ブランクのある看護師の復職方法!スムーズに復帰するために必要な準備やおすすめの職場は?

「ブランクがあって復職したいけれど、医療現場についていけるか不安。」
「復帰したら長く続けたいけど、家庭と両立しながら働ける職場はある?」

このようにブランクから復職したい気持ちはあっても、医療現場についていけるか・復職後の働き方について不安を感じている方は多いのではないでしょうか。

実際、この2つを理由にブランクからの復帰を踏みとどまっている看護師が多いのが実情です。

では、どうしたらこれらの不安を解消してスムーズに職場復帰できるのでしょうか。

ブランクのある看護師は、

  • 1.復職前の学び直し
  • 2.自分に合った職場選び

この2点を押さえておけば、スムーズに復職できます。

今回は、現役看護師の筆者がブランクのある看護師の復職方法についてこの2つのポイントに焦点を当てて解説します。

この記事を読めば、復職に関する不安が解消され、看護師としてのキャリアを再スタートする1歩を踏み出せるでしょう。

  1. 復職を実現した看護師たちの実体験~あなたと同じ悩みを乗り越えた3人の成功事例~
  2. 復職までに学び直しておくべき知識
  3. 看護師の復職に向けた知識・技術の勉強方法
  4. ブランクから復職しやすい職場の選び方を5つの視点から解説!
  5. ブランクから復職するまでの流れ
  6. 【年代・ブランク別】私に合った復職プランの見つけ方
  7. 【働き方別】あなたに合う復職先は?主要5つの職場を完全比較
  8. 復職先を探すのにおすすめの転職サイト
  9. 復職成功のための面接対策

 

 

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目次

1.復職を実現した看護師たちの実体験~あなたと同じ悩みを乗り越えた3人の成功事例~

復職への不安は誰もが抱くものです。ここでは、実際に長期間のブランクを乗り越えて復職を成功させた3人の看護師の実体験をご紹介します。彼女たちの体験談から、復職への具体的なヒントと勇気を得てください。

【体験談1】Aさん(42歳)ブランク12年→クリニック復職

口コミ・評判

プロフィール: 結婚を機に退職し、2人の子育てに専念。下の子が小学校高学年になったタイミングで復職を決意。

復職前の悩み 

「12年も現場を離れていて、医療技術はどんどん進歩しているし、点滴も採血も上手くできるか心配でした。特に電子カルテなんて全く分からなくて。子どもが急に熱を出したときに休めるかも不安でしたし、周りの若い看護師についていけるのかという恐怖もありました。」

乗り越えた方法 

「まずは都道府県のナースセンターが開催する復職支援研修に参加しました。3日間のコースでしたが、基本的な看護技術の復習から電子カルテの操作まで丁寧に教えてもらえました。そこで同じような境遇の方と出会えたのも心強かったです。

復職先は家から自転車で10分のクリニックを選びました。面接で『ブランクがあっても、子育て経験のある方は患者さんとのコミュニケーションが上手』と言われて安心しました。最初の1ヶ月は週3日、1日5時間からスタートし、慣れてから徐々に勤務日数を増やしました。」

現在のやりがい 

「今では週4日、フルタイムで働いています。患者さんから『Aさんがいると安心する』と言われると、本当に嬉しいです。子育て経験があるからこそ分かる、お母さん患者さんの気持ちに寄り添えることが私の強みだと実感しています。

クリニックは夜勤がないので、子どもの学校行事にも参加できますし、夕飯も家族揃って食べられます。給与は病院時代より少し下がりましたが、家庭との両立を考えると今の働き方がベストです。復職を迷っている方には、『完璧を求めすぎないで、まずは一歩踏み出してみて』と伝えたいです。」

【体験談2】Bさん(51歳)ブランク15年→介護施設復職

口コミ・評判

プロフィール: 夫の転勤で退職後、義両親の介護を経験。義母を看取った後、人生後半のやりがいを求めて復職を決意。

復職前の悩み 

「15年のブランクは本当に長くて、看護師として通用するのか不安でした。51歳での復職なんて無謀なんじゃないかと。最新の医療機器も使えないし、若い職員とうまくやっていけるのかも心配でした。それに体力面でも、夜勤に耐えられるか分からなくて。」

乗り越えた方法

 「義母の介護を通じて、高齢者ケアに深く関わりたいという気持ちが強くなりました。まずは介護施設で働く友人に相談し、見学させてもらいました。そこで『人生経験豊富な看護師さんは利用者さんが安心する』と言われ、自信につながりました。

復職前に認知症ケアの研修を受講し、最新の知識を身につけました。介護施設は医療行為が少ないので、ブランクがあっても始めやすかったです。最初は日勤のみでスタートし、半年後から希望して夜勤も担当するようになりました。」

現在のやりがい 

「利用者さんが『Bさんがいると安心する』と言ってくれるときが一番嬉しいです。義母の介護経験があるからこそ、ご家族の気持ちも理解できます。昨日まで元気だった利用者さんが急変することもありますが、最期まで尊厳を持って過ごしていただけるよう、心を込めてケアしています。

年齢的に『もう遅い』と思っていましたが、人生経験こそが最大の武器になると実感しています。介護施設では医療的判断よりも、生活を支える視点が重要で、子育てや介護の経験が本当に活かされています。同世代の方には『経験は無駄じゃない、むしろ強み』と伝えたいです。」

【体験談3】Cさん(38歳)ブランク7年→訪問看護復職

口コミ・評判

プロフィール: 第一子出産後、育児に専念。保育園に入園が決まったタイミングで、より専門性を活かせる働き方を求めて復職。

復職前の悩み

 「7年のブランクでも技術面での不安はありました。でも一番心配だったのは、訪問看護は一人で判断する場面が多いということ。病院勤務時代は周りに相談できる先輩がいましたが、利用者さんのお宅では自分だけ。判断を間違えたらどうしようという恐怖がありました。」

乗り越えた方法 

「まずは訪問看護ステーションの見学を複数箇所行いました。教育体制がしっかりしている事業所を選ぶことが重要だと分かりました。選んだステーションでは、最初の2ヶ月は必ず先輩と同行訪問し、徐々に一人立ちするシステムでした。

