
残クレでは「途中で売るのは可能なの?」「残債の精算で損をするのでは?」といった不安から、返済途中での売却や乗り換えを諦めてしまうケースも多くありますが、残クレは途中で売ることが可能です。
ただし、残クレでは車を返却することでお金が戻ってくる、売却金額がローン残債を下回ると差額を負担する必要があるといった考慮すべき点もあり、残クレの途中で車を売ろうとする場合、できるだけ慎重な検討が求められます。
そこで当記事では、残クレの車を途中で売却したい方に向けて、残クレの途中で売る3つのメリットやデメリットと注意点、残クレの途中で売る手順と体験談などを詳しく解説します。
この記事を読めば、売却先は車買取業者とディーラーのどちらが損が少ないか、1年・3年・5年のどの時期に売るのが得なのかなど、賢くお得に車を売却する方法がわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、車を適正価格で買取してもらうには、事前に買取相場を把握しておくことが大切ですので、以下の「車査定価格のシュミレーション機能」で、愛車の買取相場の確認も併せて行われることをおすすめします↓↓
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なお、残クレ返済中の車を売却する場合は、できるだけ高く買取してくれる業者を見つけることが重要ですので、まずは以下のおすすめ表や関連記事から、ご自身にピッタリな車買取業者を見つけてみてください↓↓
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残クレの途中で売る3つのメリット

残クレ途中でもローンを一括返済すること条件に車を売ることが可能であり、以下のようなメリットを受けられる可能性があります。
売却額が残クレの残債を上回れば差額を受け取れる

残クレのローン残高は、「まだ支払っていない月々のローン(残債)」と「最終回の支払額(残価)」を合計した額であり、この合計額よりも車の買取価格が高くなれば、その差額が手元に残ります。
また、ローンを繰上返済することにより、本来支払うはずだった期間の利息を払う必要がなくなるため、残クレの最終回まで払い続けた場合よりも車の売却益が高額になる可能性が高いです。
加えて人気の高い車種や状態の良い車は、ディーラーが設定した数年後の価値(残価)よりも、中古車市場での実際の価値(買取相場)の方が高くなるケースもあり、その場合は上記画像の例(左側)のように差額を受け取れます。
このとき受け取ったお金は、次の車の購入資金に充ててグレードアップしたり、頭金に充てたりと自由に使えるため、車を売却するタイミングによっては残クレを契約し続けるよりもお得になる場合も多いです。
なお下記の関連記事では、お得に乗り換えができる「車の買い替え時期の目安」を解説していますので、本記事と併せて参考にしていただくことをおすすめします↓↓
ディーラーの下取りよりも高価買取が見込める

「車を売るなら買ったディーラーで」と考えがちですが、愛車を少しでも高く売りたいなら中古車買取専門業者への売却が賢明です。
ではその証左として、以下で車の買取相場と下取り相場の金額を比較してみることにしましょう↓↓
ワゴンRの買取相場と下取り相場の比較 | ||
---|---|---|
使用年数 | 買取相場 | 平均下取り額 |
新車価格 | 129.5万〜 | |
2025年式(0年落ち) | 97.1万円〜125.2万円 | 80.8万円〜109.0万円 |
2024年式(1年落ち) | 89.4万円〜115.6万円 | 74.7万円〜98.8万円 |
2023年式(2年落ち) | 44.2万円〜108.3万円 | 39.0万円〜98.2万円 |
2022年式(3年落ち) | 37.5万円〜97.8万円 | 33.7万円〜89.0万円 |
2021年式(4年落ち) | 39.0万円〜94.8万円 | 33.1万円〜82.3万円 |
2020年式(5年落ち) | 28.0万円〜83.0万円 | 25.7万円〜72.5万円 |
- 更新日:2025年7月1日
- 参照元:ユーカーパック公式サイト
上記用な金額差が出る理由としては、ディーラーの下取りはあくまで新車を販売するための付帯サービスという側面が強く、査定額が市場相場よりも低めになる傾向があるという点が大きいです。
一方、中古車買取専門業者は、中古車を仕入れて販売することがビジネスの根幹であり、以下のような強みがあります。
- 国内外の豊富な販売ルートを持っている
- 最新の中古車市場の動向や人気をリアルタイムで把握している
- 車種やグレードごとのプラス査定ポイントを熟知している
以上のような強みにより、ディーラーを通すよりも中古車買い取り専門業者で車を売却した方が、車の価値を最大限に評価した高い査定額が期待できます。
なお、下記の関連記事で解説している「車を高く売る方法」をチェックしていただけば、高額買取を実現できる可能性がよりアップしますので、ぜひ本記事と併せて参考にされてみてください↓↓
残クレの返済や車の維持費用の負担がなくなる
マイカーを所有している場合、残クレやローンの返済金以外にも以下のような維持費が発生します↓↓
項目 | 費用 |
---|---|
自動車税 | 43,500円 |
自動車重量税 | 16,400円 |
自賠責保険料 | 12,806円 |
任意保険料 | 73,400円 (等級による) |
車検代 | 27,940円 |
メンテナンス費 | 20,000円 |
ガソリン代 | 72,000円 (※) |
駐車場代 | 144,000円 |
合計 | 410,046円 |
- 年間走行距離10,000km、ガソリン価格150/Lで試算
- 実際の金額は個人の利用状況によって異なります。
残クレは一般的なカーローンよりも月々の支払い額を抑えて車に乗り始められるのが魅力的ですが、ライフスタイルの変化により、上記のような維持費を負担に感じるようになるケースもあります。
その点では、車を手放すことで残クレのローンや維持費による経済的な負担を解消できるため、車にかかる費用が負担に感じている人は、残クレ途中でも車を売るという選択肢を持っておくのがおすすめです。
短期的に車が必要になった場合は短期契約可能なカーリースを利用することで、車の所有にかかる費用を抑えられますので、車の利用頻度によってはそういった代替策を検討してみるのも良いでしょう↓↓
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残クレの途中で売るのは損?買取に出すデメリットと注意点

