定額カルモくんはナイル株式会社とオリックス自動車株式会社が提携してサービスを提供しているカーリースで、申し込み時の審査はサービスの提供元であるオリックスが独自の基準で実施します（＝自社審査）。

このような自社審査では信用情報機関への照会をおこなわないことが多いので、信用情報に傷がある場合も審査に通りやすいという極めて大きなメリットがあります。

そのため、他社でカーリースの審査に落ちた方でも、定額カルモくんであれば問題なく契約できるケースも多いです。

また、定額カルモくんでは車両価格（支払総額）が安価で、その点も同社が審査が甘いと言われる所以になっています。

→定額カルモくんの評判や口コミはこちら

4位：SOMPOで乗ーる

SOMPOで乗ーるは頭金なし、保証人不要で月々12,100円～の低価格で車をリースすることができ、さらに国産車は当然のこと、中古車や輸入車の取り扱いもある、選べる車の豊富さについては業界トップクラスのカーリースです。

→外車のサブスクおすすめランキング7選はこちら

そんなSOMPOで乗ーるは銀行の自動車ローンと比べて審査が甘く、それでいてオンライン上で月額料金の試算や仮審査の申し込みが簡単にできるため、初めてカーリースを利用する方が申し込みしやすいというメリットもあります。

なお、仮審査の結果が出るのは申し込み後1～2営業日中と早いため、カーリースの審査に通る見込みがあるかどうか、お試しで申し込んでみるのにおすすめ。

また、SOMPOで乗ーるでは、万が一通常の審査に通らなかった場合でも、保証人を付ける条件付きで契約が認められるケースもあります。

信用情報機関に照会をおこなう分、紹介をおこなわない会社と比べると審査の甘さで若干劣るものの、車種の豊富さやリース料金などのサービスの質を含む評価はピカイチです。

→SOMPOで乗ーるの評判や口コミはこちら

5位：ノルカ

ノルカは独自の基準で審査をおこなう「自社審査」のカーリースであり、信用情報機関を通して審査をおこなわない分、審査基準は他社審査のカーリースと比べて非常に緩めになっています。

実際にその審査通過率は95％（公表値）と極めて高く、他社の審査に落ちた方でも、ノルカであればカーリースの契約を結べる可能性が高いです。

ただし、ノルカでは契約時に頭金20万円を支払うことが義務付けられており、加えて契約期間が他社と比べて短めなため、月額料金が高めなところがデメリットです。

とはいえ、審査の通りやすさだけで見れば文句なしに業界トップクラスですので、「どうしても今すぐ車が必要」という方には十分におすすめできます。

車を一括購入するのは難しい、あるいは自動車ローンの審査には落ちてしまったが、頭金を用意する余裕はあるという方は、このノルカへの申し込みを第一候補として検討するのが良いでしょう。

↓↓なお、下記の記事では審査が通りにくい業者もありますが、さらに多くのおすすめカーリースを紹介していますので、興味がある方は本項目と併せて参考にしてください。

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カーリースを審査不要で利用できる会社はない

数あるカーリース会社の中には「審査不要」をうたっているところもありますが、実際には信販会社や信用情報機関を通さない自社審査をおこなっており、厳密に言えば審査なしで契約できるカーリースはありません。

また、たとえ審査不要で契約できるカーリースがあったとしても、支払い遅延などのリスクを回避するために不十分なサービスを提供したり、高額な料金を請求されるなどの対策が講じられる可能性が高いです。

そもそも、審査通過率95％を誇るノルカの例があるように、審査の甘いカーリースを利用すればほとんどの方が問題なく契約が可能なので、わざわざ不要なリスクを取ってまで審査なしのカーリースを探す必要もありません。

できるだけ質の良いサービスを安心して利用するためにも、カーリースの審査は甘んじて受けるようにしましょう。

ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性はある

原則的にはカーリースであっても自動車ローンであっても、ブラックOKで優先的に車を貸してくれる業者は存在しません。

しかし、そんなブラックリスト掲載者でも、ある一定の条件を満たすことでカーリースの契約がOKな可能性があります。

↓↓青い文字列をクリックorタップすると、知りたい見出しにすぐ飛べます！

• ブラックリストに載っている人がカーリースの審査に通る方法
• ブラックリストに載っている人でも審査に通りやすいカーリースはどこ？

ブラックリストに載っている人がカーリースの審査に通る方法

まず大前提として、ブラックリストに載っている方がカーリースの審査をできる限り通過しやすくするためには、定額カルモくんなどの自社審査の会社を選ぶ必要があります。

自社審査のカーリースでは信用情報機関に照会をおこなわない、あるいは照会をしても審査基準が他社審査のものより甘い傾向にあるため、信用情報がブラックであっても審査に通りやすいからです。

