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『e燃費アワード2016-2017』を発表
実燃費とカタログ燃費達成率の優秀車種をランキング形式で8部門表彰

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株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋 以下、イード)が運営する、マイカー燃費管理サービス「e燃費(イーネンピ)」(http://e-nenpi.com/)は、実燃費とカタログ燃費達成率の優秀車種をランキング形式で8部門表彰する『e燃費アワード2016-2017』を発表いたしました。

>>『e燃費アワード2016-2017』の結果発表ページはこちら

今回で11回目を迎える『e燃費アワード』は、イードが運営する燃費管理サービス「e燃費」のユーザーが投稿した実燃費データを元に「実燃費ランキング」および「カタログ燃費達成率ランキング」を作成し、優れた数値を出した車種を表彰するものです。

今回も「新型車部門」「ガソリン車部門」「ハイブリッド車部門」「軽自動車部門」「輸入車部門」「カタログ燃費達成率部門」「ディーゼル車部門」「総合部門」の、計8部門の優秀車種を発表いたします。

■『e燃費アワード』概要

  • 分析対象: 「e燃費」登録ユーザー投稿の実燃費データ
  • 分析対象期間: 2016年1月1日〜2016年12月31日
  • 分析方法: 分析対象データを統計処理し、ランキング形式で集計(※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください)
  • 分析対象データ数: 834,946件
  • 対象車種数: 1,504車種

■『e燃費アワード』概要

  • 「新型車部門」:2016年1月から12月に新しく販売開始された車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
  • 「ガソリン車部門」:現行販売されている純粋なガソリン車(軽自動車・ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車・ディーゼル車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
  • 「ハイブリッド車部門」:現行販売されているハイブリッド車(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
  • 「軽自動車部門」:現行販売されている軽自動車のみを集計対象とした実燃費ランキング。
  • 「輸入車部門」:現行販売されている輸入車(海外専売モデル・並行輸入車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
  • 「カタログ燃費達成率部門」:現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした、カタログ燃費に対する実燃費の達成率ランキング。
  • 「ディーゼル車部門」:現行販売されているディーゼル車のみを集計対象とした実燃費ランキング。
  • 「総合部門」:現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。

▼新型車部門

順位 車種名 排気量(cc) T/M 駆動方式 JC08燃費(km/L) JC08達成率 e燃費(km/L)
1 ノート(ハイブリッド) 1200 モーター FF 34.0 62.4% 21.2
2 フリード (ハイブリッド) 1500 AT FF 26.6 69.2% 18.4
3 イグニス 1200 CVT FF 28.0 63.2% 17.7
4 アクセラスポーツ (ディーゼル) 1500 AT FF 21.6 81.0% 17.5
5 ノア (ハイブリッド) 1800 CVT FF 23.8 69.3% 16.5
6 ヴォクシー (ハイブリッド) 1800 CVT FF 23.8 68.9% 16.4
7 オデッセイ(ハイブリッド) 2000 CVT FF 24.4 63.9% 15.6
8 ゴルフ トゥーラン 1400 DCT FF 18.5 65.9% 12.2
9 セレナ (ハイブリッド) 2000 CVT FF 16.6 65.7% 10.9
10 カングー 1200 DCT FF 14.7 72.1% 10.6
 
●新型車部門 1位 日産 ノート(e-POWER)
新型車部門では、2016年11月に発売された日産『ノート(e-POWER)』(21.2km/L)が唯一の実燃費20km/L超えで堂々の1位に輝きました。パワートレーンは電気自動車(EV)と同じモーターで走行し、その電源はガソリンエンジンから供給するという、新たなコンセプトで登場した注目の車種です。月間販売台数も第1位になるなど、世間でも大きな話題になりました。モーターならではのトルクフルな走りが、無駄なアクセルの踏み込みを軽減し、エコドライブにも寄与していると考えられます。 2位にはホンダ『フリード(ハイブリッド)』(18.4km/L)が、3位にはスズキ『イグニス』(17.7km/L)がランクインしました。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

※「新型車部門」は発売間もない車種が多いため、最低標本数の基準を他の部門と変えております。そのため、新型車部門にランクインしても、他の部門にはランクインしない車種もございます。