残クレの途中で車の売る場合、以下のようなデメリットがありますので、しっかりと検討をしてから買い替えをすべきかを判断するようにしてください。
売却額が残価を下回る場合、不足額は自己負担

上記画像で例を示している通り、残クレの途中で車を売却する際に最も注意すべき点は、車の買取価格がローンの残債額に届かなかった場合、その不足した分を自己負担で支払う必要があることです。
特に以下のような場合、ペナルティにより残価(契約満了時点での査定額)の評価額が大きく下がるため、自己負担額が増えるリスクが高まります。
- 想定年間走行距離を大幅に超えている
- 事故による修復歴がある
- 内外装に目立つ傷や汚れがある
上記の状態に当てはまる場合、車の評価額が下がった分だけ支払い額が増えるため、残クレの契約中はできるだけ車を大切に扱う必要があります。
また、車の買取価格がローン残債を下回った場合、不足している額を現金で用意する必要があり、ローンを完済しなければ売却手続きを進められない点にも注意が必要です。
不足分を現金で用意するのが難しい場合、銀行のフリーローンなどを利用する方法もありますが、この場合は、将来の金利負担が雪だるま式に増えるリスクがあるため、慎重に検討しましょう。
残クレの途中解約で手数料が発生する場合がある

残クレのローンを途中で一括返済する際、途中で解約すること自体に対する違約金は基本的に発生しませんが、上記画像にあるような名目で数千円~1万円程度の費用がかかる場合があります。
とはいえ、残クレを途中で解約するからといって必ず違約金が発生するわけではないので、違約金が心配で残クレを途中で解約するのをためらっている人は安心してください。
また残債を一括返済することで、本来将来支払うはずだった利息が不要になるため、その分が返還される「戻し利息」が発生し、多少の手数料が発生しても総支払い額としては安くなるケースもあります。
そのため、満了までお金を払い続けるよりは、早めに解約した方が金銭的に得になることも多いため、車が必要なくなった場合は残クレの契約途中での売却を検討してみるのもおすすめです。
購入先と売却先が違う場合は乗り換えの手続きが面倒

上記の画像でその違いを簡潔に解説していますが、ディーラーで車を乗り換える(下取りに出す)場合、新車の購入から古い車の売却まで、すべて一つの窓口で完結するため手続きは非常に楽です。
一方で、ディーラーではなく買取業者に車の売却を依頼した場合、以下のような手続きの手間が発生します。
- ディーラーから契約者への所有権以上の手続き
- 買取業者との売却手続き
- ディーラーでの新車購入手続き
- 古い車の引き渡しと新しい車の納車のタイミング調整
ディーラー1社にまとめれば、すべてシームレスに新しい車が納車されてから、古い車を引き渡すだけで済みますが、買取業者を間に挟んだ場合、一時的に車のない期間ができてしまう可能性も考慮しておく必要があります。
とはいえ、業者によっては代車を用意してくれる場合もあるため、古い車の引き渡しから新しい車の納車日まで期間がある際は、代車の利用が可能かどうか確認するようにしましょう。
ローンの立て替えを受け付けていない買取業者もある
車の売却が決まったら、買取業者にローンの残債を支払ってもらい、差額を受け取る(または支払う)のが一般的な流れです。
しかし、買取業者がローン残債の支払いを代行してくれる「立て替えサービス」は、すべての業者が対応しているわけではないので注意が必要です。
なおローン残債の立て替えサービスがない業者に売却する場合、以下のような手順を踏む必要があり、一時的にまとまった資金が必要になります↓↓
- 自分で資金を用意してローンを完済する
- 車の所有権を自分名義に変更する
- 車を売却し、代金を受け取る
手元に資金がない場合は、ローンの立て替えに対応している買取業者を選ぶことが必須条件になります。
当サイトでおすすめしている以下の車買取業者3社は、自社で車を購入する場合に残クレの残債を一時的に立て替えてくれるので、残債を一括で返済する資金がない人におすすめです↓↓
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残クレの途中で売る手順と体験談

