『リクナビ薬剤師』に本当に登録すべきなのか、信用できる評判を見てから決めたいと思いませんか?
薬剤師転職の評判を紹介するWebサイトも多数ありますが、投稿する回答者の数によって大きく左右されるため、あてにならないものも多く含まれます。具体的には「回答数が少なすぎて、評判が偏りすぎている」「自分の転職経歴の話ばかりで、全く参考にならない」という声をよく聞きます。
このページでは『リクナビ薬剤師』の評判について、幅広い転職者からアンケート調査し、信用できる評判・口コミを集めました。
- リクナビ薬剤師の総評|他エージェントと比較して
- リクナビ薬剤師のメリットと評判・口コミ
- リクナビ薬剤師の注意点・デメリットと評判・口コミ
- リクナビ薬剤師が合う人・合わない人|他サービスとの使い分けも解説
- 薬剤師転職の口コミはどこで見る?主要サイトの特徴と選び方を比較解説
- 評判・口コミ一覧
全て読めば、自分が『リクナビ薬剤師』に登録すべきかどうか自信をもって判断でき、転職の第一歩を踏み出せるようになるでしょう。
1. リクナビ薬剤師の総評|他エージェントと比較して
『リクナビ薬剤師』は「最短3日で内定が出る」と言われるスピード感のある薬剤師向け転職サービスです。
本章では、そのサービス内容を簡潔に整理し、薬キャリやマイナビ薬剤師といった他の主要サービスとの違いを比較しながら、転職活動においてどのような立ち位置にあるのかを客観的にご紹介します。
リクナビ薬剤師の総評・評判|どんなサービス?他社と比べてどう?
『リクナビ薬剤師』は、リクルートが運営する薬剤師向け転職サービスです。
日本最大手の人材会社のノウハウを活かし、短期転職支援に強みを持ちます。
特に「提案力」が高く評価されており、当たり外れの少なさも特徴です。
以下は、200名の薬剤師を対象とした転職サイト評価アンケート結果に基づく『リクナビ薬剤師』の評価です。
点数 | 順位 | コメント | |
総合評価 | ★★★☆☆ (3.7点) | 5位 | 日本一である人材会社のノウハウが高い評判。特に「提案力」が強み。 |
求人の質・量 | ★★★★☆ (4.0点) | 4位 | 薬剤師専門会社でなく求人数はそこそこ。ドラッグストア求人はNo.1。 |
提案力 | ★★★★☆ (4.3点) | 1位 | 転職コンサルタントが極めて優秀。当たり外れも少ないと高評価。 |
サポート体制 | ★★★☆☆ (3.4点) | 5位 | スピーディな対応が高評価。「やや強引」といった口コミも。 |
注:各指標に関して
- 「求人の質・量」:魅力的な求人がどの程度多く掲載されているか・紹介してもらえたか
- 「提案力」:自分の希望する職場や条件・働き方を理解した上で、的確にアドバイスをしてくれたか
- 「サポート体制」:メールや電話、転職者との面談、面接同行などのサポートはしっかりしていたか
この結果から、リクナビ薬剤師は特化型のサービスではないものの、「スピード感」「コンサルタントの実力」「ドラッグストア領域の強さ」において高い実力を持つことがわかります。
他の薬剤師転職サイトとの位置づけ
薬剤師転職支援サービスには、マイナビ薬剤師・薬キャリエージェント・ファルマスタッフなどの強力な競合が存在します。
その中でリクナビ薬剤師は、以下のようなポジションにあります。
- ドラッグストア求人ではトップクラスの求人数
- 高年収求人や非公開求人の比率も多く、条件重視の人に向く
- 「最短3日で内定が出た」という口コミもあるほど、決定スピードが早い
- 一方、病院薬剤師や在宅領域、ライフワークバランス重視の職場紹介にはやや弱い
以上のことから、リクナビ薬剤師は「求人数・提案力・スピード感」を重視する人にとっては強力な選択肢である一方、じっくり相談したい人や病院勤務を目指す人は他サービスと併用するのが現実的です。
2. リクナビ薬剤師のメリットと評判・口コミ
評判・口コミからわかる『リクナビ薬剤師』のメリットは、下記4点です。
それぞれ口コミを引用しながら解説していきます。
2-1. 【ドラッグストア・調剤】求人数が多い
