海外旅行や出張で欠かせないのがネット環境。
近年主流になっているeSIMなら、海外でのポケットWiFiレンタルのように面倒な返却作業が生じることも、格安SIMの海外使用(ローミング利用)で料金が高額になる心配もありません。
この記事では、海外eSIMのおすすめサービスを比較し、iPhoneやau端末での設定方法、最適な切り替えタイミングまで解説します。
Airalo(エアロ)、trifa(トリファ)など人気のeSIMから、ヨーロッパ周遊や無制限プランまで、あなたの旅行スタイルに合った選び方を確認してみてください。
荷物を増やさず便利なeSIMで、快適な海外旅行を楽しみましょう!
海外eSIM | レンタルサービス | ポケットWiFiを調達 | 現地プリペイドSIMデータ | ローミング
安い・簡単 総合的におすすめ | 使いやすいが高い 荷物が増える | 安いが入手が手間 | 料金が高い |
サービス | 最大の強み |
---|---|
Airalo | 全体的に安価 1,000万人の利用実績 お得なクーポン発行している場合も多い |
トリファ | 日本企業が運営 日本語サポートで旅行中も安心 |
SkySIM | 1日単位から購入可能 短期旅行や出張に最適 |
World eSIM | 周遊プランが豊富・充実 東証プライム上場企業が運営で安心 |
きもちeSIM | わかりやすい手続き&設定が魅力 海外eSIM初心者におすすめ |
eSIM Square | 周遊プランが充実、安定したサービス WiFi事業も扱うテレコムスクエア運営 |
エアトリ eSIM | 格安航空券の比較と一緒に購入可 |
グロモバeSIM | 365日LINEサポートがあるから安心 |
\ 海外でも今のスマホキャリアを使い続けたいなら /
海外旅行や出張におすすめのeSIM一覧

eSIMとは「embedded SIM」の略で、物理的なSIMカードを差し替えることなくデジタルで通信事業者を切り替えられる技術です。
そのため海外旅行や出張時には特に便利で、出発前にスマートフォンやタブレットにデータプランをダウンロードしておくだけで、現地に到着したらすぐにインターネットに接続できますよ。
近年、この海外で使えるeSIMが非常に人気を博しています。
以降ではおすすめ海外eSIMについてご紹介します。
サービス名 | プラン・価格帯目安 | サポート |
---|---|---|
Airalo | 約200以上の国に対応 | 比較的リーズナブル日本語対応に難あり | 365日対応
トリファ | 約200国に対応 | やや高め設定が簡単でわかりやすい | 日本語対応完備
SkySIM | 1日〜利用OK | 中程度日本語対応 | 専用アプリはない
きもちeSIM | 比較的 | 安め平日:10:00〜17:00 | 24時間サポートはなし
World eSIM | 中程度 | リージョン別プランあり(日本時間) | サポート:9:00〜18:00
eSIM Square | 周遊プラン充実 | アジア、米国EU28カ国など24時間日本語サポート |
エアトリ eSIM | やや高め | 航空券予約とセットで手続きOK365日LINEサポート |
グロモバeSIM | プランが豊富 | やや高め365日LINEサポート |
Airao(エアロ)は価格重視の方に、trifa(トリファ)はサポート・安定性を求める方に人気です。
eSIMスクエアは長期滞在で各国への旅行・出張が多い方に、Sky SiM(スカイシム)は短期利用の滞在が多い方に向いています。
きもちeSIMはeSIMをシンプルにわかりやすく使いたい方におすすめ。
World eSIMは世界中どこでも使いたい方に、エアトリeSIMは旅行予約とセットで考えている方に、グロモバeSIMはビジネス用途の方に向いていますよ。
一つずつチェックしていきましょう。
Airalo(エアロ)
Airaloは世界200以上の国と地域に対応している人気のeSIMサービスです。
世界初のeSIMストアとして2019年にサービスを開始し、現在では多くの旅行者に利用されています。

特徴 | 詳細 |
対応エリア | 200以上の国と地域 |
料金の目安 | 韓国 10日:4,700円(無制限) 30日:9,150円(無制限) 台湾 7日:700円〜(1GB〜) 10日:5,150円(無制限) 15日:1,050円〜(2GB〜) 30日:1,400円〜(3GB〜) |
プランタイプ | ローカル(1国) リージョナル(複数国) グローバル(世界対応) |
追加チャージ | アプリ内で簡単に追加購入可能 |
テザリング | 可能(プランによる) |
サポート | 24時間、日本語対応あり |
利用デバイス | iPhone XS以降 Pixel 3以降 Galaxy S20以降など |
支払い方法 | クレジットカード PayPal その他(日本円決済対応) |
Airaloはアプリから直接eSIMをインストールできる便利さが特徴で、データ通信専用のプランが中心です。
料金は他のeSIMサービスと比較して全体的に安い傾向にあります。
アジア地域の電波が特に強く、安定した通信が期待できますよ。
\アプリダウンロードですぐに使える!/
トリファ(trifa)
トリファは世界200カ国でモバイルデータ通信できる日本国内発のeSIMアプリです。
日本企業が運営しているだけあって日本語サポートが充実し、初心者にも使いやすいと評判です。

特徴 | 詳細 |
対応エリア | 世界200カ国 |
料金の目安 | 韓国 1日:990円(無制限) 7日:2,720円 (5GB)/5,990円(無制限) 30日:12,840円(無制限) 台湾 1日:990円(無制限) 7日:2,310円 (無制限) 30日:12,480円(無制限) |
プランタイプ | 期間とデータ容量で選択可能 |
追加チャージ | アプリから簡単に追加可能 |
テザリング | 可能(プランによる) |
サポート | 24時間365日 日本人スタッフによるサポート |
