「看護師を辞めて転職するなんて難しいかも…」「どんな仕事があるんだろう」と思っていませんか?
結論、未経験分野での転職ということになると難易度は上がりますが、ポイントを押さえれば十分魅力的な仕事に転職することができます。
この章では、私が過去に転職サイトとして転職を支援した時の事例をもとに、以下の順で紹介していきます。
- 業界の絞り方とおすすめ転職先6選
- 看護師から転職で失敗しないコツとは?
- 業界別おすすめ転職サイト
- そもそも転職サイトを使うべきたった1つの理由
- 転職サイトをより効果的に利用する7つのポイント
- 【図解】転職サイト利用の流れ
- 看護師から異業界に転職するメリット・デメリット
- 看護師から転職に関するよくある質問
このページを読み終わる頃には、転職する場合にはどこがいいか、そしてどのように行うべきか、を詳しく知ることができます。
1.業界の絞り方とおすすめ転職先6選
看護師からの転職は総合職、専門職で分けて2種類があります。
人によって転職したい理由も違い、転職したい業界も異なります。業界によっては転職が難しいところもあるので慎重に検討しましょう。
- A.総合職|異業界への挑戦
- B.専門職|近しい業界への転職
看護師からの転職は様々な選択肢が考えられますが、ここでは業界別に分けて紹介したいと思います。
1-1.総合職 | |
1-2.専門職 |
では、順に紹介していきます。
1-1.総合職|異業界への挑戦
未経験分野への転職となるのでハードルが高く、できるだけ早い段階で転職を決断することをおすすめします。
では、順に紹介していきます。
営業職[平均年収:520万]
営業職は、顧客に自社のサービスや商品、情報の購入を促し、契約する仕事です。
営業職を通して、コミュニケーションの仕方、商談の進め方、客とのアポ取り、契約の基本など、仕事で基本となるようなことが体系的に学ぶことができます。
給与面で言えば、看護師時代から下がる可能性も高いですが、自分の条件にあった求人を探しやすく、転職先として人気が高い職種の一つです。
プログラマー[平均年収:414万]
プログラマーは、IT化が進んでいる現在、有効求人倍率が10倍近くと非常に人手不足な状況で需要が高まっています。
AI化・ネット普及に伴い、今後もエンジニアの需要が高くなると考えると、将来性は高いと言えます。
ITmediaが行った調査によると、『Java』というプログラミング言語が、新規求人案件の割合で30%占めており、求人が比較的多めなのでおすすめです。
以下の方の言うように、一つ技術を持つとその知識を生かして仕事ができるので、エンジニアはおすすめです。
補足
ここまで読み進めて、もっとプログラマーについて知りたいという方は『プログラミング未経験でもプログラマーへ転職するためのコツまとめ』をさらに参考にしてみてください。
また、プログラマーとして働きたいと思った方は、『IT転職サイトおすすめ11選|全25社から職種別に厳選』から気になった転職サイトに登録するようにしましょう。
詳しく知りたい方は、以下の記事を一読ください。
事務職[平均年収:329万]
事務職は医療事務を除き資格が必要なく、未経験からも目指しやすい職種です。
主な業務は書類作成や電話対応、来客対応などで、日勤がほとんどで残業が少ないことが特徴です。
しかし、AIの登場に伴い仕事が奪われるとも言われていて注意が必要です。
1-2.専門職|近しい業界への転職
出典:厚生労働省
厚生労働省の調査によると、看護師の主な就業先としては一番に病院が挙げられますが、介護施設や社会福祉施設などほかにも多くの選択肢が看護師にはあることがわかります。
実際、看護師として働ける場所は上記以外にもたくさんあり、その一部をここで紹介します。
以前とは異なる環境ですがこちらはあくまで看護師として働くということになるので、転職のハードルが低く比較的簡単に転職することができます。
では、順に紹介していきます。
美容クリニック[平均年収:448万]
美容クリニック勤務は日勤が多く、休診日は休みになるため、看護師の転職先として絶大な人気があります。
実際、美容クリニックに勤務すると病院勤務の看護師より夜勤がないためプライベートを重視して働くことができるだけでなく、看護師としてのキャリアを存分に生かすことができます。
介護施設で看護師[平均年収:467万(夜勤有)]
介護施設での看護師の仕事は主に「入居者の健康管理」なので、人と接するのが好きな方におすすめです。
薬の管理、応急手当、介護職の手伝い等だけでなく、入居者と楽しくコミュニケーションをとることも大切な仕事のひとつと言えます。
一般企業で看護師[平均年収:統計なし]
看護師からの転職で特に人気なのが一般企業への転職です。
なぜなら夜勤や残業が少なく、土日にしっかり休めることや病院勤務に比べプレッシャーが少ないこと、給料や福利厚生が恵まれているケースが多いこと等があげられます。
しかし企業で働く看護師は1企業に1人であることも多く、狭き門であることも事実で、企業によって年収が大きく異なります。
2. 看護師から転職で失敗しないコツとは?
