
車の買取相場は年式が古くなるほど、走行距離が長くなるほど低下していくものなので、リセールバリューが高い(値落ちしない・しにくい)軽自動車の方が、車買取を利用する際に高額査定を期待しやすくなります。
そこで当記事では、軽自動車の年式別の買取相場の紹介をはじめ、リセールバリューがよく高く売れる軽自動車の特徴や高く買取してもらうコツを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
当記事をお読みいただくことで、年式が浅い車はもちろん、10年落ち・15年落ち・20年落ちといった古い車を高く売る方法や軽自動車の廃車買取相場が分かりますので、ぜひこの機会にしっかりとチェックをされてみてください。
なお、軽自動車を適正価格で買取してもらうには、事前に買取相場を把握しておくことが大切ですので、以下の「車査定価格のシュミレーション機能」で、愛車の買取相場の確認も併せて行われることをおすすめします↓↓
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こちらでは一覧で大まかな買取額がわかる買取相場表をご紹介しております。
それぞれのメーカーの代表的な車種に分けご紹介しておりますので、ぜひ、参考にしてみてください。
↓メーカー名と車名をクリックすることで買取相場表が見れます↓
年式 | 価格相場 |
---|---|
初代(2012年〜2021年) | 53万円~150万円 |
2代目(2021年~現在) | 100万円~260万円 |
※更新日:2025年4月1日
また、軽自動車を売却する際には使用年数に応じて車買取業者と廃車買取を選び分けることが大切ですので、車の状態を見ながら、下記の表や関連記事を参考に検討を進められてみてください↓↓
軽自動車の年式別の買取相場
ワゴンRの買取相場の例(使用年数別) | |
---|---|
使用年数 | 買取価格 |
1年落ち | 85.3万円〜111.5万円 |
2年落ち | 45.4万円〜111.6万円 |
3年落ち | 38.9万円〜101.6万円 |
4年落ち | 41.6万円〜102.0万円 |
5年落ち | 28.5万円〜83.9万円 |
6年落ち | 32.0万円〜83.0万円 |
7年落ち | 30.6万円〜72.3万円 |
8年落ち | 18.7万円〜50.4万円 |
9年落ち | 14.9万円〜36.0万円 |
10年落ち | 14.4万円〜35.7万円 |
11年落ち | 7.7万円〜24.1万円 |
12年落ち | 6.8万円〜22.8万円 |
13年落ち | 2.2万円〜15.8万円 |
14年落ち | 2.0万円〜15.5万円 |
15年落ち | 1.0万円〜12.3万円 |
16年落ち | 0.9万円〜8.7万円 |
17年落ち | 0.4万円〜6.8万円 |
18年落ち | 1.0万円〜4.5万円 |
19年落ち | 1.0万円〜4.4万円 |
20年落ち | 1.0万円〜4.5万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
ここでは軽自動車の中でも特に多くの方に購入されている、「スズキ ワゴンR(新車価格129.5万〜)」の車買取相場について、使用年数別に実際の買取実例をご紹介したものです。
ここではこのワゴンRを例に挙げて、使用年数毎の車買取相場の推移について解説していきますので、軽自動車が高く売れるタイミングを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
3年落ちの軽自動車の買取相場
ワゴンRの買取相場の例(使用年数別) | |
---|---|
使用年数 | 買取価格 |
新車価格 | 129.5万〜 |
1年落ち | 85.3万円〜111.5万円 |
2年落ち | 45.4万円〜111.6万円 |
3年落ち | 38.9万円〜101.6万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
3年落ちの車のリセールバリュー(再販価値)は新車価格の50~60%程度とされていますが、上記の表ではワゴンRの買取価格は最低3割程度にまで低下しています。
これはワゴンRのような流通数が多い車は市場価値が低いと判断され、比較的新しい年式でも高値が付きにくく、使用年数毎の価格の下落幅も大きいということを指しています。
とはいえ、上記の相場表には事故車や不動車の買取も含まれていますので、比較的状態の良い車であれば、車種に関わらず高額で買取をしてもらえる可能性が高いです。
ただし、後述の5年落ちの車とはリセールバリューの平均が1割程度しか変わりませんし、買い替えの度に手続きや費用がかかりますので、3年落ちのタイミングでの売却はややコスパが悪いと言えるでしょう。
軽自動車の法定耐用年数は4年間であり、すでに耐用年数を超えて使用されている中古車は「新車の場合の法廷年数×20%」がその車の耐用年数(=減価償却にかかる年数)です。
つまり、法人・個人事業主によってはこのタイミングですでに減価償却が終わっている、または終わる直前である可能性が高いため、法人・個人事業主にはこのタイミングが軽自動車の売り時と言えます。
なお、3年毎といった短期間での乗り換えを検討されている場合、車の売却と購入を繰り返すのは余計な手間や費用(車両本体価格+諸費用)がかかってコスパが悪いです。
この場合、初期費用や乗り換え手数料が無料で、手続きも簡単なカーリースの方が利用しやすいため、この機会に購入以外の車の乗り方を検討されてみるのも良いでしょう↓↓
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5年落ちの軽自動車の買取相場
ワゴンRの買取相場の例(使用年数別) | |
---|---|
使用年数 | 買取価格 |
新車価格 | 129.5万〜 |
4年落ち | 41.6万円〜102.0万円 |
5年落ち | 28.5万円〜83.9万円 |
6年落ち | 32.0万円〜83.0万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
一般的に5年落ちの軽自動車のリセールバリューは新車価格の40~50%程度とされていますが、上記の買取実例でもワゴンR(5年落ち)の買取価格の中央値は56.2万円と、ほぼ相場通りに推移しています。
とはいえ、ワゴンRは他の軽自動車と比べてもリセールバリューが低めの車なので、後述の「リセールバリューがよく高く売れる軽自動車の特徴」で挙げている車種などであれば、更なる高価買取にも期待できます。
なお、これ以降は車検が2年毎になり、維持費用が少しずつかさむようになってきますので、買取額的にもコスパ的にもこの5年落ち時点が、個人の軽自動車ユーザーにとっての1度目の売り時になるでしょう。
また、延長保証を含めたメーカー保証も最長5年までに設定される場合が多いため、安心して車に乗り続けたいという方も、このタイミングで車の買い替えや買取業者のご利用を検討されるのがおすすめです。
7年落ちの軽自動車の買取相場
ワゴンRの買取相場の例(使用年数別) | |
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使用年数 | 買取価格 |
新車価格 | 129.5万〜 |
6年落ち | 32.0万円〜83.0万円 |
7年落ち | 30.6万円〜72.3万円 |
8年落ち | 18.7万円〜50.4万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
上記の表を見てもわかるとおり、6年落ちから7年落ちまでの買取価格の下落幅は1.4万円~10.7万円程度と緩やかですが、7年落ちから8年落ちになった場合の下落幅は11.9万円~21.9万円(約3割減)と急激に大きくなります。
これは主に、7年落ちを超えた車は車検時に部品の交換などの整備費用が嵩みやすくなることと、車検が2年毎になって維持コストが大きくなってしまうことが原因です。
このことから、軽自動車は7年落ちの時点が高く買取をしてもらう最後のチャンスと言えるため、高価買取を狙うなら、遅くともこの時点までの売却を検討するようにしましょう。
10年落ちの軽自動車の買取相場