trifa(トリファ)は日本語サポートが充実し、初心者にも使いやすいeSIMアプリとして人気があります。
手厚いサポート体制があるため、eSIMを初めて使う方でも安心して利用できます。
また、キャンセルオプションが付けられるのも特徴的です。
データ容量が少ないプランは他のeSIMサービスより安く提供されていますが、無制限プランは他社の方が安い場合もあります。
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eSIM square

eSIM squareはテレコムスクエアが提供する、初心者でも簡単に使えるeSIMサービスです。
2ステップで簡単に利用でき、メールやチャットでのサポートも充実しています。
特徴 | 詳細 |
対応エリア | 世界200以上の国と地域 |
料金の目安 | 韓国 3日:1,986円(無制限) 5日:2,968円(無制限) 7日通話付き:3,750円(無制限) 30日:5,160円(30GB) 台湾 3日:770円(1GB/日) 5日:1,070円(1GB/日) 30日:4,080円(10GB) |
プランタイプ | 旅行日程に合わせて選択可能 |
追加チャージ | マイページから簡単にリチャージ可能 |
テザリング | 可能(プランによる) |
サポート | メールやチャットでのサポートあり |
eSIM squareは特に初心者に向けて設計されており、「誰でも簡単にeSIMを使える」ことを目指しています。
30年にわたり世界を旅する人たちに通信サービスを提供してきたテレコムスクエアのノウハウが活かされており、利用前・利用中・利用後の問い合わせやサポートが充実しています。
アプリから容易にデータ使用量の確認やリチャージが可能で、旅行中も安心して使えます。
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Sky SiM(スカイシム)

Sky SiM(スカイシム)は海外旅行向けのeSIMサービスで、1日単位の柔軟な契約が特徴です。
特徴 | 詳細 |
対応エリア | 世界90ヶ国150ヶ所以上 |
料金の目安 | 韓国 1日:610円(1GB)/800円(無制限) 7日:5,600円 (無制限) 台湾 1日:950円(3GB)/1,430円(無制限) 7日:5,340円 (無制限) |
プランタイプ | 1日〜30日間、容量は500MB/1GB/無制限から選択 |
追加チャージ | 容量切れの場合は追加購入可能 |
テザリング | 可能 |
サポート | 日本企業によるサポート |
最大の特徴は1日単位で契約できる点で、短期旅行や出張に最適です。
データ容量も500MB〜無制限まで選べるため、必要に応じて最適なプランを選択できます。
運営元は「株式会社FREEDiVE」で、MugenWiFiやAiR-WiFiなどのモバイルWiFiサービスでも知られています。
1日のみの短期利用を検討している方や、旅行期間がはっきり決まっている場合におすすめです。
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きもちeSIM

きもちeSIMはさまざまな割引や無料プランを提供するeSIMサービスで、予算を抑えたい旅行者に適しています。
ただし、無料プランはデータ容量や期間に制限がある場合があります。
特徴 | 詳細 |
対応エリア | 世界100以上の国と地域 |
料金の目安 | 韓国 1日:274円(1GB)〜/545円(無制限) 7日:984円 (5GB)〜/3,331円(無制限) 30日: 13,861円(無制限) 台湾 1日:498円(無制限) 7日:2,785円 (無制限) 30日: 11,571円(無制限) |
プランタイプ | 国ごと、地域ごとのプラン |
追加チャージ | アプリから追加可能 |
テザリング | 可能(プランによる) |
サポート | 日本語サポートあり |
きもちeSIMは広告を視聴することで、無料または大幅に割引された価格でeSIMを利用できるユニークなサービスです。予算を抑えて海外旅行を楽しみたい方に最適です。
アプリをインストールして広告を視聴すれば、その場でクーポンが発行され、大幅割引または無料でeSIMを利用できます。
ただし、完全に無料で利用できるプランはデータ容量や期間が限られる場合があります。
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World eSIM

World eSIMは世界各国で利用できるグローバルeSIMサービスで、シンプルな料金体系と高速通信が特徴です。
特徴 | 詳細 |
対応エリア | 200以上の国と地域 |
料金の目安 | 韓国 1日:610円(1GB)/800円(無制限) 7日:5,600円(無制限) 台湾 1日:950円(3GB)/1,430円(無制限) 7日:5,340円(無制限) |
プランタイプ | 国別、地域別、グローバルプラン 手広く揃っている |
追加チャージ | オンラインで簡単に追加可能 |
テザリング | 可能 |
サポート | 多言語サポート |
World eSIMは特に世界中を旅行する方に適したサービスで、グローバルプランを利用すれば国をまたいでも同じeSIMを使い続けることができます。
シンプルな料金体系で分かりやすく、5Gにも対応している地域があるため高速通信が可能です。
また、複数のプランを同時に購入して保持できるため、将来の旅行のためにあらかじめプランを確保しておくこともできます。
\海外旅行・出張機会が多いなら/
エアトリeSIM

エアトリeSIMは旅行会社のエアトリが提供するeSIMサービスで、旅行のプランニングからeSIMの購入まで一括で対応できる便利さが特徴です。
特徴 | 詳細 |
対応エリア | 150以上の国と地域 |
