「TechClipsエージェントはどんなサービスなの?」と『TechClipsエージェント』の特徴について気になっていませんか?
『TechClipsエージェント』を利用する転職活動者は多いですが、一社だけ転職エージェントを利用するだけのリスクも知っておかないと転職活動がうまくいかない場合もあるので注意が必要です。
このページでは、大手の転職エージェントを経て企業で中途採用を担当している私が、TechClipsエージェントに直接お話を聞いた内容をもとに下記5点を解説します。
1.TechClipsエージェントの4つの特徴
2.TechClipsエージェントはどんな人におすすめ?
3.TechClipsエージェントの利用法まとめ
4.TechClipsエージェント以外のおすすめ転職エージェント
5.TechClipsエージェントに関するQ&A
これを読めば、『TechClipsエージェント』に申し込むべきかわかるので、ぜひご覧ください。
1.TechClipsの4つの特徴
『TechClipsエージェント』は「notari」という企業が運営するITエンジニア専門の転職エージェントで、首都圏限定の高年収&高待遇に特化した求人を扱っています。
『TechClipsエージェント』には次の4つの特徴があります。
それぞれ紹介していきます。
特徴①高年収&高待遇に特化
『TechClipsエージェント』では年収500万円以上の紹介企業が82%を超えています。
現在、日本人全体の平均年収は約420万円なので、TechClipsエージェントを利用することで高確率であなたの年収が日本の平均以上になります。
※高待遇とは、給与が高いことを含め、家賃手当や寮完備など働くための条件が良いことを指します。
特徴②現役エンジニアがコンサルタント
『TechClipsエージェント』には、現役のエンジニア兼コンサルタントの担当者がいます。
これは技術やエンジニアに対する情報感度の高さに直結し、その情報感度の高さが、求職者や企業と向き合う際の判断精度を高め、④の特徴に繋がる要素です。
エンジニアの働く環境は変化が激しく、単なる技術だけでなく、ツールや開発運用体制、フローなども変わります。
現役エンジニアがコンサルタントであることで、普通のコンサルタントが理解できないところを理解できるため、求職者の強みを引き出し、企業へ紹介することができます。
特徴③エンジニアとしてのキャリアアップが可能
以下は『TechClipsエージェント』を利用した人が実現できたことです。
- サービスを自分で手掛けるために学べる環境に身を置くこと
- 大手企業に勤めること
- 派遣社員から正社員になること
『TechClipsエージェント』は個人情報の管理を徹底しているため実際の利用者のコメントは出せませんが、利用者はキャリアアップを果たしていることが分かりました。
特に、紹介先は事業会社に特化しているため、自社プロダクト開発に携わりたい人におすすめです。
TechClipsエージェントは大手企業の求人も豊富で、大きなプロジェクトで経験を積める可能性が高いです。
本来、エンジニア向けの「高年収&高待遇」な求人情報に出会うのはとても難しいとされていますが、『TechClipsエージェント』では、紹介先の役員クラスとの関係性が他エージェントよりも長けているため、大手企業や「高年収&高待遇」の求人を扱えています。
特徴④入社後半年以内のミスマッチ退職がゼロ
利用者と紹介先企業の間で、入社前からの認識の相違が無いため、利用者が入社後すぐに離職することがありません。
理由として、『TechClipsエージェント』が利用者の転職に非常に親身になって対応してくれることが挙げられます。
例えば、『TechClipsエージェント』独自の性格診断を用いて利用者の市場価値を正しく判断し、企業へ利用者を紹介するなど、企業へ高い精度をもって提案をしていることです。
「希望通りチャレンジできる環境に飛び込めた」など利用者と企業の間で、実際に業務内容にズレがなかったという声があるそうです。
2.TechClipsエージェントはどんな人におすすめ?
