「看護師の転職サイトの紹介料って何?」
「無料で使えるのはどうして?」
紹介料とは、転職サイト経由で看護師の採用が決まった際に、病院からサイト側に支払われるお金のことです。
分かりやすく言うと、看護師と病院の間を取り持つ仲介料のようなものです。
転職サイトはこのような仕組みなので、看護師さんにお金がかかることはありません。無料で利用できます。
病院の支払う紹介手数料の相場としては、看護師の年収の20%程度で、平均76万円です。
この記事では、看護師の転職を支援してきた私が、転職サイトの仲介料について詳しく解説します。
編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。
左右にスクロールできます。
おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 公開求人数 | おすすめポイント |
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約5.9万件 |
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約4.6万件 |
| 約14.1万件 |
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〔求人数〕2023年1月5日時点
看護師向け転職サイトの紹介料に関する基礎知識
まずは看護師向け転職サイトの紹介料に関する基礎知識について解説していきます。
転職サイトが無料で使える仕組みや紹介料の相場をよく理解したうえで、安心してサービスを利用していきましょう!
転職サイトが無料で使えるのは紹介料のおかげ
転職サイトは「求職者を病院に紹介することで収益を上げる仕組み」になっています。
医療機関が一人看護師を採用するたびに、転職サイトは病院側から紹介料を受領。求職者である看護師の利用料が無料なのは、転職サイトがほかで報酬を得る仕組みがあるからです。
紹介料の相場は年収の20%で平均76万円
転職サイトの紹介料の相場は、採用した看護師の年収の20%程度で、平均額は76万円です。
以下は独立行政法人福祉医療機構が取りまとめた「病院の人材紹介手数料に関するアンケート調査」の結果です。
医療機能 | 調査病院数 | 採用者の年収に対する手数料率 |
高度急性期 | 4 | 23.8% |
急性期 | 109 | 24.4% |
回復期 | 34 | 22.4% |
慢性期 | 59 | 22.7% |
精神科 | 31 | 22.2% |
総計 | 237 | 23.4% |
医療機能ごとによっても人材紹介手数料の相場は異なるようです。同調査によると、紹介料(人材紹介報酬)は30万~124万円まで分布していました。
看護師が転職サイトを利用する6つのメリット
病院にとってはお金がかかる転職サイトですが、転職者にはたくさんのメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
求職者に合った転職先を提案してくれる
転職サイトに登録すると、キャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングをおこない、条件にあった求人を紹介してもらえます。
また、求人サイトやハローワークには公開されていない非公開求人を紹介してくれるのもメリットです。
一般的な求人サイトやハローワークでは公開されておらず、転職サイトだけが扱っている求人のこと。ネット上に公開されたら応募者が殺到してしまうような好条件のものが多い
転職のプロにキャリア相談ができる
転職のプロであるキャリアアドバイザーに、転職について相談することができます。
「どうやって転職したら良いか」「そもそも転職すべきかどうか」という悩みにプロの視点からアドバイスしてくれるのです。
キャリア選択で間違えたくないという方は、転職サイトの利用をおすすめできます。
応募書類の添削を受けられる
応募書類の添削を受けられるのも、転職サイトを利用するメリットです。
キャリアアドバイザーが転職者の人柄や経歴を把握し、伝え方のコツを教えてくれ、魅力的な応募書類を作ることができます。
自分では良くかけたと思っている応募書類も、プロの視点から見ると不十分なことがあります。
病院の採用担当者に刺さる応募書類を作るには、プロのキャリアアドバイザーに添削してもらうのがおすすめです。
なお、以下の記事では、看護師が志望動機を作成する際に押さえておくべきポイントや魅力的な例文を紹介していますので、参考にしてみてください。
面接対策ができ、選考通過率がアップする
転職サイトを利用すれば、模擬面接などの面接対策も受けられます。
1.病院側が重視するポイントが分かる
・・・病院の採用担当者と頻繁にやり取りを行っている為、「病院が求める人材」を理解している
2.面接に関する情報が蓄積されている
・・・病院ごとにどのような質問がされるかという具体的な情報が蓄積されている
3.模擬面接で客観的なフィードバックがもらえる
・・・面接を客観的に評価して、印象を良くするコツや、面接を通過するポイントを教えてくれる。
転職サイトを利用することで、応募する病院に最適な面接対策ができます。
なお、以下の記事では看護師の転職面接での頻出質問や、高評価につながる回答例を解説していますので参考にしてみてください。
病院とのやり取りを代行してくれる
転職サイトを利用すると、病院との面倒なやり取りを代行してもらうことができます。
