タブレットの使用実態とモバイルインターネットとの関係性に関する調査
2014年7月1日
報道関係者各位
タブレットの使用実態とモバイルインターネットとの関係性に関する調査
株式会社イード
3キャリアが取扱いを開始したiPadや、SIMフリーモデルも人気のNexusシリーズ、ビジネス用途での強みを訴求するWindowsタブレットなど、タブレット端末の需要が拡大し、選択の幅も広がっています。そんな中、調査・マーケティング会社の株式会社イード(東京都新宿区 以下イード)は、タブレット端末の使用実態とモバイルインターネットの関係性に関する調査を実施しました。
【TOPICS】
- ■タブレット利用の際の重視ポイントは“いつでも”“どこでも”使える快適なインターネット環境。主な利用用途は動画視聴
- ■タブレットでのインターネット接続方法は「モバイルWi-Fiルーター」人気が高まる。月々の利用料金、通信速度の速さが魅力
- ■タブレット端末と一緒に使いたいモバイルインターネット、一番人気は「WiMAX/WiMAX 2+」
■タブレット利用の際の重視ポイントは“いつでも”“どこでも”使える快適なインターネット環境。主な利用用途は動画視聴
まず、タブレット端末所有者に、1日の中でどのくらいの時間インターネットを利用しているか聞いたところ、全体の3分の1以上の人が1時間以上利用していると回答しました。1日に2時間以上利用している人も10%を超えており、5時間以上利用するという人も少数(1.6%)ながら存在しました。【グラフ1】
タブレット所有者および購入意向者に対して、どのような場所や場面でタブレットを利用したいか質問したところ、自宅が85.2%、外出先(自宅外)が75.8%と、どちらも高い数値を示しました。外出先の使用ニーズを細かく見てみると、出張や旅行など遠出中(48.8%)、電車・バス等の待ち時間(47.3%)、カフェやレストランなどの飲食店(40.8%)など様々な場所で総じて高い結果になっています。【グラフ2】
現タブレット利用者に利用用途を聞くと、「WEBサイトの閲覧」が86.8%で最も多く、「動画の視聴」63.0%、「Eメールの利用」60.0%と続きました。一般的なWEB検索用途に次いで、動画視聴に利用している人が多い結果となっています。一方、タブレット購入意向者にタブレットを何に使用してみたいか聞いたところ、上位3位までは同様の順位となりました。【グラフ3】いずれもインターネットを利用、しかもデータ容量の大きいコンテンツの利用意向が強くなっています。時間や場所にとらわれず、“いつでも”“どこでも”、大容量コンテンツの利用も含め快適なインターネット環境が利用できるということがタブレット利用の重要なポイントとなっているようです。
■タブレットでのインターネット接続方法は「モバイルWi-Fiルーター」人気が高まる。月々の利用料金、通信速度の速さが魅力
前述のように自宅、外出先問わずタブレットでインターネットを楽しみたい人が多いという結果となりましたが【グラフ2】、タブレットをインターネットへ接続する方法は、「自宅の固定回線(Wi-Fi)」が69.6%、「固定回線以外」が63.0%という結果になりました。自宅の固定回線以外では「モバイルWi-Fiルーター」(32.1%)と回答した人が多く、利用している理由としては、「ワイヤレスで使いやすい」(49.2%)、「自宅と外で両方使えるので、低コストだから」(47.1%)、「外出先でもインターネットを利用できるから」(46.5%)が挙げられました。【グラフ4】【グラフ5】
モバイルWi-Fiルーター購入について重視する点を聞くと、「月々の利用料金」(86.0%)、「端末の本体料金」(44.8%)と料金に関することが上位にきています。また、「通信速度の速さ」(46.0%)「通信エリアの広さ」(43.0%)「利用可能な通信量の多さ」(33.5%)といった通信環境に関する項目も高くなっています。【グラフ6】
■タブレット端末と一緒に使いたいモバイルインターネット、一番人気は「WiMAX/WiMAX 2+」
さらに、今後タブレットで使いたいモバイルインターネットサービスを聞くと、「WiMAX/WiMAX 2+」に人気が集まりました(33.0%)。次いで、「ドコモXi」(19.3%)、「イー・モバイル4G/LTE」(12.3%)となっています。【グラフ7】
モバイルWi-Fiルーターを選ぶにあたって、料金と通信速度を重視するユーザーが多くなっています。速度については、各社下り100Mbpsを超える高速サービスを展開中で、今後もさらなる高速化が進むと考えられます。利用意向で1位となった「WiMAXおよびWiMAX 2+」は、下り最大110Mbpsのサービスを提供しており、加えて速度制限がなく、制限解除による追加料金も無しで使えることが人気の要因と考えられます。
■調査概要
- 調査名:タブレットの使用実態とモバイルインターネット利用についての意識調査
- 調査期間:2014年6月18日(水)~6月20日(金)
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調査対象:
20代~40代の男女
タブレット端末を所有している、または今後利用意向のある人
モバイルデバイスでのインターネット利用者 - 有効回答者数:本調査600名(男性294名・女性306名)
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株式会社イード
メディア事業本部 大羽・白石・吉川