参照元:Googleform
上記のグラフを見てもわかるとおり、当社のアンケートに回答された方の半数以上が、同じ車に10年以上乗り続けてから買い替えを検討されています。
しかし、「車を高く売る」という観点では10年落ち以降での売却はあまりおすすめできず、その理由として軽自動車は11年落ち以降になると乗用車としての市場価値が著しく下がるという点が挙げられます。
ワゴンRの買取相場の例(使用年数別) | |
---|---|
使用年数 | 買取価格 |
新車価格 | 129.5万〜 |
9年落ち | 14.9万円〜36.0万円 |
10年落ち | 14.4万円〜35.7万円 |
11年落ち | 7.7万円〜24.1万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
上記表にあるように、10年落ち時点での軽自動車(この場合はワゴンR)の買取相場は新車価格の25%程度にまで下落しており、これは一般的なリセールバリューである新車価格の20~30%という数値と合致しています。
しかし、これが11年落ちになると新車価格の15%程度に急落してしまうため、中古車として売却するのであれば、このタイミングがまとまった契約金を手にできる最後のチャンスと言えるでしょう。
これは部品等の劣化や故障リスクの増加なども主な理由ですが、軽自動車は新規検査から13年が経過すると自動車税が12,900円に増額されてしまうため、車の維持にかかるコストが高くなることも大きな原因の1つです。
また、一部の車買取業者やディーラーでは、買取や下取りに対応できる車の条件を「10年落ち未満」に制限しているところもあるため、このタイミングを過ぎると車を売りたくても売れない状況に陥ってしまうこともあります。
そのため、軽自動車の売却や下取りを検討する場合には、遅くとも10年落ちの時点までに買取業者等のご利用を検討されるようにしてください。
15年落ちの軽自動車の買取相場
ワゴンRの買取相場の例(使用年数別) | |
---|---|
使用年数 | 買取価格 |
新車価格 | 129.5万〜 |
12年落ち | 6.8万円〜22.8万円 |
13年落ち | 2.2万円〜15.8万円 |
14年落ち | 2.0万円〜15.5万円 |
15年落ち | 1.0万円〜12.3万円 |
16年落ち | 0.9万円〜8.7万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
上記の表では15年落ちの軽自動車でもかろうじて買取価格がついているようにも思えますが、こういった車は「走行距離3万km」などの著しく走行距離の短い車や、限定仕様車等の希少性の高い車のみに限られています。
逆に言えば、走行距離が10万kmを超えるような車両はほとんど買取実績が無いため、15年落ち以上の車は見積もりを依頼しても買取を拒否されてしまう可能性が高いです。
こういった車は、通常の中古車買取よりも廃車買取の専門業者に依頼した方が高く買取をしてくれるケースも多いため、15年落ちよりも古い車は下記のような廃車買取業者への依頼を優先的に検討してみるのが良いでしょう↓↓
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---|---|
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20年落ちの軽自動車の買取相場
ワゴンRの買取相場の例(使用年数別) | |
---|---|
使用年数 | 買取価格 |
新車価格 | 129.5万〜 |
17年落ち | 0.4万円〜6.8万円 |
18年落ち | 1.0万円〜4.5万円 |
19年落ち | 1.0万円〜4.4万円 |
20年落ち | 1.0万円〜4.5万円 |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
上記の表を見てもわかるとおり、ユーカーパックでの20年落ちの軽自動車(この場合はワゴンR)の買取価格の中央値は2.75万円ほどで、一般的な相場では数千円から2万円程度が平均になります。
これは買取をする軽自動車のエンジン寿命が考慮され、乗用車としての商品価値が無いとみなされるためで、基本的には車両本体ではなく、解体後の鉄くずや個別のパーツのみが買取価格に反映されています。
とはいえ、今回相場の参考にしたユーカーパックは廃車専門の買取業者では無いため、20年落ちの軽自動車を買取してもらう場合は、専門の廃車買取業者に依頼した方が高値で売れる可能性が高いです。
このように、軽自動車は使用年数によって売却先を選び分けることも大切ですので、軽自動車の買取をしてもらいたいという方は、
軽自動車の廃車買取相場を把握した上で下記のおすすめ表や関連記事を参考に、売却先の選択から検討を進めていくようにしましょう↓↓
軽自動車の買取相場を無料&個人情報なしで調べる方法
軽自動車を買取してもらう上で、不当な買いたたきや減額を避けるためには、事前に適正な買取相場を把握しておくことが重要です。
ここでは、軽自動車の買取相場を無料かつ個人情報の登録不要で確認する方法をご紹介しますので、車買取業者で査定を受ける前にしっかりとチェックをしておいて下さい。
当サイトで軽自動車の買取相場を調べる方法
こちらでは一覧で大まかな買取額がわかる買取相場表をご紹介しております。
それぞれのメーカーの代表的な車種に分けご紹介しておりますので、ぜひ、参考にしてみてください。
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年式 | 価格相場 |
---|---|
初代(2012年〜2021年) | 53万円~150万円 |
2代目(2021年~現在) | 100万円~260万円 |
※更新日:2025年4月1日
また当サイトの「車買取相場のシュミレーション機能」では、車の情報を入力するだけで無料&個人情報なしで軽自動車の買取相場をチェックできますので、ぜひ併せてご活用ください。
ネクステージで軽自動車の買取相場を調べる方法

