【福島県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

薬剤師 転職 福島

福島県内での看護師転職をお考えですね。

看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。

そこでこの記事では、福島県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

  1. 福島県の看護師求人探しにおすすめの転職サイト5選
  2. 福島県の看護師転職市場の動向
  3. 福島県の看護師求人を探すための全手段
  4. 福島県の看護師転職を成功させる手順

すべて読めば、転職を成功させるための具体的な方法が分かるでしょう。

 

 

転職サイト名オススメ度求人数詳細
4.3
約20万件
詳細
4.2
15万件以上
詳細
4.0
約6万件
詳細
3.9
約9万件
詳細
3.8
20万件以上
詳細

※1:2024年11月25日時点

※2:弊社の独自アンケート調査の結果を根拠としています。

転職サイト名強い転職先特徴詳細
  • 病院
  • クリニック
  • 美容クリニック
アンケート満足度平均1位の人気転職サイト
手厚いサポートが魅力の定番サービス
詳細
  • 病院
  • クリニック
  • 訪問看護
突出した公開求人数が注目ポイント
施設の内部事情にとても詳しいアドバイス抜群
詳細
  • 病院
  • 介護施設
  • 保健師・産業看護師
求人検索システムの使いやすさが郡を抜く
看護師の一般企業・治験関連企業転職にも強い
詳細
  • 病院
  • クリニック
  • 訪問介護
スピーディーかつ質の高い提案が評判
求人数が豊富で地方にも強いのが魅力
詳細
  • 病院
  • 介護施設
  • 訪問看護
有名メディア『ナース専科』の運営企業が提供
応募先施設へ猛プッシュしてくれる力強いサポートが人気
詳細
目次

1.福島県の看護師求人探しにおすすめの転職サイト5選

当サイトでは、転職経験のある看護師さん723人を対象に行ったアンケートから、利用者満足度が高かったサイトを厳選しました。

転職サイトの比較・選定基準

  1. 福島の求人数・質(重要!!)
    …どれだけ良質な看護師求人を持っているか
  2. 利用者満足度(提案&サポート力)
    …看護師一人ひとりのニーズにぴったりの提案・サポートをしてくれるかどうか

回答が得られたサイト満足度の高いものを選定し、求人数が多い順にランキング形式でまとめると、看護師転職におすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。※求人数調査:2021/8)

転職サイトランキング
1位.看護roo!
公式サイトを見る
福島県の求人数
904件

満足度
4.3

利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。

2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事)公式サイトを見る
福島県の求人数
857件

満足度
4.1

総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる

3位.マイナビ看護師公式サイトを見る
福島県の求人数
511件

満足度
4.0

求職者のペースに合わせてサポートしてくれる。人材大手企業による転職サイト

4位.ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)公式サイトを見る
福島県の求人数
454件

満足度
3.8

地域専任のキャリアコンサルタントによるスピーディな対応が魅力。サイトの求人ページでは「職場の口コミ」などの情報も分かる

5位.ナースではたらこ公式サイトを見る
福島県の求人数
90件

満足度
3.9

気になる病院を指名して求人募集状況を確認してもらえる「逆指名求人」が魅力の転職サイト

いずれの転職サイトも電話・WEBでの対応を行っており、居住地を問わず利用可能です。

それぞれ詳しく紹介します。

1位. 看護roo! | 満足度96%以上、人気No1の転職サイト

看護roo

 

看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

 

登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

 

看護roo!の特徴

    • 利用者満足度96.3%

 

    • 公開求人55,907件+非公開求人も多数

 

    • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

 

 

 

さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

 

看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。

 

信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます

 

こんな看護師さんにおすすめ

    • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい

 

    • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい

 

    • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

 

 

 

2位. レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人数はトップレベル、気軽に相談できる

レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

    • 累計利用者数40万人以上

 

    • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1

 

    • 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル

 

 

 

「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。

 

また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます

 

こんな看護師さんにおすすめ

    • できるだけたくさん求人が見たい

 

    • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい

 

    • 気軽に求人探しがしたい

 

 

 

3位.マイナビ看護師 | 大手人材企業による定番の転職サイト!地方の転職にも強い

マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

マイナビ看護師の特徴

    • 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト

 

    • 求人数は6万件以上

 

    • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

 

 

加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

こんな看護師さんにおすすめ

    • なるべく早く次の仕事を見つけたい

 

    • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

 

 

 

