「介護職を辞めて別の仕事に転職したい」「介護の経験が活かせる仕事はあるの?」と考えていませんか。
介護職の業務内容や労働環境が合わず、まったく違う業界・職種に転職するという方は珍しくありません。自分にあった仕事を選べば、体力的にキツイ毎日から抜け出せますし、給与アップも目指せます。
ただ、「具体的な転職先がまだ全然決まっていない」「どんな仕事に転職できるか分からない」という方も少なくないはず。
そこでこの記事では、「介護職を辞めて違う仕事に転職した」という方にアンケート調査を行い、「転職先はどんな仕事にしたのか」「採用時に前職のどんなところが評価されたか」などをヒアリングしました。
この結果を踏まえて、「介護職からの転職におすすめな職種」と「転職成功のポイント」をどこよりも分かりやすく紹介していきます。
- 【重要】介護職からの転職先選び3つの軸
- 介護からの転職におすすめの職種16選
- 介護から他業種へ転職する方は知っておきたい6つのコツ
- 介護職経験の強みをアピールする方法
- 未経験転職なら転職エージェントの利用がベスト
- 利用者から満足度の高いおすすめ転職エージェント
この記事を読めば、どんな転職先があるのか、具体的にイメージできるでしょう。
1. 【重要】介護職からの転職先選び3つの軸
転職先選びでは、自分が希望する仕事が3つの軸のどこに当てはまるのかを考えると、選択肢を絞り込みやすくなります。
1-1. ケア職種に転職(似た仕事×違う業界)
介護業界とは異なる業界で介護職に似た仕事(人のお世話をする職種)をするパターンです。具体的には以下のような仕事です。
おすすめの仕事
- 看護助手
- 心理カウンセラー
- リハビリ職(PT・OT・ST)
- 保育補助
- フィットネストレーナー
※詳しい仕事内容は2章で解説
介護職の経験で培ったコミュニケーション能力や対応能力を活かせます。
「過酷な労働環境の介護業界からは離れたいけど、人のお世話をしたい」という方におすすめです。
1-2. 業界経験を活かす仕事に転職(違う職種×介護業界)
2つ目は、同じ介護業界で、介護職とは別の職種につくパターンです。具体的には以下のような仕事です。
おすすめの仕事
- 介護用品の営業
- 生活相談員
- 介護教員
- 介護施設のスタッフ
- 介護専門のキャリアアドバイザー
- 介護用品のメーカー職
※詳しい仕事内容は2章で解説
未経験の仕事でも、選考時にこれまでの職歴を存分にアピールでき、介護現場を経験したからこその視点や経歴が評価されるので、採用されやすくなります。
「介護の経験を活かして全く違う職種にもチャレンジしてみたい」という方におすすめです。
1-3. 新たなチャレンジ(違う職種×違う業界)
介護職とは全く関係のない仕事に転職する方法です。具体的な職種は以下の通りです。
おすすめの仕事
- 接客業
- 医療事務
- オペレーター
- IT技術者
- ドライバー
※詳しい仕事内容は2章で解説
転職難易度は最も高いですが、全く違う環境で新たなスキルを身につけることができます。
「介護の仕事から完全に離れて新たな挑戦をしたい」という方におすすめです。
この場合、転職活動をスムーズに進めるなら「未経験者が歓迎されやすい職種」を選ぶのがポイントです。「介護職とは全然違う、普通の会社の仕事がしたい」という方は、この軸での仕事選びが適しています。
また、職種だけでなく「どの業界で働くのか」も同時に決めなければなりません。例えば、同じ営業職でも「金融業界の営業職」と「IT業界の営業職」では、働きやすさや給与は全然違います。
※転職におすすめの業界については、『転職先におすすめの業界【2021年最新版】』の記事で詳しく解説しています。
2. 介護からの転職におすすめの職種16選
この章では、1章で紹介した転職先選びの軸に合わせて、介護からの転職におすすめの職種を説明します。
順番にご説明していきます。
2-1. ケア職種に転職(似た仕事×違う業界)
人のお世話をする仕事という観点で、未経験者から挑戦しやすい仕事を5つ厳選しました。
①看護助手
看護助手は、看護師の補助や患者さんのお世話をする仕事です。
仕事内容
- 医療器具の準備・片付け
- 患者さんの食事補助・入浴補助・排泄補助
- 病室の環境整備
- カルテの整理や検体の輸送
食事補助や入浴補助など患者さんの補助を行う業務は、介護職と同様なので介護経験が活かしやすいでしょう。
資格も必要ないため、介護経験をアピールすると転職しやすい職種と言えます。
病院によっては夜勤があるので、体力的に負担を感じることもありますが、景気に影響を受けない安定した職業です。
目安年収 | 300~350万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★☆☆3 |
おすすめな人 | ・介護経験を活かして人のお世話をしたい ・医療業界に興味がある |
②心理カウンセラー
心理カウンセラーは相談者の悩みを聞き、心のケアを行う仕事です。
