「LiPro(インターネット)」、新電力会社の利用実態に関するアンケート調査を実施 ~新電力切り替えユーザーの満足度と今後の期待を徹底調査
株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川 洋)は、新電力会社についてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、新電力会社の利用実態およびユーザーの満足度・今後への期待についてアンケート調査を実施しました。
■調査サマリー
・現在契約中の新電力会社については、「auでんき」が68名(13.96%)と「東京ガス」が67名(13.76%)の利用が多く、続いて「楽天でんき」56名(11.5%)、「大阪ガス」45名(9.24%)、ドコモでんき38名(7.80%)と、電力以外のインフラやサービスとの連携を重視する傾向。
・新電力への切り替え理由については、「電気料金を安くしたかったから」が257名(52.77%)で圧倒的多数、次いで「ポイントを貯めたかったから」が95名(19.51%)と続く。
・情報収集方法については、「電気料金比較サイト」が107名(21.97%)で最多、「電力会社の公式サイト」の89名(18.28%)が続く。
・選択時の重視項目については、「電気料金の安さ」が234名(48.05%)で圧倒的多数、「ポイント還元率の高さ」が88名(18.07%)と続く。
・新電力会社への切り替え満足度については、「期待以上、切り替えてよかった」が253名(51.95%)と過半数が高評価。
・新電力会社への切り替えについておすすめしたいと思うかどうかについて、「機会があればおすすめしたい」が226名(46.41%)で最多、総じてポジティブな意見が多い。
・新電力会社への今後の期待について望むものは、「より安い料金設定」が255名(52.36%)で最も多く、料金面での更なる改善要望が強いことが判明。
■調査概要
調査期間:2025年6月24日〜2025年7月4日
調査対象:新電力会社利用者487名
回答数:487
調査方法:「LiPro」読者によるインターネット調査
関連記事(LiProインターネット)
https://www.iid.co.jp/contents-Internet/energy-comparison-ranking-121503/
■調査対象
<居住エリア>
- 東京電力エリア
- 203名
- 関西電力エリア
- 93名
- 中部電力エリア
- 52名
- 東北電力エリア
- 36名
- 九州電力エリア
- 36名
- 北海道電力エリア
- 27名
- 中国電力エリア
- 19名
- 四国電力エリア
- 9名
- 北陸電力エリア
- 6名
- 沖縄電力エリア
- 6名
LiProでは、新電力会社の利用者487名を対象に以下のアンケートを実施しました。回答者の居住エリアについては、「東京電力エリア」が203名(41.68%)で最も多く、続いて「関西電力エリア」が93名(19.10%)となっています。その他では、「中部電力エリア」が52名(10.68%)、「東北電力エリア」と「九州電力エリア」がそれぞれ36名(7.39%)で続いています。
結果は以下の通りです。
■契約会社はauでんきが最多・東京ガスが続く、通信・ガス会社系が人気
<現在ご契約中の新電力会社はどちらですか?>
現在契約中の新電力会社については、「auでんき」が68名(13.96%)と「東京ガス」が67名(13.76%)の利用が多く、続いて「楽天でんき」56名(11.50%)、「大阪ガス」45名(9.24%)、「ドコモでんき」38名(7.80%)となっています。
通信会社系(au、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイル)とガス会社系(東京ガス、大阪ガス)の人気が高く、既存のインフラやサービスとの連携を重視したセット割引の訴求力が高いことがわかります。
また、「その他」が83名(17.04%)と高い割合を示しており、新電力市場の多様性も浮き彫りになっています。
■切り替え理由は「料金削減」が5割超、ポイント・セット割も重視
<新電力会社に切り替えた主な理由は何ですか?>
新電力への切り替え理由については、「電気料金を安くしたかったから」が257名(52.77%)で圧倒的多数を占めました。次いで「ポイントを貯めたかったから」が95名(19.51%)、「ガスや通信とのセット割引を利用したかったから」が81名(16.63%)となっています。
直接的な料金削減効果を求める層が過半数を占める一方で、ポイント還元やセット割引による間接的なメリットを重視する層も約3分の1存在し、多様なニーズに応える必要性が示されています。
■情報収集は比較サイトが最多、公式サイトと口コミも重要な情報源
<切り替え前の情報収集はどのように行いましたか?>
切り替え前の情報収集方法については、「電気料金比較サイト」が107名(21.97%)で最も多く、客観的な比較情報への需要が高いことがわかります。次いで「電力会社の公式サイト」89名(18.28%)、「口コミ・レビューサイト」75名(15.40%)が続いています。
また、「営業・電話勧誘」も62名(12.73%)と些細な接触機会から電力会社の乗り換えの決断に至るユーザーも一定数いることがわかりました。
■選択基準は「料金の安さ」が圧倒的、ポイント還元とセット割も重要
<電力会社選択時に最も重視した項目は?>
電力会社選択時に最も重視した項目については、「電気料金の安さ」が234名(48.05%)で圧倒的多数を占めました。次いで「ポイント還元率の高さ」88名(18.07%)、「ガス・通信とのセット割引」81名(16.63%)となっています。
約半数のユーザーが料金の安さを最優先に考えており、新電力選択における価格競争力の重要性が改めて確認されました。
一方で、付加価値としてのポイント還元やセット割引も重要な差別化要素であることがわかります。
■満足度は5割超が「期待以上」と高評価、4割は「変わらない」
<新電力会社へ切り替えてみてどうですか?>
新電力への切り替え満足度については、「期待以上、切り替えてよかった」が253名(51.95%)と過半数を占め、高い満足度を示しています。
一方で「変わらない/わからない」が196名(40.25%)と4割を占めており、切り替え効果を実感できていない層も相当数存在することがわかります。
「期待はずれ」は38名(7.80%)と少数にとどまっており、大きな不満を持つユーザーは限定的です。
■推奨意向は約6割がポジティブ、積極推奨層は1割強
<新電力会社を友人・知人におすすめしたいですか?>
新電力会社の推奨意向については、「機会があればおすすめしたい」が226名(46.41%)で最も多く、「非常におすすめしたい」63名(12.94%)と合わせると約6割がポジティブな評価を示しています。
「どちらでもない・わからない」が153名(31.42%)と3割を占めており、明確な推奨意向を持たない中立層も相当数存在します。
ネガティブな評価(「おすすめしない」「全くおすすめしない」)は合計45名(9.24%)と1割以下にとどまっています。
■今後への期待は「更なる料金削減」が5割超、ポイント還元向上も重視
<新電力会社に期待すること、改善してほしい点は?>
新電力会社への今後の期待については、「より安い料金設定」が255名(52.36%)で圧倒的多数を占め、料金競争への期待が依然として高いことがわかります。次いで「ポイント還元率の向上」74名(15.20%)、「料金体系のわかりやすさ」38名(7.80%)、「サポート体制の強化」31名(6.37%)が続いています。
料金面での更なる改善を求める声が過半数を占める一方で、ポイント還元の充実や料金体系の透明性向上、カスタマーサポートの質向上など、サービス面での改善要望も見られ、総合的な顧客満足度向上が求められています。
※本アンケート結果を引用する際には下記URLを出典元として記載してください。
https://www.iid.co.jp/contents-Internet/energy-comparison-ranking-121503/
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