ネクステージの公式サイトでは上記の5ステップで、同社の過去の買取実績に基づいた軽自動車の買取相場を無料&個人情報の登録なしで閲覧することができます。
同サイトでは年式・グレード・走行距離別の相場の検索ができるのはもちろん、過去の実例では買取が実施された都道府県もわかるため、お住まいのエリアでのより実額に近い相場を確認できます。
ネクステージの公式サイトには下記のボタンからアクセスできますので、軽自動車の査定を申し込む前にご自身の愛車の買取相場をお気軽にチェックされてみてください。
\ 中古車売上No.1の実績あり/
なお、下記の関連記事ではネクステージで相場を確認する手順をさらに詳しく知ることができますので、本項目と併せてチェックをしてみてください↓↓
しゃうるで軽自動車の買取相場を調べる方法

しゃうるの公式サイトからは上記5つの手順で車の買取相場を無料&個人情報の登録なしで確認することができ、車種・お住まいの地域・業者別に詳細な査定相場を閲覧できます。
同サイトでは走行距離毎、使用年数毎の買取相場の値下がり推移をグラフでチェックできるため、より直感的に相場のシュミレーションや売り時の確認をすることが可能です。
また、しゃうるは一括査定サイトであるため、提携業者の豊富なデータから買取相場を算出しており、より実額に近い相場の確認ができる点も大きなメリットになっています。
\ 「株式会社カービュー」と業務提携 /
なお、下記の関連記事ではしゃうるで相場を確認する手順をさらに詳しく知ることができますので、本項目と併せてチェックをしてみてください↓↓
カーセンサーで軽自動車の買取相場を調べる方法

カーセンサーの公式サイトでは、上記5ステップの手順で車の買取相場を無料&個人情報の登録なしで閲覧でき、同時に車種ごとの買取相場・査定のポイントなども分かりやすく解説してくれます。
そんなカーセンサーは最大5,000社が集う自社オークションを持っているため、提携業者の査定データを基にリアルタイムで価格の推移をチェックできる点が優れています。
また同サイトでは、使用年数(3・5・7年)ごとの価格推移のデータを1ヶ月ごとに確認できるので、今すぐに車を手放すつもりがない方でも、将来的な車の売り時を見極めるためのツールにも便利に利用可能です。
\最大30社が参加/
なお、下記の関連記事ではカーセンサーで相場を確認する手順をさらに詳しく知ることができますので、本項目と併せてチェックをしてみてください↓↓
リセールバリューがよく高く売れる軽自動車の特徴

