『e燃費アワード2019-2020』を発表
実燃費ランキング、総合部門1位はトヨタ『アクア』
株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋、以下 イード)が運営する、マイカー燃費管理サービス「e燃費(イーネンピ)」は、実燃費とカタログ燃費達成率の優秀車種をランキング形式で8部門を表彰する『e燃費アワード2019-2020』を発表いたしました。
今回で14回目を迎える『e燃費アワード』は、イードが運営する燃費管理サービス「e燃費」のユーザーが投稿した実燃費データを基に「実燃費ランキング」および「カタログ燃費達成率ランキング」を作成し、優れた数値を出した車種を表彰するものです。
今回も「総合部門」「新型車部門」「ガソリン車部門」「ハイブリッド車部門」「軽自動車部門」「輸入車部門」「カタログ燃費達成率部門」「ディーゼル車部門」の、計8部門の優秀車種を発表いたします。
総合部門1位はトヨタ『アクア』。ハイブリッド部門でも1位に輝き、高い実燃費性能を証明しました。各部門1位、およびランキングトップ10は以下の通り。
- ●総合部門:
- 1位 トヨタ『アクア』
- ●新型車部門:
- 1位 トヨタ『カローラツーリング(ハイブリッド)』
- ●ガソリン車部門:
- 1位 スズキ『スイフト』
- ●ハイブリッド車部門:
- 1位 トヨタ『アクア』
- ●軽自動車部門:
- 1位 ダイハツ『ミライース』
- ●輸入車部門:
- 1位 プジョー『308(ディーゼル)』
- ●カタログ燃費達成率部門:
- 1位 トヨタ『ランドクルーザープラド(ディーゼル)』
- ●ディーゼル車部門:
- 1位 マツダ『デミオ(ディーゼル)』
>>『e燃費アワード2019-2020』の結果発表ページはこちら
■『e燃費アワード』概要
- 分析対象:
- e燃費」登録ユーザー投稿の実燃費データ
- 分析対象期間:
- 2019年1月1日~2019年12月31日
- 分析方法:
- 分析対象データを統計処理し、ランキング形式で集計
(※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください) - 分析対象データ数:
- 31,123件
- 対象車種数:
- 1,436車種
▼総合部門
順位 | 車種名 | 排気量 | T/M | 駆動方式 | JC08燃費 | JC08達成率 | e燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アクア | 1500cc | CVT | FF | 38.0 | 63.7% | 24.2 km/L |
2 | プリウス | 1800cc | CVT | FF | 40.8 | 59.1% | 24.1 km/L |
3 | フィット (ハイブリッド) | 1500cc | DCT | FF | 34.0 | 69.4% | 23.6 km/L |
4 | カローラスポーツ(ハイブリッド) | 1800cc | CVT | FF | 34.2 | 67.5% | 23.1 km/L |
5 | ヴィッツ(ハイブリッド) | 1500cc | CVT | FF | 34.4 | 67.2% | 23.1 km/L |
6 | ミライース | 660cc | CVT | FF | 35.2 | 64.5% | 22.7 km/L |
7 | インサイト | 1500cc | CVT | FF | 31.4 | 71.0% | 22.3 km/L |
7 | アルト | 660cc | CVT | FF | 37.0 | 59.7% | 22.1 km/L |
9 | カローラツーリング (ハイブリッド) | 1800cc | CVT | FF | 35.0 | 62.6% | 21.9 km/L |
10 | グレイス (ハイブリッド) | 1500cc | DCT | FF | 32.4 | 66.4% | 21.5 km/L |
●総合部門 1位 トヨタ『アクア』
総合部門の栄えある第1位に輝いたのは、トヨタ『アクア』(24.2km/L)。ハイブリッド部門でも1位となった『アクア』が、例年連続で総合部門1位を受賞していた『プリウス』を抑え1位となりました。2位はトヨタ『プリウス』(24.1km/L)で、わずか0.1㎞/Lの差で栄冠を逃しました。例年通りトップ10位のうちハイブリッド車が8台を占めており、今年は新型『インサイト』と『カローラスポーツ(ハイブリッド)』『カローラツーリング(ハイブリッド)』が登録台数を上げ、新たにランキングに名を連ねました。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
▼新型車部門
順位 | 車種名 | 排気量 | T/M | 駆動方式 | JC08燃費 | JC08達成率 | e燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | カローラツーリング (ハイブリッド) | 1800cc | CVT | FF | 35.0 | 62.6% | 21.9 km/L |
2 | MAZDA3 ファストバック (ディーゼル) | 1800cc | AT | FF | 19.8 | 93.9% | 18.6 km/L |
