理想の住宅を建てるため、ハウスメーカーに依頼しようと考えている方もいるでしょう。
家の購入は人生の中でも大きな買い物であり「ハウスメーカー選びに失敗したくない」と考えている方も多いのではないでしょうか。
ただしハウスメーカーごとに費用や得意なデザインなどは大きく異なります。適当に選ぶと、理想の住宅にならなかったり、予算をオーバーしたりする可能性があります。
そのため、自身に最適なハウスメーカーの選び方を事前に把握することが重要です。
この記事では、おすすめのハウスメーカー10選と後悔しない選び方、注文住宅を依頼する際の注意点についてまとめました。
これからハウスメーカーを選ぶ方は、本記事の内容を参考にすれば、自身の理想を叶えられるハウスメーカーを選べるようになります。
理想の住宅を建てられるハウスメーカーを選び、理想の持ち家を手に入れて快適な生活を実現しましょう。
工務店やハウスメーカーは数多くあるため、自身で一つ一つ調べて比較するのは大変です。
そこでおすすめなのが、各社のカタログを一括請求すること。実例を見ることでイメージが膨らむだけでなく、楽しみながら簡単に比較できるので、理想の家を実現しやすくなるでしょう。
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運営会社 | 株式会社LIFULL |
注文住宅のハウスメーカーの選び方
注文住宅のハウスメーカーを選ぶ際のポイントは、次のとおりです。
- 予算に合うハウスメーカーを選ぶ
- 住宅構造や工法を確認する
- 住宅性能をチェック
- 好みの外観・デザインかどうか
- 対応エリアの確認
- アフターサービスやフォローの手厚さ
- 営業担当者の印象
- 口コミや評判もチェック
- 最低でも3社から相見積もりする
一つずつ解説します。
予算に合うハウスメーカーを選ぶ
注文住宅のハウスメーカー選びで、最も大切なのが予算ですよね。注文住宅は、広さや構造によって価格が大きく異なるため、自身の予算内で実現可能なメーカーかどうかを見極めます。
坪単価だと、一般的な大手ハウスメーカーでは坪単価が80〜100万円程度に対し、ローコストメーカーでは坪単価が40〜70万円程度が相場です。
一般的に、坪単価が高いメーカーは充実したサポートや高性能な住宅を提供していることが多いですが、費用を抑えたい場合は、ローコストメーカーを検討しても良いでしょう。
同じ広さの住宅を建てる場合でも、ハウスメーカーによって価格が異なるため、自身の予算内で建てられるハウスメーカーを探す必要があります。
すでに住宅を建てる土地が決まっている場合は、建ぺい率から床面積を算出しましょう。
土地を所有していない場合は、希望の延べ床面積から坪単価の目安を算出してみてください。
住宅構造や工法を確認する
構造の種類 | メリット | デメリット | 対応メーカー例 |
---|---|---|---|
木造 | ・低コスト ・自由な設計が可能 | ・施工精度はやや落ちる ・シロアリのリスクあり | 住友林業、積水ハウス、大和ハウスなど |
鉄骨 | ・施工精度が高い ・品質が安定 | ・費用が高め | 積水ハウス、大和ハウス、セキスイハイムなど |
鉄筋コンクリート | ・耐久性(耐震性や耐火性)が高い ・防音性が高い | ・費用が高め ・地盤改良が必要な場合あり | 積水ハウス、住友林業、大和ハウス工業、三井ホーム、大成建設ハウジング、パナソニックホームズ |
注文住宅はハウスメーカーによって、住宅構造の種類が豊富さは異なります。メーカーによって限定的な場合もあるので、自身の希望の構造に対応しているものを選ぶ必要があります。
- 木造
- 鉄骨
- 鉄筋コンクリート
- 2階建て
- 3階建て
住宅構造の種類には、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造などがあります。
例えば、木造は建築費用が抑えやすく、間取りの自由度が高い点が特徴です。耐震性や断熱性能も高く、ライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。
鉄骨造は、施工精度が高く、品質が安定しているため、安心感があります。
部材を工場で製造し、現場で組み立てるプレハブ工法を採用することが多く、仕上がりにばらつきが少ないですが、費用はやや高めになる傾向があります。