4位. ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク) | 地域専任のキャリアコンサルタントがサポート


ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)の特徴
  • 年間利用者10万人以上
  • 地域に特化した専任のキャリアアドバイザーが在籍
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)』は、年間10万人以上の看護師が利用する転職サイトです。

同社のキャリアコンサルタントは地域専任の担当制となっており、各エリアの医療機関の看護師募集状況などの最新情報を熟知しているため、スピーディかつ詳細な情報収集が期待できます。

また、病院を病床数で絞り込んだり、介護施設を施設形態で検索できたりと、求人の探しやすさにも定評があります。

サイトの求人情報が「職場スタッフの口コミ」や「給与モデル」まで詳細に記載されている点も特徴的で、転職後の働き方を具体的にイメージできるでしょう。

こんな看護師さんにおすすめ
  • スピード感のある対応をしてほしい
  • 応募に詳しい情報を集めておきたい

5位. ナースではたらこ | 逆指名求人が特徴的な転職サイト

ナースではたらこ

 

ナースではたらこの特徴

    • 気になる病院を指名して探せる

 

    • 問い合わせのフリーダイヤルは24時間受付

 

 

 

ナースではたらこ』は、医療機関への「逆指名求人」が特徴的な看護師転職サイトです。

 

逆指名求人とは、求職者が気になる病院を指名すれば、求人募集が行われていない場合でも、その都度キャリアアドバイザーが求人の状況や条件を確認してくれるという仕組みです。

 

求職者側から病院を指名できるため「以前から気になっている病院で働きたい」という方にとっては、役に立つサイトと言えるでしょう。

 

また、問い合わせのフリーダイヤルは24時間受付をしているので、夜勤が多く・勤務シフトが不規則という方でも安心です。

 

こんな看護師さんにおすすめ

    • 「この病院で働きたい」という希望がある

 

    • 勤務シフトの都合上、なかなか転職活動をする時間がない

 

 

2.福島県の看護師転職市場の動向

「漠然と転職を考えている」という看護師さんに向けて、本章では福島県の看護師転職市場の動向について解説していきます。

(1).医療系求人は、コロナ以前の水準まで回復

看護師求人数は2020年の新型コロナウイルス感染拡大の影響で一時的に少なくなりましたが、現在は回復傾向にあり、2021年時点では既にコロナ前の水準に戻りつつあります。

以下は、福島労働局が公開している医療・福祉系の新規求人数の推移です。(毎年6月の求人数を比較)

福島看護師求人

看護師を含む医療・福祉系求人の推移(毎年6月)。2021年はコロナ以前の水準まで回復しつつあることが分かる

看護師を含む医療・福祉系の求人数は既に、2018年頃の水準にまで回復しています。

医療系職種の求人数は、他の職種と比べても新型コロナウイルス感染拡大の影響をそれほど受けておらず、採用ニーズは依然高いままと言えるでしょう。

(2).求人倍率は全国比を上回っており、採用ニーズは高い

看護師求人倍率
福島県2.78倍
全国平均2.34倍

県内の看護師求人倍率は2.78倍で、全国平均の2.34倍より上回っており、看護師は常に人材不足な職種であり採用ニーズが高いことに変わりありません。(参考:令和元年度ナースセンター資料より)

転職時の課題としては、希望している求人が見つかるかどうかです。看護師の求人は、地域・施設・診療科で偏りがあり、その偏りはコロナ禍で深刻化しています。

転職を成功させるには、効率的により多くの選択肢を得ることが重要です。前述の転職サイトなどを活用して情報を集めていきましょう。

(3).平均年収は457.1万円

看護師平均年収
福島県457.1万円
全国平均491.8万円

福島県看護師の平均年収は457.1万円です。全国ランキング38位、全国平均の491.8万円を大きく下回っています。

なお、ナースセンターで募集されている求人月収は、23万7,340円~33万7,668円となっており、年収換算にすると、約356万円~506万円になります。(賞与夏冬1.5ヶ月分で計算)

(4).福島県の地域医療の特徴

福島県は、高齢化率が全国平均28.7%を上回る32.1%(令和2年8月時点)であり、各地域で医療介護のサービス提供体制の整備が進められています。

福島県は「地域医療構想」を策定しており、患者が住み慣れた地域や自宅で生活をしながら、必要な医療を受けられるよう、病床機能の役割分担をおこない、在宅医療を推進しているところです。

地域医療構想とは?