例えば、以下のような事を代行してくれます。
- 各病院への応募
- 面接の日程調整
- 採用担当者への連絡
- 入社日の調整
働きながら、複数の病院に応募して日程を調整するのは大変です。
転職サイトを利用することで、ダブルブッキング等のトラブルを回避することができ、転職活動の煩雑な手続きを解消することができます。
内定決定後もサポートしてくれる
転職サイトは内定後もサポートをしてくれます。
先ほども述べた給与交渉や、入職日の調整などの手続きを代行してくれます。
退職時は引継ぎなどの手続きで忙しくなるため、転職サイトを利用することで入職までスムーズにサポートをしてもらえます。
看護師が転職サイトを利用する4つのデメリット
ここからは、看護師が転職サイトを利用する4つのデメリットを解説します。
使い始めてから「こんなこと知らなかった……」という事態にならないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
直接応募の応募者が優先されることがある
転職サイトを通じた応募者よりも、病院の公式サイトやハローワーク経由で直接応募してきた応募者がいた場合、そちらが優遇されることもあります。
直接応募の場合、採用してもお金がかからないからです。もし同じタイミングに、同じレベルのスキルや経験を持った候補者が現れた場合は、紹介料がかからない、直接応募の方が優先される可能性があります。
病院は転職サイトを好意的に思っていないケースもある
また、病院のほとんどが転職サイトを使っているとはいえ、採用側からの印象が良くないのは事実です。
実際に、採用担当者の約7割が転職サイトのサービスに不満を抱いているそうです。
それでも、医療機関が転職サイトを利用するのには、次のような理由があります。
- 人員確保が優先で、仕方なく利用している
- 求人広告を出しても補充できないため、利用するしかない。
出典:「民間中小病院における看護職員紹介業者の利用に関する研究」
なので、転職サイトの紹介料に不満を抱きつつも、看護師を確保するために利用しているという病院も少なからずあるのです。
病院の内部の人、採用担当者の声をTwitterで調査しました。
出典:Twitter
規模の大きくない病院では紹介料の負担が大きいため、その分給料を交渉できる可能性があるようです。
まーた謎の人材紹介会社からメール来とる。
今度は5年生かよ。
学生さーーーん
新卒採用にエージェント()なんか噛ませるなよーーー!!
新卒大歓迎の病院なんかいっぱいあるよーー!!
臨床ゼミかなんて気にしないよーー
むしろ仲介業者使わないと採用できない病院ってヤバいと思うよ…(小声)
出典:Twitter
このように病院として転職サイト(エージェント)の利用に反対している声もあります。
転職を無理強いさせられるかもしれない
看護師の転職サイトを活用すれば、転職を無理強いさせられるかもしれません。
転職サイトは看護師が転職を決めたときに報酬をもらうというビジネスモデルなので、看護師のペースを無視して、転職をあっせんしてくる可能性があるためです。
転職を無理強いさせられて、希望条件とはまったく異なる求人にエントリーするのは本末転倒です。転職サイトを利用する際は、転職の決心はついているか、いつ頃までに転職したいと思っているのかなどの希望をきちんと伝えて転職への意気込みを理解してもらうようにしましょう。
そうすれば、キャリアアドバイザーと協力しながら転職活動を進められます。
キャリアアドバイザーの質にばらつきがある
転職サイトのキャリアアドバイザー全員が高い専門性や経験をもっているわけではありません。
サイトに登録後、勤務歴が短くサポート力が乏しい人や自分の実績を優先して半ば強引に転職を進めるキャリアアドバイザーに当たる可能性があります。また、使ってみたものの相性が合わないキャリアアドバイザーがいる場合も少なくありません。
キャリアアドバイザーの質を評価するには、事前に転職サイトの口コミや評判を確認するのが有効な手立てです。あまりにも悪い口コミが目立つようであれば、口コミ評価が高めの転職サイトを利用するといいでしょう。
看護師の転職サイトを利用した方がいい人
ここからは、看護師の転職サイトを利用した方がいいタイプを解説します。
一つでも当てはまる看護師は、転職サイトを利用して第一志望の内定に向けて一歩踏み出しましょう。
内定をもらえる自信がない
転職活動では、履歴書の効果的な書き方や面接官の見ているポイントなどがわからないといった疑問や不安がついてくるため、自分一人で進めていくと自信をなくしやすいです。
しかし、転職サイトを使えば、サポートが充実していて二人三脚で進められるので安心しながら活動できるでしょう。以下は、転職サイトのサポートの一例です。
転職サイトのサポート一例
- 自己分析
- 求人紹介
- 履歴書添削
- 面接対策
- 面接日程の調整
- 内定後の給与交渉
キャリアアドバイザーは転職市場を熟知し、数々の求職者の転職を成功に導いてきた豊富な知識と経験がある方々なので、内定率を上げるためのアドバイスをしてもらえます。
転職活動の進め方がわからない人や一人で乗り切る自信がない人は、転職サイトを活用してみましょう。
働きたい病院が具体的に決まっていない
働きたい職場がはっきりと決まっていない場合は、転職サイトを利用して希望条件や理想の職場のイメージをキャリアアドバイザーとともに固めていくべきです。