料金の目安 | 韓国 1日:1,200円(無制限) 3日:1,810円(3GB) 7日:3,210円(10GB) 30日:5,250円(20GB) 台湾 1日:1,450円(無制限) 3日:990円〜(1GB〜) 5日:5,680円(無制限) |
プランタイプ | 短期旅行向け〜長期滞在向けまで多様 |
追加チャージ | 可能 |
テザリング | 可能(プランによる) |
サポート | 日本語サポート |
エアトリeSIMは旅行会社のエアトリが提供しているため、航空券や宿泊施設と一緒に予約できる利便性があります。
旅行計画に合わせたプランを提案してもらえるため、海外旅行初心者でも安心して利用できます。
また、エアトリの会員特典と組み合わせることで割引が受けられる場合もあります。旅行のトータルサポートを求める方におすすめのサービスです。
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グロモバeSIM

グロモバeSIMはグローバルモバイルが提供するeSIMサービスで、長期滞在者向けの充実したプランが特徴です。
特徴 | 詳細 |
対応エリア | 120以上の国と地域 |
料金の目安 | 韓国 1日:1,200円(無制限) 3日:770円〜(1GB〜) 5日:3,500円(無制限)/880円〜(1GB〜) 7日:700円 (7GB, 1GB/日)/930円〜(1GB〜) 台湾 1日:970円(無制限) 3日:2,900円(無制限)/660円〜(1GB〜) 5日:4,550円(無制限)/730円〜(1GB〜) |
プランタイプ | 短期〜長期(最大180日)、データ容量も多様 |
追加チャージ | 可能 |
テザリング | 可能 |
サポート | 24時間365日の日本語サポート |
グロモバeSIMは特に長期滞在者に向けたプランが充実しており、最大180日間の長期プランも提供しています。
24時間365日の日本語サポートがあるため、海外滞在中のトラブルにも迅速に対応してもらえます。
また、大容量プランも多数用意されているため、仕事で海外に行く方や、動画視聴など大量のデータ通信を行う方にも適しています。
レンタルWiFiサービスでの実績も豊富なため、安定したサービスが期待できます。
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【人気国別】海外旅行におすすめのeSIM紹介

韓国 | 10日:4,700円(無制限) 30日:9,150円(無制限) |
台湾 | 7日:700円〜(1GB〜) 10日:5,150円(無制限) 15日:1,050円〜(2GB〜) 30日:1,400円〜(3GB〜) |
アメリカ | 7日:700円 〜(1GB〜) 15日:1,200円(2GB) 30日:1,600円〜(3GB〜) |
シンガポール | 7日:700円〜 (1GB〜) 15日:1,000円〜(2GB〜) 30日:1,250円〜 (3GB〜) |
タイ | 7日:700円〜(1GB〜) 15日:750円〜(2GB〜) 30日:900円 (3GB〜) |
ヨーロッパ | 7日:750円〜(1GB〜) 15日:1,400円〜(2GB〜) 30日:1,950円〜(3GB〜) |
2025年4月末時点/一部料金価格引用
最新情報は公式サイトにてご確認ください。
韓国でおすすめの海外eSIM
韓国は日本から近く、短期旅行先として人気があります。
高速で安定した通信環境が整っているため、eSIMも使いやすい国です。
おすすめeSIM | 特徴 |
Airalo | 10日間4,700円、30日間9,150円の無制限プランがあり、長期滞在でたくさんデータ通信をする方に適しています。 他社の30日プランと比較しても価格が安く、無制限で使える点が魅力です。 |
eSIM Square | 通話付きの7日間無制限プランが3,750円で利用できるのが特徴的です。 通話機能が必要な方にとって、データ通信だけでなく音声通話も含まれている点が便利です。 |
きもちeSIM | 1日あたり274円から利用できる短期プランがあり、予算を抑えたい短期旅行者に最適です。 また7日間プランも984円から利用可能で、エアロやトリファと比較してコストパフォーマンスが高いです。 |
Airalo(エアロ)は無制限プランが10日間4,700円、30日間9,150円と長期滞在者に特にコスパが良く、データ容量を気にせず利用できる点が魅力です。
世界各国対応の老舗eSIMで信頼性も高いです。
eSIMスクウェアは通話付きの7日間無制限プランが3,750円で利用可能で現地の電話番号が必要な方に便利です。
きもちeSIMは1日274円から利用でき、7日間プランも984円からと短期旅行者向けの予算重視プランが充実しています。
必要最低限の通信量で旅行を楽しみたい方におすすめです。
渡航前にキャンペーン情報をチェックするのもおすすめです。
台湾でおすすめの海外eSIM
台湾は日本からのアクセスが良く、魅力的な食事や絶景、温泉など多くの観光スポットがある人気の旅行先です。
台湾でスマホを快適に使うには、eSIMが便利な選択肢となっています。
おすすめeSIM | 特徴 |
Airalo | 7日間700円から、30日間1,400円からと他社と比較して非常にリーズナブルな価格設定。 長期滞在者にとって30日プランのコストパフォーマンスが特に高い。 |
トリファ | 1日990円、7日間2,310円の無制限プランがあり、短期間で大量にデータを使用したい方に最適。 他社の無制限プランと比べても価格が抑えめ。 |
eSIM Square | 3日間770円、5日間1,070円の1GB/日プランがあり、短期の台湾旅行者に最適。 毎日一定量使える点が旅行スケジュールを立てやすくします。 |
Airaloはアプリでの設定が簡単で、年中無休24時間のサポート体制が整っています。
有効期限は7日間・15日間・30日間から選択でき、データ容量もそれぞれ1GB・2GB・3GBから選べます。
長期滞在者には特に高いコストパフォーマンスを提供しています。
