【出前館】配達員の報酬はどのくらい? 仕組み、計算方法、振込日、確定申告についてもご紹介

出前館の報酬

出前館の配達員はどのくらい稼げるのでしょうか?報酬金額の相場や報酬の計算方法、振込日や確定申告などの出前館の仕組みについて説明します。

\2025/2/1~ エリア限定キャンペーン /

出前館のキャンペーン

【2025/2/1~4/30】対象エリアで出前館の初回配達をするとプラスαで報酬がもらえるキャンペーン中!詳細はこちらをご覧ください。

目次

出前館 配達員の報酬の計算方法

出前館 配達員の報酬は、どのように計算されるかを見ていきましょう。ちなみに配達員は業務委託契約で、出前館に雇われるわけではないので「給料」とはよびません。

1件あたりの報酬金額の計算方法は、以下のとおりです。

出前館の報酬の仕組み

基本報酬

報酬のベースとなるのが「基本報酬」で、金額は

400円(全国一律)

です。

以前は地域によって基本報酬の金額が違ったり、別途「距離報酬」があったりしましたが、今は報酬の地域差はなく、距離報酬は廃止されています。

\ 【2025/1/31まで】対象エリアで報酬UP /

ブースト

「ブースト」は追加報酬のことです。

  • 配達距離
  • 曜日
  • 時間帯(ランチ・ディナー等)
  • 天気
  • 配達員の数

などを考慮して、基本報酬に上乗せされます。

なお、ランチやディナーのピークタイム以外でも、出前館ではブーストが出ます。朝や夜遅い時間も注文ニーズがあり、ブーストが出やすいです。

Uber Eats のクエストにあたるものは出前館にはありません。クエストは、「〇件配達すると〇円プラス」という条件付きボーナスのようなものです。

\ 【2025/2/1から】対象エリアで報酬UP /

出前館 配達1件の報酬は?

先に述べたように、出前館の基本報酬は400円ですが、実際はブーストがついて1件あたり500円~800円くらいの単価になることが多いです。

2件同時配達だと、さらに単価は上がります。(単純に2倍というわけではありません)

また、出前館の単価は、何人かの配達員に拒否されているうちに、だんだんと高くなる傾向にあります

2025年2月初旬より、シングル、同店ダブル(PDD)にくわえて、他店ダブル(PPDD・PDPD)の配達オファーが新たにスタートする予定です。

出前館 の報酬、時給換算すると?

前置きとして、出前館の配達員は業務委託のため完全出来高制であり、時給制ではありません。

ただ、出前館 配達員の仕事をわかりやすく時給換算すると、1200円~1700円が相場といえるでしょう。

たとえばピークタイムで自転車の場合、

単価 600円 / 配達時間 20分

こうした程度の案件が多いです。この場合、時給換算すると 600円×3=1,800円になります。

キロ単価での判断も

配達依頼がきた案件を、高いか安いか?と判断するとき、上記のように時給換算するほか、キロ単価に換算する配達員も多いです。

例えば上記の案件(600円)の配達距離が3キロだった場合、キロ単価は200円となります。

どこからを‟安い”とするかの線引きは配達員次第ですが、キロ単価100円以下だと「安すぎる」と判断して受注しないという配達員は一定数いるようです。

出前館は単価が高い?

出前館は、他のフードデリバリーに比べて報酬単価が高めです。(下の図を参照)