その上で下記のようなポイントを押さえておくことで、よりカーリースの契約を結ぶことができる可能性が高まります。

以下で上記2つのポイントを詳しく解説しますので、「ブラックだけどカーリースを契約したい」という方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

債務を清算し、ブラックリストから消えるのを待つ

たとえば借金の支払いの遅延や延滞でブラックリストに登録されてしまった場合、リストから解除されることになるのは借金を完済してから5年後になります。

また、これが自己破産の場合は借金の完済から7年後になり、信用情報機関のブラックリストから名前が消されるまでは、ローンを初めとするお金の借入をおこなうことができません。

これは審査の手続き上、信用情報機関への照会が必要な多くのカーリースでも同様で、該当するリース会社では、どのような対策を練ろうともこの経過措置期間が過ぎるまでは契約が結べないということになります。

この問題に対処するにはできるだけ早く債務を清算し、ブラックリストからの解除を待つのが最も現実的な方法であり、それも難しい場合はイチかバチかで「自社審査」のカーリースに申し込むしか手はありません。

ただし、「ブラックリストに載っている人でも審査に通りやすいカーリースはどこ？」で後述する会社に申し込むことで、ブラックリストから解除されるのを待たなくてもカーリースの契約を結べる可能性が出てきます。

連帯保証人を付ける

ブラックリストから名前が消えるのを待てないという場合、イチかバチかで「自社審査をおこなっているカーリース会社」に申し込むことで状況の打開が図れる可能性があるのは前述のとおりです。

そしてその場合、できるだけ審査に通りやすくするための方法の1つとして、カーリースの契約を結ぶ際に連帯保証人を付けることが強く推奨されます。

この理由としては、連帯保証人を付けることで、カーリース会社はリース料の支払いに一定の保証を設けることができるため、契約者の信用情報がブラックであっても低リスクで車を貸しだせるからです。

なお、連帯保証人になれる方は二親等以内または三親等以内の親族に限られることが多いので、この辺はカーリースに申し込む前に確認をしておくのが良いでしょう。

ただし、カーリースの契約者本人が料金の延滞や未払いにより強制解約になってしまった場合、その支払い責任は連帯保証人になった方のもとへと向かいます。

場合によってはその方との関係性が崩れてしまうことにもつながるので、第三者に連帯保証人になってもらうからには、最後まで責任をもってリース料の支払いをするようにしてください。

ブラックリストに載っている人でも審査に通りやすいカーリースはどこ？

ブラックリストに載っている方がカーリースの審査を受ける場合、自社審査をおこなっている上記3社の業者を利用することで、

審査に通りやすくなる可能性が高くなっておりますが、ブラックOKではないということは理解しておいてください。

全ての会社がそうだとは限りませんが、自社審査をおこなうカーリース会社の多くは信用情報機関に照会をかけず、申込者の現在の支払い能力を見て契約できる・できないの判断をするところが多くなっております。

もちろん、ブラックOKであり掲載者全員が100％審査に通るというわけではないものの、年収や現在の債務状況などに問題が無ければ、案外すんなりと審査を通過できる可能性もあるでしょう。

ただしその場合も、ブラックリストに掲載される原因になった借金を、しっかりと返済しきっていることが前提です。

→オリックスカーリースの評判や口コミはこちら

カーリースの審査基準

カーリースの申し込みをすると、主に下記の5つのポイントを審査して契約が可能かを判断されます。

• 年収
• 雇用形態や勤続年数
• 不動産などの資産
• 現在の債務金額や借入件数
• 債務の支払遅延や未払いは無いか

以下より、上記5つのポイントの審査基準などを詳しく解説していきますので、カーリースのご利用を検討されている方はしっかりとチェックをしておきましょう。

年収

カーリースの審査に通るための年収の基準は、おおよそで200万円以上あればOKとされています。

さらに年収が多ければもっと高い車を購入することも可能であり、他の借り入れなどが無ければ年収の半額未満の車であれば、高い確率で審査に通過することが多いです。

ただし、これはあくまでも基準なので、扶養者やその他の資産の有無などによっては200万円以下でも審査に通ることはありますし、反対に信用情報に傷がある場合などは、年収200万円以上でも審査に落ちるケースがあります。