▼ガソリン車部門

順位 車種名 排気量(cc) T/M 駆動方式 JC08燃費(km/L) JC08達成率 e燃費(km/L)
1 スイフト 1200 CVT FF 26.4 67.0% 17.7
2 up! 1000 AMT FF 23.1 72.7% 16.8
3 フィット 1300 CVT FF 24.0 69.2% 16.6
4 デミオ 1300 AT FF 24.6 64.2% 15.8
5 ポロ 1200 DCT FF 19.4 79.4% 15.4
6 ゴルフ 1200 DCT FF 21.0 69.5% 14.6
7 ソリオ 1200 CVT FF 20.6 68.4% 14.1
7 スペイド 1500 CVT FF 19.0 74.2% 14.1
9 シエンタ 1500 CVT FF 20.2 69.3% 14.0
10 ゴルフ ヴァリアント 1400 DCT FF 19.5 70.8% 13.8
 
●ガソリン車部門 1位 スズキ スイフト
ガソリン車部門では、昨年に引き続きスズキ『スイフト』(17.7km/L)が1位にランクイン。熱効率を向上させるデュアルインジェクションシステムを備える「デュアルジェットエンジン(DJE)」の燃費効率の良さが、ライバルと比較しても頭一つ抜きん出ていることが分かります。2017年1月にフルモデルチェンジをした同車が、来年どのようにランクインしてくるのか、注目です。
2位には特徴的なトランスミッション「DSG」(=AMT、ロボタイズドMT)を搭載するフォルクスワーゲン『up!』(16.8km/L)がランクイン。3位はホンダ『フィット』(16.6km/L)という結果でした。 昨年との結果に大きな変化は見られなく、コンベンショナルな内燃エンジンを搭載する車種部門では、新たな変化が見られなかった年になりました。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼ハイブリッド車部門

順位 車種名 排気量(cc) T/M 駆動方式 JC08燃費(km/L) JC08達成率 e燃費(km/L)
1 プリウス 1800 CVT FF 37.2 67.5% 25.1
2 アクア 1500 CVT FF 33.8 67.2% 22.7
3 フィット (ハイブリッド) 1500 DCT FF 31.4 69.7% 21.9
4 カローラフィールダー (ハイブリッド) 1500 CVT FF 33.0 66.1% 21.8
5 ワゴンR (ハイブリッド) 660 CVT FF 32.4 65.1% 21.1
6 シャトル (ハイブリッド) 1500 DCT FF 34.0 61.2% 20.8
7 アコード (ハイブリッド) 2000 CVT FF 30.0 66.3% 19.9
8 CT 1800 CVT FF 26.6 72.9% 19.4
9 プリウスα 1800 CVT FF 26.2 72.5% 19.0
10 スペーシア (ハイブリッド) 660 CVT FF 30.6 61.8% 18.9
 
●ハイブリッド車部門 1位 トヨタ プリウス
ハイブリッド車部門では、「ハイブリッド車」の代名詞とも言えるトヨタ『プリウス』(25.1km/L)がフルモデルチェンジをし、堂々の1位に返り咲きました。同車はエンジンの熱効率を40%以上に高め、トランスアクスル、モーター、電池といった各ユニットをよりコンパクト、軽量化したことで、カタログ燃費の40km/L超えを実現。実燃費においてもライバルを圧倒する結果を出しています。
2位は昨年に引き続きトヨタ『アクア』(22.7km/L)がランクイン。『アクア』は2013年から2015年まで3年間1位にも輝いており、ハイブリッド車部門の”横綱級”と言えるでしょう。3位には昨年に引き続きホンダ『フィット(ハイブリッド)』(21.9km/L)がランクインしています。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼軽自動車部門

順位 車種名 排気量(cc) T/M 駆動方式 JC08燃費(km/L) JC08達成率 e燃費(km/L)
1 アルト 660 CVT FF 37.0 63.5% 23.5
2 ミライース 660 CVT FF 35.2 61.6% 21.7
3 ワゴンR (ハイブリッド) 660 CVT FF 32.4 65.1% 21.1
4 ハスラー 660 CVT FF 29.2 69.2% 20.2
5 ワゴンR 660 CVT FF 28.4 70.8% 20.1
6 スペーシア (ハイブリッド) 660 CVT FF 30.6 61.8% 18.9
7 N-ONE 660 CVT FF 27.0 69.6% 18.8
8 N-WGN 660 CVT FF 29.2 62.7% 18.3
9 スペーシア 660 CVT FF 29.0 62.8% 18.2
10 デイズ 660 CVT FF 25.8 69.0% 17.8
 
