「PCに関する意識調査」 2人に1人が不要なプリインストールソフトを削除した経験あり 多機能PCはもう要らない!? ~買い替えニーズはシンプルで快適に動くマシンへ~
2011年11月8日
各位
PCに関する意識調査
2人に1人が不要なプリインストールソフトを削除した経験あり
多機能PCはもう要らない!?
~買い替えニーズはシンプルで快適に動くマシンへ~
株式会社サードウェーブ
株式会社イード
株式会社サードウェーブ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:尾崎健介 以下サードウェーブ)は、PCの購入時に予め多くのソフトがインストールされている多機能PCが市場の多くを占めているが、ユーザーは本当に満足しているのかを明らかにするため、株式会社イード(本社:東京都中野区 代表取締役:宮川洋 以下イード)と共同で、半年以内にPCの買い替えを検討しているWindows XP/Vistaユーザーを対象にした「PCに関する意識調査」を実施しました。
サードウェーブは、調査結果を受けて、無駄な機能を削ぎ落とし、シンプルながら高パフォーマンスなPCシリーズ「ドスパラPC」で、一般のPC市場に本格的に参入することを発表しました。
■TOPICS
- プリインストールソフトは使われていない!?
自宅のパソコンのソフト利用率について調査したところ、ワープロソフトや表計算ソフトといったOffice系以外のソフトの利用率は低いことがわかりました。 - 8割の人がパソコンのトラブルを経験。多くは「起動、動作の遅れ」「フリーズ」
過去に何らかのパソコンのトラブルを抱えた経験のあるユーザーは8割以上。動作の遅れやフリーズに関する項目がトラブル上位を占めました。 - トラブルの対処方法1位は「使わないソフトの削除」 …2人に1人が実施
パソコントラブルの対処法として1位に挙げられたのが「あらかじめ入っていた使わないソフトの削除」。2人に1人は使わないソフトを削除した経験があることがわかりました。 - パソコン買い替えで重視する点1位は「処理速度」
パソコンの買い替えをする際に重視する点について質問したところ、処理速度(84.9%)が第1位となりました。 - PC経験者ほど、有名ブランドのPCよりも、シンプル・ハイスペックなパソコンを指名!
現在使用しているPCが1台目のPC初心者は、多機能な「有名メーカーのパソコン」を選ぶものの、現在使用しているPCが2台目以降のユーザーは、性能が高いが価格は安い「ショップ系パソコン」を選ぶ傾向にありました。
【調査概要】
■調査期間:2011年10月3日(月)~11日(火)
■調査対象:首都圏在住 20代~40代の正社員または契約社員で半年以内にPCの買い替えを検討している人
現在Winsow XP または Windows Vista のパソコンユーザー
■有効回答数:1000サンプル
■回答者属性:20代207名、30代378名、40代415名
■調査方法:イードの運営するアンケートサイト「あんぱら」を使ったインターネット調査
■プリインストールソフトは使われていない!?利用実態が明らかに
「自宅のパソコンを買ったときに最初からインストール(プリインストール)されていたソフト(や機能)」について複数回答で挙げてもらったところ、全体の上位3位は「ワープロソフト(Word など)」が69.0%、「表計算ソフト(Excelなど)」が68.0%、「音楽・動画再生ソフト」が48.0%となりました。また、利用率については「ワープロソフト(Word など)」が52.8%、「表計算ソフト(Excelなど)」が57.0%となり、そこから20ポイント以上の差で、「音楽・動画再生ソフト」(32.2%)、「画像編集ソフト」(16.8%)と続きます。ワープロソフトや表計算ソフトといったオフィス系以外のソフトは、実際にはあまり活用されていないようです。
■8割の人がパソコンのトラブルを経験。
トラブルの多くは「起動や動作の遅れ」「フリーズ」など
「今まであったパソコンのトラブル」について質問したところ、何らかのトラブルを抱えた経験のあるユーザーは8割に達する結果となりました。トラブルのトップ3は「自動的に立ち上がるソフトがあるので起動が遅い」(46.5%)、「常駐しているソフトが多く、起動が遅い」(45.4%)、「原因不明のフリーズが多くなった」(37.0)%と、動作の遅れやフリーズに関する内容が占めました。