3 | デイズ(スマートシンプルハイブリッド) | 660cc | CVT | FF | 25.2 | 69.4% | 17.5 km/L |
4 | RAV4(ハイブリッド) | 2500cc | CVT | 4WD | 25.0 | 66.8% | 16.7 km/L |
5 | RAV4 | 2000cc | CVT | 4WD | 15.2 | 86.8% | 13.2 km/L |
●新型車部門 1位 トヨタ『カローラツーリング(ハイブリッド)』
新型車部門では、2019年9月に登場した新型トヨタ『カローラツーリング(ハイブリッド)』(21.9km/L)が、2位のマツダ『MAZDA3ファストバック(ディーゼル)』(18.6km/L)に3.3㎞/L、3位の日産『デイズ(スマートシンプルハイブリッド)』(17.5㎞/L)にも4.4㎞/Lの差をつけ、堂々の1位に輝きました。昨年は『カローラスポーツ』が受賞したこの新型車部門ですが、人気のカローラシリーズの中で最も販売が好調なのがこのツーリング(2019年)。燃費でも好成績を残しました。またトヨタから、2019年4月にデビューしたトヨタ『RAV4(ハイブリッド)』(16.7㎞/L)とトヨタ『RAV4』が4位、5位でランクイン、SUVにもかかわらず大きく健闘しました。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
※「新型車部門」は発売間もない車種が多いため、最低標本数の基準を他の部門と変えております。そのため、新型車部門にランクインしても、他の部門にはランクインしない車種もございます。
▼ガソリン車部門
順位 | 車種名 | 排気量 | T/M | 駆動方式 | JC08燃費 | JC08達成率 | e燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | スイフト | 1200cc | CVT | FF | 24.0 | 76.7% | 18.4 km/L |
2 | シャトル | 1500cc | CVT | FF | 21.8 | 81.7% | 17.8 km/L |
3 | up! | 1000cc | AMT | FF | 23.1 | 72.7% | 16.8 km/L |
4 | フィット | 1300cc | CVT | FF | 26.0 | 61.2% | 15.9 km/L |
5 | ヴィッツ | 1300cc | CVT | FF | 21.8 | 71.6% | 15.6 km/L |
6 | デミオ | 1300cc | AT | FF | 24.6 | 63.4% | 15.6 km/L |
7 | ノート | 1200cc | CVT | FF | 26.8 | 58.2% | 15.6 km/L |
8 | カローラフィールダー | 1500cc | CVT | FF | 19.6 | 79.1% | 15.5 km/L |
9 | ゴルフ | 1200cc | DCT | FF | 21.0 | 73.3% | 15.4 km/L |
10 | ヴェゼル | 1500cc | CVT | FF | 21.2 | 71.7% | 15.2 km/L |
●ガソリン車部門 1位 スズキ『スイフト』
ガソリン車部門は、スズキ『スイフト』(18.4km/L)が1位に輝きました。長年上位だったスズキ『スイフト』。昨年はその地位を『ミラージュ』に奪われましたが今年は1位に返り咲きました。2位はホンダ『シャトル』(17.8㎞/L)で、こちらは昨年と同じ順位をキープしました。3位はフォルクスワーゲン『up!』となっており、9位のフォルクスワーゲン『ゴルフ』とともに輸入車メーカーの中で唯一のガソリン部門ランクインとなりました。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
▼ハイブリッド車部門
順位 | 車種名 | 排気量 | T/M | 駆動方式 | JC08燃費 | JC08達成率 | e燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アクア | 1500cc | CVT | FF | 38.0 | 63.7% | 24.2 km/L |
2 | プリウス | 1800cc | CVT | FF | 40.8 | 59.1% | 24.1 km/L |
3 | フィット (ハイブリッド) | 1500cc | DCT | FF | 34.0 | 69.4% | 23.6 km/L |
4 | カローラスポーツ(ハイブリッド) | 1800cc | CVT | FF | 34.2 | 67.5% | 23.1 km/L |
5 | ヴィッツ(ハイブリッド) | 1500cc | CVT | FF | 34.4 | 67.2% | 23.1 km/L |
6 | カローラフィールダー (ハイブリッド) | 1500cc | CVT | FF | 33.0 | 68.2% | 22.5 km/L |
7 | インサイト | 1500cc | CVT | FF | 31.4 | 71.0% | 22.3 km/L |
8 | カローラツーリング (ハイブリッド) | 1800cc | CVT | FF | 35.0 | 62.6% | 21.9 km/L |
