『パソナキャリア』は、30~40代のハイクラスや管理部門の転職を得意としている転職エージェントで、取り扱い求人の約半数が年収800万円以上です。オリコン顧客満足度(R)調査「転職エージェント」ランキングにて2019年~2023年まで4年連続1位を獲得するなど、手厚いサポート体制が支持されています。
今回は、同社のキャリアアドバイザーとして数多くの転職をサポートしてきたキャリアアドバイザーの坪松さんに、パソナキャリアの強みや転職活動におけるアドバイス、コロナ禍における転職事情など、詳しくお話を伺いました。
坪松 政和さん
大手アパレル企業での店舗マネジメント・スーパーバイザーを経て、パソナへ入社。現在は、人材紹介サービスにおける転職希望者の方をサポートするキャリアアドバイザー専任チームのマネージャーとして、人事・経理・経営企画・法務などの管理部門×ハイクラス(管理職/スペシャリスト)を専門領域とし、業界問わずさまざまなバックグラウンドを持つ人々を対象に数多くのキャリアサポートを行う。
独占求人数は1300件以上!
約2~3年前より、ハイクラスや管理職や専門職の求人に力を入れてきており、現在800万円以上の求人は3万2000件も揃っており(2023年10月現在)、ミドルマネジメント、専門スペシャリスト向けの求人情報数は転職エージェントの中でも国内最大級の取扱い水準となっています。
また、弊社が取り扱っている求人情報の中には、他の転職エージェントでは取り扱っていない、パソナキャリアだけの「独占求人」というものがあります。
これはその名の通り、求人企業がパソナキャリアだけに人材紹介依頼を行っている求人のことですが、豊富な人材紹介実績を持ち、企業からの信頼を得ている証でもあります。現状の独占求人数は1300件以上となっています(2023年10月時点)。
当社で担当させていただくハイクラスの方々にはすでにご家族をお持ちの場合が多いのですが、内定をいただいてから家族に話すという方も中にはいらっしゃいます。
その場合、すんなりと同意を得られればいいのですが、寝耳に水の状態で「聞いていない」と反対されるケースもあり、せっかくの内定を辞退しなければならない、という事態になることも。
事前にいかに家族と話し合いをしておくか、がハイクラス転職のポイントの一つです。
求人の背景の情報も共有してもらえる
求人企業の担当であるリクルーティングコンサルタントは別の部署が担うのですが、企業側と密なコミュニケーションを重ねながら、企業の求める人材ニーズや求人の特徴など細かなニーズも随時収集しているため、「なぜ、このタイミングでこの求人が必要なのか」といった背景についても深く情報を知ることができます。
転職希望者のご経歴やご経験はリクルーティングコンサルタントにも共有するため、企業側が「今求めている人材」とマッチする場合は、コンサルタントから転職希望者へ直接お声掛けすることもあります。
実際の登録後のサポートの流れを教えてください。
その中からご希望の求人に応募していただき、書類選考にうつります。企業へ提出する職務経歴書・履歴書に記載すべき経歴のアドバイスや応募書類の添削もいたします。
弊社では、模擬面接に特化した訓練や研修を経た専任者が常駐しておりますので、通過率を高めるために徹底的にお手伝いさせていただきます。
管理職以上の転職希望者の中には、これまで面接をする側だったという方も多く、実際に「面接される側」になると何を話していいのか分からない、と不安を抱かれる方もいらっしゃいます。
面接は場数を踏めば必ず上達しますので、実際の企業面接で経験値を上げるよりも模擬面接を活用していただくのがおすすめです。
役職が上がるほど客観視が難しい
管理職の方だけでなく一般職の方にも言える事ではありますが、頭では理解していても実際に面接の場で話してみると、難しいものです。
特に管理職の方は、経験も豊富なため意外と話が長くなってしまう方が多いのです。
面接官との対話のキャッチボールを意識しながら相手が知りたいことを的確にアピールできるとよいでしょう。
理解していなければ自分のやりたい事ができる会社なのか判断する事が難しくなったり、面接で正しいアピールができなかったりしてしまいます。
面接は企業が求めているものと自分がやりたいことの相性の見極めの場にもなりえますので、しっかりと自分の意見を伝えた上で、企業側に逆質問するのも良いと思います。
年齢や役職が上がれば上がるほど、周囲に気軽に相談できる人が少なくなってしまいます。
転職活動においては、ご自身を客観視することがとても大切なので、転職エージェントを活用して客観的なキャリアの棚卸しをすることをおすすめします。
転職はしたいけれど、何をしたらいいのか分からないという方でも活動を続けていく中で固めていかれます。
まずは動いてみることをお勧めします。
長年同じ会社で働いてきた人ほど、自分の会社を客観視できなくなるものです。
転職活動で”外”を見ることで改めて「今いる会社の良さが分かった」ということもあります。
特に、コロナ禍においては、「今のままでいいのか」と漠とした不安を抱いてエージェントに登録される方が増えましたが、「やっぱり踏ん切りがつかない」と辞退されるケースもよくあります。
それが悪いのではなく、動いてみたからこそ分かったという点は大きいと思います。
求人数はコロナ禍前の水準に戻るも企業は慎重姿勢
ただし、コロナ禍前に比べて減ってしまった業界ももちろんあります。
サービスや小売、旅行業界などはそうですね。
ポテンシャル採用(未経験者や第二新卒)についてもまだ及び腰の傾向にあります。
一方で、メーカーやIT、医療・メディカル系の企業はコロナ禍前に比べて求人数が増加しており、管理部門の採用も積極的に実施しています。
企業側が「本当にこの人で決めていいのだろうか」と、慎重姿勢になっていることが、背景にはあります。
ただし、これらは1人で万全に準備するのはとても大変です。
ぜひ、我々にご相談いただけたらと思います。
実際に子育て中や妊活中、育休中といったさまざまなライフステージにいらっしゃる女性の登録が増えてきています。
通勤時間が省略できることで労働時間の工面がしやすくなり、例えば子育て中でも選択肢や可能性が広がっていると感じます。
上場企業において女性のキャリア雇用が積極化していることもあり、女性向けのリモートワーク可能な管理職案件も多数ありますし、最初から難しいと思わずにまずは求人を見ながらご相談させていただきたいです。
ご自身が転職によって何を実現したいのか、も大切です。
これらを1人で進めるのは大変なので、ぜひ私たちとお話をしながらクリアにしていただけたらと思っております。
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