助産師の仕事内容について徹底解説|大変さや魅力・やりがいなども紹介

「助産師の仕事ってどんな感じ?」
「助産師の仕事内容を知りたい!」

このように考えている方も多いのではないでしょうか。

助産師の仕事は、出産に立ち会い赤ちゃんを取り上げることだけではありません。出産前には妊婦の体調管理や保健指導を行い、出産後には赤ちゃんの健康管理や育児のサポートなども行います。

妊娠・出産・育児に関するあらゆる場面で妊婦を支え、心と体のケアをするのが助産師の仕事だと言えるでしょう。

また、学校で性教育の授業を行ったり、デリケートな悩みを抱える女性の相談相手になったりと、助産師の仕事の幅は非常に広いです。

この記事では、医療や看護分野の仕事に詳しい筆者が、「助産師の仕事内容」について徹底解説していきます。

  1. 助産師の具体的な仕事内容|妊娠期から産後まで
  2. 助産師とは?看護師・産婦人科医との違い
  3. 助産師のやりがいと大変さ
  4. 助産師に向いている人・向いていない人
  5. 助産師の労働環境と待遇
  6. 助産師になるには

この記事を読めば、助産師の仕事内容について理解が深まるでしょう。助産師に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

助産師の具体的な仕事内容|妊娠期から産後まで

助産師の仕事は、妊娠が分かった瞬間から産後まで、母子の健康を長期的に支える幅広いものです。ここでは、助産師が具体的にどのような業務を行っているのか、時期ごとに詳しくご紹介します。

①妊娠期のケア

妊娠期における助産師の役割は、妊婦さんと赤ちゃんの健康を守り、安全な出産に向けて準備を整えることです。具体的には以下の3つの業務を行います。

健康指導

妊婦さんの健康指導・生活指導を行います。

母親の健康に問題があると、安全に出産することができません。例えば、母親の体重が急激に増加すると、「妊娠高血圧症候群」を引き起こす可能性があります。「妊娠高血圧症候群」になると、臓器の機能障害などが生じ、早産・帝王切開・胎児の発育不全のリスクが高まってしまいます。

そのため、妊娠の初期段階から、妊婦さんの体重管理・健康管理を徹底することが非常に大切です。助産師は、妊婦さんに対して食事や運動に関する適切なアドバイスを行いながら、出産に向けた「健康づくり」をサポートしていきます。

妊婦健診

妊婦さんと赤ちゃんの健康状態を定期的にチェックします。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • 妊婦さんのお腹の大きさ、血圧、体重などの計測
  • 血液検査、尿検査
  • 赤ちゃんの心音やエコーチェック
  • 問診、触診など

妊婦さんの健康状態に問題はないか、赤ちゃんは順調に育っているかを確認するために妊婦健診は欠かせません。もし異常を発見した場合には、すぐに担当医に伝え、医師との連携を図っていきます。

産前教育

母親や父親に対して、出産を迎えるにあたっての心構えや必要な知識を伝えます。「母親学級」「両親学級」といったプログラムを用意している病院も多いです。

例えば、出産はどのような流れで進んでいくのか、妊娠中に気を付けなければならないことは何か、陣痛や破水が起こった時にはどうすればよいのか等を分かりやすく教えていきます。

特に初めて出産を迎える方は、たくさんの不安や悩みを抱えているでしょう。助産師は、その不安や悩みに寄り添い、専門的なアドバイスを行っていきます。

②分娩期のケア

分娩期における助産師の役割は、安全な出産をサポートし、母子の命を守ることです。正常分娩と異常分娩で役割が異なります。

正常分娩の介助

正常分娩の場合、助産師が中心となってお産をサポートし、赤ちゃんを取り上げます。助産師と聞いて真っ先に思い浮かぶ仕事だと言えるでしょう。

また、分娩の進行具合を把握しながら、母親の心身のケアを行うことも重要な業務です。陣痛に苦しみ、不安に押しつぶされそうになっている母親に対して、声掛けやマッサージなどを積極的に行っていきます。

異常分娩における医師のサポート

異常分娩の場合は、医師のサポート役にまわります。

正常分娩であれば助産師が中心となってお産が進みますが、異常分娩であれば助産師が直接出産の介助を行うことはできません。例えば、帝王切開が必要になる逆子や双子の場合です。医療行為である帝王切開は医師が担当し、助産師はそのサポートを行います。

