「IT企業のランキングを知りたい」
「人気のIT企業へ転職するにはどうすればいい?」
と思っていませんか。
この記事では、大手・売上・年収・ホワイト・新卒就職・口コミといった項目ごとのIT企業ランキングを紹介します。
また、ランキング上位の人気IT企業の内定を勝ち取るコツも解説しますので、転職や就職の参考にしてください。
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すぐに詳しいランキングを見たい人は下記ボタンからスキップできます。
- 【大手・売上】IT企業ランキングTOP5
- 【ホワイト度】IT企業ランキングTOP10
- 【年収】IT企業ランキングTOP5
- 【転職の口コミ】IT企業ランキングTOP10
- 【就職の口コミ】IT企業ランキングTOP5
- 【世界企業】働きがいのあるIT企業ランキングTOP5
- 【メガベンチャー】IT企業ランキングTOP5
- 【領域別】IT企業ランキング
- 【特徴別】IT企業ランキング
- 人気IT企業に転職するには
- IT企業への転職におすすめの転職エージェント
- IT企業への就職におすすめの就活エージェント
- IT企業への転職でつまづく3つの理由と解決策
- IT企業やIT転職に関するよくある質問
- まとめ
【大手・売上】IT企業ランキングTOP5
大手のIT企業ランキングは以下の通りです。
なお、この記事では売上高を指標としてランキングしています。
順位 | 企業名 | 売上高 |
---|---|---|
1位 | 富士通 | 30,171億円 |
2位 | NEC | 29,940億円 |
3位 | NTTデータ | 23,187億円 |
4位 | 日立製作所 | 18,923億円 |
5位 | 大塚商会 | 5,266億円 |
〔出典〕2023年10月30日時点における各社最新期の有価証券報告書を参照
ランクインした各社について、概要を見ていきましょう。
富士通
富士通は1935年に、富士電機製造の話部所管業務から独立し、富士通信機製造として設立された企業です。
大手電機メーカーであり、情報処理システムやコンピュータ機器の製造・販売、通信システム設計など事業は多岐に渡ります。
今後は、今まで築いてきた知見や技術を用いて新たな価値を社会にもたらす事業に取り組んでいくようです。
たとえば、世界的に問題となっている温室効果ガスの排出量削減や、災害が起きた際の被害最小化など社会問題の解決に貢献していく方針です。
NEC
NEC(日本電気株式会社)は、住友グループの電機メーカーであり、日本を代表する大手企業です。
収益源は多岐にわたり、ハードウェアの製造はもちろん、システムインテグレーションといったICTインフラ整備にも力を入れています。
この先は、ヘルスケア事業としてAIなどを活用した個別化治療や総合的病院サポートへの事業拡大を視野に入れています。
加えて、カーボンニュートラル関連事業にも手を伸ばしていくようです。
オール電化などの普及などにより、今後も電力需要の拡大が続いていく見通しがたっています。
したがって、再生可能エネルギーを普及させることでエネルギー最適化を行い、産業界の資源生産性向上を目標に推進していくでしょう。
NTTデータ
NTTデータは、1988年に設立された日本大手のSIer企業です。
NTTグループにおいて主軸となる企業であり、富士通や日立製作所と並ぶ大手システムインテグレーターとして成長してきました。
IT技術を利用し、データ通信やシステム構築事業を行っています。
これまでの技術力を活用し、今後もさまざまな企業の情報システム企画や構築を請け負うでしょう。
さらに、2023年10月にはグローバル通信事業を営むNTT Limitedとグローバル持ち株会社であるNTT㈱をNTTデータの傘下に移管してグローバル事業を統合することを決定。
取り組みをグローバル全体で進めていくという戦略を定めています。
アプリ開発やコンサルティングのみに力を入れるのではなく、世界全体の企業システムや業界インフラを支え、顧客ニーズに対応していくでしょう。
日立製作所
日立製作所は、最大規模を誇る総合電機メーカーであり、東芝・三菱電機と並ぶ日本の大手企業です。
開発や設計、製造までを展開していることはもちろん、エネルギーや水分野、都市開発など幅広い事業を展開しており、技術力は海外でも高く評価されています。
IoTやデジタルトランスフォーメーションといった社会の波により、昨今の生活やビジネスは大きく変動し始めています。
日立製作所は、新たな社会の変革期に生まれる社会課題に、すばやく対応していきたいと考えているようです。
「プロダクト・システム」「制御・運用技術(OT)」「情報技術(IT)」といった技術力を一社で保有しているという強みを活かして、世界を代表するグローバルリーダーを目指しています。
大塚商会
大塚商会は、システムインテグレーション事業を展開し、国内最大級の売り上げを誇る企業です。
主な事業としては、企業に必要なシステムの開発・導入、およびハード機器商品の提供を行っています。
また、導入後のサポートも充実しており、「ソリューションプロバイダー」としてクライアントのIT活動を力強く支えています。
経済活動が復活している昨今において、業務効率化を目的としたデジタル化(AI・IoT、5G等)への早急な対応が企業に求められています。
それらを踏まえ、大塚商会では今後、企業のDX推進支援とともに、幅広いサービスを掛け合わせながら最新のソリューション提案を行う方針です。
たとえば、システムインテグレーション事業では、ドキュメントのデジタル化やワークフローの見直しなどを行い、企業のコスト削減や生産性向上を図っていく見通しです。
【ホワイト度】IT企業ランキングTOP10
ホワイト企業とは、従業員への待遇や福利厚生が充実し、法令遵守が徹底されている企業のことです。
その結果、離職率が低く、長く働きたい人にとって、ホワイト度は重要な指標となるでしょう。
ホワイト度が高いIT企業ランキングは以下の通りです。
企業の評判情報サイト「キャリコネ」に寄せられた口コミの「ホワイト度」をもとにしたランキングです。
口コミは投稿者の主観によるところが大きいですが、ホワイト度が高ければブラック要素が少ないという推測が成り立ちます。
順位 | 企業名 | ホワイト度 |
1位 | 4.3 | |
2位 | docomo | 4.1 |
3位 | NTT西日本 | 4.1 |
4位 | NTT東日本 | 4.0 |
5位 | エヌ・ティ・ティ・コムウェア | 4.0 |
6位 | NTT | 4.0 |
7位 | 三菱UFJインフォメーションテクノロジー | 4.0 |
8位 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ | 3.9 |
9位 | 日本マイクロソフト | 3.9 |
10位 | レバレジーズ | 3.9 |
〔出典〕キャリコネ|【IT】情報・通信業界の企業 ホワイト度ランキング.2023年10月6日閲読
【年収】IT企業ランキングTOP5
平均年収が高いIT企業ランキングは以下の通りです。
順位 | 企業名 | 平均年収 |
1位 | ジャストシステム | 1,198万円 |
2位 | 日本オラクル | 1,074万円 |
3位 | 電通国際情報サービス | 1,057万円 |
4位 | プラネット | 999万円 |
5位 | トレンドマイクロ | 942万円 |
〔出典〕2023年10月30日時点における各社最新期の有価証券報告書を参照
【転職の口コミ】IT企業ランキングTOP10
この章では、IT業界で働く幅広い年齢・業種・年収帯の方合計500人から口コミを調査した結果を元に、評判が良かった人気のIT企業を10社紹介します。
なお、人気企業を選定した判断軸は、大きく以下の3つです。
- 給与・福利厚生(待遇)
- 給与に不満はないか
- 福利厚生は整っているか
- 仕事のやりがい・成長実感
- 仕事のやりがいを感じられるか
- その仕事を通じて、自己成長を実感できるか
- 人間関係・社員の雰囲気
- 社内の風通しは良いか
- 職場の雰囲気は良いか
気になる企業があれば、ぜひご参照ください。
表は横にスクロールできます
順位 | 企業名 | 評価 | 売上高 | 平均年収 | 業務内容 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | ユーザベース(UZABASE) 転職ノウハウ | 8.9 | 160億6,300万円 | 760万円 | ビジネスデータのSPEEDA、SNS型ニュースのNews Picks運営。海外に集中投資 |
2位 | セールスフォース(salesforce) 転職ノウハウ | 8.7 | 3兆5,807億5,080万円* | 1,211万円 | CRMを中心としたクラウドコンピューティング・サービスを提供 |
3位 | Google 転職ノウハウ | 8.5 | 34兆9,337億8,000万円* | 1,594万円 | 米国の大手インターネット関連企業。IT関連製品とサービスを提供 |
4位 | シスコシステムズ(Cisco) 転職ノウハウ | 8.1 | 6兆7,549億4,670万円* | 1,320万円 | 米国大手でIPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開 |
5位 | メルカリ(mercari) 転職ノウハウ | 8.0 | 1,061億1,500万円 | 920万円 | スマホ向けフリマアプリ国内首位。販売手数料が収益柱。スマホ決済「メルペイ」など金融強化中 |
6位 | イグニス(IGNIS) 転職ノウハウ | 7.9 | 56億8,300万円 | 651万円 | 婚活サイトを運営。バーチャルライブアプリや医療向けなどVR関連事業の本格化を狙う |
7位 | ワンスター(ONE STAR) 転職ノウハウ | 7.9 | 142億円 | 485万円 | 単品リピート通販業界に特化したマーケティング企業。化粧品・健康食品をメインに支援 |