リクナビ薬剤師は、特にドラッグストアの求人数で業界トップクラスの実績を誇っています。実際に口コミでも「ドラッグストアへの転職ならリクナビ」と評されることが多く、転職者から高い信頼を得ています。
求人数が多いだけでなく、ドラッグストア特有の面接対策や店舗経営視点でのアドバイスが受けられる点も、初めての業態転職者にとっては心強いポイントです。
特にドラッグストアに絞って求人を探している薬剤師にとっては、リクナビ薬剤師の持つ案件の幅広さは大きな強みとなるでしょう。
2-2. 高収入求人数が多い
年収アップを目的とした転職を検討している薬剤師にとって、リクナビ薬剤師の「高収入求人の多さ」は大きな魅力のひとつです。
特に、病院や地方の調剤薬局で勤務していた方が、年収の伸び悩みを理由に転職を決意するケースが多く見られます。
リクナビ薬剤師では、ドラッグストアに限らず、調剤薬局や企業求人においても高年収案件の提案が可能です。
希望エリアや通勤条件などに妥協を求められる場合もありますが、給与面では想定以上のオファーが得られるという声が多く見受けられます。
調剤薬局を希望したところ、希望以上の年収で、職場環境も良好な求人を紹介してもらえました。
転職によって生活も大きく改善されました。
「給与を維持したまま無理のない勤務に切り替えたい」「将来を見据えて今のうちに収入を上げたい」といったニーズに対して、柔軟な求人提案を受けられる点は、他のサービスと比較してもリクナビ薬剤師の強みといえるでしょう。
2-3. コンサルタントの対応が早く丁寧
リクナビ薬剤師の大きな特徴のひとつが、担当コンサルタントの「寄り添う姿勢」と「対応の的確さ」です。
多くの転職エージェントでは、登録後すぐに求人提案が始まるものの、時に“転職ありき”の姿勢が見えることもあります。
一方、リクナビ薬剤師では、利用者の状況や迷いに対して丁寧にヒアリングを行い、必要に応じて「転職しない」という選択肢を勧めることもあります。
確かに、今の職場でも評価されていましたし、仕事も面白くなっていたタイミングでした。そこから本音で相談できるようになり、私の希望に合った転職先を提案してもらえました。
他社は転職前提で話を進めてくる中、リクナビだけが違っていて、信頼感がありました。
このように、単に求人を紹介するだけでなく、キャリアパートナーとして“相談に乗ってくれる”姿勢が高く評価されている点は、他サービスと比較しても大きなメリットです。
2-4. 面接日程調整や条件交渉も代行してくれる
転職活動において、求人探し以上に負担になりやすいのが、面接日程の調整や条件面での交渉です。
リクナビ薬剤師では、これらの実務的なやり取りもコンサルタントが代行してくれるため、在職中でも無理なく転職活動を進められると高く評価されています。
口コミの中には明示的な交渉の記載は少ないものの、「希望以上の年収」「通勤圏外の提案でも納得できる条件だった」など、結果的に条件面で満足している様子が複数確認されています。
職場環境も良好で、働き方が大きく改善されました。
こうしたサポートは、自分で求人に応募する方法では実現しづらく、エージェントを活用する大きなメリットのひとつです。交渉が苦手な方にとっても、安心して任せられる体制が整っています。
2-5. 登録から内定までの流れがスムーズでストレスが少ない
リクナビ薬剤師は、登録から求人提案、面接調整、内定までの一連の流れが非常にスピーディかつスムーズに進むと高く評価されています。
特に「最短3日で内定」という実績が示すように、決定までの早さは他社と比較しても際立っています。
電話やメールのレスポンスを含む対応スピードの速さに加え、ユーザー側で煩雑な手続きを行う必要がほとんどないことも、ストレスフリーな転職体験につながっています。
面接日程の調整や条件面の擦り合わせ、さらには内定後のフォローまで一貫して対応してくれるため、在職中の薬剤師でも無理なく転職活動を進めることができます。
対応がテキパキしていて、電話やメールの返信もすぐ来るので信頼できました。
次に転職する機会があっても、リクナビを使うと思います。