トリファは通信量は1GB・3GB・5GB・10GB・30GB・50GB・無制限から選択でき、有効期限は3日間・7日間・15日間・31日間・60日間と幅広いのが特徴です。
設定は最短3分で済むため、忙しい方にも最適ですし、1日990円、7日間2,310円の無制限プランがあり、他社の無制限プランと比べても価格が抑えめで、短期間で大量のデータを使いたい方に特におすすめです。
eSIM Squareは3日間770円、5日間1,070円の1GB/日プランがあり、短期の台湾旅行者に最適と言えます。
台湾の主要都市(台北、高雄、台中など)での接続は非常に安定しており、旅行中も高速データ通信を楽しめます。
旅の目的や滞在期間に合わせて最適なプランを選びましょう。
タイでおすすめの海外eSIM
タイのモバイル通信速度は日本とほぼ同等の37.85Mbps(2023年)で、通信環境は非常に良好です。
バンコクをはじめ、プーケットやチェンマイなどのリゾート地を含むタイ全土で快適に利用できます。
おすすめeSIM | 特徴 |
Airalo | 7日間700円から、30日間900円と他社比較でリーズナブル。 30日間3GBプランが900円というのは特に長期滞在者にとって経済的です。 |
World eSIM | 30日間のプランが充実、3GB(900円)から20GB(2,650円)まで選べる。 使用量に応じて最適なプランを選べる点が魅力です。 |
きもちeSIM | 8日間2,407円の無制限プランが特徴的 短〜中期の旅行でたくさんデータを使いたい方に適しています。 |
Airaloは7日間700円から、30日間900円と他社と比較してお得な料金設定です。
特に30日間3GBプランが900円という価格は、長期滞在者にとって非常に経済的です。
また、カンボジアやラオスなど周辺国も訪問する予定なら、周遊プランのあるWorld eSIMが便利です。
World eSIMは30日間のプランが充実しており、3GB(900円)から20GB(2,650円)まで選べるのが特徴です。
短〜中期の旅行でたくさんデータを使いたい方に最適で、地図アプリの利用や写真・動画のアップロード、SNSの更新など、データ量を気にせず快適に利用したいならきもちeSIMの8日間2,407円の無制限プランもおすすめがお得でおすすめ。
バンコクであればどのキャリアでも問題なく使えますが、地方ではキャリアによって通信状況に差がありますのできちんと確認しておきましょう。
ヨーロッパでおすすめの海外eSIM
ヨーロッパは複数の国を訪れることが多いため、周遊プランのあるeSIMが便利です。
複数国を訪れる際には、周遊プラン(地域プラン)が便利ですが、数カ国程度の旅行であれば国別プランを購入する方が場合によっては安価になることもあります。
おすすめeSIM | 特徴 |
Airalo | 7日間750円から、30日間1,950円からと価格が抑えめです。特に長期滞在でデータ使用量が少ない方に経済的なオプションを提供しています。 |
World eSIM | 7日間750円で7GB(1GB/日)プランがあり、短期旅行者に最適です。また30日プランも充実しており、長期滞在の方も使用量に応じて選べます。 |
グロモバeSIM | 2日間1,990円、6日間4,590円の無制限プランがあり、短期間で大量にデータを使いたい方に向いています。また7日間770円からの少量データプランもあり、選択肢が豊富です。 |
ヨーロッパではEU圏内であれば一つのeSIMで複数国を周遊できるプランが便利です。
特に鉄道での移動が多い場合、国境を越えても通信環境が変わらないのは大きなメリットになります。
複数国を効率よく周遊するならAiraloのリージョナルプランがおすすめです。
特に長期滞在でデータ使用量が少ない方には経済的なオプションで、欧州全域をカバーするプランが利用できます。
180以上の国と地域で利用可能な海外旅行向けeSIMサービス、World eSIM7は7日間750円で7GB(1GB/日)プランがあり、短期のヨーロッパ旅行でデータ少なめなら最安値クラスの料金設定です。
グロモバeSIMは1つのプランで複数の国や地域をカバーする周遊プランが特徴で、「アジア周遊プラン」や「ヨーロッパ周遊プラン」などがあります。
これらのプランを使うことで、国境を越えても新たな設定をしないでインターネットを利用することができます。
ヨーロッパ周遊プランを選ぶ際は、自分の旅行先がすべてカバーされているか確認することが重要です。
また、有効期限が短すぎると滞在中の追加購入が必要になり、長すぎると無駄なコストを支払うことになるため、旅行の予定に適した有効期限のeSIMを選ぶことがコスト削減のコツです。
シンガポールでおすすめの海外eSIM
シンガポールは通信インフラが整備された先進国で、高速で安定した通信が期待できます。
おすすめeSIM | 特徴 |
Airalo | 7日間700円から、30日間1,250円からと各期間において最も安価なプランを提供しています。予算を抑えたい旅行者に最適です。 |
eSIM Square | 7日間700円で7GBプラン(1GB/日)があり、毎日一定量使いたい方に便利です。また30日プランも充実しており、長期滞在者に適しています。 |
トリファ | シンガポールでは690円からのプランが利用でき、アジア周遊プランも提供されているため複数国訪問の際も便利です。 |
シンガポールは小さな国土ながら通信環境が非常に整っており、ほぼ全域で高速通信が可能です。
eSIM Squareはプランの種類が豊富で料金も安いのが特徴です。
アプリで簡単にリチャージできるため、現地での追加購入も容易です。
またtrifa(トリファ)は世界200カ国対応の純国産eSIMアプリで、通信がきちんと使えるか不安な場合におすすめです。日本企業が開発した完全日本語対応のサービスで使いやすさが特徴です。
マレーシアやインドネシアなど周辺国も訪問する場合は、アジア周遊プランのあるサービスを選ぶと便利です。
アメリカ・ハワイでおすすめの海外eSIM
