※当記事はノーインデックスにしています。
※新規記事の執筆時にも共通して役立つ内容になります。
メンテナンスを行う記事のリストアップ
ミズマガではメンテナンス対象を大きく次の2種類に分けてリストアップしています。
1.検索順位又はアクセスが上昇した記事(メンテナンス頻度:少ない)
2.上位表示を狙う記事(メンテナンス頻度:多い)
検索順位はGRCなどの検索順位確認ツールで行います。
また、グーグルアナリティクスにてアクセスが増えた記事を対象にしています。
対象1.検索順位又はアクセスが上昇した記事
検索順位の上昇とは「20位以内の記事」を対象にし、アクセスは「1日50PV以上の記事」を対象にしています。
上記のどちらかが当てはまればメンテナンス対象にしています。
トラフィックの獲得を目的とした収益から遠い記事の場合、メンテナンスの頻度は、1ヶ月に1度程度と低いです。
対象2.上位表示を狙う記事
主に収益が見込める優先度の高い記事のことを指します。
メンテナンスの頻度は現在の順位やアクセスに関係せず1週間に1.2回程度と多いです。
■該当する記事の例
・https://www.iid.co.jp/contents-waterserver/ranking/
・https://www.iid.co.jp/contents-waterserver/tapwaterserver/
・https://www.iid.co.jp/contents-waterserver/humming-water/
・https://www.iid.co.jp/contents-waterserver/sodastream/
・https://www.iid.co.jp/contents-waterserver/nomu-silica/
メンテナンス方法と重要なポイント
ミズマガでメンテナンスを行う際に必ず確認していることが次の2つです。
・サジェストとLSIの検索ボリューム
・サジェストとLSIの切り替わり(反映)
検索ボリュームの確認方法はグーグル広告の「キーワードプランナー」を使用しています。
1.サジェストとLSIの検索ボリューム
ここでは次の記事をメンテナンス例としてお伝えします。
■メンテナンス例(https://www.iid.co.jp/contents-waterserver/low-cost/)
・狙うキーワード:ウォーターサーバー 安い
まずはサジェストとLSIを確認する
グーグル検索で「ウォーターサーバー 安い」と検索します。
サジェストとLSIは頻繁に更新されるため、メンテナンスの度に検索ボリュームを含めて再確認しています。
・ウォーターサーバー 安い(vol:14800)
・ウォーターサーバー 安い 一人暮らし(vol:590)
・ウォーターサーバー 安いのか(vol:320)
・ウォーターサーバー 安い ノルマなし
・ウォーターサーバー 安い 赤ちゃん
・ウォーターサーバー 無料 からくり
・ウォーターサーバー いらない
サジェストとLSIを抜き出し、検索意図に関係するキーワードだけを追記項目としています。
そして、上記のうち検索ボリュームのあるキーワードから優先的にH2項目として追記します。
検索意図に関連性はあるが、検索ボリュームが少ない(vol:200以下)キーワードはH3項目にしています。
※重要!追記のタイミングとLSIがなぜSEO対策に重要なのか?
フレッシュネス(記事の最新度)については様々な見解がありますが、AIが記事内の最新度合いを測る基準として「LSIの変化に常に対応できていること」が重要だと考えています。
サジェストやLSIは現在のユーザー検索意図に合わせて日々更新されていますので、追い続けることで記事を「最新の状態」にキープすることができます。
また、追記修正は一度に大部分を改修するよりも「クローラーの巡回頻度に合わせて少しずつ更新」する方が過去の例からも効果を実感しています。
(サーチコンソールでクローラーが来たことを確認した後、次のH2候補を追記する:確認方法を見る↓)
サジェストとLSIを確認する頻度は?
収益が見込める優先度の高い記事は3ヶ月に1度の頻度でサジェストとLSIを検索ボリューム含めて確認しています。
その他、久しぶりにメンテナンスをする記事であれば必ず確認しています。
LSIを選ぶポイント
LSIは検索意図に近いものと遠いものが混在しています。
そのため強引に全て網羅することも可能ですが、ユーザーとの距離を考えて除外することも大切です。
➀ ウォーターサーバー ジャパネット
→ テレビでジャパネットがどこよりも安い!と宣伝しているため、LSIに登場しています。
ここでは「ジャパネットのウォーターサーバーは本当に安いのか?」などの追記内容になるでしょう。
➁ ウォーターサーバー いらない or やめた
→ ウォーターサーバーを契約したが高くてやめた!安いと思っていたが電気代や配送料を含めるとコスパが悪い!
などの意図でLSIに登場しています。
このようにLSIの意図とユーザーとの距離を考えたうえで追記することを心がけています。
2.サジェストとLSIの切り替わりを確認する
サジェストとLSIが切り替わった直後は、検索ボリュームが多いにも関わらず競合他社が見落としているお宝キーワードが頻繁に出現します。
ここでは次の記事を例にします。
■メンテナンス例:ソーダストリーム 評判 口コミ
・https://www.iid.co.jp/contents-waterserver/sodastream/
まずは外部ツール(もぐらキーワード)にてソーダストリームの単一キーワードの関連語一覧を取得します。
ソーダストリームの関連キーワードが1,070件ヒットしました。
その後、1,070件の関連キーワードの検索ボリュームを調べます。(キーワードプランナーにコピペするだけで約2秒)
すると検索ボリュームが高く競合難易度が低いお宝キーワードを見つけることができます。
この例では「ソーダストリーム 評判(vol:9900)」の急上昇キーワードが見つかりました。
元々は「ソーダストリーム 口コミ(vol:4400)」がサジェストに出現しており、その後「口コミ → 評判」に切り替わり検索ボリュームが倍以上に上昇しています。
そして、タイトルやH2を修正するだけですぐに1位を獲得しました。
競合他社はキーワードの切り替わりに気付いていないため、キーワードの難易度も低いです。
サジェストやLSIはトレンドのように急上昇するキーワードが多々ありますので、常に調査をしてトラフィック増加に繋げています。
※現在ではLISが口コミ→ 評判に切り替わっています。
突然、出現するサジェストの例
もう1つ例として、上記の画像内「ウルトラファインバブル デメリット」は突然サジェストに出現し、現在も検索ボリュームは増加傾向にあります。
このようなキーワードに即時対応することでトラフィックの増加とフレッシュネス評価を維持できると考えています。
これはメンテナンスにおいて非常に重要なことだと思っています。
サーチコンソールでクローラーの頻度を確認する方法
グーグルのクローラーが該当記事に来る頻度や日時を確認する方法です。
➀サーチコンソール内の「インデックス」>「カバレッジ」をクリックする。
➁データを「有効」のみにチェックする。
➂次に「送信して登録されました」をクリックする。
➃絞り込みメニュー内の「URL」をチェックする。
➄対象記事のURLを入力する。
➅前回のクロール日時が分かる。
クロールの頻度が毎日と早ければ早いほど、良い傾向になります。
ビッグキーワードでは毎日クローラーが訪れることもありますので、毎日メンテナンス更新することは重要なSEO対策です。
少しでも参考になりますと幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。