「SIer転職に強い転職サイトってどこだろう」と探されていませんか?
実際、SIerの求人を取り扱う転職サイトは多く、「とりあえず大手だから…」といった理由で選んでしまうと、本当に自分に合った転職サービスを見つけられません。
そこでこのページでは、『SIer転職経験者500人へのアンケート結果』を元に、評判の高かった転職サービスをランキング形式でご紹介します。
- すべてのSIer転職を目指す方におすすめの転職サイト・エージェント5選
- 【目的別】SIerにおすすめの転職サイト・エージェント22選
- SIer転職でつまづく3つの理由と具体策
- 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
- 【図解】転職エージェント利用の流れ
- 転職サイトをより効果的に利用するための5ポイント
- SIerの転職でよくあるQ&A10選
- SIer転職の必見ノウハウまとめ
全て読めば、自分に合った転職サービスがわかります。
1. すべてのSIer転職を目指す方におすすめの転職サイト・エージェント5選
ここでは、幅広い年齢・年収帯のSIer総計500人に対して以下3軸で行ったアンケート結果を元に、おすすめの転職サイト・エージェント5社をランキング形式でご紹介します。
- 「求人数/質」
…良質なSIerの求人が豊富か? - 「サポート体制」
…丁寧な転職支援を受けられるか? - 「提案力」
…エージェントならではの価値提案ができるか?
ここでご紹介した転職サービスに2~3社登録すれば、転職成功に一歩近づくでしょう。
レバテックキャリア
『レバテックキャリア』は、エンジニア・クリエイターに特化した転職エージェントです。
IT・WEB業界を専門に転職支援を行っているため、担当者は業界情報に詳しく、技術や専門用語、希望の職場環境などを伝えるのも苦労しません。
また、年間7,000回以上の現場ヒアリングを実施しているため求人にはないリアルな情報から希望に合う求人を提案してもらえます。
「WEBエンジニア・クリエイター」の転職にはレバテックキャリアがおすすめです!
リクルートダイレクトスカウト
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
ワークポート
『ワークポート』は、IT・WEB業界を始めとした各業界の求人を網羅的に扱う転職エージェントです。
IT・WEB業界が今ほど大きくない頃から、IT分野での転職サポートを行ってきた実績があり、その分企業との信頼関係を築いています。
求人数や取引企業数、転職サポート実績はトップクラスで、ワークポート経由でしか応募できない企業も少なくありません。
また、コンシェルジュ(転職サポートの担当者)の専門性が高く、業界・職種の知識を熟知した担当者がつく仕組みとなっています。
利用者からは「コンシェルジュの対応が非常に丁寧で、履歴書対策から面接対策まで徹底的につきあってくれた」との声が寄せられています。
未経験・第二新卒向けの求人を多く扱っている特徴もあるので、新たな業界に挑戦したいという方におすすめです。
doda
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
参考. 『転職エージェント』と『転職サイト』の違い
転職エージェントと転職サイトの大きな違いは、「担当者がつくかつかないか」という点です。
転職エージェントであれば、面談をした上で応募作業、面接日程調整、最終交渉などをすべてしてくれますが、転職サイトの場合は、Webサイト上にある求人情報を自分で調べて、全て自分で行う必要があります。
結論、転職サイトよりもエージェントの方が圧倒的に優れており、転職サイトはあくまでエージェントをつかってうまくいかない(サポートを断られた)時に使う存在です。※ただし、ビズリーチなどの「ヘッドハンティング型転職サイト」は、良質なヘッドハンターに出会える確率が高いため、利用を推奨します。
実際に、以下7つの観点で比較しましたが、転職活動においては『転職サイト』ではなく、『転職エージェント』を利用するメリットの方が大きいです。
そのため、転職活動を始める場合、まずは『転職エージェント』に登録することをおすすめします。※サービスは全て無料です。
2. 【目的別】SIerにおすすめの転職サイト・エージェント22選
ここでは、SIerにおすすめの転職サイトを目的別で以下のように紹介させていただきます。
- 2-1.大手SIerへの転職を目指す方
- 2-2.高年収を狙う方
- 2-3.とにかくSIerの求人をたくさん見たい方
- 2-4.今すぐではないが、いい求人があれば話を聞いてみたい方
- 2-5.IT・Webベンチャーへの転職を目指す方
- 2-6.未経験からのSIer転職を目指す方
- 2-7.フリーランス転身を目指す方
- 2-8.派遣からのSIer就労を目指す方
2-1. 大手SIerへの転職を目指す方
ここでは、大手SIerの求人を見たい方におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
レバテックキャリア
『レバテックキャリア』は、エンジニア・クリエイターに特化した転職エージェントです。
IT・WEB業界を専門に転職支援を行っているため、担当者は業界情報に詳しく、技術や専門用語、希望の職場環境などを伝えるのも苦労しません。
また、年間7,000回以上の現場ヒアリングを実施しているため求人にはないリアルな情報から希望に合う求人を提案してもらえます。
「WEBエンジニア・クリエイター」の転職にはレバテックキャリアがおすすめです!