「いつもメモリ不足になる」(30代男性)「使用しているとどんどん遅くなる」(40代男性)など、動作の遅さに不満やストレスを感じているユーザーが多いようです。
また、「突然電源が落ちて、使用不可能になる」(40代女性)「OSが立ち上がらず、何度も電源を切ったり入れたりする」(30代男性)といった原因不明の事態に悩むユーザーの声も寄せられました。
■PCのトラブル対策1位は「使わないソフトの削除」2人に1人が実施
トラブルへの対処法について複数回答で質問したところ、「あらかじめ入っていた使わないソフトの削除」が54.1%、「自分でインストールしたが使わなくなかったソフトの削除」が52.9%と、使っていないソフトを削除したという回答が多く集まりました。不要なソフトを削除し、容量を確保することでトラブルを解決したいという意識があるようです。中には「おそらくHDDの空きが少ないせいで、動作がものすごく遅い。本当は捨てたくないファイルを削除した」(40代女性)といった意見もありました。
■パソコン買い替えで重視する点1位は「処理速度」
パソコンの買い替えをする際、重視する点について複数回答で質問したところ、処理速度(84.9%)が第1位となりました。「起動時の動作遅れ」が大きな不満となっていることから、買い替える際は処理速度の速いPCを求める傾向にあるようです。
自宅でPCを利用するシーンを質問したところ、トップ3に「ウェブサイト閲覧」(94.0%)、「メール」(92.7%)、「ネットショッピング・ネットオークション」(69.2%)が挙がっています。実用的な中にもスピード感が求められる利用用途が上位に並んでいることからも、処理速度を重視するユーザーのニーズがうかがえます。
■使用PCが2台目以降のユーザーからは、有名ブランドのPCよりも、シンプル・ハイスペックなパソコンを指名!
「多くのソフトがプリインストールされている有名メーカーのパソコン」(以下、有名メーカーのパソコン)と「たくさんのソフトはインストールされておらず有名ではないが、基本性能が高い割には価格が安い、パソコン専門店のショップ系のパソコン」(以下、ショップ系のパソコン)どちらのPCを購入したいかを質問したところ、現在使用しているパソコンが1台目のユーザーの場合、「有名メーカーのパソコン」を選ぶ人が多いものの、2台目以降のユーザーは「ショップ系のパソコン」を選ぶ人が多くなることがわかりました。特に買い替えが5台目以上のヘビーユーザーについては、7割以上がショップ系のパソコンを希望しており、パソコンを使いこなすほどに、ユーザーはよりシンプルなマシンを求める傾向にあることがわかります。
■総評
今回のアンケート調査の結果、多くのユーザーがPCの処理速度に関する不満やトラブルを抱えていることが明らかになりました。購入時には魅力的に感じる充実したプリインストールソフト群も、裏を返せば“処理が重くなる”という機能性の悪さにもつながりかねず、結果として「新しいPCを購入すれば、気持ちよく操作できるはず」というユーザーの期待を裏切る結果にもなりかねません。 一秒でも時間を節約したい現代人にとって、快適な処理速度を特長としたショップ系のパソコンへの期待は大きく、このトレンドはこれからも続いていきそうです。
【お問い合わせ先】
■ドスパラPC事業に関するお問い合わせ
株式会社サードウェーブホールディングス 広報担当 江澤(えざわ)
TEL:03-5294-6323 E-mail:
ドスパラPC事業のコンセプトサイト http://www.dosparapc.jp/
■調査結果に関するお問い合わせ
株式会社イード メディア営業部 小林
リサーチ事業部 渕上
広報担当 伊藤
〒164-0011 東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル16階
■株式会社サードウェーブについて
1984年設立。PC専門店「ドスパラ」を全国展開し、自社ブランド「Prime(プライム)」パソコン、組立キット、サーバ、PCパーツ、周辺機器を豊富に取りそろえています。「ムダな機能を削ぎ落とし、シンプルでありながらも高いパフォーマンスを発揮するパソコン」をコンセプトに、PCゲームが快適に楽しめる「ガレリア」と、3DCGや映像・コンポジット、ビデオ編集などクリエイター向けの「レイトレック」の2ブランドをラインアップ。詳細はホームページをご覧ください。http://info.twave.co.jp/