『ウィザードリィ外伝 五つの試練』正式版が新デフォルトシナリオとともに登場! エディタサービスオープンベータも開始
株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川 洋、以下 イード)は、当社の運営するゲームメディア「Game*Spark」のブランド「Game*Spark Publishing」において、Windows向け3DダンジョンRPG『ウィザードリィ外伝 五つの試練』の早期アクセスを2023年10月26日(木)に終了し、正式版としての配信を開始しました。
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』は、多くのファンを持つRPG『ウィザードリィ』シリーズの完全に独立した外伝作品のひとつであり、2006年に発売された作品の大幅なバージョンアップ版です。 今回の『五つの試練』では、2005年に発売された『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』および『慈悲の不在』のリメイク版も、DLCとして用意しています。
■『ウィザードリィ外伝 五つの試練』正式版配信!
正式版に合わせた『五つの試練』本体アップデートでは、主に下記の更新が行われています。
・新デフォルトシナリオ「偽りの代償」の追加
・ゲーム内の呪文説明文を刷新
・キャラ作成時の解説文を追加
・オプション画面の刷新
・その他の改善や不具合修正
なお、早期アクセス版のユーザーも無償で正式版へとゲームの更新が行われます。
■新シナリオ「偽りの代償」について
あらすじ
請け負った仕事は〈英雄の招聘〉それだけのはずが――
小国「オス・エドラ」に不穏な予言がもたらされた。あまりにも強く示された惨劇の表徴を前に、王はかつて勇名を馳せた英雄へ助けを求めるほかはなかった。僻地で後進の育成にあたる彼を一刻も早く招聘すべく、偶さか手透きだった駆け出しの冒険者――すなわち君たちが伝令の任へ就くことになる。
が、事態は誰も予想しなかった展開を見せ始めるのであった。
■シナリオ概要
・ときにライトに、ときにシビアに。『五つの試練』の基本的なつくりのシナリオを適度な難易度と手頃な規模で楽しめる冒険譚
・レベルデザインは『NIZ Ashes of the Mad Overlord』『MIZ Myth of Imaginary Zone』など定評ある3DダンジョンRPGを手掛け続ける岸亮太郎氏こと白峯氏ら
・シナリオテキストは『大悪司』や『ぼくらの放課後戦争!』、『タユタマ Kiss on my Deity』などを手掛け、2006年版からの『五つの試練』のヘビーユーザーとして、ユーザーシナリオでも知られる永元千尋氏
■ゲーム内の呪文説明文を刷新
ゲーム内の呪文効果が分かりづらいという声にお応えして、説明文を全面的に刷新しました。 新たな表記により呪文の忘却などが発生するかが分かりやすくなったほか、『五つの試練』の特徴であるシナリオごとのルールの違いにも対応。そのシナリオ上における呪文の効果をより適切に反映するようになりました。
■キャラ作成時の解説文を追加
キャラクターの作成時に、職業の特徴などが分かりやすくなるよう、解説文を追加しました。こちらもシナリオごとのルールの違いに一部対応しています。
■オプション画面を刷新
同様に、正式版ではオプション画面も大きく刷新。各オプションの効果が分かりやすいよう解説文などを追加したほか、キャラクターの制作方法など項目の名称から結果が理解しづらかった内容については項目の名称変更も行いました。また、多くの新たな設定項目も追加されています。
シナリオエディタサービスオープンベータ開始!