ここからは、当サイトの管理者である私が残クレ契約中の車を売却した方への密着取材をしてみた結果(体験談)を紹介します。
なお今回、体験者様(以下Aさん・30代女性・会社員)が査定を受けられたお車の情報はこちらです↓↓
検証に使用した車情報 | |
---|---|
購入価格 (諸費用込み) | 2,211,000円~ |
車名 | 日産 ノート |
グレード | X(プロパイロット付) |
年式 | 2022年 |
走行距離 | 約22,000km |
ボディ色 | ホワイト |
オプション | なし |
傷、凹み 事故歴 | なし |
残クレの途中で車を手放そうと思った理由

差し支えなければ、残クレの返済途中で
車を手放そうと思われた理由をお聞かせくださいますか?



転職をきっかけに車の使用頻度が激減したのが一番大きな理由です。
以前は郊外の職場に通っていたので車は生活必需品でしたが、
2024年春に都内のオフィス勤務に変わり、
平日はまったく乗らなくなりました。



車を売却して困ったことは?
例えば乗りたい時に車に乗れないとか…



週末の買い物程度ならカーシェアでも十分対応できています。
逆に残クレの返済中は駐車場代や保険料、
メンテナンス費用の負担がもったいなく感じていました。
さらに、毎月の残クレ返済(約15,000円)も
「乗っていないのに支払い続ける」ことへの違和感が強くなり、
家計を見直すタイミングで、
「いったん車を手放す」選択肢が現実的になりました。
上記のインタビューにもあるとおり、Aさんはライフプランの大きな変化を理由に、残クレ契約中の車の売却を決断されたそうです。
とくに残クレでは駐車場代や保険料、メンテナンス費用などの維持費が自己負担なので、車の利用頻度が減るほど「無駄なお金を払っている感」が大きくなってしまうのも致し方のないことなのでしょう。
残クレ返済中の車を売る時に大変だったこと



残クレ返済中の車を売る時に
大変だったことは何ですか?



まず所有者名義がディーラー(販売会社)だったため、
名義変更の手続きが必要でした。
買取業者に任せれば簡単という話もありましたが、
実際はディーラーから所有権解除に必要な書類を取り寄せ、
残債確認や同意書の作成など、かなり煩雑でした。
上記のインタビューにあるとおり、残クレ契約中の車を売却する際には名義変更の手続きが必須で、Aさんにとっては初めての経験だったこともあり、その手続きの煩雑さに困ってしまったようです。
以下にその手続きの流れについて解説しますので、これから残クレ契約中の車の売却を検討されている方は、Aさんと同じ轍を踏まないためにも、この機会にしっかりと確認をしておくようにしてください。
残クレの途中で車を売る時の流れ


残クレの途中で車を売る時の流れは上記のとおりですが、ほとんどの手続きはディーラー・ローン会社が代行してくれますので、申請者は基本的に車を買ったお店に連絡をするだけでOKです。
ただし、手続きの際に必要な書類はご自身で用意する必要がありますので、前もって以下の書類を準備しておくと、その後の手続きをスムーズに進められます↓↓
- 契約中のディーラーやローン会社へ連絡
- 所有権留保解除の書類の受取&返送
- 新しい車検証が届けば名義変更完了
残クレの途中で車を売った感想



残クレで車を売った後、
後悔などはされませんでしたか?



結論から言うと、売って正解でした。
まず、残債よりも高い査定がついたため、
実質的に追加費用ゼロで車を手放すことができ、
精神的にもかなり楽になりました。
また浮いたお金で通勤用の電動自転車と、
家族旅行の資金も一部まかなえたのは予想外のメリットでした。



では、車の売却を決断されたタイミングについては、
適切だったと思われますか?



残クレ満了まで待っていたら
確実に査定額が下がっていたと思うので、
タイミング的にも悪くなかったと感じています。
正直、売却にあたっての手続きはやや煩雑で、
所有権の解除や必要書類のやりとりには手間がかかりましたが、
乗り換えや一時的な手放しを検討している方には、
売却という選択肢は十分ありだと思います。
上記のインタビューでAさんもおっしゃられている通り、残クレの契約中に車を売ることには「高く買取してもらえるうちに売ることができる」というメリットがあります。
ただし、買取業者の査定額が低いと売却額とローン残債の差額を負担することになるため、損なく売却をおこなうには、できるだけ車の状態が良いうち(高年式・低走行距離)に検討することが大切です。
また、車を高く買取してもらうには適切な業者選びも欠かせませんので、残クレ契約中の車の売却を検討する際には、以下のような優良業者を中心に検討を進めてみるのがおすすめです↓↓
残クレの途中で売る以外の選択肢って?