アメリカは広大な国土を持ち、地域によって通信環境に差があります。
主要都市では高速通信が可能です。
おすすめeSIM | 特徴 |
Airalo | 7日間700円から、30日間1,600円からと非常にコスパが良い。 長期滞在する場合でも経済的に利用できる点が大きな魅力。 |
トリファ | アメリカ・ハワイ向けプランは1日990円(無制限)、7日間5,990円(無制限)または2,720円(5GB)、30日間12,840円(無制限)と用途に合わせて選べる。 |
World eSIM | 1日プランが950円で無制限、7日間4,340円で無制限と、短期間で大量にデータを使いたい方に適しています。 |
アメリカは広大な国土を持つため、使用するキャリア回線の対応エリアが重要です。
特にT-Mobile回線が広くカバーしているAiraloは安定した通信が期待できます。
日数や容量に応じた柔軟なプランが魅力のtrifa(トリファ)は1日990円(無制限)、7日間5,990円(無制限)など用途に合わせてプランを選べます。
特に無制限プランは大量の通信が必要な旅行者に最適です。
カナダやメキシコへの越境も予定している場合は、北米全体をカバーするWorld eSIMのプランがおすすめです。
ぜひご自身の旅行・出張計画と照らし合わせながら各社のeSIMのプランを検討してみてください。
海外eSIM手続き・切り替え方法
海外旅行や出張時にeSIMを快適に利用するためには、適切なタイミングと正しい設定手順が重要です。
以下詳しく解説します。
海外eSIM切り替えタイミング
海外eSIMの切り替えタイミングは、トラブルを避けるために非常に重要です。
ポイント | 詳細 |
推奨タイミング | 出発1週間前に設定しておくのがベスト |
設定と通信開始の関係 | eSIMを設定しても、日本にいる限り通信開始はされない |
現地設定の可否 | 現地に着いてからの設定も可能だが、Wi-Fi環境が必要 |
トラブル対策 | 渡航前に設定を済ませておくと安心 |
最適なのは出発前に日本でWi-Fi環境があるうちに設定を完了させておくことです。これにより、現地到着後すぐにインターネットが使える状態になります。
海外eSIM切り替え手順(iPhoneの場合)
iPhoneでのeSIM設定は比較的簡単です。以下の手順で行います。
手順 | 操作内容 |
---|---|
STEP1 | 「設定」アプリを開く |
STEP2 | 「モバイル通信」または「セルラー」をタップ |
STEP3 | 「モバイル通信プランを追加」をタップ |
STEP4 | eSIMプロバイダから提供されたQRコードをスキャン |
STEP5 | 確認コードが求められた場合は入力 |
STEP6 | プランを有効化するには「続ける」をタップ |
STEP7 | 初期設定としてデフォルトの回線を選択 |
一部のeSIMサービスではQRコードの代わりに、アクティベーションコードを手動で入力する場合もあります。サービスの指示に従って設定してください。
海外eSIM切り替え手順(Androidスマホの場合)
Androidスマホの場合、機種によって設定手順が若干異なる場合があります。ここでは一般的な手順を紹介します。
手順 | 操作内容 |
STEP1 | 「設定」アプリを開く |
STEP2 | 「ネットワークとインターネット」をタップ |
STEP3 | 「SIM」または「モバイルネットワーク」をタップ |
STEP4 | 「eSIMを追加」または「+」アイコンをタップ |
STEP5 | QRコードをスキャンするか、確認コードを手動で入力 |
STEP6 | eSIMプロファイルがダウンロードされるのを待つ |
STEP7 | eSIMをアクティベートして有効化 |
お使いのAndroid端末によっては、設定メニューの表示が異なる場合があります。迷った場合は端末のマニュアルやサポートページを確認してください。
海外eSIMの選び方

海外旅行や出張ではスマホは必需品ですから、適切なeSIMの選択したいですよね。
ここでは、最適なeSIMを選ぶためのポイントを紹介します。
無制限利用できるものを選ぶ
データ容量を気にせず使いたい方におすすめです。
メリット | 詳細 |
安心感 | データ容量を気にせず利用できる |
高画質動画も可能 | YouTube、Netflixなども思う存分楽しめる |
SNS活用 | 写真や動画の投稿も気兼ねなく可能 |
地図アプリ | 常時GPSや地図アプリが使えて安心 |
旅行先および利用日数によって価格が変わるプランが一般的です。
長期滞在の場合は、データ量を気にせず思う存分使える無制限プランが便利です。
国別におすすめのeSIMを選ぶ
訪問国によって最適なeSIMサービスは異なります。
各国の通信状況に合わせて選びましょう。
選び方のポイント | 詳細 |
現地通信環境 | 国によって通信品質やカバレッジが異なる |
価格設定 | 同じデータ容量でも国によって大きく価格差がある |
サポート対応 | 現地語や英語対応のサポートがあると安心 |
複数国訪問 | 周遊プランなら複数国でも同じeSIMが使える |
特に韓国、台湾 、タイなど、近場でリピート訪問しやすい国でeSIMの需要が高いようです。
限定クーポン発行中のものを選ぶ
お得に利用するなら、キャンペーン中のサービスを選びましょう。
チェックポイント | 詳細 |
期間限定割引 | 特定の時期に割引されていることがある |
データ容量ボーナス | 通常より多いデータ容量を提供するキャンペーン |
紹介特典 | 友達紹介で双方にポイントや割引がある場合も |
SNS割引 | SNSアカウントをフォローすることで割引コードが得られる |
多くのeSIMサービスでは定期的にキャンペーンを開催しており、お得な価格で購入できることがあります。
このような期間限定の特典を逃さないよう、各サービスの最新情報をチェックしましょう。
海外eSIM初心者向け:海外eSIMとは?