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『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
2-2.高年収を狙う方
ここでは、高年収を狙う方におすすめの転職サイト・エージェントを3社ご紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
『リクルートダイレクトスカウト(by リクルート)』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。
レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を自ら選んで相談をすることもできれば、レジュメを登録して好条件のスカウトも待つこともできるので、年収800万円を超えるような方であればすべての方におすすめできる転職サービスです。
リクルートダイレクトスカウト公式サイト:
https://directscout.recruit.co.jp
JAC
『JACリクルートメント』は、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。
30年以上にわたり、約43万人を超える求職者の転職支援を行ってきた信頼と実績があります。担当するキャリアコンサルタントは、各業界・職種の専門知識と経営者視点を持つ少数精鋭のエキスパートなので、心強いパートナーとなるでしょう。
ロンドン発祥の日系転職エージェントということもあって、他の転職エージェントにはないグローバルな求人を多く扱っています。外資系企業や海外進出企業への転職を検討している方におすすめです。
ビズリーチ
『ビズリーチ』は管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティング型転職サイトです。
約4700名のヘッドハンターが登録しており、数では約2500名のリクルートダイレクトスカウトを圧倒するなど、ヘッドハンティングサービスでは圧倒的首位といえます。
最近では年収500万円前後のミドル層への求人も豊富で、高年収を目指す全ての人におすすめできる転職サイトです。
ビズリーチ公式サイト:
https://bizreach.jp
2-3.とにかくSIerの求人をたくさん見たい方
ここでは、SIerの求人をたくさんみたい方におすすめの転職サイト・エージェントを2社ご紹介します。
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
doda
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
2-4.今すぐではないが、いい求人があれば話を聞いてみたい方
ここでは、今すぐの転職は考えていないが、いい求人があれば話を聞いてみたい方におすすめの転職サイトを2社ご紹介します。
ビズリーチ
『ビズリーチ』は管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティング型転職サイトです。
約4700名のヘッドハンターが登録しており、数では約2500名のリクルートダイレクトスカウトを圧倒するなど、ヘッドハンティングサービスでは圧倒的首位といえます。
ヘッドハンター経由での求人も紹介してくれ、求人件数はJACに比べたら少ないですが、高収入で良質な案件が多いのが特徴です。
場合によっては2000万越え案件もありますので、まずは登録してスカウト連絡を待っていれば、忘れた頃に素晴らしい案件が紹介されるかもしれません。
ビズリーチ公式サイト:
https://bizreach.jp
リクルートダイレクトスカウト
『リクルートダイレクトスカウト』は転職業界最大手のリクルートが運営する転職支援サービスです。
スカウト案件も充実しており、ヘッドハンティング大手と提携し、エグゼクティブの独占案件も数多く保有しています。
ただ、ヘッドハンターの数や、案件数でいえばビズリーチが優勢と言えますので、ビズリーチの補完として活用しましょう。
リクルートダイレクトスカウト公式サイト:
https://directscout.recruit.co.jp
2-5. IT・Webベンチャーへの転職を目指す方
ここでは、IT・Webベンチャーへの転職を目指す方におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
レバテックキャリア
『レバテックキャリア』は、エンジニア・クリエイターに特化した転職エージェントです。
IT・WEB業界を専門に転職支援を行っているため、担当者は業界情報に詳しく、技術や専門用語、希望の職場環境などを伝えるのも苦労しません。
また、年間7,000回以上の現場ヒアリングを実施しているため求人にはないリアルな情報から希望に合う求人を提案してもらえます。
「WEBエンジニア・クリエイター」の転職にはレバテックキャリアがおすすめです!