●軽自動車部門 1位 スズキ アルト
昨年に引き続き、スズキ『アルト』(23.5km/L)が軽自動車部門の1位に輝きました。大幅な軽量化と充電制御「エネチャージ」の採用など、徹底した燃費改善技術の投入により、カタログ燃費値は37.0km/Lまで向上。実燃費の面でも、ライバルに大きく差をつける結果となっています。
2位・3位にはそれぞれ昨年に引き続き、ダイハツ『ミライース』(21.7km/L)、スズキ『ワゴンR』(21.1km/L)がランクイン。
4位以下も実燃費が20km/L前後の車種が並び、熾烈な燃費争いが繰り広げられる内容となっております。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼輸入車部門

順位 車種名 排気量(cc) T/M 駆動方式 JC08燃費(km/L) JC08達成率 e燃費(km/L)
1 up! 1000 AMT FF 23.1 72.7% 16.8
2 V40 D4 2000 AT FF 20.0 79.0% 15.8
3 ポロ 1200 DCT FF 19.4 79.4% 15.4
3 3シリーズ (ステーションワゴン ディーゼル) 2000 AT FR 19.4 79.4% 15.4
5 3シリーズ (セダン ディーゼル) 2000 AT FR 19.4 78.4% 15.2
6 ゴルフ ヴァリアント 1200 DCT FF 21.0 70.5% 14.8
7 ゴルフ 1200 DCT FF 21.0 69.5% 14.6
8 X3 (ディーゼル) 2000 AT 4WD 18.6 72.0% 13.4
9 パサート ヴァリアント 1400 DCT FF 20.4 64.7% 13.2
10 フィエスタ 1000 DCT FF 17.7 73.4% 13.0
 
●輸入車部門 1位 フォルクスワーゲン up!(アップ!)
輸入車部門の第1位には、3年連続でフォルクスワーゲン『up!』(16.8km/L)がランクイン。 2位にはボルボ『V40 D4』(15.8km/L)がランクイン。同車はデンソー製の高性能・超高圧インジェクター『i-ART』やアイシンAW製の高容量横置き8速ATといった日系サプライヤーのパーツを積極採用して、実用燃費とドライバビリティに優れた、クリーンディーゼルのパワートレーンを搭載しています。
3位にはフォルクスワーゲン『ポロ』(15.4km/L)と、BMW『3シリーズ(ステーションワゴン ディーゼル)』(15.4km/L)が同着でランクイン。
近年、輸入車カテゴリーにおいては「ダウンサイジング・ターボ」のガソリン小排気量・過給エンジンに代わり、クリーンディーゼルがエコカーの主役に躍り出してきているような結果になっています。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼カタログ燃費達成率部門

順位 車種名 排気量(cc) T/M 駆動方式 JC08燃費(km/L) JC08達成率 e燃費(km/L)
1 ランドクルーザープラド (ディーゼル) 2800 AT 4WD 11.8 92.4% 10.9
2 パジェロ (ディーゼル) 3200 AT 4WD 10.0 92.0% 9.2
3 86 2000 AT FR 12.4 89.5% 11.1
4 ゴルフ 1400 DCT FF 16.4 83.5% 13.7
5 アクセラスポーツ (ディーゼル) 1500 AT FF 21.6 81.0% 17.5
6 レヴォーグ 2000 CVT 4WD 13.2 80.3% 10.6
7 デリカD:5 (ディーゼル) 2300 AT 4WD 13.6 80.1% 10.9
8 スイフト 1200 CVT FF 20.6 79.1% 16.3
9 V40 D4 2000 AT FF 20.0 79.0% 15.8
10 CR-Z 1500 CVT FF 22.8 78.5% 17.9
 