例えば、パワハラで悩む社員の話を傾聴し、問題解決の支援をします。ストレスチェック後の相談対応や、職場環境改善の支援など、相談者によってやるべきことは様々です。
仕事内容
- カウンセリング
- セミナーで講義を行う
- 心理療法を行う
- 心理検査や発達検査を行う
利用者とのコミュニケーションが多い点で、介護職と近いものがあり、心理カウンセラーは利用者の悩みにより深く寄り添う仕事と言えます。
資格は必要ありませんが、臨床心理士などの資格を持っていると学校・医療機関・企業と活躍できる幅が広がります。
介護で培ったコミュニケーション能力や視野の広さが活かせる仕事と言えます。
以下は訪問介護から心理カウンセラーに転職した方の口コミです。一人ひとりと向き合えるという点で介護職とは違った魅力があるようです。
目安年収 | 350~450万円 |
転職難易度 | 普通 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | ・もっとじっくりコミュニケーションを取りたい ・人と関わるのが好き |
③リハビリ職(PT・OT・ST)
リハビリ職は、病院やクリニックで患者さんのリハビリをサポートする仕事です。
リハビリをサポートする仕事は大きく「理学療法士(PT)」「作業療法士(OT)」「言語聴覚士(ST)」に分類されます。
仕事内容
- 理学療法士(PT)
運動療法や物理療法を用いて、動作練習などを実施。立ち座りなどの基本動作の向上や移動能力の獲得を目指す - 作業療法士(OT)
作業療法を通じて、上肢の機能低下の治療や日常生活動作能力(食事や入浴の向上を目指す - 言語聴覚士(ST)
発話・発生などの機能低下を抱える人に対し、専門的な訓練・指導を行い、コミュニケーションの問題解決を目指す
利用者のサポートを行う点や利用者の家族とも関わる点は、介護職と同じです。
コニュニケーション能力を活かして患者さんのサポートをしたい、高齢者以外の年齢層の患者さんのケアも行いたい方におすすめです。
国家資格の取得が必須条件ですが、長期的な視野で転職を考えているなら、こちらも選択肢の一つです。
目安年収 | 400~5000万円 |
転職難易度 | やや難(資格取得が必要なため) |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | ・幅広い年代層のケアを行いたい人 ・より高度で専門的なケアを行いたい人 |
④保育補助
保育補助は、保育士の資格を持っていなくても保育に関わることができる職種です。
仕事内容
- 食事・トイレの補助
- お昼寝の見守り
- おもちゃの片付け・消毒
- 保育士のサポート
仕事内容は、保育園の活動をサポートする業務で、準備や片付けがメインとなります。
ケアの対象が高齢者から子供へと変わりますが、介護と仕事内容が共通するところが多く、特別なスキルも資格も必要ないので、挑戦しやすくおすすめの職種です。
パートで働く人が多く年収は低めですが、フルタイムで働けない人にもおすすめです。
目安年収 | 250~300万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | ・子供が好きな人 ・子育て経験を活かしたい人 |
⑤フィットネストレーナー
健康を目指す人をサポートするフィットネストレーナーもおすすめです。
仕事内容
- トレーニングの指導やカウンセリング
- スタジオレッスン
- トレーニングメニューの作成
- フロアの清掃・器具の消毒
カウンセリングで利用者の悩みや要望を聞き、指導やメニュー作成を行う業務は介護で培ったコミュニケーション能力が活かせるでしょう。
トレーナー研修を行う職場が多く、未経験でも挑戦しやすい職種です。
高齢者の介護に関わった経験から、将来のために健康な身体づくりをするサポートをしたいと考え、転職した方がいました。
一見全く違った仕事に見えますが、利用者の健康を支えるという点では、介護職と共通するものがありやりがいを感じやすい仕事と言えます。
目安年収 | 300~400万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | ・身体を動かすことが好きな人 |
2-2. 業界経験を活かす仕事に転職(違う職種×介護業界)
介護業界で違う職種へつきたい方は、以下の職種がおすすめです。
- 介護用品の営業
- 生活相談員
- 介護教員
- 介護施設のスタッフ
- 介護専門のキャリアアドバイザー
- 介護用品のメーカー職
①介護用品の営業
1つ目におすすめなのが介護用品の営業職です。
仕事内容
- 自社製品の販売
- クライアントへの情報提供
- アポイントのスケジュール調整
- 新製品のリサーチや企画作成
介護用品の営業職では、介護職の体験談を交えたセールストークができるので、介護経験のある人に有利な職種です。
また、介護職の仕事で培ったコミュニケーション能力も活かせます。