また、信用情報機関に照会をおこなわない（自社審査をおこなう）業者の場合、年収の基準が200万円未満に設定されている可能性もあるため、ご自身の収入が基準に満たないからといってあきらめる必要はありません。

年収が低くても「支払い能力あり」と判断されればリース契約を結ぶことは可能なので、あきらめずに複数のカーリース会社への申し込みを試してみるのが良いでしょう。

雇用形態や勤続年数

たとえばフリーターよりも正社員、一般企業よりも公務員といったように、申し込む方の雇用形態が収入的に安定していればしているほど、カーリースの審査にはプラス要素として働きます。

また、カーリースの審査では勤続年数も重要視され、一般的には勤続年数が1年以上である場合、通常よりも審査が有利になるとされています。

なお、一部のカーリース会社では、勤続年数が1年未満の場合は連帯保証人を立てる必要があるところもあり、どちらかといえば雇用形態よりもこちらの方が重要視されることが多いです。

必須ではないにしても連帯保証人を立てた方が審査には通りやすくなるので、担当スタッフから保証人の付帯を提案された場合は、できるだけ提案を受け入れるようにしましょう。

不動産などの資産

これはあくまでもプラス要素で、無いからといって審査にマイナスに働くことはありませんが、不動産や貯金、有価証券などの資産をお持ちの場合、資産がない方よりも優遇されやすいです。

年収が200万円未満の方でも、こういった資産を持っていると審査に通る可能性が高まるので、カーリースに申し込む際には申込書の資産の項（または概要欄）にもしっかりと入力・記入をするようにしましょう。

また、主婦または主夫の方は配偶者との共有財産の申告も忘れないようにしてください。

とはいえ、資産がなくても他の基準を満たしていれば問題はないので、資産がないからといってカーリースの審査に通らないというわけでは一切ありません。

現在の債務金額や借入件数

カーリースは総量規制の対象外であるため、貸金業法上のルールに縛られることはありませんが、審査の際には現在の債務金額（総額）や借入件数もしっかりとチェックされます。

そのため、カーリースの審査を受ける際には返せる借金はできるだけ返しておく、借入先を1本にまとめるといった対応をしておくのが望ましいです。

また、そういった対策が難しい方は、原則として信用情報機関への照会をおこなわない、「自社審査」を実施している業者に申し込むようにするのが良いでしょう。

ちなみに任意整理や自己破産などと違い、各銀行などで提供される「おまとめローン」の利用は信用情報に傷がつくことが無いため、必要ではそういった金融サービスの利用を検討されることもおすすめします。

債務の支払遅延や未払いは無いか

すでにローンやクレジットカードなどの借り入れがある方は、下記のような行動を取ることで信用情報に傷がつく（ブラックリストに乗る）可能性があります。

この中でも、借金の延滞や未払いはとくに起こりやすいものですが、基本的には「61日以上返済が遅れている」「3ヶ月連続で返済が遅れている」「連続で督促状による返済をしている」といったことが無い限り問題はありません。

ただし、これらの条件を満たした場合、カーリースの審査を通過する確率が大きく下がってしまうため、常日頃から信用情報に傷がつかないような誠意ある対応を心がけることが肝心です。

なお、信用情報がブラックの方がカーリースを利用する方法については、後述の「ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性はある」の項で詳しく解説をしています。

→オリックスカーリースの評判や口コミはこちら

カーリースの審査が甘い理由

一般的にカーリースは自動車ローンのそれよりも審査が甘いと言われますが、その主な理由には下記のようなものがあります。

• カーリースは総量規制の対象外だから
• リースする車が担保になるから

以下より、上記2つのポイントを分かりやすく解説していきますので、カーリースの審査を受ける際の参考にしてください。

カーリースは総量規制の対象外だから

貸金業法における「総量規制」とは、主に上記のようなルールのことを指します。

これに対し、100万円をゆうに超える車を商品として扱っているカーリースでは、最低でも年収200万円程度が審査に通るラインとされており、この事からもわかるとおり総量規制の「3分の1ルール」から逸脱しています。