この軸を明確にしておかないと、転職後に今と同じ仕事の悩みを抱えたり、やりがいを感じられず転職を繰り返したりするリスクを招きかねません。
転職サイトを利用すれば、登録後にキャリアアドバイザーがあなたの転職理由や希望条件をヒアリングしてくれます。そこでイメージを固めたり、自分の働きたい職場を明確にできたりするでしょう。
働きたい病院がまだ決まっていない人は、転職サイトを利用して理想的な職場を探していきましょう。
なるべく早く転職を決めたい
転職サイトはなるべく早く内定が決まるように求職者をサポートしてくれます。というのも、転職サイトも商売なのでたくさん時間をかけるよりも、効率的に求職者をフォローしてスムーズに内定まで進めたいと考える場合があるからです。
また、転職サイトは時期を問わず、求職者が転職を希望したそのときからサポートを開始してくれます。そのため「すぐに今の勤め先から離れたい」といった理由で年度途中で転職を希望する場合でも、支援してくれるでしょう。
なるべく早く転職したい看護師は、転職サイトを利用して希望を叶えましょう。
看護師の転職サイトを利用しなくてもいい人
ここからは、看護師の転職サイトを利用しなくてもいい人を紹介します。
転職サイトは必ずしも全員が活用する必要はありません。あなたが転職サイトを使ってみるかの判断材料として、参考にしてみてください。
自分のペースで転職活動を進めたい
転職サイトを利用すればキャリアアドバイザーと一緒に転職活動を進めることになるので、相手のペースにも合わせる必要があります。
基本的には利用者のペースを尊重して進めてくれますが、中には頻繁に連絡をして現状の転職状況を確認してきたり、行動を催促してきたりするキャリアアドバイザーもいるでしょう。
相手のペースに合わせることに大きなストレスを感じやすい人は、転職サイトを使わずに一人でおこなうのも選択肢です。
ただし、担当アドバイザーに「連絡は電話ではなくメールでおこなってほしい」「連絡は週に1回までにしてほしい」などと要望を伝えたら柔軟に応じてくれる転職サイトもあります。その点も踏まえて、転職サイトを利用するか検討してみましょう。
他の人の意見に流されやすい
キャリアアドバイザーは、求職者の転職を成功させるために求人をいくつも紹介してくれたり、「こうしたほうがいい!」とプロの視点からアドバイスをくれたりします。
押しに弱い人は相手の話に流されやすく、自分の意思とは異なる条件を飲んでしまうケースも少なくありません。そうなれば転職後にミスマッチが起きて、早期退職の原因になりかねないでしょう。
もし他人の意見に流されやすい性格を自覚したうえで、転職サイトを活用したいならば、転職活動をスタートする前に軸を決めておくのが大切です。
例えば以下の表のように、転職の軸を定めましょう。
条件 | 自分の軸(例) |
---|---|
仕事内容 | 病棟もしくは外来 |
福利厚生 | 住宅補助は3万円以上 |
働き方 | 残業は最低でも月10時間以内 |
環境 | 良好な人間関係 |
待遇 | 年収は500万円以上 |
他の人の意見に流されやすい人は、事前に転職の軸を定めておけば転職サイトを有効に使えるようになるでしょう。
なお、以下の記事で転職の軸の一覧や決め方を解説しています。「転職の軸を決めたい!」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
国公立病院に転職したい
一般の市立病院ではなく、国公立病院への転職を検討している方に転職サイトの利用はおすすめできません。なぜなら、求人の取り扱いが少ないからです。
例えば、看護roo!で常勤の正看護師における求人数を調べてみたところ23,344件もありましたが、国立病院のみに限定すると55件しかヒットしませんでした。
転職サイトに国公立の求人が少ないのには、以下のような理由があげられます。
転職サイトに国公立病院の求人が少ない理由
- 人気求人なので他経由で人材が十分確保できる
- 新卒採用が中心で中途採用は少ない
転職サイトは紹介料のコストがかかるため、国公立病院はわざわざ利用しない傾向にあります。
国公立病院の転職を目指すなら、ハローワークやナースセンターでも求人は保有しているので、なるべく多くの機関から情報を集めるといいでしょう。
看護師におすすめな大手転職サイト3選
数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
- 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
- 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
---|---|
1位 看護roo! | 55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
3位 マイナビ看護師 | 60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2022年8月更新
この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
- 利用者満足度96.3%
- 公開求人55,907件+非公開求人も多数
- 面接同行や選考対策など手厚いサポート
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
- みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