③産褥期のケア

産褥期における助産師の役割は、出産後の母親の回復を支援し、新生児のケアと育児のスタートをサポートすることです。

母親と赤ちゃんの健康管理

出産を終えた後の母親と赤ちゃんの健康管理を行います。

正常分娩の場合は6日程度、帝王切開などの場合は10日程度、出産後もそのまま病院に入院するのが一般的です。この期間、母親の心身の状態を観察しながら、体調回復をサポートします。また、赤ちゃんがしっかりと呼吸できているか、体温調節は上手くいっているか等をチェックしていきます。

育児のサポート

育児のサポートも助産師の重要な仕事のひとつです。

初めて出産した母親は、慣れない育児に戸惑うことが多いでしょう。そこで助産師は、赤ちゃんのお世話の仕方を丁寧に教え、トラブルが生じれば一緒に解決していきます。

例えば、授乳や沐浴の方法、おむつの替え方などについて、退院後の生活も見据えながら、適切なアドバイスを行います。

④その他の活動

助産師の仕事は、妊娠・出産・産後のケアだけにとどまりません。女性の一生を通じた健康支援や、次世代への教育活動も重要な役割です。

性教育の授業・講演

学校などに赴き、性教育の授業や講演を行います。

思春期の子供たちに対して、妊娠や出産の知識、命の尊さなどを伝えるのが目的です。望まない妊娠や性暴力を減らしていく上でも、非常に重要な仕事だと言えるでしょう。

女性の性の悩み相談

助産師は、女性の悩みの相談窓口のような業務を行うこともあります。

助産師の相談業務は、妊娠や出産に関してだけではありません。性感染症や性暴力、不妊や更年期障害など、女性の一生にわたる性や健康のお悩みに対してアドバイスを行います。

特に、心身ともに様々な変化・不調があらわれやすい思春期や更年期の女性から相談を受ける機会が多いです。

助産師とは?看護師・産婦人科医との違い

「助産師って看護師と何が違うの?」「産婦人科医とはどう役割が分かれているの?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。助産師という職業は、一般にはあまり知られていない部分も多く、看護師や医師との違いが曖昧に理解されていることもあります。

ここでは、助産師とは何か、そして看護師や産婦人科医とどのように異なるのかを明確にご説明します。

助産師の定義

助産師は、妊娠から出産、産後まで母子の健康を支える専門職です。

保健師助産師看護師法において、助産師は「厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子」と定義されています。

助産師は、正常な妊娠・分娩を自らの判断でケアできる唯一の職種であり、医師の指示がなくても分娩介助を行うことができる専門家です。これは、看護師にはない大きな特徴です。

助産師・看護師・産婦人科医の役割の違い

助産師、看護師、産婦人科医は、それぞれ異なる資格と役割を持ち、母子の健康を支える医療チームとして協力しています。以下の表で、3つの職種の違いを分かりやすく整理しました。

比較項目助産師看護師産婦人科医
必要な資格看護師免許+助産師免許看護師免許医師免許
主な役割正常な妊娠・分娩のケア
母子の健康管理と保健指導
診療の補助
療養上の世話
医療行為(診断、手術、投薬など)
異常分娩への対応
独占業務正常分娩の介助
(医師の指示なしで実施可能)
なし
(すべて医師の指示が必要)
異常分娩の医療処置
帝王切開などの手術
対象妊産婦と新生児すべての患者産婦人科領域の患者
活動範囲病院、助産院、クリニック
保健所、企業など
病院、クリニック、介護施設
企業、保健所など
病院、クリニック

助産師だけができる「独占業務」とは

助産師の最大の特徴は、正常分娩の介助を医師の指示なしで行える「独占業務」を持っていることです。

看護師は、どのような医療行為も医師の指示のもとでしか実施できません。しかし、助産師は正常な経過をたどる妊娠・分娩に関しては、自らの判断で以下の業務を行うことができます。

助産師の独占業務:

  • 正常分娩の介助
  • 妊婦健診(正常な経過の場合)
  • 新生児のケア
  • 産褥期(産後)の母体ケア
  • 母乳育児の指導
  • 妊産婦への保健指導

ただし、妊娠や分娩の経過に異常が見られる場合は、速やかに医師に報告し、医師の診断と治療が必要になります。助産師は、正常と異常を見極める高度な判断力が求められる専門職なのです。

看護師との違い

助産師になるには、まず看護師免許を取得した上で、さらに助産師養成課程(1年以上)を修了し、助産師国家試験に合格する必要があります。つまり、助産師は看護師の資格を持った上で、さらに専門教育を受けた専門職です。

看護師との主な違い:

資格取得の過程:

  • 看護師:看護学校または看護大学(3〜4年)→看護師国家試験
  • 助産師:看護師資格取得→助産師養成課程(1年以上)→助産師国家試験

業務範囲:

