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各位

「半数の診療所が電子カルテ導入済み!」 診療所のIT化・WEB活用に関する調査

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2010年11月11日

各位

「半数の診療所が電子カルテ導入済み!」
診療所のIT化・WEB活用に関する調査

株式会社イード

株式会社イード(東京都中野区 以下イード)は、診療所(ベッド数19床以下)の院長・勤務者を対象に、病院のIT化・WEB活用に関する調査を実施いたしました。

調査では、半数を超える診療所で電子カルテが導入されているという結果が得られたほか、ホームページの開設が9割以上、SEO実施率も4割を超えるなど、業務やプロモーションでのIT利用に積極的な現状が明らかになりました。

今回の調査は、患者参加型のクチコミサイト『通信簿.com』を運営する株式会社フィードバック・ジャパン(東京都渋谷区 以下FBJ)のメールマガジン会員のうち、「診療所の院長・勤務者」を対象に「診療所のIT化・WEB活用に関する調査」を実施し、78名の有効回答を得たもので、アンケートは2010年8月29日から同9月8日に実施いたしました。

■半数の診療所が電子カルテを導入

最も導入率が高かったのは電子カルテで、回答者の約半数が導入していると回答。以下、レセプトオンライン46%、画像診断システム36%、デジタルサイネージ9%という結果でした。電子カルテは検討中も含めると全体の約70%に上り、導入意欲の高さがうかがえます。

電子カルテ導入を検討中と答えた人の理由としては「紙だと保管場所が際限なく必要になる。(女性・院長)」など“省スペース性”にメリットを感じている回答が最も多く、次いで「事務処理の労力の軽減になる可能性があるから(男性・院長)」など経営面でのコスト削減が期待されています。他にも「データの一元管理(男性・勤務医)」などといった回答がありました。

保険医療機関の診療報酬の請求方法に関しては、平成23年4月1日以降、レセプトオンラインによる請求が義務化(一部例外を除く)されますが、レセプトオンラインの導入率は46%と、電子カルテよりもやや低い導入率となっています。

IT機器導入状況

■ホームページ9割、SEO4割だがTwitter活用率は1割にも満たず

次に、ホームページ、ブログ、SEO(検索エンジン対策)、ツイッターの活用について尋ねたところ、最も活用されていたのがホームページ(91%)、次いでSEO(42%)、ブログ(29%)、ツイッタ―(6%)という結果でした。

ホームページやSEOは、「情報発信手段として(男性・院長)」、「集患対策として(男性・院長)」という意見が多く、活用が定着しつつあるようです。

ブログやツイッターについては、検討しているという回答者の意見として、集患が期待できるというポジティブな見方がある一方、「安価な情報発信である一方、ジャンクになり得る(男性・院長)」、「返答や中傷をおそれている(女性・事務局長)」といったネガティブな意見も見られました。

Webの活用状況

【調査概要】

  • 調査期間 : 2010年8月29日 ~ 2010年9月8日
  • 調査対象 : フィードバック・ジャパンメールマガジン会員から「診療所の院長・勤務者」
  • 有効回答 : 78
  • 回答者属性 : [性別]男性76名、女性2名
              [立場]勤務医3名、院長63名、事務員4名、事務長3名、その他2名
  • 調査方法 : イードのアンケートシステムを使用したインターネット調査

■調査結果に関するお問い合わせ
株式会社イード メディア営業部 西村

■お問合せ窓口
株式会社イード 広報担当 伊藤pr@iidco.jp
〒164-0011 東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル16階

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