看護師は他業種と比べても離職率が高く、業界全体が人手不足であるため比較的転職しやすい業種ではあります。
では自分の望みの転職先を見つけるために失敗しないためには何を気をつければいいのか。ここでは3つ紹介していきます。
- 2-1.将来設計を明確にしよう
- 2-2.一人で決めないようにしよう
- 2-3.詳しい人に相談するのが一番!
では、順に紹介していきます。
2-1. 将来設計を明確にしよう
転職をするうえで大切なことは将来自分がどのようにして生きていきたいか、ライフプランを明確にすることです。
肉体的にもハードである看護師の仕事は継続することが難しく、ライフステージの変化に応じてその仕事も変えていかなければなりません。
「なぜ転職するのか」「どんな条件を優先して転職したいか」などを具体的にまとめる期間を設け、落ち着いて物事が判断できる状況を整えた上で将来設計を立て転職活動を開始しましょう。
2-2. 一人で決めないようにしよう
「転職どうしたらいいんだろう」「どのように進めればいいのか」など不安を抱えながら転職先を考えているかもしれません。
転職となるとどうしても身近な人には話しづらく、一人で抱えこんでいる人も多いのでは?
しかし相談をすることで、自分のポイントを整理し違う視点から俯瞰することもできるため、柔軟に転職について考えることができます。
そのため、1度誰かに相談してみることをおすすめします。
2-3. 詳しい人に相談するのが一番!
せっかく相談するなら転職に詳しい人に相談するのが得策でしょう。
そんなときに便利なのが転職サイトです。
転職サイトとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。
転職サイトがおすすめな理由として、企業とのやり取りはもちろんですが、悩みや転職への不安、またどういった働き方がいいのかも相談できるからです。
多くの転職成功者をサポートしてきた転職サイトを利用することで、転職の成功率がぐっと上がるでしょう。
転職サイトがしてくれること6点です。
- キャリア相談
- 求人紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接のセッティング
- 給与交渉
転職活動で面倒なことは、すべて自分の代わりにやってくれるので、本番の面接以外で企業と直接やり取りをすることはほぼありません。
より効率化して少しでもいい転職を実現するために、次の章で紹介するような転職サイトを使いましょう。
3.業界別おすすめ転職サイト
この章では看護師から転職を考えているあなたにおすすめの転職サイトを業界別に紹介したいと思います。
3-1.総合職を希望する方におすすめ | |
3-2.専門職を希望する方におすすめ |
では、職種別におすすめの転職サイトを紹介していきます。
3-1.総合職を希望する方におすすめ
異職種に転職をご希望の方におすすめの転職サイト3選転職サイトはサイトによって強みが違うので、どのサイトが自分にあっているのかじっくり検討しましょう。
- マイナビエージェント|初めての転職に強く20代実績No.1
https://mynavi-agent.jp/ - パソナキャリア|サポート充実で満足度No.1
https://www.pasonacareer.jp/ - doda|求人数No.2・転職サポートが評判
https://doda.jp/
それでは1つずつ紹介していきます。
マイナビエージェント|初めての転職に強く20代実績No.1
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
パソナキャリア|サポート充実で満足度No.1
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
※転職サイトのランキングは「【2021年最新版】転職サイトおすすめランキング」で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
3-2.専門職を希望する方におすすめの派遣会社
転職したい職種が以下に当てはまる方はそれぞれに特化した転職サイトが多いので、自分にあった転職サイトを見つけることが大切です。
それぞれ業界別に紹介していきます。
介護士を目指す方におすすめ
介護職におすすめの転職サイトは以下の3つです。
- レバウェル介護(旧:きらケア正社員)|実績豊富で満足度No.1
https://job.kiracare.jp
- かいご畑|未経験の方でも安心して利用できる
https://kaigobatake.jp
- ミラクス|非公開も含めると求人件数100,000件保有!