鉄筋コンクリート造は、耐震性や耐火性に優れており、長期間劣化しにくい点が魅力です。しかし、建築費用が高額になるため、予算に余裕がある場合に検討すると良いでしょう。
また、構造のみでなく耐震性能や断熱性能などの性能面も確認して、自身の希望の住宅を建てられるハウスメーカーを選定しましょう。
住宅性能をチェック
住宅性能の確認ポイント | |
---|---|
耐熱性能 | UA値、Q値、C値を確認し、断熱等性能等級4以上の住宅を選ぶ |
耐震性能 | 耐震等級3の住宅を選ぶことで、地震保険の割引も適用され、安全性が高まる |
住宅性能には、断熱性、気密性、耐震性能、換気性能などが含まれます。
特に注目しておきたいのは断熱性能と耐震等級についてです。
断熱性能を示すUA値、Q値、そして気密性能を示すC値があります。これらの数値は低いほど性能が高いことを示しており、各ハウスメーカーが公開しているこれらの数値を比較することが大切です。
また、標準プランや予算内で実現可能な住宅性能も確認しましょう。例えば、耐震等級は1から3まであり、数字が大きいほど耐震性能が高くなります。
地震に強い家を望むなら、耐震等級3の住宅を提供するハウスメーカーを選ぶのが望ましいです。ただし、耐震等級3の建物は地震保険の割引が適用されるため、耐震等級3″相当”ではなく正式な認定を受けていることを確認しましょう。
断熱性能については、断熱等性能等級4以上の住宅を選ぶと良いでしょう。断熱性能が高い住宅は冷暖房効率が良く、省エネ効果も期待できます。また、結露が少なくなり、ダニやカビの発生を抑えることができます。
好みの外観・デザインかどうか
ハウスメーカーごとに得意とするデザインやスタイルは異なるため、理想のデザインが明確に決まっている場合は注意して選ぶ必要があります。
例えば、吹き抜けやウッドデザイン、シームレスな外観など、それぞれのハウスメーカーが得意とするデザインはさまざまです。
また、洋風や和モダン、ナチュラル、北欧風など、住宅の外観デザインには多様なスタイルがあります。
住宅への理想が固まっている方は、理想のデザインを叶えられるハウスメーカーを選定しましょう。
外観デザインをイメージするために、ハウスメーカーの建築事例やSNS、カタログなどから気に入った画像を集めておくとよいでしょう。
新築住宅が建ち並ぶニュータウンや住む予定のエリアを実際に歩いてみることで、実際の雰囲気を感じ取り、理想のデザインを具体化することができます。
対応エリアの確認
こちらは当然のことですが、自分が建てたい地域に対応しているハウスメーカーをリストアップしましょう。
各メーカーの公式サイトやカタログ、住宅展示場などで、具体的な対応エリアを確認することが大切です。必要に応じて、直接問い合わせて詳細な情報を得るのも一つの方法です。
ただし、ホームページに対応エリアが明確に記載されていないことも多いため、確認が難しい場合もあります。
一般的に、住宅展示場が設置されている場所は施工可能なので、各ハウスメーカーの住宅展示場の設置場所を参考にするのも有効です。
全国に支店や営業所を展開している大手ハウスメーカーは、広範囲にわたって対応していることが多く、選択肢が広がります。
一方で、地域密着型の工務店などは、特定の地域に特化していることが多く、その地域での施工に強みを持っています。
アフターサービスやフォローの手厚さ
ハウスメーカーを選ぶ際には、予算やデザインだけでなく、アフターサービスやフォローの充実度にも注目しましょう。
多くのハウスメーカーでは、以下のようなアフターサービスを提供しています。
- コールセンターの設置:24時間365日対応のコールセンターがあると、緊急時にも迅速に対応してもらえます。
- 無償修理:保証期間内であれば、無料で修理してくれるサービスは非常に安心です
- 定期点検:5年ごとなどの定期診断サービスは、住宅の長期的な維持に役立ちます
例えば、ダイワハウスでは、住宅設備に対する10年保証や30年目までの無料点検など、充実したアフターフォローを行っています。
新築住宅には引き渡しから10年間の瑕疵保証が法律で義務付けられていますが、ハウスメーカー独自の延長保証や追加サービスを確認することも重要です。
保証期間が長いほど、将来的な修繕費を抑えることができるため、購入後のコスト管理にも役立ちます。
営業担当者の印象
ハウスメーカーに在籍している営業担当者の印象や実力も重要です。