9 | グレイス (ハイブリッド) | 1500cc | DCT | FF | 32.4 | 66.4% | 21.5 km/L |
10 | シャトル (ハイブリッド) | 1500cc | DCT | FF | 34.0 | 62.1% | 21.1 km/L |
●ハイブリッド車部門 1位 トヨタ『アクア』
ハイブリッド車部門は、今年はトヨタ『アクア』(24.2km/L)が1位となり『プリウス』から王座を奪いました。トヨタ『プリウス』(24.1km/L)は2位に降格、3位はホンダ『フィット(ハイブリッド)』(23.6km/L)がランクインし、ホンダ勢がランキングを上げてまいりました。昨年サンプル数が少なくランクインがかなわなかった『インサイト』もランクイン、惜しくも7位となりトヨタ勢を凌駕する結果とはなりませんでしたが、健闘しています。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
▼軽自動車部門
順位 | 車種名 | 排気量 | T/M | 駆動方式 | JC08燃費 | JC08達成率 | e燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ミライース | 660cc | CVT | FF | 35.2 | 64.5% | 22.7 km/L |
2 | アルト | 660cc | CVT | FF | 37.0 | 59.7% | 22.1 km/L |
3 | アルトラパン | 660cc | CVT | FF | 35.6 | 58.1% | 20.7 km/L |
4 | ワゴンR (マイルドハイブリッド) | 660cc | CVT | FF | 33.4 | 60.8% | 20.3 km/L |
5 | ハスラー (ハイブリッド) | 660cc | CVT | FF | 32.0 | 59.4% | 19. km/L |
6 | ハスラー | 660cc | CVT | FF | 26.8 | 69.8% | 18.7 km/L |
7 | N-WGN | 660cc | CVT | FF | 29.4 | 63.6% | 18.7 km/L |
8 | スペーシア (ハイブリッド) | 660cc | CVT | FF | 30.0 | 61.7% | 18.5 km/L |
8 | キャスト | 660cc | CVT | FF | 30.0 | 61.7% | 18.5 km/L |
10 | N-ONE | 660cc | CVT | FF | 28.4 | 62.7% | 17.8 km/L |
●軽自動車部門 1位 ダイハツ『ミライース』
今まで不動の地位を築いていたスズキ『アルト』(22.1km/L)が降格し2位に、代わってダイハツ『ミライース』(22.7㎞/L)が軽自動車部門の1位に輝きました。例年あと一歩のところで『アルト』の牙城を崩せず2位どまりでしたが、今年は逆転となりました。3位はスズキ『アルトラパン』(20.7㎞/L)が初登場。10位中6車種がスズキ車となり、軽自動車の燃費におけるスズキ車の強さがうかがえます。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
▼輸入車部門
順位 | 車種名 | 排気量 | T/M | 駆動方式 | JC08燃費 | JC08達成率 | e燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 308 (ディーゼル) | 1600cc | AT | FF | 21.0 | 85.2% | 17.9 km/L |
2 | 308 SW (ディーゼル) | 1600cc | AT | FF | 21.0 | 84.3% | 17.7 km/L |
2 | up! | 1000cc | AMT | FF | 23.1 | 72.7% | 16.8 km/L |
4 | クラブマン(ディーゼル) | 2000cc | AT | FF | 22.7 | 73.6% | 16.7 km/L |
5 | パサート (ディーゼル) | 2000cc | DCT | FF | 20.6 | 79.6% | 16.4 km/L |
6 | Cクラス (セダン ディーゼル) | 2000cc | AT | FR | 18.9 | 84.1% | 15.9 km/L |
7 | V40 D4 | 2000cc | AT | FF | 21.2 | 75.0% | 15.9 km/L |
8 | 1シリーズ (ハッチバック ディーゼル) | 2000cc | AT | FR | 22.2 | 71.6% | 15.9 km/L |
9 | ゴルフ トゥーラン | 2000cc | DCT | FF | 19.3 | 81.9% | 15.8 km/L |
10 | 3シリーズ (ステーションワゴン ディーゼル) | 2000cc | AT | FR | 21.4 | 72.4% | 15.5 km/L |
●輸入車部門 1位プジョー『308(ディーゼル)』
昨年輸入車部門の1位だったフォルクスワーゲン『up!』(16.8km/L)が3位に降格、プジョー『308 (ディーゼル)』(17.9㎞/L)が1位、プジョー『308 SW(ディーゼル)』(17.7㎞/L)が2位となり、長年1位だった『up!』から首位を奪いました。ランクインした車種のうち8台がディーゼルとなり、ディーゼル車の燃費の良さがうかがえます。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