ノルマがある場合があり、ハードな仕事にはなりますが、結果次第で高年収を狙うことができます。
営業は未経験でも、介護職の経験が活かせるので転職しやすい業種と言えます。
目安年収 | 400~550万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★☆☆3 |
おすすめな人 | ・コニュニケーション能力に自信がある人 |
②生活相談員
生活相談員は、老人ホームやデイサービス事業所などで、利用者やその家族の相談に乗ったり調整を行う仕事です。
仕事内容
- 利用者・家族の相談に乗る
- 他機関・地域との連絡調整
- 施設内での連絡調整
- 介護職のサポート
生活相談員の業務内容は多岐に渡り、介護職員のサポートやケアプラン作成なども行います。
「介護職」に分類はされますが、いわゆるケアワーカーの仕事とは異なり、利用者家族や施設・機関との連携や調整がメインの仕事です。そのため、介護職ならではの身体的な辛さが少なく、生活相談員にキャリアチェンジするという方も少なくありません。
いずれも介護職としての知識や経験が活かせ、患者の家族の悩みに寄り添えた時や、介護職員をサポートできていると感じた時にやりがいを感じられる仕事と言えるでしょう。
目安年収 | 300~400万円 |
転職難易度 | やや難 |
ホワイト度 | ★★★☆☆3 |
おすすめな人 | ・介護施設で介護職とは別の形で働きたい人 |
③介護教員
介護教員は、専門学校などで福祉系の科目を教える仕事です。
仕事内容
- 介護職員初任者研修の指導
- 実務者研修の指導
- 福祉系高校での指導
- 専門学校での指導
介護福祉士の資格を習得後、5年以上の実務経験があると教員として働くことができます。
また、実務者研修の講師として働くためには計50時間の研修への参加が必須となっています。
年収が比較的高く人気の職業ではありますが、介護教員の求人数は非常に少ないため転職難易度は高いと言えます。
目安年収 | 400万円 |
転職難易度 | 難 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | ・5年以上介護の実務経験がある人 ・教育現場に携わりたい人 |
④介護施設のスタッフ
ケアワーカーではなく、介護施設の製造や厨房で働くスタッフへに転職する方もいるようです。
仕事内容
- 施設の清掃
- 利用者の料理を作る
- 介護事務
- 利用者の受け入れ・相談に乗る
介護施設スタッフは、利用者を直接サポートするのではなく、事務や清掃など陰で支える仕事です。
現場のケアワーカーよりも体力的な負担や夜勤の心配がなく、かつ高齢者への対応には慣れているので仕事に慣れやすいでしょう。
実際に、介護職員の経験をアピールして介護施設の厨房スタッフへ転職した方がいました。
今までとは違った職種から高齢者を支えたい方におすすめです。
目安年収 | 250~350万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | ・介護職以外で高齢者をサポートしたい人 ・体力的な負担のない仕事がしたい人 |
⑤介護専門のキャリアアドバイザー
介護専門のキャリアアドバイザーも介護職の経験を活かせる転職先です。
キャリアアドバイザーとは、転職希望者に対して転職活動における様々なサポートを行う仕事です。分かりやすく言うと、介護の仕事を探している人に対して、「この施設はどうですか?」と提案をする役割です。
人材紹介会社か人材派遣会社が主な勤務先企業となります。
仕事内容
- 転職、派遣先の紹介
- 提出書類の添削や面接対策など
自身の転職経験や介護職としての経験を活かして、転職希望者に合った職場を提案します。
他の介護職にアドバイスをする、希望条件に合った職場を紹介するキャリアアドバイザーは、介護職の経験や知識が活かせるやりがいのある仕事と言えます。
目安年収 | 400~600万円 |
転職難易度 | 普通 |
ホワイト度 | ★★★☆☆3 |
おすすめな人 | ・人材業界に興味がある ・高年収の仕事に転職したい |
⑥介護用品のメーカー
介護用品のメーカー職もおすすめの転職先です。介護の現場で用いられる様々な介護用品の製造、開発をする仕事です。
仕事内容
- 生産管理
- 商品企画
- 研究開発
- 製造
上記のように部門によって担当業務は異なりますが、どの枠割を担う場合でも介護経験が役に立ちます。現場で実際に介護してきた知見をもとに「こうした方が使いやすい」といった提案が可能です。
メーカー職の中途採用は基本的に即戦力となる経験者を募集するため、転職活動は長引く可能性はありますが、業界未経験の人よりは採用されやすいでしょう。
目安年収 | 350~450万円 |
転職難易度 | やや難 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | ・介護に関わる全く違う職種につきたい人 ・一般企業で商品開発などに携わりたい人 |
