『e燃費アンケート2015-2016』を発表
実用燃費10%向上するメーカー純正のオプション装備の最適価格、ユーザー回答平均は10,452円
株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋)が運営するマイカー燃費管理サービス「e燃費(イーネンピ)」(http://e-nenpi.com/)は、同サービスのユーザーを対象に行った燃費意識調査等を集計・分析した調査レポート『e燃費アンケート2015-2016』を発表いたしました。
『e燃費アンケート2015-2016』では、e燃費ユーザーに対して以下の「調査結果概要」に記載されている内容で調査を行なっております。本年度は、「実燃費向上オプション受容価格」「燃費満足度」「クリーンディーゼル」をトピックスとして意識調査を行いました。
【調査結果概要】
- 調査目的:
- 「e燃費」で把握済みの車型や車の平均燃費などと、以下の「調査内容」との関連性を把握し、回答者心理や実態に関する考察を行う
- 調査内容:
従来調査項目
クルマの利用状況/普段の運転行動/高速道路の利用実態/エコドライブ実践の動向/次期購入検討としての状況の把握/燃費に関する満足度/他新規調査項目
実燃費向上オプション受容価格/燃費満足度/クリーンディーゼル/空調設定- 調査時期:
- 2015年12月〜2016年1月
- 調査対象者:
- 「e燃費」登録ユーザー
- 調査方法:
- PCおよびモバイル端末(スマートフォン・フィーチャーフォン等)でのWebアンケート調査
- 有効回答者数:
- 6,412サンプル
- 価格:
95万円(税別)調査企画書に加えて、レポート、GT表、アンケート回答RAWデータなどの資料一式
※なお、『e燃費アンケート2015-2016』の調査企画書(調査概要と結果概要および調査票)につきましては、無償でご提供させていただきます。
- 調査目的:
- 「e燃費」で把握済みの車型や車の平均燃費などと、以下の「調査内容」との関連性を把握し、回答者心理や実態に関する考察を行う
- 調査内容:
従来調査項目
クルマの利用状況/普段の運転行動/高速道路の利用実態/エコドライブ実践の動向/次期購入検討としての状況の把握/燃費に関する満足度/他新規調査項目
実燃費向上オプション受容価格/燃費満足度/クリーンディーゼル/空調設定- 調査時期:
- 2015年12月〜2016年1月
- 調査対象者:
- 「e燃費」登録ユーザー
- 調査方法:
- PCおよびモバイル端末(スマートフォン・フィーチャーフォン等)でのWebアンケート調査
- 有効回答者数:
- 6,412サンプル
- 価格:
95万円(税別)調査企画書に加えて、レポート、GT表、アンケート回答RAWデータなどの資料一式
※なお、『e燃費アンケート2015-2016』の調査企画書(調査概要と結果概要および調査票)につきましては、無償でご提供させていただきます。
調査結果のご購入、調査企画書のご希望に関しては、こちらよりご所属・ご連絡先を明記の上、お問い合わせください。
■分析方法
- 1. 回答データと「e燃費」登録データ・ログデータを結合し、実燃費と関連付けて分析を実施する。
- 2. 特に実燃費との差に対する理解と意識については、e燃費ログデータを活用して行う。
【e燃費アンケート2015-2016トピックス質問項目 結果概要】
- ■実燃費向上オプション受容価格PSM(Price Sensitivity Measurement)分析
-
PSM分析は、消費者がある銘柄の品質に不安を持ち、他の銘柄で代用しようとする価格(=低価格の限界値)と、値段が高すぎるので他銘柄にしようと考える価格(高価格の限界値)の間を、値付けにおける絶対的な限界値の範囲として定義する分析手法です。
被験者には、商品に対して個々の4つの価格(「安すぎて品質に不安」「安いと感じる」「高いと感じる」「高すぎて買わない」)を答えてもらい、すべての被験者の数値を百分率分布でグラフ化しています。
今回の調査では、「実用燃費が10%向上するメーカー純正のオプション装備の最適価格」について質問。全ユーザーの回答平均から得た最適価格は10,452円でした。また受容価格帯は9,773円から17,262円という結果に。その他セグメント別などの分析は、本レポートに収録しています。
- ■燃費満足度
-
「燃費満足度」は、現在のマイカーの実用燃費にどの程度充足感を得ているかを聞くものですが、今回は「その満足度を構成する要素は何か?」というところまで踏み込んで調査を行いました。具体的には、「燃費満足度」を目的変数、「カタログ燃費達成率」「エアコン使用時の実燃費」「市街地/高速走行時」などの個別満足度を説明変数として、重回帰分析を行い、個別項目と燃費満足度との関係を見ています。この調査により、燃費満足度に影響を与えている項目(満足度を構成する要素)が明確化されました。
全体で見ると、寄与度は「カタログ燃費達成率」が23.3で最も高く、次いで、「実燃費の掲示変化」「市街地走行時」「夏場のエアコン使用時」といった要素が「燃費満足度」への影響が大きいことが分かります。
また、算出された各項目の寄与度にそれぞれの満足度(「満足」+「やや満足」のTOP2構成比)を乗じた数値を項目別のスコアとし、その合計値を燃費満足度スコアとして算出しました。
全体で見ると、寄与度が高いが、満足度の低い「カタログ燃費満足度」「夏場のエアコン使用時」の満足度を向上することで、全体の満足度向上へ繋がると考えられます(共に「どちらでもない」比率が3割程度なので向上の余地はあると考えられます)。
また、寄与度が高く、「どちらでもない」比率の高い「実燃費の経時変化」については、更なる満足度向上へ繋がる可能性が見られます。
- ■クリーンディーゼル
-
クリーンディーゼル所有状況セグメント別に見ると、「現在所有している」率が最も高いのはSUV(Sport Utility Vehicle:スポーツ用多目的車)となりました。次いで、「小型ハッチバック系」「商用車・その他」「外国車」が並びますが、いずれにしてもSUVの25.8%には及びません。
クリーンディーゼル非所有者のクリーンディーゼルに対するイメージは、どのセグメントでも同じような分布を見せています。「トルク(加速力)がある・走りが良い」「燃料代が安く経済的」がそれぞれ20~30%を占めており、「燃費が悪い」「排ガスが多く環境に悪い」というマイナスイメージはそれぞれ4~10%と少ない値でした。クリーンディーゼル 所有者のイメージ購入前/購入後のイメージ変化で顕著なのは「トルクがある・走りが良い」といったドライバリティイメージの向上が見られました。
クリーンディーゼル燃費満足度は、全セグメントを通して非常に高い数値となっています。「非常に満足」「満足」のTOP2が、どのセグメントでも70~80%を占めていて満足度の高さが伺えます。
【e燃費とは】
e燃費はクルマの燃費を携帯電話・スマートフォンから登録し、マイカーをオンラインで管理する“楽しく節約、楽しくエコロジー”するサービスです。実燃費の計測、全国のスタンド情報、ユーザー同士のクチコミ情報など、様々なコンテンツが用意されています。
その他にもe燃費では、ガソリン車だけでなく電気自動車(EV)をはじめとする、次世代自動車に関するサービスのご提供や調査レポートも行っております。
e燃費は今後とも「クルマ」「エコ」「社会」などをテーマに情報発信し、皆様のエコカーライフを応援してまいります。