https://www.h-career-support.com/
順に紹介していきます。
レバウェル介護(旧:きらケア正社員)|実績豊富で満足度No.1
『レバウェル介護(旧:きらケア)』は、「自宅から徒歩で勤務先に通いたい」「人間関係が良い職場がいい」といった一人ひとりのニーズに応えてくれる転職サイトです。
扱っている正社員求人は27,158件と業界トップクラスであり、幅広い求人を見ることが出来ます。
地域の専門アドバイザーが「自宅から徒歩で通いたい」「人間関係が良い職場に転職したい」といった細かいニーズに応えてぴったりの職場を提案してくれるでしょう。
特に「未経験・無資格可」の求人も多数扱っており、また中でも訪問介護求人は業界最多です。
さらに、「面接に同行してくれる」「ネガティブな情報(離職率や有給消化率など)も包み隠さず教えてくれる」など、転職サイトの中でもサポートのきめ細やかさは群を抜いています。
「はじめての転職で不安」「次の転職は絶対に失敗したくない」という方におすすめです。
当サイトではレバウェル介護(旧:きらケア)のコンサルタントにインタビューを行いました!
レバウェル介護(旧:きらケア)の強みやコロナ禍における介護業界の転職事情をお話いただいたので、登録を検討している方はぜひご覧ください。
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単なる求人紹介では意味がない。レバウェル介護(旧:きらケア)のキャリアアドバイザーが語る「生活を豊かにする」転職サポートとは
かいご畑|未経験の方でも安心して利用できる
『かいご畑』は介護向けの人材紹介サービスから、資格講座まで、介護業界で幅広い事業を行うニッソーネットの転職支援サービスです。
総求人数は1万件と、多くの求人数を保有し、悩みをしっかりと聞いてくれた上で求人を紹介してくださると多くの方から好評でした。
また、正社員の求人紹介の他に、派遣としての紹介も行なっていますが、派遣スタッフとして勤務する場合は、介護職員初任者研修などの資格講座を無料で受けられます。
そのため、資格を取ってキャリアアップしたい!という方がステップアップとして使うのもおすすめです。
ミラクス介護|非公開も含めると求人件数100,000件保有!