DYM就職×IT
『DYM就職×IT』は、一部上場企業、トップベンチャー企業などを含め幅広い取引実績を保有しており、最適な求人を紹介してくれるエンジニア経験者向けの特化型エージェントサービスです。
大手IT企業との強いネットワークを用いて、DYM就職独自の『完全非公開』の求人を多数所有しています。
また、システム・Web開発から、インフラ・ネットワーク構築など、様々なプロジェクトの求人を取り扱っているため、『さらなるスキルアップを目指す全てのエンジニア』におすすめの転職エージェントサービスです。
エンジニア経験者の方は、是非以下から登録して自身に合った求人を探してみましょう。
エンジニア経験者向け公式サイト:
https://www.dshu.jp/
また、未経験でエンジニアへの転職を検討している方は、以下への登録をおすすめします。
未経験者向け公式サイト:
https://www.dshu.jp/
Geekly
『Geekly』はIT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントで、特にゲーム業界への転職に強味があります。
実際、GREEなどのメガベンチャーと呼ばれる企業から、gumiなどの急成長ベンチャー企業の案件を多数保有しています。
また、元Web・ゲーム業界のエージェントが多いのも特徴で、リクルートが選ぶ優秀エージェント賞で1位を獲得するなど実績も十分です。
ゲーム業界への転職を検討している方におすすめです。
2-6.未経験からのSIerを目指す方
ここでは、未経験からのSIer転職を目指す方におすすめの転職サイト・エージェントを4社ご紹介します。
ワークポート
『ワークポート』は、15年以上前からIT専門で転職支援をしている会社で、その蓄積したノウハウや採用担当への深いパイプなどから非常に質が高いです。
IT業界の転職を熟知した担当者が、丁寧なヒアリングの上で、良質な求人をたくさん紹介してくれると好評でした。
また、転職後のキャリアステップについて非常に丁寧なアドバイスをしてくれるとのことで評判が良いです。
IT業界未経験の方に対する転職支援も丁寧なため、未経験の方も含めて、全てのIT人材は必ず登録しましょう。
ワークポート公式サイト:
https://ad.presco.asia/cl/?b_id=jKMbJUks&t_id=1
ギークジョブ
ギークジョブは20代向けのキャリアチェンジ、第二新卒向けの支援サービスを行う転職・就職保証型プログラミングスクールです。
完全無料にも関わらず手厚い支援を行っており、未経験からのプログラマー転職に定評があります。
学習サポートから就職・転職支援まで一貫して受けることができ、仕事との両立も可能です。
学習に関しては、メンターと相談しながら通学・オンラインのスケジュールを組むこともできます。
未経験から転職したいと考えている方にはぴったりのスクールなので、気になる方は無料の体験・説明会に参加してみましょう。
新型コロナウイルスに伴うギークジョブの対応
GEEK JOBでは、4月7日より、体験会や通学(セミナー受講)をオンラインで実施する体制を取っています。
GEEK JOBのWeb上には通学するとの記載がありますが、今後はオンラインでの面談・セミナー受講となりますので安心してご応募ください。
登録後の案内にて、オンライン体験会/説明会・セミナー等の受講方法についての詳しい説明があります。
オンライン体制は、「緊急事態宣言」終結後も継続実施するとのことで、今後も自宅等で面談・セミナー受講を行うことができます。
ギークジョブ公式サイト:
https://camp.geekjob.jp/
DMM WEBCAMP
『DMM WEBCAMP』は、未経験や初心者の方でも3ヶ月という短期間で、高いエンジニアスキルを身に付けることができる転職・就職保証型プログラミングスクールです。
実務を意識した実践的なカリキュラムや、講師の方にいつでも質問できる体制があることにくわえ、3,000名のエンジニアを輩出してきた専属アドバイザーによる手厚いサポートも受けられます。
また、転職コース専門技術講座では、「教育訓練給付制度」の活用により、最大560,000円の還元を受けることができます。
それだけでなく、受講完了後3ヶ月以内に転職できない場合は全額返金しているなど、受講後のキャリアにも徹底的に寄り添うサポート体制も魅力です。
DMM WEBCAMP公式サイト:
https://web-camp.io
TechAcademy
『TechAcademy』は8週間で自宅でプログラミングのスキルを身につけた後、キャリアカウンセラーが転職支援までしてくれる手厚いスクールです。
週に2回ビデオチャットを使ってマンツーマンサポートを受けながらプログラミングを学べますが、就職が決まった場合は条件を満たせば受講料を全額キャッシュバックしてくれるオンラインスクールです。
実質0円でスキルを学べ、転職先も見つけられる画期的なサービスです。
TechAcademy公式サイト:
https://techacademy.jp
2-7.フリーランス転身を目指す方
ここでは、フリーランス転身を目指す方におすすめの転職サイト・エージェントを2社ご紹介します。
レバテックフリーランス
『レバテックフリーランス』は、IT・Web系の常駐型フリーランスエンジニア(個人事業主)専門のエージェントです。
IT業界で有名な「レバテックキャリア」と同じ会社が運営しており、フリーランスの利用者からの評判は非常に良いです。
また、転職後の平均年収862万円と高年収案件も多数保有しているため、高単価を狙うハイクラスエンジニアの大半がレバテックフリーランスに登録しています。
実際、「200人を対象に行ったレバテックフリーランスの評判に関するアンケート」の結果、フリーランス転身により年収200万円アップできた事例もあるため、年収アップの可能性も大いにあります。
フリーランス転職を考える方は必ず登録しましょう。
レバテックフリーランス公式サイト:
https://freelance.levtech.jp
ギークスジョブ
『ギークスジョブ』は、独立した後の確定申告の仕方や取引先との関係性の作り方なども丁寧に無料で教えてくれて、駆け出しのフリーランスエンジニア・Web職には非常にありがたいサイトです。
担当コンサルタントも優秀なので一度会って話を聞いてみると勉強になります。下記のような情報も無料で提供しており質が高いためいつか独立と考えているのなら非常にオススメです。
ギークスジョブ公式サイト:
https://geechs-job.com
2-8.派遣からのSIer就労を目指す方
ここでは、派遣からのSIer就労を目指す方におすすめの派遣会社を3社ご紹介します。
エンジニアガイド