  • 看護師:すべての診療科で、医師の指示のもと診療補助や療養上の世話を行う
  • 助産師:産科領域に特化し、正常分娩は独自の判断で介助できる

専門性:

  • 看護師:幅広い医療分野に対応する総合的な専門職
  • 助産師:妊娠・出産・産後という特定領域の高度な専門職

このように、助産師は看護師の知識・技術をベースに、産科領域のスペシャリストとして活躍する職業です。

産婦人科医との違い

助産師と産婦人科医は、ともに妊産婦のケアに携わりますが、役割は明確に異なります。

産婦人科医との主な違い:

対応する範囲:

  • 助産師:正常な妊娠・分娩・産褥のケアを担当
  • 産婦人科医:正常・異常を問わず、すべての妊娠・分娩に対応。特に異常分娩や合併症のある妊娠に医療処置を行う

医療行為の範囲:

  • 助産師:医療行為は限定的(正常分娩の介助、会陰切開の縫合など、法律で認められた範囲内)
  • 産婦人科医:診断、投薬、手術(帝王切開、吸引分娩、鉗子分娩など)、医療機器の使用など、すべての医療行為が可能

ケアのアプローチ:

  • 助産師:妊産婦に寄り添い、生活指導や心理的サポートも含めた包括的なケアを提供
  • 産婦人科医:医学的診断と治療を中心とした医療的アプローチ

産婦人科医が「医療」の専門家であるのに対し、助産師は「正常な妊娠・出産のケア」と「母子の健康教育」の専門家と言えます。両者は対立するのではなく、それぞれの専門性を活かして協力し、妊産婦と新生児の安全と健康を守っているのです。

チーム医療における助産師の役割

実際の医療現場では、助産師、看護師、産婦人科医がチームとなって妊産婦をサポートしています。

正常分娩の場合:

  • 助産師が中心となって妊婦健診、分娩介助、産後ケアを行う
  • 産婦人科医は定期的に診察し、正常な経過を確認
  • 看護師は助産師をサポートし、入院中の療養上の世話を担当

異常が発生した場合:

  • 助産師が異常の兆候を早期に発見し、産婦人科医に報告
  • 産婦人科医が診断を行い、必要な医療処置(帝王切開、吸引分娩など)を実施
  • 助産師と看護師が医師をサポートし、術後のケアを担当

このように、助産師は産科医療チームの中核を担い、正常分娩のスペシャリストとして、また異常の早期発見者として重要な役割を果たしています。

助産師のやりがいと大変さ

助産師という仕事には、他の職業では味わえない大きなやりがいがある一方で、命を預かる責任の重さゆえの厳しさも存在します。ここでは、助産師が感じる仕事の魅力と、直面する現実的な困難について、率直にお伝えします。

仕事のやりがい・魅力

助産師の仕事には、他の職業では決して経験できない特別な魅力があります。多くの助産師が、厳しい環境の中でも働き続ける理由は、以下のようなやりがいにあります。

生命の誕生という神秘的な瞬間に立ち会える

助産師の最大の魅力は、生命が誕生する瞬間に立ち会えることです。

赤ちゃんが産声を上げる瞬間、母親が涙を流しながら我が子を抱きしめる瞬間。この奇跡のような光景を目の当たりにできるのは、助産師ならではの特権です。何度経験しても、出産の瞬間は感動的で、「この仕事を選んで良かった」と心から思える瞬間です。

自分の手で赤ちゃんを取り上げる達成感

正常分娩であれば、助産師が自らの手で赤ちゃんを取り上げることができます。医師の指示を待つのではなく、自分の判断と技術で出産を介助し、新しい命をこの世に迎え入れる。この責任と達成感は、助産師という職業の大きなやりがいです。

特に、長時間の陣痛に耐えながら頑張った妊婦さんが無事に出産を終えたとき、「あなたがいてくれて良かった」と感謝されることは、何にも代えがたい喜びです。

妊娠から産後まで母子と長期的な関係を築ける

助産師は、妊娠が分かった時から産後まで、同じ妊産婦さんと長期間にわたって関わることができます。

妊婦健診で初めて出会い、妊娠中の不安に寄り添い、出産という大きな山を一緒に乗り越え、産後の育児をサポートする。この一連のプロセスを通じて、妊産婦さんとの深い信頼関係が生まれます。

「あなたに担当してもらえて本当に良かった」「次の出産もあなたにお願いしたい」と言われることは、助産師冥利に尽きる瞬間です。

女性の一生を支える専門家としての誇り

助産師の仕事は、出産だけにとどまりません。思春期の性教育、妊娠・出産のサポート、産後ケア、更年期の健康相談など、女性の一生を通じた健康を支える役割を担っています。