急速な少子高齢化による医療介護需要の増大と疾病構造の変化に対応するために都道府県が策定する地域における将来の医療提供体制に関する構想。

将来の医療需要に応じた、より効率的で質の高い医療提供体制の構築を目指す。

中でも、住み慣れた地域で県民が自分らしい人生を送り続けられるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援の5サービスが一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築を、県全体で推進しています。

地域包括ケアシステム

出典:厚生労働省

また、福島県は2018年、全国で初めて多目的ヘリを公立病院に導入しています。

装備されている医療設備はドクターヘリと同じですが、生命に関わる重症者の搬送を担うドクターヘリとは異なり、軽症者の搬送や、専門医やスタッフ、医療資機材の搬送など、幅広い用途に対応しています。

ドクターヘリ福島県

出典:朝日新聞

参考:福島県の看護師・医療従事者に人気の働きやすい病院求人例

病院口コミサイトmedico実施の『働きやすい病院AWARD 2020』をもとに、看護師・医療従事者から支持を得ている「福島県の働きやすい病院」の求人をピックアップしました。

転職のイメージが漠然としている場合は、理想的な病院として参考にしてみてください。

脳神経疾患研究所附属総合南東北病院

脳神経疾患研究所附属総合南東北病院

働きやすい病院AWARD 2020 第17位(福島県1位)

所在地福島県郡山市八山田7丁目115
診療科脳外科、外科、整形外科、心臓外科、形成外科、呼吸器外科、麻酔科、内科、神経内科、病理科、循環器科、呼吸器科、気管食道科、小児科、泌尿器科、肛門科、皮膚科、性病科、リハビリテーション科、歯科、口腔外科、放射線科、耳鼻咽喉科、眼科、アレルギー科、精神科、小児外科、産婦人科、矯正歯科、救命科、消化器外科、消化器内科、放射線治療科、放射線診断科
求人情報

(1)基準給
           初任給   資格手当 助産師手当 基準給合計
保健師        212,300円 30,000円    ー  242,300円
看護師(大卒)    212,300円 30,000円    ー  242,300円
看護師(専門学校卒) 208,300円 30,000円    ー  238,300円
※経験者は経験年数を加算します。
※助産師手当は、産科業務従事者のみ支給します。
(2)手当
 〈夜勤手当〉:1回  12,000円
 〈当直手当〉:1回  12,000円
 〈通勤手当〉:50,000円まで
 〈住宅手当〉:15,000円まで
 〈その他〉:扶養手当等
(3)賞与
  年2回(7月、12月)
(4)昇給
  年1回
(5)退職金
  財団規程による
(6)制服
  制服白衣

勤務 (勤務形態)
1週 36.8時間
(勤務時間)
2交代制
日勤・・・午前8:30~午後5:00
夜勤・・・午後4:30~午前9:00
外来勤務
月~土・・・午前8:30~午後5:00

休日
4週7休・日曜日・祝日・年末年始

休暇 年次有給休暇(勤続付与最高20日)
リフレッシュ付与(最高5日)
特別休暇(慶弔休暇・産前産後休暇等)

福利厚生
健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険加入

保育所あり
職員送迎バス運行・職員駐車場完備
職員旅行・研修制度充実
育児休業制度
介護休業制度

引用元:脳神経疾患研究所附属総合南東北病院公式サイトより

福島県立医科大学会津医療センター附属病院

福島県立医科大学会津医療センター附属病院

働きやすい病院AWARD 2020 第34位(福島県2位)

所在地福島県会津若松市河東町谷沢字前田21番地2
診療科内科、循環器科、消化器科、感染症内科、呼吸器内科、神経内科、外科、整形外科、眼科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、精神科、放射線科、麻酔科、病理科、歯科、リハビリテーション科、心臓外科、呼吸器外科、大腸肛門外科、糖尿病内科、内分泌代謝内科、腎臓内科、漢方内科、緩和ケア内科、血液内科、小腸、大腸内科
求人情報

仕事内容
当福島県立医科大学 会津医療センター施設内において、看護業務全般の仕事に携わっていただきます。

・外来患者の診療対応
・病棟(入院患者)の看護業務
どの診療科に配属になるかは、経験等を考慮して相談に応じて決定します。 外来対応の場合は、日勤となりますが、夜勤も対応できる方を募集しています。