8位 | イトクロ 転職ノウハウ | 7.9 | 264憶ドル | 1,211万円 | 教育関連で国内首位の口コミポータルサイト。閲覧ユーザーの問い合わせ数に応じ塾等に課金 |
9位 | ゼロスピリッツ 転職ノウハウ | 7.8 | 4億9,000万円 | 542万円 | 生命保険系システムのPJを軸に事業成長を続けている |
10位 | DeNA 転職ノウハウ | 7.8 | 1,308億6,800万円 | 759万円 | ゲームSNSからスマホアプリに転換。任天堂との提携や、自動車・医療関連も手がける |
〔出典〕日本籍企業については、2023年10月30日時点における各社最新期の有価証券報告書を参照。
〔出典〕外資系非上場企業の平均年収については『OpenWork』による平均年収を参照。
*外資系非上場企業の売上高についてはセールスフォース、Google、シスコシステムズの決算発表を参照(2023年10月7日10:15 UTC時点の米ドル・日本円レートで換算。
新型コロナウイルスの影響に関わらず、IT企業は業績を伸ばし続けてきました。そうした好業績を受けて、IT企業の求人数および雇用需要は増え続けています。
日本だけではなく、世界のIT産業も増加傾向にあるため、海外に拠点を持つグローバルIT企業の活躍が目覚ましいことがランキングにも表れています。
また、日本のIT企業も海外へ足を伸ばし、事業拡大を狙う企業の人気が高いようです。一方、日本からスタートした企業の活躍も目覚ましいことも無視できません。
『メルカリ』や『イグニス』など、2010年代に設立された企業が、現在は大きな成長を遂げています。
婚活アプリやフリマアプリなど、スマートフォンに特化したアプリケーションを開発し、現代社会に求められている新しいサービスを提供する企業が高く評価される傾向にあるといえるでしょう。
【就職の口コミ】IT企業ランキングTOP5
この章では、「Rakutenみん就」が2023年卒業予定の学生を対象に行った調査を元に、新卒に人気のIT企業をランキング形式でまとめました。
このランキング調査は、「好き・嫌い」の人気度ではなく、2023年10月卒業予定の学生を対象に上記5つの魅力から人気度をはかったものです。
- 仕事の魅力
- 企業の魅力
- 雇用の魅力
- 社会的責任の魅力
- 採用活動の魅力
なお、Career Theoryでは、ランクインしている各企業について、各社の企業文化や実際の就労者の社に対する評価、各社が欲している人材などをまとめた就職情報記事を公開しています。
中途採用の志望者向けの記事ではあるものの、各企業が社員として求めている人材像や事業・就労環境などについて詳しく解説しているので、ぜひ就職活動の参考にしてみてください。
表は横にスクロールできます
順位 | 企業名 | 評価 | 売上高 | 平均年収 | 業務内容 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | NTTデータ 転職ノウハウ | 6.8 | 2兆5,519億円 (連結) | 852.1万円 | 日本トップクラスのSIer企業であり、NTTグループの中核を担う企業 |
2位 | 楽天グループ 転職ノウハウ | 7.3 | 1兆6,817億円 (連結) | 774.1万円 | 通販や通信回線など多岐にわたるサービス提供をし、FinTech事業やモバイル事業にも力をいれる企業 |
3位 | Sky 転職ノウハウ | 7.1 | 829.3億円 | 565万円 | 独立系ソフトウェア開発企業であり、デジタル複合機・モバイルなど幅広い分野でサービスを提供 |
4位 | SCSK 転職ノウハウ | 6.2 | 4,141.5億円 (連結) | 752.2万円 | 住商情報システムとCSKが合併して誕生した大手ITサービス企業。業種・業界を問わず8000社以上の企業を支援 |
5位 | 伊藤忠テクノソリューションズ 転職ノウハウ | 6.5 | 5,223.5億円 (連結) | 941万円 | 伊藤忠グループの大手システムインテグレーターで、特に情報通信分野のインフラ構築に強み |
〔出典〕楽天みん就:2023年卒 新卒就職人気企業ランキング 業界別ランキング,2023年10月21日閲覧.
〔出典〕上場企業の売上高・平均年収については、2023年10月25日時点における各社最新期の有価証券報告書を参照。
〔出典〕Sky㈱については、売上高を同社公式Webサイト、平均年収をOpenworkの平均値より取得。
多岐にわたるサービス提供を行っている企業が、就職先として高い人気を誇っています。
例えば、楽天グループはモバイル事業から金融事業まで、幅広く参入している企業です。
入社後に多くの事業に挑戦できるような大型企業が就職先として人気といえるでしょう。
同時に、年収や事業規模が日本トップクラスの企業がランキング上位を占めていることから、就活生は安定感を求めているといえます。
安定感のある企業は人材の定着率も高い傾向にあり、上記ランキングのようなネームバリューのある企業は、就職先として高い人気を博しています。
【領域別】IT企業ランキング
この章では、領域別にIT企業ランキングをまとめました。
順に紹介していきますが、興味のある領域があればスキップしてご覧ください。
ハードウェア領域で人気IT企業ランキングTOP10
ハードウェア領域のIT企業ランキングは、以下の通りです。
表は横にスクロールできます
順位 | 企業名 | 評価 | 平均年収 | 業務内容 |
---|---|---|---|---|
1位 | アップル(Apple) 転職ノウハウ | 7.1 | 588万円 | 米国のIT機器大手。各種端末のデザイン・製造・販売に従事。 |
2位 | パナソニック 転職ノウハウ | 6.8 | 744万円 | CRMを中心としたクラウドコンピューティング・サービスを提供 |
3位 | IBM 転職ノウハウ | 6.8 | 910万円 | 米国のIT大手企業。主にコンピュータ関連製品とITコンサルティング事業を展開。 |
4位 | レノボジャパン 転職ノウハウ | 6.7 | 1,069万円 | レノボによるIBMのPC事業買収に伴い、日本法人として発足。 |
5位 | 日本hp 転職ノウハウ | 6.5 | 730万円 | 米国大手のコンピュータ・IT企業。HPの分社化によりエンタープライズ事業に従事。 |
6位 | 日立製作所 転職ノウハウ | 6.3 | 897万円 | 日本最大手の電機メーカー。「電力・エネルギー」「産業・流通・水」「アーバン」「金融・公共ヘルスケア」の4事業に注力。 |
7位 | 富士通 転職ノウハウ | 6.2 | 865万円 | ITサービス、サーバーで国内首位。官公庁・金融・流通向けが多い。 |
8位 | NEC 転職ノウハウ | 6.2 | 814万円 | 官公庁・企業向けITサービス大手。通信インフラ国内首位。 |
9位 | 東芝 転職ノウハウ | 6.1 | 867万円 | 総合電機大手。メモリ売却で再建図る |
10位 | シャープ 転職ノウハウ | 5.7 | 743万円 | 電機大手。16年8月、台湾・鴻海精密工業の子会社に |
〔出典〕日本籍企業については、2023年10月30日時点における各社最新期の有価証券報告書を参照。
〔出典〕外資系非上場企業の平均年収については、『OpenWork』による平均年収を参照。
ハードウェアとは、私たちが日常で利用しているパソコンやスマートフォンを指します。
さまざまなハードウェア製品が高度化していく現代で、主に製造・販売に携わるのがIT業界におけるハードウェア領域です。
昨今は、ソフトウェアとITサービス領域が顕著に成長していますが、ハードウェア領域もIT業界で大きな割合を占める領域であることは間違いありません。
性能の高いソフトウェアや需要のあるITサービスには、それらを搭載するハードウェアが不可欠です。
他のIT領域が成長を続ける限り、IT業界の基盤であるハードウェア領域の需要も常に高いといえるでしょう。
ランキングでは、端末の製造・販売のみに特化した企業ではなく、クラウドサービスやコンサルティング事業など、他の事業にも大きく発展している企業が上位であることがわかります。
海外発のグローバルメーカーはもちろん人気ですが、ランキング結果からは日本企業も魅力度が高いことがうかがえます。
ソフトウェア領域での人気IT企業ランキングTOP10
ソフトウェア領域のIT企業ランキングは、以下の通りです。
表は横にスクロールできます
順位 | 企業名 | 評価 | 平均年収 | 業務内容 |
---|---|---|---|---|
1位 | ユーザベース(UZABASE) 転職ノウハウ | 8.9 | 760万円 | ビジネスデータのSPEEDA、SNS型ニュースのNews Picks運営。海外に集中投資 |
2位 | セールスフォース 転職ノウハウ | 8.7 | 1,211万円 | CRMを中心としたクラウドコンピューティング・サービスを提供 |
3位 | Google 転職ノウハウ | 8.5 | 1,594万円 | 米国の大手インターネット関連企業。IT関連製品とサービスを提供 |
4位 | シスコシステムズ 転職ノウハウ | 8.1 | 1,320万円 | 米国大手でIPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開 |
5位 | アークシステム 転職ノウハウ | 8.1 | 750万円 | 独立系システムインテグレーター。大手企業を中心にプライムの立場でITソリューションを提供。 |
6位 | 日本マイクロソフト 転職ノウハウ | 7.5 | 1,275万円 | 米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウェアを提供。 |
7位 | Sansan 転職ノウハウ | 7.4 | 621万円 | クラウド型名刺管理の法人向けサービス草分け。個人向けビジネスSNS「Eight」も展開 |
8位 | freee 転職ノウハウ | 7.4 | 706万円 | クラウド型会計・人事労務ソフトを開発。自動化機能に特徴 |