復職前に在宅医療に関する研修を受講し、病院とは違う在宅ならではの視点を学びました。また、24時間オンコール体制について詳しく説明を受け、一人で抱え込まない仕組みがあることを知って安心しました。」

現在のやりがい

「訪問看護は本当にやりがいのある仕事です。利用者さんとご家族の生活に深く関わり、『在宅で過ごしたい』という願いを叶えるお手伝いができています。病院では見られない、その人らしい暮らしの中での看護ができることが魅力です。

給与面でも病院勤務時代より向上し、オンコール手当や移動手当で月収35万円程度になりました。何より、専門性を活かしながら利用者さん一人ひとりとじっくり向き合える環境が素晴らしいです。

復職を考えている方には、『ブランクを心配するより、自分の強みを活かせる場所を見つけることが大切』と伝えたいです。子育て経験も立派な人生経験として活かせますよ。」

3人の共通点から見える復職成功のカギ

1. 段階的なアプローチ 全員が最初から無理をせず、短時間・少ない日数からスタートし、徐々に勤務を拡大

2. 事前準備の重要性 研修受講、見学、情報収集など、復職前の準備を怠らない

3. 人生経験の活用 ブランク期間の経験(子育て、介護など)を看護に活かす視点を持つ

4. 適切な職場選択 自分の希望とライフスタイルに合った職場を慎重に選択

5. 完璧を求めすぎない姿勢 最初から完璧を目指さず、徐々に成長していく姿勢を持つ

これらの体験談が示すように、ブランクがあっても、適切な準備と心構えがあれば復職は十分可能です。あなたの状況に近い先輩看護師の体験を参考に、自分らしい復職への道のりを歩んでください。

次章からは、再就職前に何を学びなおせば良いのか、具体的に解説していきます。

2.復職までに学び直しておくべき知識

以下の知識は、復職までに極力学び直しておくことをおすすめしています。

これらの知識は、看護師として基本的なものばかりですが、ブランク期間が長いほど意外と忘れてしまっているものです。上記の事柄を学び直しておくべき理由を詳しく解説します。

2-1.日常生活援助

日常生活援助は、看護師の基本的なスキルの1つなので「対応できて当たり前」と思われやすいです。新人のように一から丁寧に教えてもらえるとは限りません。職場によっては「これくらいはできるだろう」と思われてしまい、十分なフォローを受けられない可能性もあります。

特に、日常生活援助が看護師のメイン業務となる病棟や介護施設で働く場合は、一通り復習しておいたほうがよいでしょう。

2-2.注射・採血

注射や採血も、可能であれば実技研修(詳しくは後述)で学び直しをしておくと良いでしょう。経験や感覚がものをいう医療行為でもあり、ブランク期間が長いほど、血管を捉えた時の感覚や適切な部位の探し方を忘れてしまいやすいからです。

また、離職前とは手技・根拠が変わっていることもあります。

例)

  • 筋肉注射の三角筋に注射する時の穿刺部位の選択は肩峰から2~3横指下→腋窩神経の損傷リスクがあるとし、前後の腋窩腺を結ぶ中央という方法も出来た。(参考:奈良県立医科大学『筋⾁注射⼿技マニュアル』 )
  • 筋注は以前逆血の確認をしていたが、今はしていない。
  • 採血の時、血管を怒張させるために患者さんに駆血帯を着けたあとに手のひらを「グーパー」(クレンチング)してもらっていた→筋収縮によりK流出があり検査値に響く恐れがあり、現在は推奨されていない。

現場では、医療技術の進歩やより安全に実施するために手技・根拠の見直しが日々おこなわれており、知識の更新が必要なこともあります。

2-3.フィジカルアセスメント

フィジカルアセスメントは、患者さんの状態を把握し急変・疾患の兆候を発見する重要なスキルです。十分に出来ていないと、医師への報告・対応が遅れ命にかかわることもあります。

ただフィジカルアセスメントは、

  • 観察すべき項目が多い
  • 疾患に関する知識も必要
  • 五感を使って情報を得なければならない

など奥が深く一朝一夕で取得できるスキルではないので、復職前に時間をかけて勉強しておかなければなりません。

押さえるべきフィジカルアセスメントのポイント

  • 問診…
    具体的な症状・程度・部位・経過・楽になる要因・随伴症状を聞く。
  • 視診…
    異常が起きている部位の位置・色・大きさ・左右差の有無、異常部位だけでなく全身状態や表情、意識レベルの観察もおこなう。
  • 触診…
    目的に応じて指先・指の付け根・手背を使い分ける。拍動・皮膚の温度や腫瘤の性状、圧痛の有無を確認。
  • 聴診…
    膜型とベル型を使い分ける。膜型は呼吸音、腸蠕動音、心音などの高音を聴く時に使う。ベル型は低調性(低音)の心音を聴く時に使う。
  • 打診…
    自分の利き手ではない指を患者の皮膚に当てておこなう。左右交互に実施し差があるか確認する。

聴診の部位・正常・異常音、触診・打診の方法などは動画を見ながら学習すると、より具体的なイメージが湧くのでおすすめです。

事例で再確認!医療現場でよくある場面でのアセスメント

例)

尻もちをついて転倒…大腿骨近位骨折、腰椎圧迫骨折、坐骨骨折の可能性を視野に入れて観察
【アセスメントの手順】

  1. 意識レベルの確認
  2. 転倒によって打撲した部位の視診・触診・問診(発作・腫脹・疼痛の有無)可動域の確認
  3. バイタルサイン測定
  4. 医師へ状況の報告

例)

腹痛の訴え…痛みの性状(内臓痛・体性通・関連痛)によって考えられる疾患が異なるので、頭に入れて情報収集・アセスメントしていく。
【アセスメントの手順】

  1. 問診…
    痛みの性状や経過、部位、随伴症状、既往歴の確認
  2. 視診での腹部を中心とした全身の観察…顔面蒼白・苦悶様の表情の有無、発汗、腹部膨満
  3. バイタルサイン測定
  4. 聴診…
    聴診器の膜型を使い腸蠕動音の聴取
  5. 触診…
    腹部の緊満・圧痛・筋性防御・反跳痛の有無。痛みを伴うので、声かけや表情の確認もしていく。
  6. 医師へ報告

