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エコカー補助金も終了間近なこの夏、益々人気の“プチバン”について緊急調査!『夏休みも安近楽!』志向が支える“プチバン”人気

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2012年7月12日

各位

エコカー補助金も終了間近なこの夏、益々人気の“プチバン”について緊急調査!
『夏休みも安近楽!』志向が支える“プチバン”人気
“プチバン”意向者は、夏休みも、遠出をするのではなく
「近場やクルマで行ける範囲へお出かけ」!予算は1人当たり2.6万円
“プチバン”人気ランキングは、1位 N BOX、2位 タント、3位 パレット

現在の消費傾向に詳しい、マーケッターの牛窪恵氏
「プチハッピーを求める現代の消費者にとって、普段の生活の中でも使いやすい一方、 ちょっとしたレジャーにも対応できる“プチバン”は、理想のパートナー」とコメント

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株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川洋 以下、イード)は、「ソリオ」や「N BOX」など、ここ近年で各メーカーが新型車を投入し、販売台数も伸びている「スライドドアのコンパクトカー」カテゴリに注目。これらの自動車を「スライドドアや室内の広さといった “ミニバンの要素を持つコンパクトカー”」として“プチバン”と設定し、2012年4月に「“プチバン”人気の理由について調査」を実施しました。(「“プチバン”人気の理由について調査」:http://www.iid.co.jp/news/detail/2012/0524.html) その結果、少子化によるファミリー層の多人数乗車ニーズの減少や、長引く不況による「コストパフォーマンス意識」や「安近楽志向」の高まりといった時代潮流の影響により、“プチバン”が、今の時代に求められているカテゴリであるということがわかりました。

そこで今回は、エコカー補助金も終了間近なこの夏、益々売り上げをのばしている“プチバン”の人気について再調査をおこないました。特に、20~60代の男女の“プチバン”意向者の「この夏の過ごし方やレジャーの考え方」にいて明らかにすることで、“プチバン”人気を支える「安近楽志向」について解明しています。
また、調査結果について、「草食系男子」や「年の差婚」「おひとりさまマーケット」などのキーワードを世に広め、現代の消費者動向に詳しい、マーケティングライターの牛窪恵さんに“プチバン”意向者の消費傾向について話を聞いてみました。

※“プチバン”対象車種(イードによる選定)
背の高いコンパクトカー(スライドドア):
ポルテ(トヨタ)、フリードスパイク(ホンダ)、ソリオ(スズキ)、デリカD:2(三菱)
背の高い軽自動車(スライドドア):
パレット(スズキ)、ルークス(日産)、タント(ダイハツ)、オッティ(日産)、N BOX(ホンダ)、ekワゴン (三菱)、フレアワゴン(マツダ)

<調査概要>
調査名:“プチバン”に関する意識調査
調査期間:2012年7月2日(月)~7日(土)
調査対象:
日本全国20~60代男女、「この夏欲しいクルマ/気になるクルマ」に“プチバン”を選んだ人1,000名

■“プチバン”に求めるものは「ミニバンの使い勝手のよさとコンパクトカーの手軽さ」だが、特に、レジャー使いよりも普段使いを重視(約6割)

前回の「“プチバン”人気の理由について調査」で、“プチバン”意向者の購入重視点を確認したところ、「スライドドアであること」「室内が広くゆったりとくつろげる車」といったミニバンの利点を重視する一方、「取り回しや駐車が楽な車」「日常での用途に使いやすい車」といったコンパクトカーならではの“扱いやすさ”も重視しており、“ミニバンとコンパクトカーのいいとこ取り”を求める傾向がみられました。(「“プチバン”人気の理由について調査」:http://www.iid.co.jp/news/detail/2012/0524.html
 今回の調査では、さらにクルマを購入する際に、レジャーで使うクルマと普段で使うクルマのどちらの使い方を重視するか聞いたところ、「普段使い」が6割を占め、「レジャー使い」は約1割と、普段使いをより重視する傾向が分かりました。

■プチバン意向者の夏休みのお出かけ第1位は「クルマで国内旅行」。「海外旅行」や「電車での国内旅行」は1割にも満たない結果に。
■さらに、ここ2~3年では、「海外旅行」が大幅減少し、「クルマで国内旅行」や「近場で遊ぶ」が増加傾向。
■今夏は「不要な出費を抑えつつ、普段より少し贅沢な休日を過ごしたい」が6割と、多少の贅沢に留まる傾向。

この夏休みに遊びに出かける予定を聞いてみると、最も多かったのが「クルマで国内旅行」で39.7%。次いで「近場に遊びに行く」が26.6%、「特に遊びに行く予定はない」も20.6%存在している中、「海外旅行」は2.3%、「電車で行く国内旅行」は5.9%にとどまっています。

さらに、ここ2~3年で、連続休暇中に遊びに出かける機会が増えたかどうかについて聞いてみたところ、「海外旅行」や「電車で行く国内旅行」については「減った」という人がかなり多いのに比べ、「クルマで国内旅行」と「近場に遊びに行く」については「増えた」と答えた人のほうが多く、特に子どもがいる家庭でより顕著な結果になりました。
行きたい場所をフリーアンサーで答えてもらったところ、温泉地、山・高原、ショッピングモール、テーマパーク・遊園地といった回答が多く見られ、具体的には「東京ディズニーリゾート(TDR)」、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」、「東京スカイツリー」の順に人気が高いことがわかりました。