9位 | SAP 転職ノウハウ | 7.1 | 1,068万円 | ドイツのソフトウェア企業。ビジネスソフトウェアの提供に従事。 |
10位 | マネーフォワード 転職ノウハウ | 6.8 | 648万円 | 個人向け家計簿アプリ「マネーフォワード」と法人向けの「MFクラウド」シリーズが2本柱 |
〔出典〕日本籍企業については、2023年10月30日時点における各社最新期の有価証券報告書を参照
〔出典〕外資系非上場企業の平均年収については、『OpenWork』による平均年収を参照
ソフトウェア領域とは、ハードウェアを動作させるためのプログラム「ソフトウェア」を開発する領域です。
主に、OSやアプリケーションといったソフトウェアがあげられます。
ソフトウェア領域は、特定サービス産業のなかで大きな割合を占めています。
また、新型コロナウイルスの影響もあり、ソフトウェア領域の需要は高まっていく一方です。
例えば、テレワークを導入する企業が増えたことから、オフィス外から社内サーバーへ接続する際に、高い安全性を確保できる技術が求められました。
ソフトウェア領域の企業は、セキュリティ関連ソフトウェアの開発などを行い、時代の変化と共に生まれる新たな問題を解決しています。
ランキングには、日本のIT企業よりも外資系IT企業のノミネートが目立ちます。
1章で紹介した総合ランキングで上位に位置していた企業がランクインしていることから、ソフトウェア領域が転職市場で人気であることがうかがえます。
上位企業には、既存事業を活かし、DXサービスやクラウドサービス事業に足を伸ばしている企業が多くランクインしています。
ハードウェア領域と同様に、ソフトウェア領域においても他の領域へも事業を展開している企業が活躍しているといえるでしょう。
情報処理サービス領域での人気IT企業ランキングTOP10
情報処理サービス領域のIT記号ランキングは以下の通りです。
表は横にスクロールできます
順位 | 企業名 | 評価 | 平均年収 | 業務内容 |
---|---|---|---|---|
1位 | ゼロスピリッツ 転職ノウハウ | 7.8 | 542万円 | 生命保険系システムのプロジェクトを軸に事業成長を続けているSIer企業。大規模な開発案件が中心 |
2位 | 日鉄ソリューションズ 転職ノウハウ | 6.9 | 845万円 | システム構築大手。日鉄系だが依存度2割。製造業に強い。 |
3位 | リクルートテクノロジーズ 転職ノウハウ | 6.8 | 710万円 | リクルートグループ全体のシステムを統括。IT・ネットマーケティング領域に強みを持つ。 |
4位 | NTTデータ 転職ノウハウ | 6.8 | 852万円 | NTT傘下のSI専業最大手。省庁、金融機関に強い。米デルのITサービス企業を16年買収 |
5位 | 伊藤忠テクノソリューションズ 転職ノウハウ | 6.5 | 941万円 | 伊藤忠系SI。海外IT機器の販売を出発点にソフト、サービスに注力。通信事業者向けが主力 |
6位 | 東京海上日動システムズ 転職ノウハウ | 6.2 | 773万円 | 東京海上日動傘下のSI。損害保険系システムのプロジェクトを軸に事業を行っている。 |
7位 | SCSK 転職ノウハウ | 6.2 | 753万円 | ITサービス大手。11年に住商情報システムがCSKを吸収。車載・AIを戦略分野に位置づけ |
8位 | BIPROGY 転職ノウハウ | 6.0 | 809万円 | SI大手。12年から大日本印刷の資本下に。金融中心に空運、流通など幅広い業種と取引 |
9位 | TIS 転職ノウハウ | 5.9 | 717万円 | 独立系SI大手。クレジットカードなど決済向け強い。傘下に旧コマツ・旭化成系システム企業 |
10位 | 日立システムズ 転職ノウハウ | 5.6 | 614万円 | 日立製作所が100%出資のSI企業。日立ソリューションズと共に日立グループの情報通信分野の中核を担う。 |
〔出典〕日本籍企業については、2023年10月30日時点における各社最新期の有価証券報告書を参照。外資系非上場企業の平均年収については、『OpenWork』による平均年収を参照。
※ リクルート㈱の総合評価・平均年収は、2021年4月1日付で吸収合併されたIT事業企業の㈱リクルートテクノロジーズのデータで算出。
情報処理サービス領域では、業務をスムーズに進められるようなシステムの企画・設計・開発などを行っています。
さまざまな企業・事業者や自治体の課題を分析し、組織が求める「情報システム」を開発し、業務効率化を目指す役割です。
たとえば、電子決済などの日常で利用しているサービスは、情報処理領域がシステムを支えることで、初めて機能しています。
先端IT技術である、AI(人工知能)やビッグデータ活用の技術向上に伴い、情報サービスが力を発揮する場は今後活発に拡大していく見込みです。
需要拡大の一方で、みずほ情報総研株式会社の調査では、IT人材は不足していくと予想されています。
同調査によれば、2030年時点のIT人材に対する需要は供給を大幅に上回り、少なくとも16万人、多い場合は79万人のギャップが生じると言われています。(みずほ情報総研:IT人材需給に関する調査,2019.p. 20)。
今後の発展が見込まれる領域であることから、情報サービス領域の人材は需要が増加していくでしょう。
情報処理サービス領域のランキングには、日本で根強く発展を遂げてきた企業が多いです。
加えて、軸となるプロジェクトやビジネスを持ちながらも発展を続ける企業が人気であるといえます。
例えば、リクルートテクノロジーズ(現在は㈱リクルートに吸収合併)は、グループのビジネスを成長させるために、IT・ネットマーケティング領域の展開を行なってきました。
新しいソリューションを構築し、事業成長を続ける企業が上位にランクインしています。
インターネット領域での人気IT企業ランキングTOP10
インターネット領域のIT企業ランキングは以下の通りです。
ああああ
表は横にスクロールできます
順位 | 企業名 | 評価 | 平均年収 | 業務内容 |
---|---|---|---|---|
1位 | メルカリ 転職ノウハウ | 8.0 | 920万円 | スマホ向けフリマアプリ国内首位。販売手数料が収益柱。スマホ決済「メルペイ」など金融強化中。 |
2位 | イグニス 転職ノウハウ | 7.9 | 651万円 | 婚活サイトを運営。バーチャルライブアプリや医療向けなどVR関連事業の本格化を狙う |
3位 | ワンスター 転職ノウハウ | 7.9 | 485万円 | 単品リピート通販業界に特化したマーケティング企業。化粧品通販、健康食品通販企業をメインに支援 |
4位 | イトクロ 転職ノウハウ | 7.9 | 496万円 | 教育関連で国内首位の口コミポータルサイト。閲覧ユーザーの問い合わせ数に応じ塾等に課金 |
5位 | DeNA 転職ノウハウ | 7.8 | 759万円 | ゲームSNSからスマホアプリに転換。任天堂と提携。自動車、医療関連も。 |
6位 | サイバーエージェント 転職ノウハウ | 7.7 | 771万円 | ネット広告代理業が祖業。スマホサービス、ゲーム展開。ネットテレビ局「アベマTV」育成中 |
7位 | ランサーズ 転職ノウハウ | 7.5 | 465万円 | 2008年創業。企業にフリーランス人材をあっせんするプラットフォーム「ランサーズ」運営 |
8位 | LIFULL 転職ノウハウ | 7.3 | 741万円 | 不動産情報検索サイト「ホームズ」を運営、掲載物件数で首位。トロビット社買収で国際展開加速 |
9位 | 楽天 転職ノウハウ | 7.3 | 774万円 | ネット通販で国内双璧。金融、旅行など総合路線。社内英語公用化。19年に携帯電話事業参入へ |
10位 | はてな 転職ノウハウ | 7.1 | 600万円 | 運営する「はてなブログ」で広告獲得。企業サイト向けシステム、コンテンツ提供が利益支える |
〔出典〕日本籍企業については、2023年10月30日時点における各社最新期の有価証券報告書を参照。
〔出典〕外資系非上場企業の平均年収については、『OpenWork』による平均年収を参照。
インターネット領域とは、WebサイトやSNS、アプリといったインターネットを介したサービスの構築・開発・提供を行う企業です。
手がけるサービスは、SNSやニュースサイトといったメディア、Eコマース、アプリゲームの開発まで、事業内容は多岐にわたります。
外出自粛などといったコロナ禍における生活様式の変化はインターネットの利用者増加につながり、インターネット領域にとって追い風となりました。
今後もさらに大きな発展を遂げるでしょう
DX推進が進んでいることから、インターネットを経由したサービス提供へ事業拡大を行う企業が増加傾向にあります。
デジタルマーケティングの需要拡大が続く限り、インターネット領域の成長が著しいことは間違いありません。
ランキングには、時代を先取りし、新たな事業に挑戦し続けている企業が多くランクインしました。
領域内における特定サービスの最先端を走り続けてきた企業が高評価を得ているといえます。
たとえば、メルカリはインターネットオークションが主流だった時代に、フリーマーケットアプリを展開し、業界に新たな風を吹かせたことで有名です。
安定的に事業を継続しながらも、自社の現状に満足せず、新たな挑戦を続ける企業が上位にランクインしているといえるでしょう。
【世界企業】働きがいのあるIT企業ランキングTOP5
世界企業(グローバル企業)のIT企業ランキングは以下の通りです。
転職・就職のための口コミ共有サイト「Openwork」のデータをもとに、働きがいのある世界のIT企業ランキングを作成しました。
順位 | 企業名 | 社員による企業評価スコア |
1位 | 4.78 | |
2位 | セールスフォース | 4.60 |
3位 | マイクロソフト | 4.44 |
4位 | シスコシステムズ | 4.43 |
5位 | Apple | 4.13 |
〔出典〕openwork|働きがいのある企業ランキング2022,2023年10月28日閲覧.