女性特有の悩みに寄り添い、専門的な知識でアドバイスできることに、誇りとやりがいを感じる助産師は多くいます。

知識や経験を自分自身にも還元できる

助産師として得た妊娠・出産・育児の知識や経験は、自分自身の人生にも活かすことができます。自分が妊娠・出産する際には、その知識が大きな助けとなりますし、周囲の友人や家族にもアドバイスできます。

また、助産師としての専門性は社会的にも高く評価されており、安定した収入と雇用が得られることも魅力の一つです。

経験する厳しさ・大変なこと

助産師の仕事には大きなやりがいがある一方で、命を預かる職業ならではの厳しさと困難も存在します。ここでは、助産師が直面する現実的な大変さについて、率直にお伝えします。

命を預かる精神的プレッシャー

助産師が抱える最も大きな負担は、母子の命を預かるという重い責任とプレッシャーです。

分娩は常に予測不可能な要素を含んでおり、順調に進んでいた出産が突然異常事態に陥ることもあります。胎児の心拍低下、大量出血、臍帯脱出など、一刻を争う緊急事態が発生した際には、助産師の判断と対応が母子の命を左右します。

「自分の判断は正しかったのか」「見落としはなかったか」という自問自答は常に頭から離れず、精神的な緊張状態が続きます。特に、経験の浅い助産師にとっては、このプレッシャーが大きな負担となります。

必ずしも幸せな出産ばかりではない現実

助産師は、生命の誕生という喜びの瞬間だけでなく、悲しい現実にも向き合わなければなりません。

流産、死産、新生児の死亡。これらは決して稀なことではなく、助産師として働く以上、必ず経験することになります。母親や家族の深い悲しみに正面から向き合い、適切なケアとサポートを提供することは、精神的に非常に辛い経験です。

また、赤ちゃんに障害が見つかった場合や、予期しない合併症が発生した場合にも、家族の動揺や悲しみを受け止めなければなりません。このような経験を繰り返すうちに、感情的に疲弊してしまう助産師も少なくありません。

不規則な勤務と体力的負担

出産はいつ起こるか予測できないため、助産師の勤務は必然的に不規則になります。

夜勤、休日出勤、突然の呼び出し。オンコール体制の場合は、休日でも常にスマートフォンを手放せず、緊急時にはすぐに病院に駆けつけなければなりません。この生活が続くと、睡眠不足や疲労が蓄積し、体力的にも精神的にも限界を感じることがあります。

また、長時間の立ち仕事や、分娩介助時の不自然な姿勢による腰痛や肩こりに悩まされる助産師も多くいます。

経験したい業務をなかなか経験できない可能性

総合病院などの大規模施設では、出産専門の部署、産後病室、新生児室などで担当が分かれていることがあります。

産後病室に配属された場合、出産介助の経験を積むことができず、「本当にやりたい仕事ができない」というジレンマを抱えることがあります。反対に、分娩室ばかりで働いていると、産後ケアや新生児ケアのスキルが身につかないという問題も生じます。

配属先の異動を希望しても、人員配置の都合ですぐには叶わないこともあり、キャリア形成において歯がゆさを感じる場合もあります。

母子と家族の期待とプレッシャー

妊産婦とその家族は、助産師に対して大きな期待を寄せています。「絶対に安全に出産させてほしい」「完璧なサポートをしてほしい」という期待は、時にプレッシャーとなります。

特に、初産の妊婦さんは不安が大きく、些細なことでも質問や相談をしてきます。一人ひとりに丁寧に対応したい気持ちはあっても、複数の妊産婦さんを同時に担当している場合、十分な時間を割けないこともあります。

また、医療に対する知識が豊富な家族や、自分なりの出産プランを強く主張する妊婦さんとのコミュニケーションに苦労することもあります。

医療事故のリスクと責任

助産師は、医療事故と常に隣り合わせの職業です。どれだけ注意を払っていても、予期せぬトラブルが発生する可能性はゼロではありません。

万が一、医療事故が発生した場合、助産師も法的責任を問われる可能性があります。訴訟のリスクや、事故後の精神的ダメージは計り知れません。このリスクを常に意識しながら働くことは、大きな精神的負担となります。

助産師に向いている人の特徴

助産師に向いている人の特徴をまとめました。

助産師に向いている人
  • 生命の誕生の瞬間に立ち会いたい人
  • 使命感のある人
  • 思いやりのある人
  • コミュニケーション能力がある人
  • 赤ちゃんが好きな人
  • 精神的にも体力的にもタフな人

