イード、資本業務提携先のレイ・フロンティアが三井物産を割当先とする3億円の第三者割当増資を実施
株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋)の資本業務提携先で、イードが推進する「iid 5G Mobility」の戦略パートナーでもあるレイ・フロンティア株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役 CTO:大柿 徹、代表取締役 CEO:田村 建士 以下、レイ・フロンティア)が、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永 竜夫 以下、三井物産)を割当先とする3億円の第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。
■概要
レイ・フロンティアは、AIを活用した行動情報の分析・調査を行うソリューション「SilentLog Analytics/SDK」、モビリティ分野に特化した「モビリティ・フロンティア」、及び、位置情報を活用した統合サービスを提供しています。今回の資本提携を通じ、国内外企業へのSDK提供と行動データの収集・分析サービスを強化すると共に、同データを活用したモビリティ分野を中心とする新たなサービスの開発や、そのための開発人員を強化し、事業展開を加速します。
イードも、この資本提携を機に、レイ・フロンティアとの連携を一層強化し、「iid 5G Mobility」の事業推進を図ってまいります。
■iid 5G Mobilityについて
「iid 5G Mobility」は、第5次モビリティ革命を支援するアクセラレーターとして、この領域で新たに立ち上がるベンチャー企業や、この領域で新たな取り組みを行う企業に対し、情報支援、事業開発支援、マーケティング支援、商品・サービス開発支援、資金調達支援などを行うことを目的として、2017年夏より取り組みを始めております。
これまで、レイ・フロンティアとの「モビリティ・フロンティア」共同開発のほか、ナイル株式会社との業務提携による、気軽に月額定額料金で新車の保有を可能にするマイカー賃貸サービス「カルモ」のリリースや、株式会社ジゴワッツとの業務提携によるスマートフォンを車のカギとして使えるようにする「バーチャルキー」(開発中)の展開など、進化する自動車ビジネスが「サービスとしての移動」である「MaaS」に推移し拡大する流れを捉えてパートナーとの関係も深めています。
また、MaaS関連企業を幅広く紹介するためのセミナーの定期開催や、国内外の20以上のイベントからCASE/MaaSの最新情報を中心としたレポート講演の販売、モビリティ関連の海外視察企画などの関連事業も推進してまいりました。
「iid 5G Mobility」では、今後も新しいモビリティ・スマートサービスを発掘・支援、更に資本業務提携などを実施することで、新たな事業機会を捉え、非連続的な成長を目指してまいります。
■SilentLog Analytics/SDKについて
「SilentLog Analytics」は、人工知能による位置情報分析プラットフォームです。スマートフォンアプリと連携することにより、独自の省電力技術を活用し位置情報と行動情報を受信し、データを可視化し、機械学習処理による分析データの出力が可能となっています。
またこうしたデータを活用した利用者の嗜好や行動特性を含むペルソナ分析、これを踏まえたマーケティング施策の実施・分析や個々の状態に適した情報のタイムリーな配信等、位置情報からライフスタイルを導き出し、利用者目線から様々なサービス、ビジネスに繋げていくことを目指しています。
このほか、商業施設やイベント等の顧客の流動把握(施設内動線分析、商圏分析等)、緊急時・災害時の人流分析・行動予測等にも活用可能です。
イードは、「SilentLog Analytics」を用いて自動車など乗り物の移動ログ解析や状態把握に特化した位置情報ソリューション「モビリティ・フロンティア」をレイ・フロンティアと共同開発しました。現在イードの愛車マネージャー「e燃費」内では、「モビリティ・フロンティア」によりユーザーにドライブログの提供を行うなど、他社のサービスやソリューションにも採用が広がっています。
■複合モビリティサービス分野への展開について
レイ・フロンティアの行動情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics/SDK」と、国内外の都市交通や商業施設等の運営を通じ、多くのパートナーと利用者接点をグローバルに有する三井物産との連携を通じ、利用者の行動特性に応じた各種モビリティサービスの提供、行動変容を通じた混雑緩和や新たな移動・行動の創出、複数交通手段のシームレスな連携等、モビリティを軸としたサービスの展開を図ります。
■本リリースにおける企業概要
- ◆レイ・フロンティア株式会社
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- ●本社:東京都台東区台東2-26-8 KSビル301
- ●代表者:代表取締役 CTO:大柿 徹、代表取締役 CEO:田村 建士
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●事業内容:人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics/SDK」の開発・運営
- 1)レイ・フロンティアが保有するデータの統計結果、AI分析推測結果の提供
- 2)行動データの収集手段(SDK)と、分析基盤一式および定期レポートの提供
- 3)位置情報分析技術による、既存のGPSデータの可視化と行動分析支援の提供
- 4)アプリ(SilentLog等)を活用した行動分析、および実証実験支援の提供
- 5)行動データを活用した新規サービス、事業の開発
- ●URL:https://www.rei-frontier.jp/
- ■本リリースに関するお問合せ
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株式会社イード
〒163-0228 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル28階
URL:http://www.iid.co.jp/