Googleは、Alphabet Inc.の子会社であり、インターネット関連サービスと製品に特化した企業です。
世界最大の検索エンジン、オンライン広告、ソフトウェアやハードウェア関連事業を手広く展開しています。
さまざまな事業の中で、メインの収益源は検索エンジンによる広告収入で間違いないでしょう。
YouTubeなどの動画配信サイトの利用者増加による広告収益増加や、検索エンジンが唯一無二の地位を確立したことなどが、業績を伸ばした要素となっています。
昨今では、ソフトウェアサービスだけではなく、ハードウェア領域にも展開しています。>Google PixelやAndoroid端末といった Googleデバイスを販売し、Appleに対抗できるほどの売り上げをあげています。
Googleは、最新技術を素早く確保することで業績を伸ばしてきました。
将来競合となる可能性が高い最新技術を持つ企業は事業規模が小さくても買収しています。買収することで、競合となり得る芽を摘み、事業領域を拡大しているのです。
Googleが買収し、サービスとして展開しているYoutubeやUrchin(現Google Analytics)などが、現在目覚ましい発展を遂げていることが成功の証拠といえるでしょう。
セールスフォース
セールスフォース(英:Salesforce, Inc.) は、顧客関連情報を管理する(CRM)クラウドコンピューティング・サービスを提供する企業です。
クラウドプラットフォームやアプリケーションをインターネット経由で提供しています。
Salesforceは、「顧客管理ソリューションシステム」であり、顧客情報をまとめて管理できるツールです。営業活動を行う際に必要な顧客情報を共有できます。
職場に合わせたカスタマイズが可能であるため、業務を円滑に進めることができるでしょう。
現在セールスフォースでは、事業投資としてスタートアップ企業へ積極的に投資を行っています。
提供しているサービス(CRM)には、類似製品が多数存在するため、優位性を保つことが不可欠です。
したがって、ソフトを拡充し、利便性向上に努めるために、現在のCRMと連携できるソフトを開発中のスタートアップ企業への投資を行っています。
幅広いソフト開発企業との結びつきを持つことで、自社の優位性を保つことに繋げているのです。
また、セールスフォースは日本における事業拡大にも積極的です。
日本事業強化の一つとして、日本のスタートアップ企業への支援を行っているため、今後の事業拡大が見込まれます。
マイクロソフト
マイクロソフトは、ビル・ゲイツ氏とポール・アレン氏が創業した、ソフトウェア開発・販売を行う企業です。
主な事業内容として、ソフトウェア開発・販売の他に、クラウドサービスやデバイスの営業・マーケティングなど多岐にわたります。
「Microsoft Azure」「Microsoft 365」「Microsoft Dynamics 365」といった革新的な製品を発表している、世界最大の有名ソフトウェアベンダーです。
現在は、ITインフラ(サーバーやネットワーク)をクラウド上で提供する「Azure(アジュール)」や職場コミュニケーションアプリ「Teams(チームズ)」といったクラウド関連事業の売上全体比率が40%を占めており、事業売上は好調といえます。
「Microsoft Azure」はクラウドサービスであり、前述したITインフラだけでなく、IoTや人工知能の機械学習、データ分析などといった業務をクラウド上で行うためのプラットフォームとしても活用できるのです。
日本でも2拠点(東日本、西日本)が展開されており、国内でも多くのユーザーが利用しているサービスです。
企業のクラウド化は当たり前となっていくため、今後もマイクロソフトはクラウド事業を推進していくでしょう。
シスコシステムズ
シスコシステムズは、ネットワーク機器の市場で多くのシェアを持つ、世界最大のコンピュータネットワーク機器開発・販売企業です。
幅広いネットワーク機器を自社で研究・開発し、製造・販売まで行っています。
現在、シスコシステムズでは、サブスクリプション型ソフトウェアの売上高を伸ばすための取り組みを続けています。ソフトウェアの80%はサブスクリプションモデルで販売されているのが現状です。
また、新しいセキュリティ戦略として「シスコセキュリティクラウド」の開発・リリースを発表するなど、クラウド事業にも乗り出していることがわかります。
最高経営責任者(CEO)のチャック・ロビンス氏も、クラウドに注力していることを強調しています。
以前はシスコシステムズの存在を脅かすと考えられていたクラウドが、現在はビジネス全体に貢献しているようです。シスコシステムズは今後も変革を続ける企業といえるでしょう。
Apple
Appleは、スティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏が共同設立した、デジタル家電製品および関連ソフトウェアを開発・販売する企業です。
ハードウェア(iPhoneやiPad)、ソフトウェア・サービス(iOSやApple Store)など、幅広く事業を展開しています。
革新的な技術力を活かし、人々を魅了する洗練されたデザインの製品を数えきれないほど生み出してきました。
先ほどのGoogleと同様、Appleも最新技術への先行投資を行ってきました。必要な技術は早急に手にいれ、スピード感を持って世界に新たな驚きと感動を与え続けています。
しかし、近年では中国のBATHや米国のUber Technologyなどが競合となり、GAFAと並ぶ勢いで成長しているのです。
これまで通り、Appleを含むGAFAが次世代のビジネスを発見するのか、新興企業がGAFAに追いつくのか、IT業界の今後の動きに大きな影響を与えるでしょう。
Appleが、次のビジネスとして力を入れている事業は、自動運転です。この分野には、Apple・Google・Amazonがすでに参入しており、昨年の「自動運転Appleカー」に関する報道は世間を大きく驚かせました。
これからも世界中に大きな影響を与え続ける企業であることは間違いないでしょう。
【メガベンチャー】IT企業ランキングTOP5
メガベンチャーのIT企業ランキングは以下の通りです。
国内スタートアップの評価額ランキングをもとに、ITベンチャー企業の評価額ランキングを作成しました。
順位 | 企業名 | 評価額 | 事業内容 |
1位 | Preferred Networks | 3,539億円 | 機械学習・深層学習など最先端技術の実用化 |
2位 | GVE | 2,245億円 | CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)プラットフォームの開発 |
3位 | スマートニュース | 1,981億円 | ニュースアプリ「SmartNews」を提供 |
4位 | SmartHR | 1,731億円 | クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供 |
5位 | Mobility Technologies | 1,244億円 | タクシー配車アプリ「GO」を提供 |
〔出典〕STARTUP DB:国内スタートアップ評価額ランキング最新版(2023年10月),2023年10月28日閲覧.
Preferred Networks
株式会社Preferred Networksは、2014年に設立されたIoT分野やAI事業で必要なディープラーニングの研究と開発を行うスタートアップ企業です。
AIに人間の行動や知見を学ばせることをディープラーニングといい、ベンチャー企業でありながらも高く評価されています。
同社には、国際学生プログラミングコンテストや国際情報オリンピックなどで国際的に高く評価されている、世界トップクラスのエンジニアや研究員が多く在籍しているのです。
最先端の研究開発を進めると共に、今後は培ってきた技術をプロダクトやサービスとして実用化することが求められているでしょう。
したがって、製薬・エネルギー・ヘルスケアなど、幅広い業界に技術力を提供するために、高い能力を発揮しながら、学び続けられる人材を募集していることがうかがえます。
GVE
GVEは、2017年に法定通貨のデジタルプラットフォームを開発するためにフィンテックベンチャーとしてに設立されました。
人々が手軽にデジタル技術を活用できるようなデジタルトランスフォーメーション・プラットフォームの開発・運営を行う企業です。
デジタルプラットフォーム開発以外にも、ワクチンパスポートや電子カルテ、健康寿命を延ばすための事業など、幅広く事業推進をしています。
今後社会は、スマートフォン1つで生活が完結する社会となっていくでしょう。その際GVEは、セキュリティ対策の最大化が不可欠であると考えているのです。
保有している安全性の高い技術を活用し、世界最高のセキュリティーレベルを実現するDXプラットフォームを開発することで、全世界に影響を与える事業推進を行っていくでしょう。
個人情報の管理など、セキュリティ対策が不足している現状において、完璧な設計を行うことを目標としています。
スマートニュース
スマートニュースは、ニュースアプリ「SmartNews」を開発・運営する企業です。
ニュースアプリ「SmartNews」は、現在世界5,000万ダウンロードを超えるアプリとして成長しています。
従業員の半数はエンジニアであり、UIを意識したメディア運営やアプリの改善を日々進めているようです。
そのため同社では、世界中に散らばる多種多様な情報を最適化し、ニュースとしてユーザーに届けられる最も好ましいプロダクトデザインとは何かということが、常に議論され続けています。
たとえば、新型コロナウイルスにおいて問題となったワクチン接種に関して、接種可能時期などを通知する「ワクチンアラーム」と地域の接種可能施設を地図上に表示する「ワクチンマップ」を「SmartNews」の新機能として提供を行い、話題となりました。
さらにはニュースが社会に与える影響を最適かつ最大化するために、ニュースやメディアの研究を行う「スマートニュース メディア研究所」や、調査報道を行うジャーナリストやメディアの支援を行う「調査報道支援プログラム」などを進めています。
ニュースが果たすべき役割を考え続け、今後も拡大していく見通しです。
SmartHR
株式会社SmartHRは、クラウド人事労務ソフト「Smart HR」の開発・運営を行う企業です。
人事や労務管理で発生する複雑な業務を、シンプルな作業に変化させ効率化するサービスを提供しています。企業の課題解決を行い、人々が働きやすい環境を目指しているのです。
知名度の高い「Smart HR」ですが、現在市場のわずか1%にしか普及できていない状況です。
残りの99%の方々は、社会の非合理に悩んでいる可能性があるため、「Smart HR」を社会インフラとして成長させ、国内企業へ拡大していくという目標があるようです。
加えて、同社は「Smart HR」がサービスとしてまだ完璧ではなく、気づいていない課題があると考えています。
そのため同社が理想とするプロダクトとしての完成を目指し、今後も改善を重ねる方針です。
クライアントからの評価は高い一方、現状に満足せず既存事業の強化を進めていく姿勢に同社の強みがあります。
Mobility Technologies
株式会社Mobility Technologiesは、モビリティ関連事業を展開している企業です。
「日本交通株式会社」の関連企業であり、主にタクシー事業者に向けた配車システムの提供を行っています。
CMでお馴染みのタクシー配車アプリ「GO」を2020年にリリースしました。
Mobility Technologiesは「88年目のベンチャー企業」と呼ばれており、タクシー業界の先頭に立って、IT企業として挑戦を続けていることが特徴です。
たとえばハードウェア事業として、1万台以上の「タクシー専用のドライブレコーダー」を販売しています。
また、タクシーを広告媒体としてキャンペーンを行うなど、広告事業も展開しています。タクシーとITを掛け合わせ、モビリティ関連事業の未来を作る取り組みを推進しているといえます。
今後はタクシー産業から得た知見を活かして、交通不全の解決から得られるストレスの少ない未来を目指すことはもちろん、トラフィックデータ網を駆使して、他の領域にも展開を進めていく方針です。
【特徴別】IT企業ランキング
高収益率や急成長率、女性の働きやすさといった特徴別のIT企業ランキングを紹介します。
順番に紹介していきます。
【高収益率】IT企業ランキング
高収益率を実現しているIT企業ランキングは以下の通りです。
順位 | 企業名 | 収益率 | 企業概要 |
1位 | オービック | 45.3% | 統合業務ソフトウェア「OBIC7」シリーズの開発・提供 |
2位 | AI inside | 35.6% | 企業のAI導入を加速する、独自開発のAIを開発・提供 |
3位 | ユーザーローカル | 30.5% | ビッグデータ・AIを駆使したツールで2,000社以上のビジネスをサポート |
4位 | トビラシステムズ | 26.7% | 迷惑メールや電話をブロックするシステムの開発・提供 |
5位 | カナミックネットワーク | 26.1% | 医療・介護の多職種間連携システムの提供 |
〔出典〕業界動向サーチIT業界 利益率ランキング(2020-2021年),2023年10月7日閲読.