助産師の労働環境と待遇

助産師として働くことを考える際、年収だけでなく、どこでどのように働くのか、勤務形態はどうなっているのかという労働環境全体を理解することが重要です。ここでは、助産師の主な勤務先、給与事情、そして働き方のリアルについて詳しく解説します。

主な勤務場所とそれぞれの特徴

助産師が働く場所は、大きく分けて「病院」「クリニック」「助産院」の3つがあります。それぞれに特徴があり、働き方や業務内容も大きく異なります。

病院(総合病院・大学病院)

特徴:

  • 最も多くの助産師が勤務する職場
  • 年間数百件から数千件の分娩を扱う大規模施設
  • ハイリスク妊娠・出産にも対応できる医療体制が整っている
  • NICU(新生児集中治療室)を併設している施設も多い

業務内容:

  • 正常分娩の介助
  • ハイリスク妊娠・出産のケア
  • 帝王切開など異常分娩時の医師のサポート
  • 産科病棟での入院患者のケア
  • 新生児のケア
  • 妊婦健診の補助

働き方:

  • 二交代制または三交代制のシフト勤務
  • 夜勤あり(月4〜8回程度)
  • 休日出勤の可能性あり
  • オンコール体制を取っている病院もある

メリット:

  • 幅広い症例を経験でき、専門性を高められる
  • 教育体制が整っており、新人のサポートが充実
  • 給与が比較的高く、福利厚生が充実している
  • 認定看護師などのキャリアアップの機会が豊富

デメリット:

  • 夜勤や不規則な勤務が多い
  • 忙しく、一人当たりの業務負担が大きい
  • 大規模施設では部署が細分化され、特定の業務しか経験できないこともある

クリニック(産婦人科クリニック)

特徴:

  • 個人経営または小規模の医療法人が運営
  • 年間数十件から数百件程度の分娩を扱う
  • アットホームな雰囲気で、妊産婦一人ひとりに寄り添ったケアができる
  • 分娩を扱わず、妊婦健診や産後ケアのみを行うクリニックもある

業務内容:

  • 正常分娩の介助
  • 妊婦健診
  • 産後ケア、母乳外来
  • マタニティヨガや母親学級などの教室運営
  • 分娩を扱わないクリニックでは、妊婦健診と産後ケアが中心

働き方:

  • 日勤中心(分娩を扱う場合は夜勤もあり)
  • オンコール体制が一般的(緊急時に呼び出される)
  • 比較的規則的な勤務が可能(分娩を扱わないクリニックの場合)

メリット:

  • 妊産婦一人ひとりとじっくり向き合える
  • アットホームな雰囲気で働きやすい
  • 分娩を扱わないクリニックでは日勤のみで働ける
  • ワークライフバランスを保ちやすい

デメリット:

  • ハイリスク症例の経験が積みにくい
  • 教育体制が病院ほど整っていないことがある
  • 給与が病院より低めの場合がある
  • スタッフ数が少なく、休みが取りにくいこともある

助産院

特徴:

  • 助産師が開業・経営する施設
  • 医師がいないため、正常分娩のみを扱う
  • 自宅のようなリラックスした環境で出産できる
  • 妊娠期から産後まで同じ助産師が継続的にケアする

業務内容:

  • 正常分娩の介助
  • 妊婦健診
  • 産後ケア、母乳外来
  • 産前産後の教室運営
  • 自宅出産のサポート(施設によって異なる)

働き方:

  • 勤務助産師として働く場合と、自分で開業する場合がある
  • オンコール体制が基本(24時間対応)
  • 分娩件数が少ないため、比較的ゆったりとした働き方も可能

メリット:

  • 妊産婦と深い信頼関係を築ける
  • 自分の理想とする出産ケアを実現できる
  • アットホームで温かい雰囲気
  • 開業すれば収入増加の可能性がある

デメリット:

  • 正常分娩のみのため、症例の幅が限られる
  • 異常が発生した場合は病院へ搬送する必要がある
  • 開業する場合は経営リスクがある
  • 24時間対応のプレッシャーが大きい

助産師の平均年収と給与事情

助産師は医療職の中でも比較的高い年収を得られる職業です。ここでは、公的データをもとに助産師の給与事情を詳しく見ていきます。

助産師の平均年収

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、助産師の平均年収は約570万円です。

これは、全職種の平均年収(約436万円)よりも100万円以上高く、医療系職種の中でも高い水準に位置しています。

医療系職種の平均年収比較:

職種平均年収
医師14,403,200円
助産師5,699,500円
薬剤師5,651,300円
臨床検査技師4,927,300円
看護師4,918,300円
保健師4,757,800円
理学療法士等4,189,400円
准看護師4,130,100円
歯科衛生士3,561,100円