雇用形態
正社員以外
正社員以外の名称
准職員(年度更新)
正社員登用の有無
なし

雇用期間
雇用期間の定めあり(4ヶ月以上)〜2023年10月31日
契約更新の可能性 あり(条件付きで更新あり)
契約更新の条件
来年度の職員の配置状況による(原則5年間)

必要な経験・知識・技能等
必須 経験者

必要な免許・資格
免許・資格名
看護師 必須

試用期間 あ
期間 14日間
試用期間中の労働条件 同条件

賃金・手当
a + b
(固定残業代がある場合はa + b + c)
196,400円〜253,800円
フルタイム求人の場合は月額(換算額)、パート求人の場合は時間額を表示しています。
基本給(a)
基本給(月額平均)又は時間額
196,400円〜253,800円
定額的に支払われる手当(b)

固定残業代(c)
なし

月平均労働日数 21.7日
賃金形態等 月給
昇給制度 なし
賞与制度の有無 あり
賞与(前年度実績)の有無 あり
賞与(前年度実績)の回数 年2回
賞与金額 計 1.25ヶ月分(前年度実績)

労働時間

就業時間
交替制(シフト制)
就業時間1
8時30分〜17時15分
就業時間2
16時30分〜1時15分
就業時間3
0時30分〜9時15分
時間外労働時間 あり
月平均時間外労働時間 5時間
年間休日数 104日
週休二日制 所属長が定める日(4週8休)
その他の労働条件等 加入保険等
雇用保険,労災保険,健康保険,厚生年金
退職金共済 未加入

引用元:ハローワークに掲載の福島県立医科大学会津医療センター附属病院求人情報より(2021/8)

本章の参考資料

補足:新型コロナワクチン接種関連の求人情報

新型コロナウイルスワクチンの接種業務の募集情報は、Indeed求人ボックスなどの求人情報サイトで開示されています。

記事執筆時(2021/8)は福島市やいわき市で4件募集が行われているようでした。

気になる方はチェックしてみてください。

コロナウイルスワクチン接種業務の求人

なお、ナースセンターでは新型コロナワクチンに携わる講習会を実施しているようです。

福島コロナワクチン接種研修

出典:ナースセンター

興味のある方はこちらも併せてチェックしておきましょう。

3.福島県の看護師求人を探すための全手段

看護師の求人探しの手段には、それぞれメリット・デメリットの側面があり自分に合ったものを選択しなければなりません。

そこで看護師求人探しの手段を、「求人数」「サポートの専門性」「特徴」の軸で比較表にまとめました。

求人探し手段

結論から言うと、転職活動をスムーズに進めるなら、プロのサポートが受けられる「転職サイト」がおすすめです

(1).転職サイト(民間の人材紹介会社)

転職サイトは、希望に合った施設の求人を紹介してくれる転職支援サービスです。

 

 

転職サイトがおすすめな人

 

    • 転職するのがはじめてで不安

 

    • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい

 

    • なるべく早く次の仕事を見つけたい

 

    • 実績豊富な看護転職のプロにまずは相談したい

 

 

 

看護師転職サイトとは

 

転職サイトに登録すると、求職者一人ひとりに担当者(キャリアアドバイザー)がつき、求人探しから選考対策までサポートしてくれます。

 

 

転職サイトのサポート

 

    • キャリア相談

 

    • 求人紹介・提案

 

    • 履歴書や職務経歴書の添削

 

    • 面接対策

 

    • 面接日の調整

 

    • 給与交渉

 

    • 内定後のサポート(入社日の調整、年収の交渉、現職場への退職に関する相談)

 

 

 

希望に合った病院求人をプロ目線で探して提案してくれる点は、非常に魅力的です。

 

「自宅から20分以内」「給与は今より5万円以上」など条件が複数ある場合、ハローワークや求人広告サイトでは探しづらいことが多々あります。

 

また、そもそも自分がどのような職場に転職したいか、目的や条件がうまく明確になっていない方も多いでしょう。

 

ですが転職サイトを利用すれば、キャリアアドバイザーに希望を伝えるだけで、あなたのニーズにマッチした求人を提案してくれます。

 

 

連絡手段はメール・電話・LINEがメイン

 

キャリアアドバイザーとの連絡手段は、メール・電話・LINEがメインです。対面でのやりとりは、2021年現在ほとんど行われていません。

 

転職サイト利用者に話を伺うと、「メールやLINEなどテキストでのやり取りが楽で良い」という意見が多数派でした。「電話で話をするのが苦手」「休みの日に連絡してほしくない」という方は、メールやLINEでのやり取りが可能なサイトか事前に確認しておきましょう。