※ ここで言う収益率は、純利益率のこと
【急成長率】IT企業ランキング
『デロイトトーマツ』のデータをもとにした、急成長を遂げているIT企業ランキングは以下の通りです。
順位 | 企業名 | 急成長率 | 企業概要 |
1位 | BEL AIR | 2525.70% | 人材派遣管理システムjobsの販売 |
2位 | Sparty | 2327.60% | パーソナライズを基軸としたD2Cブランドの企画・販売 |
3位 | SheepMedical | 1660.90% | 歯科矯正用透明マウスピースおよび未病関連サービスの展開 |
4位 | AI inside | 932.50% | 企業のAI導入を加速する、独自開発のAIを開発・提供 |
5位 | ホープ | 796.20% | アプリやWebメディアの運営を通じて地域と行政をつなぐ |
〔出典〕デロイトトーマツ :デロイト トーマツ グループ、テクノロジー企業成長率ランキング「2021年 日本テクノロジー Fast 50」発表,2021年12月23日.
【女性の働きやすさ】IT企業ランキング
女性が働きやすいIT企業ランキングは以下の通りです。
口コミ共有サイト「openwork」を運営するオープンワークのデータをもとに、女性の成長環境が整っているIT企業ランキングを作成しました。
順位 | 企業名 | 女性社員からの評価 |
1位 | ダイバーシティの観点から近年、女性の管理職登用が推し進められている。女性のキャリアをサポートするメンターシステムも充実。 | |
2位 | セールスフォース | 企業の最重要価値にEquality(平等)を挙げており、女性も抜群に働きやすい。働きやすさに男女の差を感じない。 |
3位 | シスコシステムズ | 男女の差を感じることは皆無で優秀であれば機会も評価も公平に与えられる。在宅勤務が推奨されており、子育て世代も柔軟に勤務できる。 |
4位 | 野村総合研究所 | バリバリ働くことと育児を両立することは難しいが、産休・育休や子供の送り迎えで早帰りすることなどへの社内の理解はかなりある。 |
5位 | サイバーエージェント | 産休・育休は気兼ねなく取れて復帰もしやすい。復職時は担当人事がこまめに連絡をくれて、キャリアコンサルタントが配属可能な部署を提案してくれる。 |
〔出典〕Openwork:女性の成長環境がある企業ランキング,2023年10月14日付.
人気IT企業に転職するには
人気IT企業に転職するためには、IT業界やIT企業への理解を深め対策を練ることが重要です。
こちらでは人気IT企業に転職するためのポイントを紹介します。
IT業界の職種を知る
IT業界の職種は主に以下の4つです。
IT企業の職種
- 営業職
自社が手がけるITサービス導入を交渉する。自社のサービスや製品を深く理解することが求められるが、未経験でも比較的転職しやすい。
- マネジメント職
開発プロジェクトの進行管理を担い、予算・品質・納期に対して全責任を持つ。
- マーケティング職
自社のWebサイトのSEO対策を行いPV数をアップさせるWebマーケターや、データを分析して顧客の興味や将来的なニーズを予測するデータアナリストなどがいる。
- エンジニア職
IT関連の技術職。システムエンジニアやプログラマーなどが含まれる。
次に未経験でも転職しやすい職種を紹介します。
業界未経験でも転職しやすい職種
IT業界の職種のうち、未経験でも転職しやすいのは営業職とエンジニア職です。
営業職は自社サービスへの知識は必要となりますが、技術的な説明にはセールスエンジニアと呼ばれる技術職の人が担う企業も多いです。IT業界が未経験でも営業職経験があれば、転職しやすい職種です。
システムエンジニアやプログラマーなどエンジニア職は、デジタル化により需要が高まっており人手不足が深刻化しています。未経験者も採用して、研修制度を設けている企業も多く、未経験でも転職しやすい職種です。
一方、マネジメント職やマーケティング職は即戦力が求められるため、前職での経験がないと転職は難しいでしょう。
IT業界の転職で有利となる資格
IT企業への転職で有利となる資格は以下の通りです。
IT企業への転職で有利となる資格
- ITパスポート
ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験
- GAIQ
Googleアナリティクス個人認定資格のこと。Googleが提供するデータ解析ツール「Googleアナリティクス」についての習熟度を認定する。
- MOS
エクセルやワードなどマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格。
エンジニア職以外でも、ITに関する知識があることをアピールできるので取得することをおすすめします。
人気企業に転職するには転職エージェントの利用がおすすめ
転職しやすい職種を知ることや、資格を取得することは重要ですが、人気企業に転職するためには転職エージェントを利用するのが1番の近道です。
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことです。
IT業界に強みを持つ『レバテックキャリア』『ワークポート』などのエージェントもあり、IT業界に精通した担当者から転職のサポートを受けることができます。
応募を決めると、応募書類作成や面接対策もサポートしてくれるので安心です。転職先が決まるまで手厚いサポートが受けられます。
転職エージェントが無料で利用できる理由は、職場から紹介料を受け取って利益を上げる仕組みだからです。
求職者の入社が決まると、転職エージェントは企業から仲介料(年収の30%前後)を受けとっています。そのため、利用者側に料金は一切発生しないのです。
このように、転職エージェントは「紹介料を払ってでも優秀な人材を求めている」企業と、「希望条件に合った職場に転職したい」求職者をつないでくれるサービスとなっています。
転職エージェントのサポート内容をまとめると、主に下記6点です。
- キャリア相談
- 求人紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接のセッティング
- 給与交渉
このように、面倒な面接のセッティングや給与の交渉などを、転職エージェントは全て代わりに行ってくれます。
そのため、本番面接以外で企業と直接やりとりすることもほぼありません。
逆に、個人で転職活動を進める場合は上記をすべて自身でこなさなければなりませんので、転職する場合はできる限り活用するのが得策です。
基本的に無料で使えるサービスがほとんどですので、まずは気軽に登録してみるのがおすすめです。
IT企業への転職におすすめの転職エージェント
IT企業に強い転職エージェントランキングは以下の通りです。
転職エージェント | サービスの特徴 |
---|---|
1位:レバテックキャリア 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数:約1.7万件
|
2位:リクルートエージェント(IT) 公式サイトを見る 詳細を見る | IT公開求人数:約9万件
|
3位:Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数:約1.8万件
|
4位:ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数:約2.4万件
|
5位:TechStars Agent 公式サイトを見る 詳細を見る | 求人数:約1万件以上
|
※求人数:2023年10月6日時点
1位. レバテックキャリア
総合力
エンジニア転職では実績No.1。現時点でキャリアに自信のある方におすすめ。
求人の量・質
案件の質は極めて高い。レバテックキャリアでしか取り扱いのない案件も多数。
サポート力
IT・Web業界に特化した転職支援体制がある一方、ドライに対応されてしまうとの評判もある。
『レバテックキャリア』は、ITエンジニア専門の転職エージェントです。
ITエンジニアに特化しているので、職種や企業名だけでなく言語やクラウドなどのスキル、ツールから転職先を絞り込めます。
アドバイザーは年3,000回以上、企業を訪れて現場のリアルな情報を集めているので初回の提案での内定率が90%と高いマッチング率を誇ります。
エンジニア職での転職では必ず登録しておきたいエージェントです。
『レバテックキャリア』を利用した人からの口コミ&分析
求人の量としては、とても多かったと思います。 ベンチャーから大手まで、独占求人を多く持っているようで、他社では紹介してもらえなかった案件を多く紹介してもらいました。 また、紹介頂いた案件自体もエンジニアとしてのキャリアアップにつながるものばかりで、質の高さを感じました。 担当者のサポート体制は他社(大手3社)と比べても圧倒的に良かったです。 初回面談では自身の強み発見につながる鋭い質問を投げかけくれたり、真摯に今後のキャリア相談に乗って頂けました。 また、いざ選考に進んだ時は、企業別の面接対策も時間を作っていただき、みっちり対策をして頂きました。 他の転職エージェントと比べて、コンサルタントの質は圧倒的に高く感じました。 他社を含め、複数のコンサルタントの方々と面談しました。 レバテックキャリアでは単に仕事を変えるための転職ではなく、これまでの経験を活かしつつ今後のキャリア形成に役立つポジションを提案して頂き、コンサルタントの方々の質の高さを実感しました。 他のエージェントでは、これまでの経験の枠内でのポジションの紹介がほとんどであったため、エージェントそのものの取り組み姿勢が違うと実感しました。 他の転職エージェントも利用していましたが、書類選考で落とされてばっかりでうんざりしていました。 そんなときにエンジニア専門というレバテックを見つけて登録してみることに。 さすがエンジニア専門なだけあって、職務経歴書の添削が素晴らしかったです! 「今まで私が書いていたものは何だったんだろう…。」「どうして他の転職エージェントで指摘してくれなかったんだろう…。」と思うことがたくさんあって。 お陰で無事に書類選考も進めるようになって、自分に自信が持てるようになりました! 他の転職エージェントに登録していたときは、いざ面接に進んでも企業別の対策をして頂けずに面接本番を迎えていました。 結果、志望企業からことごとくお見送りされて…。非常に残念な思いをしていました。 そのような状況で、他の転職エージェントにも登録しようと思って登録したのがレバテックキャリアでした。 担当アドバイザーのKさんは、頭はキレるし、転職に関する知識は豊富でIT業界にも非常に詳しくて、本当に頼りになるなと初回面談で感じました。 また、選考が進んで志望企業の面接が控えている時には、企業別での模擬面接を徹底的に行って頂きました! 結果、第一志望の企業から内定を頂くことができ、感謝しても感謝しきれません!