選択肢 | メリット | デメリット |
---|---|---|
買取業者に売る | 最も高値で売れる可能性が高い | 手続きがやや煩雑になることがある |
車を返却 | 条件を満たせば追加費用なし | 車は手元に残らない 差額は戻らない場合も |
乗り換え | 手続きがワンストップで楽 | 下取り額が買取業者より低い傾向がある |
車を買取 | 愛車に乗り続けられる | 総支払額が最も高くなる可能性がある |
ここまで「残クレの車を途中で売る」という方法をメインに解説してきましたが、この章では「そもそも残クレの契約満了時に、どのような選択肢が用意されているのか」を解説します。
買取業者に売る|最も高額で売れやすい
ワゴンRの買取相場と下取り相場の比較 | ||
---|---|---|
使用年数 | 買取相場 | 平均下取り額 |
新車価格 | 129.5万〜 | |
2022年式 (3年落ち) | 37.5万円〜97.8万円 | 33.7万円〜89.0万円 |
2021年式 (4年落ち) | 39.0万円〜94.8万円 | 33.1万円〜82.3万円 |
2020年式 (5年落ち) | 28.0万円〜83.0万円 | 25.7万円〜72.5万円 |
- 更新日:2025年7月1日
- 参照元:ユーカーパック公式サイト
上記の表は車買取業者への売却相場とディーラーの下取り相場を比較したものですが、今乗っている車を高く売りたいなら、ディーラーの下取りに出すよりも中古車買取専門業者に売却することをおすすめします。
その理由としては、車買取業者は中古車市場のリアルタイムな相場を最大限に反映して査定しているため、そうでないディーラーの下取りに出すよりも多くの現金が手元に残る可能性が高いためです。
なお、残クレの残債がある場合はローン会社に所有権を移譲してもらう必要があるため、「ローン会社とのやり取りが面倒そう…」と感じるかもしれませんが、多くの買取業者はその手続きをサポートしてくれるので安心です。
とはいえ、どの車が高く売れるかは買取業者により異なりますので、この方法を検討する場合は以下の表やリンク先の記事を参考に、お持ちの車種やお住まいのエリアに合った買取業者を探してみましょう↓↓
車を返却|お金が戻ってくることもある
「車の返却」は、契約満了時に車をそのままディーラーへ返す最もシンプルな選択肢であり、以下のような条件を満たしていれば、違約金等の追加の支払いなしで契約を終えられます。
- 契約時に定められた走行距離の上限を超えていない
- 内外装に大きな傷や凹みがない
また、ディーラーによっては返却時点での車の査定額が残価(最初に設定した予想査定額)を上回った場合、その差額を返金してくれることもあります。
とはいえ、契約時に設定された残価での返却手続きが進められるケースがほとんどなので、基本的には「プラスマイナスゼロで手放す」ための選択肢と考えておきましょう。
乗り換え|古い車はディーラーに下取りしてもらえる