『エンジニアガイド』は、大手派遣会社のスタッフサービスが運営している、IT・メーカーエンジニアに特化した人材派遣サービスです。
大手メーカーを中心に24,000件以上(2021/08時点)のITエンジニア求人を保有しており、エンジニアガイドを活用して就業されている方は12,000名以上と、豊富な支援実績があるのが特徴です。
実際、求人に関しては、時給2,300円以上の高単価求人から、ブランクがある方や、少しの知識や経験しかない方でも応募できる求人まで、幅広く保有しています。
また、就業前後におけるサポートが丁寧であることや、福利厚生が充実していることから、利用者の方からの評判が良いです。
派遣エンジニアを考えられる方は、ぜひ登録してみてください。
エンジニアガイド公式サイト:
https://www.engineersguide.jp/
リクルートITスタッフィング
『リクルートITスタッフィング』は、株式会社リクルートスタッフィングが運営する、IT派遣とエンジニア派遣に特化した人材派遣サービスです。
IT系職種専門の優秀なコーディネーターが自分のスキルやキャリアにマッチした求人を紹介してくれると評判が良いです。
また、福利厚生も大手ならではの充実度で、派遣元選びとしては文句無しの内容です。
派遣エンジニアを考える方すべての方におすすめできる派遣会社ですので、ぜひ登録してみてください。
リクルートITスタッフィング公式HP:
https://www.itstaffing.jp/
パーソルテクノロジースタッフ
『パーソルテクノロジースタッフ』は、IT・エンジニア派遣を中心として紹介している、人材派遣会社です。
旧インテリジェンスの派遣と旧テンプスタッフ・テクノロジーが事業統合した会社であるため優良企業の求人が多いことに加え、担当者の対応スピードも抜群で、短期間で派遣就労が決まった方も多くいます。
また、就業してからのフォローも非常に手厚く、派遣就労が決まった会社で安心して働くことができる方も多くいます。
IT・エンジニア系の職種を希望していて、自分に合った企業ですぐに働きたい、という方には、ぜひおすすめしたい派遣会社です。
パーソルテクノロジースタッフ公式HP:
https://persol-tech-s.co.jp/
3. SIer転職でつまづく3つの理由と具体策
SIer転職でつまづく理由は以下3つです。
- 転職の必然性を考え抜いていない
- 企業・職種に求められる能力を理解していない
- 選考対策ができていない
では、これら3つの理由と対策について、それぞれご説明していきます。
3-1. 転職の必然性を考え抜いていない
まず、転職の必然性を考え抜いていない方は、転職でつまづくことが多いです。
というのも、企業側としても「活躍するイメージがわかない」「早期退職するリスクがある」と思われてしまうからです。
実際に、「将来どうありたいのか、これからなにがしたいのか」と「その企業、職種でできること」のバランスが釣り合っていないとモチベーションの面でも続きませんし、当然活躍することなんてできません。
内定獲得のためだけでなく、転職後の伸び代にも直結しますので、転職の必然性に関しては、明確に言語化しておくようにしましょう。
《具体策》
自己分析、キャリアの振り返りを行い、以下ポイントを具体化しておきましょう。
- 転職の目的・理由(なぜ転職したいのか)
- 転職後の将来像(仮に転職に成功したとして、5年後、10年後にどんな自分になっていたいか)
- 転職の必要性(今の会社では実現できないことなのか、必ず転職しなければいけないのか)
- 転職に求める条件(仕事内容・社風・年収など)
なお、自己分析の方法に関しては「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」コラム内でシート付きにてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
3-2. 企業・職種に求められる能力を理解していない
自己分析に偏っている方にありがちな失敗です。
いくら自分の状況を客観的に整理できたからといって、企業・職種に求められる能力を理解していなければ、面接官に自身の活躍イメージを伝えることができません。
そのため、企業側から「活躍するイメージがわかない」と判断されて、お見送りになることも多いです。
転職活動は「相互理解」が肝となりますので、企業側の視点に立って分析も行うように意識しましょう。
《具体策》
「SIer業界」に詳しい人から直接話を聞くことをおすすめします。
もし、周囲にSIer業界に詳しい人がいない場合は、「転職エージェント」からも話を聞くことができますので、活用しましょう。
なお、話を聞く際には、自身がSIerで働いている姿が具体的にイメージができるように、業務内容や求められる仕事の質についてきめ細かく質問できるよう、質問項目の洗い出しを行いましょう。
質問項目の洗い出しに関しては、以下の逆質問例が使えますので、参考にしてみてください。
3-3. 選考対策ができていない
いくら自分の軸や企業が求めるスキル・経験を持っていても、書類や面接で「自分を採用するメリット」を伝えることができないと、内定はもらえません。
転職活動では「自分が企業で活躍する人材である」と相手に納得してもらうことが必要です。
そのためにも、これまでに積み上げてきたご自身のスキル・経験をもとに、入社後「どんなことができるのか」「企業にどう貢献できるのか」を論理的に説明することが求められます。
《具体策》
書類対策と面接対策の2つが必要です。
一般的に、書類選考の通過率は25〜30%、面接通過率は30〜40%と言われていますが、事前準備をしなければ通過率が0%…もない話ではありません。
せっかく可能性があるのに、選考対策を怠ったことでお見送りにならないよう、事前準備は徹底的に行いましょう。
書類、面接それぞれの対策は、以下の記事にて詳しくまとめていますのでご確認ください。
3-4. ここまでのまとめ
これまで述べてきたように、SIer転職でつまづく理由は以下3つです。
- 転職の必然性を考え抜いていない
- 企業・職種に求められる能力を理解していない
- 選考対策ができていない
後悔のない転職をするためにも、これら3つをしっかりと対策していきましょう。