〔出典〕厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」

助産師の年収が看護師よりも高い理由は、以下の3つが考えられます。

助産師の年収が高い3つの理由

「看護師資格」と「助産師資格」の2つの国家資格が必要でハードルが高い

助産師になるには、まず看護師免許を取得した上で、さらに1年以上の助産師養成課程を修了し、助産師国家試験に合格する必要があります。この教育課程のハードルの高さが、専門性の評価と給与水準の高さにつながっています。

供給に対して需要が高い

少子化が進む一方で、安全な出産環境へのニーズは高まっており、助産師の需要は依然として高い状況です。しかし、助産師の数は看護師に比べて圧倒的に少なく、人材不足が続いています。この需給バランスが、給与水準の高さを支えています。

助産師特有の手当が存在する

助産師には、夜勤手当に加えて、以下のような特有の手当が支給されることがあります。

  • 分娩手当:分娩介助1件あたり数千円〜1万円程度
  • オンコール手当:待機1回あたり数千円程度
  • 助産師手当:月額1〜3万円程度

これらの手当が、基本給に上乗せされることで、看護師よりも高い年収を実現しています。

勤務先による年収の違い

助産師の年収は、勤務先によっても大きく異なります。

  • 大学病院・総合病院:年収550万〜700万円程度
  • クリニック:年収450万〜600万円程度
  • 助産院(勤務):年収400万〜550万円程度
  • 助産院(開業):経営次第で年収700万〜1,000万円以上も可能

大規模病院ほど給与水準が高く、福利厚生も充実している傾向があります。一方、助産院を自分で開業した場合は、経営が軌道に乗れば高収入を得ることも可能ですが、リスクも伴います。

働き方のリアル:夜勤やオンコールの実態

助産師の労働環境を理解する上で、夜勤やオンコール体制の実態を知ることは非常に重要です。ここでは、助産師の勤務形態のリアルについて詳しく解説します。

夜勤の実態

病院やクリニックで働く助産師の多くは、夜勤を伴うシフト勤務を行っています。

二交代制の場合:

  • 日勤:8:00〜17:00(休憩1時間)
  • 夜勤:16:00〜翌9:00(休憩2時間、仮眠時間あり)
  • 夜勤回数:月4〜6回程度

三交代制の場合:

  • 日勤:8:00〜16:00
  • 準夜勤:16:00〜0:00
  • 深夜勤:0:00〜8:00
  • 夜勤回数:月8〜10回程度

夜勤1回あたりの手当は、二交代制で1万5千円〜2万5千円程度、三交代制で5千円〜1万円程度が一般的です。月に複数回の夜勤をこなすことで、月額5万〜15万円程度の夜勤手当が支給されます。

夜勤の大変さ:

  • 出産は夜間に多く、夜勤中に複数の分娩が重なることもある
  • 夜勤明けの疲労感が強く、生活リズムが乱れやすい
  • 睡眠不足が慢性化し、体調を崩しやすい
  • 家族との時間が取りにくくなる

オンコールの実態

クリニックや助産院では、夜勤ではなくオンコール体制を取っていることが多いです。

オンコール体制とは:

  • 自宅や近隣で待機し、緊急時に電話で呼び出される体制
  • 呼び出されたら速やかに(通常30分以内)病院・クリニックに駆けつける
  • 待機中は外出や飲酒が制限される

オンコール手当:

  • 待機1回あたり:3千円〜1万円程度
  • 実際に呼び出された場合:別途出勤手当や時間外手当が支給される

オンコールの大変さ:

  • 休日でも常にスマートフォンを携帯し、気を張っている必要がある
  • いつ呼び出されるか分からず、自由に外出できない
  • 深夜に呼び出されることも多く、睡眠が中断される
  • プライベートな時間が完全には確保できない

働き方改革の影響

近年、医療現場でも働き方改革が進められており、助産師の労働環境も少しずつ改善されています。

改善の動き:

  • 夜勤回数の上限設定(月8回以内など)
  • インターバル制度の導入(勤務終了後、一定時間の休息を確保)
  • オンコール体制の見直し(当番制の適正化)
  • 産休・育休の取得促進

ただし、人手不足が続く医療現場では、まだまだ改善の余地があるのが実情です。助産師として働く際には、勤務先の労働環境や勤務体制をしっかりと確認することが重要です。

助産師のキャリアパスと将来性

助産師の資格を取得した後、どのような道が開けているのでしょうか。助産師は看護師資格を基盤としながらも、妊娠・出産・産後ケアという専門領域を持つため、一般の看護師とは異なる独自のキャリアパスが存在します。