一見関係がないようにも思えますが、営業担当者の質が悪い場合は、理想の住宅を建てられない可能性が高いです。
担当者の知識や提案力がない場合は特に注意しましょう。例えば、注文住宅の相談をした際にスムーズに説明できなかったり、強引に営業を進める担当者には注意が必要です。
そのような場合は、他のハウスメーカーを検討することをおすすめします。
信頼できる営業担当者を見極めるポイントは、知識と経験の豊富さです。勤続年数が少なくとも1年以上あることが望ましく、最新の住宅技術や自社の強みを自信を持って説明できる担当者を選びましょう。
また、担当者が打ち合わせから施工まで一貫して立ち会うことができれば、コミュニケーションのズレを防ぐことができます。
ハウスメーカーによっては、設計担当者や工事監督が別々の場合があるため、営業担当者がどこまで関与するかを事前に確認しておきましょう。
また、何よりも営業担当者との相性が重要です。信頼できる営業担当者と一緒に、理想の住宅を実現しましょう。
口コミや評判もチェック
ハウスメーカーの公式サイトを確認して、自身の理想の住宅を建てられると感じた場合でも、口コミや評判は必ず確認しましょう。
基本的に、公式サイトにはよい内容のみを掲載するため、本当に最適なハウスメーカーなのかを判断できない場合があります。
口コミや評判は、実際にハウスメーカーを利用した方が感じた内容を確認できます。
よい部分のみではなく悪い部分も把握できるため、自身にあったハウスメーカーなのかを判断する際に便利です。
最低でも3社から相見積もりする
見積もりは、複数のハウスメーカーから取るようにしましょう。一社に絞る前に最低でも3社から相見積もりを取り、価格やサービス内容を比較・検討しましょう。
まず、各ハウスメーカーに自分の希望や予算を伝えた要望書を作成しましょう。要望書には、家族で話し合った理想の生活スタイルや優先事項を盛り込みます。
「リビングは広々として、家族が集まりやすい空間にしたい」「キッチンからリビング全体を見渡せる設計にしたい」など、具体的な要望を記載すると良いです。
3社程度に絞り込んだら、各社に間取りの提案と見積もりを依頼します。
その際、相見積もりを希望していることを伝えても問題ありません。
注文住宅のおすすめハウスメーカー10選
注文住宅のおすすめハウスメーカーを10社紹介します。
自身に最適なハウスメーカーを選び、理想の住宅を手に入れましょう。
積水ハウス
積水ハウスは、鉄骨と木造に対応しているハウスメーカーです。
自由な設計と耐久性や耐震性を実現したオリジナル構法で、快適かつ安全な住宅を提供している点が売りです。
鉄骨か木造で悩んでいる方は、一度積水ハウスに相談してみましょう。
鉄骨と木造のみでなく、1階建てから4階建てに対応している点も特徴です。
防犯性にも優れており、次のような防犯性能を取り入れた住宅が提供されています。
- 防犯安全合わせガラス
- 2ロック
- センサーライト
- 録画機能付きカラーテレビドアホン
住みやすさのみでなく、防犯対策をしたうえで安心して住める住宅が理想の方は、積水ハウスを検討してみましょう。
ヘーベルハウス
ヘーベルハウスは、次のようなさまざまなモデルから注文住宅を選べます。
- 2階建てモデル
- 3階建てモデル
- 二世帯モデル
- 賃貸併用モデル
- プレミアムモデル
- ZEH・健康子育てモデル
また、それぞれのモデルの中でもさらに細かくモデルがわかれています。
たとえば2階建てモデルの中には、重鉄の大屋根のモデルや重鉄と制震を兼ね備えたモデルなどがあり、自身に最適な性能の住宅を選択できます。
自身が過ごす住宅のみでなく、賃貸併用の住宅も提供されているため、賃貸として貸し付けを検討している方は詳細を確認してみてください。
一条工務店
一条工務店は、住宅の性能にこだわって注文住宅を販売しているハウスメーカーです。
注文住宅は、こだわるほど高額な費用が発生するイメージですが、一条工務店は高い性能とコストパフォーマンスを両立しています。
納得した価格で依頼できるかつハイスペックな性能の注文住宅が理想の方には、一条工務店がおすすめです。
自社グループの工場で開発や住宅に必要な製品の生産をおこない、製品の質の統一とコストカットを実現しています。
一条工務店のモデルハウスは標準仕様で建てているため、モデルハウスが自身の理想に近い場合は一条工務店を検討してみましょう。