これはカーリースが年収の3分の1を超える貸し付けをしてはいけないからであり、だからこそ年収の3分の1を大きく超える金額の車でも、比較的容易にリース契約を結ぶことができるのです。

ただし実際には、総量規制の対象外であっても、返済不能になるリスクを回避するため一定の基準を超える貸し付けはおこなわず、年収の半額程度を最大額に設定している会社が多いです。

そのため、現実的に「年収が低くても高級車を自由に購入できる」といったことにはならないので、その点だけは注意してください。

リースする車が担保になるから

実はカーリースだけでなく自動車ローンについても前述の総量規制の対象外なのですが、そんな自動車ローンに比べてカーリースの方が審査が甘いと言われるのには、もう1つ大きな理由があります。

それが「カーリースで提供される車の名義がリース会社のものであり、さらに貸し出している車がそのまま担保として利用できるから」という理由です。

これが自動車ローンで購入した車の場合だと、所有名義はローン契約者本人のものになり、ローン残債のある・なしに関わらず、契約者の意思で自由に売却することが可能です。

しかし、カーリースで提供する車はあくまでもリース会社の持ち物であり、何らかの理由で契約が中断された場合でも、リース会社の手元に資産としての車が残ることになります。

これにより、リース会社は利用料金の未払いなどで発生した損害を補填できる（未払いのリスクを未然に防ぐことができる）ため、一般的に自動車ローンよりも審査が甘くなる傾向にあるのです。

→オリックスカーリースの評判や口コミはこちら

カーリースの審査に落ちた場合の理由と対処法5選

審査が甘いと言われるカーリースでも、場合によっては審査に落とされる場合もあり、その理由には下記5つの原因が考えられます。

• 収入に見合わない高額なリース料
• 無駄なオプションをつけすぎている
• 他のローンやクレジットカードなどの借り入れが多い
• 頭金なしのカーリースは頭金ありよりも審査が厳しい
• カーリースの審査基準は会社ごとに一律ではない

それぞれの原因を知ることで、次回の申し込みに活かすことができますので、万が一カーリースの三佐に落ちてしまった時は、以下で解説する詳細を参考にしてもう一度審査に挑んでみましょう。

収入に見合わない高額なリース料

カーリースは総量規制のルールの対象外ではあるものの、やはり年収に見合わない額のリース契約を結ぼうとすると、相応に審査のハードルも高くなってしまいます。

そのため、カーリースを利用する際はできるだけ支払総額が安い車を選ぶことで、高いものを選ぶ時よりも審査に通りやすくすることが可能です。

たとえば新車を借りようとして審査に落ちてしまった場合は、中古車を扱っているカーリース会社に申し込んでみたり、軽自動車などの比較的安価な車種を選ぶのも効果的です。

もちろん、月々の負担が重くなり過ぎないように注意することも大切ですから、カーリースに申し込む時は担当スタッフとしっかり相談をして、ご自身にピッタリなプランを検討していくようにしてください。

また、下記（タップorクリックでタブを切り替え）の記事では、中古車リース・軽自動車リースのおすすめ事業者をご紹介していますので、そちらも併せてチェックしておきましょう。

無駄なオプションをつけすぎている

オプションを沢山つけてしまうとその分だけリース料も高くなり、審査の際に「年収と見あわない」と判断されて審査に通らなくなってしまう恐れがあります。

万が一の事故や故障に対処するためにも、車両保険や無料の点検整備などのオプションには最低限加入しておきたいところですが、カーナビなどの必須ではないオプションは我慢するのも1つの手です。

カーナビは自前で購入すれば、車を乗り換えても引き続き使用することができますし、任意保険などはご自身で安いものを見つけて契約することも可能ですので、審査に通る可能性を高めることより優先されるものではありません。

自前で購入・契約する分には審査に影響ができることはないので、節約できるところはできるだけ節約するように心がけましょう。

他のローンやクレジットカードなどの借り入れが多い

カーリースに申し込む際に他のローンやクレジットカードなどの借り入れが多い状態だと、カーリースの審査にマイナスの影響が出てしまう可能性があります。

この場合、カーリースに申し込む前に返せる分はできるだけ返済しておくか、借り入れをしている業者をまとめる（1本化に近づける）ことで、審査の際に有利に働きやすくなります。

なお、「おまとめローン」などを利用しても信用情報に傷が付くことはないので、複数の貸金業者にお金を借りているよりは、「おまとめローン」を利用して借金をまとめておくのがおすすめです。