eSIM(Embedded SIM)は、物理的なSIMカードを挿入する必要がないデジタルSIMのことです。
スマートフォンやタブレット、ノートPCなどの端末に内蔵されており、オンラインでプロファイル(契約情報)をダウンロード・設定するだけで通信キャリアを設定できます。
海外渡航時に利用できる「海外eSIM」は、自分のスマホをそのまま海外の現地回線につなげられるよう設定できるサービスです。
海外eSIMの基本 | 説明 |
仕組み | スマホに内蔵されたeSIM機能を利用し、 オンラインで購入・設定 |
利用方法 | 購入 →アクティベーション(利用情報登録) →利用開始の3ステップ |
対応機器 | iPhone XS以降、Google Pixel 3以降など、eSIM対応機種 |
主な用途 | 海外旅行、出張、留学など海外での通信手段として |
海外eSIMのメリット
海外eSIMには多くのメリットがあり、それが急速に普及している理由です。
メリット | 詳細 |
手軽さ | 最短3~5分程で開通でき、スマホの設定だけで利用可能 |
日本の電話番号維持 | 海外でも日本の電話番号を維持できるので、緊急の電話を受け取れる |
最短当日から利用可能 | オンライン申し込み後、すぐに利用開始できる |
SIMカード紛失・破損のリスクなし | SIMカードの抜き差し不要で安心 |
Wi-Fiルーターからの開放 | レンタルWi-Fiのような受け取り/返却不要、充電の手間なし |
幅広い国で利用可能 | 世界各国で利用できるプランが豊富 |
コスパの良さ | 1日あたりの料金は海外ローミングより安く設定されている |
以下のアンケート調査(全国20代~70代の男女400名対象、2025年3月実施)によると、eSIMを利用した人の90%以上が「次回もeSIMを使いたい」と回答しており、その便利さが高く評価されています。
またその回答理由は? | 次の渡航時に他に新しいインターネット接続手段がでていない場合、またeSIMを使いたいですか?|
使いたい:91.3% | |
「便利で旅行がより楽しめるから。」(20代男性) 「特に海外に行く時などはとても便利なのでこれからも使いたいと思います。」(30代女性) 「絶対的に便利。Qアールコードをかざして説明通りにやっていくだけで設定ができるから」(50代女性) 「時々つながりにくい時はあったが、すごく便利で重宝したから」(40代 女性) 等 | |
使いたくない:8.6% | |
「通信速度が遅かった」(40代 男性) 「設定の仕方が分かりにくくやるのに時間がかかった」(40代男性) |
アンケート対象:全国20代〜70代の男女400名
アンケート実施日:2025年3月
株式会社フォーイット調べ
海外eSIMのデメリット
一方で、いくつかの注意点やデメリットも知っておく必要があります。
デメリット | 詳細 |
国やキャリアによって料金が割高な場合も | 一部の国では、eSIMのプランが割高なケースがある |
一度削除すると再発行が必要な場合がある | SIMカードと違い、削除すると復元できないことが多い |
eSIM非対応の端末では利用不可 | 古いスマホ(iPhone X以前・一部Android)、ガラケーでは利用不可 |
「データ通信専用」のプランがほとんど | 音声通話・SMSは非対応のことが多い |
スマホの操作が不慣れな場合は注意 | 設定方法がわかりにくいという意見もある |
アンケート調査では、eSIMを利用して良くなかった点として「設定方法がわかりにくい」という意見が多く挙げられました。
サービスによって設定の難易度が異なるため、事前に設定方法を確認しておくことをおすすめします。
海外eSIMとその他の海外でスマホを使う方法を比較

海外でインターネットに接続する方法はいくつかあります。
eSIMとその他の選択肢とで迷っている方は、それぞれの特徴を比較してみると良いでしょう。
- 海外eSIM利用ユーザーへアンケート実施!満足度は?
- 海外eSIMと格安SIMの国際ローミングの違い
- 海外eSIMと海外のwifiスポットの違い
- 海外eSIMと海外ポケットwifiレンタルサービスの違い
- 海外eSIMとプリペイドSIMの違い
海外eSIM利用ユーザーへアンケート実施!満足度は?
2025年3月に海外でのインターネット通信についてのアンケート調査結果によると、レンタルWifiが1位・eSIMが2位という結果でした。

一番最近、 海外渡航時に利用したメインのインターネット接続手段はなんでしたか? | |
レンタルWiFi | 38.5% |
eSIM | 26% |
---|---|
現地SIMカード(プリペイドSIM) | 14.25% |
カフェやホテルのWi-Fiスポット | 11.75% |
国際ローミング(キャリアの海外パケットプラン) | 7.25% |
その他 | 2.25% |
アンケート対象:全国20代〜70代の男女400名
アンケート実施日:2025年3月
株式会社フォーイット調べ
一方で、海外渡航目的別の「出張」ではeSIMの利用がレンタルWi-Fiに優る結果となっています。
(旅行) | 一番最近、 海外渡航時に利用したメインのインターネット接続手段はなんでしたか?|
レンタルWiFi | 44.3% |
eSIM | 24.5% |
---|---|
現地SIMカード(プリペイドSIM) | 12.75% |
カフェやホテルのWi-Fiスポット | 11.41% |
国際ローミング(キャリアの海外パケットプラン) | 5.70% |
その他 | 1.34% |
アンケート対象:全国20代〜70代の男女400名
アンケート実施日:2025年3月
株式会社フォーイット調べ
(出張) | 一番最近、 海外渡航時に利用したメインのインターネット接続手段はなんでしたか?|
eSIM | 33.93% |
---|---|
現地SIMカード(プリペイドSIM) | 23.21% |
レンタルWiFi | 21.43% |
カフェやホテルのWi-Fiスポット | 12.50% |
国際ローミング(キャリアの海外パケットプラン) | 7.14% |
その他 | 1.79% |
アンケート対象:全国20代〜70代の男女400名
アンケート実施日:2025年3月
株式会社フォーイット調べ
レンタルWi-Fiは、グループ行動でみんなで使う用途が考えられることから旅行で選ばれていることが考えられます。
一方、出張時でeSIMや現地SIMが選ばれている要因としては、「1人行動の方が多い」「いつも目的地が決まっている」「海外慣れしている」ことが考えられます。
また、eSIMの再利用についてのアンケート結果は以下の通りです。

またその回答理由は? | 次の渡航時に他に新しいインターネット接続手段がでていない場合、またeSIMを使いたいですか?|
使いたい:91.3% | |
「便利で旅行がより楽しめるから。」(20代男性) 「特に海外に行く時などはとても便利なのでこれからも使いたいと思います。」(30代女性) 「絶対的に便利。Qアールコードをかざして説明通りにやっていくだけで設定ができるから」(50代女性) 「時々つながりにくい時はあったが、すごく便利で重宝したから」(40代 女性) 等 | |
使いたくない:8.6% | |
「通信速度が遅かった」(40代 男性) 「設定の仕方が分かりにくくやるのに時間がかかった」(40代男性) |
アンケート対象:全国20代〜70代の男女400名
アンケート実施日:2025年3月
株式会社フォーイット調べ
海外eSIMと格安SIMの国際ローミングの違い
国際ローミングは日本のキャリアの回線をそのまま海外で使う方法ですが、eSIMとは大きく異なります。
比較ポイント | 海外eSIM | 格安SIMの国際ローミング |
料金 | リーズナブルで明確な料金体系 | 一部格安SIMは手頃なプランあり | 高額になりがち