その理由は定かでないですが、出前館は注文者の年齢層が比較的高く、1人あたりの注文金額が高いこともあるかもしれません。

▼ フードデリバリー3社の単価比較


出前館のロゴ
Uber Eatsの ロゴ
Woltのロゴ
最低
単価
400320円約350円
1件の
単価
約600円約400円約500円

出前館 配達員のキャンペーン

\2025/2/1~ エリア限定キャンペーン /

出前館のキャンペーン

【2025/2/1~4/30】対象エリアで出前館の初回配達をするとプラスαで報酬がもらえるキャンペーン中!詳細はこちらをご覧ください。

出前館では、初めて出前館の配達員になる人にむけて、期間限定のキャンペーンを実施しています。

2025年2月1日4月30日までは、軽貨物(車)、バイク、原付、トライクで配達する人むけのキャンペーンです。

対象エリアで、期間中の配達について1件あたりの単価が

① +200円 ② +120円

アップします。

どちらのパターンが該当するかはエリアにより異なります。この機会に出前館の配達員に登録してみましょう。(登録のながれに関する記事はこちら) 

エリアは下のボタンから出前館公式へ入ると確認できます。

\ 2025/2/1から /

出前館 配達員が上手に稼ぐコツ

出前館の配達員がなるべく多くの報酬を得るにはどうしたらいいでしょう? 売り上げを上げる8つのコツを紹介します。

① ピークタイムに配達する

前述のとおり、出前館は一日をとおしてブーストが出ますが、ランチやディナーのピークタイムはより高いブーストがつきやすいです。効率的に稼ぐなら、ピークタイムに配達するのが正攻法です。

② 休日に配達する

土日・祝日もブーストが高くなる傾向です。また、ゴールデンウィークや年末年始などの連休も注文が多く、配達需要が増します。

③ 天気が悪い日に配達する

雨や雪、強風の日は注文が多く、ブーストも高いので稼ぎ時です。また、真夏や真冬も人は外に出たがらないので、注文が増えます。

しかし、悪天候下での配達は通常よりリスクが伴うので、くれぐれも安全に気をつけなくてはいけません。

④ 店の近くで待つ

注文が多く入る人気店は、店の近くで待機すると効率的です。全国チェーンのお店はもちろんですが、地元ローカルのお店でも注文が多く入るお店があります。配達をこなすうちに出前館の人気店がわかってくるでしょう。

※ ただし、店の目の前だと迷惑になるため避けましょう。

⑤ 複数配達をする

出前館 配達員の仕事に慣れてきたら、複数配達の案件をとるといいでしょう。

出前館の複数配達は、同じお店で2件(以上)ピックアップし、各注文者へ届ける同店セット=PDDがあります。

2025年2月初旬には、これにくわえて違うお店で2件(以上)ピックアップし、各注文者へ届ける他店セット=PDPD、PPDDがスタートする予定です。

⑥ 土地勘のあるエリアで稼働する

出前館の配達員を始めてまもない人は、土地勘のあるエリアで稼働しましょう。

飲食店の場所や通りの名前はもちろん、自転車やバイクで配達する場合は二段階右折する交差点など、エリアの交通情報がわかっていたほうが各段に稼働しやすく、効率的に稼げます。

⑦ 安すぎる案件は受注しない

単価が安すぎる案件は拒否し、高い案件にしぼることも稼ぐ方法の一つです。出前館では、何人かの配達員に拒否された案件は、徐々に単価が上がっていく仕組みになっています。

ただし単価が上がった案件は早い者勝ちでいつとられてしまうか保証はありません。また、拒否してばかりで待機の時間が増えると、結果的に報酬は減ってしまいます。とくに案件そのものが少ないエリアは、「3件拒否したら1件受ける」など、自分なりのルールを決めるのもいいでしょう。

⑧ 距離の近い案件をたくさんとる

他社と同じく、出前館も距離が近い案件と遠い案件が混在します。多少単価が安くても、距離が近い案件を片っ端から受注して堅実に売上を上げるのも稼ぐコツです。

前述のとおり、高単価のリクエストをひたすら待ち、たとえばその間、他のフードデリバリーでつなぐという方法もありますが、若干綱渡り的かもしれません。

それよりは、とにかく‟案件をたくさんとる” ことに徹し、せめて距離の近いリクエストに絞ってたくさんの案件をこなすこともおすすめです。とくに配達員初心者なら、場数を踏んで仕事に慣れることにもつながるのでよい方法です。