▼カタログ燃費達成率部門
順位 | 車種名 | 排気量 | T/M | 駆動方式 | JC08燃費 | JC08達成率 | e燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ランドクルーザープラド (ディーゼル) | 2800cc | AT | 4WD | 11.2 | 94.6% | 10.6 km/L |
2 | フェアレディZ | 3700cc | AT | FR | 9.2 | 92.4% | 8.5 km/L |
3 | ロードスターRF | 2000cc | AT | FR | 15.6 | 90.4% | 14.1 km/L |
4 | ハイラックス(ディーゼル) | 2400cc | AT | 4WD | 11.8 | 90.7% | 10.7 km/L |
5 | 5シリーズ (セダン ディーゼル) | 2000cc | AT | FR | 16.6 | 88.6% | 14.7 km/L |
6 | 595 | 1400cc | AT | FF | 12.9 | 87.6% | 11.3 km/L |
7 | 86 | 2000cc | AT | FR | 12.8 | 88.3% | 11.3 km/L |
7 | ジュリア | 2000cc | AT | FR | 12.0 | 88.3% | 10.6 km/L |
9 | パジェロ (ディーゼル) | 3200cc | AT | 4WD | 10.4 | 88.5% | 9.2 km/L |
10 | NX | 2000cc | AT | FF | 12.8 | 86.7% | 11.1 km/L |
●カタログ燃費達成率部門 1位 トヨタ『ランドクルーザープラド(ディーゼル)』
カタログ燃費達成率部門の1位にはトヨタ『ランドクルーザー』がランクイン。輸入車が独占していた首位を国産車が奪還しました。2位には日産『フェアレディZ』、3位にはマツダ『ロードスターRF』がランクインする結果となりました。例年カタログ燃費達成率部門はカタログ燃費が相対的に低い輸入車や、SUVなど、走行抵抗や車重の面でカタログ燃費計測では不利になりやすいモデルが上位を占めます。今年はスポーツカー勢の健闘も目立ち今後の動向に期待です。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
▼ディーゼル車部門
順位 | 車種名 | 排気量 | T/M | 駆動方式 | JC08燃費 | JC08達成率 | e燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | デミオ (ディーゼル) | 1500cc | AT | FF | 26.4 | 71.6% | 18.9 km/L |
2 | MAZDA3 ファストバック (ディーゼル) | 1800cc | AT | FF | 19.8 | 93.9% | 18.6 km/L |
3 | 308 (ディーゼル) | 1600cc | AT | FF | 21.0 | 85.2% | 17.9 km/L |
4 | 308 SW (ディーゼル) | 1600cc | AT | FF | 21.0 | 84.3% | 17.7 km/L |
5 | CX-3 | 1500cc | AT | FF | 23.0 | 76.5% | 17.6 km/L |
6 | アクセラセダン(ディーゼル) | 1500cc | AT | FF | 21.6 | 80.1% | 17.3 km/L |
7 | クラブマン(ディーゼル) | 2000cc | AT | FF | 22.7 | 73.6% | 16.7 km/L |
8 | パサート (ディーゼル) | 2000cc | DCT | FF | 20.6 | 79.6% | 16.4 km/L |
9 | V40 D4 | 2000cc | AT | FF | 21.2 | 75.0% | 15.9 km/L |
10 | 1シリーズ (ハッチバック ディーゼル) | 2000cc | AT | FR | 22.2 | 71.6% | 15.9 km/L |
●ディーゼル車部門 1位 マツダ『デミオ(ディーゼル)』
ディーゼル車部門はマツダ『デミオ(ディーゼル)』(18.9km/L)が6年連続1位に輝き、ディーゼル車燃費界の王座を防衛し続けています。2位はマツダ『MAZDA3ファストバック(ディーゼル)』(18.6km/L)で新たにランクイン。昨年2位だったプジョー『308(ディーゼル)』は3位に降格しましたが、続く4位にプジョー『308SW(ディーゼル)』、7~10位も輸入車勢がランクイン、輸入車の燃費性能向上が見てとれます。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
■『e燃費アワード』各部門について
- 「総合部門」
- 現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
- 「新型車部門」