また、普段あまり利用しないクレジットカードは解約するなどして、できるだけリース会社の印象が良くなるように努めることも大切です。

頭金なしのカーリースは頭金ありよりも審査が厳しい

基本的にカーリースには頭金を必要としないものが多いのですが、「ノルカ」を初めとする一部のカーリースには、契約をする上で頭金の支払いが必須であるものも存在します。

本来、頭金は契約者の支払い能力を示すためのもの、あるいは未払いが発生した際の保証金として働くものであり、当然ながら頭金の規定があるカーリースの方が審査は甘くなります。

そのため、頭金なしのカーリースの審査に落ちてしまった場合には、頭金ありのカーリースに改めて申し込むことで、審査に通る可能性を高めることが可能です。

その中でも、「ノルカ」は信用情報機関を通さない独自の審査をおこなっていることもあり、他の頭金ありのカーリースよりもさらに甘い審査に期待が持てるでしょう。

ただし、ノルカでは頭金として20万円ものまとまったお金が必要なので、もう少し頑張れば格安の中古車を一括で購入することも可能です。

カーリースは状態が良い車が手に入りやすい代わりに、購入する場合と比較して支払総額が割高になりやすいので、その辺はご自身のニーズに合わせて購入方法を選び分けるようにしてください。

カーリースの審査査準は会社ごとに一律ではない

たとえば定額カルモくんであれば「オリックスカーリース」が、SOMPOで乗ーるの場合だと「オリコオートリース」がという感じで、カーリースごとに審査をおこなうリース会社や信販会社が個別に存在します。

そのため、カーリース会社ごとにその審査基準は微妙に異なり、同じ条件でも「あっちの会社では審査に落ちたが、こっちの会社は通った」ということも良く起こります。

とくにリース会社や信用情報機関を通さない「自社審査」のカーリースは、一般的な審査基準と大きく異なっていることも多く、そういったカーリースは通常より審査が甘いケースが多いです。

自社審査をおこなっているカーリースには主に下記の3社があるので、他社で契約を断られてしまったという方は、ぜひ再チャレンジしてみることをおすすめします。

ただし、短い間隔で同じカーリースに続けて申し込むのは得策ではないため、審査を受ける時は各社1回ずつにとどめ、同じ会社で改めて審査を受け直したい場合は、数ヶ月程度間隔をあけてから申し込むようにしましょう。

↓↓なお、ここまでの内容を押さえておけば審査に通りやすくするための用意は十分ですが、カーリースをよりお得に、安心して利用したい方は、本項目と一緒に下記の記事もチェックしておきましょう。

・カーリースで後悔しないためにおすすめするチェックすべきポイントは？

カーリースの自社審査は通常の審査より基準が甘い！

前述の解説でも軽く触れてきましたが、ここではカーリースの自社審査について、もっと詳しく深掘りをしていきたいと思います。

自社審査と通常の審査の違いをしっかりと把握しておくことで、審査に通る可能性を高めることにもつながるので、ここでしっかりとチェックをしておきましょう。

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• カーリースの自社審査は通常より通りやすい
• 自社審査をおこなっているカーリース会社はどこ？

カーリースの自社審査は通常より通りやすい

通常のカーリースは提携している信販会社が、CICやJICCといった信用情報機関に照会をおこなったうえで、申込者に支払い能力があるか（カーリースを契約しても良いか）を判断します。

しかし、自社審査をおこなうカーリースでは信販会社を通さず独自の基準で審査をおこなうため、通常のカーリースよりも審査が甘くなりやすいです。

また、信販会社を介さない場合は信用情報機関に債務履歴などの照会をしないことも多いため、信用情報に傷がある方でもカーリースの契約ができる可能性が高まります。

ただし、自社審査のカーリースには下記のような注意点・デメリットもあるため、事前にしっかりと確認をしたうえで吟味検討をすることが大切です。

自社審査をおこなっているカーリース会社はどこ？

自社審査をおこなっているカーリースは数が少なく、大手では主に上記の3社が該当します。

上記3社のうち定額カルモくんとオリックスカーリースはオリックスカーリースの独自審査を採用しております。

そんな2社に対し、ノルカは月額料金はやや高め（他2社は1万円台だがノルカは3万円台～）、頭金として20万円が必要であるものの、新車であっても審査に通りやすいというところは大きなメリットです。