なお、意識レベルの低下・呼吸状態の悪化、痛みで会話が難しい場合はこの限りではなく、すぐに応援要請と医師への報告が必要です。

2-4.急変時の対応

急変対応は、緊迫した状況下で的確な判断とスピード感のある対応を求められます。

臨機応変に動けるようになるにはある程度の経験や慣れが必要なため、ブランクの期間が長いほど苦手意識を持っている方は多いでしょう。

復職してすぐに第一線で患者さんの急変に対応することはまずありませんが、急変の第一発見者になることはありえるので、BLS(一次救命処置)に関する以下のスキルは復習しておくと安心です。

  • 心臓マッサージ
  • アンビューバッグの使い方
  • 気道確保
  • AEDの使用方法

また、急変時によく使用する薬剤や気管挿管・酸素投与に関する機器の使い方も復習しておくといざという時に慌てずにすみます。

2-5.各種検査方法とデータの読み方

検査データの正常値をすべて覚えておく必要はありませんが、現場でよく見るデータが表す意味や数値は頭に入れておくと、復職後に役立つでしょう。

また検査方法や検体の取り扱い方を誤ると、正しい結果が得られず検査がやり直しになるなど患者さんに不利益をもたらしてしまう可能性があります。

特に押さえておきたいポイント

  • 採血…生化学・血算のデータの見方、凝固スピッツの取り扱い
  • 検尿…一般定性と沈査の違い
  • 12誘導心電図…電極の取付位置、患者さんの介助方法
自身がスムーズに検査業務をおこなうためにも、患者さんの安全のためにも確実に知識を身に着けておきましょう。

2-6.電子カルテの操作方法

「PCの操作が苦手だし電子カルテは難しそう」と復職する時の不安要素の1つとなっている方も多いのではないでしょうか。

電子カルテの普及率は年々上がっています。平成20年時点では約1割の病院でしか活用されていませんでしたが、平成29年時点では約半数の病院に導入されています。規模が大きい病院ほど普及率が高いです。(参考:電子カルテシステム等の普及状況の推移

電子カルテが使えないと自分の看護記録作成に時間がかかり業務が終わらないだけでなく、他のスタッフに迷惑をかけてしまう事も考えられます。

PCの操作が苦手な方は、ぜひ事前に学ぶ機会を作っておきましょう。

ただ電子カルテの操作方法に特化した研修はほとんどおこなわれていないのが現状で、あったとしても、入職後のオリエンテーションで研修を用意しているケースがほとんどです。事前に復職者向け研修などに参加しておくのが一番安心です。

ここまでのまとめ

以下6つの内容については、事前に学び直しをしておくことをおすすめします。

  • 日常生活援助
  • 注射・採血
  • フィジカルアセスメント
  • 急変時の対応
  • 各種検査方法とデータの読み方
  • 電子カルテの操作方法

では具体的にどのように学べば良いのでしょうか。次章では知識・技術の勉強法を詳しく解説していきます。

3.看護師の復職に向けた知識・技術の勉強方法

知識・技術の勉強におすすめの方法は、以下の4つです。

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

3-1.ナースセンターが主催する復職者支援研修に参加する

最もおすすめの学習方法は、ナースセンターが主催する復職者支援研修に参加することです。

都道府県の看護協会が運営しているナースセンターでは、無料の求人紹介だけでなく現在離職中の看護師に向けた再就職支援にも力を入れています。

<内容>

各研修の詳細はナースセンターによって異なりますが、病院・施設へ再就職を想定した包括的な研修と特定の看護技術に特化した研修が用意されているケースが多いです。【病院への再就職を目指すコース】

  • 講義(最近の医療・看護の動向、医療安全、感染管理について)
  • 電子カルテの操作方法
  • 採血・注射(静脈・筋肉・皮下)に関する講義と演習
  • 急変対応
  • 与薬に関する講義
  • フィジカルアセスメント
  • 日常生活援助
  • 病棟・外来の見学実習(指導看護師とともに一部実践
  • 職員との交流会・就業相談

【施設への再就職を目指すコース】

  • 講義(施設の特性、看護の役割、医療安全、感染管理について)
  • 各施設(介護老人施設、訪問看護ステーション、クリニックなど)の見学実習、一部ケアの実践
  • 職員との交流会・就職相談

【注射・採血演習】

  • 採血・注射に関する講義(必要物品・刺入部位・禁忌などの確認)
  • 真空管採血(直針・翼状針)演習
  • 点滴静脈注射の演習

<参加方法>

以下の流れに沿って手続きを進め研修に参加しましょう。

  • (1). ナースセンターが運営する求人サイト「eナースセンター」へ求職者登録する。
  • (2). 希望の研修施設・日程を確認し申し込む(メール・電話・郵送など)。
  • (3). 受講決定通知が届き、研修の受講が決定。

上記が大まかな参加申し込み方法ですが、詳細は都道府県ナースセンターによって異なるのでHPを確認しましょう。

また新型コロナウイルス感染対策のため、受講前2週間の健康チェックが必要となる場合があります。

<費用>

無料または材料費・保険料のみです。

<期間>

  • 技術演習のみの研修→半日程度。
  • 病院実習も含む研修→1日~5日。

<場所>

  • 復職者支援研修受け入れ施設(病院・介護施設・訪問看護ステーションなど)
  • 都道府県ナースセンター・看護協会

研修ごとに会場は異なるので、詳細は各都道府県ナースセンターHPで確認しましょう。

3-2.日本看護協会主催のウェブ研修に参加する

自宅での学習には、日本看護協会主催のウェブ研修に参加するのもおすすめです。

受講料を支払うことで、日本看護協会がオンデマンド配信している研修動画をPC・スマートフォン・タブレットでいつでも視聴でき自分の都合のいい時間に質の高い講義が受けられます。

ナースセンターや病院が主催する復職者支援研修と比較すると費用はかかりますが、配信期間内であれば動画をいつでも見返して復習できるというメリットがあります。

<内容>

研修内容は、基本的な日常生活援助や急変対応といった実践的なものから管理職向けまで様々です。復職者支援研修よりはやや専門的な内容が多いので、基礎知識を得たうえでさらに理解を深めたい方に受講をおすすめします。