●カタログ燃費達成率部門 1位 ランドクルーザープラド(ディーゼル)
カタログ燃費達成率部門の1位にはトヨタ『ランドクルーザー(ディーゼル)』がランクイン。
2位には三菱『パジェロ(ディーゼル)』、3位にはトヨタ『86』がランクインする結果となりました。
カタログ燃費達成率部門はカタログ燃費が相対的に低い輸入車や、トヨタ『ランドクルーザープラド』(達成率92.4%)、三菱『パジェロ』(達成率92.0%)などのように、走行抵抗や車重の面でカタログ燃費計測では不利になりやすいモデルが上位を占め、全体的にディーゼル勢の健闘も目立ちます。また、2017年1月で販売終了となったホンダ『CR-Z』(達成率78.5%)も10位にランクインし、ハイブリッド車の底力を見せました。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼ディーゼル車部門

順位 車種名 排気量(cc) T/M 駆動方式 JC08燃費(km/L) JC08達成率 e燃費(km/L)
1 デミオ (ディーゼル) 1500 AT FF 26.4 73.5% 19.4
2 CX-3 1500 AT FF 23.0 77.4% 17.8
3 アクセラスポーツ (ディーゼル) 1500 AT FF 21.6 81.0% 17.5
4 V40 D4 2000 AT FF 20.0 79.0% 15.8
5 3シリーズ (ステーションワゴン ディーゼル) 2000 AT FR 19.4 79.4% 15.4
6 3シリーズ (セダン ディーゼル) 2000 AT FR 19.4 78.4% 15.2
7 アテンザワゴン (ディーゼル) 2200 AT FF 20.0 71.5% 14.3
8 アテンザセダン (ディーゼル) 2200 AT FF 20.0 71.0% 14.2
9 CX-5 (ディーゼル) 2200 AT FF 18.4 75.0% 13.8
10 X3 (ディーゼル) 2000 AT 4WD 18.6 72.0% 13.4
 
●ディーゼル車部門 1位 マツダ デミオ(ディーゼル)
一昨年より新設されたディーゼル車部門はマツダ『デミオ XD』が3年連続1位に輝きました。実燃費は昨年同様の19.4km/Lと、20km/Lの大台も目前にまで迫っています。2位はマツダ『CX-3 XD』(17.8km/L)、3位もマツダ『アクセラスポーツ XD』(17.5km/L)と、マツダが上位を総なめにするという結果になりました。
輸入車勢のクリーンディーゼル搭載車の健闘ぶりも見られ、このカテゴリーの実燃費も全体に高く、熾烈な争いが繰り広げられています。
昨今、電動パワートレーンを搭載する電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHV/PHEV)が社会的に注目されることが多くなりましたが、ランニングコストが安く環境にも優しい、クリーンディーゼルの動向にも注目です。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼総合部門

順位 車種名 排気量(cc) T/M 駆動方式 JC08燃費(km/L) JC08達成率 e燃費(km/L)
1 プリウス 1800 CVT FF 37.2 67.5% 25.1
2 アルト 660 CVT FF 37.0 63.5% 23.5
3 アクア 1500 CVT FF 33.8 67.2% 22.7
4 フィット (ハイブリッド) 1500 DCT FF 31.4 69.7% 21.9
5 カローラフィールダー (ハイブリッド) 1500 CVT FF 33.0 66.1% 21.8
6 ミライース 660 CVT FF 35.2 61.6% 21.7
7 ワゴンR (ハイブリッド) 660 CVT FF 32.4 65.1% 21.1
8 シャトル (ハイブリッド) 1500 DCT FF 34.0 61.2% 20.8
9 ハスラー 660 CVT FF 29.2 69.2% 20.2
10 ワゴンR 660 CVT FF 28.4 70.8% 20.1
 
●総合部門 1位 トヨタ プリウス
総合部門の栄えある第1位には、トヨタ『プリウス』(25.1km/L)がランクイン。同車はハイブリッド車部門でも1位に輝いており、他車を圧倒する燃費の良さを見せています。2位にはスズキ『アルト』(23.5km/L)、3位にはトヨタ『アクア』(22.7km/L)がランクインしており、今回の総合ランキングはランキングした10台すべてが20km/L を上回る実用燃費を達成しています。しかしその一方で、カタログ燃費達成率はどの車種も60%前後となっており、カタログ燃費と実燃費の乖離についての問題は依然として見受けられます。

2016年は燃費偽装問題が大きな社会問題となり、より実燃費に近い、新しい燃費表示方法の導入検討が国土交通省によって進められています。今後はこれまで以上に、実燃費の重要性と「より実燃費に近い、カタログ燃費の表示」が進んでいくと考えられます。