※参照元:GoogleForm
当社のアンケートでは、車を売却した後に新しい車を購入する(乗り換える)方が多いことが分かります。
その点、「乗り換え」は、契約満了時に同じディーラーで新しい車に乗り換える選択肢であり、車を下取りに出し、その査定額を残価の支払いや次の車の頭金に充当することができます。
この方法では売却から次の車の購入までの手続きがすべて1つの窓口で完結するため、手間がかからず、車がない期間も発生しないのが最大のメリットです。
また「返却」とは異なり、査定額によっては新車の購入価格を割引してくれる可能性が高く、他のディーラーで新車に乗り換えるよりもお得に利用できる場合もあります。
ただし、下取り額は買取専門店の査定額よりも低くなる傾向があるため、金銭的には買取専門店を通した方が良い結果が得られる可能性が高いです。
車を買取|再クレジットも利用できる
「買取」は契約満了時に、設定された残価を支払って、その車を完全に自分のものにする選択肢であり、支払方法は、以下の2つから選べます↓↓
- 現金で一括払い
- 再クレジットを組む
基本的には総額費用が抑えられる現金での一括払いがおすすめされますが、手元に資金がない場合は新たに再クレジット(再ローン)を組むことになります。
ただし、注意点として再クレジットは金利が当初のローンよりも割高に設定されていることが多く、総支払額が他の選択肢に比べて最も高くなる可能性があります。
この方法は「今の車で十分」「長く乗り続けて愛着が湧いてきた」という人向けの選択肢ですが、金利や総支払額をよく確認し、慎重に検討しなければ、経済的に大きな負担を背負うリスクがあることを覚えておきましょう。
なお、ここまで解説してきた方法で残クレ契約中の車を手放した後は、残クレよりも契約期間や契約後の車の扱いを柔軟に設定しやすい「カーリース(車のサブスク)」のご利用もおすすめです↓↓
残クレの途中で売る場合の車買取業者とディーラー下取りの額を比較
ワゴンRの買取相場と下取り相場の比較 | ||
---|---|---|
使用年数 | 買取相場 | 平均下取り額 |
新車価格 | 129.5万〜 | |
2025年式 (0年落ち) | 97.1万円〜125.2万円 | 80.8万円〜109.0万円 |
2024年式 (1年落ち) | 89.4万円〜115.6万円 | 74.7万円〜98.8万円 |
2023年式 (2年落ち) | 44.2万円〜108.3万円 | 39.0万円〜98.2万円 |
2022年式 (3年落ち) | 37.5万円〜97.8万円 | 33.7万円〜89.0万円 |
2021年式 (4年落ち) | 39.0万円〜94.8万円 | 33.1万円〜82.3万円 |
2020年式 (5年落ち) | 28.0万円〜83.0万円 | 25.7万円〜72.5万円 |
- 更新日:2025年7月1日
- 参照元:ユーカーパック公式サイト
残クレの途中で車を売る際にディーラーに売るか、車買取業者を利用するか迷う方も多くいらっしゃいますので、ここではディーラーの下取り価格と中古車の買取相場を上記表のように比較してみました。
以下ではさらに、残クレで一般的な契約期間である「1年」「3年」「5年」のタイミングで売却した場合に分けて、相場の違いを比較していきますので、車買取か下取りかで迷われている方は、ぜひ参考にされてみてください。
残クレの契約後1年で車を売る場合の買取相場
ワゴンRの買取相場と下取り相場の比較 | ||
---|---|---|
使用年数 | 買取相場 | 平均下取り額 |
新車価格 | 129.5万〜 | |
2025年式 (0年落ち) | 97.1万円〜125.2万円 | 80.8万円〜109.0万円 |
2024年式( 1年落ち) | 89.4万円〜115.6万円 | 74.7万円〜98.8万円 |
- 更新日:2025年7月1日
- 参照元:ユーカーパック公式サイト
上の表のとおり、1年落ちのワゴンRの場合、買取相場は下取り相場よりも約15万円~17万円も高くなる可能性があります。
1年落ちの車は価値の下落が少なく、中古車市場でも人気が高いため、車買取業者に依頼すれば新車価格の約89%の価格での売却が期待できます。
一方、ディーラーに下取りに出した場合、1年落ちの車でも新車価格の76%にまで価格が下がってしまうので、少しでも高く売りたいなら車買取業者一択です。
残クレの契約後3年で車を売る場合の買取相場
ワゴンRの買取相場と下取り相場の比較 | ||
---|---|---|
使用年数 | 買取相場 | 平均下取り額 |
新車価格 | 129.5万〜 | |
2023年式 (2年落ち) | 44.2万円〜108.3万円 | 39.0万円〜98.2万円 |
2022年式 (3年落ち) | 37.5万円〜97.8万円 | 33.7万円〜89.0万円 |
- 更新日:2025年7月1日
- 参照元:ユーカーパック公式サイト
3年落ちは、最初の車検前でメーカーの新車保証も残っていることが多いため、中古車として価値が高いまま売却しやすい絶好のタイミングで、3年落ちのワゴンRの場合、買取相場は下取り相場よりも約9万円ほど高値になります。
ただし、3年落ちとなると買取相場、下取り額ともに最安値と最高値の幅が広がり、査定額は車の状態に大きく左右される点に要注意です。
場合によっては下取りの方が高く売れたというケースもあり得ますので、できるだけ両方で見積もりを取ってから比較検討されることをおすすめします。
残クレの契約後5年で車を売る場合の買取相場
ワゴンRの買取相場と下取り相場の比較 | ||
---|---|---|
使用年数 | 買取相場 | 平均下取り額 |
新車価格 | 129.5万〜 | |
2021年式 (4年落ち) | 39.0万円〜94.8万円 | 33.1万円〜82.3万円 |
2020年式 (5年落ち) | 28.0万円〜83.0万円 | 25.7万円〜72.5万円 |
- 更新日:2025年7月1日
- 参照元:ユーカーパック公式サイト
5年落ちは2回目の車検前で、多くの人が売却や乗り換えを検討するタイミングであり、5年落ちの場合でも、買取業者の方がディーラー下取りよりも高く売れる可能性があります。
また、残クレ5年目となると支払い最終回が近いケースが多いため、売却額がローン残債を上回る可能性が高く、残った売却額は次の車の頭金にすることも可能なので、乗り換える際の車の選択肢も広げられます。
このように、どのタイミングで売るにしても、ディーラーの下取りだけでなく買取業者に査定を依頼することが、残クレの車を賢く売却する上で最も重要なポイントなのです。
とはいえ、必ずディーラーの下取りよりも車買取業者の方が高値がつくというわけでないので、査定を依頼するときは以下の表やリンク先の記事を参考に、複数の車買取業者を利用することをおすすめします↓↓
なお、この章で使用した軽自動車の買取相場については、以下の関連記事でさらに詳しく解説していますので、使用年数や走行距離別の相場の把握にお役立てください↓↓
残クレの途中で売る際に車を高く買取してもらうコツ