研修内容の詳細は、日本看護協会HPの年間研修計画を確認してください。

<参加方法>

以下の流れに沿って手続きを進め、研修に参加しましょう。

  • (1). 受講前に手持ちでのデバイスで動作環境を確認する
  • (2). 専用サイトにユーザー登録
  • (3). 研修の申し込みと支払いをする

<費用>

参加費用は、研修時間と日本看護協会会員・非会員では異なります。

1研修/90分1研修/180分
日本看護協会会員2,090円4,180円
非会員3,190円6,380円

参加費用の支払い方法は、(1)クレジットカード決済(2)コンビニ決済(3)Pay-easyの3つがあります。

<期間>

1研修90分と180分のものがあります。

配信期間は、研修受付日開始日から約4か月です。

研修によって期間が異なるので、詳細は日本看護協会HPにて確認してください。

3-3.病院が主催する復職者支援研修に参加する

病院が独自に復職者支援研修を開催していることもあるので、こちらに参加してみるのもよいでしょう。

<内容>

  • 講義(最近の医療・看護の動向、医療安全、感染管理について)
  • 採血・注射(静脈・筋肉・皮下)に関する講義と演習
  • 急変対応
  • 与薬に関する講義
  • フィジカルアセスメント
  • 日常生活援助
  • 病棟・外来の見学実習(指導看護師とともに一部実践
  • 職員との交流会・就業相談

病院が独自に主催しているだけあって、その現場の雰囲気をより体感しやすくなっています。

<参加方法>

各病院のHPにて詳細を確認し、問い合わせ・申し込みをして参加します。

病院主催の研修はナースセンターの研修よりも募集人数が少ないため、早期に枠が埋まってしまう可能性があります。

こまめにHPを確認し早めに申し込むようにしましょう。

<場所>

主催の病院内でおこなわれます。

<費用>

無料または保険料のみとしている病院が多いです。

<期間>

半日~1日程度であることが多いです。

3-4.アプリを活用して隙間時間でも自己学習する

育児や家庭の事情などでまとまった学習時間を取れないという方には、アプリの活用がおすすめです。

移動や家事の合間に少しずつ問題を解くだけでも、確実に力はついていきます。

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4.ブランクから復職しやすい職場を5つの視点から解説!

ここでは、ブランクから復職しやすい職場を以下の5つの視点から解説していきます。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

4-1.医療行為の少なさ

ブランクがある看護師は、下記に挙げたような医療行為が比較的少ない職場や業務を覚えやすい職場がおすすめです。

←左右にスクロールできます→

施設医療行為の少なさ夜勤なし土日の
休みやすさ
採用され
やすさ
一言
慢性期・
回復期病棟

(医療行為はあるが
慌ただしさはない)
一から看護の基礎を
学びたい方におすすめ
クリニック自分の経験が
ある科がおすすめ
健診センター採血は必須
訪問入浴ルーティン業務で
覚えやすいが体力勝負
老人介護施設
(オンコールあり)
看護師自体が少ないので
フォロー体制は要確認
サービス付き
高齢者住宅

(一部あり)
利用者の自立度が高く
介護は少なめ
保育園保育補助もあるので、
育児経験が活かせる!

夜勤がないことでクリニックも復職先として人気がありますが、即戦力を求められるため経験のない科だと苦労するかもしれません。

それぞれの施設の特徴を踏まえて、自分に合った職場を探してみましょう。

4-2.通いやすいかどうか

復職をするにあたって、以下のような環境が整っていることが望ましいでしょう。

  • 自宅から通える距離にある
  • (子育て中の場合)院内託児所がある

家庭との両立をするなら帰宅後の家事・育児の時間を確保するためにも通勤時間が30~1時間程度の職場がおすすめです。

また、未就学児を子育て中の場合は、院内託児所があると保育園の送迎に時間がかからずに済み便利です。夜勤をしようと考えている方は、夜勤中の預かりも可能か確認しておきましょう。

4-3.ライフスタイルに合った働き方か

復職先を探す時は、自分が看護師としてどう働いていきたいかを定め、その定めた軸をもとに職場を探すことが重要です。

働き方の軸を定めた職場探しといってもなかなかイメージが湧かない方もいるかと思うので、具体例をいくつか以下に挙げてみました。

  • 1:子どもが保育園(幼稚園)に入園したので、家庭を優先しながら少しずつ仕事を始めたい
    →子どもの送り迎えに間に合う範囲で働ける、時短・パート勤務が可能な施設(かつ子どもの体調不良など突発的な休みにも理解がある環境)
  • 2:経験が浅いままブランクに入ってしまったが、今後も看護師をしていきたいので学びなおすチャンスが欲しい
    →復職者(中途採用者)にもプリセプターをつけて指導してもらえる施設
  • 3:せっかく学びなおすのであれば、前から興味のあった介護の分野に挑戦したい
    →復職者へのフォロー体制が充実している介護老人施設
  • 4:体調不良で現場を離れていたけど、体調が戻ったから復職したい。最初は無理のない範囲で働き、いずれはまたフルタイムで夜勤もできるようになりたい。
    →日勤常勤が可能な施設orパート勤務と常勤を柔軟に選択できる施設

このように今後の働き方を決めて具体的に書き出してみると、自分に合った職場を見つけやすくなります。

4-4.教育体制が整っているか

ブランクから復職するには、知識・技術の学び直しをし準備をすることが重要ですが、復職前だけでは不十分に感じる方もいるでしょう。

そんな方には、以下のような就職後のフォロー体制が整っている職場がおすすめです。

  • 復職者支援プログラムがある..クリニカルラダーを利用した復職者専用のプログラムがある病院も
  • 既卒者・ブランクがある看護師にもプリセプターをつけてもらえる
  • eラーニングを導入している…復職後の自己学習に役立つ

復職者のフォロー体制や教育システムは病院のHPで確認するほか、インターンシップ・病院見学の際に担当者に質問してみるとよいでしょう。

その際は、フォロー体制があるということだけでなくシステムがきちんと活用されているか、ブランクから復職した看護師の就労状況も合わせて確認すると、職場選びの判断材料が増えます。

