イードとジゴワッツ「バーチャルキー」アーリーアクセスプログラム開始
第一弾にスマートバリュー「Kuruma Base(クルマベース)」
「iid 5G Mobility」でモビリティ革命への貢献を目指す株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋 以下、イード)と、デバイス開発と認証技術に強みを持つ株式会社ジゴワッツ(本社:東京都中央区、代表取締役:柴田 知輝 以下、ジゴワッツ)は、本日より自動車向けスマートロックシステム「バーチャルキー」のアーリーアクセス開発パートナーを募集開始いたします。また本日から開催の「第17回国際オートアフターマーケットEXPO2019」に出展しセミナーやデモンストレーションを行います。
「バーチャルキー」は、クルマのスマートキーの機能をスマートフォンに置き換える、つまり「スマホがクルマの鍵になる」スマートロックシステムです。ジゴワッツの「key.bo/t」認証テクノロジーを利用した認証サーバとスマートフォンアプリ、Bluetooth LE通信器を内蔵したバーチャルキー専用車載器によって構成されます。カーシェアリングサービス事業者のアプリにバーチャルキー機能を組み合わせることも可能です。
今回のアーリーアクセスプログラムは、カーシェアリングサービスやレンタカーサービスの事業者やシステム提供者を対象にしています。車両の貸出し管理システムとの連携を重視し、サーバ間のAPI連携により既存のレンタルシステムにスマートロック機能を提供できる構成になっています。
第一弾として、モビリティIoTを掲げる株式会社スマートバリュー様より、クルマのサービス化を推進するためのプラットフォーム「Kuruma Base( クルマベース )」への採用を目的として、既にアーリーアクセスプログラムへの参加表明をいただいております。
イードとジゴワッツは、急速に増えていくカーシェアリングやレンタカーなどのモビリティサービス(MaaS)において、無人化、24時間化を実現するツールとして、多くの事業者様に採用していただけるよう検証作業や実証実験に協力していきたいと考えています。
また、本日3月13日(水)から15日(金)まで東京ビッグサイトで行われる「第17回国際オートアフターマーケットEXPO2019」に出展し、アーリーアクセスプログラムの概要をご案内いたします。さらに3月15日(金)13時より「オートアフターマーケットでの鍵の運用が鍵になる」というテーマで、IHI運搬機械株式会社様、株式会社スマートバリュー様、株式会社SPACER様、軒先株式会社様とともにジゴワッツの柴田代表がパネルディスカッションに登壇し、バーチャルキーのビジネス活用についての議論に参加、モデレータをイードのレスポンス編集人である三浦が務めます。
またセミナーの終了後15時よりジゴワッツ柴田代表が、実車によるバーチャルキーシステムのデモンストレーションを行います。
■第17回国際オートアフターマーケットEXPO2019 (略称:IAAE2019)について
- 会期:
- 2019年3月13日(水)~15日(金)10:00~17:00 (最終日のみ16:00まで)
- 会場:
- 東京ビッグサイト 西3・4ホール
- 主催:
- 国際オートアフターマーケットEXPO実行委員会
- URL:
- http://www.iaae-jp.com/
※国際オートアフターマーケットEXPO (IAAE) は、自動車の売買・整備・メンテナンスをはじめ自動車を取り巻く環境・インフラなど様々な自動車アフターマーケットに関する最新情報、業界動向を、セミナー・実演・展示などにより情報発信をし、有意義なビジネス交流の場を創出するコンベンションです。
<「バーチャルキー」展示会場ブース>
西3,4ホール ホワイエ<パネルディスカッション形式セミナー>
「オートアフターマーケットでの鍵の運用が鍵になる」(有料セミナー:2,000円)- 開催日時:
- 3月15日(金)13:00~14:30
- 場所:
- 西ホール セミナー会場D
- 登壇者:
-
- IHI運搬機械株式会社 パーキングシステム事業部プロジェクト推進統括部 理事/統括部長 村井 厚則 氏
- 株式会社SPACER COO 松元 裕介 氏
- 株式会社スマートバリュー スマートバリューLab.Div. Division Manager 上野 真 氏
- 軒先株式会社 代表取締役 西浦 明子 氏
- 株式会社ジゴワッツ 代表取締役 柴田 知輝
- <モデレータ>株式会社イード レスポンス編集人 三浦 和也
■iid 5G Mobilityについて
「iid 5G Mobility」は、第5次モビリティ革命を支援するアクセラレーターとして、この領域で新たに立ち上がるベンチャー企業や、この領域で新たな取り組みを行う企業に対し、情報支援、事業開発支援、マーケティング支援、商品・サービス開発支援、資金調達支援などを行うことを目的として、2017年夏より取り組みを始めております。
これまで、ジゴワッツとの業務提携による「バーチャルキー」開発のほか、レイ・フロンティア株式会社との位置情報ソリューション「モビリティ・フロンティア」の共同開発、ナイル株式会社との業務提携によるマイカー賃貸サービス「カルモ」の展開など、進化する自動車ビジネスが「サービスとしての移動」である「MaaS」に推移し拡大する流れを捉えてパートナーとの関係を深めています。
また、MaaS関連企業を幅広く紹介するためのセミナーの定期開催や、国内外の20以上のイベントからCASE/MaaSの最新情報を中心としたレポート講演の販売、モビリティ関連の海外視察企画などの関連事業も推進してまいりました。
「iid 5G Mobility」では、今後も新しいモビリティ・スマートサービスを発掘・支援、更に資本業務提携などを実施することで、新たな事業機会を捉え、非連続的な成長を目指してまいります。