残クレの車を途中で売るなら、「1円でも高く売りたい」と考えるのが一般的な心情ですが、ここでは、あなたの愛車を最高額で売却するための5つの重要なコツを、初心者の方にも分かりやすく解説します。
前もって買取相場をシュミレーションしておく
何も知らないまま査定に臨むと、査定士から提示された金額が果たして妥当なのか、それとも安く見積もられているのか判断がつきません。
そのため、査定に臨む前に自分の車の「現在の価値」を把握しておくことは、安く買い叩かれるのを防ぐための最大の防御策になります。
以下にそんな車の買取相場を無料&個人情報の登録なしでシュミレーションする方法を解説しますので、残クレの途中で車を売却しようと考えている方は参考にされてみてください。
当サイトで車の買取相場をシュミレーションする方法
こちらでは一覧で大まかな買取額がわかる買取相場表をご紹介しております。
それぞれのメーカーの代表的な車種に分けご紹介しておりますので、ぜひ、参考にしてみてください。
↓メーカー名と車名をクリックすることで買取相場表が見れます↓
年式 | 価格相場 |
---|---|
初代(2012年〜2021年) | 53万円~150万円 |
2代目(2021年~現在) | 100万円~260万円 |
※更新日:2025年7月1日
また当サイトの「車買取相場のシュミレーション機能」では、車の情報を入力するだけで無料&個人情報なしで軽自動車の買取相場をチェックできますので、ぜひ併せてご活用ください。
ネクステージで車の買取相場をシュミレーションする方法


大手車買取業者のネクステージの公式サイトでは、上記の手順で無料かつ個人情報の登録なしで、車の買取相場をシュミレーションすることができます。
同サイトでは車種やグレード、使用年数や走行距離別の相場の確認はもちろん、お住まいのエリアごとの買取実績も参照できるため、より実額に近い相場を参考にできる点が優れています。
また、その他にも多くの車買取業者でこういったシュミレーション機能や相場表を提供しているので、各社のシュミレーション機能の概要や利用方法を知りたい方は、ぜひ下記の関連記事もチェックされてみてください↓↓
ディーラーよりも車買取業者の方が高く売れやすい


上記にもあるように、「車を売るなら買ったディーラーで」と考えがちですが、愛車を少しでも高く売りたいなら中古車買取専門業者への売却がおすすめです。
続けてその根拠を示すため、以下に車買取業者への売却相場とディーラー下取り相場の比較を示します↓↓
ワゴンRの買取相場と下取り相場の比較 | ||
---|---|---|
使用年数 | 買取相場 | 平均下取り額 |
新車価格 | 129.5万〜 | |
2025年式 (0年落ち) | 97.1万円〜125.2万円 | 80.8万円〜109.0万円 |
2024年式 (1年落ち) | 89.4万円〜115.6万円 | 74.7万円〜98.8万円 |
2023年式 (2年落ち) | 44.2万円〜108.3万円 | 39.0万円〜98.2万円 |
2022年式 (3年落ち) | 37.5万円〜97.8万円 | 33.7万円〜89.0万円 |
2021年式 (4年落ち) | 39.0万円〜94.8万円 | 33.1万円〜82.3万円 |
2020年式 (5年落ち) | 28.0万円〜83.0万円 | 25.7万円〜72.5万円 |
- 更新日:2025年7月1日
- 参照元:ユーカーパック公式サイト
上表のとおり、ディーラーの下取りよりも車買取業者の方が高い査定額を提示してくれる可能性が高いため、残クレの途中で車の売却を検討する場合は、車買取業者で査定を受けるのが良いでしょう。
- ディーラー
→本業は「新車を売ること」で、下取りはあくまでそのためのサービスなので金額が安い。 - 車買取業者
→本業は「中古車を仕入れて売ること」で、中古車を高く売るノウハウがしっかりしているので買取額も高くなりやすい。
また、「残クレの途中で車を売る際にできるだけ損をしたくない」と考えるなら、1社だけでなく複数の買取業者に査定を依頼して競わせるというのも重要です。
これを徹底することで適切な買取相場の把握にも役立ちますし、業者間の競争力が働いて値上げ交渉をしやすくなるといった恩恵を受けられるでしょう。
なお査定を依頼するときは以下の表やリンク先の記事を参考に、複数の車買取業者を利用してみてください。
車が高く売れるタイミングも把握しておこう
車を売るタイミングは、査定額に大きく影響するため、中古車の需要が高まる時期を狙って売ると、査定額がアップしやすい傾向があります。
中でも中古車販売・買取業者の決算期にあたる1~3月は最も価格高騰に期待できる時期であるため、多少不人気の車種・グレードの車でも積極的に高値で買い取ってくれる可能性が高いです↓↓