 

なお、看護師さんからの評価の高い大手サイト(看護roo!レバウェル看護(旧 看護のお仕事)マイナビ看護師)は、いずれも電話・メール・LINEから、希望の連絡方法を選べるようです。

 

 

転職サイトは、特にはじめて転職活動を行う方や、絶対に失敗したくないという方におすすめです。

 

 

メリットデメリット
 

    • 条件に合う求人を探してくれる

 

    • 非公開求人(一般的な転職サイトにはない求人)の情報が得られる

 

    • 選考サポートが受けられる

 

    • 施設のリアルな情報を教えてもらえる

 

 

 

    • 転職を急かされることもある

 

    • 担当者との相性次第でサービスの質が変わる

 

 

(2).ハローワーク

ハローワークは就職支援を行う行政機関です。

 

 

ハローワークがおすすめな人

 

    • 今の職場を辞めてから転職活動する予定

 

    • 自分のペースで転職活動をしたい

 

 

 

「仕事を辞めて、失業手当を貰いながらゆっくりと転職活動をしたい」と考えている方は、受給申請のためにハローワークを訪れることになります。その際、ハローワークに設置された機械端末で求人を検索したり、窓口の職員に相談したりできます。

 

ハローワークは国営の機関のため、どの医療機関とも金銭的な利害関係がなく、中立公正な立場で求人紹介や転職アドバイスをしてくれるのが魅力です。転職サイトでは求人応募を強いてきたりすることも稀にありますが、ハローワークではその心配もありません。

 

 

メリットデメリット
 

    • 中立な立場からのアドバイスがもらえる

 

    • 失業保険手続きと同時に求人探しができる

 

 

 

    • ブラックな求人が多い

 

    • 虚偽の内容の求人情報もある

 

 

 

求人の質に注意!ハローワークは補助的に使うのがおすすめ

 

 

ハローワークは転職活動に役に立つサービスですが、ハローワークだけしか使わないのはハイリスクです。

 

なぜなら、ハローワークには質の低い求人が紛れ込んでいることがある上に、掲載されている求人情報には、嘘が書かれているケースが多くあるからです。

 

事実、求人票の内容と労働条件が異なるという報告が6,811件も寄せられており、更に医療業界は虚偽報告の件数が最多です。(参考:平成30年度厚生労働省公表資料

 

そのため、他の手段も活用しながら、あくまで補助的な役割として使用することをおすすめします

 

なお、ハローワークを活用した転職については、『看護師の転職でハローワークは使うべき?利用の流れやメリット・デメリットを徹底解説』の記事で解説しているので、気になる方は参考にしてください。

 

(3).ナースセンター

ナースセンターとは、看護人材確保を目的として設置された行政機関です。

 

 

ナースセンターがおすすめな人

 

    • 看護知識が豊富な人に相談したい

 

    • 自分のペースで転職活動をしたい

 

 

 

専用サイト「eナースセンター」では、希望勤務地やライフスタイルから、インターネット上で求人検索が可能です。

 

ナースセンターでは他にも、相談員による就業相談や、再就職に向けた研修の開催なども行っています。

 

相談員の多くが看護師経験者なので、専門的な話もしやすく、親身に相談に乗ってくれるでしょう。

 

ただ、病院・施設側からの満足度は低く、採用活動に積極的には活用されていません。

 

事実、病院を対象にした調査では、最も採用実績があった採用媒体としてナースセンターを挙げた施設はわずか2.3%しかありませんでした。(参考『看護職員等の医療職採用に関する諸問題:アンケート調査の分析と考察』)

 

そのため、得られる求人情報数が他の手段と比べて少なくなる可能性が高いです。ナースセンターも他の手段も活用しながら、補助的な役割としての利用をおすすめします。

 

 

メリットデメリット
 

    • 看護師に特化した就職支援が受けられる

 

    • キャリアに関する研修、セミナーなどを受けられる

 

 

 

    • 求人が少なめで見つけづらい

 

    • サイトが見づらく検索しにくい

 

 

ナースセンターの強み

ナースセンターの強みは、看護師の人材育成に力を入れている点にあります。求人探しというより、スキルアップ・キャリアに関する情報収集の手段としての活用がおすすめです。