この辺はユーザー各々のお財布事情や車が必要な期間などを鑑みて検討をするべきなので、どちらのタイプがご自身に合っているかしっかりと検討した上で、申し込みをおこなうようにしてください。

→オリックスカーリースの評判や口コミはこちら

カーリースの審査が甘い会社を任意整理中の人が利用する方法

任意整理・債務整理とは、返済期間が長くなる代わりに借金の減額を図る手続きのことですが、原則として任意整理をするとリース契約やローン契約を結べなくなるというデメリットがあります。

では、そんな任意整理や債務整理をした方が、再びカーリースの契約を結べるようになるにはどんな条件をクリアする必要があるのか、以下で詳しく解説をしていきたいと思います。

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• 【結論】任意整理は完済後・5年以内はカーリースを利用できない可能性が高い
• 債務整理をした人がカーリースの審査に通るコツは？

【結論】任意整理は完済後・5年以内はカーリースを利用できない可能性が高い

借金の任意整理をおこなった場合、借金を完済してから5年間は信用情報機関のブラックリストに乗ることになります。

その上で、任意整理の手続きに3ヶ月～6ヶ月程度、借金の返済に3年～5年ほどかかることを考えると、最大で10年もの間、リース契約やローン契約を結ぶのが難しい状況が続く可能性が高いです。

また、任意整理ではなく自己破産をしたという方の場合は、この経過措置期間が任意整理よりも2年長い7年になり、借金は申し立てが受理された時点で0になるため、早めに返して措置期間を短縮するということもできません。

こういった状況に該当する場合、絶対にカーリースの審査を通らないというわけではないものの、やはりブラックリストに載っていない方と比べると、カーリースを契約できる確率は格段に低下します。

任意整理をした人がカーリースの審査に通るコツは？

過去に任意整理を経験したことがある方でも、下記2つの条件を満たすことで、何もしない場合よりも審査に通りやすくなる可能性があります。

以下より、上記2つのポイントについて詳しく解説をしますので、同項目に該当する方はぜひ参考にしてください。

任意整理から5年以上経つと審査に通りやすくなる

任意整理または自己破産を経験したことがある方が、信用情報機関のブラックリストから抹消されるには、下記のとおりの期間が必要です。

ここで注意してほしいのが、上記のペナルティ期間は借金がなくなった時点を起点としてカウントが始まることで、借金を完済していない限りは、いつまで待ってもブラックリストから外されることはないという点です。

自己破産の場合は法的な手続きが完了した時点で借金がなくなるため、特に気にする必要もありませんが、任意整理や債務整理の場合は、上記のペナルティ期間に「借金の返済にかかる期間」も加算されるため注意が必要です。

逆に言えば、早く借金を返し終わるほどペナルティ期間も短くなるため、任意整理後は無理のない範囲でできるだけ早く借金を返済することが推奨されます。

料金が安いカーリースを選ぶと審査に通りやすい

任意整理や自己破産後の経過措置期間中は、通常よりもカーリースの審査に通りにくくなるのは前述のとおりですが、あくまでも通りにくくなるだけであって、絶対にカーリースを契約できないというわけではありません。

たとえば「カーリースの自社審査は通常の審査より基準が甘い！」の項で解説したような自社審査のカーリースを利用することで、任意整理や自己破産の経過措置期間中でもカーリースの審査に通る可能性が上がります。

ただし、自社審査のカーリースであっても、「リース料が現在の支払い能力を超えている」と判断されてしまうと、高い確率で審査に落ちてしまうことになるでしょう。

そのような事態を避けるためには、できるだけ料金（支払総額）の安いカーリース、または車を選ぶのが効果的です。

なお以下では当サイトが独自に年数別に分け料金が安いカーリース会社を検証した結果となりますので、ぜひ、参考にしてみてください。

検証車種

検証条件

• オプション：なし
• カラー：追加料金なし
• リース期間：1年/3年/5年/7年
• 頭金、ボーナス払い：なし
• 任意保険：なし
• プラン：車両本体代金、自賠責保険料、自動車税、重量税、車検代、エンジンオイル交換を含む
• 月間走行距離制限：1,000km
• 契約満了後の扱い：返却(MOTAのみもらえるプラン)