設定の手軽さ | 事前設定が必要 | 特別な設定不要で使える |
通信速度 | 現地キャリア回線を使用するため速い | キャリアによって差がある |
データ容量 | プランによって様々 | 日本国内と同じか、縮小される場合も |
推奨ユーザー | コスト重視の方 短中期滞在者 | 手軽さ重視の方 短期滞在者 |
アンケート調査によると、国際ローミングを利用した人の89.7%が「良かった(困ることはなかった)」と回答しており、「速度がかなり速く快適だった」「日本にいる時と同じように使えた」との意見が多く見られました。
ただし、料金面ではeSIMの方が有利なケースが多いです。
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海外eSIMと海外のwifiスポットの違い
無料Wi-Fiスポットの利用も一つの選択肢ですが、eSIMとは利便性が大きく異なります。
比較ポイント | 海外eSIM | Wi-Fiスポット |
費用 | 有料だが比較的安価 | 多くの場合無料 |
利用可能範囲 | どこでも利用可能 | ホテル、カフェ、空港など限られた場所のみ |
セキュリティ | 比較的安全 | セキュリティリスクが高い |
接続の安定性 | 安定している | 不安定なことが多い |
推奨ユーザー | 行動範囲が広い方 | 主にホテル内で過ごす方 超短期滞在者 |
アンケート調査では、Wi-Fiスポットを利用した人のうち38.3%が「良かったとはいえない(困ったことがあった)」と回答しており、「ホテルの外でも携帯を使用したかった」「防犯面でちょっと不安」などの意見が見られました。
移動が多い旅行では、eSIMの方が便利でしょう。
海外eSIMと海外ポケットwifiレンタルサービスの違い
レンタルWi-Fiは従来から人気の方法ですが、eSIMとはどのような違いがあるのでしょうか。
比較ポイント | 海外eSIM | レンタルWi-Fi |
手軽さ | オンライン申し込み&即利用可 | 事前予約&受け取り・返却が必要 |
通信速度 | 現地キャリア回線を使用、速い | 国や回線によるが安定しやすい |
複数端末での利用 | (テザリング可の場合あり) | 基本的に1台のみルーター経由で複数台接続可 |
データ容量 | 上限ある事が多い | 無制限プランが多い |
コスト | 安価なプランが多い | 1日数百円~1000円以上 |
バッテリー管理 | スマホのバッテリーのみ消費 | Wi-Fiルーターの充電が必要 |
荷物 | 追加の荷物なし | ルーター本体を持ち運ぶ必要あり |
アンケート調査では、レンタルWi-Fiを利用した人の89.6%が「良かった(困ることはなかった)」と回答しており、「通信環境が安定していた」「大人数の家族旅行でみんなで繋いだが快適に過ごせた」との意見が多く見られました。
家族旅行やグループ旅行の場合はレンタルWi-Fiの方が適しているでしょう。
海外eSIMとプリペイドSIMの違い
現地のプリペイドSIMカードも有力な選択肢ですが、eSIMとの違いを理解しておきましょう。
比較ポイント | 海外eSIM | プリペイドSIM |
入手方法 | オンラインで購入・設定 | 現地で購入するか事前に入手 |
設定の手間 | QRコードスキャンなどの簡単設定 | SIMカード交換や設定が必要 |
日本の電話番号 | 維持できる(通常のSIMと併用) | 使えなくなる(SIM交換のため) |
コスト | 比較的安価 | 非常に安価(特に現地購入の場合) |
SIMロック | SIMフリー端末が必要 | SIMフリー端末が必要 |
アンケート調査では、現地SIMカードを利用した人の82.5%が「良かった(困ることはなかった)」と回答しており、「SIMを入れ替えるだけなので難しいことはなく便利」「使用日数に応じて無駄なくお得に購入できる」との意見が多く見られました。
一方で「接続が不安定だった」との意見もありました。
総合的に見ると、以下のような特性を持つ人に海外eSIMがおすすめです。
- とにかくストレスなくネットを使いたい人
- 1人行動が多い
- スマホだけしか使わない人
- 身軽なのが好きな人
- 新しいガジェットや設定に抵抗がない人
- 頻繁に海外にいく人
- 短期滞在する人
海外eSIMの注意点
以下では海外eSIMを使うにあたって注意したい点について解説していきます。
スマホがeSIMに対応していないと使えない
eSIMを利用するためには、お使いのスマートフォンがeSIMに対応している必要があります。
対応機種は限られているため、購入前に必ず確認しましょう。
対応機種例 | 非対応機種例 |
iPhone XS/XR以降 | iPhone X以前の機種 |
Google Pixel 3以降 | 多くのガラケー |
Galaxy S20以降の一部モデル | 2019年以前の多くのAndroid端末 |
また、SIMロックがかかっている端末では利用できない場合があるため、事前にSIMロック解除の手続きを行っておく必要があります。
2021年9月以前に購入したキャリア端末は特に注意が必要です。
サービス申し込み後のキャンセルは不可能
多くの海外eSIMサービスでは、一度購入すると返金やキャンセルができません。
注意点 | 詳細 |
返金ポリシー | 多くのサービスでは購入後の返金不可 |
例外的なサービス | 一部サービスでは初回利用かつ1ヶ月以内なら返金 |
手続き操作が慣れていないと手こずる
eSIMの設定は基本的には簡単ですが、初めての場合は戸惑うこともあります。事前に設定方法を確認し、落ち着いて作業しましょう。
よくある問題 | 解決策 |
QRコードがうまく読み取れない | 明るい場所で再試行、手動入力も可能 |
APN設定が必要な場合がある | サービス提供者の指示に従って設定 |
ネットワーク選択で繋がらない | 自動→手動に切り替えて再試行 |
多くのeSIMサービスでは、日本語のサポートも提供されています。設定に困ったら、購入したサービスのカスタマーサポートに問い合わせてみましょう。特に日本語対応のあるサービスを選ぶと安心です。
複数人で利用したい場合はそれぞれで登録必要
eSIMは基本的に1台の端末でのみ利用できるため、家族旅行やグループ旅行の場合は、人数分のeSIMを購入する必要があります。
状況 | 対応策 |
家族全員がネットを使いたい | 人数分のeSIMを購入するか、テザリング可能なプランを選ぶ |
複数端末で使いたい | テザリング機能を使って共有(バッテリー消費に注意) |
大人数での旅行 | 人数が多い場合はレンタルWi-Fiの方がコスト効率が良いこともある |
テザリング機能が使えるプランを選べば、1台のスマホを親機として他の端末でもネットを共有できますが、バッテリーの消費が早くなるので注意が必要です。また、無制限プランではテザリングが制限される場合もあるため、利用規約をしっかり確認しましょう。
現地の通信環境によって速度が変わる
eSIMは現地の通信キャリアを利用するため、地域によって通信速度や安定性が異なります。都市部ではほとんど問題ありませんが、地方や山間部では通信状況が悪くなる可能性があります。
地域による差 | 対策 |
都市部/観光地 | ほとんどのeSIMで問題なく使える |
地方/山間部 | 現地の主要キャリアを使うeSIMを選ぶ |
通信規制国(中国など) | VPNと併用するか、専用eSIMを選ぶ |
旅行先の通信環境を事前に調べておくと安心です。また、中国などインターネット規制のある国では、eSIMと一緒にVPNサービスの利用も検討すると良いでしょう。
よくある質問
続いて海外eSIMを使うにあたって、よくある質問事項についてまとめました。
改めて一つずつ確認しましょう。
eSIMと海外ローミングはどちらがお得?
