株式会社イード（本社：東京都新宿区、代表取締役：宮川 洋、以下、イード）は、バーチャルリアリティ（以下、VR）市場に本格参入いたします。

2016年は「VR元年」と呼ばれ、「Oculus Rift（オキュラス リフト）」（※1）や「PlayStation VR」（※2）などVRに対応した機器が多数発売を迎えます。ゴールドマン・サックスの調べ（※3）によると、VR関連のソフトウェア市場は2025年には350億ドル規模に成長すると予測されています。

イードではVRに関するサービスの第一弾として、株式会社シータ（本社：東京都中野区、代表取締役CEO：鈴木 雅彦　以下、シータ）と業務提携を行い、アイドルの実写映像に特化した高品質なVR映像配信プラットフォーム「EINYME（エイニーミー）」（URL：http://einy.me/）を、本日公開いたしました。公開されている映像では、アイドル達が実際に目の前に存在するように感じられる新しい体験を提供いたします。さらに、ヘッドフォンを使用することで臨場感があふれる立体音響でも楽しむことができます。

「EINYME」はVR映像配信プラットフォームとして、自社制作コンテンツの配信のみならず、他社制作によるコンテンツ配信にも広げてまいります。また、PC以外の提供環境についても準備を進めてまいります。

※1：Oculus VR社が提供するVRヘッドセット

※2：ソニー・インタラクティブエンタテインメントが提供するPlayStation4対応のVRヘッドセット

※3： 2016年1月 Goldman Sachs Global Investment Research調べ

■今回の業務提携について

イードは、コンテンツマーケティング企業として「iid-CMP（iid Content Marketing Platform）」をビジネスの基盤となるプラットフォームとして位置付け、顧客・ユーザに対してマーケティングサービス、コンテンツを提供しております。現在では、20ジャンル48メディアを運営し、メディアプラットフォームの運営ノウハウを蓄積するとともに、多業種における顧客へのマーケティングサービス、コンテンツ支援を実施してまいりました。

一方、シータは、高品質な3D対応のVR映像の制作技術に優れ、実写VRコンテンツが本来の意味での「仮想現実」となるために欠かせない立体視・立体音響を備えたコンテンツの制作技術と配信技術により、これまで数多くの案件に携わってきました。

本提携では、シータのVR映像撮影・コンテンツ技術力と、イードのコンテンツマーケティング事業ノウハウを組み合わせることにより、VR映像を活用したメディアビジネスやプロモーション企画を共同で展開するとともに、さらに高品質なVR映像制作の共同研究にも取り組んでまいります。

■VR映像プラットフォーム「EINYME」（エイニーミー）について

「EINYME」（http://einy.me/）は、アイドル映像に特化した実写VRコンテンツを配信するプラットフォームとなっており、アイドル達とVR空間で触れるような、ドキドキ体験ができる映像を配信していきます。無料会員登録の後、パソコンでコンテンツをダウンロードすると、「Oculus Rift（オキュラス リフト）」または「Gear VR（ギア ブイアール）」（※4）にて視聴可能となります。現在、一部のコンテンツを無料配信中です。

※4：「Gear VR」：サムスンの「Galaxy S6」以降に対応したVRヘッドセット

イードでは本提携を皮切りに、実写VR映像の制作および販売プラットフォームの領域でナンバーワンを目指すとともに、メディアビジネスにおけるVR技術の活用を進め、2025年には350億ドル規模に成長すると予測されている VRソフトウェア市場に積極的に展開してまいります。

■本リリースにおける企業概要

◆株式会社イード

• 本社：東京都新宿区西新宿二丁目6番1号
• 設立：2000年4月28日
• 代表者：代表取締役　宮川 洋
• 資本金：853百万円
• 事業内容：メディア事業、リサーチ事業、メディアコマース事業
• URL：http://www.iid.co.jp/

◆株式会社シータ

• 本社：東京都中野区本町二丁目１番８号　ＹＳガーデン704
• 設立：2016年１月6日
• 代表者：代表取締役CEO　鈴木 雅彦
• 資本金：580万円
• 事業内容：VR映像制作、VR映像配信
• URL：http://www.thetacorp.jp/