4転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。 「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。 例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。 更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。 そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。 ※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。 担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。 コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。 この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。 そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。 企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。 企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。 優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。 以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。 上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。5【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。 転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。 登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。 例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。 正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。 事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。) 初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。 思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。 それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。 場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。 最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。 自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。 求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。 あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。 対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。 面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。 また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。 万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。 転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。 転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。6.転職サイトをより効果的に利用するための5ポイント
この章では、SIerの方が転職サイトを効果的に利用するためのポイントを5つご紹介します。
- 基本情報は空白が無いように記載する
- 質の高い職務経歴書をアップする
- 希望条件は広めに設定する
- スカウト機能の受信設定をする
- 気になる求人があったら早めに応募する
以下にて詳細をご説明しますが、転職エージェントに登録するために説明不要な方は、7章へスキップしてください。※7章:SIerの転職でよくあるQ&A9選 に飛びます。
6-1. 基本情報は空白が無いように記載する
以下のような基本情報は応募に必須、もしくは優位に働くことがあるので、空白が無いように記載をするようにしましょう。
- 氏名
- 電話番号
- 現住所
- 最終学歴
- 語学
- 資格
- 現(前)年収
- 職務経歴書
6-2. 質の高い職務経歴書をアップする
選考通過率や企業スカウトの受信率を向上させるためにも、質の高い職務経歴書をアップするようにしましょう。
また、「いきなり質の高い職務経歴書をアップすると言われても…」という方もいらっしゃるかと思いますが、転職サイトには職務経歴書のテンプレートがあることが多いので、そのような心配は不要です。
実際、テンプレートを活用すれば、手軽に企業からの反応が良い職務経歴書を作成することができますので、転職サイトに登録した際は、ぜひ活用してみてください。
なお、職務経歴書の書き方を詳しく知りたい方は、以下の記事にて詳細を記載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
6-3. 希望条件は広めに設定する
希望条件を広く設定することで、企業からのスカウトが受け取りやすくなったり、選考に通りやすくなります。
希望条件については選考過程ですり合わせを行うこともできるので、選考当初においてはなるべく希望条件を狭めないようにしておきましょう。
6-4. スカウト機能の受信設定をする
多くの転職サイトでは、スカウト機能を設定することで企業からのスカウトを受け取ることができます。
実際に、スカウト機能から内定につながった方も多くいますので、ぜひスカウト機能の受信設定をしてみてください
6-5. 気になる求人があったら早めに応募する
転職サイトを利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、転職活動は就職活動と違い、募集ポジションの枠が埋まった時点で募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
7. SIerの転職でよくあるQ&A10選
ではここで、SIerの転職でよくある質問に対して答えていきたいと思います。
Q1. SIerの将来性は?
