ウォーターサーバーが気になっていてSNSで口コミを調べると、「体に悪い」「雑菌だらけ」の投稿があり、そんな内容に不安を感じていませんか。
本記事では、体に悪いと言われるウォーターサーバーの裏事情について詳しく解説します。
これからウォーターサーバーの契約を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 結論、昨今のウォーターサーバーはかなり衛生面を機能性でカバーしている
- ウォーターサーバーを不衛生にさせてしまうポイントは「メンテナンス不足」
- 自分や家族の安全を守るために、ウォーターサーバーを衛生的に。
【雑菌だらけで不衛生?】ウォーターサーバーを衛生的に保つ方法|菌を繁殖させないためには
ウォーターサーバーを衛生的に保つためには、定期的な掃除とメンテナンスが欠かせません。
近年のウォーターサーバーにはクリーン機能が搭載されているものも多いですが、あくまでも内部のみの清掃です。
外部も定期的に掃除をしなければ、ほこりやゴミが溜まり、衛生的に保てなくなります。

そのため、いつまでも衛生的に保つためには、定期的な掃除やメンテナンスが必須だと言えるでしょう。
【結論】不衛生で雑菌だらけではない4つの理由|ウォーターサーバーはとても衛生的


ウォーターサーバーは、「雑菌だらけ」「不衛生」などの声も上がっていますが、決してそのようなことはありません。
ここからは、ウォーターサーバーが雑菌だらけではない理由を解説します。
- ウォーターサーバーには自動クリーン機能が搭載
- UV除菌や抗菌システムが完備されているウォーターサーバーも
- エアフィルターで内部への雑菌の侵入を防止
- 自動の定期メンテナンスでウォーターサーバー内の清潔を維持
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
雑菌だらけではない理由①:ウォーターサーバーには自動クリーン機能が搭載


近年のウォーターサーバーのほとんどには、自動クリーン機能が搭載されています。
自動クリーンとは、冷水タンクや配管にサーバー内の温水を循環させて除菌する機能のことです。
100度近い熱水で各部位を流すため、しっかりと除菌できるのが特徴です。



万が一ウォーターサーバーの中に雑菌が入り込んでも、クリーン機能が働くことで雑菌を減らして衛生的な環境を保っています。
雑菌だらけではない理由②:UV除菌や抗菌システムが完備されているウォーターサーバーも


ウォーターサーバーによって搭載されている機能は異なり、中には自動クリーン機能だけではなく、UV除菌や抗菌システムが完備されている種類もあります。
UV除菌機能は、一般細菌などの微生物の細胞内のDNAを破壊し、死滅させるのが特徴です。
自動クリーン機能よりも非常に高い除菌効果が期待できるため、安全面や衛生面にこだわりたい方は、UV除菌や抗菌システムが完備されている種類がおすすめです。
雑菌だらけではない理由③:エアフィルターで内部への雑菌の侵入を防止
ウォーターサーバーの利用中に、内部から「ボコボコ」という音を聞いて、壊れたのではないかと不安を感じた経験がある方もいるでしょう。
この音は壊れたのではなく、ボトル内に水を出しながら、外部の空気を取り込んでいる音です。
外気にはほこりやゴミ、細菌などが含まれており、取り込まれるとサーバー内部や水を汚染してしまいます。
ウォーターサーバーの中には、エアフィルターを導入している種類もあります。



エアフィルターを導入することで、外気に含まれる細菌やほこりなどを取り除き、サーバー内部や水の汚染を防ぐことが可能です。
雑菌だらけではない理由④:自動の定期メンテナンスでウォーターサーバー内の清潔を維持
ウォーターサーバーにも様々なクリーン機能が搭載されているため、基本的には安心して清潔に利用できるものが多いです。
しかし、メーカーからのメンテナンスを受けた方がより安心して利用できると考える方も多いでしょう。
メーカーの中には、定期的にホームメンテナンスを行ってくれるところもあります。
2年に一度やその都度依頼するなど、メーカーによって頻度は異なります。