4-5.復職者を受け入れる雰囲気があるか

復職するときは、ブランクのある自分を職場が受け入れてもらえるか不安という方も多いと思います。

復職後に長く働き続けるためにも、人間関係や現場の雰囲気も重視して職場探しをしていきましょう。

復職しやすい職場の雰囲気の例

  • ブランクから復帰した看護師の受け入れ実績がある
  • 育児中・育児経験があるスタッフが多い…育児が理由の急な休みも「お互い様」と思える精神が根付いていることが多い
  • 管理者が育児・介護などライフイベントへの理解がある…突発的な休みや家庭の事情を理解してもらいやすい

このように、ブランクのある看護師や家庭の事情への理解がある職場がおすすめです。

現場の雰囲気の確認は病院見学だけでは難しいので、転職サイトのキャリアアドバイザーにスタッフの年齢層や管理者の人柄など内情を聞いてみるとよいでしょう。

5.ブランクから復職するまでの流れ

ブランクからの復職・再就職活動は、以下の流れで進めていきます。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

5-1.就職活動の事前準備

まずはじめにおこなうのは、就職活動の事前準備です。

求人を探す前に以下の事項を確認しておきましょう。

  • 復職する時期
    …大まかに決めておくと求人の紹介もされやすい。自分も目標に向かって計画的に行動できる
  • 復職する時に譲れない条件
    …夜勤がない、子どもの行事は休めるなど譲れない条件をきめておくと求人探しがスムーズに。
  • 家族の理解
    …復職することで家族のライフスタイルにも影響が出るケースも。家事・育児の分担を話し合い、復職先についても家族の意見を取り入れることも大切。

5-2.転職サイト・ナースセンターに登録する

復職先を探す方法は様々ですが、おすすめの方法は転職サイトとナースセンターを利用することです。

以下に、復職を希望する看護師が転職サイト・ナースセンターに登録するメリットをまとめました。

【転職サイトに登録・利用するメリット】

  • 専任のキャリアアドバイザーがつき転職活動を手厚くサポート
    …求人紹介から面接対策・面接時の同行・条件交渉までしてもらえる
  • 非公開求人を選択肢に入れられる
    …ハローワークやウェブ上で公開されていない好条件の非公開求人を紹介してもらえる。

【ナースセンターに登録・利用するメリット】

  • 看護職同士の交流会がある
    …同じ境遇の人と情報の共有や相談ができる。実際に復職した看護師の話が聞ける機会もある
  • 看護職経験のある職員に就職相談
    …同じ業界にいた職員なので事情を理解してもらいやすい。
  • 復職者支援研修を安価で受けられる
    …医療現場の実態から、手技の演習まで復職に必要なスキルの勉強ができる。

このように、転職サイトとナースセンターは復職を希望する看護師に適したサービスを提供しているので、登録しておくことでスムーズに復職活動を進められます。

求人探しの詳しいやり方については『看護師転職の方法と求人の探し方をプロ目線で徹底解説』の記事を参考にしてください。

5-3.求人を探す

転職サイト・ナースセンターに登録したら、求人を探します。

事前準備で明確にした譲れない条件を軸に自分の環境に合う求人をキャリアアドバイザーと相談しながら探していきましょう。

求人を探す際は、「ブランク可」の表記があると、ブランクのある看護師を受け入れた実績があり安心です。

希望条件が多いとなかなかマッチする職場が見つからないことがあるため、どうしても譲れない条件でない限り、まずは見学してみるのも1つの方法です。

転職活動のプロであるキャリアアドバイザーの意見に耳を傾けてみたら、意外と自分に合う職場が見つかることもあるので、希望条件にこだわりすぎず幅広い求人を見てみましょう。

5-4.書類を作成し応募する

希望の求人が見つかったら、履歴書・職務経歴書を作成しましょう。

作成方法に不安がある方は提出前に必ずキャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。

面接は履歴書・職務経歴書に記載されている内容をもとに質問されるので、書類と面接時の質問の答えに不一致がないようにコピーを取っておくのがおすすめです。

5-5.採用面接を受ける

書類選考に通過したらいよいよ採用面接です。採用面接を受ける職場の概要・特徴的な事業は事前に調べて頭に入れておくと、他ではなくこの職場を志望していることがしっかりアピールできます。

また以下の定番の質問には、事前に回答を準備しておくと本番でも落ち着いて質問に答えられるでしょう。

  • 志望動機を教えてください
  • 看護師歴について教えてください
  • ブランクの理由を教えてください
  • 患者さんとのエピソードで印象的なものはありますか
  • 復職について家族の理解は得られていますか

採用面接は1回勝負なので、不安が大きい方はキャリアアドバイザーと面接の練習をしておくのもおすすめです。面接の練習では、志望する職場にあった傾向と対策も教えてもらえます。

5-6.知識・技術の学び直しは就職活動と並行しておこなう

ブランクのある看護師が復職する時は、上記の就職活動と並行して、知識・技術の学び直しをしていくことが大切です。

就職先がなるべく早い時期から勤務を開始してほしい場合、採用面接から勤務開始日までにスキルを復習しておく時間が十分とれないこともあります。

ナースセンターや病院主催の対面での研修は、応募数が多い場合は抽選となり結果によっては自分の希望する日程を受講できない場合があります。

就職活動をしながら学習時間を確保することは、家庭や育児がある方にとって負担が大きいと感じるかもしれませんが、ブランクへの不安を減らしてスムーズに復職するためにも、家族の協力を得ながら就職活動と自己学習に注力していきましょう。

6.【年代・ブランク別】私に合った復職プランの見つけ方

看護師の復職は、年代やブランク期間によって抱える不安や課題が大きく異なります。ここでは、あなたの状況に合わせた具体的な復職プランをご紹介します。

40代・50代の復職で大切なこと

40代・50代の復職では、体力面での不安を感じる方が多いですが、この年代ならではの強みを活かせば、むしろ職場で重宝される存在になれます。

体力面の不安への対処法

  • 無理のないシフト選択:夜勤専従ではなく、日勤中心や2交代制を選択
  • 体力を補う工作の工夫:効率的な動線の確保、チームワークの活用
  • 健康管理の徹底:定期的な運動習慣と栄養管理で体力維持

最新医療機器へのキャッチアップ方法

  1. 復職前研修の活用:ナースセンターや医療機関の復職支援研修を受講
  2. メーカー主催の勉強会参加:医療機器メーカーが開催する無料セミナーを活用
  3. 同僚との情報共有:若い看護師との積極的なコミュニケーションで学習