SIer業界全体としては今後も堅調な成長が続くため、将来を悲観する必要はありません。
実際、SIerの生業である「システム開発サービス市場の中期推移」では、クラウドSI需要の高まりも影響し、2024年まで年平均成長率1.9%増の見込みです。
ただし、今後は利便性やコスト面からクラウド化が進むと予想されるため、これに対応できないSIerは厳しい状況に陥いりかねませんので、注意が必要です。
Q2. SIerと言われる企業はどんなところがあるの?
SIerと呼ばれる企業群は、主に以下3種類です。
代表企業も併せてご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。※当サイトにて企業別の転職対策ページがある代表企業に関しては、クリックすると該当ページに飛びます。
概要 | 代表企業 | |
メーカー系SIer | コンピューターメーカーの企業グループに属するSIer。親会社からの受託中心 |
|
ユーザー系SIer | メーカー系以外の企業グループに属するSIer。親会社からの受託中心 | |
独立系SIer | 特定の企業グループに属しないSIer。受託企業の幅は広い |
Q3. SIerの平均年収は?
平均年収は455万円で、IT系業種ではITコンサルティングと並んで最も高いです。(参考:doda 2020年12月)
業種 | 平均年収(全体) |
ITコンサルティング(1位) | 455万円 |
SIer(1位) | 455万円 |
ITベンダー(3位) | 449万円 |
通信/ISP/データセンター(4位) | 403万円 |
SIer転職をする際の年収は、これを基準に高い・安いを判断すると良いでしょう。
ただし、転職をする際は年収だけではなく、「仕事内容」「職場環境」から総合的に判断することは忘れないでください。
例えば、転職先企業の検討については以下のように丁寧にやることをおすすめします。
社名 | やりたい仕事 | 活躍の確度 | 社風の相性 | 年収 | 企業ブランド |
A社 | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
B社 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ |
C社 | ◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ |
※もっと丁寧にやるなら、軸に重要度を付けて、◎〇△でなく点数による定量評価をして総合評価する方法があります。
Q4. SIerとWeb系の違いは?
SIerとWeb系の違いを簡単にまとめると、以下になります。
SIer | Web系 | |
開発目的 | 顧客向け基幹システム開発 | 自社向けWebシステム開発 |
開発手法 | ウォーターフォール開発 | アジャイル開発 |
PJ期間 | 長期(大規模) | 短期(小規模) |
必要能力 | PMスキル | エンジニアスキル |
両者は同じIT業界に属してはいますが、それぞれ開発手法や必要能力が大きく異なるため、別物と考えた方が良いです。
将来のキャリアを考えるに当たって、大規模プロジェクトの責任者を担いたい方はSIerがおすすめですが、自ら手を動かしてサービス開発をされたい方はWeb系をおすすめします。
Q5. SIerはつまらないって本当?
結論、事務・調整の仕事にやりがいを感じられなければ、仕事がつまらないと感じるでしょう。
実際、SIerでの仕事は資料作成やPJのスケジュール管理・調整がメインのため、これらの仕事に魅力を惹かれない方には転職をおすすめできません。
エンジニアスキル向上を期待してSIerを志望される方もいますが、エンジニアスキルはほとんど身に付きませんので、留意しておいてください。
Q6. SIerからの転職先はどんなところがあるの?
SIerからの転職先は以下3通りです。※よくある転職理由も記載しております。
- ITコンサルタント:ITの力を生かして経営課題を解決したい
- Web系エンジニア:最新技術を用いてサービス開発をしたい
- 事業会社の社内SE:ワークライフバランスを重視したい
ぜひ参考にしてみてください。
Q7. 未経験からSIer転職するには?