正式版に合わせてシナリオエディタサービスのオープンベータ(オープンベータ開始時点ではUIは日本語のみ)も開始となりました。
https://editor.wiz-pb.jp/
Steam上にて『五つの試練』をお買い上げいただいたユーザーの皆様は、ゲーム公式サイト( https://wiz.gamespark.jp/ )などよりエディタサービスのURLへとアクセスすることで、ブラウザ上でシナリオを制作し、シームレスに『五つの試練』のユーザーシナリオセレクタへと公開していただくことができます。なお、サービスのご利用には『五つの試練』をお買い上げいただいたSteamアカウントとエディタサービスアカウントの連携が必要になりますのでご注意ください。
■祝3.5万本!『ウィザードリィ外伝 五つの試練』とDLCのおさらい
正式版にあたって、ユーザーの皆様のお陰で早期アクセス中に約3.5万本を販売した『五つの試練』本体と、そのDLCについて、早期アクセス中の変化を含めながらおさらいいたします。
ウィザードリィ外伝 五つの試練
【構成内容】
・ゲームエンジン本体
・シナリオ「偽りの代償」(正式版で追加)
・「旅人の財産」「満月王の子供達」「欠けた大地」「ガルヴァンの酢漬け男」「灼熱の車輪」独立したシナリオ5本の”五つの試練”
・ユーザーシナリオのダウンローダー/インストーラー
・シナリオエディタサービスの使用権
【早期アクセスでの大きな更新】
・公式シナリオの英語対応
・ポートレート機能の拡張(対応シーン追加、最大スロットを100まで増加)
・戦闘中の装備変更機能
・オートマッピングへのマーク設置(メモ書き)機能
・アイテムボックスからの購入/売却/鑑定の実装
・セーブデータの自動バックアップ及び破損時の復帰機能
・ユーザーシナリオの更新チェック機能
・テンキー操作対応
・多くのQoL改善と、不具合修正
DLCシナリオ「戦闘の監獄」
・複数ダンジョンで構成される、40フロア強の大ボリュームの冒険
・ランダムプロパティ制を取り入れ、プレイのたびに結果が変わるトレジャーハンティング要素
・過去の『戦闘の監獄』からのリバランスやギミック再構成
・過去にリリースされたどの『戦闘の監獄』にもなかった新要素群
・2006年版でも多くのモンスターを手掛けた緑川美帆氏と、PC9801『スタープラチナ』などで知られる撫荒武吉氏がリライトを手掛ける新たなモンスター群
DLCシナリオ「慈悲の不在」
・「戦闘の監獄」と異なる、新たな装いを含む10フロア弱の迷宮1つを舞台に繰り広げられるコンパクトながら歯ごたえのある伝統的な迷宮探索行
・ランダムプロパティ制ではなく、固定ドロップ制のトレジャーハンティング
・2005年当時シナリオを手掛けたのは『DT ローズ・オブ・ゲノム』や、『Wizardry TRADITIONAL』『ネザードメイン #1 シャインカーの娘』などで知られる一圓光太郎氏
・一圓氏の監修による、一部シナリオギミックの調整
・渓谷や洞窟をテーマにした、新たな迷宮マップチップ
・寒村を舞台にした設定に相応しい、新たな拠点背景群
・ベイシスケイプの武田十季氏の手による新規楽曲群
■公式Discordサーバー開設!
今回の正式版に合わせ、いままでクローズドテスト用に用いていた公式Discordサーバーを一般開放しました。エディタの使い方などの情報交換のほか、様々な雑談や交流の場としてご活用ください。
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』公式Discordサーバー
https://discord.gg/zt6TemU99u
■今後について
従前お伝えしていました通り、私どもは今回の正式版を全てのゴールとしておらず、今後も本体更新などを可能な限り続けていく予定です。一方で、今後『五つの試練』をより多くの人々にお届けするための他プラットフォーム展開を行うにあたっては、本体の大幅な最適化や各種ワークフローの改善などを要しており、開発については多くのリソースを振り向け、スピードを上げて対応していきます。
従いまして、緊急の対応を要するような不具合を除き、正式版後の更新が一度落ち着いた後は一定期間ゲーム本体の更新が行われない可能性もございますが、ご了承いただければ幸いです。なお、今後の具体的なロードマップや機能改善・追加等については追ってアナウンスいたします。
今後も本体更新などを可能な限り続けていけるよう開発チーム一同全力で取り組みますので、引き続きウイッシュリストへの登録やSteamレビューの執筆などを含め、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
■製品情報
製品名 | ウィザードリィ外伝 五つの試練 | DLC『戦闘の監獄』 | DLC『慈悲の不在』 |
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開発元 | 59 Studio | ||
パブリッシャー | Game*Spark Publishing | ||
ジャンル | 3DダンジョンRPG | ||
プレイヤー人数 | 1人 | ||
発売日 | 2021年12月17日 | 2023年3月30日 | 2023年6月22日 |
プラットフォーム | Windows(Steam) | ||
価格(税込) | 3,980円 | 2,480円 | 1,480円 |
言語 | 日本語・英語 | ||
URL | Steamストアページ | Steamストアページ | Steamストアページ |
コピーライト | © IID, Inc. © 59 Studio. Original Monster Design by Suemi Jun. Wizardry™ is a trademark of Drecom Co.,Ltd. |
■Game*Sparkについて
Game*Sparkは、月間1,000万PV以上を誇る「ハードコアゲーマー」のためのゲームメディア。近年では海外ゲーム情報を中心に、PCゲームやインディーゲームまで幅広い情報を取り扱っています。今回は、2006年にイードの前身である株式会社アイ・アール・アイコマースアンドテクノロジーにて『ウィザードリィ外伝 五つの試練』を取り扱っていた縁により、Game*Sparkとして初のゲームパブリッシングを行う運びとなりました。ゲームメディアとしての知見と経験を活かした各種のサポートを提供していくことにより、今後の同作の展開を盛り上げるだけでなく、他作品のパブリッシングも視野に入れ、活動を行っていきます。