住友林業
住友林業は、依頼主の希望に寄り添い、理想の住宅を形にするハウスメーカーです。
依頼主に寄り添う姿勢が評価され、設計満足度99.2%※を獲得しています。
※住友林業で家を建てたオーナーへの満足度アンケート
※2022年1月〜2023年12月に1万595名を対象に調査
住み心地や住みやすさ、風通しなどのさまざまな項目で高い評価を得ているため、自身の希望を取り入れて住みやすい住宅を完成させたい方におすすめです。
また、住友林業の注文住宅は木の質感も高く評価されています。
オークやウォルナット、チークなどのさまざまな種類の木の質感が提供されており、希望の住宅に最適な質感に整えられる点が特徴です。
床の木の質感にこだわりたい方は、住友林業に相談してみてください。
三井ホーム
三井ホームは、木造建築に力を入れているハウスメーカーです。
最先端の技術による高品質な施工によって、地震や火災に強い住宅を提供しています。
三井ホームの独自技術であるプレミアム・モノコック構法を取り入れた住宅は、震度7の地震に60回耐えられます。
地震大国の日本でも、安心した生活を送れるでしょう。
さらに、大地震が起きた際に被害に遭われた住宅を一軒一軒まわって調査した結果を業界で唯一、一般公開しています。
実際に三井ホームの独自技術を取り入れた住宅がどれほど地震に強いのかを確認できるため、安心できる方も多いでしょう。
地震に強い技術を用いて住宅を建てたい方には、三井ホームが最適です。
パナソニック ホームズ
パナソニック ホームズは、次のとおり幅広い構造の注文住宅に対応しています。
- 平屋
- 2階建て
- 2〜3階建て(首都圏限定商品)
- 3〜9階建て(多層階住宅)
9階建てまで対応しているため、自宅のみでなく賃貸や店舗の併用、事業用の建物も建てられます。
さまざまな構造の住宅に対応している以外に、地震保証が充実している点も特徴です。
パナソニック ホームズの地震あんしん保証の保証期間は最長35年であり、保証限度額は5,000万円です。
また、1台のエアコンで家の中を快適な温度で保つ全館空調システムも特徴といえます。
結果的に電気代の節約にも繋がるため、導入したいと思っている方は検討してみましょう。
アキュラホーム
アキュラホームでは、徹底した施工体制で依頼者が安心できるような施工が実施されます。
打ち合わせから引き渡しまで一貫した安心施工体制で進め、工事の節目には現場監督が全17項目を確認します。
現場監督の確認のみでなく、第三者機関の施工検査も実施されるため、高品質な住宅ができあがる可能性が高いです。
建築コストを抑える施策を多く取り入れることで、高品質でありながら適正価格での販売も実現しています。
具体的には、釘一本やビス一個単位で費用を見直すことによって、高品質な住宅のままコストダウンしています。
地震の衝撃に耐えられるのかを確認する実験も多く実施し、損傷がないことが立証されているため、長く住み続けられる住宅が理想の方にもおすすめです。
スウェーデンハウス
スウェーデンハウスは、親から子の代、孫の代まで受け継がれるような住宅を届けることを理念としたサービスです。
長く住み続けられる住宅を実現するために、50年間無料定期検診システムが提供されています。
住宅の引き渡し後に家のカルテを作成し、定期検診を実施してメンテナンスが必要な箇所のアドバイスをおこなうことで、長く住める住宅を守っていくシステムです。
また、火災保険や生命保険、介護補償などの安心して快適に生活するために必要な各種保険も取り扱っています。
全国約60箇所に住宅展示場が設けられており、スウェーデンハウスの注文住宅の雰囲気を感じられるため、ぜひ足を運んでみてください。
セキスイハイム
セキスイハイムは、キッズデザイン賞やグッドデザイン賞などを受賞しており、デザイン面で高く評価されています。
秀逸なデザインのみでなく、長く住み続けられる住宅として高く評価されている点も特徴です。
住宅を建てて終わりではなく、定期的にメンテナンスが実施され、長く住み続けられる住まいが手に入ります。
住宅に利用する材料にもこだわり、水に強く汚れがつきづらい外壁や、サビに強いステンレスの屋根なども取り入れています。
アフターフォローとして、無償の最長60年間定期点検と定期診断によるアドバイスやサポートを受けられる点も大きなメリットです。