ミラクス介護は、業界最大級の求人数を保有している転職サイトです。
非公開求人も含めると100,000件ほどの求人を保有しており、派遣としても勤務することができるので、希望に合った求人を非常に見つけやすいです。
無料で利用でき、就業までコンサルタントがしっかりサポートしてくれますので、上記2つの転職サイトと併用して利用するようにしましょう。
公開求人数 | 約110,000件 |
対象地域 | 全国 |
サポート(口コミ) | 4.0 ★★★★☆ |
公式ページ | https://www.h-career-support.com/ |
保育士を目指す方におすすめ
保育士を目指す方におすすめの転職サイトは以下の3つです。
- ジョブメドレー保育|保育士の方の利用者満足度96%
https://job-medley.com/cw/ - ほいてんパートナー|面接対策など真摯にフォローしてくれる
https://hoikuchannel.com - ほいく畑|未経験の方でも安心して利用できる
https://hoiku.fine.me
順に紹介していきます。
ジョブメドレー保育|保育士の方の利用者満足度96%
『ジョブメドレー保育』は、都心だけでなく全国の求人情報を豊富に扱っているので、地方の人にもうれしいサービスです。
またジョブメドレー保育では担当者がつかないので、自分のペースで転職を進めたい方におすすめです。
求人数 | 21,000件以上 |
地域 | 全国 |
雇用 | 正社員、契約社員、パート・バイト |
公式ページ | https://job-medley.com |
ほいてんサーチ|面接対策など真摯にフォローしてくれる
『ほいてんサーチ』は首都圏の求人が多く、該当する地域(東京・神奈川・千葉・埼玉)で転職したい方にはおすすめのサービスです。
当然ですが、キャリアアドバイザーは保育業界に精通しており、保育園の雰囲気や良い点悪い点を伝えてくれるので、自分の希望条件に合った職場を見極めることができます。
また、アドバイザーはお仕事の紹介や面接の調整、入職アドバイスなど手厚いサポートを施してくれます。
求人数 | 2,000件以上 |
地域 | 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉) |
雇用 | 正社員、契約社員、非常勤・パート |
公式ページ | https://hoikuchannel.com |
ほいく畑|未経験の方でも安心して利用できる
『ほいく畑』は、厚生労働大臣認可の就職支援センターです。
ほいく畑の特徴は、ブランクあり・未経験OKの求人数が多いことです。
また、ほいく畑の派遣スタッフは週払い制度が利用できたり、全国18か所で面談によるお仕事相談を実施しています。
非公開求人数 | 4,000件以上 |
地域 | 関東、関西中心 |
雇用 | 正社員、紹介予定派遣、派遣社員、パート |
公式ページ | https://hoikubatake.jp |
やっぱり看護師に転職したい方におすすめ
この記事を通して、「やっぱり看護師に転職したいな」と思った方におすすめの転職サイトは以下の通りです。
- 看護roo|看護師満足度No.1
https://kango-roo.com - レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|豊富な求人数とサポートが評判
https://kango-oshigoto.jp - ナースではたらこ|業界では珍しい逆指名制度を導入
https://iryo-de-hatarako.net
それでは1つずつご紹介します。
看護roo|看護師満足度No.1
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
- 利用者満足度96.3%
- 公開求人55,907件+非公開求人も多数
- 面接同行や選考対策など手厚いサポート
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
- みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
- 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
- はじめての転職で不安なのでプロに相談したい
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|豊富な求人数とサポートが評判
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており、現場のリアルな情報を提供しています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
- 累計利用者数40万人以上
- 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
- 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
- できるだけたくさん求人が見たい
- 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
- 気軽に求人探しがしたい
ナースではたらこ|業界では珍しい逆指名制度を導入
ナースではたらこの特徴
- 気になる病院を指名して探せる
- 問い合わせのフリーダイヤルは24時間受付
『ナースではたらこ』は、医療機関への「逆指名求人」が特徴的な看護師転職サイトです。
逆指名求人とは、求職者が気になる病院を指名すれば、求人募集が行われていない場合でも、その都度キャリアアドバイザーが求人の状況や条件を確認してくれるという仕組みです。
求職者側から病院を指名できるため「以前から気になっている病院で働きたい」という方にとっては、役に立つサイトと言えるでしょう。
また、問い合わせのフリーダイヤルは24時間受付をしているので、夜勤が多く・勤務シフトが不規則という方でも安心です。
こんな看護師さんにおすすめ
- 「この病院で働きたい」という希望がある
- 勤務シフトの都合上、なかなか転職活動をする時間がない
おすすめ記事
4.そもそも転職サイトを使うべきたった1つの理由
転職サイトを使うべきたった1つの理由は、『転職の成功確率がずっと高いため』です。
実際、転職サイトへ登録することによって以下2点の恩恵を受けることができます。
- メリット(1)非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
- メリット(2)転職のプロからサポートを受けることができる
では、順にご説明します。
メリット(1) 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
転職サイトを利用することで、様々な求人を見ることが可能になります。
例を挙げると、リクルート社が運営する『リクナビNEXT(転職サイト)』と『リクルートエージェント(転職サイト)』では、求人数に4倍以上の差(以下グラフ参照)があり、転職サイトの方がより多くの求人を保有していることがわかります。
さらに、転職サイトで一般公開している「公開求人」のみならず、「非公開求人」まで見ることができるので、幅広い求人を見たいのであれば、必ず登録すべきだといえるでしょう。
事業戦略上、表立って募集はできないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する内容のもので、給与やポジションなどがハイグレードであるという特徴があります。
非公開求人も見ることで、ご自身の希望する労働条件や職場を見つけられる可能性がグッと上がります。
メリット(2) 転職のプロからサポートを受けることができる
この章では、転職サイトがしてくれる『4つのサポート』について紹介をしていきます。
選考前から入職後まで、とにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。
反対に転職サイトを使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。
STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)
転職サイトに登録をすると、担当者が連絡をしてくれます。
そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行い、「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。
また、あなたの希望に応じて、その後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があれば,ここでぶつけておきましょう。
- 希望の給料やボーナスの水準
- 夜勤なし、休みやすいなどの働き方の要望
- 希望の勤務場所(立地や交通の便)
- 「介護施設がいい」などの転職先の希望
STEP2. 求人の紹介
面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。
要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、転職サイトが応募手続きを代行して行ってくれます。
