株式会社イード

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『e燃費アンケート2016-2017』を発表
「燃費満足度」の最重要ファクターは「実燃費」、ユーザーが求める燃費表示は「実燃費+走行シーン別」、電気自動車購入時の最重要ファクターは「エコノミー」

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株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋)が運営するマイカー燃費管理サービス「e燃費(イーネンピ)」(http://e-nenpi.com/)は、同サービスのユーザーを対象に行った燃費意識調査等を集計・分析した調査レポート『e燃費アンケート2016-2017』を発表いたします。

『e燃費アンケート2016-2017』では、「e燃費」サービスの登録ユーザーに対して、以下の「調査結果概要」に記載されている内容で調査を行なっております。本年度は「燃費満足度の構造分析」「ユーザーが求めるカタログ燃費表記」「エアコンの燃費影響」「省燃費のための装備・機能活用」「電気自動車(EV)の購入検討」をトピックスとして意識調査を行いました。

■調査概要

調査目的:
「e燃費」で把握済みの車型や平均燃費などと、以下の「調査内容」との関連性を把握し、回答者心理や実態に関する考察を行いました
調査内容:

従来調査項目
クルマの利用状況/普段の運転行動/高速道路の利用実態/ エコドライブ実践の動向/次期購入検討としての状況の把 握/燃費に関する満足度/他

新規調査項目
燃費満足度の構造分析/ユーザーが求めるカタログ燃費表記 /エアコンの燃費影響/省燃費のための装備・機能活用/電気自動車 (EV)の購入検討

調査時期:
2016年12月〜2017年1月
調査対象者:
「e燃費」登録ユーザー
調査方法:
PCおよびモバイル端末(スマートフォン・フィーチャーフォン等)でのWebアンケート調査
有効回答者数:
6,554サンプル
価格:
100万円(税別)
内容:
調査レポート、GT表(Grand Total:質問項目に対する集計)、アンケート回答RAW DATA(*1)などの資料一式をご提供させていただきます
(*1)RAW DATA(ローデータ)とは、1サンプル1行で表現され、アンケート回答者一人一人がどの質問項目に対してどのように回答しているのかが分かります。
※『e燃費アンケート2016-2017』の調査企画書(本年度調査の概要と歴代調査の一覧)につきましては、無償でご提供させていただきます。

調査結果のご購入、調査企画書のご希望に関しては、こちらより、必要事項を明記の上、お問い合わせ詳細欄に「e燃費アンケート調査企画書を希望」とご記入いただきお問い合わせください。

■分析方法

  1. 1. 回答データと「e燃費」登録データ・ログデータを結合し、実燃費と関連付けて分析を実施しました。
  2. 2. 特に実燃費との差に対する理解と意識については、e燃費ログデータを活用して行いました。

【e燃費アンケート2016-2017 結果概要】

■燃費満足度の構造分析

ユーザーの「燃費満足度」を目的変数、「カタログ燃費達成率」「市街地/高速走行時」等の個別満足度を説明変数として、重回帰分析を行い両者の関係を調査しました。 全体で見ると、「燃費満足度」の寄与度は「実際の燃費(絶対値)」が最も高く、次いで、「実燃費の経時変化」「夏場のエアコン使用時」「市街地走行時」といった要素の影響が大きいことが分かりました。

■ユーザーが求めるカタログ燃費表記

2018年導入予定の新燃費基準WLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure: 乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)に関する意識や、「高速/混合/市街地」のパターン別燃費表示ニーズ、および燃費不正に関する意識を調査しました。

全体として「実燃費に近い値を表示し、かつ走行シーン別に表示すべき」と回答した人が46.0%と最も多く、「高速/混合/市街地」のパターン別燃費表示ニーズが強いことが分かりました。

これは2016年5月に発生した燃費不正問題の際に、メディアでもしばしば「EPA(米国環境保護庁)が採用している燃費表示方法が、実際の自動車利用における実燃費と近いので参考になるのでは」と取り上げられることもあり、EPAの燃費表示方法の良さが世間に知られるようになったのではないかと考えられます。

また、 「現状のままで良い」と回答したのは全体の8.7%しかなく、回答者のほとんどが現状のJC08モード燃費表示に対して肯定的で無い ことが分かりました。

■電気自動車(EV)の購入検討

環境や燃費に対して関心の高い「e燃費」サービスの登録ユーザーに対して、次期購入車として電気自動車を検討している方に、「なぜ電気自動車(EV)で検討しているのか」という検討理由を調査しました。」「外国車」が並びますが、いずれにしてもSUVの25.8%には及びません。

その結果、検討理由は「ガソリン代がかからない」が69.3%と最も多く、次いで、「静粛性が高い」(45.5%)、「自宅で充電できる」(44.8%)の順となりました。

電気自動車は「エコロジーで地球環境に優しい」というイメージが先行しますが、実際の購入には「経済的なファクターが最重要」であることが分かりました。

■その他調査結果、詳細情報

『e燃費アンケート2016-2017』をご用命頂き、本レポートにてご確認ください。

【e燃費とは】

「e燃費」はクルマの燃費を携帯電話・スマートフォンから登録し、マイカーをオンラインで管理する“楽しく節約、楽しくエコロジー”するサービスです。実燃費の計測、全国のスタンド情報、ユーザー同士のクチコミ情報など、様々なコンテンツが用意されています。

その他にも「e燃費」では、ガソリン車だけでなく電気自動車(EV)をはじめとする、次世代自動車に関するサービスのご提供や調査レポートも行っております。

e燃費は今後とも「クルマ」「エコ」「社会」などをテーマに情報発信し、皆様のエコカーライフを応援してまいります。

URL:http://e-nenpi.com/

■本リリースに関するお問合せ
担当:e燃費事業部 石原正義 問合せ窓口はこちら
■取材などのお問合せ
広報担当 渡邊 問合せ窓口はこちら
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〒163-0228 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル28階
URL:http://www.iid.co.jp/

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