- 2019年1月から2019年12月に販売開始された車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
- 「ガソリン車部門」
- 現行販売されている純粋なガソリン車(軽自動車・ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車・ディーゼル車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
- 「ハイブリッド車部門」
- 現行販売されているハイブリッド車(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
- 「軽自動車部門」
- 現行販売されている軽自動車のみを集計対象とした実燃費ランキング。
- 「輸入車部門」
- 現行販売されている輸入車(海外専売モデル・並行輸入車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
- 「カタログ燃費達成率部門」
- 現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした、カタログ燃費に対する実燃費の達成率ランキング。
- 「ディーゼル車部門」
- 現行販売されているディーゼル車のみを集計対象とした実燃費ランキング。
【アワード・ランキング集計基準】
■「e燃費アワード」集計基準
- 集計に当たっては、現実的に考えられない1トリップ走行距離・給油量・燃費などの数値は除外しています(故意による悪質投稿を防ぐため、これらの閾値は非公表)。
- 集計対象期間内に、新車購入が可能な車両(期間中に販売が終了した車両も含む)のみを集計対象としています。
- グレードや外装が異なっていても、車両型式およびカタログ燃費値が同一のものは同一車種(例: プリウス=プリウス G’s、ムーヴ=ムーヴカスタムなど)として扱っています。
- 「e燃費(=実燃費、単位はkm/L)」が同値の場合は、カタログ燃費達成率(%)の高い方を上位としています。
■「e燃費ランキング」集計基準
- 「e燃費」が発表する車種別実燃費データ(=「e燃費ランキング」「e燃費アワード」)は、全国の「e燃費」ユーザーの実燃費データを車両型式ごとに集計したものです。しかしデータの中には、入力ミスなどによるイレギュラーな数値、非現実的な数値が混在しています。それらを除外するために、給油量、走行距離などに一定の基準を設け、それをクリアしたデータのみを集計対象としています。
- 統計的に充分なデータを確保できた車種のみを発表していますので、ユーザー数が少ない車種や信頼区間(※1)の幅が大きすぎる車種については、ランキングの対象から外れています。また「e燃費」における車種は、国土交通省登録の型式を基準とし、そこから更に燃費に大きな影響を与えるトランスミッションの種類、過給器の有無、駆動方式で区別しています。また、「e燃費」の車種別燃費データの信頼性を表すための指標として、それぞれの車種の信頼区間と標本分散(※2)の値を参考値として表示しています。
-
- ※1信頼区間
「e燃費」の平均値と、実際に世の中を走っているクルマの本当の燃費の平均値に違いがあると仮定します。そのことを踏まえて、信頼区間とは、「e燃費」の平均値と本当の平均値が、一定の確率(信頼係数といい、ここでは 95%になっています)で同じ区間に入る場合の、その上限(下限)を求める手法です。 - ※2標本分散
標本分散は、標本データの「ばらつき」の度合いを表します。たとえば、どんな運転をしても燃費の変動が少ないクルマと、運転状況によって
燃費が大きく変わるようなクルマのふたつの車種があったとします。仮に、これらふたつの車種の平均値がまったく同じであったとしても、デ
ータの分布はかなり異なっていることが想像されます。
どんな運転をしても燃費が一定のクルマならば、データは平均値付近に一点に集中しているでしょうし、運転の仕方で燃費が大きく変わるクル
マならば、データは薄く広く散らばっているかもしれません。このように、同じ平均値にもかかわらず分布が異なるケースをあらわす場合には、散らばりの尺度を用いなければなりません。分散は、その散らばりの度合いをあらわすものです。値が小さいほど、データは平均値付近に集中
しています。
- ※1信頼区間
■「e燃費(イーネンピ)」とは
「e燃費」はクルマの燃費をスマートフォンやPCから登録し、マイカーをオンラインで管理する“楽しく節約、楽しくエコロジー”するサービスです。実燃費のランキングをはじめとして、全国のスタンド情報、ユーザー同士のクチコミ情報など、様々なコンテンツが用意されています。スマートフォンアプリでは面倒な数値入力が不要で、レシートやオドメーターの画像を撮影して送るだけで燃費登録が可能となっています。
また「e燃費」では、電気自動車(EV)用の充電スタンド検索サービスも提供するとともに、全国の燃料電池車(FCV)向け水素ステーションデータベースも公開しています。
■実燃費データについて
「e燃費」では、過去18年分にわたる全国の実燃費データを保有しており、そのレコード数も累計約1500万件となっています。今回のアワードのような集計だけでなく、研究開発やマーケティング、統計資料作成や各種調査などに「e燃費」の実燃費データをご活用頂くことも可能です。
データのご提供に関しましては、こちらより、必要事項を明記の上、お問い合わせください