- 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
- はじめての転職で不安なのでプロに相談したい
2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており、現場のリアルな情報を提供しています。レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
- 累計利用者数40万人以上
- 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
- 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
- できるだけたくさん求人が見たい
- 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
- 気軽に求人探しがしたい
3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
マイナビ看護師の特徴
- 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト
- 求人数は6万件以上
- 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み
加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
- なるべく早く次の仕事を見つけたい
- 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい
看護師の転職サイトに関するよくある質問
ここからは、看護師の転職サイトに関するよくある質問を紹介します。
事前に疑問が解決されれば安心して利用できるので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ病院側は転職サイトを介して求職者を探してるのですか?
転職サイトは、病院側が安心して看護師を採用できる仕組みとなっています。
というのも、病院の採用担当者は「採用した人がすぐに辞めた」といったリスクを避けることを第一に考えます。そのため、採用前には慎重に人材を見極めたいもの。
転職サイトを使えば、担当者が事前に候補者がどんな人なのかを詳しくヒアリングしたうえで、病院に紹介してくれます。
なので、直接応募の方よりも、転職サイトのお墨付きがある方を採用したいと考えることもあります。
もちろん、紹介料はかかりますが、教育にコストをかけた看護師が退職してしまうことの方が病院にとってダメージが大きいです。両者を天秤にかけたとき、「多少お金はかかっても、長く続けてくれる良い人材を採用したい」と考える病院・施設は意外と多いのです。
また、転職サイトには紹介料を返金する制度があり、「すぐ辞められても、紹介料は返ってくる」と病院側も安心して利用することができます。
転職サイトを使って人材を探している病院は実際多いですか?
病院側にとって、転職サイト経由で看護師を集めるのはごく普通のことです。
約8割の医療機関が転職サイトを使って看護師を募集しているという調査もあります。(参考:「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査)
転職サイトを活用することは、ほとんどの病院にとって当然のことなので、「紹介料がかかるから、落とされるのではないか」と過剰に懸念する必要はありません。
看護師の転職サイトの手数料はどれくらいですか?
公益社団法人全日本病院協会がおこなった「病院の人材紹介手数料に関するアンケート調査」によると、転職サイトの紹介料の相場は採用した看護師の年収の20%程度で、平均額は76万円です。
この手数料は、看護師が転職した際に病院から転職サイトに支払われるものなので、看護師は無料で転職サイトを利用できます。転職ノウハウが豊富なキャリアアドバイザーのサポートを無料で受けたい看護師は、転職サイトを使ってみてください。
看護師転職サイトの紹介料まとめ
看護師の転職サイトの紹介料について説明しました。
転職サイトの紹介料は、採用された看護師の年収の20%で、平均額は76万円でした。
病院の支払う紹介料は高額ですが、転職者は無料でサービスを受ける事ができます。
効率よく転職をすすめたい、自分にあった病院を見つけたいと考えている方は、転職サイトの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめの転職サイトはこちらです。
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
---|---|
1位 看護roo! | 55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
3位 マイナビ看護師 | 60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2023年10月更新
看護師で人材紹介会社を使って就職しようと考えてる人は多いと思う。でも、それは間違い!!直接電話したら人材紹介会社を介さないから、その分ベースアップの交渉ができる
今回、ウチで採用する人材は、手数料が58万です。この手数料がなければ1年目からボーナスが払えるのに もったいない