エンファクトリーが株式会社湖池屋、シミックホールディングス株式会社、株式会社ネクスウェイなど7社とともに、企業間相互共創人材育成プログラム「越境コンソーシアム」第2弾を開催
株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川 洋)の連結子会社である株式会社エンファクトリー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:加藤健太、以下 エンファクトリー)は、「越境コンソーシアム」の第二弾を開催します。
越境コンソーシアムとは、企業間の越境学習促進により、業界の枠を超え新たな共創を実現する「企業間相互共創人材育成プログラム」です。参画企業の従業員は、自社もしくは、他社の課題解決に取り組みます(2ターム計6か月)。
■「越境コンソーシアム」開始の背景
変化の激しい時代に、会社組織の内外を問わず多様なメンバーが集まり対話を重ね、課題解決していく越境活動が、より重要になっています。しかしながら、人事発令の難しさやリモートワーク、ジョブ型雇用など大手企業には、越境活動の機会創出に多くの壁があるのが現状です。
こうした壁を社外から崩す働きかけとして、越境コンソーシアムでは、業界の枠を超え企業間で現場の生きた課題とその解決への糸口を提供し合い、他社のメンバーとの共創を通じ「複数企業 × 実践共同体」による共創意義の理解と、共創推進人材の育成促進を期待しています。
なお、2022年に実施した第1弾のトライアルには6社(シミックホールディングス株式会社、株式会社デジタルホールディングス、株式会社ブリヂストン、ほか3社)、18名の従業員が参加しました。10件のプロジェクトが登録され、従業員が多様な視点を活かし他社の課題解決に取り組みました。実施後のアンケートでは、「協働したプロジェクトメンバーとの関係性構築できた」「外部人材との触れ合いが有意義であった」「『越境』の最初の入り口としてちょうどよい」といった声がありました。
第1弾のトライアル実施を踏まえ、第2弾では越境の機会提供とその効用を高めていく方向を強化。多様なメンバーの受け入れと他社の課題解決への参画といった2つの共創体験を提供し、「緩やかで誠実な繋がり」と「多様な視点や知見の獲得」を行うことで、これからの企業経営をリードする共創人材の創出を目指していきます。
■「越境コンソーシアム」第2弾の主なアップデート点
・越境学習の理解を深める施策を導入
キックオフ時に越境者への有識者による講演、課題抽出ワークショップ実施
・オンボーディング機能の充実
プロジェクトの推進ガイドラインの提供、各チームに伴走者の配置
・コミュニティ拡充とピアラーニングの場
所属企業への活動レポート共有、報告会への関係者の参加
・効果の可視化
相利共生を構成する簡易的なアセスメントテストによる測定・分析
■「越境コンソーシアム」第2弾の概要
目的:
既存事業変革や新規事業開発の推進に必要となる、共創意義の理解と推進人材の育成や能力開発のための機会創出。
狙い:
異なる業種・職種からの多様な視点・意見に触れることによる、参画企業メンバー一人ひとりによる新たな価値創造。
参画企業:
株式会社湖池屋、シミックホールディングス株式会社、株式会社ネクスウェイ等の計7社
期間(予定):
第1ターム – 2023年5月18日(木)キックオフ、実施期間5月22日(月)~8月8日(火)
第2ターム – 2023年8月22日(火)キックオフ、実施期間8月28日(月)~11月15日(水)
■特徴と効果
- 1.業界の枠を超えた多様な背景とスキルを持つ参画メンバーで、新たな共創を実現できる
- 2.自社もしくは、他社の課題解決を3か月で実施(2ターム計6か月)。多様なメンバーの受け入れと他社の課題解決への参画の両方を体験できる
- 3.越境学習プロセス×ピアラーニングで越境活動を組織の力に
なお、第二弾ではより研修効果を高めるために、プログラムのキックオフではゲスト講師をお招きし、講演・ワークショップを実施します。
【第1タームテーマ:コーポレート系課題(組織風土、働き方、人的資本経営など)】
働き方や組織風土などのコーポレートに関わる課題について、参加者それぞれで自社の課題を抽出し、他社からのメンバーを募って、プロジェクトを進めていただきます。
