イード、『AUTO EXPO 2020レポート』を発表
「インドで人気の4m以下コンパクトカー」「電動化が始まるインド 注目のEVニューモデル」「攻勢を強める中国OEM」などがテーマに
株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋、以下 イード)は、「海外展示会レポート」として、今年2月7日(金)~2月12日(水)にインド・ニューデリー郊外で開催された「AUTO EXPO 2020」の調査レポートを発表いたしました。
■「海外展示会レポート」について
イードでは、CESや各国モーターショーを代表とする海外の自動車・IT系の展示会を、CASEやMaaS目線で調査レポーティングし、販売を行っております。
納品物は各展示会毎に30~50ページのPPT(パワーポイント)レポートと15分~30分の動画レポート、そしてお客様のオフィス等にお伺いし実施するプライベートセミナーとなります。
詳しくはこちら:https://iid5gmobility-report.com/#top
■AUTO EXPO 2020について
隔年で開催されるインド最大のモーターショーです。主要自動車メーカーおよび商用車メーカーが新型車を出展するほか、大手バイクメーカーも出展する自動車総合展示会となります。 今回の展示会では、インドではほとんどシェアのない中国メーカー2社が大規模なブースを出展していました。
『AUTO EXPO 2020レポート』では、同展示会に赴き、現地で取材、調査、傾向分析を行なっております。
本年度の『AUTO EXPO 2020レポート』では「インドで人気の4m以下コンパクトカー」「電動化が始まるインド 注目のEVニューモデル」「攻勢を強める中国OEM」をトピックスとして取り上げました。
調査概要
- 調査目的::『AUTO EXPOレポート』の動向を以下の観点から調査・レポートし、今後の商品開発や商品企画の参考に資することを目的とする。
- 調査内容:自動車/自動車周辺機器/最新のテクノロジー/デジタルソリューション/次世代車両/EV/自動運転/都市およびデジタルモビリティ/CASE/MaaS/スマートシティ/コネクテッドカー/5G/AI
調査レポート購入のご希望に関しては、こちらより、お問合せください。
【AUTO EXPO 2020レポート概要】
■インドで人気の4m以下コンパクトカー
インドでは税制上の優遇措置により、全長4メートル以下の車種に人気が集中しています。ちなみに、4メートルと言うと、軽自動車は3.4メートル以下なのでそれよりは大きく、「ヤリス」や「フィット」などのいわゆるコンパクトカーと同じくらいの大きさです。ただハッチバックの人気は終焉しており、次のステップとしてセダンに人気が集まっている状況です。ベストセラーのスズキ「ディザイア(DZIRE)」もコンパクトセダンタイプとなっています。
近年SUVの人気が高まっており、こちらも4メートル以下のコンパクトSUVが人気で一大カテゴリを形成しています。
■電動化が始まるインド 注目のEVニューモデル
新車販売に占めるEV比率を政府は「2030年に30%」を目標として掲げています。ただし充電インフラはまだ未整備であり、全国でも約3000箇所にとどまる状況です。(低速・急速は不明)
政府は高速道路の充電ステーションネットワークの敷設や既存のガソリンスタンドへの設置を進めています。
メーカー側としてはEVを発表しつつも、すでに発売しているところもあれば、今年後半や来年に発売するというメーカーもあります。モディ首相の指導力によって強力にインフラ整備を進めるという話もありますが現状不透明な状況です。
■攻勢を強める中国OEM
現時点では、中国メーカーはインド市場でのシェアはほとんどありませんが、今回の「AUTO EXPO 2020」では、中国最大の自動車メーカー上汽集団のブランド「MG」と、SUVが人気の民営系メーカー長城汽車のブランド「GWM」が巨大なブースを構え、インド市場への参入を強くアピールしていました。
上海汽車「MG」はコスパの良いSUVを発表して人気を集め、長城汽車はGMのインド工場の買収を発表し、現地生産に乗り出す見込みです。
一方で、中国に対するインド国民の感情は複雑であるため、上海汽車は自社の名前は出さず、「MG」のブランドで統一し、展示ブースはイギリスの雰囲気を再現していました。
長城汽車もインドでは「Great Wall」という言葉を使わず、「GWM」または同社のSUVブランドである「ハーバル」で統一していました。
■レポートの販売について
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