ここでは、臨床現場でスキルを磨く道、組織のマネジメント層として活躍する道、そして独立開業という選択肢まで、助産師が描ける多様なキャリアプランを詳しく解説します。

臨床を極めるスペシャリストの道

助産師として臨床の最前線で専門性を高めていくキャリアパスは、多くの助産師が選択する王道ルートです。このルートでは、現場での豊富な経験を積み重ねながら、高度な専門知識と技術を習得していきます。

総合周産期母子医療センターや大学病院などの高度医療機関では、ハイリスク妊娠・出産のケースを多く経験できます。妊娠高血圧症候群、前置胎盤、多胎妊娠、早産のリスクがある妊婦など、医学的管理が必要なケースに対応することで、臨床判断力と高度な助産技術を身につけることができます。

さらにスペシャリストとしてのキャリアを確立するためには、認定資格の取得も有効です。日本看護協会が認定する「アドバンス助産師」は、助産実践能力が一定水準以上であることを証明する資格で、5年ごとの更新制により常に最新の知識と技術を維持することが求められます。アドバンス助産師の認定を受けることで、院内での指導的立場を担ったり、新人助産師の教育に関わったりする機会も増えます。

また、特定の領域に特化したスペシャリストを目指す道もあります。例えば、不妊治療専門クリニックで生殖医療の知識を深める、NICUと連携しながら早産児の母親へのケアに特化する、母乳育児支援のエキスパートとして活動するなど、自分の興味や強みを活かした専門性の追求が可能です。

臨床スペシャリストとして10年以上のキャリアを積むと、院内での教育担当や新人指導の中心的役割を任されるようになり、年収も経験とともに着実に上昇していきます。大規模病院の場合、豊富な経験を持つベテラン助産師の年収は600万円〜700万円台に達することも珍しくありません。

管理職(師長など)へのキャリアアップ

臨床経験を積んだ後、組織のマネジメント層として活躍する道もあります。助産師としてのキャリアアップの一つの到達点が、産科病棟や産科外来の師長(看護師長)、さらには看護部長といった管理職ポジションです。

師長になるためには、通常10年以上の臨床経験が求められます。助産師としての確かな実践能力に加えて、スタッフの育成・指導能力、シフト管理や物品管理などの業務マネジメント能力、医師や他部署との調整能力など、幅広いスキルが必要になります。

管理職の主な業務は、産科病棟全体の運営管理、スタッフの勤務調整と教育計画の立案、医療安全や感染対策の推進、患者さんからのクレーム対応、病院経営に関わる会議への参加などです。直接的な助産ケアの機会は減りますが、組織全体の医療の質を向上させ、働きやすい職場環境を整えることで、間接的により多くの妊産婦さんや後輩助産師に貢献できます。

看護管理者としてのキャリアをさらに深めるために、看護管理者研修や認定看護管理者の資格取得を目指す助産師も増えています。日本看護協会が認定する認定看護管理者(ファーストレベル、セカンドレベル、サードレベル)は、看護管理に必要な知識と技術を体系的に学べる教育課程で、管理職としての専門性を高めることができます。

管理職になると、夜勤からは基本的に外れ、日勤中心の働き方になるため、ワークライフバランスも改善されます。一方で、年収は役職手当が加算されるため、師長クラスで700万円〜800万円、看護部長になると1000万円近くに達することもあります。

助産院を開業し、独立する選択肢

助産師には、医師の立ち会いなしで正常分娩の介助を行える独立開業権が認められています。この権利を活かして、自らが理想とする妊娠・出産・育児支援を実現するために助産院を開業する道は、助産師ならではの魅力的なキャリア選択です。

助産院開業の魅力は、自分の理念に基づいたケアを提供できることです。大規模病院では難しい、妊婦さん一人ひとりに寄り添った丁寧なケア、自然な出産環境の提供、産前産後の切れ目ない支援など、自分が大切にしたい価値観を反映した助産院を作り上げることができます。

ただし、開業には相応の準備が必要です。助産師としての臨床経験(一般的には5年以上が推奨される)に加えて、経営者としてのスキルも求められます。物件選定、内装工事、医療機器の導入、保健所への開設届、医療機関との連携体制の構築、広報活動など、開業準備には少なくとも1000万円以上の初期投資が必要になることもあります。

近年の助産院では、分娩を扱わずに「産前産後ケア専門」として運営するケースも増えています。分娩を扱う場合は24時間体制での対応が必要になり、複数の助産師を雇用する必要がありますが、産前産後ケアに特化すれば、より柔軟な働き方が可能になります。母乳育児相談、産後ケア入院、産後訪問、妊婦健診、両親学級などのサービスを提供することで、安定的な収入を得ることもできます。