人生経験を強みに変える視点

  • 患者・家族とのコミュニケーション力:子育て経験や介護経験が患者理解に直結
  • 冷静な判断力:様々な経験から得た洞察力で、緊急時の適切な対応が可能
  • 後輩指導のスキル:包容力と指導経験で、チーム全体のレベルアップに貢献

40代・50代におすすめの職場

  • 療養型病院:急性期ほどの体力負担なく、人生経験を活かしたケアが可能
  • 訪問看護:一対一の丁寧なケアで、コミュニケーション力を最大限発揮
  • デイサービス・デイケア:日勤のみで、利用者との関係構築を重視する環境

ブランク10年以上でも大丈夫?無理なく勘を取り戻す3ステップ

長期間のブランクがあっても、段階的なアプローチで確実に看護師としての勘と技術を取り戻すことができます。

ステップ1:ナースセンターの研修で基礎を固める

  • 復職支援研修への参加:都道府県ナースセンターが実施する無料研修を活用
  • eラーニングの活用:自宅で基礎知識の復習が可能
  • 実技研修での感覚回復:採血、注射、血圧測定などの基本技術を練習
  • 最新医療情報のアップデート:感染対策、医療安全など重要分野を重点学習

ステップ2:派遣やパートで短時間から始める

  • 派遣看護師としてスタート:様々な職場を経験しながら適性を見極め
  • パートタイム勤務:週2-3日、1日4-6時間から無理なく開始
  • 単発派遣の活用:健診や予防接種など、比較的負担の少ない業務から
  • 複数の職場経験:自分に合った環境を見つけるための情報収集期間

ステップ3:教育体制の整った職場で常勤へ

  • 復職支援制度のある病院選択:プリセプター制度や研修体制を重視
  • 中途採用に積極的な職場:ブランクへの理解があり、サポート体制が充実
  • 段階的な業務拡大:最初は軽症患者から担当し、徐々に重症度を上げる
  • メンター制度の活用:経験豊富な先輩看護師からの継続的なサポート

ブランク期間別おすすめ復職プラン

ブランク期間おすすめアプローチ重点ポイント
3-5年研修1ヶ月→パート3ヶ月→常勤最新知識のアップデートを重視
5-10年研修2ヶ月→派遣6ヶ月→常勤技術面の段階的回復を重視
10年以上研修3ヶ月→パート1年→常勤基礎から丁寧に積み上げ

復職成功のための心構え

  • 完璧を求めすぎない:段階的な成長を目標とし、焦らずに進む
  • 同僚との関係構築:質問しやすい環境作りを心がける
  • 継続学習の習慣化:復職後も勉強会や研修への参加を継続
  • 自分の強みの再発見:ブランク期間の経験も看護に活かせる資源

長期間のブランクは決してマイナスではありません。その間に培った人生経験や新たな視点は、看護師として復職した際の大きな強みとなります。自分のペースで着実に歩を進めれば、必ず看護師としての輝きを取り戻すことができるでしょう。

7.【働き方別】あなたに合う復職先は?主要5つの職場を完全比較

復職先選びで失敗しないためには、それぞれの職場のメリット・デメリットを正しく理解することが重要です。同じ看護師の資格でも、働く場所によって求められるスキル、勤務体系、給与水準は大きく異なります。

ここでは、復職先として人気の高い5つの職場を詳しく比較し、あなたのライフスタイルや希望に最も適した選択肢を見つけるお手伝いをします。

主要5つの復職先完全比較表

項目急性期病院療養型病院クリニック訪問看護介護施設
勤務時間2交代・3交代
夜勤あり
2交代・3交代
夜勤あり
日勤のみ
9:00-18:00
日勤中心
オンコール有
日勤・夜勤
選択可能
月給目安28-35万円25-32万円22-28万円28-40万円23-30万円
研修体制★★★★★★★★☆☆★★☆☆☆★★★☆☆★★☆☆☆
体力的負担★★★★★★★★☆☆★★☆☆☆★★★☆☆★★☆☆☆
スキル向上★★★★★★★★☆☆★★☆☆☆★★★★☆★★☆☆☆
人間関係チーム制
多職種連携
アットホーム
少数精鋭
少人数
アットホーム
個人プレー
自立性重視
温かい雰囲気
利用者密着
復職しやすさ★★★☆☆★★★★☆★★★★★★★★☆☆★★★★★

1. 急性期病院:スキルアップを重視する方に最適

メリット

  • 最新医療技術に触れられ、看護スキルが飛躍的に向上
  • 充実した研修制度とプリセプター制度
  • キャリアアップの機会が豊富(認定看護師、管理職等)
  • 給与水準が高く、夜勤手当で収入アップが期待できる

デメリット

  • 体力的・精神的負担が大きい
  • 勉強会や委員会活動で時間外労働が発生しやすい
  • 患者の重症度が高く、責任が重い
  • 復職には一定の覚悟と準備期間が必要

こんな人におすすめ 体力に自信があり、最前線の医療現場で自分のスキルを磨きたい方。ブランクが3年以内で、看護師としてのキャリアを本格的に再開したい方に適しています。また、将来的に専門性を高めたい、管理職を目指したいという明確な目標がある方には理想的な環境です。

2. 療養型病院:ワークライフバランスを重視する方に

メリット

  • 急性期ほどの体力的負担がなく、じっくりと患者に向き合える
  • 患者との長期的な関係構築ができ、やりがいを感じやすい
  • 復職者への理解があり、ブランクがあっても受け入れられやすい
  • 残業が少なく、プライベートとの両立がしやすい

デメリット

  • 給与水準が急性期病院より低い傾向
  • 最新医療技術に触れる機会が限られる
  • スキルアップの機会が少ない
  • 単調な業務になりがちで、刺激が少ない

こんな人におすすめ 家庭と仕事の両立を重視し、患者一人ひとりとじっくり向き合いたい方。ブランクが長く、急性期病院には不安を感じる方や、夜勤はしたいが体力的な負担を抑えたい方に最適です。特に、高齢者ケアに興味がある方には働きがいのある環境です。