上記は日本自動車販売協会連合会の統計データを独自にグラフ化したものになります。
車買取業者はこの売れる時期に、より多くの車を買取り在庫をできるだけ多く抱えておきたいため、買取価格を普段よりも上げて買取してくれるのです。
また、乗っている車のフルモデルチェンジが発表されて旧モデルの価値が下がる前に売ることも、車を高く買い取ってもらうために有効なタイミングです。
査定に出す前に洗車や車内の掃除をしておこう


掃除をしたからといって査定額が直接的にアップするわけではありませんが、査定前に車の洗車や車内を掃除しておくことは、高額査定を引き出すための基本マナーです。
査定する車が汚れていると無意識に「メンテナンスもずさんだったのではないか」「見えない部分も傷んでいるかもしれない」というマイナスの印象を持たれてしまい、査定の減点項目を厳しくチェックする引き金になりかねません。
そのため査定前に車を清掃しておくことで、査定士に「この車は大切に乗られてきたんだな」という良い印象を与えられ、査定士の心証を良くし、シビアな減点を防ぐ効果が期待できます。
特にタバコのヤニ汚れや臭い、ペットの毛や臭い、シートのシミは大きな減点対象になるので、査定前には念入りに清掃や消臭をしておくことが肝心です。
純正パーツも一緒に査定に出そう
残クレは基本的に改造不可なサービスが多いため、自分好みにカスタマイズしている人は少ない傾向がありますが、もし車をカスタムしていて社外品のパーツを取り付けている場合、取り外した純正パーツも一緒に出してください。
純正パーツやオプションは新車の購入時にしか付けられないものが多いため、中古車市場では個性的なカスタムカーよりも、誰もが乗りやすいノーマルな状態(純正パーツが付いている状態)の車の方が好まれる傾向があるからです。
また残クレで車の返却や乗り換え(売却なし)をする場合でも、現状回復できなければ、本来不要だったはずの違約金を支払わなければいけなくなる可能性が出てくるので、純正パーツは大切に保管しておく必要があります。
というわけで、ここまで残クレの途中で車を高く売るコツを解説してきましたが、車をできるだけ高く買取してもらうためには、それらのコツと併せて適切な業者選びも欠かせません。
とはいえ、初めて車を売却される方には判断が難しいところもあるので、「どこに売ればいいかわからない」という方は、ぜひ当サイトがおすすめする以下の3社から優先して検討をされてみてください↓↓
また、下記の関連記事では車を高く売る方法を、「事前準備」「時期」「交渉術」の3つに分けてさらに詳しく解説していますので、併せて参考にしていただくことをおすすめします↓↓