2-3. 新たなチャレンジ(違う職種×違う業界)
今までとは全く違う未経験の職種に転職したい方は、以下の職種がおすすめです。
- 接客業
- 医療事務
- オペレーター
- IT技術者
- ドライバー
①接客業
接客業は、業務未経験からでも転職しやすい仕事の一つです。
仕事内容
- レジ
- 飲食店のホール
- 販売員
- ホテルのコンシェルジュ
対人業務に慣れておりコミュニケーション能力が活かせる介護経験者は、転職しやすいと言えます。
未経験でも出来る業務内容であるため、年収は低めですが求人数は非常に多く、希望条件に合った職場を選びやすいです。
また、日頃高齢者と接してきた経験から、利用者からのクレームや理不尽な対応にもある程度慣れているので適応しやすいでしょう。
また、介護職を経験していると立ちっぱなしの接客であっても慣れていてキツくは感じないと言う声がありました。
目安年収 | 300~350万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | ・コミュニケーション能力に自信がある人 ・人と接するのが好きな人 |
②医療事務
医療事務は、医療機関での勤務経験がある看護師なら比較的業務に慣れやすい仕事です。
仕事内容
- 医療費の計算などの事務作業
- クラーク業務(受付や患者の応対)
- レセプト業務
働く場所は病院やクリニックなどです。営業時間が決まっているので、夜勤や休日出勤、残業の心配がほとんどありません。
また、高齢者が多く利用する施設や介護施設も併設されている施設では、介護の知識も活かすことができます。
休日は休みでパートでも働きやすいため、家庭と両立させたい方にもおすすめです。なお、資格は必須ではありませんが、民間資格(「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」「診療報酬請求事務能力認定試験」など)があれば選考に有利になることもあります。
目安年収 | 200~300万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | 決められた時間で働きたい人 |
③オペレーター
オペレーターは、企業が提供するサービスの利用者からの相談を受ける仕事です。
例えば、介護用品メーカーで自社製品に関する問い合わせ対応などを行います。
仕事内容
- 問合せ対応
- クレーム対応
- 商品の注文受付
- クレームの報告
顧客の不安を解消し、時には理不尽な要求にも応える点は介護職と近いものがあります。
商品やサービスに関する研修があるので、未経験者でも挑戦しやすい職種です。
また、顧客とのコミュニケーションが主な仕事なので、コミュニケーション能力に自信がある方におすすめです。
実際にオペレーター職へ転職した方は、声のトーンや話し方などのコミュニケーション能力をアピールしたそうです。
様々な顧客を対応し、とっさの対応を求められるオペレーター業務は、対応能力やコミュニケーション能力が活かせるので介護職経験者に向いている職種と言えます。
目安年収 | 300~400万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | 対応力・コミュニケーション能力がある人 |
④IT技術者
転職のハードルは高いですが、「将来性のある業界で働きたい」ならIT技術者などの仕事もおすすめです。
仕事内容
- システム設計・開発
- プログラミング
- ネットワーク開発
- Webサイトの設計や開発
デジタル化社会において、IT技術者の需要は増しており、2030年までにIT人材は45万人不足すると試算されています。
実際に、今回アンケート調査対象となった方の中には、IT技術者へ転職し、介護業界に関するシステム開発を行っている方もいました。
この方はもともとITの知見があったようなので、スムーズに転職できたようですが、完全未経験の場合、プログラミングの習得から始める必要があります。そのため長期的な視野で転職を考えている方のみおすすめできます。
一見、介護とは離れた職種ですが、IT技術者の仕事を通して介護業界へ貢献できることもあるかもしれません。
目安年収 | 350~500万円 |
転職難易度 | かなり難 |
ホワイト度 | ★★★★☆4 |
おすすめな人 | プログラミングに興味がある人 |
⑤ドライバー
タクシーやトラックのドライバーも、介護職経験者におすすめの職種です。
仕事内容
- タクシードライバー
- 宅配
- 配送
- 引越し業務
オンラインショッピングや高齢化に伴い、宅配や配送の需要は増しているので今後も需要が増すと考えられる職業です。
宅配や引越し業務は、基本的に1人で運転することが多いので、職場の人間関係に悩みを抱えていた方にもおすすめです。
タクシードライバーや配送のドライバーは、コミュニケーション能力や対応能力が求められるので、介護職経験を活かすことができます。
実際に、面接で介護職の経験から、高齢者との接し方や対応能力をアピールした方がいました。