1章で紹介した特徴を元に考えると、『TechClipsエージェント』は次のような方におすすめです。
- エンジニアとしてスキルアップしたい人
- キャリアアップ、給与アップさせたい人
- エンジニアとして話が通じるコンサルタントを求めている人
- 休日でも自主的に勉強や開発に取り組んでいる人
転職エージェントは職歴と年齢が見合っていなかったり、転職回数が多すぎると紹介を断る場合があります。
しかし、『TechClipsエージェント』はキャリアをうまく形成してこれなかった人や、行き詰まりを感じている人に対しても親身にサポートすることをポリシーとしています。
他エージェントで断られてしまったり、満足のいく対応をしてもらえなかった人にもおすすめです。
3.TechClipsエージェントの利用法まとめ
『TechClipsエージェント』の利用法について、各ステップごとに説明します。
内定が決まるまでの流れは、下記の9つのステップに分かれています。
- Step 1.登録する
- Step 2.連絡が来る
- Step 3.面談を行う
- Step 4.求人紹介を受ける
- Step 5.職務経歴書の添削
- Step 6.応募する
- Step 7.面接対策を受ける
- Step 8.企業との面接を行う
- Step 9.内定と退職サポート
Step 1.登録する
『TechClipsエージェント』の公式ページから登録を行います。
登録の際は次の項目を入力します。
氏名・生年月日・性別・住所・電話番号・メールアドレス・自由記入欄
大体5分程度で完了します。
Step 2.連絡が来る
登録が終わると、当日のうちに担当の方から連絡があり、面談の日程を決めます。
「一週間経っても連絡がこない」ということが稀にあるようですが、申し込む際に入力した電話番号やメールアドレスの内容が間違っている可能性があります。その場合は、もう一度申込みしましょう。
『TechClipsエージェント』の面談は一都三県(東京・千葉・埼玉・神奈川)のみです。また、利用も一都三県に住んでいるか、転職で引っ越し予定がある方に限られています。
Step 3.面談を行う
カウンセリングや書類の添削等を現役のエンジニアが行ってくれます。
初回面談での話題で多いのは下記のような項目です。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、現役のエンジニアに意見をもらえば、考えがまとまっていき転職するべきかどうか判断できます。転職すべきとなった場合はStep4に進みましょう。
Step 4.求人紹介を受ける
『TechClipsエージェント』の面談が終わったら、あなたの希望に合いそうな求人をいくつか紹介してもらいます。
数十件、紹介される場合もありますが、後悔しないようにじっくり精査しましょう。
1つもエントリーしないで無反応でいると、紹介されなくなってしまう場合があるので、「もう少し年収が高めの求人がほしい」というように希望を伝えるようにしましょう。
以下、求人の例です。
Step 5.職務経歴書の添削
職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行います。
最高の職務経歴書を『TechClipsエージェント』と一緒に作り上げましょう。
職務経歴書の書き方について迷うことがある方は、こちらのページ「【【見本付き】職務経歴書の書き方に関する全知識」をご覧ください。
Step 6.応募する
選考書類が完成したら、『TechClipsエージェント』が最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、TechClipsエージェントが企業に伝えてくれます。
転職サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べるとエージェント経由は有利です。
ほとんどの場合、担当のコンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。推薦文については、担当者とあなたの間で認識のズレがないように、必ず自分で確認するようにしましょう。
例えば「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と聞くと良いです。
書いてあることが頼りなかったりすると、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
Step 7.面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえます。
Step 8.企業との面接を行う
面接の日時設定は『TechClipsエージェント』が全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、『TechClipsエージェント』が人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
それでも”面接が不安”という方は『プロ直伝!転職時の面接質問への本質的な対策と99の質問例』のページで面接の質問例や回答例などをPDFで載せているので、ぜひダウンロードしてください。
Step 9.内定と退職サポート
内定が出た後は、『TechClipsエージェント』が給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなどは、ノウハウを持っているので、迷うなら相談してみることをおすすめします。
4.TechClipsエージェント以外のおすすめ転職エージェント
『TechClipsエージェント』の特徴について紹介してきましたが、他の転職エージェントも合わせて登録することがおすすめです。
なぜ他のエージェントも登録した方が良いのか、また、おすすめの転職エージェントについて紹介します。
4-1.TechClipsエージェント以外も利用するべき2つの理由
TechClipsエージェント以外にも登録した方が良い理由は2つあります。
- 担当のキャリアアドバイザーが合わない場合があるから
- 独占案件をカバーできるから
それぞれ簡単に紹介します。
理由① 担当のキャリアアドバイザーが合わない場合があるから
2章でも紹介した通り、『TechClipsエージェント』にはキャリアアドバイザーが何人もおり、担当になった人がイマイチであったり、自分に合わない場合があります。
担当を変えることをお願いすることはできますが、業界や職種、地域等により変更が難しい場合があります。
複数の転職エージェントのスタッフと会ってみて、自分にマッチした人を探すのがベストです。
理由② 独占案件をカバーできるから
それぞれの転職エージェントには、そのエージェントでしか取り扱っていない「独占案件」が存在しているため、複数利用することでより多くの案件に応募することができます。
『TechClipsエージェント』は取り扱い求人が大手メインですが、必ずしも最高の求人を教えてくれるとは限りません。
複数の転職エージェントに登録して、最良の求人を見つけられるようにしましょう。
4-2.TechClipsエージェント以外のおすすめ転職エージェント
TechClipsエージェント以外でおすすめなのが次の3社です。
- レバテックキャリア|一番おすすめの転職エージェント
- マイナビIT AGENT|面倒見の良さに評判がある転職エージェント
- ワークポート|20代の求職者におすすめの転職エージェント
それぞれ紹介しますが、特におすすめなのがレバテックキャリアで、迷うなら『TechClipsエージェント』と合わせてここに登録することがおすすめです。
レバテックキャリア
『レバテックキャリア』は、エンジニア・クリエイターに特化した転職エージェントです。
IT・WEB業界を専門に転職支援を行っているため、担当者は業界情報に詳しく、技術や専門用語、希望の職場環境などを伝えるのも苦労しません。
また、年間7,000回以上の現場ヒアリングを実施しているため求人にはないリアルな情報から希望に合う求人を提案してもらえます。
「WEBエンジニア・クリエイター」の転職にはレバテックキャリアがおすすめです!