この時、転職サイトだから知っている職場の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。
また、転職サイトの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。
非公開求人は何がいいの?
転職サイトを使っている方にとって、非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。
実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、非公開求人は「非公開にすべき理由」のあるいい求人が非常に多いです。
STEP3. 選考のサポート
履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も転職サイトは必死に行ってくれます。
転職サイトはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえます。
そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。
また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。
STEP4. 内定後のサポート
内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。
- 職場側との条件などの調整
- 入職手続きの代行
- 現職の退職交渉のアドバイス
以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。
ここまでのまとめ
転職サイトに登録するべき理由について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
登録することで、非常に大きな恩恵を受けられるので、とりあえず相談ベースでも登録することをおすすめします。※しかも登録は無料です。
- メリット(1) 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
- メリット(2) 転職のプロから丁寧なサポートが受けられる
次の章では、転職サイトをより効果的に活用するポイントについてご紹介していきます。
5転職サイトをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。 「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。 例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。 更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。 そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。 ※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。 担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。 コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。 この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。 そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。 企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。 企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職サイトも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。 優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。 以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。 上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。6【図解】転職サイト利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。 転職サイトに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。 登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。 例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。 正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。 事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職サイトのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。) 初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。 思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。 それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。 場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。 最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。 自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。 求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職サイト経由は圧倒的に有利です。Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。 あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。 対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。 面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。 また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。 万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。 転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。 転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。7. 看護師から異業界へ転職するメリット・デメリット
慢性的な人手不足による過重労働や夜勤での勤務など看護師にとって過度なストレスは付きものです。
少し古いデータになりますが日本看護協会の2018年度調査によると、正規雇用の看護職員の離職率は約11%にものぼり、そのうちの70%が異業界に転職しています。
なぜ看護師で転職する人が、異業種に転職する割合が多いのかその理由をメリット・デメリット含めて紹介していきます。
メリット | デメリット |
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まずはメリットから紹介します。
7-1.異業界へ転職するメリット
ここでは、異業界へ転職するメリットについて紹介します。
メリットは以下2点です。
- (1). 規則的な生活を送ることができる
- (2). 人間関係を再構築できる
それでは1つずつ紹介していきます。
(1). 規則的な生活を送ることができる
夜勤と非常勤で勤務していた看護師は慢性的な人手不足による過重労働や夜勤での勤務など他の職種に比べ、生活のリズムがとりにくく不規則です。
しかし、異職種に転職すれば看護師よりもある程度生活リズムが確定されているため、自分の時間や予定を立てやすく、ストレスがかかりにくいです。
実際に異職種に転職した方の口コミでこのようなものがありました。
体調とメンタルが安定してきた
出典:twitter
このように、転職をしたことで普段の生活リズムを取り戻すことができたという方は多く見受けられました。
(2). 人間関係を再構築できる
看護師をしていく中で人間関係を理由に転職を希望する方が多数です。
その方たちの目的として新しい職場に行くわけですから、別の人間と新しく関係を構築することができます。
実際、以下のような口コミが多く見られました。
同僚の感じが良すぎる!