アンケートからわかった! 『レバテックキャリア 』の特長まとめ
ITエンジニア専門の転職エージェントである『レバテックキャリア』。
アンケート調査からは、以下のような特長がわかります。
- 良質な非公開求人を多数保有
- IT業界に精通した担当者の質が高い
- IT・Web業界に特化した選考対策の質が高い
ITエンジニアに特化している『レバテックキャリア』では、企業の開発環境まで把握しています。
IT求人を豊富に保有しており、自社開発から上流工程まで自分の挑戦したい企業に転職できるのが魅力です。
IT業界に精通した担当者からサポートが受けられるので、エンジニア転職を考えている方は必ず登録しておきましょう。
2位. リクルートエージェント
総合力
求人数No.1で、全国どの職種への転職でもおすすめ
求人の量・質
公開求人数は16万件以上と圧倒的な多さ
サポート力
内定を勝ち取るための面接対策が充実している
『リクルートエージェント』は、Career Theory編集部が行った500人の転職経験者を対象とした調査では、総合評価第1位に輝いた最もおすすめの転職エージェントです。
求人数No.1の総合転職エージェントなので、IT企業に転職したい人も希望条件にピッタリ合った仕事が見つかりやすいです。
公開求人だけでも20万件以上、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人まで含めれば約47万件の求人情報を保有しており、主要な転職エージェントのなかでは求人数No. 1に位置しています(2023年10月時点)。
エージェント選びに悩んでいる場合は、まず1番にこの『リクルートエージェント』へ登録しましょう。
『リクルートエージェント』を利用した人からの口コミ&分析
転職の条件が首都圏から地方へのUターンだったため、年収的な意味での質はあきらめていた部分があったが、待遇面は現状維持できるような求人票を定期的に提示してもらえたため良かった。
結果的に、Uターン転職も成功し、年収も160万円上昇がかなったため、感謝をしている。
アンケートからわかった! 『リクルートエージェント』の特長まとめ
Career Theoryによる転職経験者満足度調査で堂々の1位となった『リクルートエージェント』。
アンケートからわかったサービスの特長は、次のような点にあると言えます。
- 豊富な求人数と担当者からの適切な紹介・提案
- 書類作成や面接練習など選考対策サポートの手厚さ
- 豊富な経験を活かした交渉力の高さ
全国どの職種をとっても求人が豊富なので、希望条件がいくつかある人や求人数の少ない職種に転職したい人にもおすすめです。
選考対策や企業との交渉など手厚いサポートが受けられるので、現職の勤務を続けながらの転職活動を進めていく上でも、有力な候補となることは間違いないでしょう。
3位. Geekly(ギークリー)
総合力
IT企業全般、特に専門職・技術職に強く利用者満足度は総じて高い
求人の量・質
IT企業のエンジニア・クリエイティブ職の求人数が非常に豊富。特にゲーム業界にはかなりの強み
サポート力
経験が浅くとも丁寧に支援してくれると好評。
『Geekly』は、IT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントで、特にゲーム業界への転職に強味があります。
実際、NTTデータやSmartHRなどIT企業ランキングで紹介したIT企業求人を多数保有しています。
エンジニアやクリエイターなどIT業界の専門知識やノウハウを持つコンサルタントが多く在籍しているのでIT業界に特化した対策が受けられるのも魅力です。
『Geekly』を利用した人からの口コミ&分析
IT・Web・ゲーム業界に強いというだけあって、求人数は非常に多くて魅力的でした。
自分の場合はずっと昔から長期インターンでゴリゴリやっていたタイプなので、年齢の割には経験があり、事業責任者としてWeb業界での転職を希望していたのですが、ちょうどいい求人を提案していただき、無事内定をいただきました。
求人数の多さが魅力的でした。
他にはリクルートエージェント(IT)やdodaなどに登録しましたが、一番良かったと思えたのはギークリーでした。
「ギークリー」を使って転職しました。
元々不動産系に携わっていて。Web業界は初めてだったのですが、様々な求人をご提案いただき、最終的にアフィリエイトサービスのアカウントプランナーとして採用されました。
面接の受け答えなど、どうすればいいのか不安だったのですが、電話などを通して何度も相談させていただき、上手い回答方法を一緒に作り上げてくださいました。
浪人からの院卒だったので、年齢の割にはエンジニアとしての経験が少なく、転職も不安だったのですが、職務経歴書から面接までずっと丁寧にサポートしていただき、何とか希望の会社から内定をいただくことができました。
キャリア相談、面接対策、職務経歴書の添削に関して非常に満足でした。
担当者は私の考えを整理してくれるのがうまく、無理に転職を進めるのでなく提案をしてくれました。
案件の量・質も良く、満足しています。
良い意味で、担当者に売り上げ意識が0でした。
今すぐの転職を考えておらず、現職でこのまま続けるか転職をするか悩んでいた段階だったのですが、相談の結果、しばらく頑張ってみることにしました。
その後、数ヶ月してから転職することになったのですが、その時はお世話になりました。
担当者は面白い人で、長期間の転職の心の支えになりました。
アンケートからわかった! 『geekly』の特長まとめ
IT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェント『Geekly』。
アンケートからわかったサービスの特長は、次のような点にあると言えます。
- Web系やゲーム領域の求人が豊富
- Web業界の知識・経験が浅くてもサポートしてくれる
- 無理に転職を勧めるのではなく相談にのってくれる
サーバーエンジニアやWebデザイナーなど細分化された職種ごとに専門コンサルタントが在籍していることがポイントです。
希望条件やスキルを考慮した上で最適な求人を提案し、IT・Web・ゲーム業界業界専門だからこその知見と理解力で転職をサポートしてくれるのでおすすめです。
4位. ワークポート
総合力
IT・Web系の求人を探している人は登録必須
求人の量・質
IT・Web系の求人に対して抜群の高評価。未経験向けの求人も豊富
サポート力
対応が早く急ぎの転職に向いている
『ワークポート』は、異業種からの未経験転職に強いエージェントです。
営業や事務、とくにIT業界の職種に強く、未経験歓迎のIT職種案件が豊富である点が優位ポイントです。
特にIT・Web業界には未経験可の求人も多く、若手のエンジニアも比較的多いとされているため、若手・未経験者の採用と育成を行った実績がある企業も多く、内定獲得や入社後の活躍見込みが高いと考えられます。
第二新卒・20代の若年層から支持を受けているサービスであるため、異業種への転職を希望している第二新卒はとくに、一度利用を検討してみましょう。
『ワークポート』を利用した人からの口コミ&分析
IT・Web業界の転職に強いとうたっているだけあって、担当者の業界知識は他社に比べて非常に優れていました。
また、ITはベンチャーから大手まで、独占求人を多く持っているようで、他社では紹介してもらえなかった案件、金融系から財閥系など老舗企業でのIT専門職を取り扱っており、案件の質も良かったです。
非公開求人がとても多いことに驚きました。
また、今回の転職でキャリアアップを目指していることを伝えたところ、企業に問い合わせをしながらポジションを模索してくれました。
企業とのつながりの深さと、そこからくる非公開求人の多さは素晴らしかったです。
厳しい条件で求人を探してもらいましたが、私の志向にマッチした求人をたくさん紹介頂いたので、非常に満足です。
「ワークポート」は、対応が極めて早くて驚きました。
実際、初回面談をした日のうちに20件、翌日に50件以上の案件が送られてきました。
また、メールへの返信も即日中にして頂けることが多く、非常に助かりました。
さすがはIT業界の老舗企業といわれるだけありますね。
容赦ないくらい案件を連打してくれるのが特徴でした。
駆け引きしながら出し惜しみしてくる他社エージェントに比べてスピード感があります。
面接の日取り調整なども圧倒的に早く、急ぎの転職を目指す方には非常におすすめです。
他に紹介してくださった就職先も似たような場所が何件かあり、求人数も多くて個人的にワークポートをお勧めします。
アンケートからわかった! 『ワークポート 』の特長まとめ
IT・Web業界に強みを持つ大手転職エージェントである『ワークポート』。
アンケート調査からは、以下のような特長がわかります。
- 圧倒的なスピード感で応募先選びをサポートしてくれる
- 求人企業との強力なコネクションで採用交渉も力強くアシスト
- IT・Web業界特化ならではの優れたアドバイザー陣
第二新卒者がエージェントを選ぶ際には、どちらかといえばあなたのことをリードしてくれる、積極的なサポートが売りのエージェントを選ぶべきです。
未経験や浅めのキャリアから中途採用市場に飛び込む場合には、転職ノウハウや業界研究・応募先企業の知見が不足していることがほとんどであり、こうした部分を独力でリサーチするよりも、プロフェッショナルである転職エージェントにお任せしてしまうほうが効率的です。
『ワークポート』が提供してくれる積極的な提案や業界知識は、若年キャリア層の弱みをうまくカバーし、キャリアアップへの大きな後押しとなってくれると期待できます。
5位.TechStars Agent
総合力
担当に当たり外れが少なく、書類作成や面接対策のサポートが充実しており、好評
求人の量・質
求人の量はリクルートに次いで多く、評価が高い。
サポート力
書類作成や面接対策のサポートが充実していると、評価が高い。
『TechStars Agent』は、IT・Web業界のエンジニア専門の転職エージェントです。
経験豊富なコンサルタントが多数在籍。専属のコンサルタントとなって、一人ひとりの求める条件に合った現実的な戦略を打ち出します。
短期離職者が0.45%と業界的に非常に低い数値となっており、転職希望者に合った求人が見付けられます。
1万件以上の求人からプロが戦略に基づいた選定をし、親身になって提案してくれるので安心です。
TechStars Agentのみで取り扱っている非公開求人もあるので、経験やスキルを活かしながら徹底的なサポートを求める方はぜひ、登録しておくとよいでしょう。
『TechStars Agent 』を利用した人からの口コミ&分析
壁打ち→PDCAを回す精度とタイミングが完璧だと感じました。厳しい話も、忖度なく正しくフィードバックしてもらえるのがありがたかったです。また、企業とのやり取りについても、こちらの意図を汲んで必要な言葉を補足してだいたおかげで円滑にコミュニケーションすることができ、大変助かりました。面接の日程調整はGoogleカレンダーを共有して管理していましが、面接前に欲しい情報が過不足なく、欲しいタイミングで手元にくることもとても良かったです!