顧客との会話はありますが、基本的に一人で仕事を行うため同僚とのコミュニケーションをあまり取りたくない方にもおすすめです。
目安年収 | 350~450万円 |
転職難易度 | 易 |
ホワイト度 | ★★★☆☆3 |
おすすめな人 | 1人で業務を行いたい人 |
3. 介護から他業種へ転職する方は知っておきたい6つのコツ
介護から他業種へ転職する際は以下のコツをおさえると、スムーズに転職することができるでしょう。
3-1. 転職の軸を明確にする
まず、転職の軸を明確にしてからことから転職活動を始めましょう。
転職の軸とは、「今回の転職で一番実現したい譲れない点」のことです。
譲れない点を考えずに転職先を探すと、「せっかく転職したのにまた同じ不満がある…」というようなことになってしまいます。
また、出来たら「これは妥協しても良いと思える点」も考えておくと、希望に合った転職先が見つかりやすくなります。
(1).転職の軸は「理想の将来像」から決める
転職の軸は、「理想の将来像」をベースに決めましょう。
5年後、10年後にどんな働き方をしていたいかという理想を具体的にイメージし、「その理想を達成するには、何が必要か」を明確にしていきます。
例えば、こちらの方は「高齢者だけでなく、より幅広い年代の人々を支えたい」と考え、若いうちにスキルや経験を身につけようと転職を決意したそうです。
このように、転職の軸を最初に決めてから求人探しをすることで、本当に満足のいく転職が実現できたようです。
(2).今の職場の不満をあげてみるのも有効
転職の軸を明確にするために、今の職場の不満をあげてみるのもおすすめです。そうすると、自分が何を望んでいるのかが分かってきます。
例
5年後、10年後は「家族との時間を大事にして、今よりゆとりのある生活をしたい」が、今働いている薬局では人手不足で残業がほぼ毎日ある。プライベートも余裕がない。この環境だと続けるのは無理だと感じるので、早いうちに体力的に負担のない職場に転職しておきたい。
→業務内容や年収よりもワークライフバランスを重視
- 残業が月10h以下(譲れない条件No1!)
- 3日以上の連続休暇が取れる
- 育児・託児・介護支援制度がある
など条件が明確になる
条件が複数あっても問題ありません。ただその際は優先順位をつけて、「譲れない条件No1」だけははっきりと決めておきましょう。
(3). 妥協できる点を決めると更に良い
できれば「これは妥協しても良いと思える点」も考えておくと好ましいです。
理想の条件をすべて満たす職場を見つけるのは難易度が高く、転職活動が長引くからです。転職活動が長引くと、次第にモチベーションが下がったり、十分に比較検討せずに焦って内定を承諾してしまったりする可能性があります。
3-2. 転職理由を言語化する
なぜ介護から転職をしたいのか、転職理由を言語化することも大切です。
特に、今の職場に不満があり転職する場合は転職理由を言語化してみましょう。
例:残業が月40時間を超えており、プライベートの時間が取れない。夜勤や休日出勤が多いのに給料が安い。激務で腰痛に悩まされているので、早いうちに体力的に負担のない仕事に転職したい。
この方の場合は、夜勤や休日出勤がなく、力仕事ではない職場に転職すると今の不満を解消することができます。
このように転職理由を具体的に言語化すると、転職先探しの指針がはっきりとします。
3-3. 転職活動は長期化前提でスケジュールを組む
未経験の業界や職種へ転職する場合、転職活動はある程度長期化すること前提でスケジュールを立てましょう。
未経験の職種への転職は転職難易度が高いため、「半年以上かかる可能性もある」と考えておきましょう。
実際に、介護から別の職種へ転職した人のうち、2割の人は転職活動に半年以上かかっています。
医療業界など採用ニーズの高い業界へ転職する場合は、1ヶ月以内に転職先がきまることも多いですが、未経験の転職では予想より長くかかることが多いです。
スケジュールを甘く見積もってしまうと、「早く転職しなければ」と焦った結果、転職先を妥協して後悔することも考えられます。
余裕のある転職活動をおくるためにも、長期的な転職スケジュールをたてましょう。
3-4. 一人で転職活動を行わない
転職活動は絶対に一人では行わないようにしましょう。
客観的な意見をもらわないまま転職活動を進めると、転職先が予想と違ったとギャップを感じる危険性が高くなります。
例えば、「転職してから残業がほぼ毎日ある会社だと知った」「職場の年齢層が自分より低く同年代の同僚がいなかった」など、職場の内部事情を知らないと、働き続けにくい職場へ転職してしまうリスクがります。
特に未経験の職場へ転職する場合、業務内容や労働環境のイメージが湧きづらいので、その業界に詳しい人や転職エージェントに客観的な意見をもらいましょう。
3-5. 転職エージェントは複数登録する
転職先の選択肢を広げるために、転職エージェントは複数登録しましょう。
