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各位

「RBB TODAY SPEED TEST分析レポート」公開のお知らせ

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2013年3月19日

各位

「RBB TODAY SPEED TEST分析レポート」公開のお知らせ

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株式会社イード(本社:東京都中野区中央、代表取締役:宮川洋 以下、イード)が運営するIT総合ニュースサイト「RBB TODAY」は、スマートフォン向けのスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のユーザーが計測したデータよりNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのネットワーク速度を比較した結果をレポートとしてまとめ、本日より公開いたします。

RBB TODAYは、PC向けに通信速度計測サービス「speed.rbbtoday.com」を提供しており、その経験とノウハウをもとに、2012年5月8日、Android版をリリース。同年7月25日、iPhone版をリリースしました。アプリのダウンロード数は全国で約30万ダウンロードを記録しており、イードの提供する測定サーバとの間でデータを送受信することで、回線速度を計測しています。

レポートは同アプリを使用して計測されたデータを集計し、OS・回線速度ごと比較分析したものです。使用したデータは2012年11月1日より2013年1月31日までに同アプリで収集した実測データをもとに、全国2.5km単位で区切り、同範囲内で計測されたデータの平均値を参照し、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社のデータが揃った場合のみ、下り速度比較を実施いたしました。

■ TOPICS

  • 日本全国での3キャリアの速度比較結果において、ソフトバンクモバイルの回線速度が速いエリアが68.5%(docomoが11.1%、KDDIが20.4%)
    全てのデータからみた3キャリアの平均速度比較は、ソフトバンクモバイルが最も他社のスピードを上回るエリアが多いという結果に。ソフトバンクモバイルはネットワークスピードにおいて優位であることが明らかになりました。
  • iOS端末、下り平均速度は通信方式にかかわらず、ソフトバンクモバイルが優位に
    iOSでの下り平均速度は、KDDIが3.1Mbps、ソフトバンクモバイルが7.0Mbpsと2倍以上の速さ。これはiOS端末においてソフトバンクはKDDIより速くつながることが多いことが分かりました。
  • Android端末では、KDDIの方が速いエリアが多い
    Androidでの下り平均速度は、NTTドコモ 3.4Mbps、KDDI 8.2Mbps、ソフトバンクモバイル 7.6Mbpsとなり、KDDIが若干速いという結果になりました。LTE、3Gをそれぞれの回線単体で比較した場合は、ソフトバンクモバイルの方が速い割合が多いようです。ほぼ拮抗していますが、Android端末においてはKDDIの方が平均速度で速く、ソフトバンクモバイルの方が高い割合で他社よりも速くつながると言えます。
  • 全国各都道府県での3キャリアのLTEの下り平均速度比較において、本州と四国・九州とで傾向が異なる
    本州全土でのKDDIとソフトバンクモバイルのネットワークスピードはNTTドコモの約2倍近い速さを有していますが、四国や九州では、本州ほど差が開いていません。また、iOSに限って見てみると、ソフトバンクモバイルの方がKDDIより2倍以上速い結果となっている都道府県が多いことが分かりました。

【調査概要】

  • 利用データ:スマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のユーザー計測データ
  • 調査対象期間:2012年11月1日〜2013年1月31日
  • 調査対象:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのスマートフォンにおける実測値
  • サンプル数:1,224,702件
  • 対象エリア:日本全国
  • 対象OS:iOS、Android
  • 対象通信方式:LTE、3G
  • 分析手法:全国2.5kmメッシュ、各都道府県別2.5kmメッシュで区切り、その中で計測された下り速度の平均値を参照

■ 全国でのネットワーク速度比較結果

全OS、全通信方式での速度比較、全国2.5kmで区切ったエリアでどのキャリアが早いのかを比較すると、総じてソフトバンクモバイルのネットワークスピードが速いエリアが多くなりました。Androidにおいては、LTE・3G回線ともにソフトバンクモバイルが速い結果となっていますが、全体を通して見たときにはKDDIが相対的に速い結果となっていることが分かりました。(参考図(1)(2))
いずれも、NTTドコモにLTEサービス開始を先行されていたことを全く感じさせないほど、KDDIとソフトバンクモバイルがネットワーク構築において、積極的なエリア拡大を図ってきたことが伺えます。

【総評】

 LTEサービスを先行したNTTドコモに比べ、KDDI、ソフトバンクモバイル共に2012年9月よりサービスを開始しましたが、どちらのキャリアも遅れを感じさせず、サービス開始直後からLTEが一気に拡大したと言えます。特にソフトバンクモバイルは、この数年間で品質改善を図っており、現状他社を凌ぐ優位性を獲得していることが、実測データから見受けられます。
iPhoneの3G回線においてはKDDIの最大下り速度が9.2Mbps(理論値)、ソフトバンクモバイルの最大下り速度が21Mbps(理論値)と、KDDIとソフトバンクモバイルとで使用可能な最大下り速度が異なる(*注釈2)ため、純粋な比較が難しいかもしれませんが、未だLTEにつながらない場所もあることを考慮すると、ユーザーにとってソフトバンクモバイルの方が優位性を感じられると言えそうです。

*注釈2:KDDIはCDMA2000 1x EX-DO Reb.A+、ソフトバンクモバイルはHSPA+接続時。 LTE回線での速度の理論値は同じ。

■ アプリの入手方法について

アプリ名:RBB TODAY SPEED TEST
カテゴリ:ユーティリティ
動作環境:AndroidOS 2.3.3以上 iOS 4.0以上
※配布ページへは、こちらが便利です。
http://speed.rbbtoday.com/

■speed.rbbtoday.comについて

speed.rbbtoday.comは、RBB TODAYが提供するパソコン向けブロードバンド回線の速度測定サービスです。2002年2月のサービス公開以来、ダイヤルアップからFTTHまでをカバーする高精度の測定サービスとして、ブロードバンド利用者の回線速度への意識を高めるとともに、日本のインターネットの高速化に寄与してまいりました。

サイトURL http://speed.rbbtoday.com/

■speed.rbbtoday.comについて

スマートフォン向けのスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のユーザーが計測したデータよりNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのネットワーク速度を比較した結果のレポートは下記よりご覧いただけます。

>> RBB TODAY SPEED TEST 分析レポートPDF (3.76MB)

■本リリースに関するお問い合せ先
調査結果に関するお問い合わせ
担当:メディア営業部 大羽

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