また、夏休みの過ごし方を、普段の生活に比べて贅沢に過ごしたいと思いますかと聞いてみたところ、6割以上が、「不要な出費を抑えつつ、普段より少し贅沢な休日を過ごしたい」と、多少の贅沢に留まる傾向がみられ、「安近楽志向」はまだまだ続くと言えそうです。

■プチバン意向者の夏休みの平均休暇日数は4.6日、1人当たりの予算の平均は2.6万円

ちなみに、“プチバン”意向者にこの夏(7~9月)の連続休暇日数を聞いたところ、最も多かったのは「4~5日」(29.8%)となりました。次いで多かったのが「2~3日」(23.3%)で、平均は4.6日という結果になっています。
一人あたりの予算は、「1万円~3万円」が40.2%と最多で、平均では2.6万円となりました。

■“プチバン”人気ランキング 1位はN BOX、2位タント、3位パレット。
■エコカー減税・補助金対象期間中にクルマを買いたい人は半数以上。

安近楽志向に支えられて、市場が拡大傾向にある“プチバン”ですが、“この夏欲しいプチバン”について聞いてみたところ、1位に輝いたのはホンダの「N BOX」。以下ダイハツ「タント」、スズキ「パレット」、ホンダ「フリードスパイク」と続きました。
また、「エコカー減税・補助金」について、これが適用される期間に対象となるクルマを購入したいと思うか尋ねたところ、半数以上である52.2%が「購入したい」と回答しており、燃費性能などでコンパクトカーの利点を備えている“プチバン”も、ますます人気に拍車がかかるのではないでしょうか。

■総評

今回の調査結果から、最近は、連続休暇だからといって遠出するのではなく、近場で遊んだり、クルマで行ける範囲でのお出かけを選ぶという人が増えていることが分かりました。そのような層に支持されているのが、普段使いの経済性を担保しながら、ほど良い居住空間を兼ね備えているからこそ、ちょっとしたレジャーにも対応できる“プチバン”と言えます。

今回の調査結果を受け、「草食系男子」や「年の差婚」「おひとりさまマーケット」などのキーワードを世に広め、現代の消費者動向を独自の視点で分析することでも知られる、マーケティングライターで世代・トレンド評論家の牛窪恵さんに“プチバン”意向者の消費傾向について話を聞いてみました。

プチバンで「プチハッピー」を感じたい、現代の消費者

マーケティングライター:牛窪恵氏

今、若い世代や家族を中心に、ハレとケのメリハリ消費や「コスパ(コストパフォーマンス)」に注目する男女が増えています。 まず、家族消費では、長い休日や記念日などハレのシーンでは、少し遠出をして、家族の思い出を刻みたい。でも普段の、ケのシーンでは、コスパや使い勝手を重視して、安・近・楽にドライブしたい。
また、いまの20~30代の女性たちは、私が「三平女子」と呼ぶように、消費にも未来の夫にも「三高」でなく「三平(平凡、平均、平穏)」を求めます。
たとえそのモノ自身や学歴など、ブランドネームが高くても、つねに相手が「上から目線」で、自分が気を遣いすぎるのはイヤ。ハレの場ではワクワクしたり非日常を求める一方で、ふだん(ケ)は安心・安全で背伸びせずに付き合えて、ストレスフリーで“プチハッピー”を感じられるモノや男性のほうがいい。
そんななか、“プチバン”はミニバンと同じような広い室内で快適性も高いため、レジャーにも使用できる一方、車体がコンパクトで運転しやすい上に、燃費も良いので買い物などの普段の生活の中でも使いやすく、ハレとケの双方の欲求を満たせるクルマとして、人気が高まってきているのではないでしょうか。
現在の消費傾向の中で、ふだん使いにも便利な”プチバン”は、快適性も小回りも安全性も、どの要素もバランスよく兼ね備えた、理想のパートナー。使いやすさとコスパ、そしてバランス感覚で選ばれているのだと思います。

【プロフィール】
牛窪 恵 (インフィニティ代表取締役・マーケティングライター) 1968 年、東京都生まれ。日大芸術学部映画学科卒業後、大手出版社に入社し、編集・PR 経験を経て独立。財務省財政制度等審議会専門委員。経産省「おもてなし大賞」選考委員ほか。東京女学館大学講師(マーケティング)。著書に、『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』(講談社)、『【年の差婚】の正体』(扶桑社)、『男が知らない「おひとりさま」マーケット』『独身王子に聞け!』(ともに日本経済新聞出版社)ほか、多数。『ホンマでっか!?TV』(フジ系)ほか、テレビ番組でコメンテーター等も務める

■調査結果に関するお問い合わせ
“プチバン”に関する意識調査 PR事務局
担当:宇野(080-5514-7370)、八木澤
TEL:03-6277-6701/FAX:03-3584-1310/mail:

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