未経験者が応募できる求人は限られ、求人数は非常に少なくなっています。
実際に、未経験者が応募できる求人の割合は全体の16.5%と非常に少ない値となっています。
※パソナキャリアの求人数を元に集計
自分に合った求人を見つけやすくするためにも、転職エージェントは最低2社、できれば3社ほど複数登録しておきましょう。
関連記事:
≫転職エージェントに複数登録すべき理由と4つの注意点
3-6. 転職が決まってから退職する
転職活動が終わるまでは、退職を待ちましょう。
金銭的・精神的余裕のない状態で転職活動を行うと、「早く転職を終わらせなければ」と焦って希望条件とは合わない職場へ転職してしまうことも考えられます。
特に未経験での転職は難易度が高いので、仕事を続けながらゆっくりと転職活動を行い、転職が決まってから退職準備にとりかかりましょう。
4. 介護からの転職は「 介護職の経験をうまくアピールできるか」が鍵
未経験でも転職に成功するためには、「介護職の経験を上手くアピールできるか」が重要です。
この章では、介護職を経験した人の強みを、実際に選考でどのようにアピールしたのか体験談をふまえてご紹介します。
強み1. コミュニケーション能力・対応能力
1つ目の強みはコミュニケーション能力・対応能力です。
高齢者とコミュニケーションを取り、利用者の症状に合わせた介護を行った経験は、どの業種においてもアピールすることができます。
様々なタイプの人とコミュニケーションをとってきた経験や、自身の対応能力を伝えることで、接客スキルや職場での協調性をアピールすることができます。
強み2. 忍耐力
2つ目の強みは、夜勤や体力仕事のあるハードな介護職の仕事をしていたという忍耐力です。
強み3. 協調性
利用者や職員と連携を取る介護職の仕事経験は協調性をアピール出来るでしょう。
実際に、様々な職種の人々と連携を取っていた経験を伝え、協調性をアピールした方がいました。
協調性をアピールすることで「職場で協力しあえる人材」と評価されるでしょう。
強み4. 接客マナー
4つ目の強みはサービス業への転職で活かせる接客マナーです。
高齢者が過ごしやすいようなサポートを行う介護業務は、接客業に近いところがあります。
実際に、飲食業への転職で接遇マナーをアピールした方がいました。
サービス業では幅広い年代の顧客と関わり、時には理不尽なことを言われることもあるので、介護職の接客業と近い点を伝えて接客マナーをアピールすると、即戦力とみなされるでしょう。
5. 未経験転職なら転職エージェントの利用がベスト
介護からの転職では、業務未経験の仕事に就くことになるため、選考通過率が低くなります。というのも、中途採用は即戦力の人材を募集するもので、どのくらいその業務ができるか未知数の人は採用されにくくなるからです。
また、介護業界以外の経験がないことから、「自分に合う仕事が分からない」という方も少なくないはず。視野が狭い状態で求人探しをしてしまうのは失敗のもとなので注意しましょう。
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6. 利用者から満足度の高いおすすめ転職エージェント
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首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
3位.マイナビエージェント
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
7看護師転職サイトをより効果的に利用する6ポイント
看護師転職サイトは、以下のポイントを押さえておくことで、より効果的に利用できます。
どのサービスを選ぶかと同じくらい、どうやって活用するかも重要です。利用前にそれぞれのポイントを押さえておきましょう。
point-1.登録前に「担当者との連絡方法」を確認する
転職サイトに登録する前に、担当者(キャリアコンサルタント)との連絡方法を確認しておきましょう。
連絡方法は主にメール・電話・LINE・ビデオ通話などのツールが用いられます。どのツールをメインで使うかはサイトによって異なります。「自分が連絡を取りやすい形でやり取りできるか」という視点は、スムーズに転職活動を進める上で大切です。
転職経験者の話では、「メールやLINEなどテキストでのやり取りが楽で良い」という意見が多数派でした。「電話で話をするのが苦手」「休みの日に連絡してほしくない」という方は、メールやLINEでのやり取りが可能なサイトを選びましょう。
なお、看護師さんからの評価の高い大手サイト(看護roo!、レバウェル看護(旧 看護のお仕事)、マイナビ看護師)は、いずれも電話・メール・LINEから、希望の連絡方法を選べます。派遣会社利用の場合は、電話のみというケースが多いようです。
point-2.希望条件をしっかりと伝える
担当者との面談の際は、時間をかけて、希望条件をしっかりと伝えましょう。