しあわせ
出典:twitter
このように、異業界に転職することは様々なメリットがありますが、もちろんメリットばかりではありません。
7-2.看護師から異業界へ転職するデメリット
異業界に転職することは以下のようなデメリットもありますので、気をつけてください。
- (1). 収入が減る
- (2). 未経験からのスタートで覚えることだらけ
1つずつ紹介していきます。
(1). 収入が減る
考えられる主な理由として夜勤手当などがなくなるからです。
もともと看護師で働いている方の多くは、たくさんの夜勤や残業をこなしていますが、その分だけ多くの手当てがつくため、転職すると規則正しい生活をする分働いている時間が少ないため、相対的に年収が下がってしまうと考えられます。
実際に下記のような口コミが見られました。
収入が減った…
年収はほぼ半分くらい減ったけれど、生きていけるものだなぁとしみじみ思う
出典:twitter
異職種に転職することで年収が低くなってしまう例は多くあるようです。
(2). 未経験からのスタートで覚えることだらけ
異職種に転職すると今まで培ってきた看護師というキャリアが使えなくなってしまいます。
そのため、新しい業務ばかりで覚えることが多く大変になると考えられます。
実際に以下のような口コミが見られました。
できないやつ扱いされた…
実際、看護師から異職種に転職したことで苦労したという口コミは多く見受けられました。
まとめ.異業界への転職は慎重に!
異業界への転職のメリット・デメリットを再度まとめるとこのようになります。
メリット | デメリット |
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もちろん、異業界へ転職することは良い面もありますが、悪い面もありますので、異業界への転職を検討している方は慎重に選んでみてください。
8. 看護師から転職に関するよくある質問
最後に、よく看護師さんから受ける質問に回答していきます。
では、順に質問にお答えします。
Q1. 転職する時の志望動機ってどんなものがあるの?
転職をする際の理由としてはさまざまな理由があげられます。
マイナビ転職が看護師100人に行った調査によると、看護師が転職を決めた理由について、「人間関係のトラブルやストレス」が一番の割合を占めていて、「他にやりたい仕事がある」「夜勤がつらい、体力的負担が大きい」がそれに続いています。
このように転職を決めた理由としてはマイナスなものも多いですが、面接や志望動機を書く際には転換してポジティブにかつ正直に行うことが大切です。
Q2. 面接ってどんなことが聞かれるの?逆質問には何を聞けばいい?
どこの面接を受けるかによって、聞かれる内容は大きく変わりますが、面接を受ける前に気をつけて置きたい点が2つあります。
- 応募先の情報を入念に調べておく
- 自分の考えをまとめ、面接のシミュレーションをしておく
この2点に気を付けて、万全な体制で面接に望みましょう!
Q3. 地方に住んでるけど、転職サイトは使えるの?
もちろん利用できます。
しかし首都圏や関西エリアを中心に求人が掲載されている転職サイトも多いため、地方にも強い転職サイトを2つ紹介します。
上記の転職サイトは、特に地域に特化した転職サイトなので是非併せて利用しましょう。
9. まとめ
以上看護師からの転職についてまとめてきましたが、いかがでしたが?
この記事をご覧になって少しでも転職に興味がわいた方は、以下のリンクから転職サイトに登録してみてください。
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あなたの転職がうまく行くことを心から祈っています。