働きながら転職活動する上での労力をかなり軽減していただきました。
特に沢山ある企業から自分に合った企業を探すのが大変だったので、ご担当の方が私を理解しれくれた上でおすすめを提案してもらえたのが大変助かりました。また、壁打ちなどに付き合ってもらったおかげで自分の動機もより固まり、最終的に複数の企業から内定をもらえたので、気持ちに余裕のある状態で内定先を決められました。
前回の転職活動では、内省⇔悩むという作業を何度も繰り返しましたが、とにかく手厚い自己分析サポートをしていただいたため、常に「私自身が今後どうキャリアを歩んでいくのか」「どんなところに辿り着きたいのか、自分がどうしたいか?」をブラさずに転職活動を進めることができました。おかげ様で、現在は成長スタートアップの執行役員として楽しくお仕事させていただいております!
アンケートからわかった! 『TechStars Agent 』の特長まとめ
IT・Web業界に強みを持つ大手転職エージェントである『TechStars Agent 』
アンケートからわかったサービスの特長は、次のような点にあると言えます。
- サポートが充実
- キャリア戦略のノウハウを幅広く保有している
- 担当者が的確なアドバイスをくれる
一人ひとりの求める理想に寄り添い、ミスマッチを防いで効率的にサポートしてくれる『TechStars Agent』。非公開の求人の取り扱いもあり、どなたにでもおすすめできます。
転職におけるキャリア戦略設計を親身になって相談から転職が決まった後までサポートしてくれるので、効率的に転職活動を進めたい方におすすめです。
IT企業への就職におすすめの就活エージェント
IT企業に強い就職エージェントランキングは以下の通りです。
IT企業に強い就職エージェント | ||
キャリアチケット 公式サイトを見る 詳細を見る | 量より質を重視して入社後のキャリア形成を見据えた就活支援を行う。業界研究、ES対策、グループディスカッションなど様々な就活セミナーを開催 | |
レバテックルーキー 公式サイトを見る 詳細を見る | ITエンジニアに特化した就活エージェント。ITエンジニアを15年以上支援してきたレバレジーズグループが運営。ベンチャー企業から大手企業まで紹介してくれる。 | |
リクナビ就職エージェント 公式サイトを見る 詳細を見る | 人材大手リクルートが運営する就職エージェント。求人の紹介以外にも業界研究やES作成、面接対策などのサポートをしてくれる。 | |
マイナビ新卒紹介 公式サイトを見る 詳細を見る | マイナビが運営する就職エージェント。キャリアアドバイザーが個別に面談を行い、志向や適正に合った求人を紹介。書類・面接対策などのセミナーも開催。 | |
2023年卒の学生14万人以上が利用した就職エージェント。5,500社以上の契約企業から厳選して紹介してもらえる。求人によってはES不要、面接回数減などの独自の応募枠があり最短2週間で内定。 |
キャリアチケット
『キャリアチケット』は、最短2週間での内定獲得実績のある就活サポートサービスです。※2021年度実績
量より質を意識しているサービスで、就活のプロがES添削・面談対策までしてくれるので、これからの就職活動に不安がある就活生におすすめです。
実際の就活生から一定支持されているサービスとなっています。
ネット上の口コミを見ていても、「サポートが手厚くてよかった」「良い企業を紹介してもらえた」など良い内容に関するものが多く寄せられていました。
このことから、総じて利用価値のある就活サービスだと結論付けることができるでしょう。
レバテックルーキー
『レバテックルーキー』は、レバテック株式会社が運営するITエンジニア特化型の新卒エージェントです。
長年IT業界に携わっているアドバイザーが、選考対策からポートフォリオの作り方まで、エンジニア就職に必要なすべてを徹底レクチャーしてくれます。
また、最短2週間で早期内定を得ることができるレバテックルーキー独自の非公開求人も魅力の1つです。
ITエンジニアに特化したサービス提供を行っていることもあり、総じて「優良企業への内定率が高い」と、エンジニア志望の就活生から高評価を得ています。
リクナビ就職エージェント
『リクナビ就職エージェント』は、株式会社リクルートが運営する新卒紹介サービスです。
人材業界最大手のリクルートが提供するサービスなので、様々な人気企業とのネットワークが他エージェントと比べて強く、紹介企業数が多いのが特徴です。
理系に精通したアドバイザーや体育会担当のアドバイザーなどが在籍しているので、文系学生・理系学生・体育会学生とどの学生にもおすすめできます。
マイナビ新卒紹介
『マイナビ新卒紹介』は、株式会社マイナビが提供している新卒学生向けの無料就職エージェントサービスです。
自分で求人を探すタイプの「マイナビ」とは違って、『マイナビ新卒紹介』の場合は担当のキャリアアドバイザーがあなたに合った求人を紹介してくれます。
同サービスでは、国内最大級の就活情報サイトである「マイナビ」にある膨大なデータベースを活用しているので、求人の質や量に関して文句はないでしょう。
doda新卒エージェント
『doda新卒エージェント』は、2023年卒の学生14万人以上が利用した就職エージェントです。
プロのキャリアアドバイザーがカウンセリングを行い、一人ひとりの強みや志向性、適性などを分析して就職の軸を一緒に明確にしてくれます。
dodaが紹介する求人の中にはES不要、面接回数減など独自の応募枠が設けられていることもあり、最短2週間のスピード内定も実現させています。
面接の合否理由が分かるので、次の選考に行かせるのも魅力です。
IT企業への転職でつまづく4つの理由と解決策
IT業界の転職でつまづく理由は以下4つです。
では、これら4つの理由と対策について、それぞれご説明していきます。
転職の必然性を考え抜いていない
まず、転職の必然性を考え抜いていない方は、転職でつまづくことが多いです。
というのも、企業側としても「活躍するイメージがわかない」「早期退職するリスクがある」と思われてしまうからです。
実際に、「将来どうありたいのか、これからなにがしたいのか」と「その企業、職種でできること」のバランスが釣り合っていないとモチベーションの面でも続きませんし、当然活躍することなんてできません。
内定獲得のためだけでなく、転職後の伸び代にも直結しますので、転職の必然性に関しては、明確に言語化しておくようにしましょう。
《解決策》
自己分析、キャリアの振り返りを行い、以下ポイントを具体化しておきましょう。
- 転職の目的・理由(なぜ転職したいのか)
- 転職後の将来像(仮に転職に成功したとして、5年後、10年後にどんな自分になっていたいか)
- 転職の必要性(今の企業では実現できないことなのか、必ず転職しなければいけないのか)
- 転職に求める条件(仕事内容・社風・年収など)
なお、自己分析の方法に関しては「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」コラム内でシート付きにてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
企業・職種に求められる能力を理解していない
自己分析に偏っている方にありがちな失敗です。
いくら自分の状況を客観的に整理できたからといって、企業・職種に求められる能力を理解していなければ、面接官に自身の活躍イメージを伝えることができません。
そのため、企業側から「活躍するイメージがわかない」と判断されて、お見送りになることも多いです。
転職活動は「相互理解」が肝となりますので、企業側の視点に立って分析も行うように意識しましょう。
《解決策》
「IT業界」に詳しい人から直接話を聞くことをおすすめします。
もし、周囲にIT業界に詳しい人がいない場合は、「転職エージェント」からも話を聞くことができますので、活用しましょう。
なお、話を聞く際には、自身が働いている姿が具体的にイメージができるように、業務内容や求められる仕事の質についてきめ細かく質問できるよう、質問項目の洗い出しを行いましょう。
質問項目の洗い出しに関しては、以下の逆質問例が使えますので、参考にしてみてください。
選考対策ができていない
いくら自分の軸や企業が求めるスキル・経験を持っていても、書類や面接で「自分を採用するメリット」を伝えることができないと、内定はもらえません。
転職活動では「自分が企業で活躍する人材である」と相手に納得してもらうことが必要です。
そのためにも、これまでに積み上げてきたご自身のスキル・経験をもとに、入社後「どんなことができるのか」「企業にどう貢献できるのか」を論理的に説明することが求められます。
《解決策》
書類対策と面接対策の2つが必要です。
一般的に、書類選考の通過率は25〜30%、面接通過率は30〜40%と言われていますが、事前準備をしなければ通過率が0%…もない話ではありません。
せっかく可能性があるのに、選考対策を怠ったことでお見送りにならないよう、事前準備は徹底的に行いましょう。
書類、面接それぞれの対策は、以下の記事にて詳しくまとめていますのでご確認ください。
◆書類・面接対策の詳しい解説
転職エージェントの選び方が間違っている
転職・就職エージェントを選ぶ際は、以下の3点に気をつけましょう。
point 1:求人数が多いかどうか
求人の質と量は、理想の職場に転職できるかどうかを左右する、重要な要素です。
登録者のみが閲覧・応募できる「非公開求人」を多く保有している転職サイトを利用すれば、さらに選択肢を増やせます。
「なるべく多くの候補の中から、自分の希望条件にぴったりの求人を選びたい」という方は、求人の質・量に強みのある転職サイトを選びましょう。
point 2:大手企業が運営しているかどうか
エージェントは大手企業が運営しているものを中心に利用しましょう。
大手企業が運営する転職サイト利用をおすすめする理由には
- 保有求人数が多く、登録するだけで選択肢を増やせる
- 支援実績が豊富で、選考通過に関する実用的なノウハウが蓄積されている
- 大手ほどサポート体制が整っている傾向にある
などがあります。
この記事で紹介した10社の転職・就職エージェントはどれも大手企業が運営しているので安心です。
point 3:利用者の口コミが良いかどうか
利用者の口コミから、そのサイトの提案力やサポート力を確認することができます。
特に
- 希望条件に合った求人を紹介してくれるのか
- 選考対策や退職準備などしっかりとサポートしてくれるのか
は必ず確認しましょう。
年代や希望する職場によっても、口コミは異なる場合もあります。口コミを確認して、自分に合った転職サイトを利用することでスムーズに転職活動を進めることができます。
IT企業やIT転職に関するよくある質問
最後にIT企業への転職、就職を考える人からよくある質問に答えていきます。
- Q1.IT企業への転職におすすめの転職エージェントはどこですか?