福島県では、以下のような研修・セミナーの実績があるようです。

  • 新型コロナワクチンに携わる講習会
    ワクチンに関してDVDでの座学と実際のシミュレーターを使った演習をおこなう
  • 在宅での療養生活を支える外来看護
    地域包括ケアにおいて、患者のニーズに応じた効果的な支援につなげるために、社会の現状と外来に求められる看護の専門性及び役割を学ぶ

最新の実施情報は、福島県ナースセンター公式ページをご覧ください。

福島県ナースセンター情報

基本情報

場 所:福島県ナースセンター(郡山市本町一丁目20番24号)
相 談 日:月~金(土・日・祝日・年末年始を除く)
相談時間:8:30~16:30
電話:024-934-0512

ナースセンター福島では、ハローワークと連携した就業支援も行っています。

求人票の閲覧、相談受付(担当者不在の場合があるため、来所時は事前の電話をおすすめ)

仕事を探している看護職の方向けに、来所、郵便、インターネットで無料で職業紹介をしています。(厚生労働省許可)

看護師紹介ナースセンター

出典:ナースセンター福島

(4).求人広告サイト

求人広告サイトは、病院・施設の求人広告を検索できるサービスです。

求人広告サイトがおすすめな人

  • とにかく多くの求人情報を得たい
  • キャリアアドバイザーはつけず、一人で転職活動したい

気軽に求人を検索して、気になったものがあれば応募するという流れで転職活動を進めていきます。

原則キャリアアドバイザーはつかず、自分一人で求人探し・応募を行うので、マイペースに転職活動したい方や、転職意欲はそれほど高くないが、良い求人が見つかれば転職したい方に適しています。

大手検索エンジン『indeed』や、医療・福祉系職種専門サイト『ジョブメドレー』や『グッピー』が有名です。

メリットデメリット
  • 自分のペースで転職活動できる
  • 転職に関するアドバイスやサポートは受けられない

(5).知人の紹介

知人や友人、元同僚からの紹介で転職するという方法もあります。

おすすめな人

  • 看護学校の同級生と未だに交流がある
  • 人間関係などリアルな情報を知っておきたい

紹介のメリットは、求人広告からは分からないリアルな情報も事前に教えてもらうことにより、双方のミスマッチを減らせることです。

また紹介経由の応募は、他の手段経由の応募よりも採用されやすい傾向にあります。病院側にとっても、素性の知らない人を採用するよりは、紹介経由での採用の方が信頼できるからです。

ただし、「面接や見学をしてイメージと違っていたとしても断りづらい」「退職を言い出しづらくなる(早期離職の場合は特に)」などのデメリットも大きいため、注意が必要です。

メリットデメリット
  • 職場のリアルな情報が分かる
  • 採用がすぐ決まることもある
  • 面接や見学後に断りづらい
  • 退職を言い出しづらい

(6).直接応募

働いてみたい病院があるなら、その病院に直接応募してみるという方法もあります。

直接応募がおすすめな人

  • 働いてみたい病院がある
  • 近場で働くと決めている

転職サイトに求人を出していなくても、「人手不足で人材を確保したい」という病院は珍しくありません。そういった場合、病院公式サイトの採用ページなどで、看護師の募集情報を出しているはずです。

直接応募のメリットは、採用される確率が高いことです。転職サイトなどを経由すれば、病院側にコスト(仲介料)がかかりますが、直接応募での人材採用では、ほとんどコストはかかりません。

また求人広告を出していない病院なら、同時期に応募する人も少なく、競争率も低いでしょう。

評判が良くて気になっている病院などあれば、公式ホームページを確認してみましょう。

メリットデメリット
  • 採用確率が高い
  • 病院の詳しい情報が事前に分からない

4.福島県の看護師転職を成功させる手順

看護師転職を成功させるためには、以下の手順に沿って着実に転職活動を進めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの過程でやるべきことを解説します。

 

ステップ1.入念な事前準備を行う

 

転職活動は、入念な準備から始まります。

 

 

まずやるべき準備

 

    • (1).転職の理由をはっきりさせる

 

    • (2)譲れない点・妥協できる点を決める

 

    • (3).大まかにスケジュールを立てる(1~3ヶ月目安)

 

 

 

特に(1),(2)を入念に行うことで、どんな職場で働きたいのかが明確になってきます。この工程を飛ばしていきなり求人探しから始めてしまうと、なんとなくで職場を決めてしまい、入職後に後悔してしまう可能性があるので気を付けましょう。

 