厚生労働省の推進する「産後ケア事業」により、自治体から助産院への委託が増えており、経営の安定化にも寄与しています。開業助産師として軌道に乗せることができれば、年収1000万円以上を実現することも不可能ではありません。

高齢出産や不妊治療の増加に伴う将来性

助産師の将来性を考える上で、日本の出産を取り巻く環境の変化は重要な要素です。少子化が進む一方で、助産師に対する需要は今後も堅調に推移すると予測されています。

厚生労働省の「人口動態統計」によると、第一子出生時の母親の平均年齢は上昇を続けており、35歳以上の高年齢出産の割合は全体の約30%に達しています。高齢出産では妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクが高まるため、妊娠期からの丁寧なケアと専門的な支援がより重要になります。ハイリスク妊娠に対応できる高度な知識と技術を持つ助産師へのニーズは、今後さらに高まるでしょう。

また、不妊治療の増加も助産師のキャリアに新たな可能性をもたらしています。2022年4月から不妊治療の保険適用範囲が拡大されたことで、治療を受けるカップルが増加しています。生殖医療専門クリニックでは、体外受精や顕微授精などの高度生殖医療に関わる助産師の需要が高まっており、この領域での専門性を持つ助産師は希少価値が高く、待遇面でも優遇される傾向があります。

さらに、産後うつや虐待予防の観点から、産後ケアの重要性が社会的に認識されるようになりました。厚生労働省は「成育基本法」に基づき、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援体制の整備を推進しています。自治体の産後ケア事業、子育て世代包括支援センター(母子健康包括支援センター)での相談業務など、助産師が活躍できるフィールドは病院や診療所の枠を超えて広がっています。

少子化により出生数自体は減少していますが、一人ひとりの妊産婦さんに対する支援の質と量は増加しています。医療の高度化、個別化されたケアへの期待、メンタルヘルスケアの必要性の高まりなど、助産師に求められる役割は多様化・高度化しており、専門職としての価値はむしろ高まっていると言えます。

助産師は国家資格であり、一度取得すれば生涯有効な専門資格です。結婚や出産などでブランクがあっても、復職支援制度を利用して現場に戻ることができます。ライフステージに応じて働き方を柔軟に変えられること、専門性を活かして多様なキャリアパスを選択できることは、助産師という職業の大きな強みです。

助産師になるには

最後に、助産師になるまでの流れを簡単に解説します。

「看護師資格」と「助産師資格」が必要

助産師になるためには、「看護師資格」と「助産師資格」の2つの国家資格が必要です。

看護師免許のみを有している場合、看護師として働くことはできますが、助産師として働くことはできません。助産師として働きたいのであれば、加えて助産師免許を取得する必要があります。

なお、助産師になれるのは「女性」に限られています。

看護師資格がない人は4~6年かかる

看護師資格がない人は、助産師になるまでに最短で4~6年かかります。

主なルートは以下の2通りです。

  • 4年制の看護大学で、看護師課程と助産師過程の両方を同時に修了する
  • 看護師養成校で看護師課程を修了し、その後、助産師養成校に通う

1つ目のルートの場合は、看護師国家試験と助産師国家試験に同時に合格することも可能なので、最短4年で助産師になれます。

2つ目のルートの場合、まずは看護師養成校(大学・短大・専門学校など)で看護師課程を修了し、看護師国家試験に合格します。その後、助産師養成校(専門学校・短大・大学院など)で1~2年間学び、助産師過程を修了した上で、助産師国家試験に合格します。

このルートの場合、助産師になれるまでに5~6年かかるのが一般的でしょう。

看護師資格がある人は1~2年かかる

既に看護師資格を持っている人は、1~2年で助産師になることが可能です。

助産師養成校に通い、助産師過程を修了した後、助産師国家試験を受験しましょう。

助産師養成校に通う期間は学校によって異なりますが、最短で1年、最長でも2年です。学費も学校ごとに違いますが、100万円~250万円程度だと考えておきましょう。(参考:文部科学省/全国助産師教育協議会

まとめ

医療や看護分野の仕事に詳しい筆者が、「助産師の仕事内容」について徹底解説しました。

妊娠・出産・育児に関するあらゆる場面で妊婦を支え、心と体のケアをするのが助産師の主な仕事です。大変なことも多いですが、その分やりがいや達成感も感じられるでしょう。

助産師の仕事に興味がある方は、ぜひ助産師資格(+看護師資格)の取得を目指してみてください。

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この記事を書いた人

現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。

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