リセールバリューが高い軽自動車 | ||
---|---|---|
順位 | 車種名 | 残価率(5年経過時) |
1位 | スズキ/ ジムニー | 78.02% |
2位 | ダイハツ/ コペン | 71.48% |
3位 | スズキ/ スペーシアカスタム | 71.43% |
4位 | スズキ/ スペーシアギア | 69.58% |
5位 | ダイハツ/ タフト | 69.22% |
6位 | ダイハツ/ ムーヴキャンバス | 69.22% |
7位 | トヨタ/ コペン | 67.71% |
8位 | ホンダ/ N-BOX | 67.49% |
9位 | スズキ/ スペーシア | 66.38% |
10位 | スズキ/ ハスラー | 66.32% |
※更新日:2025年4月1日
※参照元:ユーカーパック公式サイト
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の統計によると、2025年3月時点での軽四輪車の車種別販売台数は、1位:ホンダN-BOX、2位:スズキスペーシア、3位:ダイハツタントの順になっています。
そこでこの章では、どんな車が高く売れるのかという点に着目し、その特徴を詳しくご紹介していこうと思います。
SUVや4WDなどの走行性能が高い軽自動車
中古の軽自動車の中ではタフト、ジムニーなどのSUV・4WDといった走行性能が高い車に人気があり、とくに軽自動車で最もリセールバリューの高い車種であるジムニーは、残価率約80%を誇る相場が落ちにくい車です。
こういった車種は舗装路・悪路のどちらでも快適に走行できるため、街中や山道、果てには雪路や凍結路などでも安心して運転できる点が、老若男女問わず多くの方々に支持されています。
また、SUVは荷室の広さ・ファミリーカーとしての実用性・デザイン性の高さなども高い水準でまとまっているため、こういった点も買取価格が下がりにくい理由の1つです。
これらの車種は全国的に非常に人気が高いため、お住まいのエリアを問わず高価買取に期待できるでしょう。
車内空間が広い軽自動車(箱型タイプなど)
N-BOX、タントカスタムなどの車内空間が広い車も比較的リセールバリューが高く、とくにお子さんをお持ちの家庭のセカンドカーとしての需要が高いです。
なおその理由としては、「車内空間が広いためチャイルドシートを装着しやすい」「お買い物などの荷物を多く積める」「パワースライドドア標準搭載で乗り降りがしやすい」といった点が主に挙げられます。
ただし、箱型の軽自動車は現在のトレンドでもあるため希少性が低く、グレードによる査定相場の差が大きいため、いわゆる低グレード車やベーシックモデルの車はリセールバリューがやや低くなります。
もし該当する車の高価買取を狙う場合は、オプションや車の状態(メンテナンス状況など)をしっかりとアピールして、査定額アップを図るようにしましょう。
標準装備やオプションが充実している軽自動車
例えば販売台数の多さ(希少性の低さ)などを理由にリセールバリューが下がりやすい車種でも、安全運転装置などの装備やカーアクセサリー等が充実していれば、それだけ査定額は高くなりやすいです。
なお、軽自動車の買取でプラス査定になりやすい装備やオプションには以下のようなものがあります↓↓
- 安全運転装置(衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置、誤発進抑制装置など)
- 純正のアルミホイール
- 純正のエアロパーツ
- 純正のオーディオ
- 純正のカーナビゲーション
- オプションのエアロパーツ
- オプションのレザーシート
ただし、こういったオプションは査定スタッフに見落とされることも多いため、買取査定時にはできるだけ積極的にアピールするようにしましょう。
人気色や車種に合ったカラーの軽自動車
例えば白(パールホワイト)、黒、グレー、シルバーなどの定番色や、車種のイメージに合ったカラーの車はリセールバリューが落ちにくく、車買取でも高く取引されることが多いです。
このうち「車種のイメージカラー」については少しわかりにくいですが、N-BOXを例に挙げると基本グレードのN-BOXでは白、N-BOXカスタムではグレーと黒がイメージカラーになります。
車種ごとのイメージカラーはGoogle検索などで「車種名+イメージカラー」のキーワードで簡単に確認できるため、愛車のリセールバリューを確認するためにも、一度検索されてみることをおすすめします。
逆に一般受けしにくい奇抜なカラーや、フル塗装で色替えをしたような車は再販価値が大きく低下するため、買取査定でも低く評価されやすいです。
国内での取り引き数が多い人気軽自動車
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の統計によると、2025年3月時点での軽四輪車の車種別販売台数とそのリセールバリュー(残価率)は以下のようになっています。
- 1位:ホンダN-BOX→残価率67.49%(5年落ち時点)
- 2位:スズキスペーシア→残価率66.38%(5年落ち時点)
- 3位:ダイハツタント→残価率62.76%(5年落ち時点)
一般的に5年落ちの軽自動車のリセールバリューは新車価格の40~50%程度とされているので、上記のような人気車は比較的にリセールバリューが高めの車と言えます。
ただし、このような人気車は発売されているグレードの種類が多く、中古車市場では希少性の高い車が好まれるため、たとえ人気の車種であっても、低グレード車やベースグレードの車は残価率が低くなりやすいです。
とはいえ、できるだけ早いうちに売却することで買取額の大幅な下落を回避できるので、特別な仕様がない軽自動車は、5年落ち・7年落ち時点といったできるだけ早めの売却を検討されるのが良いでしょう。
また、以下のような全国展開の大手車買取業者であれば、販路が豊富であるため軽自動車の車種・グレードを問わず高く買取をしてくれる可能性があるので、高価買取を狙うなら優先的に検討されてみてください↓↓
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軽自動車を高く買取してもらうコツ

軽自動車をできるだけ高く買取してもらうには査定を受ける方法やタイミングにいくつかのコツがあり、とくに下記8つのポイントに注目することで、高額査定を勝ち取れる可能性が高まります。
軽自動車を買取してもらう時は複数社で査定を受けよう

参照元:Googleform
当社が実施したアンケートでは、全体の4割以上の方が1件のみの査定で車を売却されていますが、軽自動車を高く買取してもらいたいと考えるなら、できるだけ複数の業者から相見積もりを取ることをおすすめします。
そうすることで、適正な車の買取相場が分かるため不当な買いたたきを見抜くことができ、さらに査定額アップの交渉をする際の交渉材料としても役立ちます。
なお、下記表と関連記事では高額査定や丁寧なサポートに期待できる、おすすめの車買取業者をランキングでご紹介していますので、「どこに申し込んでいいかわからない」という方は、ぜひ本項目と併せて参考にしてみてください↓↓
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1~3月、9月に売ると査定額アップのチャンス

上記は日本自動車販売協会連合会の統計データを独自にグラフ化したものになります。
車買取業者はこの売れる時期に、より多くの車を買取り在庫をできるだけ多く抱えておきたいため、買取価格を普段よりも上げて買取してくれるのです。
その中でもとくに1~3月、9月の決算のタイミングでは、業者が売り上げを伸ばすために積極的に在庫確保に動くので、普段よりも高額で軽自動車を買取してくれる可能性が高まります。
また、この時期は進学や卒業、転勤などのライフスタイルの変化が起きやすいタイミングであるため、この点も軽自動車の中古車需要が高まる要因になっています。
走行距離が10万kmを超える前に査定に出そう