カーリースの審査が甘い会社に関するよくある質問

ここでは、カーリースの審査が甘い会社についてのよくある質問に回答していきます。

どの情報もカーリースの審査に通るためには欠かせない情報ですので、この機会にしっかりとチェックをしておいて下さい。

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• カーリースの審査ってローンと比べて厳しいの？
• カーリースは自己破産した人でも利用できるの？
• 自社リースと自社ローンの違いはなに？
• カーリースの支払いが遅れたらどうなる？
• カーリースの契約に保証人は必要なの？

カーリースの審査ってローンと比べて厳しいの？

一般的に、カーリースは自動車ローンと比べて審査基準が甘いとされていますが、その主な理由は審査をクリアするために最低限必要な年収のラインが、自動車ローンよりもカーリースの方が低めに設定されていることが挙げられます。

もっと具体的に言えば、自動車ローンで借り入れることができるお金の上限は年収の30％～40％が目安であり、たとえば200万円の車を購入しようとする場合、必要な年収はだいたい500万円～600万円程度です。

それに対し、カーリースの場合は年収のおよそ半額分までの借り入れが可能とされるのが基本であり、200万円の車を購入する場合でも、年収が400万円ほどあればほぼ問題なく審査に通ることになります。

ちなみに、200万円の車はカーリースでもやや高額な方ですし、数ある業者の中には中古車の取り扱いがあるところも豊富にありますから、年収的には200万円もあれば契約に困ることは無いでしょう。

カーリースは自己破産した人でも利用できるの？

審査を通過する確率は大きく下がりますが、カーリースは自己破産をされた方でも契約を結べる可能性が十分にあります。

ただし新車のリースを利用したり、信販会社や信用情報機関を介した審査をおこなう会社では審査を通過するのが難しいので、この場合は自社審査をおこなうカーリースに申し込むのがおすすめです。

自社審査をしているカーリースは？

• 定額カルモくん
  提携しているオリックスカーリースが独自に審査をおこなう
• ノルカ
  自社審査＆頭金（保証金）ありなので審査の通りやすさはトップクラス
• オリックスカーリース
  信用情報の照会はおこなうが、審査は自社独自の基準でおこなう

ただし、自社審査のカーリースでも100％審査に通過できるとは限らないため、たとえ1社の審査に落ちてしまった場合でも、あきらめずに他の会社の審査を受ける根気が重要になります。

また、頭金や保証人が必要なカーリースは不要なカーリースと比べて審査が甘いことが多いので、そういった会社へ優先的に申し込んでみるのもおすすめです。

自社リースと自社ローンの違いはなに？

• 相違点
• 共通点

【カーリースの場合】

• 原則として頭金は不要
• ローンと比べて審査が甘い
• 車の所有権はリース会社にある（契約満了まで）
• 定期メンテや車検整備がリース料に含まれることが多い

【ローンの場合】

• 頭金が必要な場合がある
• ローンと比べて審査が厳しい
• 車の所有権は契約者本人にある
• 定期メンテや車検費用は契約者負担

• サービス提供者（業者）が独自の判断基準で審査をおこなう
• 車の購入費用を一括で支払う必要がない
• 購入（サービス利用）費用のほかに利息や手数料が発生する
• 利用には事前の審査が必要

自社リースと自社ローンの違いと共通点を簡潔にまとめてみましたので、まずはこちらをチェックしてください。

上記の内容を見ていただいてもわかるとおり、実際にはカーリースとローンの双方におけるユーザーの使用感の違いはほとんどなく、基本的にはどちらも同じ感覚で車に乗ることが可能です。

ただし、法律的な観点から言えば車の所有権が契約者本人にあるか、それともリース会社にあるかは大きな違いであり、これは主に「契約中に車を自由にカスタムや売却ができるかどうか」といった点に影響します。

自動車ローンで車を購入した場合、車の所有権は契約者本人にあるため、車は自由にカスタムしたり売りに出したりすることが可能ですが、カーリースの場合、こういった行為はすべて禁止されることが多いです。

とはいえ、カーリースには決まった契約期間があるため定期的な乗り換えが容易に可能ですし、残価設定をおこなうことで比較的安い料金で車に乗ることができるため、この点は必ずしもデメリットとは言い切れません。

カーリースと自動車ローンのどちらを選ぶかは申込者の生活スタイルによる部分が大きいので、その辺はどちらが自分に合っているかをしっかりと検討した上で、利用するサービスを吟味するようにしましょう。