1982年生まれ、京都府出身。2006年パナソニックに入社。海外営業、人事、パナソニック初となるベンチャー出向、新規事業部門を経て、2018年12月、パナソニックを退職。在職中、組織活性化をねらいとした有志の会「One Panasonic」を立ち上げる。2016年、大企業の同世代で同じ課題意識を持つ者たちを集め「ONE JAPAN」を設立、代表に就任。共創や新しい働き方の実現に向けて取り組んでいる。日経ビジネス「2017年 次代をつくる100人」に選出。現在は、大企業の人材育成や組織活性化の支援を行っている。ONE JAPANとして書籍「仕事はもっと楽しくできる」(プレジデント社)、「大企業ハック大全」(ダイヤモンド社)を上梓。
【第2タームテーマ:事業系課題(新規事業、新規サービス、事業変革、など)】
顧客を起点とした事業変革や新規サービスに関する課題について、参加者それぞれで自社の課題を抽出し、他社からのメンバーを募って、プロジェクトを進めていただきます。
1988年に株式会社リクルートに入社以来、一貫して社内で新規事業を担当。1993年~2000年まで7年間、新規事業開発室のマネージャとして、リクルート社の企業風土の象徴である、社内起業提案制度「New-RING」の事務局長を務め、新規事業を生み出し続けられる組織・制度つくりと1,000件以上の新規事業の起案に携わる。2000 年にリクルート社の社員として、総合情報サイト「All About」社(JASDAQ 上場)を創業。10 年間、事業部長、編集長等を務める。2010年に独立し開業。13年間にわたり、大手企業におけるボトムアップによる新規事業の創出の支援に取り組み続けている。
大学院大学至善館特任教授/明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科客員教授/経済産業省主催「始動(グローバル起業家等育成プログラム)」講師・メンター
■プログラムの流れ(1ターム3ヶ月✕2回)
■サポート内容
1.レクチャー&ワークショップ(進捗確認・ナレッジインプット)
経営や事業推進において、外部人材活用および社外越境による知見・文化の吸収と活用が必要な背景についてレクチャーを行い、相利共生実現の重要性について理解・実践するマインドセットを行います。
2.プロジェクト伴走サポート
プロジェクトにおける要求定義・要件定義・アクション設定等のセットアップについて、課題提示担当者との事前面談やチームミーティングにおけるファシリテーションを通じて伴走サポートを行います。
3.コミュニケーション・ピアラーニングツール
越境コンソーシアムの取り組みには、エンファクトリーの提供する越境プラットフォーム「Teamlancerエンタープライズ」を活用。プロジェクト掲載、応募のプロセスを見える化、他社のプロジェクトを通じて得た学びを週次のレポートで言語化し、学び合います。プロジェクト完了後は、所属企業内で共有会を開催し、組織への波及/還元をもたらします。
■「越境コンソーシアム」の意義
エンファクトリーは、設立以来「専業禁止!」という人材ポリシーでメンバーのキャリア自律を応援しています。これまでの知見やノウハウを活用し、「越境コンソーシアム」の取り組みを通して、越境学習や企業間複業活動といった新しい取り組みが世の中により浸透し、組織の枠組みを超えた多様な共創の実現を目指してまいります。
■株式会社エンファクトリーについて
- 代表者:
- 代表取締役社長CEO 加藤健太
- 本社:
- 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-9-13 柿沼ビル4階
- 設立:
- 2011年4月1日
- 資本金:
- 26,900,000円
- 事業内容:
- オンラインショッピング事業、専門家マッチング事業、DX推進事業、地域支援サービス事業
人材/組織開発支援サービス事業 - URL:
- https://enfactory.co.jp/
- ■本リリースに関するお問合せ
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株式会社イード
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