未経験からのSIer転職では、以下3つのスキルが重視されます。
- 基礎的なビジネススキル:仕事のキャッチアップに必要
- ITリテラシー:仕事のキャッチアップに必要
- マネジメントスキル:PM職として活躍するために必要
未経験転職では、現職での実務経験を積むことで基礎的なビジネススキル・マネジメントスキルを身に付けつけつつ、ITリテラシーはプログラミング学習を通じて取得すると良いでしょう。
なお、資格については余力があった場合に取得するぐらいで十分です。※資格よりも、現職での実務経験の幅・質が重視されます。
強いて言うならば以下の資格がおすすめなので、参考にしてみてください。
- ITパスポート | IT業界に必要な基礎知識
- 基本情報技術者 | 基本的な情報処理技術の資格
- PMP | プロジェクトマネジメントに関する国際資格
Q8. SIer転職はどんな人が向いてる?
IT技術への興味があることを前提として、以下3つのスキルを持っている人が向いています。
- 論理的思考力:システム開発全般に必要
- コミュニケーション力:クライアント・協力会社との打ち合わせに必要
- プロジェクトマネジメント力:PM職に昇進するに当たって必要
現職でこれらのスキルを培ってこなかった方は、転職後に苦労することが予想されます。
Q9. SIer転職はいつまでにすれば良い?
結論、明確な区切りはありませんが、若ければ若いほど良いです。
なぜなら、SIer未経験だと0から企業が育てる必要があり、体力があり素直で吸収率も高い若手の方が育てやすいからです。
世間一般では、キリ良く29歳までというのが目安ですので、参考にしてください。
SIerの仕事に興味を持っている方は、早い段階から積極的に一歩踏み出すことをおすすめします。
Q10. 女性のSIer転職はどうなの?
女性の場合、出産・育児などのライフイベントを気にする企業が増えます。
これは、企業側が「あなたが結婚してやめてしまうのではないか」「育児と仕事を両立できるのか」などの不安を抱くことが多いためです。
そのため、採用者のそういった不安を取り除けるように、結婚・出産後も働く意思があることなどを書類や面接などでさりげなくアピールできると望ましいです。
8. SIer転職の必見ノウハウまとめ
ここでは、SIerでのSE職を目指す方が転職の時に必要なノウハウをご説明していきます。
SIer転職を考えている方に必見の内容ですので、ぜひ一度目を通してみてください。
なお、SIer転職の際にノウハウとしておさえておくべきは、以下の5つです。
- 履歴書・職務経歴書
- 面接
- 志望理由
- 自己PR
- 服装
この5つは、転職を成功させるためにも重要な項目となりますので、必ず押さえておいてください。
8-1. 履歴書・職務経歴書
まず、履歴書と職務経歴書では、用途・目的が違います。
その違いは以下の通りです。
履歴書の目的 | 職務経歴書の目的 |
内定後に保管するもの | 書類選考で使うもの |
そのため、履歴書・職務経歴書に実際に書く内容として、目的を理解し、それに沿う内容にすることが重要です。
履歴書の内容 | 職務経歴書の内容 |
人事情報として保管する内容を書く | 書類選考に合格できる内容を書く |
以上二つを紹介しましたが、職務経歴書は書類選考で非常に重要になるので、職務経歴書に重きをおいて書くようにしてください。
その際、必ず書いて欲しい事項が5つあります。
- 職務要約
- 職務経歴
- 活かせる経験・知識・能力
- 自己PR
- 志望動機
この5つを必ず書くようにしてください。
より詳しく知りたい方は、次の記事を一度読むことをおすすめします。
8-2. 面接
ここでは、SE転職する際によく聞かれる質問を3つ紹介します。
- なぜこの企業・職種を志望するのか
- 転職理由は何か
- 会社へどのように貢献できるか
以下で、回答例を示しますが、自分なりの回答を用意しておいてください。
なぜこの企業・職種を志望するのか
いわゆる志望動機は、SEに限らないのですが、どこの企業でも必ずといっていいほど聞かれます。
「9-2 志望理由」でお伝えした通り、3つのポイントを意識して、自分なりの回答をできるようにしておきましょう。
転職理由は何か
未経験からのSE転職では、面接の際に特に聞かれる質問です。
未経験からSE転職を目指した背景をしっかりと伝える必要があります。
会社へどのように貢献できるか
SE経験が未経験といえども、会社へどのように貢献できるかは必ず聞かれます。
例えば、以下のように現時点でのスキルアップの取り組みを答えても良いでしょう。
面接を成功させるたった一つのポイント
面接を成功させるたった一つのポイントは「PREP」を意識して回答することです。
PREPとは、まず結論を述べ(P)、次にその理由を伝え(R)、わかりやすく具体例を示し(E)、最後に再度結論を伝える(P)事で、自分の意見を効果的に相手に伝える回答フレームです。
質問への回答セオリー「PREP」
- 「P」Point:結論
- 「R」Reason:理由
- 「E」Example:例
- 「P」Point:結論
より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考に面接対策を進めてみてください。