忙しい中でもストレスなく転職を進めたい方にとって、全体の動きが見通しやすく、テンポ良く進むことは大きな安心材料となるでしょう。
3. リクナビ薬剤師の注意点・デメリットと評判・口コミ
評判・口コミからわかる『リクナビ薬剤師』のデメリットは、下記2点です。
それぞれ口コミを引用しながら解説していきます。
3-1. 希望と異なる求人を提案された
「紹介される求人が多すぎて、自分に合う案件が見つからない」と感じる口コミが見られます。
リクナビ薬剤師では求人数の多さが特徴ですが、その一方で「求人の量はあるけど提案の質が伴っていない」という印象を持つ方もいるようです。
一つ目のデメリットとしては、「ピッタリな案件が少ない」という口コミが見受けられました。
どうやら、紹介してもらえる案件が「多すぎる」ために、ピッタリな案件が少なく見えるというのが実情のようです。
もし希望の条件と違うなと感じる時は、しっかり希望を伝えると良いと思いますよ。
紹介された求人が合わないと感じた場合でも、希望条件を明確に伝えることでより適した提案を受けられる可能性があります。初期のやり取りで希望をしっかり共有しておくことが大切です。
3-2. 電話・メールなどの連絡がやや強引
「レスポンスが速い」ことはメリットでもありますが、状況によっては“急かされている”と感じる方もいます。
特に、転職をまだ迷っている段階の人にとっては、頻繁な連絡やスピード感が負担になる可能性もあります。
こうした印象を避けるには、登録後の初回連絡で「現時点では急ぎではない」とあらかじめ伝えておくことが有効です。連絡方法やタイミングについて希望を示すことで、ストレスなくやり取りを進めやすくなります。
3-3. 電話・メールなどの連絡がやや強引
どの転職エージェントにも共通する課題ではありますが、リクナビ薬剤師でも「担当者の対応にばらつきがある」といった声が一部見られます。
特に、他サイトや知人の口コミで「リクナビの担当者は優秀」との評判を聞いて期待していたものの、実際に担当になった人物の対応に物足りなさを感じたというケースもあるようです。
他社と比べて極端に悪くはないが、“期待値が高かった分ギャップを感じた”というのが本音です。
リクナビ薬剤師では、担当者の変更希望にも対応してくれる体制があるため、もし相性に違和感を覚えた際は遠慮せず申し出るのがよいでしょう。
担当者との相性が転職成功の満足度を左右する要因にもなるため、納得のいくサポートを受けるための一手段として活用すべきです。
3-4. 地方求人が少ない・領域が偏っている
リクナビ薬剤師は全国対応のサービスですが、口コミの中には「地方の求人が少ない」といった意見や、「ドラッグストア求人に偏りがある」といった声も見受けられます。
また、こちらが希望していないドラッグストア求人が何件か含まれていて、希望とのズレを感じました。
都市部では求人数が豊富で条件の選択肢も広い一方、地方在住の薬剤師や病院・企業勤務希望者にとっては、提案の幅に物足りなさを感じる可能性があります。
このような場合には、リクナビ薬剤師と併せて地域密着型の転職エージェントや、特定領域に強いサービスを併用することで、より満足度の高い転職が実現しやすくなります。
4. リクナビ薬剤師が合う人・合わない人|他サービスとの使い分けも解説
転職サイト選びにおいて最も重要なのは、自分に合ったサービスを見極めることです。
この章では、口コミ傾向やサービスの特性をもとに、リクナビ薬剤師がどんな人に向いているか、どんな人は他サービスと併用すべきかを解説します。
4-1. リクナビ薬剤師が向いている人の特徴
口コミから見えてくるリクナビ薬剤師の強みは、「スピード感」と「提案力の高さ」です。これらの特徴をふまえると、次のようなタイプの薬剤師には特に向いていると言えるでしょう。
- できるだけ早く転職を決めたい人
- ドラッグストアや調剤薬局の求人を重視している人
- 条件を整理して任せたいタイプの人
- 「とりあえず提案を多く見たい」人
特に、転職経験が少なく「何から始めていいかわからない」と感じている人にとっては、テンポよく選択肢を提示してくれるサポート体制は心強いでしょう。