3. クリニック:家庭との両立を最優先する方に

メリット

  • 日勤のみで夜勤がなく、規則正しい生活が可能
  • 少人数制でアットホームな雰囲気
  • 通勤時間が短く、地域密着型の働き方ができる
  • 患者との距離が近く、継続的な関係構築が可能

デメリット

  • 給与水準が病院勤務より低い
  • 研修制度が限られ、スキルアップの機会が少ない
  • 少人数のため休みが取りにくい場合がある
  • 緊急時の対応で責任が重くなることがある

こんな人におすすめ 子育て中や家族の介護がある方など、家庭との両立を最優先に考える方。ブランクが長くても復職しやすく、地域医療に貢献したい方に適しています。また、夜勤による体力的負担を避けたい40代・50代の方にも理想的な職場です。

4. 訪問看護:自立性と専門性を活かしたい方に

メリット

  • 高い自立性と専門性を活かせる
  • 患者・家族との深い信頼関係を築ける
  • 給与水準が高く、経験に応じて昇給しやすい
  • 在宅医療の需要増加により将来性が高い

デメリット

  • 一人での判断が求められ、責任が重い
  • 移動時間や天候に左右される
  • オンコール対応が必要な場合がある
  • 車の運転が必要な地域が多い

こんな人におすすめ 臨床経験が豊富で、自分の判断で看護ケアを提供したい方。患者の生活に深く関わりたい、地域医療に貢献したいという強い意志がある方に適しています。また、病院勤務の制約に縛られず、より自由度の高い働き方を求める方にも最適です。

5. 介護施設:利用者との温かい関係を重視する方に

メリット

  • 利用者との温かい人間関係を築ける
  • 医療処置が少なく、体力的負担が軽い
  • 夜勤の有無を選択できる施設が多い
  • 復職への理解があり、ブランクがあっても受け入れられやすい

デメリット

  • 給与水準が病院勤務より低い傾向
  • 医療行為が限られ、看護技術の向上機会が少ない
  • 介護職員との役割分担が曖昧な場合がある
  • 認知症ケア等の専門知識が必要

こんな人におすすめ 高齢者との関わりが好きで、生活支援を中心とした看護に興味がある方。医療処置よりも日常生活のケアに専念したい方や、ブランクが長く段階的に復職したい方に適しています。また、地域の高齢者の生活を支えたいという使命感がある方には非常にやりがいのある職場です。

復職先選択のチェックポイント

復職先を決める前に、以下の点を自分自身に問いかけてみましょう:

  • 体力面: 夜勤や体力的負担にどの程度対応できるか
  • スキル面: どの程度の医療技術を求められても大丈夫か
  • 時間面: 家庭との両立でどの程度の融通が必要か
  • 将来性: 長期的なキャリアビジョンはどうか
  • やりがい: どのような看護に最もやりがいを感じるか

これらの比較を参考に、あなたの現在の状況と将来の希望に最も適した復職先を選択してください。どの職場にもそれぞれの魅力があり、あなたの看護師としての新たなスタートを支えてくれるはずです。

復職先完全比較テーブル

職場クリニック介護施設訪問看護健診センター
仕事内容外来補助、採血、点滴、診察介助、患者対応健康管理、服薬管理、褥瘡ケア、バイタル測定、緊急時対応在宅での医療ケア、家族指導、医師との連携、ケアプラン作成採血、計測、問診、内視鏡補助、健康相談、データ入力
メリット・夜勤なし
・残業少ない
・日曜祝日休み
・通勤しやすい立地
・アットホームな環境
・医療行為が少なくブランクがあっても安心
・利用者との関係が深い
・日勤・夜勤選択可
・復職に理解がある
・1対1でじっくり向き合える
・給与高め
・専門性を活かせる
・自立した働き方
・在宅医療の将来性
・夜勤なし
・残業ほぼなし
・土日祝休み
・単発派遣も可能
・精神的負担が軽い
デメリット・給与水準が低め
・教育体制は様々
・少人数で休みにくい
・スキルアップ機会少
・緊急時の責任重大
・緊急対応が必要
・看取りの場面がある
・給与水準やや低め
・医療技術向上機会少
・介護職との連携必要
・オンコール対応
・一人での判断が求められる
・移動時間がかかる
・天候に左右される
・車の運転必須の地域多
・繁忙期と閑散期の差が激しい
・単調な業務になりがち
・給与水準低め
・キャリアアップ機会少
・季節による雇用不安定
向いている人・WLB重視
・手技を忘れたくない人
・地域医療に貢献したい
・家庭との両立重視
・アットホームな環境好み
・高齢者看護が好き
・コミュニケーションが得意な人
・生活支援に関心
・温かい人間関係重視
・ブランク明けの方
・看護師経験が豊富
・主体的に動きたい人
・専門性を活かしたい
・患者家族と深く関わりたい
・高収入を目指す方
・採血や単発業務が得意な人
・ルーチンワーク好み
・体力的負担を抑えたい
・ワークライフバランス重視
・短時間勤務希望

給与水準比較(月給目安)

職場月給目安年収目安特記事項
クリニック22-28万円300-380万円賞与の有無で大きく変動
介護施設23-30万円320-420万円夜勤手当で収入アップ可能
訪問看護28-40万円400-550万円オンコール手当、移動手当含む
健診センター20-26万円280-350万円時給制・日給制の場合も多い

勤務時間パターン比較

職場基本勤務時間夜勤・残業休日
クリニック9:00-18:00なし/少ない日祝+平日1日
介護施設8:30-17:30(日勤)
16:30-9:30(夜勤)
選択可能シフト制
訪問看護9:00-18:00オンコール有土日祝(会社による)
健診センター8:00-17:00なし土日祝

復職しやすさランキング

順位職場復職しやすさ理由
1位健診センター★★★★★・単発可能
・ブランク問題なし
・研修充実
2位クリニック★★★★☆・教育負担少
・基本技術中心
・個別対応可
3位介護施設★★★★☆・復職者多数
・医療行為少
・理解ある環境
4位訪問看護★★★☆☆・経験年数重視
・自立性必要
・研修制度様々

8.復職先を探すのにおすすめの転職サイト

数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定基準

    1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい

 

    1. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

 

 

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

 