残価設定とは

残価設定はリース契約が満了するタイミングでの車の査定額（残価）を予想しておき、その分をあらかじめリース料（総額）から差し引くことで、月々の負担額を抑えるシステムのことです。

最初に設定した残価が契約満了時の実際の査定額を上回った場合は差額は返金され、反対に残価が実際の査定額を下回った場合には、その差額を契約者が負担しなくてはいけません（＝残価清算）。

ただし、カーリース会社ごとに「差額が20万円未満なら残価清算はしない」といったルールが設けられているため、実際には残価設定ありのカーリースでも契約満了時の清算をしないケースが多いです。

なお以下の記事では「カーリースはやめとけ」という多くの意見に対しての実際のメリットやデメリットなどを包み隠さずご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

あわせて読みたい

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カーリースの支払いが遅れたらどうなる？

カーリースのリース料の支払いが滞った場合、基本的には下記のような内容・順序で対応が取られます。

• 初めて支払いが滞った時→支払いを催促する連絡が来る（督促状など）
• 支払い遅延が連続した時→サービスの利用停止通知（警告）が届く
• それでも支払わなかった場合→強制解約および法的措置がとられる可能性がある

なお、カーリースによっては、車にサービス提供者の任意でエンジンを停止することのできる遠隔装置が取り付けられていることもあり、支払いの遅延が発生した時点で車が使えなくなる可能性があります。

その場合、遅れている料金を支払うまで車に乗ることはできないので、カーリースを利用する際は、料金の支払い忘れや延滞が発生しないよう注意してください。

また、万が一強制解約になった場合でも「月々のリース料×残りの契約期間」ぶんの料金や、遅延損害金を支払う義務は残ります。

基本的にこれらの費用は強制解約になった時点で一括で支払う義務が発生し、支払い要請に応じなかった場合は法的措置をとられる可能性が高いため、併せて注意しておくようにしましょう。

カーリースの契約に保証人は必要なの？

原則的にカーリースの契約に保証人は不要ですが、契約者の収入が安定していないなどの理由により、リース会社から連帯保証人の付帯をお願いされることがあります。

その場合、要請を拒否するとカーリースの審査に通らない可能性が高いので、リース会社から要求されたらできるだけ保証人を付けるようにしましょう。

また、こちらから希望することで連帯保証人を付けることを前提に審査を受け、カーリースに契約できる可能性を高めることもできるので、念のために覚えておくことをおすすめします。

なお、カーリース会社によっては連帯保証人の続柄を二親等あるいは三親等までの範囲に限定しているところもあるため、保証人を探す際には前もってリース会社の担当者に確認をしておくようにしてください。

カーリースの審査が甘い会社まとめ

ここまで審査が甘いと言われるカーリース会社の具体例やその理由、その他にも審査基準や審査に落ちた場合の原因と対処法などを分かりやすく解説してきました。

以下に本記事で解説した内容を簡潔にまとめますので、カーリースに申し込まれる際の最終チェックにご活用ください。

↓↓ではまず、審査基準が甘いと言われるカーリース（＝車のサブスク）のおすすめTOP3をまとめます。

審査が甘いおすすめ カーリース・サブスクTop3
1位  オリックスカーリース	独自の審査基準 信用情報に左右されにくい
	詳細　　公式
2位 ニコノリ	複数の信販会社と提携している 審査結果は最短当日回答
	詳細　　公式
3位 定額カルモくん	独自の審査基準 月額料金が安いため審査に通りやすい
	詳細　　公式

→全国版審査が甘いカーリース会社ランキングはこちら

↓↓続いてはカーリースの一般的な審査基準や審査に落ちた場合の原因と対処法、ブラックリストの掲載者や任意整理中の方がカーリースの審査に通るコツについて簡潔にまとめます（タップorクリックでタブを切り替え）。

カーリースは自動車ローンと比べて審査が甘く、フリーターや専業主婦、学生の方でも契約がしやすいというメリットがあります。

しかし、その審査内容や実際に審査が甘いとされている会社、万が一審査に落ちてしまった場合の対処法などをしっかりと心得ていないと、いざという時にカーリースの契約ができないという事態につながりかねません。

ブラックOKなカーリース会社はないものの審査が甘い会社はございますので、本記事を参考に安心してカーリースへの申し込みを検討されてみてください。

→オリックスカーリースの評判や口コミはこちら