一方で、じっくり相談しながら転職先を決めたい人や、病院勤務・研究職などを希望する人には、他サービスとの併用を検討するのがおすすめです(次項参照)。
4-2. 他サービスと併用すべき人の特徴
リクナビ薬剤師は優秀なサービスである一方で、すべての薬剤師にとってベストな選択肢とは限りません。
口コミやサービス内容をもとにすると、以下のようなタイプの方は他サービスとの併用を検討するのが現実的です。
- 病院や企業薬剤師など、専門領域にこだわりがある人
- じっくり相談してキャリアを考えたい人
- 地方在住で近隣に求人が少ないと感じる人
- マイペースに転職活動を進めたい人
複数のサービスを併用することで、求人の選択肢が増えるだけでなく、担当者の視点の違いを比較することができるのも大きなメリットです。
特に、「慎重に転職先を選びたい」という方にとっては、リクナビ薬剤師1本に絞るよりも、相性の良いサービスを見極めながら進めるほうが満足度の高い結果につながりやすいでしょう。
4-3. リクナビ薬剤師があまり合わない人の特徴
リクナビ薬剤師の口コミでは「スピード感」「提案力」「求人の豊富さ」が高く評価されている一方で、早いスピード感や積極性が合わないと感じる人もいます。
以下のような方は、別のサービスの方が合っている可能性があります。
- 時間をかけてじっくり転職先を考えたい人
- 1つ1つの求人に丁寧に向き合いたい人
- 転職に対する温度感がまだ低い人
- 病院や研究職など、より専門性の高い職場を希望する人
リクナビ薬剤師は「スピード重視」で進めたい人にとっては非常に便利なサービスですが、慎重に進めたい方には、より相談に重点を置くサービスの方が安心して使えることもあります。
4-4. その他に併用がおすすめの転職サイト
『薬キャリエージェント』と『リクナビ薬剤師』にもう1〜2社併用すれば転職サイト選びはかなり選択肢やサービス面で充分な恩恵を享受できるはずです。
そこで、重要なのは求人と提案力に優れた転職サイトを選ぶことです。
薬剤師転職は転職先によって、ずば抜けた求人数を持つ転職サイトがあるので、希望の転職先がはっきり決まっている場合には、下記転職サイトを併用しましょう。
求人数おすすめNo.1 | 求人数おすすめNo.2 | |
病院 | 薬キャリエージェント | ファルマスタッフ |
調剤薬局 | ファルマスタッフ | アプロドットコム |
ドラッグストア | リクナビ薬剤師 | ヤクジョブ |
企業 | 薬キャリエージェント | ヤクジョブ |
高収入転職 | リクナビ薬剤師 | ファルマスタッフ |
派遣 | ファルマスタッフ | アプロドットコム |
ちなみにどの転職サイトも登録は5分ほどで完了し、利用も完全無料なので、まずは気軽に登録して相談してみることをおすすめします。
5. 薬剤師転職の口コミはどこで見る?主要サイトの特徴と選び方を比較解説
「どの職場がいいか」「実際の働きやすさは?」を知るために、口コミ情報は非常に有用ですが、薬剤師の転職で参考になる口コミサイトにはそれぞれ違いがあり、見るべき情報源を間違えると判断を誤るリスクもあります。
この章では、薬剤師向けの主要な口コミサイトの特徴と違いを明確にし、「自分に合った情報源はどこか?」という視点から選び方を整理していきます。
- 薬コミ|薬剤師だけの口コミが見られる専門サイト
- エンゲージ会社の評判|幅広い企業情報をまとめて見るのに最適
- OpenWork|具体性と信頼性の高い口コミが読みたい人におすすめ
- SNS・掲示板・口コミアプリ|補足的な情報源として役立つ
- インターネット記事|第三者レビューの中立性を活かす
サイト名 | 対象職種 | 特徴 | 向いている人 | 閲覧条件 |
薬コミ | 薬剤師特化 | 業種別・薬剤師のみ投稿 | 薬剤師だけの口コミを効率的に見たい人 | 会員登録(無料) |
OpenWork | 全職種(職種明記あり) | 具体性・信頼性が非常に高い | 職種別に精緻な企業情報を読みたい人 | 投稿(500文字以上) |