希望の働き方や条件を具体的に伝えるのはもちろん、「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン」などもしっかりと伝えておいてください。
キャリアコンサルタントは、二人三脚で転職活動を進めるパートナーのような存在。そのため、両者が同じゴールを見据えていることが何より大切です。
「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン」がしっかり伝わっていれば、担当者は希望条件の背景まで先読みして、本当に知りたかった情報を教えてくれたり、キャリアの可能性を広げるような提案をしてくれたりします。
一方で、双方の認識がズレていると、自分の求める病院と提案される病院の方向性が一致せず、時間と手間だけがかかってしまいます。
point-3.転職時期は最短可能な日程を伝える
転職サイトに登録すると、「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と質問されます。特に決まった時期がなければ、「できるだけすぐに転職したい」と伝えておきましょう。
直近で転職を考えている看護師ほど、積極的にサポートしてもらえるからです。転職サイトは、看護師を病院・施設に紹介し、その仲介料で収益を上げるビジネスモデルなので、転職意欲が高い人を優先する傾向があります。
ただし、働きながら転職活動をする場合は、現実的に退職が可能な時期(引継ぎが終わるタイミング)も併せて伝えておいてください。
point-4.経歴やスキルは正確に伝える
経歴やスキルは正確に伝えるようにしてください。曖昧にしたままでは、適切な提案を受けられません。診療科目や病院の規模、具体的な担当業務は誤解のないよう伝えておきましょう。
診療科目:内科、消化器内科
病床数:一般200床
担当業務:消化器疾患のケア(消化器官の早期がんに対する内視鏡治療など)
もし内容に偽りがあった場合は、担当者からの信用を失うリスクもあります。
point-5.紹介された病院の口コミをチェックする
転職後に後悔しないためにも、紹介された病院の口コミを事前にチェックしておくのも大切です。
もちろん、病院の良い面・悪い面、リアルな内部情報は、転職サイト経由であらかじめ把握できます。ですが場合によっては、転職サイトの担当者が病院の悪い面を正しく把握していないケースもあるのです。
口コミサイトはいくつかありますが、その中でも特におすすめなのが、40万件以上の口コミが投稿されている『ナスコミ』と、病院ランキングなどが表示される『medico』です。
いずれも口コミを投稿することで閲覧ポイントを獲得できるものなので、やや労力はかかるものの、事前にリアルな口コミを知ることで、ブラックな職場を避けられます。
point-6.複数の転職サイトを併用する
複数の転職サイトを併用することで、スムーズな転職が可能になります。あまり多すぎると連絡がわずらわしくなるので、利用サイトは2~3つがベストです。
複数併用することで、以下のようなメリットがあります。
複数利用のメリット
- 各サイトの非公開・独占求人にアクセスできる
- 応募先の選択肢が増える
- 担当者を比較し、最も相性の良い人にサポートしてもらえる
- 異なる視点のアドバイスをもらえる
特に各サイトの非公開・独占求人にアクセスできるのは、かなり魅力です。
複数のサイトを利用すると、条件の良い求人情報を得られ、より理想に近い職場を見つけやすくなります。
8看護師転職サイト利用の流れ
転職サイトを使ったことがない方に向けて、利用の流れを分かりやすく解説します。
Step1.登録後、担当者から連絡が来る
まずは転職サイトの公式ページから登録を行います。やるべきことは、氏名や生年月日を入力するだけ。どのサイトも、登録は1分程度で完了します。
登録完了後は、数日以内に電話・メールでサイトの担当者から連絡が来ます。転職希望時期や志望職種などを大まかに質問されますが、事前に準備などをする必要はありません。
初回の連絡は数分程度で終わります。その際、次のステップであるキャリアカウンセリングの日程調整などを行います。
Step2.キャリアカウンセリングを受ける
転職をサポートしてくれるキャリアコンサルタントと、一対一で面談(キャリアカウンセリング)を行います。
面談といっても、2021年時点は、ほぼ全てのサイトで電話やビデオ通話を用いてオンラインで実施されます。都市部在住で、近隣に拠点のあるサイトを利用する場合は、対面面談も選択可能です。
キャリアカウンセリングでは以下のような話題で話を進めていきます。
キャリアカウンセリングの内容
- 現在の転職市場について
- これまでの職歴や身につけたスキル
- 転職を決めた理由
- 転職先に希望する条件
- 将来的なキャリアビジョン
キャリアカウンセリングでは、転職支援のプロから客観的な意見をもらいながら、転職活動の方向性を定めていきます。自身の考えを整理できる良い機会なので、じっくり時間をかけて行いましょう。