2017年はどのような省燃費技術や、新たな燃費表示方法が登場するのでしょうか。今後とも「e燃費」にぜひご注目下さい。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

【アワード・ランキング集計基準】

■「e燃費アワード」集計基準

  • 集計に当たっては、現実的に考えられない1トリップ走行距離・給油量・燃費などの数値は除外しています(故意による悪質投稿を防ぐため、これらの閾値は非公表)。
  • 集計対象期間内に、新車購入が可能な車両(期間中に販売が終了した車両も含む)のみを集計対象としています。
  • グレードや外装が異なっていても、車両型式およびカタログ燃費値が同一のものは同一車種(例: プリウス=プリウス G’s、ムーヴ=ムーヴカスタムなど)として扱っています。
  • 「e燃費(=実燃費、単位はkm/L)」が同値の場合は、カタログ燃費達成率(%)の高い方を上位としています。

■「e燃費ランキング」集計基準

  • 「e燃費」が発表する車種別実燃費データ(=「e燃費ランキング」「e燃費アワード」)は、全国の「e燃費」ユーザーの実燃費データを車両型式ごとに集計したものです。しかしデータの中には、入力ミスなどによるイレギュラーな数値、非現実的な数値が混在しています。それらを除外するために、給油量、走行距離などに一定の基準を設け、それをクリアしたデータのみを集計対象としています。
  • 統計的に充分なデータを確保できた車種のみを発表していますので、ユーザー数が少ない車種や信頼区間(※1)の幅が大きすぎる車種については、ランキングの対象から外れています。また「e燃費」における車種は、国土交通省登録の型式を基準とし、そこから更に燃費に大きな影響を与えるトランスミッションの種類、過給器の有無、駆動方式で区別しています。また、「e燃費」の車種別燃費データの信頼性を表すための指標として、それぞれの車種の信頼区間と標本分散(※2)の値を参考値として表示しています。

※1信頼区間
「e燃費」の平均値と、実際に世の中を走っているクルマの本当の燃費の平均値に違いがあると仮定します。そのことを踏まえて、信頼区間とは、「e燃費」の平均値と本当の平均値が、一定の確率(信頼係数といい、ここでは 95%になっています)で同じ区間に入る場合の、その上限(下限)を求める手法です。

※2標本分散
標本分散は、標本データの「ばらつき」の度合いを表します。たとえば、どんな運転をしても燃費の変動が少ないクルマと、運転状況によって燃費が大きく変わるようなクルマのふたつの車種があったとします。仮に、これらふたつの車種の平均値がまったく同じであったとしても、データの分布はかなり異なっていることが想像されます。
どんな運転をしても燃費が一定のクルマならば、データは平均値付近に一点に集中しているでしょうし、運転の仕方で燃費が大きく変わるクルマならば、データは薄く広く散らばっているかもしれません。このように、おなじ平均値にもかかわらず分布が異なるケースをあらわす場合には、散らばりの尺度を用いなければなりません。分散は、その散らばりの度合いをあらわすものです。値が小さいほど、データは平均値付近に集中しています。

■「e燃費(イーネンピ)」とは

「e燃費」はクルマの燃費をスマートフォンやPCから登録し、マイカーをオンラインで管理する“楽しく節約、楽しくエコロジー”するサービスです。実燃費のランキングを初めとして、全国のスタンド情報、ユーザー同士のクチコミ情報など、様々なコンテンツが用意されています。スマートフォンアプリでは面倒な数値入力が不要で、レシートやオドメーターの画像を撮影して送るだけで燃費登録が可能となっています。

また「e燃費」では、電気自動車(EV)用の充電スタンド検索サービスも提供するとともに、全国の燃料電池車(FCV)向け水素ステーションデータベースも公開しています。

URL:http://e-nenpi.com/

■実燃費データについて

「e燃費」では、過去15年分にわたる全国の実燃費データを保有しており、そのレコード数も累計1300万件を超えています。今回のアワードのような集計だけでなく、研究開発やマーケティング、統計資料作成や各種調査などに「e燃費」の実燃費データをご活用頂くことも可能です。

データのご提供に関しましては、こちらより、必要事項を明記の上、お問い合わせください。

■本リリースに関するお問合せ
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