エンゲージ会社の評判 | 全職種 | 比較機能・総合評価が豊富 | ・複数企業の比較をしたい人 ・企業全体の文化を知りたい人 | 投稿 or 有料プランが必要 |
SNS/5ch/GoogleMap | 全職種・匿名系 | 即時性・裏話・感情的な内容 | ネガティブ傾向やリアルな声を探したい人 | 制限なし(一部ログインあり) |
インターネット記事(本記事含む) | 全職種 | 中立的メディア 第三者視点で口コミを要約・比較 | 客観的に情報を整理して判断したい人 | 閲覧自由 |
5-1. 薬コミ|薬剤師だけの口コミが見られる専門サイト
薬コミは、薬剤師のために作られた唯一の薬剤師特化型口コミサイトです。
- 調剤薬局・ドラッグストア・病院・製薬会社などの業種別に分類
- 投稿者も薬剤師に限られるため、情報のブレが少ない
- 無料登録が必要だが、量・範囲ともに網羅性は最大級
薬剤師目線で「人間関係がどうだったか」「評価制度はどうだったか」といった具体的な職場内の様子を知りたい場合には、まずチェックすべきサイトです。
5-2. エンゲージ会社の評判|幅広い企業情報をまとめて見るのに最適
エン・ジャパンが運営するエンゲージ会社の評判は、3,000万件以上の口コミを抱える日本最大級の口コミデータベースです。
- 投稿者の職種が明示されていないため、薬剤師以外の声も混ざる
- 職場全体の文化や雰囲気を多角的に知るには適している
- 比較機能が充実しており、「企業Aと企業Bでどちらがよさそうか?」を可視化しやすい
「店舗単位ではなく、企業全体としての評価」「複数社を横並びで見たい」といった目的には最適です。
5-3. OpenWork|具体性と信頼性の高い口コミが読みたい人におすすめ
OpenWorkは、口コミ投稿が必須(かつ500文字以上)という特徴を持ち、一つひとつの投稿の質が高いことで知られています。
- 「薬剤師」「事務職」など職種が明記されているため、フィルタリングが可能
- 年収や福利厚生、有休取得率などが数値で可視化されている
- 投稿前提のため閲覧ハードルは高めだが、その分情報の信頼性が高い
「自分と似た背景を持つ薬剤師が、どう感じたのか」を精緻に読みたい人におすすめです。
5-4. SNS・掲示板・口コミアプリ|補足的な情報源として役立つ
SNS(X〈旧Twitter〉、TikTokなど)や匿名掲示板(5ちゃんねる、爆サイなど)にも、薬剤師のリアルな声や体験談が投稿されることがあります。
ただし、それらは信頼性の担保が難しく、断片的・感情的な内容も多いため注意が必要です。
特に匿名掲示板では一方的に特定のサービスを批判するために事実無根の書き込みがされている場合もあるため、あくまで補足的な情報源として使うのが現実的です。
媒体 | 特徴 | 活用方法 |
X(旧Twitter) | 即時性が高く、現役薬剤師の本音が出やすい | 業界の空気感や炎上リスクを把握 |
TikTok・YouTube Shorts | 転職あるある、裏話系のショート動画 | 若手向けの業界ネタ確認用 |
5ch/爆サイ等 | 完全匿名・攻撃的な表現も多い | ネガティブ情報の兆候を観察 |
Google Mapの店舗口コミ | 接遇・待ち時間など患者目線の情報 | 医療機関・接遇の参考用 |
例えば「〇〇薬局 2ch」などで検索すると、労働時間や人間関係に関する書き込みが見つかることもあります。
ただし、過去の投稿や誇張された内容も混ざっているため、あくまで“火の気の有無”を見る程度に留めておくのが賢明です。
📌 編集部からの補足
SNSや掲示板は一次情報ではあるものの、個人の感情やバイアスが強く反映されるメディアです。
そのため、「気になる職場のネガティブ情報を掘る」といった使い方であれば意味がありますが、最終判断は信頼性の高い口コミサイト(薬コミ/OpenWorkなど)との照合が不可欠です。
5-5. インターネット記事|第三者レビューの中立性を活かす
薬剤師転職に関連するインターネット記事や比較メディアも、口コミの補完情報として有用です。
特に、特定のサービスを運営していない第三者メディアの記事は、中立的な立場から情報を整理・解説しており、以下のような特徴があります。