Step3.求人を紹介してもらう
面談の内容に合わせて、キャリアコンサルタントが職場を厳選して紹介してくれます。
自分で探す手間が省けるので、転職活動を効率的に進められます。非公開求人・独占求人の中からニーズに合ったものを提案してもらえるのも、転職サイトならではの利点です。
Step4.応募書類の添削を受ける
応募先の病院が決まれば、書類の作成を行います。応募書類は主に履歴書と職務経歴書の2つ。希望者は、添削を受けることもできます。はじめて転職する方で書き方が分からない場合は、積極的に添削してもらうようにしましょう。
Step5.求人に応募する
書類が完成したら、転職サイト経由で求人に応募します。
その際、キャリアコンサルタントが推薦文を添えてくれることがあります。推薦文は、応募書類からは伝わりづらいあなたの魅力を、代わりに伝えてくれるものです。どんな内容を書いてくれているのか確認もできるので、気になる方は担当者に尋ねてみてください。
書類選考に通過したら、次は面接へと進みます。書類選考期間は病院次第ですが、目安として1~2週間程度と想定しておきましょう。
Step6.面接対策を受ける
希望者は面接対策を受けることもできます。特に、転職サイトと病院がもともと深い関係を築いている場合は、「面接官はどんな人なのか」「どのような質問をされるのか」などを事前に把握できます。これも、転職サイトを利用するメリットの一つです。
なお、面接日の調整なども転職サイトが代行してくれます。
Step7.選考に通過した場合は病院で面接を行う
書類選考が通過したら、採用面接を受けます。面接回数は1回であることが多いです。
転職サイトを利用した場合、キャリアコンサルタントが同行してくれるケースもありますが、2021年現在、面接は最小限の人数を指定される場合も多く、1人で受けることを想定しておいたほうが良いでしょう
採用の場合は、雇用条件などを最終確認し、問題なければ承諾しましょう。入職の日程などは、担当者が間に入って調整してくれます。これで転職活動は終了です。
備考. 【状況別】介護士が職場を辞める理由|2chと体験談まとめ
介護士というのは人に寄り添うやりがいのある仕事ですが、辛いことも多い仕事です。
実際に私が過去に担当した介護士出身の転職希望者の方は1000人以上いますが、「とにかく辛すぎて辞めたい」と考えて相談にいらっしゃる方が多いです。
多くの方が辛いと感じている理由は次の3つです。
9-1.人間関係がうまくいかない
入職する際の雰囲気が良くても、時間が経ち人が入れ替わると一気にその雰囲気が変わることがあります。
ある方は次のような悩みを持って相談にいらっしゃいました。
有料の施設に勤め始めて2年目になりました。現在、職場の雰囲気が悪くて悩んでいます。自分自身、些細な事で怒られるし、新人として入ってきた介護士の子に対する当たりが強いです。もちろん怒ることで、新人に仕事を覚えてもらうことが必要であることはわかりますが、変に仕事を押し付けたり、上司のミスも合わせて新人になすりつけている部分もあるように感じます。
私が入職した時はここまでひどくはなかったですが、今はこれにより若手間でも士気が下がっており「なあなあでもいれば給料もらえるし」という声すら聞こえて、我々介護士は利用者さんがいるから給料が入るのに、利用者さんに呼ばれても行かない人とかざらにいます。
このような環境において、本当に利用者の方やご家族のために仕事ができているのか、ということに不安を感じざるを得ません。
人間関係は、どこの職場においても必ず問題になり得ます。
他にも、「先輩から無視されるなどのいじめを受ける」「利用者の家族から陰口を言われている」など人間関係による問題は様々なものがあるように感じます。
9-2.激務が耐えられない
夜勤中に、1人で複数人を担当しなければならない施設が多いようです。
日本における介護士の数は年々増えてはいるものの、まだまだ介護士数が需要に追いついていない状況です。
なので、とにかく体力的にも精神的に負担が大きく、転職を検討したいと訪れる介護士の方が最近増えています。
9-3.給料が低くて生活が苦しい
家族を養うのに、不十分な賃金に悩む方が多いようです。
長く働けば給料は上がるものの、子育てからの復帰のようにブランクがある場合、希望する給料を貰えず再転職を考える方も多いようです。
他にも、介護職の資格を持っていないことが低い給料になりがちですが、介護職は働きながら資格取得を目指せる職種なので、給料アップの為に資格を取ることを目指しましょう。
さいごに
介護から転職できる職種についてご説明しました。
業務経験を活かせる職種だけでも多数存在するので、まずは転職の軸をしっかり考えることで、満足のいく転職先を見つけられます。
介護職から他業種に転職することは可能で、多くの方が転職を成功させていますので、ぜひ挑戦してみましょう。
コミュニケーション能力や忍耐力など介護職の強みをアピールすることで、転職成功率を高められます。
あなたの未来が明るくなることを祈っております。