- Q2.東京のIT企業でおすすめはどこですか?
- Q3.IT企業の口コミ・評判はどうやって確認すれば良いですか?
- Q4.ホワイトなIT企業はどこですか?
- Q5.IT業界の将来性はどうですか?
- Q6.仕事をしているので電話での連絡は避けたいです
- Q7.転職エージェントの担当者と考え方が合わなかったら……と不安です
- Q8.勤務先・取引先にバレてしまいませんか?
- Q9.地方に住んでいるのですが、転職エージェントは利用できますか?
- Q10.転職エージェントは本当に無料なんですか?
Q1. IT企業への転職におすすめの転職エージェントはどこですか?
人気IT企業への「転職」におすすめの転職エージェントは下記です。
- 1位:レバテックキャリア
- 2位:リクルートエージェント(IT)
- 3位:ワークポート
詳しくは、IT企業への転職におすすめの転職エージェントで紹介しています。
また、人気IT企業への「就職」におすすめの就活エージェントは下記です。
- 1位:キャリアチケット
- 2位:レバテックルーキー
- 3位:リクナビ就職エージェント
詳しくは、IT企業への就職におすすめの就活エージェントで紹介しています。
Q2. 東京のIT企業でおすすめはどこですか?
IT企業の多くは東京に本社をおいています。実際に、【大手・売上】IT企業ランキングTOP5で紹介した人気のIT企業10社は全ての企業が東京に本社を置いています。
東京で働く場合はIT企業の選択肢には困らないので、自分に合う企業を選びましょう。
Q3. IT企業の口コミ・評判はどうやって確認すれば良いですか?
Q4.ホワイトなIT企業はどこですか?
ホワイト企業に明確な定義はなく、離職率の低さや給料の高さ、休日数の多さなど人によって条件が異なります。ベンチャー企業は離職率が高い、平均勤続年数が短い企業が多いですが、企業自体が業歴浅いため原理的に長期勤続者がいないことや、数年だけ在籍して実績獲得し独立というパターンが多く長期勤続されない優良企業もあるのです。
人によってホワイト企業に求める条件は異なり、離職率や勤続年数で一概に判断できるものではありません。まずは自分が転職先・就職先に何を求めるのかを明確にして、条件に合う職場を選びましょう。
Q5.IT業界の将来性はどうですか?
IT業界は将来性のある業界です。デジタル化によりIT人材需要が高まっており、未経験からでもT業界転職はしやすい傾向にあります。IT業界は他業界との掛け合わせで新たなビジネスが続々と誕生しており、無限の可能性を秘めています。(テクノロジーとの掛け合わせ、という意味で”クロステック”と呼ばれる)
クロステックの例
- 金融 × IT (フィンテック)
キャッシュレス決済、、資産運用ロボアドバイザー - 農業 × IT (アグリテック)
収穫作業のIoT化、作物の状態をAIで管理 - 教育 × IT (エドテック)
オンライン授業、e-learning
さらにIT業界は、市場の拡大(需要)に対して、人材(供給)が圧倒的に不足しています。IT・Web業界が急速の成長によりIT技術職の需要が拡大していますが、技術者の数は十分に増えておらず、需給バランスに偏りが生じているのです。
事実、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予測されています(経済産業省:2018年IT人材需給に関する調査(概要),2023年10月28日閲覧.)。
このような背景から、業界での働き手のニーズは向こう10年以上にわたって高いことが既定路線であり、将来性のある業界と言えます。
Q6.仕事をしているので電話での連絡は避けたいです
多くのエージェントは希望をすれば、メールやLINEのみで連絡を取ることができます。ただし、登録時の電話面談のみは行いましょう。電話面談は、担当者に自分の経歴や希望条件を伝え、転職活動の方向性を決める重要な機会です。
電話面談後は、メールのみでやり取りをすることも出来るので、初回の面談だけは30分程度時間をとって面談をすることをおすすめします。
Q7.転職エージェントの担当者と考え方が合わなかったら……と不安です
転職サイトでは、担当者をいつでも変更することができます。口コミの良い大手サイトでも、担当者によっては十分なサポートをしてくれなかったり、自分の性格とは合わないと感じることがあります。
多くの転職エージェントでは、変更フォームへの入力や総合窓口へ連絡すると、担当者を変更することができます。担当者の変更は珍しいことではないので、合わないと感じたらすぐに変更をお願いしてみてください。
Q8.勤務先・取引先にバレてしまいませんか?
ばれることは基本的にありません。転職エージェントに登録した段階で、あなたの登録した情報は「転職エージェントのキャリアアドバイザーと担当部署」だけが分かる状態となります。勤務先や取引先が仮に転職エージェントで人材を募集している場合でも、あなたの情報にアクセスすることはありません。
唯一バレる可能性としては、「会社のメールアドレスで転職エージェントに登録してしまった場合」です。なので転職エージェントへの登録は必ず個人のアドレスから行うようにしてください。
情報漏洩が気になるという方もいるかもしれませんが、滅多に起きないと考えて大丈夫です。大手転職エージェントでは、各社ともに個人情報を守るために万全の対策を行なっており、厳しい第三者機関の監査が定期的に入っているからです。
Q9.地方に住んでいるのですが、転職エージェントは利用できますか?
地方でも転職エージェントを利用することができます。大手転職エージェントは全国に相談会場を設け営業所を持っていたり、電話・Webでの面談を受け付けています。新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの転職エージェントは電話かビデオ電話で面談を行うため、特に困ることはありません。
地域に密着した求人情報を持っているエージェントもいるため、地方で転職を考えている人も安心です。
Q10.転職エージェントは本当に無料なんですか?
転職エージェントの利用は完全無料です。ただ、大手の中でも唯一例外なのが、『ビズリーチ』です。
ビズリーチは転職エージェントというより、スカウトサービスを受けられる転職サイトで、サービスを完全に利用するためには下記の料金がかかります。
- 年収600万円未満: 3,278円(税込)/30日間
- 年収600万円以上: 5,478円(税込)/30日間
有料の転職エージェントは存在しないので、安心して利用しましょう。
まとめ
人気のIT企業ランキングについて紹介しました。
紹介したIT企業はどの企業も非常に人気が高く、転職・就職する場合は入念な対策が必要です。
IT企業に転職するためには、求人探しや書類添削、面接練習などを転職活動に関する全ての工程でサポートしてくれる転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェント | サービスの特徴 |
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1位:レバテックキャリア 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数:約1.7万件
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2位:リクルートエージェント(IT) 公式サイトを見る 詳細を見る | IT公開求人数:約9万件
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3位:Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数:約1.8万件
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4位:ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数:約2.4万件
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5位:dodaエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数:約3.6万件
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※求人数:2023年10月6日時点
IT企業に就職したい学生も、ES添削や業界研究をサポートしてくれる就職エージェントを利用するのがおすすめです。
IT企業に強い就職エージェント | ||
キャリアチケット 公式サイトで登録 詳細を見る | 量より質を重視して入社後のキャリア形成を見据えた就活支援を行う。業界研究、ES対策、グループディスカッションなど様々な就活セミナーを開催 | |
レバテックルーキー 公式サイトで登録 詳細を見る | ITエンジニアに特化した就活エージェント。ITエンジニアを15年以上支援してきたレバレジーズグループが運営。ベンチャー企業から大手企業まで紹介してくれる。 | |
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マイナビ新卒紹介 公式サイトで登録 詳細を見る | マイナビが運営する就職エージェント。キャリアアドバイザーが個別に面談を行い、志向や適正に合った求人を紹介。書類・面接対策などのセミナーも開催。 | |
2023年卒の学生14万人以上が利用した就職エージェント。5,500社以上の契約企業から厳選して紹介してもらえる。求人によってはES不要、面接回数減などの独自の応募枠があり最短2週間で内定。 |
あなたが、自分にぴったりのIT企業を見つけられることを応援しています。
非公開求人の量と質に驚きました。
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最終的に、上場企業での新規サービス開発責任者として働くことを選択しましたが、様々な可能性を提案頂いたのは本当に助かりました。