イード、『IAA2019フランクフルトモーターショーレポート』を発表
「各社から本気のEVが投入」「中国勢の進出」「最新のHMI動向」などがテーマに
株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋)は、「海外展示会レポート」として、今年9月12日(木)~9月22日(日)にドイツで開催されたIAA2019フランクフルトモーターショーの調査レポートを発表いたしました。
■「海外展示会レポート」について
株式会社イードでは、CESや各国モーターショーを代表とする海外の自動車・IT系の展示会を、CASEやMaaS目線で調査レポーティングし、販売を行っております。
納品物は各展示会毎に30~50ページのPPT(パワーポイント)レポートと15分~30分の動画レポート、そしてお客様のオフィス等にお伺いし実施するプライベートセミナーとなります。
詳しくはこちら:https://iid5gmobility-report.com/#top
■IAA2019フランクフルトモーターショーについて
2年に1度開催されるモーターショー。世界5大モーターショーのひとつで、正式名称は「国際モーターショー(IAA)」、主催はドイツ自動車工業会 (VDA)。近年はモビリティの未来に関連する展示にも注力しています。
『IAA2019フランクフルトモーターショーレポート』では、同モーターショーに赴き、現地で取材、調査、傾向分析を行なっております。
本年度のIAA2019フランクフルトモーターショーでは「各社から本気のEVが投入」「中国勢の進出」「最新のHMI動向」をトピックスとして意識調査を行いました。
■調査概要
調査目的:IAA2019フランクフルトモーターショーの動向を以下の観点から調査、レポートし今後の商品開発や商品企画の参考に資することを目的とする。
調査内容:自動車/自動車周辺機器/最新のテクノロジー/デジタルソリューション/次世代車両/EV/FCV/自動運転/都市およびデジタルモビリティ/CASE/MaaS/スマートシティ/HMI/UI/音声認識/など
調査レポート購入のご希望に関しては、こちらより、お問合せください。
【IAA2019フランクフルトモーターショーレポート概要】
■各社から本気のEVが投入
今回のIAA2019では、VW ID.3、メルセデス・ベンツVision EQS、ホンダeの三大のEVが登場しました。この三台に共通して言えるのは、EV専用のプラットフォームを採用している点です。
今までのEVは、EQCであればGLC、e-GOLFであればGOLFなど、いずれかのガソリン車のプラットフォームを採用した、ガソリン車ベースのEVが大手メーカーから発表・発売されております。
それがこの度はすべて専用のプラットフォームを採用している点を見ると、各社の本気度がうかがえます。
■中国勢の進出
今回のIAA2019ではBYTON、長城汽車系のWEY、第一汽車系の紅旗が参戦していました。
今まで日本が占有しいてたホールは、トヨタなどが出店をやめ、中国勢が進出、アジアホールというべき状態になっていました。
紅旗を除いては欧州への進出予定があり、その前哨とも見て取れます。今回は出店しておりませんでしたが、吉利汽車とボルボが共同出資した「Lynk &Co」も欧州進出を予定しています。中国勢の動向から目が離せません。
■最新のHMI動向
これはIAA2019だけの流れではありませんが、近年ディスプレイの大型化が進んでいます。これは自動運転時代のコンテンツを想定したものだと思えますが、それに伴い多くの機能を操るために、音声コンパニオンが続々と導入されています。
メルセデス・ベンツのHIメルセデスが最もわかりやすいかと思われますが、今回のIAAではホンダeの「OK!ホンダ」、ID.3の「ハロー、ID」も登場。音声コンパニオンの導入は、目新しいことではありませんが、コンパニオンに呼称をつけ、キャラクターとしての愛着を湧かせるような傾向が見えてきました。
■レポートの販売について
調査レポートはご購入いただけます。
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