イード、ジゴワッツと共同開発の「バーチャルキー」
J-ウィングレンタリースが運営する非接触非対面の「スカイレンタカー・スマートサービス」に1,000台導入予定
「iid 5G Mobility」でモビリティ革命への貢献を目指す株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川 洋、以下 イード)と、デバイス開発と認証技術に強みを持つ株式会社ジゴワッツ(本社:東京都中央区、代表取締役:柴田 知輝、以下 ジゴワッツ)が共同でビジネス開発を行っているスマホがクルマの鍵になる後付型自動車用スマートロック「バーチャルキー」が、空港や駅など観光拠点を中心に全国224店舗、約9,000台のレンタカーサービス「スカイレンタカー」を運営するJ-ウィングレンタリース株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:武井 英一、以下 J-ウィングレンタリース)が2021年7月1日から開始する非接触非対面の高品質なレンタカーサービス「スカイレンタカー・スマートサービス」に活用されることとなりました。
「バーチャルキー」は、株式会社スマートバリュー(本社:大阪府大阪市、取締役兼代表執行役社長:渋谷 順、以下 スマートバリュー)が運営するモビリティのサービス化プラットフォーム「Kuruma Base」に実装されており、このたびJ-ウィングレンタリースが「Kuruma Base」を利用した「スカイレンタカー・スマートサービス」を提供開始することとなりました。今後、サービス開始から3年間で合計1,000台の車両を「スカイレンタカー・スマートサービス」に対応させることを予定しています。
■「スカイレンタカー・スマートサービス」の特徴
1.非接触非対面で利用可能!
スマートフォンで専用アプリをダウンロードし、会員登録を行います。アプリから車両と日時を選択すれば予約完了です。利用当日も店舗での事前説明等も不要で、そのまま出発することが出来ます。会員登録しても、レンタカー同様に会費は不要です。
2.好きな時間に出発、返却が可能!
店舗の営業時間を気にせず、好きな時間から出発、好きな時間に返却することが出来ます。あなたの旅行・ビジネスライフがより自由に、充実した時間になります。
3.高品質な無人レンタカーサービス!
レンタカー店舗が管理、運営することで、車両は返却ごとに都度清掃を行いますので、従来のレンタカー品質のように、いつでもキレイな状態でご利用いただけます。また、レンタカー同様に多種多様な車種・ラインナップを展開していきます。
■「スカイレンタカー・スマートサービス」の概要
- サービス開始日
-
- アプリダウンロード、予約受付開始日:2021年7月1日
- 車両利用可能日:2021年7月21日
- サービス提供店舗
-
- (東北地区) 新青森店、一ノ関駅前店、仙台宮城野店
- (関東地区) 小山喜沢店、成田空港店、船橋競馬場駅前店、東戸塚駅前店、相模原店、銀座店
- (北陸地区) 金沢駅前店、小松空港店
- (関西地区) 新大阪東口店、本町店、淡路島北店、豊岡店、姫路店
- (中四国地区) 岡山南店、徳島空港店、徳島店、高松空港店、 松山空港店、高知店
- (九州・沖縄地区) 博多駅店、北九州空港店、那覇店
※随時、全国へ拡大予定です。 - ご利用料金
-
コンパクト車の標準料金例(税込)
- 6時間 4,000円
- 12時間 5,000円
- 24時間 6,000円
- 36時間 8,000円
- 48時間 10,000円
- 72時間 14,000円
- 以降追加24時間 5,000円
免責補償込み・税込みで、分かり易い料金体系としています。
オプションとして、万一の事故の場合でも利用者に負担が生じないNOC補償の付帯も可能としています。
NOC補償 1,100円/1日 - 公式WEBサイト
- https://www.skyrent.jp/campaigns/smartservice/
■「バーチャルキー」について
「バーチャルキー」は、ジゴワッツの特許技術を用いた自動車の鍵をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステムです。ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバ(③)とスマートフォンアプリ(②)および専用車載器(①)により構成されます。自動車の鍵の解錠・施錠のみならず、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作が可能です。
-
バーチャルキー車載器
「バーチャルキー」は、これまでの実績としてスマートバリュー「Patto」を使ったスズキディーラーの試乗車などのカーシェア化や、NTT東日本の社用車を休日にカーシェア化する株式会社NTTル・パルク「ノッテッテ」、マンション住民に向けたEVカーシェアを提供する九州電力株式会社「weev」、福井県が取り組む「嶺南スマートエネルギーエリアプロジェクト」のカーシェアにも使われています。他にも「バーチャルキー」は、レンタカーの24時間非対面貸出しを実現したバリュートープ株式会社「オールタイムレンタカー」や中古車販売におけるローンの可能性を広げる株式会社IDOM「ガリバースマートローン」、Jリーグ湘南ベルマーレホームタウン住民の方を中心に提供する「ベルマーレカーシェア」、奈良先端科学技術大学院大学におけるブロックチェーンを活用したカーシェアリング実験システム「持続可能モビリティ社会システム運用実験」でもご利用いただいております。
■株式会社ジゴワッツについて
電気自動車用普通充電器の開発、IoT製品群向け非同期認証システムなどの認証および課金システムの開発を手掛けています。
■「iid 5G Mobility」について
「iid 5G Mobility」は、2017年夏より、モビリティ革命を支援するアクセラレーターとして、この領域で新たに立ち上がるベンチャー企業や、この領域で新たな取り組みを行う企業に対し、情報支援、事業開発支援、マーケティング支援、商品・サービス開発支援、資金調達支援などを行うことを目的とした取り組みを行っています。
これまで、ジゴワッツとの業務提携による「バーチャルキー」開発のほか、レイ・フロンティア株式会社との位置情報ソリューション「モビリティ・フロンティア」の共同開発、ナイル株式会社との業務提携による個人向け車両サブスクリプション「定額カルモくん」の展開、キャンピングカー株式会社の「キャンピングカーレンタル事業」、ロボットスタート株式会社との「車両向けAI音声コンパニオン調査」など、進化する自動車ビジネスが「サービスとしての移動」である「MaaS」に推移し拡大する流れを捉えてパートナーとの関係を深めています。
また、MaaS関連企業を幅広く紹介するためのセミナーの定期開催や、国内外の20以上のイベントからCASE/MaaSの最新情報を中心としたレポート講演の販売、モビリティ関連の海外視察企画などの関連事業も推進してまいりました。
「iid 5G Mobility」では、今後も新しいモビリティ・スマートサービスを発掘・支援、更に資本業務提携などを実施することで、新たな事業機会を捉え、非連続的な成長を目指してまいります。