参照元:Googleform
上記の独自アンケートの結果では、車の買い替えをした方の半数以上が走行距離9万km以上のタイミングで買い替え(売却・下取り)をされていますが、当サイトでは少なくとも10万km未満の時点での売却をおすすめしています。
というのも、走行距離が10万kmを超えた軽自動車は「過走行距離車」に分類され、買取に出しても思うような値段が付かなかったり、状態が悪い場合は買取を断られてしまう場合もあるためです。
とくに走行距離車が10万km・使用年数が10年を超えると、タイミングベルトなどの高額な部品交換が必要になってくるため、軽自動車はこの時期を境に買取・下取り相場が激減するケースが多いです。
そのため、軽自動車の売却や乗り換えを検討する場合は、走行距離が10万kmを超える前に買取サービスへの申し込みをするようにしましょう。
フルモデルチェンジ前までに売れば大幅な値落ちを防げる
軽自動車のフルモデルチェンジがおこなわれると、車の買取相場に以下のような影響を与えます。
- 車両の基本設計が変更されるため古いモデルの価値が大きく下がる
- 旧モデルを売却するユーザーが増えるため市場の在庫数が増える
- 旧モデルのメーカーサポート期間が終了する場合もある
これにより、軽自動車のフルモデルチェンジ前とフルモデルチェンジ後では、買取相場が大きく変動する可能性があり、一部の人気モデルや限定モデルを除いて、多くの旧モデルの車両の買取相場が下落します。
モデルチェンジの時期は情報雑誌やインターネットで下調べする、ディーラーの告知をこまめにチェックするなどの方法で知ることができるので、情報が出たらできるだけお早めの売却を検討されるのがおすすめです。
査定に出す前に洗車や清掃、臭いケアをしておこう

査定前の洗車や車内の掃除・臭いケアは誰でも簡単におこなえることの1つですが、買取査定の結果に与える影響は極めて大きいです。
実際、タバコのニオイやペットの残り毛などで数万円単位の減額を受けた例もあるため、車の売却を検討される際は、事前の洗車や清掃をしっかりと行うようにしましょう。
ただし、これはあくまでも予期せぬ査定額の減額を防ぐためのものであり、直接的な査定額アップにはつながりませんので、クリーニング業者に依頼するといったお金をかけてまで清掃やニオイケアをおこなう必要はありません。
上記の添付画像の例を参考に、ご自身のできる範囲で対応をしていただければ十分です。
ディーラー下取りより車買取業者が高く売れることが多い

軽自動車をお金に換える方法には、主に「車買取業者への売却」と「ディーラーの下取り」の2通りがありますが、それぞれには以下のような異なるメリット・デメリットがあります。
・メリット
- やり方次第で高価買取が期待できる
- 売却先を決められる
- 純正パーツや人気オプションで査定アップがある
・デメリット
- 契約後キャンセルができない
- 車の引渡し時期が早い
- 売却先を決めるのが面倒
→全国版おすすめ車買取業者はこちら
このため、軽自動車を高く売りたいなら車買取業者への依頼がおすすめで、下取りのように使用用途も限定されないため、買取金を車の購入費以外の用途に充てたい場合にも便利に利用できます。
なお、車買取は「どこに依頼して良いかわかりづらい」という点がネックで、売却先選びを間違えると後になって後悔する結果になってしまう可能性があります。
そこで以下の関連記事では、当社がおすすめする車買取業者15社を厳選してご紹介していますので、「どこに買取をしてもらえばいいかわからない」という方は、ぜひ本記事と併せて参考にしてみてください↓↓
純正オプションは査定時にしっかりアピールする
軽自動車の買取査定ではオプションもプラス要素になりますが、とくに下記のような後付けができない純正オプションは高く評価されやすく、査定時にアピールをする価値があります。
- 安全運転装置(衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置、誤発進抑制装置など)
- 純正のアルミホイール
- 純正のエアロパーツ
- 純正のオーディオ
- 純正のカーナビゲーション
また上記以外の社外品でも、型落ちしていないカーナビやエアロパーツ、レザーシートなどの人気のオプションやパーツは高額査定につながりやすいため、こちらも忘れずにアピールするようにしましょう。
なお、カスタム済みの軽自動車で社外パーツを取り付けている場合でも、取り外した純正パーツは車両と一緒に査定に出すことをおすすめします。
傷やへこみは直さずそのまま査定に出そう
軽自動車の買取査定を受ける際に、運転をするのに支障がない程度の傷や凹みがある場合は、修理などはせずにそのまま売却した方が直して売るよりもコスパが良いです。
また、安全な運転に支障がある程度の不具合、または自走が難しい軽自動車の場合は、通常の中古車買取ではなく廃車買取に出した方が高値で買取をしてもらえる可能性があります。
この点は車の状態や実際に査定に出してみた結果によって売却先を決めるのが適切なので、愛車ができるだけ高く売れるよう、中古車買取業者と廃車買取業者を並行して検討を進めていくようにしましょう。
なお、「どこに申し込めば良いかわからない」という方は、以下に当サイトがおすすめする中古車買取業者と廃車買取業者を3社ずつ載せておきますので、軽自動車の廃車買取相場を把握した上でそちらの6社から検討を進められてみてください↓↓
また、下記の関連記事では車を高く売るコツについて、「事前準備」「交渉」「査定時」の3つに分けてさらに詳しく解説していますので、ぜひ本項目と併せて参考にしてみてください↓↓