24時間365日悩みの相談を受け付けているため、アフターフォローが手厚いハウスメーカーを探している方におすすめです。
タマホーム
タマホームは、手頃な価格でありながら品質の高い住宅を実現する点が、多くの顧客から支持されています。
タマホームは相場よりも安い価格で家を建てられると評判です。例えば、平屋は1,087万円(税込)から、2階建ては1,149万円(税込)から提供されており、予算に制約がある方にも手が届きやすい価格設定です。
低価格にもかかわらず、住宅の品質は高く評価されています。
タマホームの住宅は「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2021」で優秀賞を受賞しており、断熱性能等級「4」をクリアするなど、省エネ性能も優れています。
工期が短いこともタマホームの特徴です。一般的な工期は2〜3ヶ月とされており、他のハウスメーカーよりも早く新居に住むことができます。
ハウスメーカーの比較に役立つおすすめのカタログ請求サイト3選
おすすめのハウスメーカーがわかっても、どこに注文すればいいか悩む方も多いでしょう。
ハウスメーカーや工務店と一口にいっても、得意なデザインや坪単価、アフターケアなどの点でそれぞれ違いがあります。
各社の特色を理解し、希望に合う最適なハウスメーカーや工務店を選ぶ必要がありますが、一つ一つ調べて検討していくのは難しいのが現実です。
そこでおすすめしたいのが、カタログ請求サイトの活用です。カタログ請求サイトを利用すれば、気になるハウスメーカーや工務店の情報が一気に手に入り、簡単に比較できます。
ここからは、ハウスメーカーや工務店の比較に役立つおすすめのカタログ請求サイトを紹介するため、ぜひ参考にしてください。
LIFULL HOME’S
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運営会社 | 株式会社LIFULL |
LIFULL HOME’Sのカタログ請求は、3つの項目に答えるのみで完了することが特徴です。
必須の項目が少なく、気軽にカタログを請求できるため、家づくりに関する知識に自信がない方でも利用しやすいでしょう。
さらにLIFULL HOME’Sは、ハウスメーカーとの提携数が多いのはもちろんのこと、厳正な審査に合格した会社のみ紹介してくれる点もメリットです。
自身が選んだハウスメーカーや工務店以外から連絡がくることもないため、安心して家づくりを進められます。
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スーモカウンターは、株式会社リクルートが運営するサービスです。
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完全あんしん保証とは、建築会社が住宅完成前に倒産した場合に備えて、過払い金や割増でかかる工事費などの損害を保証する制度のことです。
スーモカウンターであれば、工事が無事に完了するまで手厚いサポートが受けられるため、より安心して建築会社選びを進められるでしょう。
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タウンライフ家づくりは、タウンライフ株式会社が運営するサービスです。
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カタログのみでは得られない具体的な情報が手に入るため、家づくりをスムーズに進められます。
幅広い選択肢の中からハウスメーカーを選びたい方、土地探しのサポートも受けたい方などは、タウンライフ家づくりに相談してみてください。
注文住宅を依頼する際に失敗しないための注意点
注文住宅を依頼する際の注意点は、次の3つです。
- 坪単価のみで決めない
- 調子が良いだけの営業マンには注意
- 相見積もりは間取り・仕様・見積もりが揃って判断する
順番に解説します。
坪単価のみで決めない!見積もり書などくまなくチェック
注文住宅を選ぶ際に、坪単価だけで判断するのは避けましょう。坪単価は住宅の価格を知る目安にはなりますが、それだけで家の総費用や品質を評価するのは不十分です。
坪単価はあくまでも目安の金額であり、坪単価で計算した金額よりも高額な費用が発生する場合も多くあります。