\【2025/2/1から】対象エリアで報酬UP /

出前館 配達員 報酬の振込日

次に、出前館 配達員の報酬がいつ振り込まれるかを見ていきましょう。

出前館の報酬の締め日は月に2回あります。このため、配達員の報酬は月に2回に分けて振り込まれます。

出前館の給料支払日

振込先は、配達員に登録する際に設定した銀行口座です。締め日から数えて、土日・祝日を除いて5日以内に振り込まれます。

出前館 配達員 報酬の確認方法

出前館の配達件数や報酬金額の合計は、アプリ上で確認できます。

さらに、月2回の報酬支払い完了後、メールで「支払い通知書」が届くので、報酬の明細がわかります。

支払通知書は年度末の確定申告の際に必要になるので、きちんと保管しておきましょう。

出前館 配達員は確定申告が必要?

出前館の配達員は、基本的に確定申告が必要になります。

個人事業主として働く人は、出前館では確定申告が必須です。業務委託の出前館 配達員も個人事業主に当たるので、原則として確定申告をしなくてはいけません

そもそも確定申告とは

仕事をして収入を得ると、国に税金を納める必要があります(納税の義務)。具体的な金額は、前年度の所得(収入から経費を差し引いたもの)を申告することで、国が計算します。

この申告を「確定申告」といい、個人事業主が、毎年2月から3月にかけてにおこないます。

確定申告には基準がある

ただし、業務委託で働くすべての出前館 配達員が、確定申告をしなくてはいけないのではありません。

以下に該当する配達員は、確定申告が必要です。

専業の場合 → 年間所得が48万円以上
副業の場合 → 年間所得が20万円以上

※ 年間所得がこの金額以下であっても、住民税の申請は別途必要です。

「所得」は「収入」ではない

ここで覚えておきたいのは、「所得」は「収入(売上)」のことではない、ということです。

所得とは、収入(売上)から必要経費を差し引いたものをさします。

  • 自転車代
  • ヘルメット代
  • ガソリン代
  • スマホの通信費
  • 防寒ジャケット

など、出前館の配達員として働くうえでそろえたものは、必要経費になります。購入したときのレシートをなくさずに保管しておきましょう。

他社とかけもちなら合算

他社のフードデリバリーをはじめ、他のフリーの仕事とかけもちをしている人は、すべての所得を合算する必要があります。

合算した金額が48万円以上(専業)または20万円以上(副業)になる場合、確定申告の対象になります。

節税対策なら「青色申告」

出前館 配達員の仕事を専業とし、主たる収入を得る人は、確定申告をする際「青色申告」を選びましょう。節税対策ができてメリットが大きいです。

もう1つの「白色申告」と比べ申請内容が細かく手間がかかりますが、最大65万円の課税所得控除が受けられます。

「青色申告」をするには、税務署に「開業届け」を出していることが条件です。詳しいことは近隣の税務署に聞いてみましょう。

申告もれをするとペナルティがある

税金を納めることは国民の義務であり、条件に当てはまれば、確定申告は必ずしなくてはなりません。

昨今ではフードデリバリー事業者に対する税務署の監視が強化されています。審査の結果、申告もれが判明すると、罰金や利息の支払いなどのペナルティーが科せられます。

\ 【2025/2/1から】対象エリアで報酬UP /

まとめ

出前館の配達員の報酬にいて解説しました。出前館の配達の仕事は完全出来高制なので、稼働したぶんだけ稼げます。初めて配達員になるなら土地勘のある場所で仕事に慣れることがおすすめ。その後、ピークタイムの激戦区に参戦するのもいいでしょう。(執筆者:めしレポ編集部)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

フードデリバリー界隈の記事を多数執筆するライター。注文者、配達員、店舗の各方面で実際にパートナー登録をし、最新の様子を実況できるフレッシュな記事を作ることを信条にする。

目次