軽自動車の買取に必要な書類と手続きの流れ

軽自動車を買取してもらう時に手続きの誤りや書類の不備などがあると、それだけ入金までに時間がかかってしまうことになります。
車を高く売るためには高く売れるタイミングを逃さないことが大切ですので、手続きをスムーズに進められるよう、ここでしっかりと必要書類や手順の確認をしておくようにしてください。
申し込み前に軽自動車の買取に必要な書類をチェック!
車の買取では以下のような書類が必要になりますが、軽自動車の場合はこのうち「実印・印鑑登録証明書」と「住民票・戸籍の附票」は不要な場合が多いです。
(クリックでサンプルが見れます)
自動車検査証(車検証)
自賠責保険証明書
自動車リサイクル券
自動車納税証明書
実印・印鑑登録証明書(軽自動車は不要)
住民票・戸籍の附票 (軽自動車は不要) ※1
戸籍謄本 ※2
※1:現住所と車検証の住所が異なる場合に必要。戸籍の附票は2回以上の住所変更がある場合。
※2:現在の姓と書類上の姓が異なる場合に必要
なお、軽自動車の買取に必要な書類は業者ごとに異なる場合もあるので、申し込みの際に確認をしておくことをおすすめします。
軽自動車を買取してもらう時の流れ
軽自動車の買取は、基本的に下記の5ステップの手順で進めていきます。
STEP1:車買取業者の公式サイトから申し込む
軽自動車の買取を申し込む方法には主に「ネット」「電話」「店舗での直接依頼」の3通りがありますが、自宅に居ながらいつでも好きなタイミングで申し込める点から、車買取業者の公式サイトでのお申し込みがおすすめです。
また、車買取業者の公式サイトでは車の情報を入力する必要があるため、お手元に自動車検査証(車検証)やメンテナンスノートを用意しておくと、スムーズに手続きを進められます。
その際、できるだけ複数の業者に依頼をした方が見積もりの比較などがしやすいので、下記のおすすめTOP3の表や関連記事を参考に、ご自身に合った業者に目星をつけておきましょう↓↓
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STEP2:実車の査定日時を調整
車買取業者の公式サイトから必要な情報を入力すると、オペレーターから折り返しの電話がかかってくるので、このタイミングで概算の査定額の確認と実車の査定日の日程調整をおこないます。
なお、業者によって電話以外の方法(メールやSMSなど)で連絡が来る場合もあるので、その点は申し込みの際に確認をしておくようにしてください。
また「カーネクスト」などの一部の業者では査定時の立ち会いが不要なところもあるので、査定当日に立ち会いが難しい場合はそのような業者へ査定を依頼するのがおすすめです。
STEP3:軽自動車の査定を受ける
査定日の調整が済んだら、いよいよ実車の査定を受けることになりますが、当日は専門の査定員により以下のような点を重点的にチェックされます。
- ボディ
- ボディカラー
- 傷や汚れ
- へこみ
- 凹み
- サンルーフ、ランプなどの故障
- 内装
- タバコのヤニ汚れやニオイ
- ペットの毛やニオイ
- 足回り
- タイヤの摩耗度やサイズ
- ホイールの傷や凹み、汚れ
- タイヤと車体の間の空間
- タイヤハウスの凹みや汚れ
- 車高が標準か
- 車体に傾きはないか
- マフラーが純正か
- オイルの漏れなど
- エンジン周り
- 装備品・オプション
- 走行距離
- 修復歴
なお、業者にもよりますが査定にかかる時間は30分~1時間ほどであり、その後の書類チェックなどを含めるとさらに時間がかかることもあるため、できるだけ余裕を持ったスケジューリングをするようにしましょう。
とはいえ、ほとんどの車買取業者は自宅や職場への無料出張査定をしてくれるため店舗に赴く必要はなく、休日や家事の合間にお気軽に査定を受けることも可能です。
STEP4:査定内容に納得したら契約
多くの場合、実車の査定を受けるとその場で見積りを提示されるので、査定額に納得できればその場で書面または口頭で売買契約を結びます。
車買取では口頭契約でも正式な契約と認められ、クーリングオフ制度の対象にもならないため、業者側の契約の不履行等が不安な場合は、しっかりと書面で契約を結ぶことをおすすめします。
また、契約後の不当な買取金の減額を防ぐため、書面に「契約後の減額をしない旨」の裏書きをしてもらうなどの対処も有効です。
STEP5:契約金が振り込まれる
売買契約の締結と車両の引き渡し(当日でも後日でもOK)が完了すると、おおよそ1週間から2週間後に契約金の振り込みがおこなわれます。
基本的に大手車買取業者は即日現金買取に対応していないので、車の現金化をお急ぎの方は、以下のような入金の速い車買取業者を利用されるのが良いでしょう。
なお、軽自動車の買取では車の状態によって「中古車買取」と「廃車買取」を使い分けるのが高価買取のコツで、まずは中古車買取業者に査定を依頼してから、査定が付かない場合に廃車買取を検討するのがおすすめです。
以下に当社がおすすめする中古車買取業者と廃車買取業者の各3社をご紹介しますので、申し込み先に迷われている方は、軽自動車の廃車買取相場を把握した後、下記の6社から優先して検討されてみてください↓↓
軽自動車を買取してもらう時の注意点

軽自動車をスムーズに買取してもらい、不当な買いたたきや予期せぬ減額などのトラブルに巻き込まれないようにするためには、以下のようなポイントに注意をしておく必要があります。
査定に出す前に査定相場を調べておくこと
一部には車を適正相場より安い価格で買いたたこうとしてくる悪質な業者もいるため、査定を受ける前にある程度の買取相場を把握しておくことで、不当中いった機や減額に関するトラブルを未然に回避することができます。
とくに軽自動車は初めて車を買う方や女性にも人気の車種ですので、車に詳しくないのをいいことに足元を見てくる業者もいますので、適正な相場を知っておくことは非常に大切です。
軽自動車の買取相場については「軽自動車の買取相場を無料&個人情報なしで調べる方法」を参考にしていただくことで、無料&個人情報なしでチェック可能ですので、買取査定を申し込む前にしっかりと確認をしておいてください。
また、下記の関連記事では「個人情報の登録なしで車査定のシュミレーション、相場の確認ができるサイト8選」を紹介していますので、できるだけ多くの情報源から、より詳細な相場情報を集めておくとよいでしょう↓↓
車検証記載の所有者の欄は要チェック