- 複数の口コミサイトや公式情報を横断的に調査・要約している
- 利用者アンケートなど独自の調査に基づいた情報を提供
- 誇張表現を避けた客観的な評価・提案が多い
例えば本記事(LiPro)では、200人規模のアンケートをもとに、各サービスの特徴や口コミ傾向を分かりやすく整理しました。
これにより、口コミを見るだけではわからない「全体像」や「使いどころ」がつかめるように編集されています。
企業発信のPR情報と口コミの中間に位置する情報源として、最終判断の補完材料として活用するのが賢い使い方です。
6. 評判・口コミ一覧
『リクナビ薬剤師』の全評判・口コミをご紹介します。
調剤薬局で働いていたが、店舗の経営を幅広くやりたいと思いドラッグストアへの転職を決断。
「ドラッグストアに転職するならリクナビだよ」と同僚に聞いて登録したところ、数多くの求人を頂け、ドラッグストアならではの面接のコツなども聞く事ができ、本当に為になった。他の人にもおすすめしたい
「転職しなくてもいいのでは」とアドバイス頂いたのはリクナビさんのみ。確かに、今の会社でもいい評価をもらい、仕事も面白くなってきたタイミングだった。そこから転職したい本当の理由を相談することになり、私の希望に沿った転職先をしっかり見つけて頂けた。
他の転職サイトは転職ありきでのアドバイスばかりだったので、転職に対する取り組みが全然違うと実感した。担当して下さったHさんには本当にお世話になりました。
転職は3回目です。初めての転職では転職サイトに5つ登録して大変だったので、その後は一番対応が良かったリクナビのみを使っています。
調剤薬局で働きたいと伝えると、エリア内で数多くの求人を紹介してもらったが、量が多すぎて質はあまりよくない印象でした。どれがいいのか悩んでいると、また別の求人を頂いて、それも何となくぴったりこなかったので、大量の求人メールがたまって面倒になってしまいました。
転職を検討しようと思い、転職だったらリクナビだと思ってサイトに登録した。
すぐに転職する予定ではなかったが、登録した日にすぐ電話がかかってきた時は驚いた。社内のオペレーションなのだろうか、転職を考えていると伝えると求人を大量にいただく。 決して不快な対応では無かったが、あまりにスピーディな連絡と対応が強引だと感じてしまった。
7. よくある質問(FAQ)
本項目では、リクナビ薬剤師についてよくある質問・疑問点をまとめています。ぜひ参考にしてください。
- 登録だけでも使える?
- 拠点はどこ?
- 費用はかかる?
- 担当アドバイザーの変更はできる?
- 個人情報は安全ですか?
- 新卒でも使える?
- 他サービスと併用してもいい?
- 電話やメール連絡はしつこくない?
- 非公開求人は本当に多いの?
登録だけでも使える?
リクナビ薬剤師では、転職活動をすぐに始める予定がなくても登録できます。
求人情報の閲覧やアドバイザーとの初期相談を通じて、自分のペースで転職活動の準備を進められる点が大きな特徴です。
情報収集だけでの利用も歓迎されており、無理に応募を促されることはありません。
登録後に転職意欲が高まったタイミングで本格的に進める、という使い方も可能です。
拠点はどこ?
リクナビ薬剤師の運営拠点は東京都です。
サービスを提供するリクルート社は東京本社を中心に全国展開しており、転職サポートは基本的に電話・メール・オンライン面談を通じて提供されています。
物理的な拠点に出向く必要はなく、地方在住の方でも問題なく利用できます。オンラインでのやり取りに対応しているため、時間や場所に縛られずに転職活動を進めることが可能です。
費用はかかる?
いいえ、リクナビ薬剤師のサービスは完全無料です。
求人の紹介から面接対策、条件交渉、内定後のフォローに至るまですべて無料で利用できます。
これは、採用が決定した際に求人企業から紹介手数料を受け取る「成功報酬型」のビジネスモデルを採用しているためです。
利用者が料金を支払うことは一切ありませんので、費用面の心配なく安心して利用できます。
担当アドバイザーの変更はできる?