また、無償でメンテナンスをしてくれるメーカーもあれば、費用がかかるところもあるので、事前の確認が大切です。
雑菌だらけ・不衛生にさせてしまう3つのポイント|ウォーターサーバーのメンテナンスは徹底しよう


ウォーターサーバーを清潔に利用し続けるためには、使い方も重要なポイントです。
ここからは、ウォーターサーバーを不衛生にさせてしまう3つのポイントを解説していきます。
- 節約のためにウォーターサーバーの電源を切る
- 定期的なメンテナンスを行わない
- 浄水型ウォーターサーバーでフィルター交換をしないまま使い続ける
やってはダメな不衛生ポイント①:節約のためにウォーターサーバーの電源を切る
近年では電気代の高騰が続いているため、節約しようとウォーターサーバーの電源を切っている方もいるでしょう。
しかし、ほとんどのウォーターサーバーには自動クレーン機能が搭載されており、電源を切るとその機能も止まってしまいます。
それだけではなく、温水の温度が低下して雑菌が繁殖する可能性が高まるため、衛生的とは言えなくなるでしょう。



電気代が気になる方は、省エネモードが搭載されているウォーターサーバーがおすすめです。
やってはダメな不衛生ポイント②:定期的なメンテナンスを行わない
初めにもお伝えしましたが、ウォーターサーバーには定期的なメンテナンスや掃除が欠かせません。
特にメーカーが指定した期間にメンテナンスを怠ると、雑菌が繁殖し、サーバーや水が汚染される可能性が高まります。
また、メーカーのメンテナンスだけではなく、家庭でもこまめに掃除することが重要です。
- 注入口を清潔な雑巾でこまめに拭く
- ボトルの交換時に接続部を清潔な雑巾で拭く
- ウォーターサーバー本体に付着した汚れやほこりを定期的に取り除く



簡単な拭き掃除だけでも清潔を維持できるので、気づいたときに清潔な雑巾や歯ブラシなどで掃除するようにしましょう。
やってはダメな不衛生ポイント③:浄水型ウォーターサーバーでフィルター交換をしないまま使い続ける
浄水型ウォーターサーバーの場合は、定期的にフィルターを交換しなければ、雑菌が繁殖する原因となります。
浄水型ウォーターサーバーには、水道水を浄化するために、浄化フィルターが付いています。
メーカーが指定する期間で効果を行わなければ、フィルターの浄化作用が低下し、細菌やほこりが水に入ってしまうかもしれません。



決められた期間内に、必ずフィルター交換を行うようにしましょう。
衛生的なウォーターサーバーにはメリットがたくさん!
いつでも新鮮で綺麗な水が飲める宅配水・天然水
ウォーターサーバーがあれば、いつでも新鮮できれいな水が飲めます。
ウォーターサーバーの水は、水質や放射能検査などが厳しく行われています。
また、宅配水の場合は、水源にこだわった天然水を届けているため、品質だけではなく、味も楽しめる水がいつでも利用できるのです。
塩素などの薬品を使用していないため、消毒臭の心配もありません。
赤ちゃんのミルク作りの手間が省ける
ウォーターサーバーがあれば、赤ちゃんのミルク作りの手間を大きく省けます。
水道水から作るとなれば、お湯を沸かしてからミルク作りが始まるため、以上の時間がかかるでしょう。
ウォーターサーバーの場合はすぐに温水が使えるため、わずか1〜2分でミルクが作れるのです。
忙しいママさんには、大きなメリットだと言えるでしょう。
災害時の備蓄水になる
ウォーターサーバーの水は、災害時の備蓄水になるのも大きな魅力の1つです。
災害が起きると停電や水道管の破裂などで、水が利用できないケースもあります。
ウォーターサーバーのボトル水は未開封で3〜12ヶ月持つので、万が一の場合の備蓄水として備えられるのです。