画像引用元:国土交通省「自動車検査証(車検証見本)」
車検証にはその車の所有者を示す欄があり、上記の画像では(3)の部分を確認することで、車の所有者情報を確認することができます。
基本的にこの所有者欄には現在車に乗られている本人の名前が書かれていますが、まだローンの支払いが完了していない車の場合、この欄がローン会社のものになっている場合があります。
この場合、そのままの状態では車を売却することができないため、前もって以下のような所有権の変更手続きが必要になります。
- 車検証と完済証明書を用意
- 車検証の所有者欄に記載されているローン会社に連絡する
- 必要書類を郵送する
- 所有権解除の書類が届く
- 陸運局で名義変更の手続きを行う
なお、軽自動車の所有権変更手続き自体は1日で完了しますが、書類の準備ややり取りに5~8日程度かかる可能性があるため、車の現金化をお急ぎの場合はできるだけ早めに準備をしておくことをおすすめします。
ローンを完済しないと買取できない場合がある
基本的にローンがある車でも買取をしてもらうことは可能ですが、ローン残債が査定額を上回る場合には、車買取業者では買取対応をすることができません。
この場合、ローンを完済するか車を買い替える業者でローンの借り換えをするといった方法で対処することになりますが、必ずしもローンの借り換えができるわけでは無いので注意が必要です。
その対処法として最も手っ取り早いのは、軽自動車をできるだけ高く車を買取してもらうことですので、前述の「軽自動車を高く買取してもらうコツ」を参考に高価買取を目指しましょう。
軽自動車の買取では契約後の減額に注意が必要
車買取では「契約後に新たな傷や不具合が見つかった」といった理由による契約金の減額が認められており、減額を求められた場合は要求に応じるか・売却をやめるかの選択を迫られます。
売り手側は必ずしも車を売却する必要はありませんが、減額要求を拒否する場合は、所定の手数料やキャンセル料を請求される可能性があるため注意が必要です。
ただし、車買取業者の中には以下のような「契約後の減額の禁止」をしている業者もありますので、不安な場合はそういった車買取業者を優先的に検討するようにしてください↓↓
契約後のキャンセルはできない場合がある
車買取では原則として契約後のキャンセルはできず、どうしてもキャンセルをしたい場合にはキャンセル料(出張手数料やレッカー代の実費など)を支払う必要があります。
また、オークションに出品される、再販のために別店舗に移動されるといったように、軽自動車を売却した店舗にすでに車両がない場合は、さらにキャンセルが難しくなるため注意が必要です。
ただし、大手車買取業者の1つである「カーセブン」では、例外的に車両の引き渡し後1週間までの無料キャンセルが認められているので、もしもの事態に備えたい場合は同社への査定依頼を検討してみるのも良いでしょう。
軽自動車は新車から13年で税金が高くなる
軽自動車の自動車税と自動車重量税の税額は、新車登録からの経過年数や用途などによって下記のように変わっていきます。
用途 | 平成27年4月1日 以降に新車登録 | 平成27年3月31日 以前に新車登録 | 新規検査から 13年経過 | |
---|---|---|---|---|
自家用 | 乗用 | 10,800円 | 7,200円 | 12,900円 |
貨物 | 5,000円 | 4,000円 | 6,000円 | |
事業用 | 乗用 | 6,900円 | 5,500円 | 8,200円 |
貨物 | 3,800円 | 3,000円 | 4,500円 |
上記の表を見てもわかるとおり、軽自動車の税額は新車登録から13年を境に増額されるため、余計な維持コストを抑えるためにも、軽自動車は新車登録から13年を迎える前に処分することが望ましいです。
その場合、軽自動車の使用年数や状態によって「中古車買取」と「廃車買取」を選び分けるのが有効なので、以下のおすすめ業者TOP3を参考に、売却先を比較検討していくのが良いでしょう↓↓
軽自動車の買取に関するよくある質問
この章では、ここまでの解説で紹介しきれなかった軽自動車の買取に関するよくある質問について、初心者の方にも分かりやすいようにQ&A形式で回答していきます。
どんな車でも最低価格保証をしてくれる車買取業者は?
通常の車買取では、古い車や過走行距離車・不動車などは買取ができず、逆に廃車費用を請求されてしまうこともあるため注意が必要です。
→軽自動車の廃車買取相場はこちら
その点では、大手車買取業者の「カーネクスト」は自走可能な車・廃車・不動車いずれの買取にも対応しており、どんな車でも0円以上で買取をしてくれます。
もちろん、廃車が必要な場合の費用は無料、手続きもすべて代行してくれますので、「古い軽自動車をどこに売ればいいかわからない」という方は優先して検討してみてください。
また、下記の関連記事ではそんなカーネクストの評判や口コミ、メリット・デメリットなどを詳しく解説していますので、ご検討される場合はぜひ併せてチェックをしてみましょう↓↓

ボロボロの軽自動車でも買取してもらえますか?
軽自動車は走行距離10万km・使用年数10年を境に大幅に買取相場が下落し、状態の悪い車ではよくても数千円、場合によっては買取を断られたり、廃車費用を請求されてしまう場合もあります。
しかし、これはあくまでも一般的な車買取の場合で、専門の廃車業者では海外での再販やパーツの個別販売を想定して、古い車や壊れた車でも高く買取してもらえるケースも多いです。
とはいえ、廃車買取業者は通常の中古車買取業者と比べて店舗数が少なく、とくに自走出来ない車を売却したい時には不便に感じることが多い点がネック。
不動車の引き取りにはレッカー車の手配が必要なため迅速な対応が難しかったり、車両の引き取りに手数料がかかるケースもあるためご注意ください。
そのような場合には、以下のようなオンラインで簡単に申し込みができ、無料査定や車両の無料引き取りを利用できる、下記のような大手廃車買取サイトがおすすめです↓↓
廃車業者のおすすめTop3 | |
---|---|
ナビクル廃車買取![]() | 申し込み後に買取相場がわかる 独自の海外販売網 入金が早い |
公式 詳細 | |
カーネクスト(廃車買取)![]() | 自動車関連事業者と提携 ※出張査定は不可 | 13,000社以上の
公式 詳細 | |
TAU(タウ)![]() | LINE見積もりで簡単相場確認 独自の海外販売 最短翌日に訪問 |
公式 詳細 |
→全国のおすすめ廃車買取業者はこちら
→軽自動車の廃車買取相場はこちら
軽自動車を売るならどこがいいですか?

