レバレジーズメディカルケア株式会社が提供する『レバウェル介護(旧:きらケア)』は、4.4万件以上の求人から希望条件にぴったりの職場を提案してもらえる、介護職専門の転職エージェントです。
今回は、同社のキャリアアドバイザーとして数多くの介護転職をサポートしてきた植田祐全さんに、レバウェル介護(旧:きらケア)のサービス概要や強み、コロナ禍における転職市場の変化など、詳しくお話を伺いました。
植田祐全さん
人材紹介チームリーダー
2018年度全社ベストセールスを受賞。「給与でなく働き甲斐でマッチングを」がモットー
レバウェル介護(旧:きらケア)公式サイト
https://job.kiracare.jp/
求職者の生活を想像することから始まる、レバウェル介護(旧:きらケア)の転職サポート
――まずはレバウェル介護(旧:きらケア)のサービス概要を教えてください。
レバウェル介護(旧:きらケア)は、介護職に特化した転職エージェントサービスです。求人提案から選考対策、入社のフォローまで、転職活動をトータルでサポートします。
レバウェル介護(旧:きらケア)の転職サポート
- 希望に合った求人の提案
- 介護転職市場の最新情報を共有
- 履歴書の書き方や面接準備のアドバイス
- 入社までのフォロー
レバウェル介護(旧:きらケア)の転職サポートは、求職者と専任のキャリアアドバイザーとの面談(キャリアヒアリング)から始まります。レバウェル介護(旧:きらケア)は、時間をかけて丁寧にキャリアヒアリングを行うのが特徴です。
――キャリアヒアリングでは、具体的にどのようなことを聞かれるのでしょうか?
希望条件はもちろん、転職しようと思った背景や介護に対する考え方など、色んな角度からお話を聞いていきます。
キャリアヒアリングで伺うこと
- 希望条件
…年収/希望の施設/立地や通勤時間 - 転職理由
…「転職を決めた理由」や「前職の不満」など - 介護観
…介護職に対する想い - 仕事に対する価値観やキャリア志向
…いつまでにどのようなキャリアを築いていきたいか
他にも、ご家族について質問することも多いですね。家族構成から、求職者の生活や日常を把握することを心がけています。もちろん、お話いただける範囲で構いません。
――転職とは一見関係なさそうに思えるのですが、どういった意図があるのでしょうか?
求職者のプライベートを深く知り、「希望条件の背景」まで理解してこそ、本人も気が付いていないベストな提案ができるからです。
たとえば、希望条件として「残業がないこと」とあげる方がいた場合、シンプルに考えると「残業がない施設」を紹介することがベストに思えるかもしれません。
しかし、話を聞くうちに「残業なしの職場を希望するのは、子どもとの時間を大切にしたいから」という背景が見えてきた場合、「残業がなく、かつ実際に子育てと両立しているスタッフが多い施設」を提案すると良いのではないか、という仮説が立てられます。
――求職者のプライベートをきっかけにして、本人も意識していないニーズを明らかにするということですね。
そうですね。どのような職場が自分に合っているのかを、最初から完ぺきにわかっている方はなかなかいません。
希望条件から分かるのはあくまで表面的なことに過ぎませんからね。
――レバウェル介護(旧:きらケア)では、一人のアドバイザーが、ヒアリングからサポートまで全て担当してくれるのでしょうか?
はい。サービスによっては、「求職者の転職活動をサポートするキャリアアドバイザー」と「施設とのやり取りを行う介護事業所アドバイザー」が別であることが多いようですが、レバウェル介護(旧:きらケア)ではすべての工程を一人の専属アドバイザーが担当します。
「事業所は実際どんな雰囲気なのか」「人間関係は良好な環境なのか」といったリアルな情報を、キャリアアドバイザー自身が集め、ありのままを直接求職者にお伝えできます。
その結果、「想像してた職場と違った」のようなミスマッチをなくすことができるんです。
また、求職者の居住地域に関する詳しい情報提供ができるよう、エリア別に担当者を割り当てる体制も整えています。
他者貢献・論理的思考・成長意欲――レバウェル介護(旧:きらケア)のキャリアアドバイザーに共通する3つの要素
――お話を伺う限り、求人広告の情報だけを見て応募するような転職活動とは、全く異なるのですね。
そうですね。もちろん「転職活動は一人で進めたいので、サイトに載っている情報だけ教えてほしい」という場合は、LINEなどを使って最新の求人情報をお届けすることも可能です。
しかし、キャリアヒアリングなしで、一方的に届く求人情報だけをもとに判断するのはおすすめしません。それはまるで、問診なしで処方された薬を服用するようなものです。
――それはどういうことでしょう?