事前準備やスケジュール感については、『【決定版】看護師転職の方法をイチから解説!必ず踏むべき正しい手順&求人探しの手段』で詳しく解説しています。

 

ステップ2. 複数の手段を併用して求人探しを行う

 

求人探しは、様々な手段を併用して行うことをおすすめします。

 

一つの方法に固執してしまうと、好条件の求人を見逃す可能性があるからです。

 

 

おすすめの併用パターン

 

    • (1)転職サイトとハローワークの併用:(失業保険受給中の方)
      …転職サイトから応募しつつ、ハローワークで月々の手続きを行う際に、窓口で相談。求人の応募は、失業保険受給要件である求職活動実績として認められる

 

    • (2)転職サイトとナースセンターの併用:(転職活動がはじめての方)
      …どちらも看護師転職に特化したアドバイスなどが受けられるので、転職成功率を高めることができる。

 

    • (3)転職サイトを複数利用:(なるべくたくさん求人を見たい方)
      …複数のサイトを利用すれば、選択肢をグッと増やせる。ただ選択肢が増えすぎても判断に迷うことがあるため、転職サイトのキャリアアドバイザーと相談しながら決めるのがおすすめ

 

 

 

(3)転職サイトの複数利用は、特におすすめです。実際に当サイトが転職経験のある看護師165人を対象にしたアンケート調査では、4人のうち3人から「転職サイトに複数登録した」と回答が得られ、平均して2.4つのサイトに登録していることが分かりました。

 

アンケート調査の詳細は『看護師転職サイトは複数登録した方がいい?転職を有利にすすめる使い方とは』の記事で詳しく解説しています。

 

 

補足:病院・クリニック以外に視野を広げるのもおすすめ

 

看護師資格を活かして働ける職場は、病院・クリニック以外にも多数存在しています。

 

特に日本は超高齢化社会の課題を抱えていることから、介護施設や訪問看護ステーションは採用ニーズが高くなっています。

 

病院以外の職場については、病院以外に転職したい看護師に人気の職場一覧』の記事で紹介しているので、気になる方は参考にしてください。

 

 

ステップ3. 応募書類の作成を並行する

 

気になる病院があれば、次は履歴書を作成して応募します。

 

履歴書では、これまでのキャリアを形式的に書くのがメインですが、「志望動機」などのアピール要素を魅力的に記載することで、選考通過率を高められます。

 

一般職種の中途採用では職務経歴書が必要となりますが、看護師の採用で職務経歴書が必要なケースはそれほどありません。ただし企業や法人運営の施設の場合は、提出を求められることもあります。

 

履歴書の書き方は『看護師転職を成功させる履歴書の書き方|志望動機や職歴の記入方法と合わせて全解説!』を参考にしてください。

 

ステップ4. 採用面接を受ける

 

書類選考が通過したら、採用面接を受けます。面接回数は1回であることが多いです。

 

採用面接では、必ず聞かれる定型質問があるので、事前に応える内容を考えておくと、面接で慌てなくて済みます。

 

 

必ず聞かれる定型質問の例

 

    • 転職理由を教えてください。

 

    • 志望動機を教えてください

 

    • 前の病院ではどんな経験をしましたか?

 

    • 残業や夜勤はどの程度可能ですか?

 

 

 

看護師の面接ノウハウは『看護師転職の面接マニュアル|頻出質問と回答例&好印象を与えるポイント』で解説しているので、面接が苦手な方はぜひチェックしてみてください。

 

 

転職サイトは面接対策もしてくれる!

 

転職サイトでは、転職のプロによる面接対策も受けられます。

 

よくある質問に対しての最適な答え方をアドバイスしてもらえるので、面接に苦手意識がある方にとっては心強いでしょう。「面接は緊張する」「うまく振舞えるか不安」という方はぜひ活用をおすすめします。

 

さいごに

おすすめの転職サイトや看護師の転職活動の進め方を解説しました。

準備を事前にしっかりと実行できるかどうかが、転職成功の鍵を握ります。

漠然と転職したいと思っている人はもちろん、転職活動に向けて準備しているという人は、ぜひこの記事で紹介したポイントを踏まえて求人探しを進めていきましょう。

信頼できる第三者に相談したいという方は、ハローワークやナースセンター、この記事で紹介した転職サイトを利用してみてください。

おすすめの転職サイト

 

 

 

 

 

 

あなたの人生がより明るいものになることを心から祈っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。

目次