参照元:GoogleForm
当社が独自に実施したアンケートでは、車の売却を経験したことがある方の最終的な売却先は上記グラフのとおりになっています。
また、その中でもとくに利用者の多い「車買取業者」「一括査定サイト」「ディーラーの下取り」「個人間売買」の4つについては、それぞれ下記のようなメリット・デメリットがあります。
・メリット
- やり方次第で高価買取が期待できる
- 売却先を決められる
- 純正パーツや人気オプションで査定アップがある
・デメリット
- 契約後キャンセルができない
- 車の引渡し時期が早い
- 売却先を決めるのが面倒
→全国版おすすめ車買取業者はこちら
上記のうち、当サイトが最もおすすめするのが「車買取業者の利用」で、その一番の理由は車買取業者が最も軽自動車を高く買取してくれる可能性が高いためです。
その他の方法では、手数料や中間マージンを引かれたり、市場の相場がリアルタイムに反映されないというデメリットがあるので、高額査定を狙う場合は車買取業者への直接依頼を優先して検討していきましょう。
軽自動車の売却は本人以外でもできますか?
以下の書類を用意すれば、軽自動車の所有者本人以外でも売却手続きの代行が可能です。
なお、上記書類のうち申請依頼書と委任状・譲渡証明書については、当記事のリンク先からそのままダウンロードして使用できますので、必要な場合はダウンロード・印刷してご利用ください。
また、車の売却には下記の書類も併せて必要になりますので、代行に必要な書類とセットで用意をしておきましょう。
(クリックでサンプルが見れます)
自動車検査証(車検証)
自賠責保険証明書
自動車リサイクル券
自動車納税証明書
実印・印鑑登録証明書(軽自動車は不要)
住民票・戸籍の附票 (軽自動車は不要) ※1
戸籍謄本 ※2
※1:現住所と車検証の住所が異なる場合に必要。戸籍の附票は2回以上の住所変更がある場合。
※2:現在の姓と書類上の姓が異なる場合に必要
軽自動車の買取まとめ
・軽自動車の年式別の買取相場
→3年落ちの軽自動車の買取相場
→5年落ちの軽自動車の買取相場
→7年落ちの軽自動車の買取相場
→10年落ちの軽自動車の買取相場
→15年落ちの軽自動車の買取相場
→20年落ちの軽自動車の買取相場
・軽自動車の買取相場を無料&個人情報なしで調べる方法
→当サイトで軽自動車の買取相場を調べる方法
→ネクステージで軽自動車の買取相場を調べる方法
→しゃうるで軽自動車の買取相場を調べる方法
→カーセンサーで軽自動車の買取相場を調べる方法
・リセールバリューがよく高く売れる軽自動車の特徴
→SUVや4WDなどの走行性能が高い軽自動車
→車内空間が広い軽自動車(箱型タイプなど)
→標準装備やオプションが充実している軽自動車
→人気色や車種に合ったカラーの軽自動車
→国内での取り引き数が多い人気軽自動車
・軽自動車を高く買取してもらうコツ
→軽自動車を買取してもらう時は複数社で査定を受けよう
→1~3月、9月に売ると査定額アップのチャンス
→走行距離が10万kmを超える前に査定に出そう
→フルモデルチェンジ前までに売れば大幅な値落ちを防げる
→査定に出す前に洗車や清掃、臭いケアをしておこう
→ディーラー下取りより車買取業者が高く売れることが多い
→純正オプションは査定時にしっかりアピールする
→傷やへこみは直さずそのまま査定に出そう
・軽自動車の買取に必要な手続きの流れ
→①車買取業者の公式サイトから申し込む
→②実車の査定日時を調整
→③軽自動車の査定を受ける
→④査定内容に納得したら契約
→⑤契約金が振り込まれる
・軽自動車を買取してもらう時の注意点
→査定に出す前に査定相場を調べておくこと
→車検証記載の所有者の欄は要チェック
→ローンを完済しないと買取できない場合がある
→軽自動車の買取では契約後の減額に注意が必要
→契約後のキャンセルはできない場合がある
→軽自動車は新車から13年で税金が高くなる
当記事では軽自動車の買取について相場をメインに解説してきましたが、上記にここまでの内容を簡潔にまとめましたので、車買取に申し込む前の最終チェックにご活用ください(青色の部分をタップで該当の章にジャンプ)。
軽自動車の買取では車が古くなるほど相場が低下していきますので、「5年落ち」「7年落ち」「走行距離が10万km未満」といった適切なタイミングで売却をすることで、よりコスパ良く売却や買い替えができます。
こういったハッキリとした目安があることは、軽自動車の売却を検討している方に取って有利に働く部分ですので、軽自動車を売る時はできるだけ早いうちに計画を立てて、より良い結果を得られるように努めましょう。
なお、「軽自動車の売却や買い替えが初めてで、どこに売ればいいかわからない」という方は、当サイトがおすすめする下記の車買取おすすめTOP3と廃車業者のおすすめTOP3を、車の状態に応じて検討されてみてください↓↓