一般的にeSIMの方が海外ローミングよりもお得です。
大手キャリアの海外ローミングは1日2,000円前後かかることが多いのに対し、eSIMは1日500円前後から利用できるプランが多数あります。
eSIM | 海外ローミング |
1日約500円〜 | 大手キャリアで1日約2,000円〜 |
必要な日数・容量だけ購入可能 | 1日単位での課金が多い |
料金が明確で追加請求の心配なし | 使い方によっては高額請求になることも |
近年はahamoや楽天モバイルなど、一部の格安キャリアではリーズナブルな海外プランも登場していますので、ご利用中のキャリアのサービス内容も確認してみるとよいでしょう。
eSIMはいつアクティベートすればいい?
eSIMは現地に到着してからアクティベート(有効化)するのが一般的です。
渡航前にQRコードの読み込みやインストールは済ませておき、現地に着いてから有効化すると、無駄なく利用できます。
タイミング | メリット・注意点 |
日本出発前 | QRコード読み込みとインストールのみ行う(有効化はしない) |
現地到着時 | 空港などでWi-Fi接続して有効化(最も一般的) |
必要になった時点 | ホテルのWi-Fiがある場合は必要な時だけ有効化すると節約可 |
多くのeSIMサービスでは、アクティベートした時点から利用期間のカウントが始まります。
早すぎるアクティベートは避け、現地で必要になった時点で有効化するのがおすすめです。
なお、現地でアクティベートする際はWi-Fi環境が必要なので、空港の無料Wi-Fiなどを利用しましょう。
eSIMでLINEや電話は使える?
ほとんどの海外eSIMはデータ通信専用で、通常の電話番号はつきません。
ただし、LINEやWhatsAppなどのアプリを使った通話やメッセージのやり取りは可能です。
サービス | 利用可否 |
LINE/WhatsApp通話 | 〇(データ通信で利用可能) |
SMS認証 | △(日本のSIMも併用していれば受信可能) |
現地の電話番号での発着信 | ×(電話番号付きeSIMは限られている) |
特に重要なのは、SMS認証が必要なサービスの利用です。
日本の電話番号も維持したままeSIMを追加すれば、SMSも受け取れるので安心です。
海外でネット認証が必要なサービスを利用する予定がある場合は、デュアルSIM設定にしておくと良いでしょう。
1番おすすめの海外eSIMはどれ?
最適な海外eSIMは旅行のスタイルや訪問国によって異なります。
一般的には以下のようなポイントで選ぶと良いでしょう。
旅行スタイル | おすすめeSIM |
とにかく低価格で抑えたい | Airalo/エアロ (価格安価) |
短期旅行(数日程度) | Sky SiM/スカイシム (1日単位で契約可能) |
初心者/サポート重視 | trifa/トリファ (24時間日本語サポート) |
複数国周遊 | World eSIM (リージョナルプラン充実) |
長期滞在 | グロモバeSIM (大容量プラン多数) |
初めて海外eSIMを利用する方には、日本語サポートが充実し、設定が簡単なtrifa(トリファ)がおすすめです。
慣れてきたら料金の安さや対応エリアの広さなど、自分のニーズに合ったサービスを選ぶとよいでしょう。
\日本語サポートで安心!初めて使うなら↓/
まとめ
海外旅行や出張時のインターネット環境確保には、eSIMが非常に便利な選択肢となっています。
SIMカードの入れ替えや、Wi-Fiルーターの持ち運びが不要で、スマホ1台で完結するのが最大のメリットです。
ただし、eSIMを利用する際には、以下のポイントに注意しましょう。
- お使いのスマホがeSIM対応機種かどうか確認する
- 渡航先・日数・必要なデータ量に合わせて最適なプランを選ぶ
- 出発前にQRコードスキャンなどの設定を済ませておく
- 現地到着後に有効化して無駄なく利用する
- 複数人での利用は、テザリングか人数分のeSIM購入を検討する
Airalo、トリファ、SkySiMなど多様なeSIMサービスの中から、旅行スタイルや訪問国に合った最適なものを選びましょう。
日本語サポートの有無や、料金体系、対応エリアなどを比較検討することが大切です。
海外でのネット環境を確保することで、地図アプリの利用、SNSでの思い出共有、緊急時の連絡など、あらゆる場面で旅行がより安心・便利になります。
この記事を参考に、あなたの旅にぴったりの海外eSIMを見つけて、快適な海外旅行をお楽しみください!
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