転職サイト求人数|総合満足度
1位
看護roo!
22万件以上(2025年7月15日時点)|◎4.3
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
2位
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
約14万件|○3.8
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
3位
マイナビ看護師
約7.9万件|◎4.1
求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

 

※求人数2025年4月23日更新

この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

看護roo

看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

 

登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

 

看護roo!の特徴

    • 利用者満足度96.3%

 

    • 公開求人22万件以上(2025年7月15日時点)+非公開求人も多数

 

    • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

 

 

 

さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

 

看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。

 

信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます

 

こんな看護師さんにおすすめ

    • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい

 

    • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい

 

    • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

 

 

看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

    • 累計利用者数40万人以上

 

    • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1

 

    • 総求人数は約14万件と転職サイトトップレベル(※2025年4月23日時点)

 

 

 

「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。

 

また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます

 

こんな看護師さんにおすすめ

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    • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい

 

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レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。
関連記事

3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる


マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

マイナビ看護師の特徴

    • 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト

 

    • 求人数は約7.9万件(※2025年4月23日時点)

 

    • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

 

 

加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

こんな看護師さんにおすすめ

    • なるべく早く次の仕事を見つけたい

 

    • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

 

 

なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

9.復職成功のための面接対策

ここでは、復職成功のための面接のポイント3つを紹介します。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

9-1.ブランクの期間と理由は正直に!前向きなエピソードを添えて話す

面接で必ず聞かれるであろうブランクの期間と理由は、正直に話しておきましょう。

育児や介護、配偶者の転勤など家庭の事情でブランクがある場合は、それほどマイナスな印象を与えることはまずありません。

自身の心身の不調が原因でブランクがある場合、採用する側も「働き始めたら体調が悪化して休まれたり辞められたりするかもしれない。」という不安があり、職場によっては理解を得るのが難しいことがあります。

このようなケースでは、ブランク・復職の理由とともに、現在は状況が変わり働けるようになっていることをはっきり伝えた方がよいでしょう。

〈伝え方の例〉

  • 現在は体調が落ち着いており、主治医からも復帰が可能と判断された。
  • 服薬中ではあるが、医師に相談したら無理のない範囲で復職可能としたら指示があった
  • 就労は問題ないが、体調管理のためにも、まずはパート勤務から始めて少しずつ時間を延ばして働けるようにしていきたい。

ブランクがあることやその期間が長いことに引け目を感じてしまう方もいると思いますが、正直に答えておかないと、お互いミスマッチになります。職場で十分なフォローを受けられないと自身が苦労してしまうので、嘘やごまかしはしない方がよいでしょう。

また、ブランク中で出来た経験を前向きに捉えてアピールするとより印象が良くなります。

例)

  • 育児が理由の場合…
    子どもに合わせた生活を送ることで以前より物事に対して柔軟な対応ができるようになった。
  • 介護が理由の場合…
    自身が家族の介護をおこなう立場になって利用者・ご家族の心情をより理解できるようになった
  • 転勤の場合…
    様々な土地で暮らし新たな人間関係を築いていくことで、適応力・コミュニケーション能力が高まった
  • 看護ではない他の仕事をしていた場合…
    ビジネスマナーやお客様をおもてなしするスキルが身についたので、患者さんと接する場面で活用したい

9-2.経験やスキルは具体的にアピールする

採用する側は、ブランクのある看護師の経験やスキルがどのくらいあるのかを知りたいと思っています。

ただ「総合病院の内科に5年勤務経験があります。」と伝えるだけでは、何がどのくらいできるのか採用する側に伝わりづらいでしょう。

その診療科(施設)で経験した業務や身に着けたスキルを具体的にアピールする事が大切なのです。

以下にアピールすべき項目とその具体例をまとめました。

<アピールすべき項目>

  • どんな疾患の看護経験があり、なにができるか
  • 得意なケア・医療行為
  • 看護の経験がある患者さんの年齢層
  • 新人教育や学生指導の経験
  • チームリーダー経験
  • 委員会など看護業務以外の経験

<アピールの例>

  • 消化器内科に5年勤務しており、絶飲食の患者さんもいたため経鼻経管栄養や胃ろうの管理経験が豊富です。御施設ではそういったケアを必要とする利用者様が多いと伺っており、経験を活かせると考えています。
  • 前職は嚥下リハに力を入れている施設だったので、口腔ケアや吸引、嚥下状態のアセスメントが得意です。この経験を活かして、利用者様が安全に食べたいものを食べられるようQOL向上に貢献していきたいと思っております。
  • 前職では教育委員会に所属しており、病棟でもプリセプターとして新人指導を2度経験しました。ブランクからの再出発となりますが、いずれは貴院での新人・学生の教育や研修に携われるような人材になりたいと考えております。

ブランク歓迎の求人といえど教育コストをなるべく抑えて1日でも早く職場の戦力となってほしいのが本音なので、アピールできるスキルや経験があるのは大きな武器になります。

ブランクが長いと、医療技術の進歩によって以前勤務していた時と手技や根拠・物品が変わっていることもあるため、経験がある手技でも復習しておくのがおすすめです。

また、過去の経験・スキルと合わせて復職に向けての自己学習・研修参加など自己研鑽に励んでいることも伝えると向上心をアピール出来ます。

9-3.長く続ける意欲があることを伝える

これは就職活動全般に言えることですが、長期就労の意思をしっかり伝えることも重要です。

ブランクのある看護師の採用には通常の中途採用より教育コストもかかるため、特に長く働き続けてくれそうな人材が求められています。

離職の理由が家庭の事情の場合、現在は落ち着いて仕事ができる環境が整っていることを伝えておきましょう。

自身の病気やメンタルの不調が理由の場合は、現在は体調が落ち着き安定していることを伝えておくと採用側の懸念事項を減らせます。

10.さいごに

今回は、ブランクのある看護師の復職方法について解説しました。

ブランクのある看護師が復職を成功させるには、

  • 1.復職前の学び直し
  • 2.自分に合った職場選び

の2つのポイントを押さえて行動していくことが重要です。

一度離れた医療現場へ戻ることはとても勇気がいる行動ですし、不安は尽きないかもしれません。

ただ、この記事が医療現場に戻りたいと願う看護師の不安を少しでも軽減し、一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

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この記事を書いた人

現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。

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