体調を崩したときのことを想像してみてください。病院にいくと、まずは医師から「いつから症状が出始めたのか」や「これまでの生活環境」「過去の病歴」など問診を受け、症状の原因が明らかになってから、適切な処置へと進みますよね。
これがもし、問診を一切受けないまま処方箋を出されたら、なんだか不安ではないでしょうか。何か別の問題が隠れているかもしれませんし、処方された薬が適切でない可能性もありますよね。医療のプロに診てもらうからこそ、患者は処方される薬を安心して服用できるわけです。
重大なことほど、慎重にならなければいけません。転職もこれと同じです。
人生を左右する大きな決断だからこそ、介護転職のプロとして、きっちりと時間をかけてお話を伺うようにしています。
――いわば信頼できるかかりつけ医のような存在ですね。とすると、一体どんな人がキャリアアドバイザーとして担当者になるのだろうと、利用者は気になるところかと思います。
弊社のキャリアアドバイザーには、三つの共通点があります。
一つ目は、他者貢献が心からできること。弊社は採用のタイミングから「関係者全員の幸福の追及」という理念を打ち出し、その価値観に共感する人材を採用しています。
二つ目は、論理的思考を身につけていること。介護に関する知識研修だけでなく、ロジカルシンキングの研修なども積極的に行い、より良いサービス提供ができる仕組みづくりに力を入れています。
三つ目は、前向き・素直で成長に貪欲であること。特にすべての社員に求められているのが自責思考です。
もし仮に紹介した方が早期退職になってしまったり、うまく求職者と関係が築けなかったりした場合なども、決して環境や他者のせいにはしません。「自分の何がダメだったのか」「次はどうすれば満足いただけるか」を考え、行動に移すことを徹底しています。
――人材紹介サービスは、紹介料(成果報酬)で成り立っているということもあり、「半ば強引に転職を勧められるのではないか」と懸念される人もいるようですが。
それは決してありません。紹介料が高いという理由だけで特定の施設に紹介し、結果ミスマッチが起きるのは企業理念に反します。
採用の段階で、弊社の理念に合う人材かどうかを厳しく見極めているので、「とりあえず営業成果をあげれば良い」という価値観の方が入社すること自体、そもそもないですね。
売上というのは追い求めるものではなくて、求職者の満足度が上がれば、後からついてくるもの。だからこそ、中長期的に働いてもらえると確信できる施設だけを紹介するようにしています。
もはや人手不足の業界ではない――コロナ禍における介護業界の転職事情
――2020年は新型コロナウイルス感染拡大により、転職市場の動向が大きく変わりました。介護業界にも、その影響はあったのでしょうか。
ありました。結論からいうと、転職難易度は徐々に上がっている状況です。背景としては、コロナの影響を受けている業界(飲食業界など)から、介護職にチャレンジされる方が増えていることが挙げられます。
メディアで報道されるような「介護業界は人手不足が顕著」「誰でも良いので人手が欲しい」という業界イメージは、もはや一昔前のものになりつつありますね。
これまで人手不足が続いていた介護施設でも、近頃は求人を出せば複数の応募が集まるようになりました。そのため、条件の良い施設ほど転職は難しくなっています。
新たに介護職にチャレンジされる方はもちろん、直近で複数回転職を繰り返している方は、時間をかけて戦略的に転職活動に取り組む必要があると思います。
――数多くの介護転職支援を行ってきた植田さんから見て、これからの介護業界で働くうえで、どのようなことを意識すべきだと思いますか?
業界の流れが変わるタイミングだからこそ、どうすれば介護施設に必要とされる人材になれるかを常に考えることが大切だと思います。
介護業界は他の業界と比べて安定しているので、自分の選択と行動次第で、キャリアをどんどん広げていける世界です。
「今の自分に何が足りないのか」「どのようなスキルを身につけるべきか」を意識しておくだけで、周囲よりも一歩先へ進むことができるはずですよ。
――さいごに、介護業界での転職を検討している方に向けたメッセージをお願いします。
レバウェル介護(旧:きらケア)では、人生のトータルサポートを目指し、キャリアの観点だけでなくライフプランまでを含めた提案を行っています。「キャリアが定まらない」「転職の時期を迷っている」など、どんな悩みでも構いませんので、まずは気軽に相談していただきたいです。
転職活動を思い返したときに「レバウェル介護(旧:きらケア)に相談してよかった」と思っていただけるよう、全力でサポートします。