残クレの途中で車を売る方法に関するよくある質問
ここまで残クレの車を途中で売る方法について解説してきましたが、まだ細かい疑問や不安が残っている方もいるかもしれませんので、ここでは多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。
- 残クレの下取り額が残価を上回る場合は買取に出すと損ですか?
- 残クレで走行距離オーバーした車は売却と下取りどっちがいい?
- 残クレの一括返済にかかる手数料はいくらですか?
- 残クレの最終回が払えない時はどうすればいいですか?
残クレの下取り額が残価を上回る場合は買取に出すと損ですか?
ディーラーから「下取り額が残価を上回りますよ」と言われると、お得に感じてそのままお願いしたくなるかもしれませんが、車買取店に査定を依頼すれば、もっと高い査定額が提示される可能性が高いです。
ディーラーの下取り額はあくまで「下取り」の価格であり、中古車を専門に扱う買取業者は、ディーラーの提示額よりも上回る査定額を提示してくれるケースがほとんどです。
ディーラーの提示額は「最低保証ライン」と考え、それ以上に高く売れないか、必ず複数の買取業者に査定を依頼して比較検討しましょう。
なお、その際に車の一括査定を利用することで、1店舗ずつ申し込みをする手間を省けますので、複数業者での相見積もりを希望されている方は、以下の一括査定サイトのご利用を検討してみましょう↓↓
残クレで走行距離オーバーした車は売却と下取りどっちがいい?
残クレの走行距離をオーバーしてしまった場合、ディーラーの下取りに出すよりも買取業者に売却する方がおすすめです。
ディーラーの下取りに出す場合、契約時に定められた走行距離を超えていると、1kmあたり〇円といった形で超過料金(ペナルティ)を残価額から差し引いた上で下取り価格を算出します。
一方、車買取業者であれば走行距離だけでなく、車種の人気度、グレード、ボディカラー、オプション、内外装の状態など、車全体の「市場価値」を総合的に評価してくれるので高値が付きやすいです。
そのため、車買取店を利用すれば、走行距離が契約を超えていても、ディーラーで超過料金を支払うよりもずっと有利な条件で売れる可能性が高まります。
ただし、そのためにはできるだけ愛車を高く買取してくれる業者を利用することが肝要ですので、ぜひ以下の表やリンク先の記事を参考に、ご自身にピッタリな車買取業者を探してみてください↓↓
残クレの一括返済にかかる手数料はいくらですか?
残クレを一括返済する際の手数料として「繰り上げ返済手数料」や「事務手数料」といった名目で費用が発生する場合があり、一般的には数千円から3万円程度が目安です。
とはいえ、一括返済することで将来支払うはずだった利息が不要になるため、最終的な総支払い額は一括返済した方が安く抑えられる場合もあります。
正確な金額を知るためには、ご自身が契約しているローン会社(信販会社)に直接問い合わせて確認するのが最も確実です。
残クレの最終回が払えない時はどうすればいいですか?
残クレの最終回が払えない場合は、車買取業者に車を売却して返済資金を作ることをおすすめします。
残クレの最終回とは、契約時に設定された残価を含んだローン残債をすべて返済することを意味し、契約時の条件され満たしていれば追加費用なしで返却できます。
しかし、走行距離制限をオーバーしていたり、大きな傷やヘコミがある際は違約金(現状回復費用など)が発生するので要注意です。
- 小さな傷やヘコミの場合
→軽微な擦り傷や小さなヘコミであれば、数千円~数万円程度の減額や修理費用が一般的。 - 大きな損傷や事故歴がある場合
→フレームなど骨格部分の修復や大きな損傷があると「修復歴車」となり、査定額が大幅に下がる恐れあり。最悪の場合、買取を迫られる可能性もある。
また、残クレの最終回の支払いが難しい場合、「残価をもう一度ローンで組む(再クレジット)」という選択肢が用意されています。
ただし、ディーラーで再クレジットを組むと、金利は元の金利よりも高くなるため賢明な判断とは言えません。
ローンによる経済的な負担を軽減させるためにも、車の買取業者に少しでも高く売却するなどして一度残債を返済し、維持費の安い車に乗り換えることをおすすめします。
なおおすすめの車買取業者については以下で詳しくご紹介しておりますので、ぜひ、参考にしてみてください。
→車買取業者のおすすめランキングはこちら
残クレの途中で車を売る方法まとめ
・残クレの途中で売る3つのメリット
→売却額が残クレの残債を上回れば差額を受け取れる
→ディーラーの下取りよりも高価買取が見込める
→残クレの返済や車の維持費用の負担がなくなる
・残クレの途中で売るのは損?買取に出すデメリットと注意点
→売却額が残価を下回る場合、不足額は自己負担
→残クレの途中解約で手数料が発生する場合がある
→ローンの立て替えを受け付けていない買取業者もある
→購入先と売却先が違う場合は乗り換えの手続きが面倒
・残クレの途中で売る手順と体験談
→残クレの途中で車を手放そうと思った理由
→残クレ返済中の車を売る時に大変だったこと
→残クレの途中で車を売る時の流れ
→残クレの途中で車を売った感想
・残クレの途中で売る以外の選択肢って?
→買取業者に売る|最も高額で売れやすい
→車を返却|お金が戻ってくることもある
→乗り換え|古い車はディーラーに下取りしてもらえる
→車を買取|再クレジットも利用できる
・残クレの途中で売る際に車を高く買取してもらうコツ
→前もって買取相場をシュミレーションしておく
→ディーラーよりも車買取業者の方が高く売れやすい
→車が高く売れるタイミングも把握しておこう
→査定に出す前に洗車や車内の掃除をしておこう
→純正パーツも一緒に査定に出そう
ここまで残クレの車を途中で売る方法やメリット・デメリット、具体的な手順、高く売るコツまで詳しく解説してきました。
結論としては、残クレの途中で車を売却することは可能であり、ディーラーよりも車買取店を利用した方が高値で買い取ってもらえる可能性が高いです。
中古車市場の状況によっては、ローン残債よりも高値で買い取ってもらえる場合もあるので、手元に残ったお金を次の車の頭金に充てられます。
ディーラーに下取りを依頼して車の乗り換えを検討されている人でも、一度は車買取店で見積りを出してもらう価値は十分にありますので、ぜひこの機会に検討をされてみてください。