マイナビIT AGENT
『マイナビIT AGENT』は、中小企業の案件数が多いのが特徴です。
なぜなら、質はともかく「求人数」でリクルートを追い越そうと必死なため小さい企業にもしっかりと能動的に訪問・営業しているのです。
そのため、企業としてはガツガツしていないが、マイナビに営業されたためとりあえず載せたというゆるい中小企業の求人が多いです。
中小企業への転職も視野にいれているエンジニア、営業、Webマーケターの方は、登録しておくといいと思います。
ワークポート
『ワークポート』は、IT・WEB業界を始めとした各業界の求人を網羅的に扱う転職エージェントです。
IT・WEB業界が今ほど大きくない頃から、IT分野での転職サポートを行ってきた実績があり、その分企業との信頼関係を築いています。
求人数や取引企業数、転職サポート実績はトップクラスで、ワークポート経由でしか応募できない企業も少なくありません。
また、コンシェルジュ(転職サポートの担当者)の専門性が高く、業界・職種の知識を熟知した担当者がつく仕組みとなっています。
利用者からは「コンシェルジュの対応が非常に丁寧で、履歴書対策から面接対策まで徹底的につきあってくれた」との声が寄せられています。
未経験・第二新卒向けの求人を多く扱っている特徴もあるので、新たな業界に挑戦したいという方におすすめです。
5.TechClipsエージェントのQ&A
TechClipsエージェントについてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめてみました。
- 1.TechClipsエージェントはどの年齢層に強いですか?
- 2.TechClipsエージェントに断られる場合はありますか?
- 3.TechClipsエージェントはどこで面談を受けることになりますか?
- 4.電話で面談しても良いですか?
それぞれ紹介します。
5-1.TechClipsエージェントはどの年齢層に強いですか?
『TechClipsエージェント』の利用者の年齢層は次のようになっています。
- 20~25歳:5%
- 26~30歳:30%
- 31~35歳:30%
- 36~40歳:20%
- 41~45歳:10%
- 46~:5%
20代後半~40歳までの幅広い年齢層に強いといえるでしょう。
5-2.TechClipsエージェントに断られる場合はありますか?
次のような条件に当てはまる場合、『TechClipsエージェント』では仕事を紹介してもらえない場合があります。
- エンジニア経験者ではない・・未経験者の紹介はしていない
- 中卒で職歴なし・・大手の求人がメインなので経歴は重視される
- 転職回数が多すぎる・・同上
- 一都三県に転職を希望していない・・TechClipsエージェントが関東圏にしか対応していない
断られた場合は、『レバテックキャリア』など他の転職エージェントに申し込むなどしてみましょう。
5-3.TechClipsエージェントはどこで面談を受けることになりますか?
対面の面談は、『TechClipsエージェント』本社の渋谷で行われます。
しかし、都内であれば求職者の方の職場近くに出向くことも可能なようです。担当者の方と相談してみましょう。
通常、TechClipsエージェントは、下記の場所で面談を受けることになります。
場所 | 住所 | 最寄駅 |
東京本社(渋谷) | 東京都渋谷区渋谷2-12-11 渋谷KKビル8F | 渋谷駅より徒歩7分 |
時間が合わず、なかなか担当者と会えない場合は、電話での面談という形になります。
基本的に、『TechClipsエージェント』は求職者に時間を合わせてくれるので、平日、土日祝日を問わず面談を行えます。
また、面談の時間帯ですが、担当者に相談をすれば仕事終わりの時間帯でも合わせてくれます。
5-4.電話で面談しても良いですか?
電話で面談を受けることはできますが、次のようなデメリットがあります。
- スタッフの顔が見えず、信頼できるか不明
- 電話では事実確認にとどまり、深いアドバイスはもらえない
- 就職への熱意を伝えるのが難しい
対面の面談を受けた人の方が、電話で受けた人よりも大事に扱ってくれるそうです。
どうしても行けない場合に限り、電話面談にするようにしましょう。
さいごに
『TechClipsエージェント』の特徴について紹介してきましたが、いかがでしたか?
『TechClipsエージェント』は、現役エンジニアがコンサルタントの高収入&高待遇に特化した転職サービスです。
話が通じるコンサルタントを求めている方、エンジニアとして収入UP、スキルアップしたい方におすすめです。
また、他のエージェントにも登録することで、転職活動が円滑にすすむため、以下から2~3社登録しておきましょう。
- レバテックキャリア|一番おすすめの転職エージェント
- マイナビIT AGENT|面倒見の良さに評判がある転職エージェント
- ワークポート|20代の求職者におすすめの転職エージェント
このページが、皆様の転職にお役に立てることをお祈りします。