坪単価に含まれない費用も多く存在し、地盤改良や外構工事、インフラ整備費用などが追加されることが一般的です。
さらに、坪単価が低い場合、使用される建材の質や工法が劣る可能性もあり、将来的な修繕費や維持費が高くなるリスクがあります。
また、住宅の性能やデザイン、アフターサービスなど、坪単価だけでは見えない重要な要素もあります。
そのため、ハウスメーカーを選ぶ際は、坪単価だけでなく、総費用や提供されるサービス、使用される建材の質、アフターサポートなどを総合的に考慮することが重要です。
調子が良いだけの営業マンには注意
信頼できる営業マンは、顧客の質問に対して具体的かつ誠実に回答し、透明性のある情報提供を行います。また、顧客の要望をしっかりと聞き取り、それに基づいた最適な提案をしてくれます。
注文住宅を依頼する際、営業マンの対応は重要な判断材料となりますが、調子が良いだけの営業マンには注意が必要です。
特に営業トークが上手で、契約を急かすような態度の営業マンには警戒しましょう。
こういった営業マンは顧客の本当のニーズや不安を理解せずに、自分たちの都合の良い情報だけを提示される可能性が高いです。結果、契約後に想定外の追加費用や工事内容の変更が発生する可能性があります。
また、具体的な説明を避けて「大丈夫です」「問題ありません」といった曖昧な回答を繰り返す営業マンも要注意です。
初回の打ち合わせで不安を感じた場合や、質問への回答が曖昧な場合は、他のハウスメーカーの営業マンと比較してみることをおすすめします。
相見積もりは間取り・仕様・見積もりが揃って判断する
相見積もりでは、間取り、仕様、見積もりが全て揃った状態での比較・判断が重要です。単に価格だけで比較するのではなく、各社の提案内容を総合的に評価しましょう。
まず、間取りについては、家族のライフスタイルや将来の変化を考慮したプランが提案されているか確認します。生活動線や収納スペースなど、実際の住み心地に直結する要素を重視しましょう。
次に、仕様については、使用される建材や設備の品質を比較します。同じ坪単価でも、仕様によって住宅の性能や耐久性が大きく異なります。例えば、断熱材の種類や窓の性能、キッチンやバスルームの設備などが含まれます。
最後に、見積もりには、全ての費用が詳細に記載されているか確認します。建物本体の価格だけでなく、地盤改良費や外構工事費、インフラ整備費などの付帯費用が含まれているかをチェックします。
以上を総合的に評価し、納得のいく選択をしましょう。
注文住宅を依頼する際のよくある質問
ここでは、注文住宅を依頼する際のよくある質問に回答します。
ハウスメーカーと工務店の違いは?
ハウスメーカーと工務店の最大の違いは、対応可能地域の広さです。
どちらも住宅を建てる業者ではあるものの、ハウスメーカーは全国に対応しており、工務店は地域密着型の場合が多いです。
完成までに要する期間は?
注文住宅の広さやデザインなどの要因によって大きく異なりますが、大体8〜15か月ほどです。
細部までこだわる場合は、数年かかることもあります。
注文住宅の予算相場は?
注文住宅の予算は、建てるエリアや住宅の広さによって異なります。
国土交通省の「令和2年度 住宅市場動向調査」によると、全国平均の建築資金(建物本体の費用)は約3168万円、三大都市圏では約3383万円です。
土地も合わせて購入する場合、全国平均は約4606万円、三大都市圏では約5359万円となります。
これらの金額は、エリアや住宅の仕様によって変動するため、自分たちの希望や条件に合わせた詳細な見積もりを取得することが重要です。
坪単価の相場は?
坪単価の相場は、全国平均で約68万円です。
地域や木造、鉄骨などによって大きく変動するため、あくまでも目安と捉えてください。
また、坪単価のみで注文住宅にかかる必要を算出するのは避けましょう。
坪単価以外にも、水道やガスの工事にかかる費用など、住宅を建てる際に必要な費用をすべて含めて計算してみてください。
まとめ
ハウスメーカーを選ぶ際は、予算やデザイン、口コミなどを参考にして選定する必要があります。
とくに、公式サイトやパンフレットなどで情報を収集するのみでなく、実際に利用した方の口コミや評判を確認することが重要です。
実際に利用した方の口コミや評判が最も信頼できる情報のため、依頼する前に必ず確認してみてください。
本記事で紹介したおすすめハウスメーカーも参考にして、後悔しない、あなただけの理想の住宅を建てましょう。