はい、担当アドバイザーの変更は可能です。
リクナビ薬剤師では、万が一相性が合わないと感じた場合には、担当アドバイザーの変更を依頼することができます。これは利用者の満足度を重視した体制の一環であり、よくある要望のひとつとして受け入れられています。
「話しづらい」「対応に不満がある」などの場合は、遠慮なく運営窓口に相談してみましょう。迅速に別の担当者を案内してもらえるケースがほとんどです。
個人情報は安全ですか?
はい、リクナビ薬剤師では個人情報の保護に厳格な基準を設けています。
運営会社である株式会社リクルートは、プライバシーマークの取得企業であり、個人情報保護方針に則って情報を取り扱っています。本人の許可なく、求人企業へ個人情報が開示されることはありません。
また、在職中の利用であっても、登録情報が勤務先に漏れる心配はありません。転職活動を安心して進められる環境が整っています。
新卒でも使える?
基本的には中途採用向けサービスですが、既卒予定者や薬剤師資格取得見込み者の利用は可能です。
リクナビ薬剤師は、主に転職希望者を対象とした転職支援サービスですが、既に薬剤師国家試験に合格している方や、就業経験のある方が「初めての転職」として利用するケースも増えています。
一般的な“新卒採用ルート”とは異なり、自己応募や企業との直接マッチングではなく、キャリアアドバイザーの支援を受けながら進める形になります。
他サービスと併用してもいい?
はい、複数の転職サービスを併用しても問題ありません。
実際に多くの薬剤師が、リクナビ薬剤師と他社サービス(例:マイナビ薬剤師、薬キャリ、ファルマスタッフなど)を組み合わせて利用しています。それぞれ取り扱っている求人や担当者の対応スタイルが異なるため、比較しながら判断することで納得のいく転職先に出会いやすくなります。
複数登録する場合は、情報整理が煩雑にならないよう、メインのサービスを1~2社決めておくのがおすすめです。
電話やメール連絡はしつこくない?
連絡頻度が気になる場合は、あらかじめ希望を伝えることで調整が可能です。
リクナビ薬剤師は対応がスピーディなことで知られていますが、反面「急かされている」と感じる利用者もいます。ただし、連絡の頻度や時間帯については、登録後の初回面談時などに希望を伝えることで柔軟に調整してもらえます。
「転職はまだ検討段階なので、週1回程度の連絡にしてほしい」といった要望も受け入れられています。不安な場合は、遠慮なく相談しましょう。
非公開求人は本当に多いの?
はい、リクナビ薬剤師は非公開求人の取り扱いが豊富なことで知られています。
特に高年収や好条件の求人は、応募が集中しすぎないように「非公開」として紹介されるケースが一般的です。リクナビ薬剤師では、大手ドラッグストアや調剤薬局を中心に、こうした限定求人のストックが多く、登録後のカウンセリングを通じて紹介されます。
非公開求人はWeb上で検索しても表示されないため、「こんな職場があるなんて知らなかった」という出会いがあるのも魅力です。自力では見つけづらい優良求人に出会いたい方は、積極的に活用する価値があります。
8. まとめ
『リクナビ薬剤師』の評判・口コミを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
『リクナビ薬剤師』は総じて口コミ評価は高く、特に高収入転職に強いサイトなので、転職を検討している方は間違いなく使うべき転職エージェントだと言えるでしょう。
一方で、求人数はもう一歩という評判でした。もしリクナビ薬剤師を活用するのであれば、病院や企業薬剤師などの求人が多いと口コミ評価だった薬キャリエージェント(総合評価1位)と併用する形で登録するのが賢いと言えます。
どちらにせよ無料なので、とりあえず利用してみて合わなければ他社、と気軽に相談してみることをおすすめします。
※薬剤師が転職する時の注意点
薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、口コミの通り、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。薬剤師転職の落とし穴!失敗談から学ぶ「後悔しない転職」の極意を見て、後悔しない転職を実現してください。
特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職エージェントを活用することをお勧めします。薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!を参考にすると良いでしょう。
転職活動は、将来のキャリアや待遇などに悩み、すぐに決められるものではありません。しっかり考えた上で、次の一歩を踏み出してくださいね。
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
「ドラッグストアに転職するならリクナビだよ」と同僚に聞いて登録したところ、数多くの求人をもらえた。
面接のコツなども丁寧に教えてもらい、本当にためになった。他の人にもおすすめしたい。