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8-3. 志望理由
未経験SEの志望動機では以下のポイントを抑えれば、ライバルに差をつけられる志望動機が書けるようになります。
- 応募企業に惹かれている理由
- SEに惹かれている理由
- そこであなたが活躍できる根拠
この3つを抑えればいい志望動機が書きやすいです。ただし、注意点としては、前向きでない志望動機や転職理由は避けるということです。
「ITに触れてみたいから」「手に職をつけたいから」というものではなく、「貴社の、、、というビジョンに共感しました」「貴社の、、、という仕事内容に携わって成長し続けたいです」など前向きに労働意欲、成長意欲を見せられると相手に刺さります。
例文に頼るのはNG
例文に頼るのはおすすめしません。なぜなら、例文を使ってしまうと、バレてしまうだけでなく、あなたの意欲や人柄が伝わりきらないからです。
そのため、基本的に例文には頼らず、迷ったら転職エージェントの担当者に相談するところから始めましょう。
とはいえ、イメージをつけていただくために先ほどの3つの例を元に以下のように例文をまとめました。
ポイント | 志望動機例 |
1. 応募企業に惹かれている理由 | 「クライアントの根本的な課題を解決するシステム開発」に携われることに魅力を感じ、貴社を志望しました。 |
2. SEに惹かれている理由 | 私がSE職を志望する理由は、成長産業といわれるIT業界で、技術力をつけ社会貢献していきたいと考えているからです。 SEとして成長した後、出来上がった物をただ提供するのではなく、自分自身もIT化を進めていく側に回り、人材不足が深刻化しているIT業界で世の中により貢献できる人材になりたいと考えています。 |
3. そこであなたが活躍できる根拠 | 私は、3年間の法人営業経験において、常にお客様の気持ちに立って考えて行動し、お客様からの信頼関係を築いてきました。 また、最近ではプログラミング言語の学習だけでなく、実際にWebサイトを構築するなど実践的な学習を合計150時間行ってきました。 貴社では、3年間の法人経験で培ったお客様との「信頼構築力」を生かして、クライアントの根本的な課題を解決するSEとして貢献していきたいと思います。 |
このように、3つ全て考えてみて繋げるだけで、ライバルに差をつける志望動機が作れます。
8-4. 自己PR
自己PRについても志望動機と同様、例文に頼ってはいけません。
しかし、伝えるべきポイントは大体決まっていますので、その形に合わせて埋めていきましょう。
※こちらも悩んだら転職エージェントに相談すれば親身になってくれます。自分で解決できなさそうな時は以下のフレームワークを使ってみましょう。
①仕事内容で頑張ったこと、②その結果、③どんな強みを得たか、④次の職場ではどう活かせるかというポイントをまとめてみましょう。
フレームワーク | 自己PR例 |
1. 仕事内容 | 法人営業として3年間勤務をしてきました。 業務内容としては、既存クライアント5社への課題ヒアリングと、それに対するソリューション提案を行ってきました。 具体的には、自ら進んで自社サービス・他社サービスの好事例を勉強し、お客様の課題解決策を複数案考えました。 また、それに加えて先輩や他部署の方にもアイデアに対する助言をお願いすることで、お客様の困り事を解決する方法をブラッシュアップし、お客様へ提案してきました。 |
2. 結果 | その結果、部内売上3位とお客様満足度1位を獲得し、部長表彰も頂くことができました。 |
3. 得た強み | 相手の立場に立ってとことん考えることと、周囲の方を巻き込んで課題解決の方法を磨き込むことの大切さを知りました。 |
4. 次の職場に貢献できる事 | 相手の立場に立って一生懸命考えることと、周囲の方と良好な関係を築いた上で協力し合うことでお客様への課題解決を行い続けていきます。 |
もっと詳しくこのフレームワークについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
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8-5. 服装
服装は基本的にスーツで行くようにしましょう。
イメージとしては、男性・女性ともに以下のような落ち着きのある色のスーツを着ていくと良いです。
より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
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9. まとめ
これまで、SIer転職をする前に検討するべきことと、転職を成功させるためにするべきことを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントとは最終的に担当との相性ですが、どの転職エージェントを選ぶかによって失敗の確率を大きく下げることができます。
ぜひ、今回ご紹介した転職エージェント、転職サイトに登録をしてみてください。
おすすめの転職エージェント・転職サイトは以下の通りです。
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あなたの人生がより明るいものになることを心から祈っています。